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    元スレ妹「兄さんって呼ばせて下さい」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×4
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    651 :

    ひゃっはー

    652 :

    お兄さんもいいけどお兄ちゃんも捨てがたい

    657 :

    みたかー

    658 = 642 :

    捕手

    661 :

    久々に>>1がきちんと書き続けているSSスレ見た気がする

    662 :

    仮眠のつもりがかなり寝てしまいすみまそん。。
    今から、後半部分の詳細プロット作成します。
    出来次第すぐに執筆の方に入らせて頂きまする。
    もうしばらく、お時間下さい。

    665 :

    きたああああああああああああ

    666 :

    きたああああああああ

    667 :

    何年か前に妹を殺して乳を切り取ってタッパに詰めてた兄の事件があったけど
    あれって結局どんな判決がでたの?

    670 = 662 :

    ──車内

    「どうだ、最近の調子は」

    「おかげさまで順調です」

    「昇格した当初こそ、うまくいかないことも度々ありましたが」

    「今では、何とかやれているという実感があります」

    「ふむ……それはいい兆候だ」

    「社内でも君の評判はすこぶる良いし」

    「今のところ、何の問題もないな」

    「ありがたい話ですね」

    「……どうだ、あの話は考えてくれたか?」

    「……それは」

    「君にとっては重圧かもしれないが」

    「私は、それを成し遂げる才を君が持ち得ていると考えている」

    「……でも、いいんでしょうか」

    671 = 662 :

    「何が問題だ?」

    「…………」

    「引け目を感じる必要などないのだよ」

    「結果も残しているし、誰も不満には思わないだろう」

    「会社の人間はそうでしょう……でも」

    「……やはり、死んだ息子のことか」

    「……はい」

    「それは、私が口に出来る範疇のことではないな……」

    「……息子と君だけの問題だ」

    「…………」

    「もうしばらく、検討していてくれ」

    「出来るだけ前向きにな」

    「すみません、お時間を取らせてしまい……」

    「いいんだ。今でも、君は十分にやってくれているよ」

    672 :

    見た瞬間きた

    673 :

    >>672
    同じく

    674 = 662 :

    「何が問題だ?」

    「…………」

    「引け目を感じる必要などないのだよ」

    「結果も残しているし、誰も不満には思わないだろう」

    「会社の人間はそうでしょう……でも」

    「……やはり、死んだ息子のことか」

    「……はい」

    「それは、私が口に出来る範疇のことではないな……」

    「……息子と君だけの問題だ」

    「…………」

    「もうしばらく、検討していてくれ」

    「出来るだけ前向きにな」

    「すみません、お時間を取らせてしまい……」

    「いいんだ。今でも、君は十分にやってくれているよ」

    675 = 662 :

    「……内緒です」

    「社長の私にも言えないのか?」

    「ここからは、ただの息子と父の関係ですからね」

    「それを言われると、強気に出れんな……」

    「まあ、後少しの辛抱です。すぐに分かる事ですよ」

    「楽しみにしてるよ」

    「さて……そろそろ着きそうですね」

    「ん、頭を切り替えんとな」

    「はい」

    「……ただ」

    キキッ……。

    「……着きましたね」

    676 = 662 :

    ガチャ……。

    「どうぞ、父さん。お降りください」

    「はは、ありがとう」

    「……で、今、何を言いかけたんだ?」

    「……その」

    「ん?」

    「……そろそろ一年経ちますね」

    「……あ」

    「そういうことか……」

    「…………」

    「分かっている……余り、考えたくはないがな」

    「はい……」

    「……よし、開けるぞ? 心の切り替えはいいか?」

    677 = 662 :

    「……ん、大丈夫です」

    「ならば問題ない」

    ガチャン……。

    「ただいまぁー」

    「……あ」

    たったったったっ……。





    「お兄ちゃん、おかえりっ!!」




    679 = 678 :

    さる?
    え?おわり?

    681 = 662 :

    ──リビング

    パーンパーンっ!

    「うわっ……」

    「誕生日おめでとうっ!」

    「お、お兄ちゃん……ありがとうございます」

    父親「おめでとう」

    母親「ふふ、おめでと」

    「お父さん、お母さんも、ありがとう……」

    「しかし、今日は豪勢な料理だね」

    父親「七面鳥の丸焼きなんて、ほんと久しぶりに見たな」

    母親「この子も手伝ってくれたんですよ」

    「ちょっとだけですけどね」

    父親「なんだ、誕生日の本人も料理に参加したのか」

    母親「もちろん、私はしなくていいって言ったんですけど……」

    682 = 662 :

    「でも……やっぱり、悪いですから」

    「何だ、まだ家族に遠慮してるのか?」

    「……だって、その」

    母親「いいじゃない。私は凄く助かったんだから、ね?」

    「まあ、そうだけど」

    「よし、早速、ご飯にしよう」

    「おいしそうな料理を温かいうちに食べないと罰が当たるからな」

    「そうですね……でも、その前に」

    「ん?」

    「父さん、もう忘れてるのか?」

    「あ……ああっ、そうだった!」

    「しっかりしてくれよ? ほんと、歳なんじゃないのか?」

    「やかましい……」

    「ええと……」

    683 = 662 :

    「お父さん、早く」

    「ん……妹、誕生日おめでとう」

    「あ、はい」

    「それで、家族の皆からプレゼントを渡したい」

    「……えっ」

    「私からはこれだ。色々、迷ったんだがな……」

    「……あの、開けても?」

    「もちろんだ」

    ガサガサ……。

    「……あっ……腕時計……」

    「うむ。どうだ? 気に入ってくれたか?」

    「は、はいっ……すごく、可愛いです……」

    「でも、歳の割には、ちょっと可愛すぎるかもな」

    「……あっ……そ、そうか……」

    684 = 662 :

    「お、お兄ちゃんっ! 大丈夫ですよっ! 全然、付けられますからっ!」

    「それならいいんだが……」

    「じゃあ、私からこれね……よいしょ……」

    「お、大きいですね」

    「うん」

    ガサガサ……。

    「最新型のフードプロセッサー!」

    「なんだよ、それ……」

    父親「おい、自分のために買ったんじゃないだろうな……」

    「違いますよ。この子、料理がとっても好きみたいだから」

    「ありがとうございますっ! しかも、赤で可愛いっ!」

    「……思いの他、凄く喜んでるじゃん……」

    父親「なんだ……そういうので良かったのか……」

    685 = 662 :

    「うわぁ……夢広がるなぁ……」

    「……コホンコホン」

    「……あ」

    「そろそろ、大トリの出番だな」

    「お、お兄ちゃんも……?」

    「当たり前だろ。ほら」

    「……ええと」

    「いいから開けてみろ。喜ぶかは保証出来ないけどな」

    「う、うん」

    ガサガサ……。

    「……これ……もしかして……」

    「…………」

    686 = 662 :

    ……パカッ。

    「…………」

    「……指輪ね」

    「あ、ああ……」

    「ど、どうだ? もしかして……気に入らなかった?」

    「……ううん」

    「わたし……凄く、嬉しいですよ……」

    「うん……本当に……」

    「…………」

    「ありがとう……お兄ちゃんっ」

    687 :

    しえん

    688 = 662 :

    ──会社

    「さて、今日も一日、必死に汗をかかなければならないわけだが」

    「業務連絡の前に、皆に伝えておくことがある」

    「……よし、こっちに来てくれ」

    「……は、はい……」

    「本日づけで、われわれの部署に新しいメンバーが加わる」

    「主な業務は私専属の秘書みたいなものだが」

    「君らが忙しく困ったときにも、雑務などを手助けてしてくれるはずだ」

    「では、紹介しよう」

    「……新しい仲間、女さんだ。みんな拍手」

    パチパチパチ……。

    「これから、よろしくお願いしますっ!」

    689 = 662 :

    ──部長室

    「これが、今週中の私の予定表だ」

    「は、はい」

    「それと、今後のスケジュール管理は君に一存する」

    「何か問題や重複があった際には、その都度、私に聞いてくれればいい」

    「分かりました」

    「初めのうちは不慣れなことが多いはずだ」

    「だから、少しでも疑問が生まれたときには、すぐに私に聞くように」

    「了解です」

    「今の段階で、分からない事は?」

    「特に……ないですね」

    「よし、あとアポ無しの面談希望は基本断っていいからな」

    「あ、はい」

    「最近、本当に多いんだよ」

    690 = 662 :

    「このご時世だからこその、なりふり構わずの営業なんだろうが」

    「こちらからすれば迷惑この上ないのでな」

    「そうですね……」

    「あまりにもしつこい場合は、そのときに言ってくれ」

    「私の方で対処しておくから」

    「はい」

    「ん、まあ、こんなところかな?」

    「あとはもう、やってみない限りは分からないだろう」

    「私に聞きたいことはあるか?」

    「その……」

    「ん?」

    「す、凄いですね」

    「何がだ?」

    「私と面接のときから、お会いしていたじゃないですか」

    691 = 662 :

    「ああ。だから、君を採用した」

    「その時には、年齢も少し上ぐらいに見えましたし」

    「だから、ただの人事部の方だと思っていまして」

    「……まさか、部長さんだとは」

    「まぁ実際、かなり若いからな」

    「……その若さで部長ってことは、相当、やり手なんですね」

    「はは、違うよ。大きな声では言えないが……」

    「は、はい」

    692 = 662 :

    「実は、親の七光りなんだ」

    「……え?」

    「具体的には、父がこの社の社長ってこと」

    「そ、そうなんですか?」

    「だからはっきり言うと、ただのボンボンってやつだな」

    「……は、はぁ」

    「不甲斐ないところが多少見受けられるかもしれないが」

    「その時は、そういうことなんだなって、受け流してくれよ?」

    「わ、分かりました」

    「ん、なら、雑談は終わりだ。仕事を始めようか」

    「はいっ」

    693 = 680 :

    さるよけ

    694 :

    仕事中に読むんじゃなかった
    なんか泣けてきた

    695 = 662 :

    ちょい飯食ってる。書くの数分後から再開しますね。

    696 :

    ……やっと追いついた…

    697 :

    追いついただと・・・

    700 :

    やべぇ追いついた


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