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    元スレ少女「貴方のための娼館へようこそ。存分にお楽しみくださいませ」

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    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - だから愛しています + - メイド + - 悲しい + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    501 = 336 :

    >>497
    メイド「色を塗ってみたものの何もしない、なんて受身なことを言うお人なら私――嫌いになっちゃいますよ?」

    502 = 73 :

    俺は図書室から出た

    (そうだよな……、あいつの言うとおり)

    確かにこの生活も面白いと思い始めてたから、それをしっかりと自覚することはなかったけれど
    この五日間、心のどこかで早く醒めないかなと思っていたのも事実

    その気持に対して、俺は何もしていない

    (いやそれどころか)

    この生活のほぼ全てが受身だった
    最初だけ、あの子達を外へと出したけどそれっきりだ

    (あ……)

    そうだ、そこは自分からやっている
    初日から彼女達のところへいくまでの間――彼女達は朝食への参加もしなければ、姿を現すことも無かった
    しかし俺が外へ出してから、彼女達はこの屋敷を出歩くようになった
    これは変化ではないのか?

    503 = 334 :

    >>500
    そんな技術ねーww
    思ったよりカラフルな髪になってしまったが俺の精一杯のしえんです

    504 = 353 :

    >>503
    いいじゃねーか!でもあれだな1番と3番同じ色だから1番は茶髪でもいいと思う
    3番が緑でもいいと思うの。

    505 = 256 :

    三途の川の河原かな?

    506 = 83 :

    >>503
    クオリティーたかいじゃねーかおい

    507 = 73 :

    (物語が、そこで進展している)

    その後、彼女達との楽しい生活は続いたが

    (大きく設定が変わる事は無かった)

    ならそれはつまり

    (なにか俺がアクションを起こせば、何か変わる……?)

    ああ、そう考えられるならば
    さっきのメイドさんはものすごいヒントを俺に、与えてくれていたのだ

    (変えられる事……か。それはなんだ?)

    思考の方向が、決定された

    508 :

    >>503
    三は紺色じゃね?

    509 :

    >>503
    二がマミさん、三が杏子にしか見えない。

    510 = 353 :

    ツンデレは赤でもいいと思うんだ。うん。赤でお願いします

    511 = 334 :

    >>507
    セクロス!

    >>504>>508
    三は栗色にしたかったんだが何故か赤くなってしまったんだ

    512 :

    メイドさーーーん!!
    おっぱーーーーーーーい

    513 = 73 :

    あまり使わない頭をフル回転させながら、ゆっくりと階段を下りていく

    そして、玄関ホールにたどり着いた

    (していないこと、保留にしていること)

    それは大きく二つ

    (一つは、この屋敷に関して)

    あの扉をあけるということは、メイドにやんわり断られてからしていない
    そしてまた、主人の部屋に挨拶に行った事も、ない

    (もう一つは彼女達に関して)

    彼女達は何故こんなところにいるのか、それは一との会話で少しでそうになったものの
    これもまたやんわりと遮られていた

    (それと……)

    彼女達との、目合い

    514 = 256 :

    あの扉って出口の方?それとも、別館の方?メイドさんにやんわり断られたのは後者だっけ

    515 = 261 :

    >>514
    別館のほう

    516 = 73 :

    (しないとは言っても情に流されかけたり、じゃあといって手を出す事もしない)

    確かにいまだ手をだしていないが、それだっていつ崩れるか分からないのである
    曖昧なまま保留にしていることの、決定打だった

    彼女達はソレに関して立場をはっきりさせている
    なのに俺は……

    (どうする)

    やれるべきことは、いくつもあった
    なのにそれをしなかったのは俺の怠惰であり、そして

    (楽しくて……、踏み込めなかった俺の、弱さ)

    彼女達の楽しい生活を、壊したくなかったのだ

    517 = 288 :

    セクロスより目合いのがはるかにエロく聞こえる

    518 = 73 :

    だが決めなければならない
    ここまで考えて、何も行動を起こさないというのは、さすがに臆病にすぎる

    (だが何からはじめる?)

    すぐできる事、やりやすい事からはじめるべきか

    それとも彼女達の話に踏み込むべきか

    事の重要度は後者のほうが高い
    しかしそれを選択するのは、あまりに気が重かった

    (なら……まずはできること、から)

    屋敷について調べてみよう
    行っていない部屋を、訪ねてみよう

    519 = 334 :

    なんかホントにこんなゲームありそうだ

    520 = 73 :

    二度手間ではあったが、俺はもう一度三階へと上がる
    二つある廊下の左へと進んだ

    「向かい合って部屋が二つ、どっちがどっちだろう」

    どちらかがご主人様とやらの部屋で、どちらかがメイドの部屋

    「まあ間違えたところであのメイドさんだし、問題ないか」

    そう思って、適当にドアをノックしてみるのだが

    「誰もいない……?」

    悪いと思いつつドアノブをひねるが、しかし扉には鍵がかかっていた
    どうやら不在らしい

    「また後で来てみるか」

    開かなければしかたないので、俺は次なる扉へと向かった

    522 = 73 :

    玄関ホール
    一応確認してみたが、出入り口となる扉もまた、開かない

    (となれば、残るはこの扉か)

    別館へと続く扉の前に、俺は立っていた

    その横にある置物に、自然と目が移った
    二つの石が詰まれて、一つは落ちている

    「積み石なら、なんで一つ残してるんだろう」

    メイドは確か、こういうものだといっていたが
    やはり不自然だと思う

    「もし手詰まりになったら、これもちょっと見てみるか」

    とりあえず今はそれよりも分かりやすい、道がある
    俺はドアノブに手を掛けた

    523 = 375 :

    なんかこう、シャキーンシャキーンってハサミの音が聞こえてきそうな・・・・・

    525 = 310 :

    >>476
    あれ?
    何故か三が抜けてる

    526 = 256 :

    メイド・・・・・冥土?
    あと三途の川の石積むと川渡れるんじゃなかったっけ
    あんまり邪推しても良くないか
    とりあえず支援

    527 = 73 :

    扉はあっけなく、開いた
    でもそれはなんとなく予想されていたので、俺は驚かない

    「……?」

    踏み込んだ先は、大体2メートル四方程度の四角い小部屋

    「風除室か?」

    たしか、外の空気と中の空気が交わらないように、外と中の間に余分にスペースを設ける事が在る
    それは例えばオフィスビルだったり、寒冷地の一般住宅だったり

    すぐに風除室だとおもったのは、目の前にもう一つ扉があったから

    「行くか」

    俺はその扉も、開ける

    529 = 269 :

    今夜も寝かせてくれないのか?

    530 = 73 :

    瞬間、突然の光の変化に目がくらむ

    「な……」

    俺は何故か、年季のはいった木造の橋の上に立っていた
    空は暗く、紅い
    橋の下にはどうやら、川が流れているようだ

    「これは、どうしたもんかな」

    振り返ると扉があって、しかしソレより後ろは真っ暗で何も得ない
    見えるのは橋と、川と、空と――そして向こう側にある、更なる扉

    「いったいいくつ扉を作ってんだよ……」

    自分を落ち着けるように、大きめに独り言を言う
    そして、橋を渡って、その扉も開けた

    「もうやけくそだよ……」

    531 :

    追いついたぜ支援だぜ

    532 = 312 :

    >>503が見れない
    俺はマジでタヒればいい

    533 :

    パンツ脱いで読んでたらいつの間にか脱出ゲームになってた
    何を言ってるのか(ry

    534 = 256 :

    年季のはいった木造の橋の上
    空は暗く、紅い
    怖えええ、そもそも館とかだしなんか怖いぞ。少女達可愛いけど

    536 = 409 :

    >>503
    すげーかわいい、すげーかわいいんだけど
    なんでみんなちょっと巨乳なの?

    537 = 336 :

    >>536
    夢が詰まってるから

    538 = 268 :

    進んじゃだめだよな…

    539 :

    嫌な予感しかしない

    540 = 316 :

    だめだ、やめろ、もどるんだ

    541 = 73 :

    またも、風除室
    先ほどの部屋とそう変わりなかった

    「あれ」

    気づくと、入ってきたはずの扉は勝手に閉まっていた
    川の部屋に入るときもだったが、扉を開けてから中にはいるというステップが、どうにも曖昧だ

    「……」

    怖かった
    単純に俺は、怖かった
    足元が寒気にすくみ、体中がねっとりと汗ばむ

    「こ、ここまできたら、なあ」

    扉はあるから、多分戻ろうと思えば戻れる
    でも、それは……

    恐怖をかみ殺して、震える足を前に進めて、俺は更なる扉に手を掛ける
    来た時と同じであるならば、この先こそ別館のはずだ……

    542 = 484 :

    ストーブつけるか…

    543 = 256 :

    ホラーチックになってきたよ・・・怖い

    544 = 334 :

    五人と戯れていたのが懐かしい

    545 = 312 :

    >>542
    スボン履き戻せよ

    546 :

    ドライブ中に事故って生死の境目みたいな?

    547 = 288 :

    >>546
    黙ってろ

    548 :

    三途の川を自ら渡ってしまったのです

    549 = 409 :

    もう幼馴染とかどうでもいいから
    1~5とメイドさんといちゃつくラブコメでいいよ

    550 = 73 :

    扉を開くとそこは、大きな部屋だった
    シャンデリアによって部屋は明るく照らされている
    足元は自室にあったようなたかそうな絨毯が引かれ、調度品もまた逸品ぞろい

    しかし目を引くのは、正面の壁一面を全て多い尽くす巨大な窓

    そしてその前に置かれた、ソファと――

    そこにすわる、見覚えの在る少女

    「……・」

    生唾を飲み込んで、目を開く
    心臓はものすごい音を立てて警鐘を鳴らす

    扉を開いて覗き込んでいるだけだったのに気づき――こんどは入室が曖昧じゃないとも気づく
    そして俺は、部屋へと完全に入ったのだ


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