元スレ女「おや、良さげな仕事がありますねぇ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
51 = 1 :
コンコン、コン
剣士「・・・そっち引っ張っていいぞ」
弓「ああ・・・っしょっと・・・」
剣士「・・・よし、あとは固定して・・・」
弓「・・・」
魔術師「そっれでは、いきます・・・」
女「・・・」
魔術師「・・・“アイス”!」
シュボッ
女「おおっ」
ゴォオオオ・・・
女「すごいっすね!そんじょそこらの魔道士には出せない火力っすよこれ」
魔術師「えへへ・・・そう?ふふ、でも下級だし、自慢できることでもないわ」
女「・・・ところでどうして詠唱がアイs」
魔術師「さあさあ、火が周りに移らないように整えないと!」
女「あ、うっす」ゴソゴソ
52 = 30 :
おそい
53 :
久しぶりー!
54 = 1 :
ゴォオ・・・
女「・・・あったかい・・・」
魔術師「そうねぇ・・・眠くなっちゃう・・・」
女「・・・あはは、いいんすかね?任務さぼって火にあたってて」
魔術師「ふふ・・・だめかも・・・でも迎撃だから、大丈夫なんじゃない?」
女「本当っすか?」
魔術師「・・・いや・・どうなんだろう・・・あはは」
女「あはは」
ぐぅぅぅ・・・
女「・・・」
魔術師「あ・・・お腹空きました?」
女「・・・やはは、お恥ずかしい・・・」
魔術師「もう夕方ですものね、そろそろ準備しましょっか?」
女「そうしてくれると嬉しいです・・・」
魔術師「ふふ、良いの、私もお腹すいちゃったし」
55 = 1 :
剣士「おーい・・・テント準備できた・・・」
魔術師「あ、はーい・・・それじゃあ夕食にしましょうか」
剣士「そうだな・・・そうしよう」
弓「・・・腹減った・・・」
女「腹減ったー」
弓「・・・ッ・・・」
ゴソゴソ・・・パラリ
女「・・・おじゃましまーっす・・・」
剣士「・・・ここは俺ら班のテントだから、挨拶はいらないだろう」
女「い、いやーなんとなくしなきゃいけないかなーっと」
弓「(バカらしい・・・)」
魔術師「おじゃましまーす」
剣士「・・・」
弓「・・・」
女「ほらほら、こんな感じになりますよね?」
魔術師「え?何?なんの話・・・?」
56 = 1 :
ザラザラザララ・・・
剣士「・・・これが、今夜の食事だ」
女「・・・」
魔術師「・・・質素ですね?」
剣士「ああ、想像以上に・・・だが、仕方ないだろう」
女「・・・肉が足りない・・・」
剣士「燻製干し肉なら少しあるが・・・」
女「・・・生を焼いた・・・ステーキが・・・」
剣士「・・・そんなものはさすがに・・・」
弓「・・・食いたきゃ自分で獲りにいけよ、バカらしい・・・」
女「!」
剣士「・・・」
魔術師「あ、あの・・・弓さん、少し言いすぎじゃ・・・」
弓「何しにこの任務に来たんだよ・・・ったく・・・説明会場でも変な質問するしよ・・・」
女「・・・」
弓「装備は軟弱だし・・・食い気だけは一人前かよ」
女「・・・」
魔術師「・・・弓さん・・・」
女「・・・わかりました・・・」スッ
剣士「・・・おい、どこに行く」
女「・・・ちょっと・・・外に」パラッ
魔術師「あ、あの・・・女さんっ・・・」
弓「・・・」
57 :
俺は期待している
58 :
叩かれすぎわろたwwwwww
内容とかはいいとしても遅すぎじゃね?
59 = 1 :
魔術師「・・・行っちゃった・・・」
剣士「・・・」
弓「ふん、勝手に拗ねてりゃいいだろ」
魔術師「・・・そんな言い方」
弓「お前だって心の中では思ってるんじゃないか?」
魔術師「・・・そんなこと」
弓「身振りや口ぶりでわかる・・・あれはド素人だ」
魔術師「・・・」
剣士「・・・確かにそうかもしれないな」
弓「だろ?あんたもそう思うだろう」
魔術師「・・・」
弓「あいつはこの任務を何か、それもまさしく“ツアー”かなんかと勘違いしてるんだろ」
弓「募集用紙もきっと、遊びのような気持ちで見ていたんだろ」
魔術師「・・・でも」
魔術師「・・・きっと・・・彼女も何か・・・すごい力を持っているはずですよ」
弓「すごい力?なんだそれ」
魔術師「・・・あんな、ひょうきんな喋り方はしてるけど・・・何か・・・」
弓「ナイフで?」
魔術師「・・・」
弓「・・・ふん・・・ま、この際足手まといにならなきゃいいけどな・・・」
60 :
早く…早く…
61 :
上級ってこんな殺伐とした世界なんだな
どこも
62 :
スレタイが右京さんの声で脳内再生された
63 :
遅いのは書きためてないからだろ
64 = 30 :
はやく
65 = 1 :
ザッザッザッ・・・
女「・・・そうだ・・・そうだよ・・・その通りですよ・・・」
ザザザザッ・・ザザザ・・・
女「言われるまで気付かなかった・・・簡単な事だったのに・・・」
ザザザッザッザッザッ・・・
女「・・・やっぱり私ゃ、バカでしたね・・・」
ザッザッザッザッ・・・ザッ
女「・・・そう」
女「食料が無ければ・・・獲れば良い!」
女「街ではないから食料はないと思ってましたが・・・そうだ、ここは山!自然の宝庫!」
女「肉が無ければ・・・動物を狩りゃいい!」
ザッザッザザッ・・・
魔術師「(女さん・・・きっと悲しんでいるだろうな・・・)」
剣士「・・・」
弓「(ふん、静かで落ち着く・・・)」
66 = 1 :
剣士「・・・さて、テントの中で食事も良いが・・・」
弓「?」
剣士「そろそろ表に、見張りを置こうか」
魔術師「あ・・・そうですね、誰かいなければ迎撃もできませんし」
剣士「一人が表で川沿いを見張る・・・動物や魔獣が居れば追い払うか・・・討伐するかしてキャンプを守る」
魔術師「討伐対象に遭遇したらテントの中の人を呼ぶ、っていうことね」
剣士「・・・そうなるだろう」
剣士「・・・みんな慣れているだろうが作戦を練っておこう・・・討伐対象に遭遇した場合の動き」
弓「・・・俺は遠距離からの支援だ」
魔術師「私もそうなるかも・・・」
剣士「・・・俺に当てないでくれよ」
魔術師「あはは、そんな、大丈夫ですよ」
弓「俺はそんなヘマはしない」
剣士「・・・二人の腕を信じて良いか?」
魔術師「ええ、もちろん」
弓「あのナイフ娘とは違うからな」
剣士「・・・」
魔術師「・・・」
67 :
>>1
早くしろ!
どうなっても知らんぞー!
68 = 47 :
これはナイフ娘が弓を見返すところを見たくなるな
69 = 1 :
剣士「・・・といっても、俺も心配だ」
弓「・・・何が?」
剣士「自信があるとはいえ、流れ弾が一発でも俺に当たれば・・・」
弓「だから、そんなバカはしないっての」
剣士「いや、本当に申し訳ないが・・・二人の腕を疑わせてくれ」
魔術師「・・・そうね、剣士さんは対象に接近せざるを得ないですから・・・私たちとは違ってリスクも大きいです」
弓「・・・」
剣士「・・・今回の山岳地帯での対象は・・・通称“百角獣”」
魔術師「大型の鹿の魔獣ね」
弓「角が異常成長して・・・皮膚の外にまで角を突き出すほどの異常種、魔族だな」
剣士「全身が角の鎧につつまれているからな・・・その突進を食らえばテントも、木々ですら吹っ飛ばされるだろう・・・」
魔術師「・・・怖いわね」
弓「まずは角を破壊しないとな」
魔術師「うまく角の隙間から弓矢と魔術が届けばいいんだけどなぁ・・・」
剣士「そううまくもいかないだろう」
70 :
女「なんか固い鹿獲れたから食べよう!」
71 = 47 :
>>70
こら、先読みするんじゃない
72 = 1 :
剣士「まずは二人で、現れた百角獣を怯ませてくれ」
魔術師「ええ、わかった」
弓「止めるだけで良いのかよ?」
剣士「・・・あまり刺激しすぎるとテントに突撃してくるかもしれないからな」
剣士「・・・止めたら、あとが俺が角を砕きに行く・・・突撃する」
魔術師「・・・大丈夫?」
剣士「・・・さあ・・・相手の大暴れをうまく翻弄できればいいんだけどな・・・」
弓「ならその間も俺らが標的の動きを・・・なんとか止めてやろう」
剣士「大丈夫か?信用していいか?」
弓「大丈夫だっての・・・おたく、心配性か?」
剣士「背中を任せて・・・俺は標的に集中して良いんだな?激しく避けもするだろうし、飛びもするだろう」
弓「ああ、慣れてる」
魔術師「・・・うん、きっと・・・大丈夫かな、うん」
剣士「・・・わかった」
73 = 70 :
剣士「そ、そいつは・・・・」
女「頭殴ったらいちころっすよ!早く食べるです!」
弓「・・・・・」
74 = 43 :
おせええええ
75 = 1 :
女「・・・」
兎「・・・キュゥゥウ・・・」
女「ていやっ」ババッ
兎「!」
ダダッ
女「逃がしませんよー!」がしっ
兎「キューキュー・・・!」ジタジタ
女「ふっふっふ、夕食ゲットです・・・」
兎「(´・ω・`)キュー・・・」
女「・・・さて、かなり探しましたが・・・やっと捕まえましたし、キャンプに戻りましょうかね・・・」
ザッザッザッ・・・
女「小ぶりな兎だけど・・・まぁなんとか3人分の量はあるでしょうね」
兎「・・・キュー・・・」
女「・・・あ、そういえば一人なんか居たけれど・・・あの人の分も足りるかな・・・?」
兎「・・・」
女「まあいいや、いきましょうや」
兎「キューキュー」じたじた
女「こら、暴れないでってば」
77 = 15 :
このナイフ娘にきたい!
78 = 1 :
ズシン、ズシン・・・
女「お」
兎「!」
女「・・・足音・・・ですか・・・ねぇ?」
兎「・・・キュー!」バタバタ
女「(すっごい抵抗してる・・・ってことたぁつまり・・・怯えるほどの存在がいると・・・つまり)」
ドスン、ドスン・・・
バキキキッ・・・
百角獣「・・・・」
女「(・・・わーお・・・おっきな・・・獣?でしょうかね・・・派手な森林破壊をしているようですが)」
女「(・・・こっちの存在には気付いてないようですね・・・ふーむ、すごいですね、ちょいと、幅の広い獣道をわざわざ作ってくれてます)」
兎「(ガタガタガタ」
女「(・・・こりゃ、なかなか面白い生き物だ・・・追跡してみる価値、ありっすよ)」
79 :
SWシリーズのへっぽこすら楽しめる俺には充分だ
完結まで続けたまえ
80 = 35 :
よんでるよー
81 = 1 :
ッ・・・シンッ・・・ズシンッ・・・
剣士「・・・!」
弓「おい、この音」
魔術師「大きな地鳴りですね・・・!足音のようですが・・・」
剣士「・・・標的かもしれないぞ、近づいてきてる」
弓「さっそく一日目からか・・・!」
魔術師「うう・・・心の準備もさせてほしいなぁ・・・」
剣士「そんなことも言ってられないだろう・・・さあ、準備だ・・・!」
ガサガサ・・・
剣士「・・・」
弓「・・・外の様子は・・・変わらないが・・・」
ズシン、ズシン、ズシン・・・
魔術師「・・・川の向こうから・・・来ますね、何かが・・・」
剣士「・・・二人とも、木陰に隠れて準備をしておいた方が・・・良いかも・・・(ボソボソ」
弓「わかった」
魔術師「ええ、わかった・・・」
剣士「俺はあっちに隠れる・・・合図があったら、攻撃を始めてくれ」
弓「了解」
ザッザッザッザッ・・・
ズシン、ズシン・・・
82 = 30 :
おそい
83 = 43 :
読んでるから早くしてほしい
84 = 1 :
百角獣「・・・」
ジシンッ、ズシンッ・・・
女「(それにしても、穏やかな生き物ですね・・・まぁ歩きの二次災害は穏やかとは言い難いけど)」
女「(動きは鈍い・・・?かな?かなり角も重そうですし・・・)」
女「(でも、この角・・・周囲の木々をなぎ払える強度・・・生半可な外敵なら、首を振るだけで退治できそうですね)」
女「(・・・危ない魔獣だ・・・気付かれたら大変なことになるかも・・・)」
百角獣「・・・!グルルル・・・!」
女「(うわ、動きが止まった・・・気が付かれたか?)」
百角獣「ォオ・・・グォオオオオ!」
ズシンッ、ズシンッ、ドドドドド・・・!
女「(わ、走りだした!?)」
バキキキ・・・メキメキメキ・・・
女「・・・すごい、本気になれば森を壊滅させられそうだ」
女「・・・それにしても、どこへ向かって走って行ったのだか・・・」
女「あ」
女「(こっちの方角って確か・・・)」
85 = 1 :
ドドド・・・ズドドド・・・
剣士「(おい・・・なんだこの勢いは・・・地震か・・・地震であってくれ)」
魔術師「これって・・・この速さで足音が近づいてるっていうことは・・・」
弓「・・・あまり、良い事ではないだろうな」
バキッ・・バキバキバキバキバキッ・・・メキキキ・・・!
百角獣「ォオオオォオオッ!」
剣士「・・・!」ビリビリビリ
百角獣「・・・グルルル・・・!」
ズシン、ズシン・・・
剣士「なるほど・・・火を見つけて人間の気配を感じたか・・・消しとけばよかったな・・・」
百角獣「!」ギロリ
剣士「!」
86 = 1 :
弓「! 合図だ」
魔術師「え?本当?見えなかったけど」
弓「俺には見えた」
ヒュッ、ググググ・・・
弓「不意打ちで怯ませよう、剣士は見つかってる・・・すぐにでもあいつは襲いかかってくるかもしれない」
魔術師「た、大変・・・!」
弓「援護攻撃だ、早くしろ!」
ドヒュッ
ヒュゥゥゥ・・・
カコッ
百角獣「!?」
弓「チッ、角に刺さった・・・頭を狙ったんだが」
魔術師「(この距離なのにすごい精度・・・私もやらなきゃ)」
弓「そっちも頼む」
魔術師「ええ・・・任せて」
魔術師「・・・“キュート”!」
87 = 1 :
ドザザザ・・・
女「・・・わーお、なんだかすごい音が聞こえる」
女「・・・あ、もしかして戦闘中・・・?ありゃりゃ、いっけね・・・抜け出している間に・・・やってしまった」
女「私も早く追いつかないと・・・!」
兎「キュー!」ババッ
女「あ、」
兎「キュー」
ダダダダダダッ・・・
女「・・・やっちまった・・・逃げられた・・・」
女「・・・どうしよう・・・」
88 = 1 :
バシャッ、バシャッ・・・
百角獣「・・・グオォオオオ!」ブルルッ
剣士「(すごい・・・全身水浸しだ、かなりの水流だったな・・・)」
百角獣「・・・(ギロリ」
剣士「!・・・俺もうかうかしてられないな・・・」
タタタッ
弓「剣士が走ってる、援護を絶え間なく続けるぞ」
魔術師「ええ、わかっています・・・!“キュアー”!」
パキパキ・・・
百角獣「!」
弓「(!獣の足元から氷の柱が・・・)」
剣士「ありがとう、動きを止めといてくれ(ボソ」
89 :
飯だ飯
90 = 39 :
何故携帯に変えたし
91 = 1 :
パソコンデスクの前で食卓は広げられんのですよ
今日はハンバーグ
93 = 1 :
暇な人はオロナミンC、ドデカミン、ライフガードの味の違いについて語っているといい
少しかかるから
94 :
全部飲んだ事無い人はどうしたらいいですか!?
95 :
オロナミンC、ドデカミン、ライフガードの中で一番うまいのはカルピス
96 :
オロナミン>>>>>>>>>>>>>その他
97 :
オロCよりドデカミンのが苦い
ソースはオレの主観
98 :
おいリアルゴールドが抜けてんぞなめてんのか
俺はオロナミンC派
99 = 39 :
リアルゴールド、レッドブル、ガラナがないぞ。紀伊店のか
みんなの評価 : ★★★×4
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