女「あ゛ーー」

男「……何やってんだ、女」

女「っ！？ こっ、これの楽しさがわからないバカのくせにっ！」

男「よしおちつけ」

支援

ほっほ

う

し

男「玉ねぎの皮をめくってもめくっても皮ばっかり出てくる夢を見たんだ」

女「ふつーに現実じゃん」

男「いやいや……あれ？」

男「りんごを食べると歯茎から血が出ませんか？」

女「歯槽膿漏乙」

男「ちょｗｗ」

女「……ごめん、素が出た」

男「なんて空恐ろしい子……」

部屋にて－
女「む……。もう少し手加減してください」

男「たとえ相手が女子供であろうと手加減しない主義なんです」

女「ゲームくらいでムキになって子供ですね男さんは」

男「倒せそうな相手は全力で倒すが僕のモットーですから」

女「平然とゲスいことをいいますね。数少ない友達をなくしますよ。
私はこれくらいでは嫌いにはなりませんが」

し

女「しかしこの部屋冷房効きすぎじゃないですか？」

男「いつもと変わりませんよ。それにこの部屋の温度設定の実権は我が輩が握っておるのだ」

女「なにか嫌な支配者が出てきましたね」

男「愚民どもは王の命令に従うしかないのである」

女「じゃあこうします」

男「くっつくでない無礼者」

女「王はたくさんの女を侍らしているのが常でしょう」

男「そうであったな」

女「冷酷な暴君といえど人の肌は暖かいです」

女「…………」

男「ん、女さんは寝たのかな？」

女「……寝た振りです」

男「バラしては意味がないじゃないですか。嘘をつけない性格というのも大変そうですね」

女「……そんなことはないですよ」

男「ね、寝てたらイタズラしちゃうぞ～」

女「……構いませんよ。一通り済んだら通報しますけど」

男「なんというアメとムチなんですか」

女「……明日のニュースが楽しみです」

男「ひぃ」

女「寝てたら髪の毛がグシャグシャになってしましました。
クシかなにかありませんか？」

男「ありますよ」

女「不覚です。男さんにこんな姿を見せてしましました」

男「だらしない感じの人も好きですよ。
それに髪をとかしてる姿ってなんか色っぽいですよね」

女「なかなか特殊な性癖をお持ちですね。やはり通報した方がいいでしょうか」

男「やめてください、やめてください」

女「あら男、手が冷たいのね」

男「え、うん。まあ」

女「手が冷たい人は心も冷たいって言うわよね」

男「言いません」

女「そこで同意できない所が冷たいって言うのよ」

男「……ところでなぜ唐突に手を握るんですか？」

女「別にいいじゃない。どうせ異性と手を繋いだこともない握手童貞なんでしょう？」

男「ありますよ手を繋いだことくらい！」

女「母親は除外よ」

男「……」

女「ということは、私が最初の女になるのかしら」

男「あーそーですねー。そろそろ離してくださいよ」

女「もうちょっと」

ほ

し

ほ

し

ほ

ら

残ってたか

>>267
もうちょっとで死んだ

男「……ん……また迷惑メールか」

男「女からか……さっそく送ってきたのか」

女『どうせ一人で虚しくひきこもってるんでしょ？　荷物持ちにでも付き合ってよ』

男「……わざわざ虐められるために出ていくかっての。第一具合悪くてそれどころじゃねぇし」

男「あー……誰か薬買ってきてくんねぇかな……」


女「まさか返信の仕方も知らないとは思わなかったなぁ。予想以上に知能低いんだ？」

男「昨日のか。具合悪くてそれどころじゃなかった。まだ治りきってない」

女「ちょっと何それ」

男「あぁはいはい。うつさないように離れてますよ」

女「あんたが具合悪くて苦しんでるのに、私あんたと一緒に買い物に着て行く服選んでたとか馬鹿みたいじゃない」

男「は？」

女「ちょっとメールで『具合悪いから看病してくれ』って打つのすら出来なかったわけ？」

男「いや、その」

女「っていうか治りきってないのに何で出てくるの？　馬鹿なの？　ほら帰る支度して」

男「えーと、あっちょっと！　分かったから腕引っ張るな！」

ゴミムシ

ほ

保守。

男「結婚ってなんだろうな、女？」

女「あんたに縁のないことじゃないの？」

男「そうか。　まぁ、それでもいいんだが」

女「いいんだ？」

男「割に合わないだろ、俺の相手なんて」

女「打算で結婚なんかしてたら、ほとんど全部の夫婦は別れてるんじゃない？」

男「そうかもしれないがな」

女「まぁ、いざってときはもらってあげてもいいけどさ」

男「……モノ好きだな」

女「……自覚、してるのね」

男「お前もな」

女「さて、七夕も終わったねぇ」

男「あぁ、そういえば七夕だったんだな」

女「気付かなかったのね。　ま、あんたらしいわ」

男「短冊の願い事なんて、もう信じるような年かって」

女「まぁ、そうね。　１年に１度だけ願うような願い事なんか叶うわけないわね」

男「じゃあ、毎日ならどうなんだ？」

女「今実験中よ」

男「ほう。　で、実験内容は？」

女「……そうね、あんたが気づいたときが実験結果ってことよ」

男「……どういうことだ？」

女「はぁ……。　あんたはやっぱり鈍感ねぇ」

男「悪かったな、そりゃ」

女「……その短冊、あんたが片づけてもいいわよ」

ほ

男「雨だな」

女「見ればわかるでしょうに」

男「天気予報は信用できんな、まったく」

女「折り畳み傘とか常備しないの、あんたは？」

男「こないだの雨のときに使ったがな」

女「どうせそのままなのね。　まったく、ウスラとろいんだから」

男「ウスラってなんだウスラって」

女「ほら、帰るわよ」

男「いや、少し雨宿りしてから帰るわ。これだと濡れるしな」

女「入れって言ってるのよ、傘に」

男「……いいのか？」

女「あんたなんかにお世辞なんか言わないわ」

男「そうか。　助かる」

女「……これからも傘、忘れてもいいから」

女「……月が綺麗ね」

男「俺といると、か？」

女「なにバカなことを言ってるのよ」

男「まぁ……、でも、綺麗な月だな」

女「私といると？」

男「何をバカなことを」

女「私はあんたといると、月が綺麗に見えるけどね」

男「バカなことじゃなかったのか？」

女「バカだって自覚してるもの。　自覚してないバカよりマシでしょ？」



今晩はここいらかな・・

保守。

>>286
乙かれ

保守。

保守

ほあ

ほっほ

し

ほ

女「雨ね」

男「雨だな」

女「雨は落ち着けて好きだけど、あんたのせいで全然そんな気がしないわ」

男「そうかい、気のおける相手で悪かったな」

女「別に信頼してないわけじゃないわ。 欠点ばかりしか見つからないけど」

男「……そりゃあ悪ぅござんした」

女「気にしなくていいわ。ただ、あんただから、ドキドキするって言っただけのことなんだから」

男「女って、早く来るかと思えば時々、遅刻ギリギリで来るよな」

女「まぁ、そんなこともあるさ」

男「そんなこともあるのか」

女「君の夢なんか見ると、目を覚ますのも少しだけもったいなくてね」

男「……何このクラス羞恥プレイ」

女「恥に思えるほど神経が細いわけでもないだろう。まぁ、君を泣かせるようなことはしないから安心したまえ」

☆

このスレは僕が守る

ほ