まだー

？「いいから男を出しなさいってのよ！」
メ「戸を開けるなり喧嘩腰でつっかかってくるような得体の知れない輩を、主人に取り次ぐわけにはいかないな」
？「ああっ！ もう！ メイドのくせに生意気よ！」

男「朝から玄関先で何の騒ぎです？ ……おや、女さん、お久しぶりです。
　あ、メイドさん。大丈夫、女さんは知り合いですから。応接室にお通ししておいてください」
メ「わかった……こっちだ、ついてこい」
女「知ってるわよ！」

メ『失礼します。洗濯物をお届けにまいりました』
男「…開いてるよー？」
メ『私の両手は洗濯物でふさがっております。開けてください』
男「あ！ごめん、ごめん…はい」
メ「ありがとうございます。こちらでよろしいですね？」
男「…あ、自分でやるよ。いつも言われてるし…」
メ「御主人様が！？お一人でできますか…普段何もしない御主人様が？」
男「…私の評価は相変わらずのようだね…これくらい私にだってできる！」
メ「少し心配ですが…わかりました。頑張ってください。…失礼します」
男「私のことを馬鹿にして！私の本気を見せてやる！……えーと…上着はこっち。ズボンはあっち。下着は……お？」
男「……ぉぉおおお…これは！…クマさんプリントのぱんてぃ…いやショーツ？…まぁいいやどっちでも……むふっ」
男「…………」ｷｮﾛｷｮﾛ
男「…よし、メイドさんはいない…じっくりと観察しよぅ…きっと今が私の本気を見せるときだ…ふむふむ…こんなのはいてるんだ…これは意外な…は！？」
メ「…それがなにか？」
男「うっひゃあぉおぅー！！」
メ「これは返していただきます」
男「…ごごごめごめごめ…」
メ「…スケベな行動はほどほどでお願いします」
男「…許してく…………おや？」
メ「…………」
男「…あのー……」
メ「…なにか？」
男「…い、いえ？なんでもないです、ご苦労様です…」
メ「…次はありませんよ？」
男「え？」
メ「…では失礼します」
男「…ぅ…あ……ぁ…あぁ」

女「主人の婚約者にずいぶんな態度じゃない、あのメイド」
男「メイドさんはよくやってくれていますよ。それに、『元』婚約者でしょう」
女「それよ！ マナースクールから帰ってきたら勝手に婚約破棄って聞いて驚いたわ！どういうつもりなの？」
男「婚約したときと状況が変わりましたからねえ……今のうちの財力じゃ、そちらの家とは釣り合わないでしょう。
　私から言い出さなくても、早晩お父様の方から申し入れがあったと思いますよ」
女「あんたんちの財力がなくても十分やっていけるわよ！ あたしはそういう理由であんたとの婚約を受け入れた訳じゃないのよ」
メ「経営手腕も堅実で、人使いも上手い。交友関係に少々問題があるようだが、誠実で評判も良い。人を見る目があるな」
女「あら、あなたこそよくわかってるようじゃない、メイドのくせに」
メ「賛辞は有り難く受け取っておこう。『メイドのくせに』は余計だが」
男「えっとあの、お二人？」
女「なによ！」
メ「なにか？」
男「ﾅﾝﾃﾞﾓｱﾘﾏｾﾝ……」

がっかりしたらageる

女「あら、この紅茶おいしい。うちの給仕メイド(サーブメイド)よりもよっぽど上手ね」
男「友も褒めてましたねえ。そんなにいい葉を使ってるはずもないんですが」
メ「紅茶は水と淹れ方が8割だ。葉なぞどれもそう変わらん」
女「あなたうちに来ない？ 少々口が悪いのは気になるけど、お給金弾むわよ」
メ「仕える主人は選ぶようにしている」
女「なっ！？」

女「いい？ 今日はこれで帰るけど、諦めた訳じゃないからね！」
メ「うむ。一応伝えておこう……だ、そうだ」
男「やれやれ……」

メ「ふむ、今日の夕食はこんなものか」
友「いやあ、いつ見てもメイドさんのご飯はおいしそうだねえ……あーん」
メ「勝手に台所に入ってくるな、無礼者！」
友「無礼者って……メイドさん最近俺のこと客扱いしてなくない？」
メ「客だというなら応接室でおとなしくもてなされていろ！」
男「友ー、捜したよ……こんなところで何やってるの？」
友「つまみ食いを説教されてるの」
メ「夕食になったら呼ぶから、この馬鹿を連れてとっとと応接室に戻れ！」
男「はいはい。行くぞ、馬鹿」
友「……なにげにひどくね？」

しえん

友「さて、使用人用の浴室近くまで潜入したわけですが」
男「……なにやってんの……」
友「ついて来ておいてぐだぐだいうな！ ほれ、行くぞ」
男「ノリノリだね……」

友「む、いかん」
男「？」
友「浴室前に猛獣が待ちかまえている」
男「猛獣……？ あ、フランツ君」

男「……」
友「……」
フ「……」
男「いやいや！ ただのぬいぐるみだから！ ぬいぐるみは襲いかかってこないから！」
メ「誰かいるのか！？」
友「やばっ」

男「フランツ君と一緒にお風呂入ってるんですか？」
メ「今日はたまたまだ。少し汚れが目立ったのでな」
男「そうですか」
メ「……で。なぜそれを知っているのかな？」
男「あはははは、すみませんごめんなさいもうしません」
メ「……どうせ、あの不届き者に引っ張られてのことだろう」
男「反省してます……ああ、でも」
メ「なにか？」
男「蝶ネクタイ、つけてくださってるんですね」

友「で、ゴザですか」
男「あはは……」
友「おかしいよね？ お客を迎える態度とかおもてなしじゃないよね？」
メ「なにか？」
友「……ﾅﾝﾃﾞﾓｱﾘﾏｾﾝ」

友「一応お茶はきちんと出してくれたが……」
男「メイドさんも君に遠慮がなくなってるねえ」
友「二人の距離が近くなってる、そう考えれば一歩前進！」
男「ものすごい勢いで逆送してると思うよ……」

メ「今戻った」
男「ああ、おつかいご苦労様です。少々柄の悪い地区でしたが大丈夫でしたか？」
？「姐さん、これ、どこに置きやしょうか？」
メ「ああ、そこに置いておけ。後で片づける」
？「へい！ ではこれで失礼しやす！」
男「えー、と……」
メ「なにか？」
男「いえなにも」

メ「酒？ 仕事中に酒を飲むわけにはいかないな」
友「そう堅いこといいっこなしでさあ。男、頼むよー」
男「まあ魂胆は見え見えだけど……一日くらい、つき合ってあげてください」
メ「主人がそう言うなら仕方あるまい」

メ「ふむ、良い酒だったな」
友「うぉおお、負けたあぁ……」
男「この結果も見えてたよねえ」
友「それでも、俺はチャレンジしたかった！　……うぷ」

メ「全く覚えていないな」
男「そうなんですか？」
メ「どうも酒を飲むと前後の記憶がなくてな」
男「結構酔ってたんですねえ……いつも通りでしたけど……」
メ「仕事に支障がなかったのなら問題はないな」
男「え？　いや、それはどうなんですかね……」
メ「なにか？」
男「いいです、はい」

では出かけてくるのだぜ(・ω・)ゞ
夜にでもまた会えるといいな！

支援

友「こんちわー…です！」
メ「…またいらしたのですか？休日の朝早くから…連絡もなしに」
男「メイドさん…こちらの方はお客様だよ…一応」
友「…二人とも…そんな言い方って…」
メ「…仕方ないですね。おあがりください」
友「…くっ…この仕打ち…まぁいいともー！お邪魔さまー！」
メ「…お静かに…ねがえますか？」
男「…あ～あ…友…これはやっちゃったよ…」
友「え！？…それはどういう…」
メ「お静かに！…と言ったはずですが？お聞きになっていなかったのですか？お客様？」
友「…すっすみません！」
メ「…私はお茶を入れてまいります。御主人様…どうぞごゆっくり」
友「な、なぁ…前と威圧感が違うぞ？」
男「わ、私もびっくりしたよ…友が騒いだりするから！私までとばっちりだよ！」
友「俺のせいかよ！？それにとばっちりもなにも…完全に傍観者気取りだろ！？」
男「傍観者じゃないよ！ここは私の屋敷だよ？友が帰った後がこわいじゃないか！何かしようものならセカンドインパクトだよ！セカンドインパクト！」
友「なんで主人がメイドを怖がるんだよ！？ガツンと言ってやれ！ガツンと！」
男「…………無理だよ…だってほら…」
友「ん？」
メ「…なにか？」
友「………あ…」

メ「………」
男「…あ、私お茶いだだくね…メイドさん。ありがとう…」
メ「いえ…メイドとしてこれくらい当然です。お気になさらないでください。…それで友様？先程はなにをお話になっていたんですか？」
友「…ハハハ…えーと…たいしたことじゃないです…ハハハ…いや…ハハハ…」
男「…メイドさん？…わ、悪いんだけどお茶菓子持ってきてくれないかな…？」
メ「…わかりました。ただいまお持ちします」
友「…ハハ…ハ……」
男「…友…今日はもうメイドさんが下がるまでは何も話さない方がいいよ…」
友「……そうする…」

コガラシさんとフブキさんが一人に合わさった感じか・・

絶対落とさない





ほ

メ「…では失礼します」
友「…行ったか？」
男「………油断は禁物だよ…メイドさんは突然くるから…」
友「……さすがにもう行っただろ…でな？今日はこいつを見せに来たんだよ？」
男「…なにそれ？ＤＶＤ？」
友「…巨乳ものアダルトビデオ総集編！」
男「おおぉぉおお！！…私、メイドさんにエロ本捨てられて…最近ご無沙汰なんだよ…これはうれしい！」
友「…へへへ…これ一枚に俺イチ押しの巨乳ちゃんが…なんと10人も！」
男「友ー！！さすが友だよ！！まさに心友！！……さ、さっそく………あ！？」
メ「…………」
友「…どした？…ん？」
メ「…なにか？」
男・友「………………いえ？…別に」
メ「そちらＤＶＤはなんです？」
男「…そ、それは友が…」
友「な！？う、裏切るの！？男！さっきの言葉は偽りか！？」
男「なんのこと？…私は知らないよ？」
友「…男ぉ！？俺達はおっぱい同盟だろう！？」
男「…私はそんな同盟入ってないよ？」
メ「…どちらの物であるかなどどうでもいいのです。…私の質問に答えていただけますか？」
友「……ああ、アダルトビデオです…巨乳モノの…」
メ「……没収です」
友「ああっ…！俺の努力の結晶がぁ！！」
男「…ま、待ってメイドさん！せめて…せめて一度くらいは…！」
メ「許可しません。…しかし男性がそういうものを見たいということは知っています。ですから…」

まりあほりっくでも読め

男「…ぅう…おっぱいが…え？見ていいの！？」
メ「Ｃ以下ならば結構です。それ以上は認めません。…絶対に」
友「俺の……俺のぉ…！！」
男「えー？…私はあふれんばかりの特盛プリンが見たいのに…」
メ「…すべて廃棄処理致しましょうか？」
男「いや？…普通や小さいおっぱいもいいよね！？大きさがすべてじゃないよね！？ほら形とか柔らかさとかいろいろあるし…うん！！」
メ「はい。その通りです。前にも言いましたが女性の魅力は胸の大きさだけではないのです。やっとお分かりになりましたか？」
友「認めないィ～！俺は…俺はそんなものは認めないィ～！！おっぱいは…おっぱいわァ～！！」
メ「…お黙りなさい！」
友「…ひっ…！？」
男「…………」
メ「…なにか？」
男「…なんでもありません…」
友「…………」ｶﾞｸﾌﾞﾙ

冥土「ご主人ー、私はご飯を所望する」

女「いや、作れよ」

冥土「なんですか、釣った魚は飼わずに食べておしまいですか。美味しく頂いておしまいか！」

女「その言い方どうなのよ！？ってか、私釣ってないし、今現在食事すら食べてすらないよね！？」

冥土「はっ」

女「何故そこで呆れ顔なの！？」

しえん

ほし

女バージョンも出てきたかｗｋｔｋ

メイド「よう」

男「君さ……部屋入る前はノックくらいしてよ」

メイド「いいじゃないか気にすんなよお前と私の仲だし」

男「雇い主と使用人だよね？」

メイド「いや、知ってるよ？馬鹿なの？」

男「………」

男「メイドってもっとこう……」

メイド「優しい感じ？」

男「そうそう、それでいてそこはかとなく」
メイド「清楚で気品漂い？」

男「そうだよ、そしてやっぱり」

メイド「主人に対する絶対的忠誠？」

男「そしてアクセントに」

メイド「翻るスカートに男のロマン？」

男「何なの！？なんでわかっているのに……」

メイド「黙れ小僧、お前の幻想……この右手が打ち砕く！」

男「もうやだ……」

男「前から思っていたんだけど」

メイド「ん？」

男「何故……メイドになろうと思ったの？」
メイド「そこにエプロンドレスがあったからさ…」

男「格好よくないよ……遠い目をするなよ」
メイド「いや冗談冗談ｗ」

男「もういいから……んで？どんな理由が？」

メイド「君が出来る事は２つある、１つはこのまま貝のように口をつぐむ事、そしてもう１つは……」

男「もういいです結構ですさようならキンケドゥ」

メイド「待ってよ！聞いてよ！ツッコんでよ！」

男「何なのこの人…」

メイド「まぁ話すと長くなるんだけどね…」
男「（やっぱり……何か重い過去が……）」
男「言いたくないなら…別に言わなくても…」

メイド「いや、聞いてほしいんだ、マスターだから聞いてほしい」
男「……わかった」

メイド「ロベルタわかる？」

男「は？えっと……あぁ漫画の？ラグーンの？」

メイド「そうそう、好きなんだよね～ロベルタさん」

男「はぁ……まぁ格好良いけど」

メイド「うん、で、メイドに…」

男「真面目に聞こうとした僕が馬鹿だった…」

メイド「そうだよバカ野郎」

男「そろそろお夕飯の時間なんですよね」

メ「そうだね、確かにお腹空いたね」

男「…………」

メ「…………」

男「僕が作ればいいんでしょ！作れば！」

メ「あ～鯛茶漬食べたい」

男「………」

メ「あれ？えっとね…鯛茶漬～！！」

男「うるさい！大声出さなくても聞こえてますよ！」

メ「ヒレ酒飲みたいからちゃんと炙るのも忘れるなよ」

男「………」

メ「聞・い・て・る・？」

男「痛い痛い痛い！すいませんでした！痛いです！」

メ「お・返・事・は・？」

男「い、いえすまいろーど」

メ「ごち～」

男「……お粗末様でした」

メ「どしたいマスター？何か不機嫌？てゆーか臥薪嘗胆？」

男「意味がわかって使ってますそれ？」

メ「わかったよマスターこれからはエセルドレーダと呼んでいいから」

男「どういう理解の元その考えに至ったんですか……てかマスター違いだし！！」

メ「わかっていますよ師匠ぉーーー！！」

男「そっちでもありません」

>>234
何かが違う

>>220
筋肉ムキムキなフブキさんだと………！？

メ「坊、汚れ物の回収にきたぞ」
男「大変だろ？手伝うよ」
メ「私から仕事を取らないでくれ」
男「あ、うん」
メ「給料分働かないと私が旦那様にどやされる」

全力で保守

男「今日の飯は何肉だ？」
メ「鶏肉をバターで炒める予定ですが」
男「たまには牛肉が食べたいなあ」
メ「私、苦手なんですよ」

メ「……ふぅ…」
男「ごほっ、ん！ん！」
メ「あら、ご主人様」
男「お前、人の部屋の前で一服するなよ」
メ「館の者達に白い目で見られて、ここしか吸う場所が無いのでございます」
男「喫煙室やるから…」
メ「愛しておりますわ、ご主人様」
男「へーへー」

冥土「あーる晴れたー、昼下がりー、めーんどーい、かぁったるいー♪」

女「いやいやいやいや」

冥土「あ、お帰りご主人。ご飯？お風呂？それとも…か・え・る・？」

女「何処に！？」

冥土「お腹空いた」

女「って作るの私！？」

冥土「はっ」

女「だからこいつ分かってねぇなぁ…みたいな目で見るな！！」

男「おーい」
メ「坊、どうかしたか？」
男「明日テストあるからさ、夜食持ってきてくれない？」
メ「残念ながら零時以降の奉仕は職務規定違反だ」
男「…そうか」
メ「しかし、早く起こすことは可能だ。電話だがな」
男「……頼む」

ふ

SRuzK67LOのは「偉そうメイド」とはジャンルが違うと思うんだ。
いや、ノリは嫌いじゃないんだが、なんか別物じゃね？

メイドとしての仕事をやらなかったらもうメイドじゃないとか・・・

冥「じかん切れー」

女「ゃ、何が！？」

冥「またまた…分かれ」

女「たちどころに命令系！？」

冥「なぜか……それは私が決めることだろう？」

女「ノラ猫に手を噛まれるだっけ……

冥「シャーラップ」

女「……はぁ」

男「……働かないのか？」
メ「主様。365日、メイドさんが居る生活の何が不満だと」
男「いや、だってそれじゃあ何の為に給料払ってんだって話に……」
メ「慈善事業的なあれですよ」
男「マジかよ」
メ「わお、私ってば実は偉い！」
男「お前の中では俺が施される側なのな」

女が主人な奴はわかってない
働かないメイドもわかってない

おぉ、残ってた

ていうか「新」じゃないな。
もう既に出ているだろ。