男「あ、主任、俺ももらっていいですか、その飴」
女「やだ」
男「いいじゃないですか一つくらい」
女「ちょっと！　お前、何勝手に食べてるのよ！」
男「そ、そんなに怒らなくても」
女「最後のひとつだったのに……我慢してたのに……もう死んじゃいたい」
男「飴一つ我慢したくらいで健康診断の結果がかわったりしないでぐふぅっ！」
女「べ、別にそんなんじゃないんだからね！」
男（可愛い顔と台詞に似つかわしくない、いいボディブローです主任……）

女「あーもー、めんどくさい。お前、ちょっとこの資料まとめといて」
男「またそうやってすぐ人に任せるんですから……会議で突っ込まれてしどろもどろになって後で落ち込むのは主任でしょ」
女「……」
男「そ、そんな顔してもだめですよ。俺も自分の仕事がありますから」
女「うぅ……部下が仕事の報酬に身体を求めてくるってみのさんに相談してやる……」
男「やめてください」

男「ただいま戻りましたー」
女「どこ行ってたんだよ」
男「どこって、総務ですけど」
女「そうやって社内の女に顔を覚えてもらおうとするのやめて」
男「誰もそんなことしてませんし、大体、主任には関係ないでしょう」
女「……この週末にお前の部屋で不審火があって身元不明の女性の遺体が見つかるかもしれない」
男「主任、ヤキモチやくならもっと普通にしてください……」
女「あーはいはい。普通じゃなくて悪かったですね」

男「ちょ、泣くことないでしょ。すいません、昼間は言い過ぎました」
女「お前はぷらいべーとでくらい敬語やめられないのかー。ひっく。うぃー」
男「え、いや、その一応、上司ですからね」
女「いちおうってなんだぁー！　ひっく……」
男「いやその」
女「うぅ……ふつうってなんだよぉ……どうせあたしは普通じゃないもん……うぇーん」
男「だから泣かないでくださいよ」
女「めんどくさいとおもってるだろー……もういい！　しんでやるー！」
男（あぁ……今日も部屋まで送ってかなきゃならないのか）

男「う、ん。朝か……うぁ。頭痛いな……昨夜は飲みすぎたな……記憶がなくなってる。今日は会社休みでよかったな」
女「あたまいたいー……」
男「うわ！」
女「おおごえ出さないでよー……頭痛がいたいー……」
男「主任、その言葉おかしいです、じゃなくって！　なんで俺の部屋にいるんですか！」
女「おまえがおもちかえりしたんだろー……うぅ、きぶんわるいよぅ」
男（！”＃＄％＆’＝）
女「……心配するな。やってないから」
男「よ、よかったぁぁぁぁぁぁ！」
女「……なんだそれ」

女「ていうかおまえのへやきたないなー。よくこんなとこ住めるな。私なら死にたくなる」
男「へ？　いやキレイにしてるつもりですけど、ってうわぁ。ちょ、散らかしすぎですよ！　ビールの缶に酒瓶につまみの食べかすに……あーぐちゃぐちゃじゃないですか！」
女「おまえもいっしょにのんだから、私だけのせいじゃない」
男「はぁ……せっかくの休日がつぶれる」
女「まだアルコールが抜けてないの？　反応するとこ違うだろう」
男「あ。そ、そうですね。主任を送らないとですね」
女「……よし、せっかくだからどっか遊びにつれてけ」
男「は？」
女「あーもう、面白くないなー。お前、自分の部屋に女連れ込んでて何もしなかった挙句、そのまま帰すのか」
男「あ、う、を」
女「はぁ……とりあえず、はい。お水。薬もあるよ。早く遊びいこうよ」
男「主任、今日はなんだかいつもと違いますよ？　変ですよ？　熱でもあるんですか？」
女「お、お前は「ふつう」がいいんだろ。はぁ……慣れないことしたら鬱になった。早く朝ごはん食べないとベランダから飛び降りそう」
男「……わ、わかりました。とりあえず軽めになんかつくってきますね！」
女「たまごははんじゅくなー」

男（……3ヵ月後に出来ちゃった婚を迫られたらどうしよう）

女（他に女はいないってのはうそじゃないみたい。よしよし、今夜は寝顔だけで勘弁しといてやろーっと）

こいつぁ……イイ

これどうすればいいの？途中からニヤニヤしっぱなしなんだけどどうすればいいの？
とりあえず主任可愛いとでも叫べばいいの？それでもまだニヤニヤしっぱなしだったらどうすればいいの？

その思いを文章に起こせばいいと思うよ

焼餅を否定しないところでニヤニヤ

④

なぜ支援

女「ねぇねぇ、ちょっとお使い行ってきて」
男「……あんまり頻繁だと課長に怒られるので嫌です」
女「大丈夫。私用じゃないから」
男「なんだ、それならそうと言ってくださいよ。てっきりまたお菓子かと」
女「あーじゃあお菓子もついでに買ってきて。はいお金」
男「何買ってくるんです？」
女「夢、かな……」
男「……抽選発表日の翌日が怖いので嫌です」
女「あー宝くじ当たんないかなぁー。仕事辞めて南国で暮らしたいなぁー」

女「秋は何か物悲しいよね……」
男「主任は年中無休でメランコリックでしょうに」
女「あーまたばかにされたぁー。もう死ぬしかない。寒い中で寝て凍死するしかない。ぐー」
男「寝ててもかまいませんが、あとになって手伝えって言っても手伝いませんからね」
女「最近つめたいなぁー」

男「主任！　会議遅れますよ！」
女「めんどくさいめんどくさいめんどくさい」
男「もう、今日はいつにもましてやる気がないですね、全く」
女「……女は大変なのよ。いろいろと」
男「あ……すいません」
女「いやー、最近ネトゲ？ってやつにはまっちゃってさぁー。キリン装備作るまでは死ぬのやめとこうと思って」
男「はい、会議行きましょうね」

女「お前もやれよー、もんはん」
男「主任は遊びだと一所懸命なんですね」
女「人生どうせ死ぬまでの暇つぶしだからね」
男「そんな考えの人と狩りに行きたくないです……」

女「おなかすいたぁー。うえじにするー」
男「……」
女「無視ですかそうですか。さっさと氏ねばいいんですよねー」
男「……」
女「……ちょっと。本気で無視されると傷つくんですけど」
男「主任、早く閃光弾撃ってください」
女「お前、ネトゲで主任って呼ぶなよ」
男「ちょ、俺を撃たないでくださいよ！」

男「おはよーございまーす……」
女「おはようー……」
男「……主任」
女「なぁに」
男「さすがに徹夜でゲームするのは社会人としてマズイと思います……」
女「うん……」

男「主任、経営企画から書類預かってきましたよ」
女「くぅくぅ」
男「この人……もしかして俺がいないときはずっと寝てるんじゃないのか」
女「失礼な。仕事は終わってるわよ」
男「まず、それがおかしいです……」

女「前にも言ったけどさぁ。お前は要領が悪いんだよ。ちゃちゃっとやっちゃえばいいじゃん。仕事なんか」
男「それはそうですけど……」
女「だらだらやってもうつになるだけじゃない。テキパキさばかなきゃ」
男（まったく正論ですが、主任に注意されると素直に聞けません……）
女「またばかにしたなぁー。うぅ……死にたいけど会社には愛用の自殺グッズがないよぅ」
男「心を読まないでください。愛用の自殺グッズってなんですか」
女「お前の分もちゃんと用意してあるから心配しなくていいよ」
男「それは無理心中です！」

本当の愛は心中することだって、どっかの絶望先生が言ってたな

女「絶望した！　独身に対する手当の少なさに絶望した！」
男「またなんかのアニメかマンガでも見たんですか。ていうか毎月給与明細見るたびに同じようなこと言ってますよね」
女「扶養手当ほしい」
男「そんな遠まわしなプロポーズしないでくださいよ」
女「わかった。じゃあストレートにいう」
男「えっ！？」
女「おかねがほしい」
男「はい、仕事の続きやりますよー」

女「あーあーいちゃいちゃしちゃってよぅ。うらやましいですなぁー。ちゅうしすぎですなぁー」
男「主任、独りで見るのが嫌だからって、ハウルの動く城を見るためだけにわざわざ俺ん家に来たんですか」
女「こんなの独りで見たら死んじゃうじゃない！」
男「主任……メイク直してきた方がいいですよ」

男「……主任」
女「なによぅ。悪かったわね、いい年してジブリ好きで」
男「いや、それは別にいいんですけど」
女「じゃあなに？」
男「……耳をすませば、って絶対見終わった後でうつになると思いますよ？」
女「寒い青春時代を送った者はそうだろうね。てことはお前もかー。あははははー」
男「主任……」
女「……やっぱり一緒に借りてきたトトロにしとこうか」

(´・ω・)　ジブリだとナウシカが一番だよね。でもコミックスの方が面白いけどね……。

あ、日付かわっちゃったー……。それにしてもパー速では絵を描いてくれる人はおらんのかのう……(´・ω・)
書く方も参加が乏しいのう……。規制とけたからvipにたててみよっかなぁ。


だいたい、ここ見てくれてる人はどんくらいいるのかねぇ。２～３人はいてくれそうだけど（ありがたいことです）

おやすみなさい……(´・ω・)ﾉﾏﾀﾈｰ

ﾐﾃﾏｽﾖｰ

とっても見てる

こっそり見てますよー

みてないよ

prrrrr
男「主任何してるんですか！もう30分の遅刻ですよ！」
女「ごめん……風邪ひいちゃった、休むから適当にやっといて」
男「はあ、まあいいや明日はちゃんと出てきてくださいね」
女「うん、それじゃ.……」

男「主任コーヒー入れ……」

男「主任お昼行きませんｋ……」

男「主任おやつ食べま……」

男「主任いないとなんか調子狂うなあ」
男「帰りお見舞いでも行きましょうかね」


新ジャンル「デレツン男」

―主任、起きてますー
女「ん、んん」
―あーあーこんな散らかして
女「んん、ん？」
―布団ずりおちてるし……かわいいパジャマだな
女「………」
―あ、主任起きました？
女「お、襲われる！」
男「第一声がそれですか」

女「大体お前どうやって入ったんだよ割とセキュリティ厳しいはずだぞ」
男「他の人につい入ったんですよ、部屋のカギは開いてました」
女「大体女の一人暮らしの部屋に入るやつがいるか」
男「まあまあ冷えピタ張ったり布団掛けたりしたんですからいいじゃないですか」
女「はっ、えっ、布団？」
男「やーそれにしても可愛いパジャマですねー主任」
女「へ？ぅわ…うわ！？」
男「……？」ﾆｺﾆｺ
女「み、見るなああぁぁぁああぁ！」

このスレむずいよ！

・・・・・・・

>>239
保存した

>>239
なんというハイクオリティ

>>239
主任かわいいよ主任

主任ってどんな外見？スリムなのは>>239でわかったけどさ

黒髪ロングは譲れない

おぉ。なんだかたくさん人がいる……(´・ω・)

いないよ

イチャイチャは思いつくけど、セーブさせるのが難しい

つ夢落ち

ククク……あとはどうにでもなる

夢落ちは神が禁止して以来タブーなんですよ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　by絶望少女

そいつは希望少女です

書いてるうちに長くなっちゃったので先に。長文失礼します。

いちゃいちゃさせてもいいんですよ(･ω･`)
(´･ω･)でも主任はうつ（自称）なものだから、んもぅ、な感じにすれば……っ！

まぁどんなのでも書いていただけるのであればウエルカムです。
という言い方もなんだか偉そうですね。スイマセン。
えっと、別にここで連載作家様（）を気取ってるわけでもないので、
あくまでも「新ジャンル」として、みんなで楽しみたいなぁと思うのですよ。

なので自分以外の書き込みが少なくなってくると
たまに反応をうかがったり書き手描き手を募ったりしたくなっちゃうんですよね。

もちろん、連載したいなーとか言う気が無いわけでもないので、vipで立てずに
パー速で気ままにやっているという面が無いわけじゃないんですが……。
本格的にやりたくなったらどっかでサイト開いてしこしこ書こうかなぁとか。

えーと、話が逸れましたね。ごめんなさい。
何が言いたいかっていうと、もしも『新ジャンル「うつしゅにん」』というものが
面白いなぁと思っていただければ、どんどん参加していってもらいたいなぁと思うのです。
私自身、他の方の書く（描く）しゅにんに萌え転がりたいわけでして、はい。

あと上の方にもレスしていますけども、雑談とかも私はむしろうれしいのです。
投下以外のレス大歓迎なのです。以上長くなりましたが、チラシの裏でした。

(´･ω･)ﾉｵﾔｽﾐｰ