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男「主任はそういう男性っていたことあるんですか?」
女「ないな。学生時代は全然目だって無かったし、就職してからも会社人間だったし……」
男(就職してすぐは会社人間だった……? じゃあ、なにか俺が入社するまでにあったのか……?)
女「お前は?」
男「俺ですか? まぁ、学生のときとかは、普通に仲のいい女友達は一人や二人……」
女「……ふぅん」
男「どこいくんですか? 主任」
女「御不浄」
男「……トイレにいくのに、その縄は必要ないですよね?」
女「ちっ!」
女「ないな。学生時代は全然目だって無かったし、就職してからも会社人間だったし……」
男(就職してすぐは会社人間だった……? じゃあ、なにか俺が入社するまでにあったのか……?)
女「お前は?」
男「俺ですか? まぁ、学生のときとかは、普通に仲のいい女友達は一人や二人……」
女「……ふぅん」
男「どこいくんですか? 主任」
女「御不浄」
男「……トイレにいくのに、その縄は必要ないですよね?」
女「ちっ!」
女「いーもん、別に。私なんか、男なんかとは無縁な星のもとに生まれてきたんだ」
男「なにをとつぜん……」
女「このまま売れ残って、会社人間としてしんでいくんだ」
男「……はじまった」
男「会社人間は仕事サボろうとしませんし、第一この会社にだって男性はたくさんいるでしょう」
女「あー。しんでやるー、書類の海で、溺死したるー」
男「聞いちゃいねえ……」
男「第一、俺だって一応男ですよ?」
女「お前なんか高校生のときには、もう大人の階段登ってたんだろー」
男「何のはなしっすか!?」
女「どうせお前なんかさー」
男「なにをとつぜん……」
女「このまま売れ残って、会社人間としてしんでいくんだ」
男「……はじまった」
男「会社人間は仕事サボろうとしませんし、第一この会社にだって男性はたくさんいるでしょう」
女「あー。しんでやるー、書類の海で、溺死したるー」
男「聞いちゃいねえ……」
男「第一、俺だって一応男ですよ?」
女「お前なんか高校生のときには、もう大人の階段登ってたんだろー」
男「何のはなしっすか!?」
女「どうせお前なんかさー」
男「売れ残ったら、俺が面倒見てあげますから」
女「……」
男「……」
女「うわあ、セクハラだー」
男「ええ!?」
女「なんか、どさくさにまぎれてすごいやらしいこと言われたー」
男「……」
男「主任」
女「なんだよ?」
男「もう、仕事しましょうよ」
女「……」
男「……」
女「うわあ、セクハラだー」
男「ええ!?」
女「なんか、どさくさにまぎれてすごいやらしいこと言われたー」
男「……」
男「主任」
女「なんだよ?」
男「もう、仕事しましょうよ」
女「書き込みがない……」
男「だからって、睡眠薬を出さないでください」
男「だからって、睡眠薬を出さないでください」
男「主任、この稟議書、決裁してもらっていいですか」
女「はんこあげるから押しといてー」
男「仕事してくださいよもう……じゃあ借りますから」
女「婚姻届なら押してやるのになー」
男「は、はぁ!?」
女「……今、部屋がとてつもなくちらかってるから片付けてくれる旦那が欲しい」
男(本気っぽいから怖い……)
女「はんこあげるから押しといてー」
男「仕事してくださいよもう……じゃあ借りますから」
女「婚姻届なら押してやるのになー」
男「は、はぁ!?」
女「……今、部屋がとてつもなくちらかってるから片付けてくれる旦那が欲しい」
男(本気っぽいから怖い……)
男「じゃあ今度の休みにでも掃除しに行ってあげましょっか。なんちゃっ――」
女「……せくはら」
男「冗談ですよ」
女「セクハラされたー。洗濯物の中から下着を引っ張り出そうとされたぁー。うぅ……部下が変態なんて……死にたい」
男「だから冗談ですから。あとそれ冗談になってないですから。いい加減、俺を変態扱いするのやめてくださいよ」
女「私なんかの下着じゃ興奮しないですかそうですか」
男「そんなこと言っても、今日はもうアイス買ってあげませんからね。主任はすぐお腹こわしちゃいますからね」
女「けちー」
女「……せくはら」
男「冗談ですよ」
女「セクハラされたー。洗濯物の中から下着を引っ張り出そうとされたぁー。うぅ……部下が変態なんて……死にたい」
男「だから冗談ですから。あとそれ冗談になってないですから。いい加減、俺を変態扱いするのやめてくださいよ」
女「私なんかの下着じゃ興奮しないですかそうですか」
男「そんなこと言っても、今日はもうアイス買ってあげませんからね。主任はすぐお腹こわしちゃいますからね」
女「けちー」
女「お前、この資料を私にメールしてどうすんのよ」
男「あ、宛先まちがえました。すいません」
女「……今日の下着の柄を思い出すのに使った労力を返せ」
男「飛躍しすぎですよ……」
男「あ、宛先まちがえました。すいません」
女「……今日の下着の柄を思い出すのに使った労力を返せ」
男「飛躍しすぎですよ……」
女「あー仕事だるーい。ていうか生きてるのがだるーい。人生の夏休みはいつですかー」
男「またわけのかわらないことを……人生に長期連休なんて必要ないでしょう」
女「あーぁ。プライベートが充実してるっていう自慢ですかぁ? 予定が無い私に対するあてつけですかぁ?」
男「ちょ、俺の消しゴムちぎらないでくださいよ! ていうか、俺のプライベートが充実してるはず無いっていうの、知ってるでしょ……」
女「私と遊びに行くのがそんなに辛いのか」
男「またわけのかわらないことを……人生に長期連休なんて必要ないでしょう」
女「あーぁ。プライベートが充実してるっていう自慢ですかぁ? 予定が無い私に対するあてつけですかぁ?」
男「ちょ、俺の消しゴムちぎらないでくださいよ! ていうか、俺のプライベートが充実してるはず無いっていうの、知ってるでしょ……」
女「私と遊びに行くのがそんなに辛いのか」
男「いや、そういう意味ではなくてですね」
男「だから。主任とはいいお付き合いをさせてもらってるじゃないですか」
男「あぁ、もう。今度はどこに行きたいんですか……」
男「ていうか俺の給与額を知り尽くして計画的に遊びに行こうとするのやめてくださいよ……」
男「だから。主任とはいいお付き合いをさせてもらってるじゃないですか」
男「あぁ、もう。今度はどこに行きたいんですか……」
男「ていうか俺の給与額を知り尽くして計画的に遊びに行こうとするのやめてくださいよ……」
女「しょせん上司と部下の付き合いってわけね」
女「ふぅん。気を使わせてすいませんねぇ。どうせ私は可愛くないですよぅ」
女「何だよ。はいはい。私が悪いんですよね。こんな女はさっさと氏ねばいいんですよね」
女「……んー、じゃあ水族館にしよう。近くにおいしい料亭があるんだよねー。ふふふ」
女「心配しなくてもお前の分まで貯金しといてやるから」
女「ふぅん。気を使わせてすいませんねぇ。どうせ私は可愛くないですよぅ」
女「何だよ。はいはい。私が悪いんですよね。こんな女はさっさと氏ねばいいんですよね」
女「……んー、じゃあ水族館にしよう。近くにおいしい料亭があるんだよねー。ふふふ」
女「心配しなくてもお前の分まで貯金しといてやるから」
>>113妄想じゃないかww
おつおつ
おつおつ
女「うあー……」
男「何やってるんですか?」
女「うなってるの。見りゃわかるでしょ」
男「いや、そうじゃなくて……」
女「お前は自分の言いたいことをハッキリ言えないたいぷ」
男(はっきり言うとはっきり言えないんだよなこれが)
女「そしてすぐ顔に出るたいぷ……あーまたばかにされたー死のう」
男「何やってるんですか?」
女「うなってるの。見りゃわかるでしょ」
男「いや、そうじゃなくて……」
女「お前は自分の言いたいことをハッキリ言えないたいぷ」
男(はっきり言うとはっきり言えないんだよなこれが)
女「そしてすぐ顔に出るたいぷ……あーまたばかにされたー死のう」
男「まぁたしかに頭を抱えたくなる気持ちもわかりますけどね。この監査書類の山を見ると」
女「それはべつにそうでもない」
男「そこは嘘でも仕事が大変だからってことにしときましょうよ」
女「自分に嘘はつけないでしょう?」
男「説得力があるようなないような……」
女「それはべつにそうでもない」
男「そこは嘘でも仕事が大変だからってことにしときましょうよ」
女「自分に嘘はつけないでしょう?」
男「説得力があるようなないような……」
女「……とりあえずコーヒー」
男「はい、淹れたてですよ」
女「む……あーコーヒーだけっていうのもなぁー」
男「と思ってクッキーを」
女「じゃなくてやっぱりお茶がいいなぁ」
男「紅茶だったらもうちょっと待ってくださいね。今カップを暖めてますから」
女「……梅昆布茶と塩大福が欲しいんだもん」
男「はい、おあがりなさい」
女「……お前、転職したら?」
男「はい、淹れたてですよ」
女「む……あーコーヒーだけっていうのもなぁー」
男「と思ってクッキーを」
女「じゃなくてやっぱりお茶がいいなぁ」
男「紅茶だったらもうちょっと待ってくださいね。今カップを暖めてますから」
女「……梅昆布茶と塩大福が欲しいんだもん」
男「はい、おあがりなさい」
女「……お前、転職したら?」
男「またそんなことを。大体、俺がいなくなったら誰が主任の面倒を見るんですか」
女「だーいじょうぶよ。こう見えてもお前より社会人してる期間は長いからねぇ」
男「……」
女「あ、傷ついた? ねぇ傷ついた?」
男「……主任って人一倍やさしくされたがりなのに、やさしくないですよね」
女「人のことまで考える余裕が無いだけよ」
男(なんでちょっと誇らしげなんだろう……)
女「だーいじょうぶよ。こう見えてもお前より社会人してる期間は長いからねぇ」
男「……」
女「あ、傷ついた? ねぇ傷ついた?」
男「……主任って人一倍やさしくされたがりなのに、やさしくないですよね」
女「人のことまで考える余裕が無いだけよ」
男(なんでちょっと誇らしげなんだろう……)
女「あーむかつく! むかつく! むかつく!」
男「主任……経理課の社員が寿退社すると機嫌悪くなるのやめましょうよ」
女「ふんだ、お前もあーゆーのがいいんだろ。女は家庭に入る、とか、貴方の色に染まります、とか。あーやだやだ。前時代的」
男「さしあたって俺が一番気になるのは、主任がそうしてキコキコして壊した椅子が何代目になるかってことだけですよ」
男「主任……経理課の社員が寿退社すると機嫌悪くなるのやめましょうよ」
女「ふんだ、お前もあーゆーのがいいんだろ。女は家庭に入る、とか、貴方の色に染まります、とか。あーやだやだ。前時代的」
男「さしあたって俺が一番気になるのは、主任がそうしてキコキコして壊した椅子が何代目になるかってことだけですよ」
女「なぁーんか今日はやる気でないなぁ……」
男「今日は、じゃなくて今日も、じゃないんですか」
女「……今ので残っていたHPもゼロになった。もう仕事できない」
男「毎日瀕死ですか」
女「さくせん、いのちをだいじに!」
男「うわ、主任に似合わないセリフですねって、いたっ! ちょ!すいませんごめんなさいいたいです」
女「めいれいさせろ」
男「主任、どうでもいいですが、年がばれますよ」
男「今日は、じゃなくて今日も、じゃないんですか」
女「……今ので残っていたHPもゼロになった。もう仕事できない」
男「毎日瀕死ですか」
女「さくせん、いのちをだいじに!」
男「うわ、主任に似合わないセリフですねって、いたっ! ちょ!すいませんごめんなさいいたいです」
女「めいれいさせろ」
男「主任、どうでもいいですが、年がばれますよ」
男「……主任」
女「なにー?」
男「俺のアドレスに迷惑メールが大量に着てるんですけど……」
女「へー」
男「正直に言わないと今日のお茶菓子は主任の嫌いなモンブランにしますよ」
女「やだー、やだー、あんなのケーキじゃないもん! 何よぅ。ちょっと部下に出会いの機会を与えてあげただけなのに」
男「社用のアドレスを晒さないでくださいよ……」
女「プライベートのアドレスだと本気で怒るじゃん」
男「社用でもだめです!」
女「なにー?」
男「俺のアドレスに迷惑メールが大量に着てるんですけど……」
女「へー」
男「正直に言わないと今日のお茶菓子は主任の嫌いなモンブランにしますよ」
女「やだー、やだー、あんなのケーキじゃないもん! 何よぅ。ちょっと部下に出会いの機会を与えてあげただけなのに」
男「社用のアドレスを晒さないでくださいよ……」
女「プライベートのアドレスだと本気で怒るじゃん」
男「社用でもだめです!」
女「あーつかれたなー……PCなんてういるすにやられてしまえばいいのになぁ」
男「システム課のやつに聞かれたら怒られますよ」
女「……お前うぃにーとか言うやつで情報漏えいしろ」
男「無茶苦茶言わないでください」
女「はぁー……PCが壊れたら仕事しなくて済むのかなぁー」
男「主任……さすがにもうキーボードにコーヒーこぼしたら自腹になると思いますよ」
女「おぉっと、危ない危ない」
男「システム課のやつに聞かれたら怒られますよ」
女「……お前うぃにーとか言うやつで情報漏えいしろ」
男「無茶苦茶言わないでください」
女「はぁー……PCが壊れたら仕事しなくて済むのかなぁー」
男「主任……さすがにもうキーボードにコーヒーこぼしたら自腹になると思いますよ」
女「おぉっと、危ない危ない」
女「夏も終わりだねぇ……」
男「そろそろ寒くなるから裸で寝たりしちゃダメですよ、なんちゃ――」
女「へんたいだー!」
男「ちょ、冗談ですってば」
女「どこだ、どこに仕掛けた! カメラはどこにあるんだぁ! はっ……もしかして盗聴器も!? いやぁ、もうおうち帰れないよぅー」
男「えと、あの、冗談で言ったんですけど……主任、自宅では裸なんですか……?」
女「見てるくせに見てるくせに見てるくせに」
男「ちょっと主任、目がやばいですって、あの、ちょっとー?」
男「そろそろ寒くなるから裸で寝たりしちゃダメですよ、なんちゃ――」
女「へんたいだー!」
男「ちょ、冗談ですってば」
女「どこだ、どこに仕掛けた! カメラはどこにあるんだぁ! はっ……もしかして盗聴器も!? いやぁ、もうおうち帰れないよぅー」
男「えと、あの、冗談で言ったんですけど……主任、自宅では裸なんですか……?」
女「見てるくせに見てるくせに見てるくせに」
男「ちょっと主任、目がやばいですって、あの、ちょっとー?」
男「……主任、誰も見てないからって、誰かに見られたら恥ずかしいようなことやっちゃダメですよ」
女「死にたい。もう死ぬしかない。うぇ……うぇーん」
男「ちなみに、恥ずかしいことってどんな……すいません聞きませんし想像もしませんからそのカッターを置いてください」
女「お前の部屋を盗撮して社内にばらまいてやる。フフフフフフ」
男「主任、今日は飲みましょう! 給料日前ですけどクレジットでがんばりますんで!」
女「ふふ……ふふふ……ふふふふふふ」
男「か、かんべんしてくださいよぉー」
女「死にたい。もう死ぬしかない。うぇ……うぇーん」
男「ちなみに、恥ずかしいことってどんな……すいません聞きませんし想像もしませんからそのカッターを置いてください」
女「お前の部屋を盗撮して社内にばらまいてやる。フフフフフフ」
男「主任、今日は飲みましょう! 給料日前ですけどクレジットでがんばりますんで!」
女「ふふ……ふふふ……ふふふふふふ」
男「か、かんべんしてくださいよぉー」
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茄子……?ってなんだ……?
まあそれは置いといてだんだん距離が縮んでる感じがしていいなあww
まあそれは置いといてだんだん距離が縮んでる感じがしていいなあww
ID:jm2uJ4Eo「どこだ、どこに仕掛けた! カメラはどこにあるんだぁ! はっ……もしかして盗聴器も!? いやぁ、もうおうち帰れないよぅー」
女「あー……うー……」
男「……」
女「うー……あー……」
女「あうあうあー」
男「あうあうあー」
女「えー、お前頭大丈夫?」
男「主任にいわれたくないです」
男「……」
女「うー……あー……」
女「あうあうあー」
男「あうあうあー」
女「えー、お前頭大丈夫?」
男「主任にいわれたくないです」
女「雨か……かえりたくないなー」
男「主任、今日は送りませんからね」
女「あーそうね。雨でスリップして氏ねばいいんだよね」
男「……次の日にいつもより二時間も早起きして迎えに行く身にもなってくださいよ」
男「主任、今日は送りませんからね」
女「あーそうね。雨でスリップして氏ねばいいんだよね」
男「……次の日にいつもより二時間も早起きして迎えに行く身にもなってくださいよ」
男「またそんなことを……あー、わかりましたから。その代わり寄り道しませんからね?」
女「えー、ドライブしようよ、ドライブ」
男「雨だから車に乗るの嫌なんじゃないんですか」
女「雨の日に運転するの怖いじゃん。でも景色見るのは好きー」
男(俺はこの人のなんなんだろう……)
女「えー、ドライブしようよ、ドライブ」
男「雨だから車に乗るの嫌なんじゃないんですか」
女「雨の日に運転するの怖いじゃん。でも景色見るのは好きー」
男(俺はこの人のなんなんだろう……)
女「そこ右ね。……あっ。あぁー」
男「主任、ナビありますから」
女「機械の言うことなんて信じられるわけないでしょう!」
男「主任のナビよりは……わぁ、ちょ、運転中ですってば」
女「一緒に死ぬか? うりうり」
男「主任、ナビありますから」
女「機械の言うことなんて信じられるわけないでしょう!」
男「主任のナビよりは……わぁ、ちょ、運転中ですってば」
女「一緒に死ぬか? うりうり」
男「……で、今日はここで夕食ですか」
女「夜景がきれいでしょー」
男「夜景も綺麗ですし、雨も綺麗ですし、主任も綺麗ですし、食事もきっとおいしいでしょうね」
女「なぁに、急にそんなこと言って。口説いてんの?」
男「いえ。食事代の心配とか、これから食事したあと酔っ払った主任を送って、それから自分の部屋に帰って、
持ち帰りの仕事まとめて、シャワー浴びて、寝て、明日主任を迎えに行く計画を立てているだけです」
女「……私と食事するの、いや?」
男「そんな可愛い顔するのはずるいです」
女「夜景がきれいでしょー」
男「夜景も綺麗ですし、雨も綺麗ですし、主任も綺麗ですし、食事もきっとおいしいでしょうね」
女「なぁに、急にそんなこと言って。口説いてんの?」
男「いえ。食事代の心配とか、これから食事したあと酔っ払った主任を送って、それから自分の部屋に帰って、
持ち帰りの仕事まとめて、シャワー浴びて、寝て、明日主任を迎えに行く計画を立てているだけです」
女「……私と食事するの、いや?」
男「そんな可愛い顔するのはずるいです」
女「おいしかったねぇー。はー、これで仕事がなけりゃいいのになぁー。生きるのがつらいなぁ」
男「いきなり急降下しないでください」
女「……めんどくさくて悪かったわね」
男「主任、酔ってるんですか」
女「運転手は飲めなくて大変ですねぇー」
男「おっさんじゃないんですから、息を吹きかけないでくださいよ……」
女「ちょっとくらいどきどきしろ。ばか」
男「そんなことしてたら身が持ちません……」
男「いきなり急降下しないでください」
女「……めんどくさくて悪かったわね」
男「主任、酔ってるんですか」
女「運転手は飲めなくて大変ですねぇー」
男「おっさんじゃないんですから、息を吹きかけないでくださいよ……」
女「ちょっとくらいどきどきしろ。ばか」
男「そんなことしてたら身が持ちません……」
男「遅くなっちゃったんで高速使いますよ。着くまで寝てていいですよ」
女「あいあい」
男「……主任の飲んでたワインおいしそうでしたね」
女「すぅすぅ」
男「主任……寝るの早すぎです……」
女「あいあい」
男「……主任の飲んでたワインおいしそうでしたね」
女「すぅすぅ」
男「主任……寝るの早すぎです……」
男「着きましたよー」
女「んー。めんどくさい。降りたくない。降りたら死ぬ」
男「もぅ。そんなこと言ったら連れて帰りますよ」
女「そんな勇気ないくせに。あぁー私ってば女としての魅力がないんだぁー。うぅーもう死ぬしかないー」
男「じゃあ泊まっていいですか」
女「散らかってるからやだ。ほらぁ、早くドアまで運んでよぅ」
男(耐えろ、俺!)
女「んー。めんどくさい。降りたくない。降りたら死ぬ」
男「もぅ。そんなこと言ったら連れて帰りますよ」
女「そんな勇気ないくせに。あぁー私ってば女としての魅力がないんだぁー。うぅーもう死ぬしかないー」
男「じゃあ泊まっていいですか」
女「散らかってるからやだ。ほらぁ、早くドアまで運んでよぅ」
男(耐えろ、俺!)
ピンポーン
男『おはようございます』
女「んあー? お前、こんなじかんに何してるの?」
男『いや昨夜、送ったじゃないですか。オートロック開けてください。ドアまで迎えにいきますんで』
女「……早くない?」
男『主任……今日会議あるの忘れてるんですね……』
女「……しぬ」
男『あぁ、大丈夫ですから! 俺が資料まとめてあるんで! ちょっと、主任? もしもし? 二度寝しないでくださいよ! ちょっと!』
男『おはようございます』
女「んあー? お前、こんなじかんに何してるの?」
男『いや昨夜、送ったじゃないですか。オートロック開けてください。ドアまで迎えにいきますんで』
女「……早くない?」
男『主任……今日会議あるの忘れてるんですね……』
女「……しぬ」
男『あぁ、大丈夫ですから! 俺が資料まとめてあるんで! ちょっと、主任? もしもし? 二度寝しないでくださいよ! ちょっと!』
女「あら、おはよう、谷口君。そのシャツとネクタイ似合ってるわね。あぁ、そう、部長が君のこと褒めてたわよ。あ、ごめんね、これから会議なの。それじゃ」
男「……」
女「あぁー、会議いやだなぁー。しにたいなぁー。ねむいなぁー」
男「……」
女「……なにお前、朝から機嫌わるいの? うつなの?」
男「主任、俺のネクタイとシャツは似合ってないですか」
女「あっれー、もしかしてやきもちぃ? へぇーお前ってやきもちやきなんだぁ」
男「主任……すごくいい笑顔するのやめてください」
男「……」
女「あぁー、会議いやだなぁー。しにたいなぁー。ねむいなぁー」
男「……」
女「……なにお前、朝から機嫌わるいの? うつなの?」
男「主任、俺のネクタイとシャツは似合ってないですか」
女「あっれー、もしかしてやきもちぃ? へぇーお前ってやきもちやきなんだぁ」
男「主任……すごくいい笑顔するのやめてください」
女「……」
男「主任……? 何してるんですか?」
女「……うぅ」
男「ちょ、何泣いてるんですか」
女「インク……無くなった……」
男「ボールペンのインクが無くなったくらいで落ち込むのやめてくださいよ」
女「三色ボールペンなのよ!」
男「あぁーはいはい、俺が替えますから……」
男「主任……? 何してるんですか?」
女「……うぅ」
男「ちょ、何泣いてるんですか」
女「インク……無くなった……」
男「ボールペンのインクが無くなったくらいで落ち込むのやめてくださいよ」
女「三色ボールペンなのよ!」
男「あぁーはいはい、俺が替えますから……」
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