男「女さんっ！」
女「どうしたの？」
猫「みぃ」
男「猫ー猫ー」
猫「みぃっ！」
女「？」
男「あ、そだ……女さん、あのね、男友が………」
猫「みぃ？」
女「…ラグビー部の人よね。彼がどうしたの？」
男「…あ、ちょっと待って」
女「ええ」
男（えっと…男友の名前は出しちゃいけなくて…好きってつたえないと…はーどぼいるどに…）
猫「みぃ」
女「ごはんは、まだ先よ」
猫「みぃ…」
男「女さんっ」
女「ん？」
男「『好きだ』」
女「そう………………えぇっ！？…今、なんて」
男「えっと…『好きだ』」
女「………………わ、私も、その、嫌いじゃない、と思う」
男「そっかー。ありがとー」
女「あ、うん…」

男友「………」
男「あ、男友いたんだー。ちゃんと伝えてきたよ！はーどぼいるどに！」
男友「あ、いや、お前、あれじゃ…」
男「？」
男友「…いやまぁ、俺が悪いんだが」
男「男友、なんか悪いことしたの？」
男友「………まぁ、いい…」

女（いまのは何だったんだろう…）

女（好き？………でも、彼の場合の好きは友人一般に対する…）

女（でも、わざわざ、それを言いに来るってことは）
女友「ねぇねぇっ…今のってさ、告白？」
女「………そうなの、かな？」
女友「いや、そうでしょ…くぅーっ、昼間っから告白たぁ、青春よねぇ」
女「………」
女友「あんたも今度はまんざらでもない感じ？」
女「…感じって言われても」
女友「や、だって、あんたらずっと一緒にいるし…あんた、たまに男のことぼぉって見てるじゃん」
女「…それは………彼が…憧れだから」
女友「アコガレ？」
女「…ずっと、彼みたいな人間になりたいって思ってたから」
女友「…それって、好きっていうことじゃないの？」
女「………そうなの？」
女友「いや、私に聞かれても」

男「ねこーねこー」
猫「みぃーみぃー」
女「………」

女（…さっきのどういうつもりだったんだろう）

女（私に好意を抱くとすれば、何が目的で………違うな、そういうことじゃない）

女（…感情は理屈じゃなくて…そう…理屈じゃないはず…）

女（…彼の心情がどうであれ、私の心情は影響がないはずで………私は、どう思う？）

女（わたしは…）
男「あ、女さん」
女「………な、なに？」
男「土曜日、ひま？動物園行かない？」
女「特に予定はないけど………そ、それって、もしかしてデー」
男「よかったー。じゃあ、一緒に行こ？ね？」
女「あ…うん」

女（…私は、どう、思っているの？）

朝方の支援・保守、さんくすです。
ちょっと用事ができたので、去ります。
もし読んでくれてる方がいたら、保守してもらえると嬉しいです。
夕方くらいには戻れると思います。

いってらーﾉｼ
保守

今北星

オズの魔法使いとかもうほとんど覚えてないなぁ…
気球だけなんかまだ印象に残ってるけど何に使ったのかも忘れたし

保守

ほ

追いついたほし

保守

追いついた支援

残ってたああああああ

ねこーねこー

>>107
気球はただのオッチャンだったオズの魔法使いがカンザスに戻るためにドロシーと乗り込むんだけど気球が飛び立つまさにその時ドロシーが急に降りてしまいそれからどんどこしょ

携帯から

地震スレに押されながら

ほ

う

妹萌えの人ですか？

乙です

なんだヨネか

まだあったのね

>>1
待ってる

ほ

う

女「………」
男「女さんっ」
女「あ…」
男「ごめんねーおまたせー」
女「…そんなに待ってないよ」
男「よかったー。………女さん、なんか…いつもと違うねぇ」
女「うん………え？な、なにがっ？」
男「なんかひらひら～」
女「こ、これは…その…こういう場合、どういう服装をするべきか、わからなくて」
男「すっごくかわいいー」
女「………………そう？」
男「うん」
女「……えと」
男「あ、早く行かないと、開園しちゃう」
女「え」
男「急ご！」
女「あ…え、うん」

男「ねこーねこー」
豹「がぅ」
飼育係「ちがうから。それ似てるけど黒ヒョウだから」
男「知ってるー」
女「………」
男「あ、女さんも抱っこする？」
女「え、あ、うん」
豹「がぅ」
女「………」
豹「がーぅ」
男「かわいいよねー」
女「………ええ」

>>1か？IDががががががが…

男「よしよーし」
豹「がぅ」
女「………」
飼育係「お嬢ちゃん、動物は好きかい？」
女「…ネコなら」
飼育係「ネコ飼ってるとか？」
女「はい、一匹」
男「僕が拾ってきたんだー」
飼育係「捨てネコか？…ちゃんと病院行って、ネコの予防接種したか？してないと病気になったりするぞ」
女「はい、それなら」
男「えぇっ！！！…女さんっ！！猫っ！予防接種しなきゃ！！」
女「いや、してるし」
男「え？そうなの？」
女「………あなたもその場にいたでしょ？」
男「そうだっけ？」
飼育係「ほい、時間だ。記念撮影できるけどしてくかい？」
男「するー！！」
女「………？」
飼育係「じゃあ、お嬢ちゃん並んで…はい、笑ってー撮るよー…後頭部に膝を落とすプロレス技はー？」
男「ダイビングえんずいニー」

あ、ＩＤ変わってるけどいちです。すいません。

男「黒ヒョウの赤ちゃん抱っこできたしー帰ろっか」
女「…あなたは、このイベントのために私を誘ったのよね？」
男「うん。今日までだったし」
女「………そうよね。デートなわけないよね」
男「デート？」
女「なんでもない…帰りましょう」
男「あ、そだ！女さんち行ってもいい？」
女「ええ。猫、かわいがってやって」
男「うんっ！」
女「………」

>>1って、まさか囚人と看守の話書いてた人？

男「ねこーねこー」
猫「みぃーみぃー」
女「………」

女（…ちょっと考えれば、わかるじゃない…彼が、デートなんて…）

女（こんな服まで着て…バカみたい…）

女（………どうして、そんなこと思う？）

女（期待してたの？…デート？………どうして？）

女（…そっか…やっぱり私は）

男「えぅっ！？…お、女さんっ！？」
猫「ふみ？」
女「え？」
男「…あのっ」
女「………………ち、違うの…こ、これはね、その、特に意味はなくて、意味なくて後ろから
　抱きしめてるって言うのもどうなのかなって思うけど、でも、その下心とかそういうのじゃなくて
　ごめんっ！すぐ放すからっ」
男「あ、いいよー。このままで」
女「…いい、って言われても」
男「女さん、あったかいねー」
女「あ…うん、あなたもあたたかい」

暑さのせいで特定したがりも沸く沸く

女「………」
男「………」
猫「ふみぅ」
女「………あ、あのね」
男「ん？」
女「…わ、私…私ね、あなたのこと好きなんだと思う」
男「うん。僕も女さん好きだよー」
女「………そうよね」
男「なにがー？」
女「…なんでもない」

男「えへ…やっぱり、女さんって、おかーさんみたい」
女「…そう？」
男「うん。あったかいし…優しいし」
女「…私は優しくなんかないと思うけど……あなたのおかーさんってどんな人なの？」
男「えっとね、優しくてね…夏にね、アイス買ってくれて」
女「それ、この前も聞いたよ」
男「そうだっけ？…えっと、それから」

ｶﾞﾁｬ

叔母「やっほー！！元気して…るー………」
女「………」
男「ふぇ？」
猫「ふみ？」
叔母「………」
女「あ、あの、これは」
叔母「………さんぴー？」
女「なんでそうなるんですかっ！！」

叔母GJ

叔母「…まさか、姪っ子が男の子を連れ込んでいるとわ」
女「そういう言い方しないでください」
叔母「………そっか、一人暮らししたいって言い出したのも」
女「違いますっ！」
叔母「いいのよ…学生時代、青春の過ちなんて誰にでもあるわ…私にだってあった」
女「あやまちなんてありませんっ！」
叔母「でもね、条例違反はよくないっ……こんな小さな子を連れ込んで
　あんなことやこんなことをしようだなんて…なんてうらやましいっ！！」
男「？」
女「小さな子…って、同級生なんだけど」
叔母「………そんな夢設定！？」
女「そういうこと言ってるから、結婚できないんだと思います」
叔母「………あの、今のグサっと来たから…イキオクレーとかもうすぐミソジーとか、そういうこと言わないでーっ」
女「三十路って…叔母さん、今年で３３でしょう？」
叔母「…保護者にむかって………あんまり言うと落ち込むわよ？泊り込むわよ？」
女「なんなんですか…その脅し」

④

面白いので頑張って下さい

叔母「…ふむ、少年がこの猫を拾ってきて、ここで飼ってると」
男「あ、うん…じゃない…はい」
猫「みぃ」
女「…そういうわけです。叔母さんの疑うようなことは一切ありません」
叔母「えー」
女「なんです、それ。３０過ぎて、そういうこと言っても誰もかわいいとか言ってくれませんよ」
叔母「…なんか今日は一段と攻撃的ね」
女「別に。いつも言っていることですが、事前に連絡を入れてから来てください」
叔母「まぁ、今まさに押し倒してベッドインしようとしていたところをジャマ」
女「してませんっ！！どんな眼をしてるんですかっ！！」
叔母「少年…こんな子だけど悪い子じゃないから、仲良くしてあげてね？」
男「はいっ！」
叔母「よし。いい返事ね。でも少年、子作りはせめて卒業してから」
女「男くんに何を吹き込んでるんですかっ！！」
男「…あ」
叔母「どーしたの、少年？」
男「いま、はじめて名前で呼んでもらったので」
女「―――！！」
男「ちょっと嬉しかったです」
叔母「なるほどー」

がぉがぉ支援

叔母「ごめんねー疑ってーいや叔母さん、信じてたよ？…信じてたけどさー」
女「………」
叔母「まさかねー…名前を呼び合ったことも無い仲だとは思わないじゃん？抱き合っててさー」
女「………抱き合ってません。…ていうか、帰れ」
叔母「それ、ひどくない？」
猫「みぃ」
男「あ…そろそろ、帰ります」
女「え？」
叔母「そうか。気をつけてね、少年」
男「はいっ」
猫「みぃっ！」
男「また明日遊ぼうなー」
女「…あ、あのっ」
男「ん？」
女「えっと…これからも、男くんって呼んだほうが………呼んでもいい？」
男「うんっ！そっちの方が仲良しだしー」
女「…そう。じゃあ、そう呼ぶから」
男「うんっ」
叔母「…少年」
男「はい？」
叔母「………ありがとね」
男「？…はいっ！じゃ、おじゃましましたー」

女「………」
叔母「…しっかし、姉さんとは別の意味でオトコの趣味が悪いわねぇ」
女「…まだいたんですか」
叔母「ひ、ひどいっ…今日は泊り込んでやる」
女「やめて下さい。迷惑です」
叔母「ああいう子、素直でかわいいけど、苦労するわよー」
女「…だから、なんだって言うんですか」
叔母「……いい顔、できるようになったね」
女「…え？」
叔母「あの子のおかげか、この子のおかげか」
猫「み？」
叔母「…保護者の端くれとしては嬉しい限りかなぁ」
女「叔母さん…」
叔母「でも、避妊はちゃんとするのよ？」
女「はい………って、台無しじゃないですか…」

否認すればおｋと保護者の許可がでました

叔母「えーなんでー避妊だいじだよー」
女「確かに大事ですが…」
叔母「あ、それでね、今日来たのは」
女「…話、変わるのが早すぎます」
叔母「…姉さん、見つかったよ」
女「………そう、ですか」
叔母「どうする？」
女「どうもしません。保護者、叔母さんがいれば十分ですし」
叔母「そっか…」
女「ええ」
叔母「さて、と、泊まって、いろいろ聞き出したいのも山々だけど」
女「帰ってください」
叔母「街でナンパでもしに行くかなー」
女「…はぁ」
叔母「大丈夫！あなたがバージンロード歩くときに横にいて恥ずかしくないオトコひっかけてくるからっ！！」
女「………………それって、どういう」
叔母「任せといて！じゃあね！」
猫「みぃ！」
叔母「うん！猫ちゃんもまたねー！！」
女「あ、あのー…」