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元スレ新ジャンル「マゾサイエンティスト」
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女「くふふふふ……」
男「朝一番に不気味な笑いをするな」
女「これはこれは。男くんではありませんか」
男「白々しいな。こんどは何を開発したんだ?」
女「いやいや、新薬の開発は成功しなかったものの、もうひとつの目的は達成しました」
男「もうひとつの目的?」
女「あぶない……。あぶなーい薬品を扱うのがとても楽しい」
男「お前の思考が危ない」
女「一回手に危うくかかってしまったんですが、あの感覚がまた……」ゾクゾク
男「アホなこと言ってないで早く学校行くぞ」
男「朝一番に不気味な笑いをするな」
女「これはこれは。男くんではありませんか」
男「白々しいな。こんどは何を開発したんだ?」
女「いやいや、新薬の開発は成功しなかったものの、もうひとつの目的は達成しました」
男「もうひとつの目的?」
女「あぶない……。あぶなーい薬品を扱うのがとても楽しい」
男「お前の思考が危ない」
女「一回手に危うくかかってしまったんですが、あの感覚がまた……」ゾクゾク
男「アホなこと言ってないで早く学校行くぞ」
女「男くーん」
男「……。なんだよ?」
女「コレ飲んでみて」
男「……。安全なんだろうな?」
女「すでにテストはチェック済み」
男「……。ってことは、お前がこれ飲んだのか? こんなあからさまに怪しい色してんのに?」
女「これも実験の楽しみの一つなのです」ゾクゾク
男「……。はぁ……」
男「……。なんだよ?」
女「コレ飲んでみて」
男「……。安全なんだろうな?」
女「すでにテストはチェック済み」
男「……。ってことは、お前がこれ飲んだのか? こんなあからさまに怪しい色してんのに?」
女「これも実験の楽しみの一つなのです」ゾクゾク
男「……。はぁ……」
女「くふふふふ……」
男(女のやつ。また何か厄介ごとをたくらんでるな……)
「じゃあ、この問題を……。女今言った定理を使いながら証明してみろ」
女「……。すいません、解りません」
「女またか!? 本当にやる気あるのか? さっきからノートもとらずに……」ぐだぐだ
「わかったか?!」
女「……。はーい♪」
男(今コイツ楽しんでやがった!! 絶対にコイツこの問題解けてるだろ!!!)
男(女のやつ。また何か厄介ごとをたくらんでるな……)
「じゃあ、この問題を……。女今言った定理を使いながら証明してみろ」
女「……。すいません、解りません」
「女またか!? 本当にやる気あるのか? さっきからノートもとらずに……」ぐだぐだ
「わかったか?!」
女「……。はーい♪」
男(今コイツ楽しんでやがった!! 絶対にコイツこの問題解けてるだろ!!!)
女「くふふふふ……」
男(女のやつ。また何か厄介ごとをたくらんでるな……)
「じゃあ、この問題を……。女今言った定理を使いながら証明してみろ」
女「……。すいません、解りません」
「女またか!? 本当にやる気あるのか? さっきからノートもとらずに……」ぐだぐだ
「わかったか?!」
女「……。はーい♪」
男(今コイツ楽しんでやがった!! 絶対にコイツこの問題解けてるだろ!!!)
男(女のやつ。また何か厄介ごとをたくらんでるな……)
「じゃあ、この問題を……。女今言った定理を使いながら証明してみろ」
女「……。すいません、解りません」
「女またか!? 本当にやる気あるのか? さっきからノートもとらずに……」ぐだぐだ
「わかったか?!」
女「……。はーい♪」
男(今コイツ楽しんでやがった!! 絶対にコイツこの問題解けてるだろ!!!)
>>7 は書き溜めの誤爆。
忘れてくれ。
男「wawawa忘れ物~……っと」
女「くふふふふ……」ばたッ
男「いきなり、なに笑いながら倒れてんだ!?」
女「失敗してしまいまして~……」
男「っつーか! 教室でやるなよ!!」
女「だって……。理科室は全部科学部がつかってますし、家に帰る前にやってみたかった実験だですし……」
男「執念ってレベルじゃねーぞ!!」
忘れてくれ。
男「wawawa忘れ物~……っと」
女「くふふふふ……」ばたッ
男「いきなり、なに笑いながら倒れてんだ!?」
女「失敗してしまいまして~……」
男「っつーか! 教室でやるなよ!!」
女「だって……。理科室は全部科学部がつかってますし、家に帰る前にやってみたかった実験だですし……」
男「執念ってレベルじゃねーぞ!!」
男「ハァ…! ハァ…! これだから体育の授業は嫌いなんだよ!!」
女「くふふふふ……。男くん! ぜひ水分補給としてこれを飲んでくれ」
男「……。なんだ? このどぶ川の水に鼻血をたらしたような色をしたこの液体は?」
女「ビタミン剤……。だった気がしますが」
男「気がするって。あんた」
女「まぁまぁ。お気になさらずに」
男「はいはい…。飲みますよ。飲めば良いんですよね。飲まないと後が怖いんですもんね!!」
女「くふふふふ……」
先生「あれ? 男はどうしたー?」
「さっきこの世の終わりのような顔をしながら保健室に行ってました」
男(女め……! あれは人の飲むものじゃないぃぃいいッ!!!)
女「くふふふふ……。男くん! ぜひ水分補給としてこれを飲んでくれ」
男「……。なんだ? このどぶ川の水に鼻血をたらしたような色をしたこの液体は?」
女「ビタミン剤……。だった気がしますが」
男「気がするって。あんた」
女「まぁまぁ。お気になさらずに」
男「はいはい…。飲みますよ。飲めば良いんですよね。飲まないと後が怖いんですもんね!!」
女「くふふふふ……」
先生「あれ? 男はどうしたー?」
「さっきこの世の終わりのような顔をしながら保健室に行ってました」
男(女め……! あれは人の飲むものじゃないぃぃいいッ!!!)
男「で? 教室に残れって。なんか用か?」
女「男くんに実験を手伝ってもらおうかと……」
男「はい! 失礼しましたー」
女「待ちなさい」がしっ!
男「ハァ……。で? こんどは何をしろと?」
女「単純な作業です。このコを押さえつけておいてください」
男「なんだ……。この蛇とも言いがたくてコブラとも言いがたいこの蛇は」
女「先ほど校庭で捕まえた、よくわかんない生き物です」
男「おいおい…。大丈夫なのか? いろいろと」
女「では、このコを解体してイヌの遺伝子と掛け合わせてみます」
男「あからさまに危険なキメラのにおいがするから、俺は一抜けするぞ!! なにがなんでも!!」
女「男くんに実験を手伝ってもらおうかと……」
男「はい! 失礼しましたー」
女「待ちなさい」がしっ!
男「ハァ……。で? こんどは何をしろと?」
女「単純な作業です。このコを押さえつけておいてください」
男「なんだ……。この蛇とも言いがたくてコブラとも言いがたいこの蛇は」
女「先ほど校庭で捕まえた、よくわかんない生き物です」
男「おいおい…。大丈夫なのか? いろいろと」
女「では、このコを解体してイヌの遺伝子と掛け合わせてみます」
男「あからさまに危険なキメラのにおいがするから、俺は一抜けするぞ!! なにがなんでも!!」
女「痛ッ!!!」
男「女?! 大丈夫か!!?」
女「解体しようと思ったのですが失敗して、自分の手を切ってしまいました」
男「ケロリとした笑顔でそんなこというな。ほら手を出せ」
女「?」
男「えっと……。まずは止血して……」キュッ!
女「んッ!!」
男「ああ! わりぃ!! 次に消毒液を……。しみるぞ」
女「くぅッ!!」
男「いちいち変な声を上げるな!!」
女(ああ……。いいですね……。これ……)
男「女?! 大丈夫か!!?」
女「解体しようと思ったのですが失敗して、自分の手を切ってしまいました」
男「ケロリとした笑顔でそんなこというな。ほら手を出せ」
女「?」
男「えっと……。まずは止血して……」キュッ!
女「んッ!!」
男「ああ! わりぃ!! 次に消毒液を……。しみるぞ」
女「くぅッ!!」
男「いちいち変な声を上げるな!!」
女(ああ……。いいですね……。これ……)
男「あー。雨か……。久しぶりに図書館でも行ってみるか」
ざわ…ざわ…
男(ったく……。みんな考えることは同じか……。五月蠅くてしかたない……)
男「━━って、あれ?」
女「……」
男「よう! 女!!」
女「あ? これはこれは男くん。珍しいですね」
男「いつも本なんて読んでたっけ?」
女「図書館にいるときだけですが」
男「で? この分厚い本は何?」
女「図鑑です」
男「……はあ」
女「さて……。次は……っと。本棚の一番上のアレですね」
男「位置が高すぎやしないか?」
女「いえいえ。問題ないでしょう。脚立もしっかり用意されてますし」
男「いや……だけど……」
女「よっ……っと」ぐらぐら
男「危ない!!」
女「え……?」
がらがらがら
男「大丈夫か!? 女!!?」
女「脚立から落下して、さらに図鑑の下敷きに……」ゾクゾク
男「大丈夫そうだな……」
ざわ…ざわ…
男(ったく……。みんな考えることは同じか……。五月蠅くてしかたない……)
男「━━って、あれ?」
女「……」
男「よう! 女!!」
女「あ? これはこれは男くん。珍しいですね」
男「いつも本なんて読んでたっけ?」
女「図書館にいるときだけですが」
男「で? この分厚い本は何?」
女「図鑑です」
男「……はあ」
女「さて……。次は……っと。本棚の一番上のアレですね」
男「位置が高すぎやしないか?」
女「いえいえ。問題ないでしょう。脚立もしっかり用意されてますし」
男「いや……だけど……」
女「よっ……っと」ぐらぐら
男「危ない!!」
女「え……?」
がらがらがら
男「大丈夫か!? 女!!?」
女「脚立から落下して、さらに図鑑の下敷きに……」ゾクゾク
男「大丈夫そうだな……」
>>18
俺の脳内でもそう。
っつーか、ほかに書き手集まらない? そうですか…そうですか……
男「このドラマおもしれーよなぁ……。なんてったって天才物理学者が最後の最後一秒で時限爆弾とめるんだもん」
女「そのまま一思いに爆発してしまえば、まず全身に走る熱。そして体を切り裂くような爆風。そして爆風とともに高速で飛び散る物質に皮膚を切られて」ゾクゾク
男「本当に自重してくれ……」
俺の脳内でもそう。
っつーか、ほかに書き手集まらない? そうですか…そうですか……
男「このドラマおもしれーよなぁ……。なんてったって天才物理学者が最後の最後一秒で時限爆弾とめるんだもん」
女「そのまま一思いに爆発してしまえば、まず全身に走る熱。そして体を切り裂くような爆風。そして爆風とともに高速で飛び散る物質に皮膚を切られて」ゾクゾク
男「本当に自重してくれ……」
女「くふふふふ~♪」
男「こんどは何の実験だ?」
女「此処に一本の鉛筆があります。後ろの部分で押しても痛くないですが、先っぽで押すと激痛が走ります」
男「接する面積が小さいからだろ? そんなの教科書でやったよ」
女「更に……。この先端の鋭利部を一思いに思いっきり突き刺しても、ゆっくりゆっくりいつ触れるか解らない限界ギリギリの状況で触れさせたときの最初の痛みの感覚……」ゾクゾク
男「ようするに、ただの自慰行為じゃねえかよ!!」
男「こんどは何の実験だ?」
女「此処に一本の鉛筆があります。後ろの部分で押しても痛くないですが、先っぽで押すと激痛が走ります」
男「接する面積が小さいからだろ? そんなの教科書でやったよ」
女「更に……。この先端の鋭利部を一思いに思いっきり突き刺しても、ゆっくりゆっくりいつ触れるか解らない限界ギリギリの状況で触れさせたときの最初の痛みの感覚……」ゾクゾク
男「ようするに、ただの自慰行為じゃねえかよ!!」
男「今度は何を読んでいるんだ?」
女「……一重に言えば『錬金術』に関してです」
男「いわゆるアレか? 等価交換ってやつか?」
女「たしかに、すべての物事において等価交換は成立してるんですよ」
男「確かに金を払わないと物は買えないけどさ」
女「それだけに留まらず、動くためには自分の体力を犠牲にする。といった感覚です」
男「……言われて見ると確かにそうだな」
女「痛みが快楽に。苦しみが快楽に……」ゾクゾク
男「それは人によって異なるから」
男「うう~寒い寒い」
女「時点の軸が傾いてさえいなければ、こんなことにはならないはずなんですけどねぇ」
男「どうだっていいよ、そんなの寒いもんは寒いの」がらがら
バチッ!!
男「痛ッ!!! 静電気が!!」
女「静……電気………!!」
放課後
女「男くん。下敷きはお持ちですか?」
男「下敷き……。これ? この前の硬筆以来置きっぱなしのがあるけど:
女「感謝します」
男「……?」
女「電子の粒がアッー! 静電気がアッー!」バチバチバチバチ
男(こんな光景のアニメどっかで見たことあるぞ……)
女「ストロンガアッー!」
女「時点の軸が傾いてさえいなければ、こんなことにはならないはずなんですけどねぇ」
男「どうだっていいよ、そんなの寒いもんは寒いの」がらがら
バチッ!!
男「痛ッ!!! 静電気が!!」
女「静……電気………!!」
放課後
女「男くん。下敷きはお持ちですか?」
男「下敷き……。これ? この前の硬筆以来置きっぱなしのがあるけど:
女「感謝します」
男「……?」
女「電子の粒がアッー! 静電気がアッー!」バチバチバチバチ
男(こんな光景のアニメどっかで見たことあるぞ……)
女「ストロンガアッー!」
女「……不老不死かぁ……」
男「またえらく厨二病らしいテーマだな…」
女「とは、いいますが。実に魅力で気だとは思いません? 不老不死」
男「そうか? 死ぬに死ねないのも一つの苦しみだと思うが?」
女「死ぬに死ねない。永遠の苦しみ」ゾクゾク
男「はぁ……」
女「痛みとときまして、快楽の二次関数とときます」
男「ほぅ……。えらく文系な真似を……。 その心は?」
女「痛ければ痛いほど気持ちいい……!!」ゾクゾク
男「山田く~ん。追い返してきて!!」
男「ほぅ……。えらく文系な真似を……。 その心は?」
女「痛ければ痛いほど気持ちいい……!!」ゾクゾク
男「山田く~ん。追い返してきて!!」
男友「お前ってさ?」
男「うん?」
男友「なんで女とまともに話できるの?」
男「と、いうと?」
男友「ほら。アイツってさなんか近寄りがたいじゃん」
男「そうかな? 確かにへんなことはしてるけど、近寄りがたいか?」
男友「ふぅ……。これだから幼馴染クオリティは……」
男「……はぁ?」
男「確かにアイツが奇異な目で見られてるのは知ってる」
男「だけど、アイツが自分の好きなことに打ち込んでいるとき……」
男「アイツの目は間違いなく光り輝いていた……」
男「俺はそれが大好きなんだ」
女「痛ッ!!!!」ゾクゾク
男友「あの状態のことか?」
男「残念ながらあの状態の一歩手前の状態のことだ」
笑い方が「くほほほほ」だったら俺はこのスレ絶対見なかっただろうな。
女「シュバルツシルト半径なんて物があります」
男「シュバ……何?」
女「シュバルツシルト半径。簡単に言えば、ブラックホールから
逃げられなくなる距離です」
男「物理か……」
女「ブラックホール……。超質量による超重力……。
圧殺。骨が砕け表皮が千切れ血管が破れる……。なんと素晴らしい」
男「拷問の話ですか?」
女「いいえ、SMについてです」
男「でも俺、人を押しつぶす拷問を聞いたことがあるんだが」
女「だからSMについてです」
男「シュバ……何?」
女「シュバルツシルト半径。簡単に言えば、ブラックホールから
逃げられなくなる距離です」
男「物理か……」
女「ブラックホール……。超質量による超重力……。
圧殺。骨が砕け表皮が千切れ血管が破れる……。なんと素晴らしい」
男「拷問の話ですか?」
女「いいえ、SMについてです」
男「でも俺、人を押しつぶす拷問を聞いたことがあるんだが」
女「だからSMについてです」
新手の書き手様キタ━━!!
女「男くん……。ぜひこの薬をのんでほしいんだ」
男「これは……?」
女「いいからいいから」
男「……」ゴクゴクゴク
男「あれ? 意外に甘くて美味しい……?」
女「男くん。私のことをどうおもっている?」
男「え……。どうって」
ドキドキ
男「な…!? なんだ!? 急に…胸が……!!?」
女「まさか本当に惚れ薬が成功するなんて……」
男「惚れ……ぐすり……!?」
女「さぁ……。私のことをどうおもってます……」
男「だ……いす……きだ……! お前なしじゃ……生きられない……ほど……」
女「ッハ!! 今のがレム睡眠というやつかッ!!!」
女「男くん……。ぜひこの薬をのんでほしいんだ」
男「これは……?」
女「いいからいいから」
男「……」ゴクゴクゴク
男「あれ? 意外に甘くて美味しい……?」
女「男くん。私のことをどうおもっている?」
男「え……。どうって」
ドキドキ
男「な…!? なんだ!? 急に…胸が……!!?」
女「まさか本当に惚れ薬が成功するなんて……」
男「惚れ……ぐすり……!?」
女「さぁ……。私のことをどうおもってます……」
男「だ……いす……きだ……! お前なしじゃ……生きられない……ほど……」
女「ッハ!! 今のがレム睡眠というやつかッ!!!」
男「ふぁ~……む……」
女「眠そうですね。男くん」
男「ああ……。女……。昨日ちょっと寝入るのが遅くてね……」
女「人間はレム睡眠とノンレム睡眠を一時間三十分の周期で繰り返し続けます。この節目節目のタイミングを計ると気持ちよく起きられるといいます」
男「あ~……。昔聞いたことある。二時間寝れるんだったら、一時間半眠っておけってそういうことか……」
女「実際には、レム睡眠時が一番体力を回復できるといいます。事実人間というのは睡眠でしか体力の回復って出来ないんですよ」
男「そうなの!?」
女「はい。お風呂に入るのも疲れて眠りやすくするためなのです」
男「へぇ~……」
女「まぁ、昔の話なんですけどお風呂を熱湯にしたまま寝ちゃったことがありましてね……。あの時は本当に意識がくらくらして大変でしたよ…」
男「うわぁ……」
女「今思えばあのときに死んでいたんじゃないかって考えると……」ゾクゾク
男「今更かもしれんが、お前ただの変態だろ」
女「眠そうですね。男くん」
男「ああ……。女……。昨日ちょっと寝入るのが遅くてね……」
女「人間はレム睡眠とノンレム睡眠を一時間三十分の周期で繰り返し続けます。この節目節目のタイミングを計ると気持ちよく起きられるといいます」
男「あ~……。昔聞いたことある。二時間寝れるんだったら、一時間半眠っておけってそういうことか……」
女「実際には、レム睡眠時が一番体力を回復できるといいます。事実人間というのは睡眠でしか体力の回復って出来ないんですよ」
男「そうなの!?」
女「はい。お風呂に入るのも疲れて眠りやすくするためなのです」
男「へぇ~……」
女「まぁ、昔の話なんですけどお風呂を熱湯にしたまま寝ちゃったことがありましてね……。あの時は本当に意識がくらくらして大変でしたよ…」
男「うわぁ……」
女「今思えばあのときに死んでいたんじゃないかって考えると……」ゾクゾク
男「今更かもしれんが、お前ただの変態だろ」
女「あぁ! 硫酸が腕に!」
男「喜ぶな馬鹿! 早く洗え!」
女「気持ちいい……あぁん」
男「駄目だろ! 水、誰か水持って来い! 女が硫酸を――!」
女「水ですか!? 水なのですか!
男君、見かけによらずサドだったんですね! どうぞ水を!
かけて! 水を私に思い切りかけてください!」
男「……え?」
男「喜ぶな馬鹿! 早く洗え!」
女「気持ちいい……あぁん」
男「駄目だろ! 水、誰か水持って来い! 女が硫酸を――!」
女「水ですか!? 水なのですか!
男君、見かけによらずサドだったんですね! どうぞ水を!
かけて! 水を私に思い切りかけてください!」
男「……え?」
「今回の実験では、この水酸化ナトリウム水溶液を用います。これは皮膚に触れると皮膚を溶かし始める……」
男「う~ん……。取り扱い要注意ってところだな……」
女「使い方さえ間違えなければ良い話でしょう?」
男「うう……。でもやっぱ怖い……」
女「ふぅ……。仕方ないですね。私がこの試薬を扱いますから」
ちょろろろろろ(入れる音
ぴちょん!(滴がはねた音
男「女!?」
女「目の中に入ってしまいました」
男「いやいやいや!! なにのんきにいってんの!? 早く洗ってきなって!!」
女「眼鏡があっても意味無いんですね。目が焼けるようにひりひり……」ゾクゾク
男「いいから洗ってきなさいって!!!」
(実話を元に構成)
男「う~ん……。取り扱い要注意ってところだな……」
女「使い方さえ間違えなければ良い話でしょう?」
男「うう……。でもやっぱ怖い……」
女「ふぅ……。仕方ないですね。私がこの試薬を扱いますから」
ちょろろろろろ(入れる音
ぴちょん!(滴がはねた音
男「女!?」
女「目の中に入ってしまいました」
男「いやいやいや!! なにのんきにいってんの!? 早く洗ってきなって!!」
女「眼鏡があっても意味無いんですね。目が焼けるようにひりひり……」ゾクゾク
男「いいから洗ってきなさいって!!!」
(実話を元に構成)
女「誰でも出来る物理学。ブーメラン」
男「物理学……?」
女「シンプルですが航空力学の基礎が良く分かる物です。
さぁ、どうぞ」
男「えい」
女「どこに向かって投げてるんですか」
男「は?」
女「ここは私に当てる場面でしょう」
男「そんな状況は知らん」
男「物理学……?」
女「シンプルですが航空力学の基礎が良く分かる物です。
さぁ、どうぞ」
男「えい」
女「どこに向かって投げてるんですか」
男「は?」
女「ここは私に当てる場面でしょう」
男「そんな状況は知らん」
女「ここで……。この試薬を……。この中に……!!」
ボンッ!!
男「うわぁ! びっくりした!! って女大丈夫か!?」
女「エホッ! エホッ! ええ。なんとか」
男「ホッ…。よかった。でも、また失敗したの?」
女「失敗は成功の母 ですからね。なんどでも失敗しますよ」
男「まぁ、そういうけどさ」
女「それに……。"こういう"失敗なら私は……!!」ゾクゾク
男「ちゃっちゃとおわらせて帰ろうぜ? 突っ込むのも疲れてきた」
女「おやおや……。見捨てないでくださいよ」ゾクゾクゾク
女「くふふふふ……」
明日早いのでもう寝ます。
明日朝残っていたら携帯から少し書き込むかも。
では、おやすみ。 くふふふふ……
ボンッ!!
男「うわぁ! びっくりした!! って女大丈夫か!?」
女「エホッ! エホッ! ええ。なんとか」
男「ホッ…。よかった。でも、また失敗したの?」
女「失敗は成功の母 ですからね。なんどでも失敗しますよ」
男「まぁ、そういうけどさ」
女「それに……。"こういう"失敗なら私は……!!」ゾクゾク
男「ちゃっちゃとおわらせて帰ろうぜ? 突っ込むのも疲れてきた」
女「おやおや……。見捨てないでくださいよ」ゾクゾクゾク
女「くふふふふ……」
明日早いのでもう寝ます。
明日朝残っていたら携帯から少し書き込むかも。
では、おやすみ。 くふふふふ……
女「硫黄……。元素記号S、原子番号16、原子量32.07。
斜方・単斜・ゴム状と3種の同素体を持つ……」
男「硫黄がどうかしたのか」
女「その昔、江戸時代の日本ではですね。
キリシタン弾圧の際に、海水と泥と、硫黄を混ぜて熱して。
それを人に掛けたんですって。皮膚はすぐに溶けて――」
男「もういい」
女「そうですか。趣味が合いませんね」
男「……言っとくけど、俺は絶対そんな事しないからな」
女「あら残念」
斜方・単斜・ゴム状と3種の同素体を持つ……」
男「硫黄がどうかしたのか」
女「その昔、江戸時代の日本ではですね。
キリシタン弾圧の際に、海水と泥と、硫黄を混ぜて熱して。
それを人に掛けたんですって。皮膚はすぐに溶けて――」
男「もういい」
女「そうですか。趣味が合いませんね」
男「……言っとくけど、俺は絶対そんな事しないからな」
女「あら残念」
女「痛っ! でも気持ちいい!」
男「どうした!?」
女「試験管割っちゃったんです。破片で指が切れて」
男「なんだ、良かった。大事に至らなくて」
女「大事……? 大事とはつまり、動脈までざっくり切れるとか、
爪の間に入るとか? いいですね、実に素晴らしい」
男「お前……。自傷癖あるだろ」
女「いやいや、そういうのは事故又は人にやってもらわないと意味がありません。
というわけで」
男「早く保健室行け。破片は片付けておくから」
女「ちっ」
男「どうした!?」
女「試験管割っちゃったんです。破片で指が切れて」
男「なんだ、良かった。大事に至らなくて」
女「大事……? 大事とはつまり、動脈までざっくり切れるとか、
爪の間に入るとか? いいですね、実に素晴らしい」
男「お前……。自傷癖あるだろ」
女「いやいや、そういうのは事故又は人にやってもらわないと意味がありません。
というわけで」
男「早く保健室行け。破片は片付けておくから」
女「ちっ」
女「ふむふむ」
男「なんの実験してるんだ? ネズミか?」
女「試行錯誤ですよ。ネズミを迷路に放って、道を覚える時間を計るんです。
理論上は十回もやれば迷わず辿り着けますね」
男「へぇ。ところでそのネズミ、どこから捕ってきたんだ」
女「下水道から」
男「……店で買えよ」
女「嫌ですよ、買ったのは大人しいですから」
決して真似しないでください。病気になります。
男「なんの実験してるんだ? ネズミか?」
女「試行錯誤ですよ。ネズミを迷路に放って、道を覚える時間を計るんです。
理論上は十回もやれば迷わず辿り着けますね」
男「へぇ。ところでそのネズミ、どこから捕ってきたんだ」
女「下水道から」
男「……店で買えよ」
女「嫌ですよ、買ったのは大人しいですから」
決して真似しないでください。病気になります。
女「ガリレオは言いました。『それでも地球は回っている』と」
男「言ったな。でも、時世のせいで説を曲げなきゃいけなかったんだよな」
女「私なら曲げませんよ。どんな反論があろうと」
男「おぉ、かっこいい」
女「飛んでくる糾弾、非難、反論、批評、侮辱、差別……。
その全てを受け止めたい!」
男「おぉ、馬鹿がいる」
男「言ったな。でも、時世のせいで説を曲げなきゃいけなかったんだよな」
女「私なら曲げませんよ。どんな反論があろうと」
男「おぉ、かっこいい」
女「飛んでくる糾弾、非難、反論、批評、侮辱、差別……。
その全てを受け止めたい!」
男「おぉ、馬鹿がいる」
女「エタノールのすーっとした感覚は快感ですね」
男「どこも怪我してないのにもったいない」
女「む。では」
すぱっ
女「これで文句ありませんね?」
男「わざわざ作るこたぁない」
ばしゃっ
女「あああ…」
男「頭から被るヤツがあるか」
女「この沁みる感覚。た、堪らん!」
男「あのな…」
男「どこも怪我してないのにもったいない」
女「む。では」
すぱっ
女「これで文句ありませんね?」
男「わざわざ作るこたぁない」
ばしゃっ
女「あああ…」
男「頭から被るヤツがあるか」
女「この沁みる感覚。た、堪らん!」
男「あのな…」
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- 新ジャンル「ふたりぼっちコンビニ」 (423) - [64%] - 2008/11/19 19:45 ○
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