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元スレ新ジャンル「ホームステイ日本オタク」
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女「ツクツクボーシを採ってきまシタ」
男「土筆ね」
女「そうでシタ、ツクシデス」
男「天ぷらにして食べようか」
女「ハイ。子供の頃、ツクシの成長した姿がヨモギだと思ってました」
男「そんなことは聞いてないです。でも俺も誰かに吹き込まれた記憶があるな」
男「土筆ね」
女「そうでシタ、ツクシデス」
男「天ぷらにして食べようか」
女「ハイ。子供の頃、ツクシの成長した姿がヨモギだと思ってました」
男「そんなことは聞いてないです。でも俺も誰かに吹き込まれた記憶があるな」
女「フォローミー男、ちょっとこのBBSを見てくださいデス」
男「何か面白いもんでも見つけたかぁ?」
女「同じIDの人が、24時間の間にほぼ無休状態で書き込み
まくってるデス。さすがカローシの国、日本! 日本の
サムライは疲労なんて感じないネ!」
男「カローシって過労死のことか…?」
女「そうそう、それデス! 今やカローシは世界共通語ネ!」
男「何か面白いもんでも見つけたかぁ?」
女「同じIDの人が、24時間の間にほぼ無休状態で書き込み
まくってるデス。さすがカローシの国、日本! 日本の
サムライは疲労なんて感じないネ!」
男「カローシって過労死のことか…?」
女「そうそう、それデス! 今やカローシは世界共通語ネ!」
女「男女七つにして席を同じうせず、といいますけどワタシたちの場合は別デスネ」
男「一つ屋根の下で同居してるからだ」
女「部屋は別々デスガ」
男「さすがに同じ部屋はまずいだろ」
女「狭いデスカラネ」
男「はっきり言ってくれる。が、そういうことじゃないんだけどな」
女「?」
男「一つ屋根の下で同居してるからだ」
女「部屋は別々デスガ」
男「さすがに同じ部屋はまずいだろ」
女「狭いデスカラネ」
男「はっきり言ってくれる。が、そういうことじゃないんだけどな」
女「?」
女「ふっふふ~♪」
男「またスイーツ買ってきたのか? 顔がニヤけてるからわかる」
女「スイーツではないデス! 『甘味』と言いなさい!!!」
男「…誠に申し訳ございませんでした」
男「またスイーツ買ってきたのか? 顔がニヤけてるからわかる」
女「スイーツではないデス! 『甘味』と言いなさい!!!」
男「…誠に申し訳ございませんでした」
女「石の上にも三年、この心構えは忘れてはイケマセンヨ」
男「そうだな」
女「ただただ耐えて、我慢して頑張ればいつかハッピーフラワーは咲きマス」
男「なんだかわからないけど頑張ってみる」
男「そうだな」
女「ただただ耐えて、我慢して頑張ればいつかハッピーフラワーは咲きマス」
男「なんだかわからないけど頑張ってみる」
女「最近のアクションゲームの主人公は、銃と剣の両方を
装備してるのがいいデスネ~」
男「今度中古屋で『ライジング斬 ザ・サムライガンマン』を探して
きてやろう。きっと女の趣味にドストライクなはずだ」
装備してるのがいいデスネ~」
男「今度中古屋で『ライジング斬 ザ・サムライガンマン』を探して
きてやろう。きっと女の趣味にドストライクなはずだ」
女「近くにバンブー林がありまシタネ」
男「中途半端に英語を混ぜないでくれ」
女「これからバンブーを採りに行ってきマス」
男「この時期に流しソーメン?」
女「ノー。バンブー林には
男「わかった。竹取物語だろ?」
女「ノー。札束が入ったバッグがあるかもしれマセン!」
男「現金なヤツだ……」
男「中途半端に英語を混ぜないでくれ」
女「これからバンブーを採りに行ってきマス」
男「この時期に流しソーメン?」
女「ノー。バンブー林には
男「わかった。竹取物語だろ?」
女「ノー。札束が入ったバッグがあるかもしれマセン!」
男「現金なヤツだ……」
女「自由の国から来た私が、男に自由ってものを
教えてやるデス!」
男「断っても半強制的に聞く羽目になりそうだし、ここは
大人しく清聴しておこう」
女「雨の中、傘をささずに踊る人間がいてもいい…自由とは
そういうことデス!」
男「日本のアニメの丸パクリじゃねーか!」
女「このアニメ『THEビッグオー』はアメリカでヒットしたデス。
さすがは自由に関する名言が出てるだけありますネ」
教えてやるデス!」
男「断っても半強制的に聞く羽目になりそうだし、ここは
大人しく清聴しておこう」
女「雨の中、傘をささずに踊る人間がいてもいい…自由とは
そういうことデス!」
男「日本のアニメの丸パクリじゃねーか!」
女「このアニメ『THEビッグオー』はアメリカでヒットしたデス。
さすがは自由に関する名言が出てるだけありますネ」
女「情けは人の為成らずデス。今から男サンにいいことをしマス」
男「親切なのはいいことだが」
女「さあ、目を閉じて口を開けてくだサイ」
男「これでいいか? もごっ!」
もぐもぐ
男「美味い」
女「いつも行っている和菓子屋サンの新作だそうデス」
男「確かに……うん、茶を淹れるよ」
女「巡り巡ってお茶が来まシタ」
男「どうせこれを狙ってたんだろ? 普通に言えばいいのに」
男「親切なのはいいことだが」
女「さあ、目を閉じて口を開けてくだサイ」
男「これでいいか? もごっ!」
もぐもぐ
男「美味い」
女「いつも行っている和菓子屋サンの新作だそうデス」
男「確かに……うん、茶を淹れるよ」
女「巡り巡ってお茶が来まシタ」
男「どうせこれを狙ってたんだろ? 普通に言えばいいのに」
女「『ゴルゴ13』は元々スパイ映画『007』の影響が強かったデスが、
いつの間にか『007』よりもストイックになってたデスネ」
男「次は『ローゼンメイデン』について語ってもらおうか」
女「語れますけど…どうしてデスか?」
男「元外務大臣と話しているような気分になれるんだ」
女「?」
いつの間にか『007』よりもストイックになってたデスネ」
男「次は『ローゼンメイデン』について語ってもらおうか」
女「語れますけど…どうしてデスか?」
男「元外務大臣と話しているような気分になれるんだ」
女「?」
女「今度、冷蔵庫を買おうと考えてマス」
男「既にあるじゃないか」
女「アレは電気仕掛けデス。ワタシが言っているのは木製デスヨ」
男「って、アレか」
女「ハイ。氷を入れて冷やす昔懐かしのデス」
男「氷屋がないうえに、置く場所がないから却下」
女「んむ……」
男「既にあるじゃないか」
女「アレは電気仕掛けデス。ワタシが言っているのは木製デスヨ」
男「って、アレか」
女「ハイ。氷を入れて冷やす昔懐かしのデス」
男「氷屋がないうえに、置く場所がないから却下」
女「んむ……」
女「火鉢を買いマス」
男「冷蔵庫の次は火鉢と来たか」
女「もう春デスけどネ」
男「そう言われればそうだ。ははあ、枕草子を読んだな」
女「冬はつとめて、デスヨ」
男「来年だ来年。鬼に笑われるぞ」
女「ハア」
男「冷蔵庫の次は火鉢と来たか」
女「もう春デスけどネ」
男「そう言われればそうだ。ははあ、枕草子を読んだな」
女「冬はつとめて、デスヨ」
男「来年だ来年。鬼に笑われるぞ」
女「ハア」
~二人でおでかけ~
女「これが日本のウォシュレット付きトイレなのデスネ!?
凄いデス! 宇宙船のコックピットみたいにボタンが
いっぱいデス!」
男「あのー、トイレで楽しそうにはしゃがないでくれないかなぁ?
ツレとして非常に恥ずかしいんだが…」
女「これが日本のウォシュレット付きトイレなのデスネ!?
凄いデス! 宇宙船のコックピットみたいにボタンが
いっぱいデス!」
男「あのー、トイレで楽しそうにはしゃがないでくれないかなぁ?
ツレとして非常に恥ずかしいんだが…」
女「む、むむむ……」
男「ほれ、どっちにするんだ?」
女「こっちデス!」
男「残念。それがババだ」
女「シット!」
男「いい加減休憩入れようぜ」
女「なんの。欲しがりません、勝つまでハッ!」
男「そう言って一日中やり続けてるじゃないか……」
男「ほれ、どっちにするんだ?」
女「こっちデス!」
男「残念。それがババだ」
女「シット!」
男「いい加減休憩入れようぜ」
女「なんの。欲しがりません、勝つまでハッ!」
男「そう言って一日中やり続けてるじゃないか……」
女「ムふふフフ~♪」
男「……なにしてらっしゃる?」
女「漢検DSデス♪」
男「はまりこんでると……」
女「早速ですが『たぬき』ってどうやって書くでショウ!!」
男「狸」
女「ォオ~」
男「一応俺日本人だし、漢検なら二級まで高校で取らされたぞ?」
男「……なにしてらっしゃる?」
女「漢検DSデス♪」
男「はまりこんでると……」
女「早速ですが『たぬき』ってどうやって書くでショウ!!」
男「狸」
女「ォオ~」
男「一応俺日本人だし、漢検なら二級まで高校で取らされたぞ?」
女「貴方はカラテのグレードはいくつデスか?」
男「え・・・持ってないけどそんなの」
女「ジャパニーズボーイは全員カラテマスターだと聞いていマシタ。ガッカリです」
男「Sucker...」
女「What!?」
男「え・・・持ってないけどそんなの」
女「ジャパニーズボーイは全員カラテマスターだと聞いていマシタ。ガッカリです」
男「Sucker...」
女「What!?」
女「月はいつもそこにあるのデス」
男「生憎と雲で隠れて見えない」
女「隠れていてもそこに……ほら、あるでショウ?」
男「まあ、ね」
女「雲が去るのを待ちまショウ」
男「え? このままずっと外で?」
女「待ちまショウ」
男(話を聞きそうにないな)
男「生憎と雲で隠れて見えない」
女「隠れていてもそこに……ほら、あるでショウ?」
男「まあ、ね」
女「雲が去るのを待ちまショウ」
男「え? このままずっと外で?」
女「待ちまショウ」
男(話を聞きそうにないな)
女「そういえばデスネ」
男「うん?」
女「日本に来たばかりのコロは、日本人は皆i-podを自力で皆直せるんだと思ってましたヨ」
男「いやいやいや……」
女「向こうデハ、車なんてすぐに壊れますし、修理にいちいち出してたら高いですモン」
男「お前どこ出身だ?!」
男「うん?」
女「日本に来たばかりのコロは、日本人は皆i-podを自力で皆直せるんだと思ってましたヨ」
男「いやいやいや……」
女「向こうデハ、車なんてすぐに壊れますし、修理にいちいち出してたら高いですモン」
男「お前どこ出身だ?!」
男「そろそろ寒くて眠くなってきた」
女「そんな時こそ熱血ではありまセンカ?」
男「使いどころを間違ってる」
女「思う念力岩をも通す、ということで雲散霧消してみせまショウ」
男「微妙に違ってるんだよなあ、解釈が」
女「むむむ……」
女「むむむむ……」
女「むむむむむ……」
男「もう諦めよう」
女「そうデスネ、諦めが肝心デス」
男(コロコロ変わるなあ)
女「そんな時こそ熱血ではありまセンカ?」
男「使いどころを間違ってる」
女「思う念力岩をも通す、ということで雲散霧消してみせまショウ」
男「微妙に違ってるんだよなあ、解釈が」
女「むむむ……」
女「むむむむ……」
女「むむむむむ……」
男「もう諦めよう」
女「そうデスネ、諦めが肝心デス」
男(コロコロ変わるなあ)
>>275
心の中にパティがいるから大丈夫だ
心の中にパティがいるから大丈夫だ
女「ううう……寒いデス」
男「寒空の下にずっといれば風邪くらいひくよ」
女「月を、月を見たかったのデス」
男「どうしてまた月に拘ってたんだ?」
女「日本で見る月は、ラビットに見えると聞いたんデスヨ」
男「なるほど……ね」
男「寒空の下にずっといれば風邪くらいひくよ」
女「月を、月を見たかったのデス」
男「どうしてまた月に拘ってたんだ?」
女「日本で見る月は、ラビットに見えると聞いたんデスヨ」
男「なるほど……ね」
男「ホットミルクでも飲んで温まりな」
女「サンキューデス」
ごくごく
女「ぷはあ! ゴゾウロップに
男「それはもういい」
女「言わないと飲んだ気になれないのデス」
男「難儀な性格してるよ」
女「サンキューデス」
ごくごく
女「ぷはあ! ゴゾウロップに
男「それはもういい」
女「言わないと飲んだ気になれないのデス」
男「難儀な性格してるよ」
男「飲んだらとっとと寝てしまえ。季節の変わり目の風邪は質が悪い」
女「そうしマス」
ごくごく
女「ごちそうさまデシタ」
男「ああ」
女「あの」
男「ん?」
女「一言言ってもいいデスカ?」
男「なんだ」
女「ゴゾウ
男「寝ろ」
女「そうしマス」
ごくごく
女「ごちそうさまデシタ」
男「ああ」
女「あの」
男「ん?」
女「一言言ってもいいデスカ?」
男「なんだ」
女「ゴゾウ
男「寝ろ」
女「おはようございマス」
男「おう、風邪の具合はどうだ」
女「なんともありまセン」
男「それはなにより。飯食うか?」
女「食べマス」
男「存分に食え」
女「いただきマス」
ずずー
女「テキーン! 味噌を変えましたネ?」
男「その効果音はないわ……だが正解だ」
女「当然デス! ゴールデンタンを持つワタシにはベリーイージーデス!」
男「黄金の舌ってなんか嫌だなあ」
男「おう、風邪の具合はどうだ」
女「なんともありまセン」
男「それはなにより。飯食うか?」
女「食べマス」
男「存分に食え」
女「いただきマス」
ずずー
女「テキーン! 味噌を変えましたネ?」
男「その効果音はないわ……だが正解だ」
女「当然デス! ゴールデンタンを持つワタシにはベリーイージーデス!」
男「黄金の舌ってなんか嫌だなあ」
女「ごちそうさまデシタ」
男「お粗末さまでした」
女「さあ、今日は何をしまショウ」
男「また食べ歩きするんだろ? 食ってばっかだな」
女「食べ物は食べられる為にあるのデスヨ?」
男「もっともらしいことを」
女「では、行ってきマス」
男「朝飯食ったばかりでよくもまあ……」
男「お粗末さまでした」
女「さあ、今日は何をしまショウ」
男「また食べ歩きするんだろ? 食ってばっかだな」
女「食べ物は食べられる為にあるのデスヨ?」
男「もっともらしいことを」
女「では、行ってきマス」
男「朝飯食ったばかりでよくもまあ……」
女「ただいま帰還せり~デス」
男「おかえり」
女「おとなしく待ってた坊主に土産をあげまショウ」
男「酒飲んで帰ってきたサラリーマンみたいなことを言うな」
女「お土産は本当デス」
男「また茶を淹れればいいわけね」
女「今回はお茶はいらないのデスヨ」
男「え?」
女「開けてみればワカリマス」
男「こりゃ、確かにいらないな」
男「おかえり」
女「おとなしく待ってた坊主に土産をあげまショウ」
男「酒飲んで帰ってきたサラリーマンみたいなことを言うな」
女「お土産は本当デス」
男「また茶を淹れればいいわけね」
女「今回はお茶はいらないのデスヨ」
男「え?」
女「開けてみればワカリマス」
男「こりゃ、確かにいらないな」
男「日本が好きなのはわかる。でもこれはマズイ」
女「どうしてデス?」
男「ご丁寧に大きな箱で偽装工作までして……刃も潰されてない、刀そのものだ」
女「サムラーイの魂デスヨ?」
男「それは昔の話。このご時世で持ってたら危ないヤツ確定コースまっしぐらだ」
女「オウ……護身用にでも
男「骨董屋のオヤジだな? 返してくる」
女「待ってくだサイ!」
女「どうしてデス?」
男「ご丁寧に大きな箱で偽装工作までして……刃も潰されてない、刀そのものだ」
女「サムラーイの魂デスヨ?」
男「それは昔の話。このご時世で持ってたら危ないヤツ確定コースまっしぐらだ」
女「オウ……護身用にでも
男「骨董屋のオヤジだな? 返してくる」
女「待ってくだサイ!」
女「いつもお世話になりっぱなしで、感謝の気持ちをお渡ししたかったのデス」
男「だからといって
女「ワタシの好みを押し付けた結果、気分を害したことは謝りマス。ゴメンナサイ」
男「……」
女「それでも何かお返ししたかったんデス」
男「ふう……今更何を言うかと思えば」
女「え?」
男「水臭いこと言うなよ、俺とお前の仲じゃないか」
女「男サン」
男「とにかく、これは返しに行こう。捕まりでもしたら面倒なことになる」
女「……ハイ」
男「だからといって
女「ワタシの好みを押し付けた結果、気分を害したことは謝りマス。ゴメンナサイ」
男「……」
女「それでも何かお返ししたかったんデス」
男「ふう……今更何を言うかと思えば」
女「え?」
男「水臭いこと言うなよ、俺とお前の仲じゃないか」
女「男サン」
男「とにかく、これは返しに行こう。捕まりでもしたら面倒なことになる」
女「……ハイ」
男「……」
女「……」
男(気まずい……言い過ぎたか?)
女(気まずいデス……こういう時は)
女「あの」
男「さ、骨董屋に着いたぞ」
女「ハイ……」
女「……」
男(気まずい……言い過ぎたか?)
女(気まずいデス……こういう時は)
女「あの」
男「さ、骨董屋に着いたぞ」
女「ハイ……」
男「オヤジ~、いるんだろ?」
オヤジ「なんだ坊主か。と、そっちはいつもの嬢ちゃん」
女「失敗しまシタ」
オヤジ「そうかいそうかい。坊主は相変わらず頭が固えな」
男「やっぱりオヤジの入れ知恵か。そういう問題じゃないだろ」
オヤジ「お前も男なら刀の一振りくらい持っておかにゃならんよ」
男「必要ない。だから返しに来た」
オヤジ「ふっ、そういうところが固えというんだ」
男「どういうことだ?」
オヤジ「なんだ坊主か。と、そっちはいつもの嬢ちゃん」
女「失敗しまシタ」
オヤジ「そうかいそうかい。坊主は相変わらず頭が固えな」
男「やっぱりオヤジの入れ知恵か。そういう問題じゃないだろ」
オヤジ「お前も男なら刀の一振りくらい持っておかにゃならんよ」
男「必要ない。だから返しに来た」
オヤジ「ふっ、そういうところが固えというんだ」
男「どういうことだ?」
オヤジ「いいか? 刀はただの物に過ぎんよ。
男ならな、女性からの贈り物を寛大な心で受け取る器量が必要ってこった」
男「にしても刀はやりすぎだろ」
オヤジ「嬢ちゃんが気に入ったんだからしょうがねえだろ」
男「だからといって
オヤジ「ギャーギャーうるせえ坊主だなあ。ちょっと黙って見てろ」
すっ
男「刀を抜いた? 何をするつもりだ!」
オヤジ「黙って見てろと言ったろうが」
男ならな、女性からの贈り物を寛大な心で受け取る器量が必要ってこった」
男「にしても刀はやりすぎだろ」
オヤジ「嬢ちゃんが気に入ったんだからしょうがねえだろ」
男「だからといって
オヤジ「ギャーギャーうるせえ坊主だなあ。ちょっと黙って見てろ」
すっ
男「刀を抜いた? 何をするつもりだ!」
オヤジ「黙って見てろと言ったろうが」
オヤジかっけぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
オヤジ「ほれ嬢ちゃん、受け取りな」
女「あ、ハイ」
オヤジ「鍔を取って渡した。これで文句ねえだろ?」
男「刀を抜くことはないじゃないか。本気でびびったぞ!」
オヤジ「パフォーマンスだパフォーマンス。さ、改めて渡してやんな」
女「受け取っていただけマスカ?」
男「ちっ、あのしたり顔……最初っからこういう展開を読んでやがったな?」
女「あの、受け取っていただけマスカ?」
男「ありがたくいただくよ」
オヤジ「やれやれ。坊主はいつまで経っても坊主のまんまだな。
ま、からかい甲斐があるってもんだ」
女「あ、ハイ」
オヤジ「鍔を取って渡した。これで文句ねえだろ?」
男「刀を抜くことはないじゃないか。本気でびびったぞ!」
オヤジ「パフォーマンスだパフォーマンス。さ、改めて渡してやんな」
女「受け取っていただけマスカ?」
男「ちっ、あのしたり顔……最初っからこういう展開を読んでやがったな?」
女「あの、受け取っていただけマスカ?」
男「ありがたくいただくよ」
オヤジ「やれやれ。坊主はいつまで経っても坊主のまんまだな。
ま、からかい甲斐があるってもんだ」
男「はあ……どっと疲れた」
女「お疲れさまデス」
男「なあ、全部仕組んでたんだろ」
女「バレてましたカ」
男「昔っからあのオヤジが絡むと厄介なことになるんだよ。俺としたことがすっかり忘れてた」
女「それはそうと」
男「ん?」
女「まだ日が沈むまで時間がありマス、一緒に食べ歩きしまショウ」
男「……そうだな」
ポケットに入れた鍔の感触を味わうと、この疲労感も心地よく感じてきたのが不思議だ。
まあいい、今日は甘い物をたくさん食って疲れを癒そう。
女「お疲れさまデス」
男「なあ、全部仕組んでたんだろ」
女「バレてましたカ」
男「昔っからあのオヤジが絡むと厄介なことになるんだよ。俺としたことがすっかり忘れてた」
女「それはそうと」
男「ん?」
女「まだ日が沈むまで時間がありマス、一緒に食べ歩きしまショウ」
男「……そうだな」
ポケットに入れた鍔の感触を味わうと、この疲労感も心地よく感じてきたのが不思議だ。
まあいい、今日は甘い物をたくさん食って疲れを癒そう。
女「あ、鍔をちょっと貸してくだサイ」
男「ん? いいけど」
女「ハイ。チェーンを通してネックレスにしまシタ」
男「首に巻くには細すぎないか?」
女「じゃあ……手首を出してくだサイ」
男「ああ。いててて、きつい!」
女「ちょっとカスタムしなくてはデスネ。
それともカスタムするのは男サンの方デスカ?」
男「どっちにしてもお手柔らかに頼むよ」
男「ん? いいけど」
女「ハイ。チェーンを通してネックレスにしまシタ」
男「首に巻くには細すぎないか?」
女「じゃあ……手首を出してくだサイ」
男「ああ。いててて、きつい!」
女「ちょっとカスタムしなくてはデスネ。
それともカスタムするのは男サンの方デスカ?」
男「どっちにしてもお手柔らかに頼むよ」
女「こういうのをなんと言うんデシタっけ?」
男「ん~……災い転じて福と成す?」
女「それデス。でもこういうのもありマス」
女「袖振り合うも多生の縁」
男「ちょっと違うんじゃないか?」
女「アレ?」
男「まあいいか。食い歩き再会しよう」
女「デスネ」
男「ん~……災い転じて福と成す?」
女「それデス。でもこういうのもありマス」
女「袖振り合うも多生の縁」
男「ちょっと違うんじゃないか?」
女「アレ?」
男「まあいいか。食い歩き再会しよう」
女「デスネ」
女「やはり守らねばならない物はあるのデス!」
男(なんという気迫。普段のコイツじゃない……!)
女「ふう……腹が減っては戦はできぬ、といいマス。何か食べましょう」
男「なんだ、空回りか」
女「ハイ?」
保守
男(なんという気迫。普段のコイツじゃない……!)
女「ふう……腹が減っては戦はできぬ、といいマス。何か食べましょう」
男「なんだ、空回りか」
女「ハイ?」
保守
女「弁慶の立ち往生ってご存知デスカ?」
男「ああ。主君である義経を最期まで体を張って守った、というやつだな」
女「そんな風に守られてみたいものデス」
男「いや……あんな状況になることはまずないよ」
女「もう、男サンは乙女ゴコロというものがわかってないデスネ」
男「?」
男「ああ。主君である義経を最期まで体を張って守った、というやつだな」
女「そんな風に守られてみたいものデス」
男「いや……あんな状況になることはまずないよ」
女「もう、男サンは乙女ゴコロというものがわかってないデスネ」
男「?」
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