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男「はあ……俺17年間生きてきてなんで彼女の一つもできないんだ……」
宗教の勧誘「聖書どですかー? どですかー?」
男「……もし世界が神様によって作られたなら、
俺に彼女が居ないのも神様の采配なのか……」
神「悩んでるようですね」
男「……なんだまた宗教の勧誘か」
神「う……あながち否定できないけど、私がその神様です」
男「……しかも電波だよ……」
宗教の勧誘「聖書どですかー? どですかー?」
男「……もし世界が神様によって作られたなら、
俺に彼女が居ないのも神様の采配なのか……」
神「悩んでるようですね」
男「……なんだまた宗教の勧誘か」
神「う……あながち否定できないけど、私がその神様です」
男「……しかも電波だよ……」
男「……こんな娘っ子が神様とか……世も世紀末」
神「なるほど。あんたには私が娘っ子に見えてるわけ」
男「家帰ってデジモン見よ」
神「どうしても信じないわけね……あんた!
ちょっとこのサイコロ振ってみなさい!」
男「………」
神「ねえ! お願いだから!!!」
男「……しかたないなあ。運命のダイスロール!!!!」
神「なるほど。あんたには私が娘っ子に見えてるわけ」
男「家帰ってデジモン見よ」
神「どうしても信じないわけね……あんた!
ちょっとこのサイコロ振ってみなさい!」
男「………」
神「ねえ! お願いだから!!!」
男「……しかたないなあ。運命のダイスロール!!!!」
男「……で、五回くらい振った訳だが」
神「ほら、出目は当然ランダムでしょ。
でもねー、私が振るとね、ほーら。一しか出ない
別に何でも好きな出目を出せるんだけどね。
……ランダムを操れるなんて神にしか出来ないことでしょ?」
男「そりゃああんたが用意したサイコロだから仕掛けはいくらでも」
神「まだ信じないわけね……。じゃあこれならどうよ。
ここに十円玉があるでしょう。コレを落としてみて」
男「裏が出た」
神「でもねー、私がやると……ほら、絶対に十円玉は立つ」
男「…………」
神「ほら、分かったでしょ」
男「最初っからこれやれよ」
神「……ですよねー」
神「ほら、出目は当然ランダムでしょ。
でもねー、私が振るとね、ほーら。一しか出ない
別に何でも好きな出目を出せるんだけどね。
……ランダムを操れるなんて神にしか出来ないことでしょ?」
男「そりゃああんたが用意したサイコロだから仕掛けはいくらでも」
神「まだ信じないわけね……。じゃあこれならどうよ。
ここに十円玉があるでしょう。コレを落としてみて」
男「裏が出た」
神「でもねー、私がやると……ほら、絶対に十円玉は立つ」
男「…………」
神「ほら、分かったでしょ」
男「最初っからこれやれよ」
神「……ですよねー」
男「……でさ、その神様が一体なんの用なわけ?」
神「あんたさっき、自分につがいが居ないの私の所為にしたでしょ」
男「ああ、ごめん。やっぱり自分の所為ですよn」
神「そいつがわかんないのよ」
男「は?」
神「君の場合、遺伝子レベルで駄目なのか、
それとも私が君をデザインした時に駄目だったのか、
それが良くわからないの。
あ、前者なら君の両親を恨むべきだと私は思うけどね」
男「要するに俺は根本的に駄目だって事か……」
神「あんたさっき、自分につがいが居ないの私の所為にしたでしょ」
男「ああ、ごめん。やっぱり自分の所為ですよn」
神「そいつがわかんないのよ」
男「は?」
神「君の場合、遺伝子レベルで駄目なのか、
それとも私が君をデザインした時に駄目だったのか、
それが良くわからないの。
あ、前者なら君の両親を恨むべきだと私は思うけどね」
男「要するに俺は根本的に駄目だって事か……」
神「神様ってのは信仰で成り立ってるわけだからねー。
良く出来た自然のシステムを目の当たりにした時、人間は神の存在を感じるでしょう?
でもさ、そのシステムから零れちゃった……例えば君みたいな人の場合、
神様を信じれなくなっちゃう。
別に無神論者だって本当の意味で無神論者なわけじゃない。
何故? と聞いた時、分からない、と返事をする、その瞬間彼らは
「分からない。しかし神以外の何か」って言葉に私の存在をまとめちゃってるの。
つまり、まあ簡単に言うと、君みたいなのがいると私の存在は危うく成っちゃうから、
こうして防衛手段に出てきたわけ」
男「長ぇが、つまり俺を何とかしてくれると」
神「うん! あ、でも私がいくら君の目には女性に映ってても駄目だよ!
だって私は神様だもんねー。種の壁ってのもあるしねー」
男「……いや、タイプじゃないんで遠慮させてください」
神「それはそれでむかつくなあ……」
男「(こんな電波娘と付き合えるわけねーよ。仮に神だとしても電波な神様である)」
良く出来た自然のシステムを目の当たりにした時、人間は神の存在を感じるでしょう?
でもさ、そのシステムから零れちゃった……例えば君みたいな人の場合、
神様を信じれなくなっちゃう。
別に無神論者だって本当の意味で無神論者なわけじゃない。
何故? と聞いた時、分からない、と返事をする、その瞬間彼らは
「分からない。しかし神以外の何か」って言葉に私の存在をまとめちゃってるの。
つまり、まあ簡単に言うと、君みたいなのがいると私の存在は危うく成っちゃうから、
こうして防衛手段に出てきたわけ」
男「長ぇが、つまり俺を何とかしてくれると」
神「うん! あ、でも私がいくら君の目には女性に映ってても駄目だよ!
だって私は神様だもんねー。種の壁ってのもあるしねー」
男「……いや、タイプじゃないんで遠慮させてください」
神「それはそれでむかつくなあ……」
男「(こんな電波娘と付き合えるわけねーよ。仮に神だとしても電波な神様である)」
男「で、とりあえず掻い摘んで言うと、神様が俺に彼女を作ってくれると」
神「うん。でも問題があるのは君側だからね。
君のお目当ての女の子を洗脳して、君に惚れさせるなんて芸当は出来ないよ。
私はあくまで、君を変える手助けをするだけ。変わるのは君自身だから、君の意思が要る」
男「まあ何でもやりますよ彼女が出来るなら!」
神「うんよろしい! じゃあとりあえず自分が駄目だと思うところ言ってみ?」
男「えーっと……顔?」
神「いや、顔は平均くらいだよ。君が相手に高望みしない限りはね」
男「(結構ずばずば切り捨てる物言いだな……)」
神「うん。でも問題があるのは君側だからね。
君のお目当ての女の子を洗脳して、君に惚れさせるなんて芸当は出来ないよ。
私はあくまで、君を変える手助けをするだけ。変わるのは君自身だから、君の意思が要る」
男「まあ何でもやりますよ彼女が出来るなら!」
神「うんよろしい! じゃあとりあえず自分が駄目だと思うところ言ってみ?」
男「えーっと……顔?」
神「いや、顔は平均くらいだよ。君が相手に高望みしない限りはね」
男「(結構ずばずば切り捨てる物言いだな……)」
神「……まあ、とりあえず今日は家に帰って休もう。
あした学校での君の生活を見ていろいろと問題点探すよ」
男「そうしよう……って! なんでフツーに付いて来るんだあんたは」
神「いや、だって私さっきここにきたばっかで家無いし……」
男「お前それでも神かよ」
神「ぶっちゃけ正確に言えば神じゃなくて神から独立した
神というシステムの一部なのよ。
神ってのはあらゆる物理法則を編んだシステムの総称だからさ。
例えるなら私は神が地球に派遣した体有機体用コンタクトヒューマノイドなんたら。
だから神というシステムも限定的にしか扱えないの」
男「言わんとする事は分かるが……」
神「あれれ~? そんなに女の子と一つ屋根の下が心配?
さっき私は好みのタイプじゃないっていってたのにー」
男「そーじゃなくって……親になんて説明するんだあんたの事……」
神「ああ、ぶっちゃけ私、君にしか見えないようにする事もできるから。
ってか今もそれやってる」
男「ちょ……ええええええええ」
神「あははははははは、一人で何驚いてんのwwwwww
周りの人からは私見えないのにwwwwwwwwwwキメェwwwwww」
あした学校での君の生活を見ていろいろと問題点探すよ」
男「そうしよう……って! なんでフツーに付いて来るんだあんたは」
神「いや、だって私さっきここにきたばっかで家無いし……」
男「お前それでも神かよ」
神「ぶっちゃけ正確に言えば神じゃなくて神から独立した
神というシステムの一部なのよ。
神ってのはあらゆる物理法則を編んだシステムの総称だからさ。
例えるなら私は神が地球に派遣した体有機体用コンタクトヒューマノイドなんたら。
だから神というシステムも限定的にしか扱えないの」
男「言わんとする事は分かるが……」
神「あれれ~? そんなに女の子と一つ屋根の下が心配?
さっき私は好みのタイプじゃないっていってたのにー」
男「そーじゃなくって……親になんて説明するんだあんたの事……」
神「ああ、ぶっちゃけ私、君にしか見えないようにする事もできるから。
ってか今もそれやってる」
男「ちょ……ええええええええ」
神「あははははははは、一人で何驚いてんのwwwwww
周りの人からは私見えないのにwwwwwwwwwwキメェwwwwww」
(そんなこんなで自宅だよ!)
男「はー。超疲れた。風呂入る」
がらがら。かぽーん。ざぶん。
神「いーい湯っだっな!」
男「をわ!!!!!!!」
神「あはははは。びっくりしたー?」
男「ちょwwwwww(/////)」
神「あははは初心だねーwwwwwwww
でもほら大丈夫。
確立に干渉して、常に私の大事なところを隠すように湯気を操作した。
どーだすげーだろー!」
男「ふにふに……」
神「あ……」
男「なんだ触感あるじゃん」
神「君に彼女が出来ないのは君が変態だからだと思う」
男「ごめんなさいごめんなさいもうしませんだから亀甲縛り解いて下さい」
男「はー。超疲れた。風呂入る」
がらがら。かぽーん。ざぶん。
神「いーい湯っだっな!」
男「をわ!!!!!!!」
神「あはははは。びっくりしたー?」
男「ちょwwwwww(/////)」
神「あははは初心だねーwwwwwwww
でもほら大丈夫。
確立に干渉して、常に私の大事なところを隠すように湯気を操作した。
どーだすげーだろー!」
男「ふにふに……」
神「あ……」
男「なんだ触感あるじゃん」
神「君に彼女が出来ないのは君が変態だからだと思う」
男「ごめんなさいごめんなさいもうしませんだから亀甲縛り解いて下さい」
男「はー。寝む」
神「あんたのパジャマぶっかぶかだねー」
男「……いつまでエロゲ展開するつもりなんだよ。
同衾はやだぞ同衾は」
神「私神様なんだよー。そんぐらいの贅沢は許せよー」
男「うるせー俺んちは神道なんだよ。寝るなら神棚に寝ろ!」
神「うわ……超不敬……平成の世じゃなかったら不敬罪で天罰下すとこだったわ……」
神「くかー」
男「ごめんなさいごめんなさい布団居れて下さい部屋の鍵閉めないでください廊下寒いです」
神「あんたのパジャマぶっかぶかだねー」
男「……いつまでエロゲ展開するつもりなんだよ。
同衾はやだぞ同衾は」
神「私神様なんだよー。そんぐらいの贅沢は許せよー」
男「うるせー俺んちは神道なんだよ。寝るなら神棚に寝ろ!」
神「うわ……超不敬……平成の世じゃなかったら不敬罪で天罰下すとこだったわ……」
神「くかー」
男「ごめんなさいごめんなさい布団居れて下さい部屋の鍵閉めないでください廊下寒いです」
チュン……チュンチュン……
神「おっはよー……って。そういや廊下だった」
男「………」
神「あははははごめんね……」
男「……外は……長門降ってましたよ……」
神「あはははは……学校行こうか」
男「……誤魔化しすらしないんですね……」
神「おっはよー……って。そういや廊下だった」
男「………」
神「あははははごめんね……」
男「……外は……長門降ってましたよ……」
神「あはははは……学校行こうか」
男「……誤魔化しすらしないんですね……」
女「あ、男君! おっはよー!!!」
男「あ……おはよ」
神「なんだ、あの子が意中なのか」
男「うん」
神「可愛いじゃないか。お前に丁度いい可愛さだ」
男「……なんじゃそりゃ」
女「何一人言言ってるの? 学校送れちゃうよ?」
男「あ、うん……」
神「…………ふーん」
男「あ……おはよ」
神「なんだ、あの子が意中なのか」
男「うん」
神「可愛いじゃないか。お前に丁度いい可愛さだ」
男「……なんじゃそりゃ」
女「何一人言言ってるの? 学校送れちゃうよ?」
男「あ、うん……」
神「…………ふーん」
先生「はいここテスト出るぞー」
委員長「テンプレ乙」
神「ねえねえ、昼休み一人になりなさい。話があるの」
男「うんわかった」
隣「せんせー! 男君が一人でぼそぼそ何か言ってます!」
委員長「メディーック! メディーック!」
男「…………」
神「あはははwwwwwwwwwww馬鹿じゃねえのwwwwwwwwwww
ここは普通筆談だろwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
委員長「テンプレ乙」
神「ねえねえ、昼休み一人になりなさい。話があるの」
男「うんわかった」
隣「せんせー! 男君が一人でぼそぼそ何か言ってます!」
委員長「メディーック! メディーック!」
男「…………」
神「あはははwwwwwwwwwww馬鹿じゃねえのwwwwwwwwwww
ここは普通筆談だろwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
男「で、用ってなんだよ。恥までかかせやがって」
神「恥なら自分で積極的に書いたんだろアホwwwwwwww」
男「…………」
神「君の午前中の様子みて思ったんだけどさ、
あれだ! 積極性が足りないのよ!」
男「なるほど!」
神「そんなわけで、君のその積極性の根本部分はもう作り変えた。
あとは君のがんばり次第だよ。頑張り」
男「がんばり……か」
神「あー、まったくもう……初心いねえ……」
神「恥なら自分で積極的に書いたんだろアホwwwwwwww」
男「…………」
神「君の午前中の様子みて思ったんだけどさ、
あれだ! 積極性が足りないのよ!」
男「なるほど!」
神「そんなわけで、君のその積極性の根本部分はもう作り変えた。
あとは君のがんばり次第だよ。頑張り」
男「がんばり……か」
神「あー、まったくもう……初心いねえ……」
神「そんなわけでさ。君から告白なさいよ」
男「mjd」
神「うん mjd」
男「……どやって」
神「いや、そこは私に聞いても。
君はただの人間じゃん。予言者じゃないじゃん。
だから私も君にアドバイスする事はできないね。
普通にアドバイスするにしろ、私の価値観と君の価値観には種の壁がある」
男「ってことは……何も変わらないじゃん」
神「いや、だから変わったって。ただ君の意識が変わらないだけだよ。
まるでなかなか立ち上がらないクララのようにね」
男「簡単に言ってくれるね……」
男「mjd」
神「うん mjd」
男「……どやって」
神「いや、そこは私に聞いても。
君はただの人間じゃん。予言者じゃないじゃん。
だから私も君にアドバイスする事はできないね。
普通にアドバイスするにしろ、私の価値観と君の価値観には種の壁がある」
男「ってことは……何も変わらないじゃん」
神「いや、だから変わったって。ただ君の意識が変わらないだけだよ。
まるでなかなか立ち上がらないクララのようにね」
男「簡単に言ってくれるね……」
神「とりあえず女誘おう! 一緒に帰ろうって」
男「なんでこいつこんなにノリノリなんだ……」
神「私は別にアドバイスしてるわけじゃないからねー。
君の潜在的欲求を代弁してるだけだから」
男「まあ、確かに一緒に帰りたいとは思うけど……」
女「あ、男君。帰るの?」
男「あ、うん……」
神「(押せ!押せ!)」
男「えっと……うん…きょ……今日は……」
女「今日は?」
男「なんでこいつこんなにノリノリなんだ……」
神「私は別にアドバイスしてるわけじゃないからねー。
君の潜在的欲求を代弁してるだけだから」
男「まあ、確かに一緒に帰りたいとは思うけど……」
女「あ、男君。帰るの?」
男「あ、うん……」
神「(押せ!押せ!)」
男「えっと……うん…きょ……今日は……」
女「今日は?」
男「えーっと……冬だね!」
女「あはははは、男君面白い事いうね」
神「ヘタレ」
男「それも俺の代弁?」
神「いーや、私の感想」
男「…………好感度稼げたかな」
神「……フェイトなら死んでたね」
男「そうか……」
神「何かをダシにしてメールする?」
男「ダシ?」
神「明日の時間割とか」
男「……ないわ」
神「……その辺完璧すぎるのも彼女出来ない理由の一つかもね」
女「あはははは、男君面白い事いうね」
神「ヘタレ」
男「それも俺の代弁?」
神「いーや、私の感想」
男「…………好感度稼げたかな」
神「……フェイトなら死んでたね」
男「そうか……」
神「何かをダシにしてメールする?」
男「ダシ?」
神「明日の時間割とか」
男「……ないわ」
神「……その辺完璧すぎるのも彼女出来ない理由の一つかもね」
(夜だよ。しんしん)
男「おいこらてめ、もっと右寄れ。せめえ」
神「君が無理言って布団に入ろうとするから……」
男「無理に入ってきたのはお前だろ……ちょ押すな! ベッドから落ちる!」
神「……明日どうする?」
男「明日こそ帰りに誘う!」
神「言うね」
男「口だけなら」
神「……期待してるよ。おやすみ。…………くかー」
男「………」
神「すぴぴぴぴ」
男「期待って……何に?」
男「おいこらてめ、もっと右寄れ。せめえ」
神「君が無理言って布団に入ろうとするから……」
男「無理に入ってきたのはお前だろ……ちょ押すな! ベッドから落ちる!」
神「……明日どうする?」
男「明日こそ帰りに誘う!」
神「言うね」
男「口だけなら」
神「……期待してるよ。おやすみ。…………くかー」
男「………」
神「すぴぴぴぴ」
男「期待って……何に?」
ちゅん……ちゅんちゅん……
神「どうよ、オナ禁二日目の目覚めは」
男「手前が居なけりゃまだましだ」
神「ありゃー。感謝されるべきだと思うだけどね私は」
男「……こんなのがこの世界の神なのか」
神「そういうのを甘んじて受け入れないと、
神の加護ってのは受けれないよ。
加護と信仰は、恩と奉公みたいなもんだからね」
男「まあとりあえず学校行くか」
神「どうよ、オナ禁二日目の目覚めは」
男「手前が居なけりゃまだましだ」
神「ありゃー。感謝されるべきだと思うだけどね私は」
男「……こんなのがこの世界の神なのか」
神「そういうのを甘んじて受け入れないと、
神の加護ってのは受けれないよ。
加護と信仰は、恩と奉公みたいなもんだからね」
男「まあとりあえず学校行くか」
男「……そういやさ、今日席替えがあるんだけど、確立に干渉して……」
神「だめだね、範囲がマクロすぎる。阿弥陀くじで決めるならさらに無理だね」
男「残念」
神「よこしまな考えだと彼女は出来ないんじゃないのもしかして。
解脱するくらいの勢いじゃ無いと。あはは、その頃にゃあ性欲無くしてるか」
男「………」
神「あははは……笑えよ」
男「朝からそんなテンションに付いていけるわけねえだろ……」
神「だめだね、範囲がマクロすぎる。阿弥陀くじで決めるならさらに無理だね」
男「残念」
神「よこしまな考えだと彼女は出来ないんじゃないのもしかして。
解脱するくらいの勢いじゃ無いと。あはは、その頃にゃあ性欲無くしてるか」
男「………」
神「あははは……笑えよ」
男「朝からそんなテンションに付いていけるわけねえだろ……」
女「あ、男くん。おはよう。今日も会ったね」
男「あ、おはよう!」
神「確立に干渉して突風を吹かせスカートを」
男「うわ! やめろ!」
女「え? 何?」
神「嘘でしたー☆」
男「……」
女「どうしたの……男君昨日から様子変だよ……」
男「あ……いや、歩きながら寝てて……寝言だよ」
神「折角病弱キャラ設定してあげようとおもったのに」
男「頭の病気かよ」
女「男君っていつも面白い事言うね。嫌いじゃないよw」
神「だとさ」
男「嬉しくねえなあ……」
男「あ、おはよう!」
神「確立に干渉して突風を吹かせスカートを」
男「うわ! やめろ!」
女「え? 何?」
神「嘘でしたー☆」
男「……」
女「どうしたの……男君昨日から様子変だよ……」
男「あ……いや、歩きながら寝てて……寝言だよ」
神「折角病弱キャラ設定してあげようとおもったのに」
男「頭の病気かよ」
女「男君っていつも面白い事言うね。嫌いじゃないよw」
神「だとさ」
男「嬉しくねえなあ……」
先生「そんなこんなで席替えするぞー!
出席番号1から順番に紙を引いてけー」
男「女ちゃんが隣に来ますように来ますように来ますように」
神「誰に祈ってんだかね」
男「えっと……六番は……窓際最後尾か」
神「うわ。四方向のうち二つはもう潰えたね……」
女「ねーねー! 男君どこだった?」
男「六番」
女「おお! 私の隣じゃん! よろしくねー。えへへへ」
神「祈ってみるモンだろ」
男「アンタに祈った覚えはねえが」
出席番号1から順番に紙を引いてけー」
男「女ちゃんが隣に来ますように来ますように来ますように」
神「誰に祈ってんだかね」
男「えっと……六番は……窓際最後尾か」
神「うわ。四方向のうち二つはもう潰えたね……」
女「ねーねー! 男君どこだった?」
男「六番」
女「おお! 私の隣じゃん! よろしくねー。えへへへ」
神「祈ってみるモンだろ」
男「アンタに祈った覚えはねえが」
きんこんかんこー
神「メタ視点だと時間経過も一瞬だ」
男「は?」
神「いや、神的な独り言。そんなことより、ほら! 誘うんだろ」
男「あ、女!」
女「あ、男君。帰り?」
男「うん。良かったら……」
女「あ、一緒に帰る?」
神「なんだ面白く無い。空気読める子でよかったな」
男「天が俺に味方した」
神「その天がここにいるんだけどねえ」
女「こうやって一緒に帰るのって何年振りだろうね。小学校以来だよね」
神「メタ視点だと時間経過も一瞬だ」
男「は?」
神「いや、神的な独り言。そんなことより、ほら! 誘うんだろ」
男「あ、女!」
女「あ、男君。帰り?」
男「うん。良かったら……」
女「あ、一緒に帰る?」
神「なんだ面白く無い。空気読める子でよかったな」
男「天が俺に味方した」
神「その天がここにいるんだけどねえ」
女「こうやって一緒に帰るのって何年振りだろうね。小学校以来だよね」
女「ところでさ、男君って神様の存在、信じる?」
男「は?」
女「いや、だから、カ・ミ・サ・マ」
男「まあ、一応……」
神「知ってるも何も同じ布団で……きゃー(///)」
男「お前は黙れ」
女「あ! やっぱり男くん神様信じるんだ!
えっとね、それで一つ話が有るんだけど……」
神「あれ? もしかしちゃって? もしかしちゃってる?」
男「……宗教の勧誘なら……」
女「宗教? そんな怪しいもんじゃないよ。
ただ心のよりどころをうんぬんかんぬん……」
神「どうみてもカルトちゃんです。本当にありがとうございました」
男「………最悪だこの展開」
男「は?」
女「いや、だから、カ・ミ・サ・マ」
男「まあ、一応……」
神「知ってるも何も同じ布団で……きゃー(///)」
男「お前は黙れ」
女「あ! やっぱり男くん神様信じるんだ!
えっとね、それで一つ話が有るんだけど……」
神「あれ? もしかしちゃって? もしかしちゃってる?」
男「……宗教の勧誘なら……」
女「宗教? そんな怪しいもんじゃないよ。
ただ心のよりどころをうんぬんかんぬん……」
神「どうみてもカルトちゃんです。本当にありがとうございました」
男「………最悪だこの展開」
女「それじゃあ土曜日、集会で!!」
神「あはははは!!! 良かったじゃん! デートじゃんデート!!」
男「……最悪である」
神「喜べよwwwwあっははははははは」
男「あんた神さまだろ? なんとか出来ないの」
神「あの子にカルトを脱退しろって? 無理に決まってるでしょ。
私達神は信仰あるからこそ」
男「でも宗教弾圧だとか何とかは」
神「あれは人間が勝手にやってる事。
神は信仰を集める努力はしても、排除する事は無いからね。
そもそも宗教なんて神の解釈の違いだよ。
人間がどう転向しようが、私達からすれば変わり無いわけ」
男「…………まあ、言ってる事は分かるけど」
神「ならいいじゃない。どれもこれも君の問題。
私はただ君を見守るだけ。だって神様なんだから。
ほら、君の明日を新しくされてみればいいじゃん……ぷーくくくく」
男「露骨に吹くなよ……」
神「あはははは!!! 良かったじゃん! デートじゃんデート!!」
男「……最悪である」
神「喜べよwwwwあっははははははは」
男「あんた神さまだろ? なんとか出来ないの」
神「あの子にカルトを脱退しろって? 無理に決まってるでしょ。
私達神は信仰あるからこそ」
男「でも宗教弾圧だとか何とかは」
神「あれは人間が勝手にやってる事。
神は信仰を集める努力はしても、排除する事は無いからね。
そもそも宗教なんて神の解釈の違いだよ。
人間がどう転向しようが、私達からすれば変わり無いわけ」
男「…………まあ、言ってる事は分かるけど」
神「ならいいじゃない。どれもこれも君の問題。
私はただ君を見守るだけ。だって神様なんだから。
ほら、君の明日を新しくされてみればいいじゃん……ぷーくくくく」
男「露骨に吹くなよ……」
神「てゆーかアンタ、わざと手抜いてつくった失敗作だからwwwwwきゃははは」
男「て、てめえ・・・!」
男「て、てめえ・・・!」
神「神は天にあり、全ては事も無しってね」
男「要するにあんたは日和見って事か」
神「完成された人格を一つの国家とみなすなら、内政不干渉って事で」
男「もうどーすりゃいいんだよ……」
神「あの子をカルトから助けて上げたい?」
男「……うん」
神「でも君はそれがお門違いだって事も分かってる。
人の宗教に手出しするってのも内政干渉の一つだしね」
男「……でも、譲歩も出来ない」
神「失恋は?」
男「……できればしたくない」
神「………ひとつだけ方法はあるけどね。某米帝的な方法になるけど」
男「要するにあんたは日和見って事か」
神「完成された人格を一つの国家とみなすなら、内政不干渉って事で」
男「もうどーすりゃいいんだよ……」
神「あの子をカルトから助けて上げたい?」
男「……うん」
神「でも君はそれがお門違いだって事も分かってる。
人の宗教に手出しするってのも内政干渉の一つだしね」
男「……でも、譲歩も出来ない」
神「失恋は?」
男「……できればしたくない」
神「………ひとつだけ方法はあるけどね。某米帝的な方法になるけど」
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