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新ジャンル『暗闇』
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男 「おい、そろそろ起きろ」
女 「……あふ」
男 「必死に考察してた俺に対するその満足そうなあくびがなんか腹立つな」
女 「よし。回答期限だ。答えを聞こう」
男 「条件は飲む訳にはいかない。最後の一人になるまで戦い抜く!」
女 「よろしい、ならば戦争だ!」
男 「……どうすんだよ。オチがねぇだろオチが」
女 「まさかお兄ちゃんが乗って来るとは思わなんだ」
男 「俺のせいか」
女 「海より深く反省したまえ」
男 「さっきの決意がどんどん揺らいでいく……」
女 「……あふ」
男 「必死に考察してた俺に対するその満足そうなあくびがなんか腹立つな」
女 「よし。回答期限だ。答えを聞こう」
男 「条件は飲む訳にはいかない。最後の一人になるまで戦い抜く!」
女 「よろしい、ならば戦争だ!」
男 「……どうすんだよ。オチがねぇだろオチが」
女 「まさかお兄ちゃんが乗って来るとは思わなんだ」
男 「俺のせいか」
女 「海より深く反省したまえ」
男 「さっきの決意がどんどん揺らいでいく……」
女 「で、何か良い考えは思いついたかな?」
男 「結論から言うと、この暗闇は適当すぎる」
女 「……ちょっと真面目に聴かないといけないようだ」
男 「まず質問だ。お前、メモ帳持ってるって言ったな」
女 「言った。バッグに入っている」
男 「何でメモ帳だと分かった? いつも持ってる奴と同じ形だからか?」
女 「そうだ。しかし、寝る前までの記憶にあるメモ帳と同じかどうかと言われると確証がないな……」
男 「理解が早くて助かる。お茶もだ。お前がいつも持ち歩いているお茶と同じ味か?」
女 「そういえばまだ飲んでいない。飲んでみるか」
男 「……どうだ?」
女 「たしかに同じ緑茶だ。だがこれは私が普段飲む『お~いお茶』ではないな。味が薄すぎる」
男 「それを聞いて安心したよ。ペンにも同じことが言える。着ている服にもな」
女 「なるほど……。言われてみれば、だな。だが、『我思う故に我あり』になっていないか?」
男 「そこまで疑ってはいないがな。でもお茶の味が違うのは決定的だと思うぞ」
女 「つまり、誰かが偽装して用意し、さも私やお兄ちゃんが自分で持ち出したと思わせるために、
我々と一緒にここに運んだと?」
男 「それも不自然だろ。なぜそんなことをする? 暗闇に運ぶならそんなもん必要ないだろう。
万が一記憶を失ったと思わせるなら、この格好でどこか適当な町に放置すればいい」
女 「誰かに見つかるかもしれないぞ」
男 「それなら殺せば良い。あるいは犯人の目の届く所に置いて監視すれば良い話だ」
男 「結論から言うと、この暗闇は適当すぎる」
女 「……ちょっと真面目に聴かないといけないようだ」
男 「まず質問だ。お前、メモ帳持ってるって言ったな」
女 「言った。バッグに入っている」
男 「何でメモ帳だと分かった? いつも持ってる奴と同じ形だからか?」
女 「そうだ。しかし、寝る前までの記憶にあるメモ帳と同じかどうかと言われると確証がないな……」
男 「理解が早くて助かる。お茶もだ。お前がいつも持ち歩いているお茶と同じ味か?」
女 「そういえばまだ飲んでいない。飲んでみるか」
男 「……どうだ?」
女 「たしかに同じ緑茶だ。だがこれは私が普段飲む『お~いお茶』ではないな。味が薄すぎる」
男 「それを聞いて安心したよ。ペンにも同じことが言える。着ている服にもな」
女 「なるほど……。言われてみれば、だな。だが、『我思う故に我あり』になっていないか?」
男 「そこまで疑ってはいないがな。でもお茶の味が違うのは決定的だと思うぞ」
女 「つまり、誰かが偽装して用意し、さも私やお兄ちゃんが自分で持ち出したと思わせるために、
我々と一緒にここに運んだと?」
男 「それも不自然だろ。なぜそんなことをする? 暗闇に運ぶならそんなもん必要ないだろう。
万が一記憶を失ったと思わせるなら、この格好でどこか適当な町に放置すればいい」
女 「誰かに見つかるかもしれないぞ」
男 「それなら殺せば良い。あるいは犯人の目の届く所に置いて監視すれば良い話だ」
男 「適当なのはシチュエーションだけじゃない。空間そのものも適当なんだ」
女 「確かに不自然な感じはしていた」
男 「汗をかかない、腹が減らない、喉が渇かない……。
この空間では都合が悪いことがなぜか起きないようになっている」
女 「私の想像ではおそらく排泄行為もそれに入る」
男 「だろうな。それに、疲れないんだ。お前、ペットボトルとか入ったバッグ持って歩いてたろ。
こんなに歩いたら多少なりとも重く感じたり疲れたりするはずだろ?」
女 「いつも持ち歩いているから、と思って気にもしなかったが、確かに不自然な感覚だ」
男 「そもそも、だ。俺はお前に『バッグ持ってただろ』って確認したよな?」
女 「した。ちょうど状況整理の時だったかな」
男 「それより前、お前には『バッグを持っている』っていう認識や感覚があったか?」
女 「……! な、ない……いや、そんな……」
男 「眠ったとは言え、ついさっきの話だ。最初俺と会った時。お前ふざけて紙を名刺みたく渡してきたな」
女 「渡した……両手で」
男 「その時、お前バッグ地面に置いたか?」
女 「置いて、ない」
男 「今持ってるバッグは?」
女 「手提げ式の、バッグ……」
男 「な? 不自然というか、適当だろ?」
女 「……こんな事に気が付かなかったなんてな」
女 「確かに不自然な感じはしていた」
男 「汗をかかない、腹が減らない、喉が渇かない……。
この空間では都合が悪いことがなぜか起きないようになっている」
女 「私の想像ではおそらく排泄行為もそれに入る」
男 「だろうな。それに、疲れないんだ。お前、ペットボトルとか入ったバッグ持って歩いてたろ。
こんなに歩いたら多少なりとも重く感じたり疲れたりするはずだろ?」
女 「いつも持ち歩いているから、と思って気にもしなかったが、確かに不自然な感覚だ」
男 「そもそも、だ。俺はお前に『バッグ持ってただろ』って確認したよな?」
女 「した。ちょうど状況整理の時だったかな」
男 「それより前、お前には『バッグを持っている』っていう認識や感覚があったか?」
女 「……! な、ない……いや、そんな……」
男 「眠ったとは言え、ついさっきの話だ。最初俺と会った時。お前ふざけて紙を名刺みたく渡してきたな」
女 「渡した……両手で」
男 「その時、お前バッグ地面に置いたか?」
女 「置いて、ない」
男 「今持ってるバッグは?」
女 「手提げ式の、バッグ……」
男 「な? 不自然というか、適当だろ?」
女 「……こんな事に気が付かなかったなんてな」
女 「すると、この空間や、私とお兄ちゃんは、何かに作られていると?」
男 「俺ら自身の意識まで作られたかどうかは分からないがな。
それこそ、疑い出せば『我思う、故に我あり』になる」
女 「この暗闇で得た情報はどう説明する? 私が拾った紙、そして南に感じた湿り気と磯の香り」
男 「それについては、それら自体には意味が無いんじゃないかと思う」
女 「というと?」
男 「それらによって発生し得るイベント、がポイントだな」
女 「イベント?」
男 「紙が原点よりも北にあった。合流後、俺らはその地点まで行く可能性があった」
女 「無理と判断したが」
男 「それは結果でしかない。言っただろ、発生『し得る』って」
女 「なるほど。では南の湿気や香りは?」
男 「俺が探索していたあたり、つまりここまで来て座って休んでしまったが、
更に南に湿気や香りの発生源を探しに行く可能性があった」
女 「というか、実は私はそれを提案しようとしていた」
男 「俺ら自身の意識まで作られたかどうかは分からないがな。
それこそ、疑い出せば『我思う、故に我あり』になる」
女 「この暗闇で得た情報はどう説明する? 私が拾った紙、そして南に感じた湿り気と磯の香り」
男 「それについては、それら自体には意味が無いんじゃないかと思う」
女 「というと?」
男 「それらによって発生し得るイベント、がポイントだな」
女 「イベント?」
男 「紙が原点よりも北にあった。合流後、俺らはその地点まで行く可能性があった」
女 「無理と判断したが」
男 「それは結果でしかない。言っただろ、発生『し得る』って」
女 「なるほど。では南の湿気や香りは?」
男 「俺が探索していたあたり、つまりここまで来て座って休んでしまったが、
更に南に湿気や香りの発生源を探しに行く可能性があった」
女 「というか、実は私はそれを提案しようとしていた」
男 「どちらにも共通するポイントがある」
女 「探し物が見つからない可能性が高い」
男 「そうだ。どっちを選ぶにしても、無駄に彷徨う可能性の方が高い」
女 「……言いたい事は分かった。確かに適当な空間だな」
男 「俺らから見れば適当だな。というか、行き当たりばったりだ」
女 「私たちから見れば……つまり第三者から見ると違うと」
男 「明らかな意図を感じる。俺らを迷わせようという意図を」
女 「つまり2つの手がかりは孔明の罠だと」
男 「あえてボケたとは取らないぞ。そう、『孔明の罠』だ」
女 「私たちが引っかかったら『孔明』はどうするつもりだったと思う?」
男 「次の罠を用意するだろうな。思わせぶりな何かを」
女 「私もそう思った」
女 「探し物が見つからない可能性が高い」
男 「そうだ。どっちを選ぶにしても、無駄に彷徨う可能性の方が高い」
女 「……言いたい事は分かった。確かに適当な空間だな」
男 「俺らから見れば適当だな。というか、行き当たりばったりだ」
女 「私たちから見れば……つまり第三者から見ると違うと」
男 「明らかな意図を感じる。俺らを迷わせようという意図を」
女 「つまり2つの手がかりは孔明の罠だと」
男 「あえてボケたとは取らないぞ。そう、『孔明の罠』だ」
女 「私たちが引っかかったら『孔明』はどうするつもりだったと思う?」
男 「次の罠を用意するだろうな。思わせぶりな何かを」
女 「私もそう思った」
>>160
「どこにも続かない」がこんな感じだった気が。
「どこにも続かない」がこんな感じだった気が。
女 「お兄ちゃん。携帯電話が無いのはどう説明する?」
男 「うすうす感づいているだろうが、携帯電話があればあるものが手に入る」
女 「電話でお父さんに迎えに来てもらう! ……なんておちゃらける余裕がないな。
答えは『明かり』」
男 「ご名答。明かりがあれば、適当に成り立っていた空間が成立し得なくなる可能性もある」
女 「そうかな?」
男 「そうだろ。だって、お前ペットボトルだの鈴だの飴だの、無意識のうちに持ち運んでたんだぞ。
俺が『当然入れ物に入れている筈だ』って思って指摘したからバッグが現れた。
もし明かりがあったら?」
女 「案外ちゃんとあるかもしれないぞ」
男 「ちゃんと、自分が普段持っているバッグが、か?」
女 「……」
男 「普段着ているものって、案外自分でもしっかりしたイメージを頭に持ってないと思わないか?
買ったばっかり、とか、特殊な場合なら可能かもしれないが、
それを元に仮想イメージを作れるだけのデータを保持していると思うか?」
女 「縫い目がどうだったか、どこがほつれていたか、傷はどう付いていたか、全て無いと作れないな」
男 「だろ? 持ったり着たりと言った感触は、元々があいまいでデジタル化が難しいからな。
三次元形状よりは偽装は簡単だ」
女 「……つまり、私たちが新しいことを思い出す度に、不自然にそれらが現れると」
男 「ここで休憩する前まではな。だが、その仮説が真実だとすると、俺らはこの世界がどういう世界なのか
解き明かしてしまったことになるからな」
男 「うすうす感づいているだろうが、携帯電話があればあるものが手に入る」
女 「電話でお父さんに迎えに来てもらう! ……なんておちゃらける余裕がないな。
答えは『明かり』」
男 「ご名答。明かりがあれば、適当に成り立っていた空間が成立し得なくなる可能性もある」
女 「そうかな?」
男 「そうだろ。だって、お前ペットボトルだの鈴だの飴だの、無意識のうちに持ち運んでたんだぞ。
俺が『当然入れ物に入れている筈だ』って思って指摘したからバッグが現れた。
もし明かりがあったら?」
女 「案外ちゃんとあるかもしれないぞ」
男 「ちゃんと、自分が普段持っているバッグが、か?」
女 「……」
男 「普段着ているものって、案外自分でもしっかりしたイメージを頭に持ってないと思わないか?
買ったばっかり、とか、特殊な場合なら可能かもしれないが、
それを元に仮想イメージを作れるだけのデータを保持していると思うか?」
女 「縫い目がどうだったか、どこがほつれていたか、傷はどう付いていたか、全て無いと作れないな」
男 「だろ? 持ったり着たりと言った感触は、元々があいまいでデジタル化が難しいからな。
三次元形状よりは偽装は簡単だ」
女 「……つまり、私たちが新しいことを思い出す度に、不自然にそれらが現れると」
男 「ここで休憩する前まではな。だが、その仮説が真実だとすると、俺らはこの世界がどういう世界なのか
解き明かしてしまったことになるからな」
女 「なぁお兄ちゃん」
男 「お前のその不自然な語りかけにもいい加減慣れたな。何だ?」
女 「一番の謎の解決策が示されていない気がするぞ」
男 「……ですよねー」
女 「なるほど、お兄ちゃんが私に感じていた感情を理解できた気がする」
男 「たまにはボケさせてくれよ……。そうなんだ。どうやったら出られるかは分からないままだ」
女 「それどころか、仮説が本当だとしたら、これ以上の探索は無意味だ」
男 「そうなんだよなー」
女 「まぁ、今は仮説を信じるしかないし、信じるに値する分析だと判断したいな」
男 「だろ? 頑張ったろ俺」
女 「ご褒美に飴をあげよう」
男 「わーいありがとうおねえちゃんころしていい?」
女 「君に殺されないように可及的速やかに飴を進呈しよう」
男 「お前のその不自然な語りかけにもいい加減慣れたな。何だ?」
女 「一番の謎の解決策が示されていない気がするぞ」
男 「……ですよねー」
女 「なるほど、お兄ちゃんが私に感じていた感情を理解できた気がする」
男 「たまにはボケさせてくれよ……。そうなんだ。どうやったら出られるかは分からないままだ」
女 「それどころか、仮説が本当だとしたら、これ以上の探索は無意味だ」
男 「そうなんだよなー」
女 「まぁ、今は仮説を信じるしかないし、信じるに値する分析だと判断したいな」
男 「だろ? 頑張ったろ俺」
女 「ご褒美に飴をあげよう」
男 「わーいありがとうおねえちゃんころしていい?」
女 「君に殺されないように可及的速やかに飴を進呈しよう」
男 「……さて、どうやって出ようかなぁ」
女 「ふふふ。やはりお兄ちゃんは面白いな」
男 「今度は何だよ」
女 「脱出不可能と言っても過言ではない仮説が示されたのに、『どうやって出るか』を考えている」
男 「だって、出たいだろ。それに、お前もここから出してやりたい」
女 「……私も勘定に入っていたなんてな。ついでくらいに思われているのかと思った」
男 「(そりゃ『出たい』って泣かれちゃな……)」
女 「一つ、お願いがある。ここから出た後、私に会ってくれるかな?」
男 「当たり前だ。お前にはこの暗闇で山ほど貸しがある。全部返してもらうさ」
女 「……ありがとう。素直じゃない所が全く持ってお兄ちゃんらしい」
男 「言ってろ」
女 「ふふふ。やはりお兄ちゃんは面白いな」
男 「今度は何だよ」
女 「脱出不可能と言っても過言ではない仮説が示されたのに、『どうやって出るか』を考えている」
男 「だって、出たいだろ。それに、お前もここから出してやりたい」
女 「……私も勘定に入っていたなんてな。ついでくらいに思われているのかと思った」
男 「(そりゃ『出たい』って泣かれちゃな……)」
女 「一つ、お願いがある。ここから出た後、私に会ってくれるかな?」
男 「当たり前だ。お前にはこの暗闇で山ほど貸しがある。全部返してもらうさ」
女 「……ありがとう。素直じゃない所が全く持ってお兄ちゃんらしい」
男 「言ってろ」
女 「実は、一つやってみたいことがあるんだ」
男 「何だ?」
女 「我々が無意識に記憶している情報によってこの暗闇が成り立っているとする。
そういう仮説だったね?」
男 「まとめて言えばそうだ」
女 「なら、今からお兄ちゃんと私が、今までに経験したことの無い事をやってみる。
体だけ本物なら何も起きないが、体自体も偽装だとすれば……」
男 「仮想イメージの作成が困難になる……なるほど!」
女 「で、何をやるか、なんだが」
男 「……」
男 「何だ?」
女 「我々が無意識に記憶している情報によってこの暗闇が成り立っているとする。
そういう仮説だったね?」
男 「まとめて言えばそうだ」
女 「なら、今からお兄ちゃんと私が、今までに経験したことの無い事をやってみる。
体だけ本物なら何も起きないが、体自体も偽装だとすれば……」
男 「仮想イメージの作成が困難になる……なるほど!」
女 「で、何をやるか、なんだが」
男 「……」
女 「お兄ちゃんは、――、したことある?」
男 「……ない」
女 「決まり、だな」
男 「……マジか」
女 「いささかありがちな展開だと思うかい?」
男 「いや、出られれば何でもいいんだが、その……」
女 「安心したまえ、私も初めてだ」
男 「……」
女 「じゃ、はじめようか」
男 「……お、おう!」
男 「……ない」
女 「決まり、だな」
男 「……マジか」
女 「いささかありがちな展開だと思うかい?」
男 「いや、出られれば何でもいいんだが、その……」
女 「安心したまえ、私も初めてだ」
男 「……」
女 「じゃ、はじめようか」
男 「……お、おう!」
――――。
女 「……ん」
男 「……」
女 「……うっ。まぶしい」
男 「……っ! ここは……」
女 「いきなりの明るさで……明順応が……」
男 「……暗闇ではなくなった、ということか」
女 「そうらしいな……。目が慣れてきた。おぉ、君がお兄ちゃんか」
男 「お前が……なんか、あんな事言ってた奴とは思えないな」
女 「がっかりしたかい?」
男 「思ったより可愛いというか、、なんか、その……言わせるなアホ!」
女 「なんだかお兄ちゃんの反応は、顔見てるとますます面白いな」
女 「……ん」
男 「……」
女 「……うっ。まぶしい」
男 「……っ! ここは……」
女 「いきなりの明るさで……明順応が……」
男 「……暗闇ではなくなった、ということか」
女 「そうらしいな……。目が慣れてきた。おぉ、君がお兄ちゃんか」
男 「お前が……なんか、あんな事言ってた奴とは思えないな」
女 「がっかりしたかい?」
男 「思ったより可愛いというか、、なんか、その……言わせるなアホ!」
女 「なんだかお兄ちゃんの反応は、顔見てるとますます面白いな」
朝チュンwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
男 「……なぁ」
女 「……あぁ」
男 「気が付いているだろうが……」
女 「……」
男 「目は、明るさに慣れるのに、こんなに時間はかからないよな?」
女 「お互いの姿がはっきり見えているんだ。もう明順応は終わったはずだよ」
男 「……じゃぁ、何で俺らの周り、見渡す限り真っ白なんだ?」
女 「……『孔明』の挑戦は一問だけじゃなかったらしいね」
男 「……そんなのありかー!」
女 「次はこの真っ白な空間から脱出しないといけないらしいね」
男 「とりあえず……歩くか」
女 「あえてタブーに挑戦してみるわけだ」
男 「っていうか、何かしないと気分が収まらないんだよ、畜生!」
女 「分かった、付き合おう。ほら、手をつないで」
男 「いや、だってもう暗闇じゃ……分かった。離すなよ?」
女 「君に黙って消えたりはしないよ」
―END?
女 「……あぁ」
男 「気が付いているだろうが……」
女 「……」
男 「目は、明るさに慣れるのに、こんなに時間はかからないよな?」
女 「お互いの姿がはっきり見えているんだ。もう明順応は終わったはずだよ」
男 「……じゃぁ、何で俺らの周り、見渡す限り真っ白なんだ?」
女 「……『孔明』の挑戦は一問だけじゃなかったらしいね」
男 「……そんなのありかー!」
女 「次はこの真っ白な空間から脱出しないといけないらしいね」
男 「とりあえず……歩くか」
女 「あえてタブーに挑戦してみるわけだ」
男 「っていうか、何かしないと気分が収まらないんだよ、畜生!」
女 「分かった、付き合おう。ほら、手をつないで」
男 「いや、だってもう暗闇じゃ……分かった。離すなよ?」
女 「君に黙って消えたりはしないよ」
―END?
考察がいまいちだった気がしたんだが、俺が適当に書いていったことを逆手にとってみた
果たしてご希望に添えたかどうかは分からないが……
『孔明』の正体はあえて伏せたままで。
ってことで、長々書いてしまったけど、俺の方終わりなんで他の人じゃんじゃん書いて!
果たしてご希望に添えたかどうかは分からないが……
『孔明』の正体はあえて伏せたままで。
ってことで、長々書いてしまったけど、俺の方終わりなんで他の人じゃんじゃん書いて!
えーと、別Verは無理w
てかやると鬱ENDになるし、何より俺が>>1より多く投下したらダメでしょw
神原駿河、ティカーゲ、「どこにも続かない」は知らなかったんで、
機会があったら調べてみることにする
てかやると鬱ENDになるし、何より俺が>>1より多く投下したらダメでしょw
神原駿河、ティカーゲ、「どこにも続かない」は知らなかったんで、
機会があったら調べてみることにする
>>182
ティカーゲは調べなくていいwwwwwwwww
ティカーゲは調べなくていいwwwwwwwww
女が凄い俺のツボだったなぁ
まだ先の話がある?っぽいし気になる
まだ先の話がある?っぽいし気になる
女>1「はぁ・・・はぁ・・・」
女>2「女1さんつかれたの?」
女>1「あ・・・あの・・・ちょっと・・・」
男「じゃあ少し休憩しましょうか?」
女>2「私もそうしたい」
女>1「はい・・・ごめんなさい」
女>2「思ったんだが・・・」
男「何がですか?」
女>2「今歩いているのは壁を頼りに歩いているよね」
女>1「はい」
女>2「反対側の壁までどのくらいの距離があるんだろうか」
男「・・たしかに気になりますね。僕少しあるいて触ってきましょうか?」
女>2「いや・・・良い。」
男「え?気になりませんか?」
女>2「そしたら手、離すだろう?」
男「えぇ、距離にもよりますが・・・」
女>2「やはり・・・良い。」
男「そう・・・ですか(なんでなん?)」
女>1(これって・・・)
女>2「女1さんつかれたの?」
女>1「あ・・・あの・・・ちょっと・・・」
男「じゃあ少し休憩しましょうか?」
女>2「私もそうしたい」
女>1「はい・・・ごめんなさい」
女>2「思ったんだが・・・」
男「何がですか?」
女>2「今歩いているのは壁を頼りに歩いているよね」
女>1「はい」
女>2「反対側の壁までどのくらいの距離があるんだろうか」
男「・・たしかに気になりますね。僕少しあるいて触ってきましょうか?」
女>2「いや・・・良い。」
男「え?気になりませんか?」
女>2「そしたら手、離すだろう?」
男「えぇ、距離にもよりますが・・・」
女>2「やはり・・・良い。」
男「そう・・・ですか(なんでなん?)」
女>1(これって・・・)
>>182
いや、内容は全然かぶらないんよ。
「どこにも続かない」(タイトルうろおぼえ)はファウスト合宿の企画のリレー小説で、
リレー小説故の不安定さというかリレーは荒れたほうが楽しいというか、その雰囲気が似てるな、と。
いや、内容は全然かぶらないんよ。
「どこにも続かない」(タイトルうろおぼえ)はファウスト合宿の企画のリレー小説で、
リレー小説故の不安定さというかリレーは荒れたほうが楽しいというか、その雰囲気が似てるな、と。
スタスタ
男「ん・・・ここの地面凹凸すごいですよー」
女>2「助かる」
女>1(女2さんって・・・もしかして・・・)「きゃっ!」
女>2「大丈夫か?」
女>1「あ、はぁい、ごめんなさい大丈夫です!」
女>2「そうか」
スタスタ
男「ここも起伏ありますよー」
女>2「あぁ。」
女>1(でも・・・まさか・・・でもー)「きゃっ!!」
男「大丈夫ですか?」
女>1「ご・・・ごめんなさい!!」
>>190
とりあえずそのうらやましい男を殴って良いか?www
今更なんだが、暗闇と聞いて無意識に何も無い空間をイメージしたが、
色々ある空間も当然あるよなぁ
新ジャンルに思い込みは禁物だな
すまんが寝ます、なんか先週から新ジャンル書き続けてる気がしてならないw
とりあえずそのうらやましい男を殴って良いか?www
今更なんだが、暗闇と聞いて無意識に何も無い空間をイメージしたが、
色々ある空間も当然あるよなぁ
新ジャンルに思い込みは禁物だな
すまんが寝ます、なんか先週から新ジャンル書き続けてる気がしてならないw
ちょっと現実に大変な用事があるのであと二つぐらい投下したら現実に戻ります!
いつ還ってこれるかは未定ですが・・・
ごめんなさいっす
いつ還ってこれるかは未定ですが・・・
ごめんなさいっす
男「女1さんはぐれてないですか?」
女>1「はぁい・・・はぁ・・はぁ・・・女2さんの服・・・つかんでるんでぇ・・・」
男「じゃあ大丈夫ですね。女2さんは足大丈夫ですか?ペース落としますか?」
女>2「大丈夫、このペースなら」
男「本当ですか?っていうか女1さんに合わせたほうがいいですね、隊列変えます?」
女>2「それは・・・女1さんが私たちの間に?」
女>1「(!!)それはダメです!!」
男「へ?」
女>1「だめったらだめです!!」
男「は・・・はあ」
女>2(・・・)
女>1「はぁい・・・はぁ・・はぁ・・・女2さんの服・・・つかんでるんでぇ・・・」
男「じゃあ大丈夫ですね。女2さんは足大丈夫ですか?ペース落としますか?」
女>2「大丈夫、このペースなら」
男「本当ですか?っていうか女1さんに合わせたほうがいいですね、隊列変えます?」
女>2「それは・・・女1さんが私たちの間に?」
女>1「(!!)それはダメです!!」
男「へ?」
女>1「だめったらだめです!!」
男「は・・・はあ」
女>2(・・・)
男(俺はいったいどれくらい歩いたんだろうか・・・)
男(なぜこんな場所にいるんだろうか・・・)
男(さらに巨乳とちっちゃい巨乳と一緒に・・・)
男(ちっちゃいほうにいたっては手つないでるし・・・)
男(出たいけど・・・)
男「夢なら覚めるな・・・!」
女>1「はい?」
男「え?あぁ!!声に出てた!な、なんでもないです!!」
女>2「なにかよからぬことを思っていたんじゃないか?」
男「そ、そんなことないでs」
女>2「私も・・・」
男「・・・え?」
男(なぜこんな場所にいるんだろうか・・・)
男(さらに巨乳とちっちゃい巨乳と一緒に・・・)
男(ちっちゃいほうにいたっては手つないでるし・・・)
男(出たいけど・・・)
男「夢なら覚めるな・・・!」
女>1「はい?」
男「え?あぁ!!声に出てた!な、なんでもないです!!」
女>2「なにかよからぬことを思っていたんじゃないか?」
男「そ、そんなことないでs」
女>2「私も・・・」
男「・・・え?」
ちょい亀だが>>182乙だぜ。
ってことはやっぱ秋田風料理なんかな。前の方で誰か言ってたがおれもそう感じた。
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