>802
下手だと言い訳するなら書くな。
下手だと思うなら上手くなれ。

俺は好きだぜ
そんなに卑屈になんな

なんかうぜぇ、って思ってしまったのは俺だけでいい

殺伐とした新ジャンルスレに元>>1が！

レイヴンのお仕事が忙しかったんだい＞＜

>806
おかえりー。

男「さて、初めまして。本日よりあなたを尋問させていただきます、男軍曹です」
女「…ふん。あたしは何も知らんぞ。知っていても話すはずもないがな」
男「そうですか。それは残念です」
女「ふん。理解してもらえたようだな。んじゃ、この拘束を解いて解放してもらおうか」
男「申し訳ありません。規則で解放することは出来ないんですよ」
女「っち！　ならさっさと殺せ！！　こんなところで辱めを受けるくらいなら、死んだほうがましだ！」
男「すみません。それも出来ないんですよ」
女「ふざけるな！尋問なんて上辺だけの拷問で、人の命なんて虫けらほどにも感じてない奴らが！」
男「そんなことはありません。実は私、血が苦手なんですよ」
女「は？　お前何言ってんだ？　拷問官だろ？」
男「いえ、尋問官ですよ」
女「そんなことはどうだっていいんだよ！　あんたやる気あんのか？」
男「えぇ、やる気はあるんですが…いかんせん痛いこととか、血とか、どうしても慣れないんですよ」
女「ふん！ヘタレが！」


￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
なんとなく続くかも。

男「さで、とりあえずは拘束された時についた傷をなんとかしないといけませんね」
女「これくらいどうという事もない」
男「そうはいきません。この執務室というところは、見かけ以上に不衛生なんですよ。化膿したら大変です。それに…」
女「なんだ」
男「そういう痛々しいのは、私が堪えられられそうにありません」
女「こんな傷で堪えられそうにないとか、どんだけだよ」
男「あなたは女性です。せっかくのきれいな肌に、傷なんて似合いませんよ」
女「な、なに言ってんだよ」
男「では、消毒しますね」

女「つっ！」
男「あ、痛かったですか？　すみません」
女「やるなら目隠し外してやれよ」
男「いやぁ…しかし傷を見ると気が遠くなりそうで…」
女「あたしの痛がる声をききたいか？」
男「そ、それも嫌ですね…じ、じゃあ…外しますよ」
パラ…

男「…はふぅ」パタン
女「こら！これくらいの傷を見て倒れるな！　倒れるならせめて拘束を解いてからにしてくれ！　おい！」

女「クスン・・・クスン・・・」

女「クスン・・・ひっく・・・クスン・・・」

男「・・・あ・・・あれ・・・？」
女「クスン・・・クスン・・・」
男「女？　・・・そうか。私は気を失って・・・」
女「ひっく・・・クスン・・・」
男「女、何を泣いて・・・ん？　床が・・・」
女「ひっく・・・気絶しすぎだ・・・」
男「どのくらい気を失っていましたか？」
女「6時間だ・・・」
男「そんなに！　と言うことは、この床の水たまりは・・・」
女「6時間なんて我慢できるかバカ野郎！！　こっちは拘束されてて身動き取れないんだ！！！」
男「す、すみません。　とりあえず拭きますね」
女「ったく！」

男「・・・っと。これでキレイになりました。では、あなたも拭かなくてはいけませんね」
女「あ、あたしは別にいい！」
男「そんなこと言っても、やはり女性はキレイにしておかないといけませんよ」
女「し、しかしだ！　あんたはあたしの股ぐらまで拭く気か！？」
男「あ、それは・・・いや、すみません。そこまでは・・・」
女「普通の男共は拭きたがるだろうけどな・・・」
男「なにか？」
女「なんでもない！　いいから拘束を解け！　自分で何とかする！」
男「あ、はい。では外しますね？　くれぐれも勝手なマネはしないで下さいよ？」
女「あぁ」ニヤッ
男「・・・やっぱりやめときます。出来るだけみないようにしますから、それで我慢して下さい」
女「そんなぁ・・・」

ちょっとおっきしたお

男「さて、とりあえず太ももまではこちらで拭きましたので、その、それ以上は後でご自分でお願いしますね」
女「ち・・・畜生・・・」
男「傷の手当ての続き、しましょうか」
女「もういい、お前に倒れられるとやっかいだ」
男「もう大丈夫ですよ。消毒は先ほどしましたし、傷口も乾いてますから、後はガーゼと当て布ですね」

ビリ・・・ビィーーー！

女「な、なんで袖破ってるんだ？」
男「あぁ、これですか。当収監所の規定で、特A機密保持容疑者でもない限り、傷の手当てはNG何ですよ」
女「悪かったな。どうせ雑兵さ」
男「いえ、気に障ってしまってのでしたらすみません。それでですね、包帯・薬等の処方は出ないんです」
女「なるほどな」
男「えぇ、そういうことですので、申し訳ないですけど、私の袖で我慢してください。どうせ制服は支給ですから」
女「・・・・ふん。さっさとやれ」
男「はい。これが終わったら、今日の尋問は終了です。あなたには申し訳ありませんが、部屋の奥の個室で過ごしてくださいね」
女「24時間監視って訳か。ご苦労なとこだな」
男「いえ、あなたの尋問は私の担当ですからね。他の尋問官にやらせたくないだけです」
女「ふ、ふん」
男「はい、終わりましたよ。拘束を外しますので、個室に入ってドアから手錠を出してください。外しますので」

女「ほら、早く外せよ」
男「はい。ちょっと狭い部屋ですけど、我慢してくださいね」
女「汚い部屋だな」
男「今度、掃除しますね。それと、これ、蒸しタオルです。手錠の痕、これで暖めてください。それと、これで股間を拭いてくださいね」
女「わ、わかった」
男「後でお湯を持ってきます。体を拭いてください。シャワーは無理でした。すみません」
女「あぁ、・・・かまいやしないよ」
男「それでは。私は隣の執務室にいます。今日のところは休んでください」
女「・・・あぁ」
男「おやすみなさい」
女「・・・・・・・」



女「ヘタレだけど・・・良いヤツそうじゃん・・・」

男「女さん起きてください。朝ですよ」
女「ん～・・・あと5分・・・・」
男「起きてくださ～い」
女「ん～・・・」
男「仕方ないですね。あと5分だけですよ～？」

男「女さん、5分経ちましたよ～。起きてくださ～い」
女「ん～・・・」
男「・・・・あ、ゴキブリ・・・」
女「(ガバッ！！)え！？　どこどこ！？　早く退治して！！！」
男「嘘です。はい、起きましたね。顔を洗って下さい。ご飯にしましょう」
女「くそ！　だましたな・・・」

女「今日から本格的な尋問か？」
男「いえ、その予定でしたが、少々変更します」
女「どういうことだ？」
男「とりあえず、あなたの独房を掃除します」
女「なぜ？」
男「あなたが夕べ汚いと言ったので」
女「・・・それだけ？」
男「えぇ」

女「で、あたしはまた壁に縛り付けられる訳か」
男「すみません。暴れてもらっても困りますので」
女「ふん」
男「とりあえず、掃除してきますね」
女「手伝わせようとは思わないのか？」
男「あなたは捕虜です。お手伝いさんではないですよ」
女「・・・それもそうだな」


-----------------------------------------------
男に敬語を使わせるってのは、案外難しいな・・・・

こいつ尋問管らしいことをしていやがるッ・・・！！

男「ふぅ。ぞうきんがけは小学校以来ですね」
女「まさかそこまでするとはな」
男「まぁこれも性分です。やり始めると徹底的にやらないと気が済まないんですよ」
女「ご苦労なこったな」
男「いえいえ、これはこれで楽しいんでｓ・・・・」
女「どうした？　いきなり怖い顔して」

カチャ・・・

女「おい、こんなところで銃なんか・・・」

パン！パン！パン！パン！パン！パン！パン！パン！
カシャッ
ガシュッ！
パン！パン！パン！パン！パン！パン！パン！パン！

・・・・・・・

女「・・・ど、どうした？」
男「ハァ・・・はぁ・・・・ご・・・・・ゴキブリが・・・・」
女「はぁ？」
男「ゴキブリがいたんですよ！　今度は嘘じゃありません！　あのツヤッとした黒くおぞましい生き物です！！！」
女「いや、ゴキブリぐらいで銃を出すなんｔ」
男「掃除は中止です。バルサンしましょう。バルサン」
女「もう好きにしろよ・・・」
男「確かこの棚に・・・あ、ありましたありました」
女「何であるんだよ」
男「昔私の執務室にヤツが出た時に買っておきました」
女「そりゃ災難だったな」
男「さ、のぞき窓も食器の受け取り口も目張りしました。じゃ、おいてきますね」

ガチャ・・

男「ここに水を入れて・・・」

キィー・・・パタン　ガチャ

女「・・・男？」
男「シクシク・・・出してぇ・・・・」
女「独房の内側にはドアノブはなかったな・・・って、あたしも繋がれたまま！？」

プシューーー

男「煙が出始めまｓあｗｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ」
女「ちょ！　やばいって！！！！」
男「だーーーれーーーかーーーー」

拷問ってレベルじゃねえぞｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

おまww
へたすりゃ死ぬがなwww

衛生兵「これからは気をつけて下さいよ？　運良く衛兵が通りかかったからいいものの・・・」
男「いや、ご迷惑をおかけしましたね。すみません」
衛「捕虜No.794には借りが出来てしまいましたね」
男「房の外に拘束してて良かったです」
衛「えぇ、彼女の声が衛兵に届かなければ、あなたは危なかったですよ」
男「彼女にはお礼を言っておかなくては。では、ありがとうございました」
衛「はい。どういたしまして」

女「ん。もういいのか」
男「えぇ、あなたのおかげで助かりましたよ」
女「別に見殺しにしても良かったんだがな。それじゃあたしは拘束されたままだし」
男「怖いこといいますね」
女「それに・・・」
男「それに？」
女「あんな醜態をさらすのはもう嫌だしな」
男「醜態？　あぁ、おもらｓ」
女「それ以上言うとあんた腰の骨砕くよ？」
男「す、すみません・・・」

男「では、とりあえず掃除の続きしてきますね」
女「まぁ待て、あんたはあたしに借りがあるわけだよな？」
男「そうですね。何かお礼をしないといけませんね。まぁ逃がすことは出来ませんが」
女「一つだけ頼みがある」
男「なんですか？　私の権限で出来る範囲であれば言って下さい」
女「この執行室を出ないことを条件に、拘束を解いてもらいたい」
男「・・・まぁそうですね。日長一日繋がれてるのもきついですね」
女「あぁ、さすがに応えるな」
男「わかりました。では・・・ホントに暴れないで下さいよ？」
女「くどいぞ。約束だ。絶対に暴れたりしない」
男「あなたを信用します。ホントはいけないんですからね？」

ガチャ・・・ガチャ・・・カチャカチャ・・・

男「さ、外れましたよ」
女「ふぅ。これで少しは楽になったな」
男「それは何よりです」
女「男」
男「なんですか？」
女「その・・・なんだ・・・ありがとな。信用してくれて」
男「あなたは本当は優しい人ですよ。昨夜も、夢の中で両親を案じていましたからね」
女「な！？」
男「そんな人に、悪い人はいませんよ」
女「まて！寝言か！？　寝言言っていたのか！？」
男「えぇ、確か『ママ・・・無理しないで』とか・・・」
女「そ、それ以上言うな！！！　止めろ！！」
男「ちょっと！　あば・・・暴れないで下さいって」
女「恥ずい～～！！！」

立派？なヘタレだ

男「シクシク…暴れないで下さいと言ったのに…」
女「そんなに大切な壺なら、飾らずにしまっておけばいいんだよ」
男「いえ、同僚が旅行に行ったときの土産ですよ」
女「じゃあ割ってもよかったんじゃね？」
男「それはそれでなんだかもったいないじゃないですか」
女「女々しいと言うか、中途半端なやつだな」
男「もとはと言えば、あなたが暴れたのが問題なんですよ」
女「あれはお前がいらん事を言うからだ！」
男「仕方がないのでやっぱり拘束しますね？」
女「な、ちょ、そんないきなり…ってお前、案外腕力あるな」
ガチャ…ガチャ…

男「これでも軍人なんですよ？当たり前です」
女「それだけ力があるなら、なぜ締めあげて吐かそうとしない？」
男「前にも言いましたよ？　痛いのとか、苦しいのは見るのも苦手で…それに」
女「それに？」
男「たとえそれが敵国の軍人であろうと、女性を殴る趣味は持ち合わせていません」
女「お前…本当に軍人か？」
男「人の命すら奪ってしまう軍人だからこそ、か弱い女性は守るべきなんですけどねぇ…」
女「…あたし一人を痛め付けて聞き出した情報で多くの女子供が救われるとしてもか？」
男「女さんはきっと、その命が消えるまで話さないと思いますよ？」
女「だろうな」
男「それに、痛め付けて倒れるのは、私が先でしょうし」
女「はははっ確かにそうかもな」
男「ええ、きっとそうです」
女「はははっ」
男「ふふっ」

おっ？きたきたｗｗ

男「女さんは～」
男「女は～」
男「あなたは～」

女「お前は～」
女「男は～」
女「あんたは～」

キャラが固まらねぇｗｗ
どれがいい？

そこら辺は気にしてなかったな　作者が無意識的に状況にあわせて書いてるように見えたから
たとえば男が「女さんは～」女が「「あんたは～」で構成されてる会話とかはそのときの二人の心情の上下関係とかわかりやすいし

んじゃ　

男は
あなた→女さん→

女は
お前→男

の基準で臨機応変で行ってみるっす
サンクス

女「ところで、そこの机の写真はなんだ？ 家族か？」
男「いえ、戦友ですよ」
女「なんだ。拷問仲間かよ」
男「…少し、昔話をしましょうか」

男「５年前、前線に２３０名の新兵が配属されました。その新兵たちは高校を卒業し、半年間の基礎訓練を受けただけの、前線の穴埋めの為の、単なる数合わせでしかありませんでした」

男「新兵たちは人員不足の小隊に編入され、連日の陽動・奪還・進行作戦に耐えながらも、その厳しい環境に疲弊していきました」

男「配属されて１ヶ月後、物資調達の為に後方支援部隊本部から指定された、非戦闘地へ向かう１個小隊が地雷による攻撃で壊滅しました」

男「重軽傷を負いながらも、９名の兵士が生き延びました。しかし爆発によりナビゲーションもサバイバルキットも失ってしまい、手当ても出来ず、うかつに動くことも出来ない小隊は完全に孤立無援となってしまいました」

女「…」

何か重い話ｷﾀｰ

男「２日後、両足を失った小隊長が死亡しました。３日後、二人の新兵も死亡しました。５日後、最後の重傷者が死亡し、残されたのは５名の新兵でした」

男「命令する者のいない、たった９名の小隊は、サバイバル訓練を受けていませんでした」
女「訓練期間の短縮か」
男「そうです。うかつに動き回らなかったことはよかったものの、荒野には食料となる生き物はなかなか見つからず、姿を現しても大量生産された粗悪な武器では、当てることは至難でした」

男「それから9日後。事故発生から2週間後ですね。別の物資調達部隊が彼らを発見し保護しました」

男「どうにか生き残ることができましたが、そこで上官は疑問を感じたのです。水も食料もない中で、どうやって大人4人が生き抜けたのかと」

男「確かに軽い栄養失調にはなっていましたが、命には別状ないレベルでしたからね」

男「彼らは口々に言いました。運良く野生動物を捕らえることができたからだと。燻製にして、保存食としていたからだと」

男「そして彼らは、1週間、後方にある野戦病院へと休養と回復を兼ねた入院が許可されました」

男「これは、そのときの写真です」

女「へぇ、お前はどれだ？」
男「え？　私の話だとは言っていないでｓ」
女「いるはずだろう。そうでなければ、その写真を飾る意味はない」
男「・・・だしかにそうですね。左から2番目。肩を組んでるのが私です」
女「ふ～ん。いい顔で笑ってるじゃないか」
男「ありがとうございます」
女「久々に長い話を聞いたおかげで腹減ったな」
男「ははは、そうですね」
女「さっき燻製とか言ってたから、肉が食いたいな」
男「残念ながら、捕虜に肉類の支給はできないんですよ」
女「ならお前がもらってきてくれよ。で、あたしに食べさせてくれ」
男「残念ながら食料班の方は、私がお肉を食べられないのは知ってますからねぇ」
女「だって、さっきの話じゃ肉を食ってたじゃないか」
男「・・・・あれからなんですよ。肉が嫌いになったのは・・・」
女「でも・・・まさか・・・燻製って・・・」
男「・・・えぇ、死亡した・・・仲間の・・・」
女「・・・そ・・・そうだったのか・・・」
男「ダメなんですよ。もう・・・血を見ると、苦痛に耐える小隊長のうめき声とか、新兵の悲痛な叫びとか・・・思い出してしまって・・・」

女「・・・・男・・・・」
男「・・・なんですか？」
女「悪かった。嫌なこと、思い出させてしまって・・・」
男「いえ・・・隊長たちには感謝しています。私たちを生かせてくれたんですから。それに、もう昔のことです」
女「すまん・・・」
男「さ、ここで二人で沈み込んでいても日が暮れるだけです」
女「そうだな」
男「それと、ありがとうございます」
女「ん？　なにがだ？」


男「初めて、私のことを名前で呼んでくれましたから」

うわぁ・・・・・リアルにそういう話あるからなぁ・・・・

>>827
ミス
×男「命令する者のいない、たった９名の小隊は、
○男「命令する者のいない、たった５名の小隊は、

×水も食料もない中で、どうやって大人4人が生き抜けたのかと」
○水も食料もない中で、どうやって大人5人が生き抜けたのかと」

女「さて、飯も食ったし、あたし寝る」
男「待ってくださいよ」
女「なんで？」
男「いや、ご飯食べてすぐ寝るとか捕虜としてどうなのかと」
女「でもさ、別に拷問する気、ないんでしょ？」
男「いやまぁ確かにそうですけど、報告書とか、たまに上官も見回りに来ますし・・・それなりにはしなくては・・・」
女「はぁ～・・・まぁいいけどさ、話す気、ないよ？」
男「う～ん・・・とりあえずまぁ形だけでも尋問させてくださいよ」
女「わかったわかった、で？」
男「あ、はい。では、え～っと・・・・」
女「あんた、何するか考えてなかったでしょ」
男「・・・はい」
女「やっぱあたし寝るわ」
男「あぁん」

>>831
ああ、そこやっぱり5人だったのか
くじ引きで一人･･･ってのかと思った

>>832
あぁん萌えたｗｗｗｗｗｗ

>>833
怖いからやめれｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

海亀のスープ思い出したじゃないかww

男「おはようございます」
女「あぁ、おはよう」
男「・・・すごい寝癖ですね」
女「入隊するときに切ったからな」
男「そうですか。ちなみにどのくらい長かったんですか？」
女「腰の上まであったな」
男「長いですね。見てみたかったです」
女「もしかして、ロングヘアー萌えか？残念だったな」
男「えぇ、残念ですね。あ、ちょっと待ってて下さいね」

ごそごそ

男「これを使って下さい。ブラシじゃなくて、普通のクシで申し訳ないですが」
女「お前のか？」
男「えぇ、支給品の安物ですが、まぁ無いより良いでしょう」
女「使わせてもらう」
男「えぇ、どうぞ」
女「ところで、今日は拷問するのか？」シャッシャッ
男「形だけは、やらなくてはいけませんからね」
女「ふーん。今日は何する気？」シャッシャッ
男「どうしましょうか。実は私も先日ここに配属されたばかりで、まだ何をして良いのかわからないんですよ」
女「とりあえず、そこの倉庫でも見てみれば？　あ、枝毛」シャッシャップチン
男「そうですね」
女「もしかしたら前の捕虜の血が着いていたりしてなｗｗ」シャッシャッ
男「うっ・・・・」
女「あ、スマン・・・」
男「いえ、大丈夫です。でも、血が着いてるのは嫌ですねぇ・・・」
女「じゃぁ、ペンキだとでも思えば良いんじゃない？」シャッシャッ
男「あ、それは良い考えですね」
女「んじゃ、行ってらっしゃい」
男「はい。行ってきます」

女「で。結局ダメだったわけだ」
男「すみません。ダメでした」
女「でも、失神6時間とか、長すぎだろう」
男「お恥ずかしい限りです」
女「独房の鍵を開けてれば、様子を見に行ってやったんだけどな」
男「そうですねぇ。あ、でもその時はあなたは壁に拘束されている訳で」
女「結局意味ないか」
男「ですね」
女「まぁ、お前が気絶してたら鍵を取って、この執務室から出るだけだけどな」
男「う～ん。やめといたほうが良いですよ？」
女「やっぱり？」
男「えぇ、廊下と中庭、全ての門には衛兵がいますし、下水管・地下道なんて物はありません」
女「げぇ～」
男「それに、執務室から外に出た場合、担当尋問官から半径2メートル以内にいない場合」
女「いない場合・・・」
男「銃殺許可が出てます」
女「なるほど、見つかったら速攻で射殺ってことか」
男「その通りです」
女「そこまで言われたら逃げる気も失せるってもんだな」
男「そうしてもらえると助かります」
女「でも形だけの尋問も出来ないとなると・・・」
男「ちょっと問題ですねぇ・・・」

いい。すごくいい。

女「ところで、あんた何で血とか苦手なのに拷問官になったんだ？」
男「もちろん上からの命令ですよ」
女「ふ～ん」
男「それに、前線は地獄でしたから」
女「なるほどねぇ」
男「あのサバイバルから生還したこと、その後の戦闘で捕虜の逮捕に貢献したこと、あと、上官に気に入られたこととか、いろいろあって軍曹にまでなることが出来ました」
女「なにげにあんたすごいんだな。格闘技は？」
男「高校まで、柔道をやってました」
女「あんたに勝てるとも思えないはずだな」
男「襲われない限りこちらからは手は出しませんので、心配しないでくださいね」
女「っち」
男「逆にあなたは何かしていたのですか？」
女「あたし？あたしは…」

やたー連休もいいものだなー

女「あたしは格闘技はさっぱりだ」
男「そうなんですか。強そうだなと思ったんですが」
女「筋肉は入隊してから鍛えた。というか鍛えさせられたんだがな」
男「それでもしなやかな筋肉ですね。力自体はそこまでなさそうですが、スピードとキレはありそうです」
女「確かにそうだな」

男「ところで、女さんはどうして軍に入ったんですか？」
女「私の家族は貧しくてな。高校までは行かせてもらったんだが、大学は無理だった」
男「ふむ」
女「企業は高卒を採りたがらないしな、軍の事務課を希望した」
男「なぜ歩兵に？」
女「採用試験の時に、普通科連隊長に気に入られてしまってな」
男「なるほど、確かに女さんは綺麗なです。そばに置いておきたくもなるでしょうね」
女「・・・あんたさ、どうしてそう思わず赤面してしまうようなことを恥ずかしげもなく言えるんだ？」
男「う～ん。性格・・・でしょうか？」
女「まぁ、ありがと」
男「どういたしまして」

女「さっきから何書いてるんだ？」
男「いえ、備品の調達要望書ですよ」
女「備品？」
男「えぇ、新しい尋問用の備品をいくつか買いたいと思いまして」
女「今あるヤツは？」
男「アレは・・・私はさわれませんので、業者の方に引き取ってもらおうかと」
女「思い切って、塗ってしまえば良いんじゃないか？　部下でも使ってさ」
男「あ、それ良いですね。じゃぁ塗装は部下に頼むとして、ペンキと、あとやっぱり新製品を1台購入してみましょうか」
女「まぁいいけどさ、あんたそれ使って尋問できるの？」
男「いやぁ、自信ありませんねぇ」
女「でもやってるそぶりくらい見せないとな」
男「そうですね。じゃあ、ちょっと経理に持って行ってきますね」
女「おう。行ってこい」

あげてみよう

落ちちゃいます＞＜

男「女さん女さん」
女「どうした？」
男「届きました。先日経理に持って行った新製品が」
女「ほほう」
男「ということで、今から組み立てます」
女「手伝ってやろうか？」
男「いえ、力仕事ですので、女性にさせるわけにはいきませんよ」
女「相変わらずのフェミニストっぷりだな」
男「これもまた」
女「性分、ってやつか」
男「そうですね」

男「っと、よいしょ」
女「ほほ～。・・・って、組み立ててないと、いまいちわからんな」
男「そうですねぇ・・・。えっと、手順書は・・・これですね」
女「ま、がんばれよ」
男「はい。えっと、まずはこのＡパーツがこっちで・・・ここにＣパーツが・・・あれ？　あ、Ｂパーツがあって・・・」
女「・・・大丈夫なのか？」
男「ここのボルトを・・・・、こっちはナットか・・・あれ？　スプリングワッシャ？を入れて・・・　Ｃリング・・・Ｏリングかな？」

女「で？　その組み立てに10時間かけたあげく、カタログの完成品とは似ても似つかないその不細工な工芸品はなんだ？」
男「・・・昔からこういうのはからっきしで・・・」
女「おｋ。あたしがやる」
男「あ、でも・・・」
女「あたしが進んでやるって言ってるんだ。フェミニストならあたしの発言も尊重しろ」
男「はい・・・」
女「さて、まずはこれを一度バラさないとな・・・」

ガチャガチャ・・・・ガコッ・・・ガチャン・・・

女「おｋ。んじゃぁ、組み立て開始だな」
男「頑張ってくださいね～」
女「任せろ」

男「えっと・・・私よりは早かったものの、6時間かけてできあがったカタログの完成品とは似てもｒｙ」
女「・・・むぅ・・・あんたのよりはましでしょ」
男「使えないのは同じって事ですけどね・・・」
女「説明書が悪い！！！！」
男「えぇ～・・・・」
女「あんたの仲間にこういうの上手いやついるだろ、そいつに頼めよ」
男「そ、そうですねぇ。んじゃぁもう一度バラしますね」

ガチャガチャ・・・・ガコッ・・・ガチャン・・・

男「では、持って行ってきます」
女「おう、行ってこい」

キィ・・・バタン

女「あいつ・・・あたしを壁に拘束するのも、部屋にカギかけるのも忘れてやがる・・・」

女「少しは信用されてきたのか・・・？」

キィ・・・パタン

男「できあがりましたよ～」
女「はやっ！　30分たってないじゃん！！」
男「得意な人ってのはさすがですねぇ～。手順書なんか流し読みでしたよ～」
女「あたしたちの計16時間はなんだったのよ・・・」
男「かんっぺきに無駄・・・ってやつですね・・・」

女「で？　これはどんな拷問具なんだ？」
男「えっと」

パラ・・・パラ・・・

男「ノズルＡに水道ホースを繋ぐ・・・ふむ」

キュコキュコ・・・

女「水を使うのか」
男「ノズルＢに排水ノズルを繋ぐ・・・」

キュカシュッ

男「座らせて、四肢を固定する・・・ふむふむ・・・」
女「ここに座るのか。よっと」
男「はい、ありがとうございます」

ガチャッガチャッガチャッガチャッ

男「ヘッドランナーをかぶせる」
女「これをかぶれば良いんだな」

カポッ・・・

男「で、スイッチを入れる」

パチン
ヒュィィィィィィィィィィィィィィィィン

女「なんかジェットエンジンみたいな音が・・・」
男「えっと、スライダーでレベルを調整する・・・これか・・・」

カシュッ
ヒュゴォォォォォォォォォォォォォォ

女「ちょっ！大丈夫なのか！？」
男「ふむふむ・・・付属の溶剤Ａと溶剤Ｂをセットする」

カシュッ・・・カシュッ
ギュボボボボボボボボォォォォォ

女「ちょ！マジでタンマ！！」
男「で、スタートボタン・・・ポチッとな」

キュイィィィィィィィィィシュゴチュイィィィォォォォォォォォ

女「ギャーーーーーーーーーーーー！！！！！！！！」


5分後


ピーッピーッピーッピーッピーッ

ヒュゴォオォォォォオォォォォン・・・・・

男「これで終了ですね」
女「ヒィ～・・・・ヒィ～～～・・・・」
男「お疲れ様でした」
女「頭が・・・・ゴリゴリされて・・・・ヒィ～・・・・・」
男「どうですか？」
女「・・・・サッパリした・・・」
男「オートヘアーウォッシュ、ってやつですね」
女「頭を洗われるだけでここまで恐怖したのは生まれて以来初めてだ」
男「これなら拷問してるように見られますね」
女「そ、そうだけど・・・できればもうやりたくない・・・」
男「そんなこと言わないでくださいよ～。せっかくこれで寝癖が付かなくなるかもしれないのに・・・」
女「・・・もしかしてこの前の・・・あたしの為に・・・？」
男「もちろんそうですよ？　せっかく綺麗なんですから、寝癖は似合いませんよ？」
女「ぬ・・・」
男「・・・やっぱり、イヤですか・・・？」
女「むぅ・・・ガマンする・・・」
男「ありがとうございます♪」

ｲｲﾖｰｲｲﾖｰ
GJすぎるだろ

衛Ａ「よう、Ｂ」
衛Ｂ「なんだ？」
衛Ａ「最近男殿の執行室からの悲鳴がひどくなったな」
衛Ｂ「あぁ、この前新しい拷問機材を入れたらしい」
衛Ａ「マジかよ」
衛Ｂ「なんでも、頭をぐちゃぐちゃにかき回すんだとよ」
衛Ａ「げぇ～・・・なんだよそれ・・・」
衛Ｂ「もちろん脳みそを物理的に混ぜる訳じゃないんだけどな」
衛Ａ「それはわかるけどよ・・・」
衛Ｂ「まぁ、物理的に混ぜられて死んだ方が良いだろうけどな」
衛Ａ「だろうなぁ・・・」


ピーッピーッピーッピーッピーッ

ヒュゴォオォォォォオォォォォン・・・・・

男「はい、今日はこれでおしまいです」
女「ヒィ～・・・ヒィ～・・・」
男「これでよく拭いてくださいね？　風邪を引くと大変ですから」
女「ヒィ～・・・お、おう・・・」
男「じゃぁ部屋に戻ってください」
女「おう・・・おやすみ」
男「はい、おやすみなさい」

美容室でおばさんが被ってるやつ想像した
頭の上で機械が動くのは怖いよな