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元スレ【ですよねー】新ジャンル「ヘタレ拷問官」~第二執行室~【ねー】
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男「聞いたか?」
>1549「ん?何を?」
男「停戦…だってさ」
>1549「どういうことだ?」
男「今朝、上官殿に呼ばれて出頭してきてな、そこで聞いてきた」
>1549「戦争が…終わるのか?」
男「それはわからない。あくまでも停戦だ。終戦じゃない」
>1549「なぜ今頃?」
男「さぁな。上のすることはよくわからん」
>1549「だな」
男「ただ一つ言えることは、両国共に疲弊しきっていると言うことだな」
>1549「だな」
男「2週間後、両国首相がモニター会議を行う」
>1549「…まだ直に会うには時期尚早か」
男「うん」
>1549「戦争、終わればいいな」
男「…そろそろ、身の振り方、考えておけよ」
>1549「…そうだな」
男「前にも言ったが、1549さえよければ…いや、1549が決めることだったな」
>1549「ああ」
男「んじゃ、俺は食糧備蓄担当班に用事があるから、行ってくる」
>1549「うん」
ガチャ パタン…
>1549「…答えなら、出てるんだよな…」
>1549「ん?何を?」
男「停戦…だってさ」
>1549「どういうことだ?」
男「今朝、上官殿に呼ばれて出頭してきてな、そこで聞いてきた」
>1549「戦争が…終わるのか?」
男「それはわからない。あくまでも停戦だ。終戦じゃない」
>1549「なぜ今頃?」
男「さぁな。上のすることはよくわからん」
>1549「だな」
男「ただ一つ言えることは、両国共に疲弊しきっていると言うことだな」
>1549「だな」
男「2週間後、両国首相がモニター会議を行う」
>1549「…まだ直に会うには時期尚早か」
男「うん」
>1549「戦争、終わればいいな」
男「…そろそろ、身の振り方、考えておけよ」
>1549「…そうだな」
男「前にも言ったが、1549さえよければ…いや、1549が決めることだったな」
>1549「ああ」
男「んじゃ、俺は食糧備蓄担当班に用事があるから、行ってくる」
>1549「うん」
ガチャ パタン…
>1549「…答えなら、出てるんだよな…」
>1549「男は、戦争が終わったらどうする?軍をやめるのか?」
男「やめるのは、1549が共国に無事保護されてからだ」
>1549「戦争が終われば解放されるんじゃないのか?」
男「…1549は帝国の内情を知りすぎているからな」
>1549「なるほどな…共国にも、拷問で我国の機密情報を吐いた反逆者だ!などと言われそうだがな…」
男「…あるかもしれないな。その時は、俺が死ぬ気で連れ戻してやる」
>1549「ははっ頼もしいな」
男「任せとけ」
>1549「…」
男「…」
>1549「…なぁ」
男「ん?」
>1549「ほ、ホントに…一緒に逃げてくれるのか?」
男「当たり前だ。戦争が終わっても、1549はずっと俺の捕虜だからな」
>1549「そうだな。私は一生、男の捕虜だ」
男「前にも言ったことのある台詞だな」
>1549「はははっ そうだな」
男「言葉を変えて言うか?」
>1549「そうだな。終戦を迎えたときは、とびっきりのやつ、たのむよ」
男「あぁ、極上の言葉を用意しておく」
男「やめるのは、1549が共国に無事保護されてからだ」
>1549「戦争が終われば解放されるんじゃないのか?」
男「…1549は帝国の内情を知りすぎているからな」
>1549「なるほどな…共国にも、拷問で我国の機密情報を吐いた反逆者だ!などと言われそうだがな…」
男「…あるかもしれないな。その時は、俺が死ぬ気で連れ戻してやる」
>1549「ははっ頼もしいな」
男「任せとけ」
>1549「…」
男「…」
>1549「…なぁ」
男「ん?」
>1549「ほ、ホントに…一緒に逃げてくれるのか?」
男「当たり前だ。戦争が終わっても、1549はずっと俺の捕虜だからな」
>1549「そうだな。私は一生、男の捕虜だ」
男「前にも言ったことのある台詞だな」
>1549「はははっ そうだな」
男「言葉を変えて言うか?」
>1549「そうだな。終戦を迎えたときは、とびっきりのやつ、たのむよ」
男「あぁ、極上の言葉を用意しておく」
上「1549。お前をここへ直接呼び出したのは初めてだな」
>1549「あぁ。そうだな。男はどうした」
上「そのことで呼んだ」
>1549「・・・なにか、あったのか・・・?」
上「うむ。本来であれば捕虜に対し報告することではないのだが・・・」
>1549「他言無用。と言うことだな」
上「うむ。・・・男軍曹は先程捕虜No.1626が隠し持っていたナイフで、負傷した」
>1549「な・・・お、男は・・・無事・・・なのか?」
上「極めて危険な状態だ。5カ所刺されておる。心臓は無事だったが、右の腎臓と肝臓、左の肺に受けた傷が予断を許さない状態だ」
>1549「私に・・・何かできることは・・・」
上「・・・現在、衛生兵が緊急手術を行っている。見込みは・・・30%だな」
>1549「どうか助けてくれ・・・男が助かるのなら、機密だろうがなんだろうがすべて話す。だから・・・」
上「ありがたい話だが、停戦を迎ようとしている今、情報はそこまで重要ではなくなった・・・」
>1549「頼む! 助けてやってくれ!!!! 男は!! 男はっっっっ!!!!!」
上「・・・・・・・・・・」
>1549「優しかったんだ・・・・ 共国の誰よりも・・・帝国の誰よりも・・・ 優しかったんだ・・・」
上「・・・男軍曹は・・・果報者だな・・・」
ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・
>1549「あぁ。そうだな。男はどうした」
上「そのことで呼んだ」
>1549「・・・なにか、あったのか・・・?」
上「うむ。本来であれば捕虜に対し報告することではないのだが・・・」
>1549「他言無用。と言うことだな」
上「うむ。・・・男軍曹は先程捕虜No.1626が隠し持っていたナイフで、負傷した」
>1549「な・・・お、男は・・・無事・・・なのか?」
上「極めて危険な状態だ。5カ所刺されておる。心臓は無事だったが、右の腎臓と肝臓、左の肺に受けた傷が予断を許さない状態だ」
>1549「私に・・・何かできることは・・・」
上「・・・現在、衛生兵が緊急手術を行っている。見込みは・・・30%だな」
>1549「どうか助けてくれ・・・男が助かるのなら、機密だろうがなんだろうがすべて話す。だから・・・」
上「ありがたい話だが、停戦を迎ようとしている今、情報はそこまで重要ではなくなった・・・」
>1549「頼む! 助けてやってくれ!!!! 男は!! 男はっっっっ!!!!!」
上「・・・・・・・・・・」
>1549「優しかったんだ・・・・ 共国の誰よりも・・・帝国の誰よりも・・・ 優しかったんだ・・・」
上「・・・男軍曹は・・・果報者だな・・・」
ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・
ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・
男(・・・ぁあ、そっか・・・刺されたんだっけか・・・)
ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・
男(・・・ちくしょー・・・あいつの担当尋問官・・・ボディサーチ怠ったな・・・)
ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・
男(あぁ・・・1549の夜ご飯・・・持って行ってないな・・・)
ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・
男(ちゃんと・・・食べてくれてたら・・・いいけど・・・)
ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・
男(・・・あぁ~・・・寒いな・・・それに・・・むちゃくちゃ眠いし・・・・)
ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・
男(・・・1549・・・)
ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・
ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・
男(・・・ぁあ、そっか・・・刺されたんだっけか・・・)
ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・
男(・・・ちくしょー・・・あいつの担当尋問官・・・ボディサーチ怠ったな・・・)
ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・
男(あぁ・・・1549の夜ご飯・・・持って行ってないな・・・)
ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・
男(ちゃんと・・・食べてくれてたら・・・いいけど・・・)
ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・
男(・・・あぁ~・・・寒いな・・・それに・・・むちゃくちゃ眠いし・・・・)
ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・
男(・・・1549・・・)
ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・
ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・
ガチャ
医「ふぅ~・・・」
>1549「あの・・・」
医「ん? あぁ、確か君は男殿の・・・」
>1549「はい・・・それで・・・男は・・・」
医「とりあえず、手術はうまくいった」
>1549「そ、そうですか!」
医「あとは、男殿の生への執着心が頼りだな」
>1549「あの・・・面会は・・・」
医「とりあえず、今はまだ麻酔が効いていて眠ってる」
>1549「それはどのくらい・・・」
医「麻酔自体は1時間ほどで切れるだろうが、男殿が意識を取り戻すかは・・・軍曹殿次第だ」
>1549「・・・病室に入っても・・・?」
医「本来なら面会謝絶のECUに入れないといかんのだが、幸か不幸か、ここにはECUはないからな。普通の病室だ」
>1549「では、面会しても大丈夫ですか?」
医「・・・そうだな。まずはシャワーを浴びて、体を清潔にしてきなさい。浴室の使用許可は、私から上官殿に言って貰っておこう」
>1549「ありがとうございます・・・」
医「男殿は昔、前線にいた頃私の命を救ってくれた人だ。私にとっても失いたくない人なんだ」
>1549「・・・そうなんですか・・・」
医「1549、男殿を・・・どうか連れ戻してやってくれ」
>1549「・・・はい!」
医「ふぅ~・・・」
>1549「あの・・・」
医「ん? あぁ、確か君は男殿の・・・」
>1549「はい・・・それで・・・男は・・・」
医「とりあえず、手術はうまくいった」
>1549「そ、そうですか!」
医「あとは、男殿の生への執着心が頼りだな」
>1549「あの・・・面会は・・・」
医「とりあえず、今はまだ麻酔が効いていて眠ってる」
>1549「それはどのくらい・・・」
医「麻酔自体は1時間ほどで切れるだろうが、男殿が意識を取り戻すかは・・・軍曹殿次第だ」
>1549「・・・病室に入っても・・・?」
医「本来なら面会謝絶のECUに入れないといかんのだが、幸か不幸か、ここにはECUはないからな。普通の病室だ」
>1549「では、面会しても大丈夫ですか?」
医「・・・そうだな。まずはシャワーを浴びて、体を清潔にしてきなさい。浴室の使用許可は、私から上官殿に言って貰っておこう」
>1549「ありがとうございます・・・」
医「男殿は昔、前線にいた頃私の命を救ってくれた人だ。私にとっても失いたくない人なんだ」
>1549「・・・そうなんですか・・・」
医「1549、男殿を・・・どうか連れ戻してやってくれ」
>1549「・・・はい!」
ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・
男(・・・ぁあ~。ちょっとは楽になったかな・・・?)
?「・・・」
男(ってか、ここどこだ? 真っ白な世界・・・)
?「・・・ぉ~い」
男(あ、夢か、イッツァビューティホードリームってやつか)
?「お~い! ってば!!!!」
男(おわぁ! びっくりした!っっって!154・・じゃない、女!?でもないような気が・・・????)
女「やっぱりこのマッスルボディじゃわかんないかなぁ・・・」
男(あ、女だったんだ~。そのマッスルはどうしたんだ?)
女「えっと、転成するためにブートキャンプを100万回やらされた」
男(えぇ~、ブームはとっくに風とともに去っていきましたよ?)
女「しかたないだろ! ったく・・・」
男(あぁぁぁ・・・無い胸がさらに硬く・・・そして厚く・・・あんなに細かった腕が・・・おみ足がぁ~・・・)
女「殴るよ?」
男(ごめんなさいごめんなさいごめんなさいそれこそ無事では済まない気がするのでごめんなさいごめんなさい)
女「で、どうする?」
男(なにが?)
女「・・・私が水先案内人。私と共に来るか、それとも・・・1549の元へ・・・」
男(・・・女は・・・転成するのか?)
女「あぁ。この姿でいられるのももうしばらくだな・・・」
男(・・・そうか・・・)
女「男は・・・戻った方がいい」
男(・・・・・・・・・・・・・)
女「1549・・・私に似ていい娘じゃないか」
男(・・・あぁ)
女「大事にしてやれよ?」
男(・・・あぁ)
女「じゃ、お別れだな」
男(・・・女)
女「どうした?」
男(ありがとう)
女「・・・うん。ほら、目を開けろ。大事な人が、呼んでるぞ・・・」
男(あぁ・・・)
女「こら! 辛気くさい顔すんな! 笑え!!」
男(・・・はははっ)
女「Nice boot!」
----------------------------------------------------------------------
>1549「男~~目をあけてよ~・・・」
男「・・・・1549・・・」
>1549「男!!!!」
男「・・・ただいま・・・・」
>1549「ひっく・・・ひっく・・・おか・・・おかえり・・・なさい・・・ひっく・・・」
女「ふふっ。ばいばい・・・男・・・」
男(・・・ぁあ~。ちょっとは楽になったかな・・・?)
?「・・・」
男(ってか、ここどこだ? 真っ白な世界・・・)
?「・・・ぉ~い」
男(あ、夢か、イッツァビューティホードリームってやつか)
?「お~い! ってば!!!!」
男(おわぁ! びっくりした!っっって!154・・じゃない、女!?でもないような気が・・・????)
女「やっぱりこのマッスルボディじゃわかんないかなぁ・・・」
男(あ、女だったんだ~。そのマッスルはどうしたんだ?)
女「えっと、転成するためにブートキャンプを100万回やらされた」
男(えぇ~、ブームはとっくに風とともに去っていきましたよ?)
女「しかたないだろ! ったく・・・」
男(あぁぁぁ・・・無い胸がさらに硬く・・・そして厚く・・・あんなに細かった腕が・・・おみ足がぁ~・・・)
女「殴るよ?」
男(ごめんなさいごめんなさいごめんなさいそれこそ無事では済まない気がするのでごめんなさいごめんなさい)
女「で、どうする?」
男(なにが?)
女「・・・私が水先案内人。私と共に来るか、それとも・・・1549の元へ・・・」
男(・・・女は・・・転成するのか?)
女「あぁ。この姿でいられるのももうしばらくだな・・・」
男(・・・そうか・・・)
女「男は・・・戻った方がいい」
男(・・・・・・・・・・・・・)
女「1549・・・私に似ていい娘じゃないか」
男(・・・あぁ)
女「大事にしてやれよ?」
男(・・・あぁ)
女「じゃ、お別れだな」
男(・・・女)
女「どうした?」
男(ありがとう)
女「・・・うん。ほら、目を開けろ。大事な人が、呼んでるぞ・・・」
男(あぁ・・・)
女「こら! 辛気くさい顔すんな! 笑え!!」
男(・・・はははっ)
女「Nice boot!」
----------------------------------------------------------------------
>1549「男~~目をあけてよ~・・・」
男「・・・・1549・・・」
>1549「男!!!!」
男「・・・ただいま・・・・」
>1549「ひっく・・・ひっく・・・おか・・・おかえり・・・なさい・・・ひっく・・・」
女「ふふっ。ばいばい・・・男・・・」
>1549「ほら、ご飯持ってきたよ」
男「あれ? 衛生兵は?」
>1549「代わってもらった~」
男「そかそか。うっ・・・またスープだけ・・・」
>1549「仕方ないだろ~。内臓やられてんだからさ~」
男「まぁこないだまでの点滴だけに比べたら多少はマシだけどねぇ~・・・」
>1549「早くちゃんとしたもの、食べられるといいね~」
男「だな~」
上「お、これはまた仲むつまじい光景だな」
男「あ、上官殿。この度はご迷惑おかけしました」
上「いやなに、それより災難だったな。休みがなかった分、ここでしっかりと養生しなさい」
男「ありがとうございます」
上「軍曹を刺した捕虜は現在、地下の独居房にて監視中だ。どうする?」
男「・・・どうするというと?」
上「うむ。まぁ事が事であるからな。その捕虜の処遇は軍曹に一任することになった」
男「・・・では、担当尋問官の元へ、返してあげてください」
上「なぜだ? 軍曹を刺した張本人だぞ?」
男「・・・私は彼の・・・捕虜No.1626の恋人を・・・殺してしまいましたから・・・」
上「!!!」
>1549「!!!」
男「女、いえ、捕虜No.1192の後の捕虜です。捕虜No.1193・・・昨日1626の素性を洗ったところ、1193の記載がありました・・・」
上「・・・そうか・・・彼が・・・・」
男「担当官No.83が1549に重傷を負わせたとき、私は担当官を・・・」
上「・・・・・・・・・・」
男「きっと捕虜No.1626は、その時の私と同じ気持ちだったのでしょう・・・」
>1549「・・・男・・・」
男「捕虜No.1626と、1193の無念が少しでも晴れるのであれば、私はこの程度の傷・・・」
上「捕虜No.1626の件、了解した。彼は解放しよう」
男「宜しくお願いします」
上「では、また見舞いに来る」
男「ありがとうございました」
ガチャ・・・パタン・・・
>1549「いくら償いでも・・・死んだらダメだよ・・・」
男「1549・・・」
>1549「男は・・・私と生きるんだから・・・」
男「・・・あぁ」
---------------------------------------------------------------------------------------------
あぁ、終わらせたいけど終わらせたくないww
男「あれ? 衛生兵は?」
>1549「代わってもらった~」
男「そかそか。うっ・・・またスープだけ・・・」
>1549「仕方ないだろ~。内臓やられてんだからさ~」
男「まぁこないだまでの点滴だけに比べたら多少はマシだけどねぇ~・・・」
>1549「早くちゃんとしたもの、食べられるといいね~」
男「だな~」
上「お、これはまた仲むつまじい光景だな」
男「あ、上官殿。この度はご迷惑おかけしました」
上「いやなに、それより災難だったな。休みがなかった分、ここでしっかりと養生しなさい」
男「ありがとうございます」
上「軍曹を刺した捕虜は現在、地下の独居房にて監視中だ。どうする?」
男「・・・どうするというと?」
上「うむ。まぁ事が事であるからな。その捕虜の処遇は軍曹に一任することになった」
男「・・・では、担当尋問官の元へ、返してあげてください」
上「なぜだ? 軍曹を刺した張本人だぞ?」
男「・・・私は彼の・・・捕虜No.1626の恋人を・・・殺してしまいましたから・・・」
上「!!!」
>1549「!!!」
男「女、いえ、捕虜No.1192の後の捕虜です。捕虜No.1193・・・昨日1626の素性を洗ったところ、1193の記載がありました・・・」
上「・・・そうか・・・彼が・・・・」
男「担当官No.83が1549に重傷を負わせたとき、私は担当官を・・・」
上「・・・・・・・・・・」
男「きっと捕虜No.1626は、その時の私と同じ気持ちだったのでしょう・・・」
>1549「・・・男・・・」
男「捕虜No.1626と、1193の無念が少しでも晴れるのであれば、私はこの程度の傷・・・」
上「捕虜No.1626の件、了解した。彼は解放しよう」
男「宜しくお願いします」
上「では、また見舞いに来る」
男「ありがとうございました」
ガチャ・・・パタン・・・
>1549「いくら償いでも・・・死んだらダメだよ・・・」
男「1549・・・」
>1549「男は・・・私と生きるんだから・・・」
男「・・・あぁ」
---------------------------------------------------------------------------------------------
あぁ、終わらせたいけど終わらせたくないww
ガチャ
上「調子はどうだね?」
男「上官殿。はい。順調に回復しているとのことです。ただ、まだ動くことができませんので・・・」
上「まぁ無理はするな。うむ。先日行われた両首相のモニター会談についてなんだが」
男「どうなりました」
上「あぁ、順調に進んだ。停戦協定書にサインを行い、軍はすでに撤退を始めている」
男「そうですか。それは何よりです」
上「撤退といっても、前線だけだがな。未だ停戦に納得のいかぬ兵士が問題を起こしている地域もある」
男「国に対しての恨みもさることながら、仲間を殺された恨みもあるでしょうからね・・・」
上「そうだな。ひとまずはこの停戦で領国が落ち着き次第、帝国内の国境付近の村で首相会談が行われる」
男「・・・私が南部で停戦の動きがあると知ってから、半年・・・長かったような、あっという間だったような」
上「そうだな。兄から聞いたのか?」
男「えぇ。曹長殿はお元気でらっしゃいますか?」
上「・・・軍曹が出向から復帰してまもなく、襲撃を受けた」
男「なっ!!! では・・・」
上「いや、この上なく元気だ」
男「あ、そ、そうですか・・・」
上「共国の戦闘機が投下した地対空ミサイルが着弾したとき、運良く地下室にいて、助かったらしい」
男「あ、もしや・・・」
上「あぁ、専用の尋問執行室で極めて個人的な取り調べだ。まったく。同性同士でまぐわうなど、双子の弟として恥ずかしい限りだ」
男「お察しいたします」
上「素っ裸で怒張しきった逆刃刀を振り回しつつ対処する姿は目を覆うものがある」
男「た・・・確かに・・・」
上「調子はどうだね?」
男「上官殿。はい。順調に回復しているとのことです。ただ、まだ動くことができませんので・・・」
上「まぁ無理はするな。うむ。先日行われた両首相のモニター会談についてなんだが」
男「どうなりました」
上「あぁ、順調に進んだ。停戦協定書にサインを行い、軍はすでに撤退を始めている」
男「そうですか。それは何よりです」
上「撤退といっても、前線だけだがな。未だ停戦に納得のいかぬ兵士が問題を起こしている地域もある」
男「国に対しての恨みもさることながら、仲間を殺された恨みもあるでしょうからね・・・」
上「そうだな。ひとまずはこの停戦で領国が落ち着き次第、帝国内の国境付近の村で首相会談が行われる」
男「・・・私が南部で停戦の動きがあると知ってから、半年・・・長かったような、あっという間だったような」
上「そうだな。兄から聞いたのか?」
男「えぇ。曹長殿はお元気でらっしゃいますか?」
上「・・・軍曹が出向から復帰してまもなく、襲撃を受けた」
男「なっ!!! では・・・」
上「いや、この上なく元気だ」
男「あ、そ、そうですか・・・」
上「共国の戦闘機が投下した地対空ミサイルが着弾したとき、運良く地下室にいて、助かったらしい」
男「あ、もしや・・・」
上「あぁ、専用の尋問執行室で極めて個人的な取り調べだ。まったく。同性同士でまぐわうなど、双子の弟として恥ずかしい限りだ」
男「お察しいたします」
上「素っ裸で怒張しきった逆刃刀を振り回しつつ対処する姿は目を覆うものがある」
男「た・・・確かに・・・」
上「話がそれてしまったな」
男「えぇ、だいぶ」
上「元に戻そう。1549のことなんだが」
男「はい」
上「どうするつもりだ?」
男「・・・停戦。果ては終戦となると、捕虜としての1549は解放されなければなりません」
上「そうだ。彼女は軍として、解放せねばならぬ。もちろん、彼女に限った話ではなく、全捕虜についても同じ事だが」
男「えぇ・・・ですので、一度共国内に解放した後、迎えに行こうかと思います」
上「例え戦争が終結したとしても、国交の正常化はまだまだ時間がかかるぞ」
男「わかっています。例え何年かかっても、迎えに行こうと思っています」
上「うむ。いい目をしているな。軍曹。終戦を迎えたら、退役しろ」
男「・・・はい。それも考えておりました」
上「軍人のままでは、例え国交が正常化したとしても、国境を越えるのは問題が多すぎるからな」
男「はい」
上「では、私はそろそろ行く。ドアの向こうで入るタイミングをうかがっている女性を待たせるわけにもいくまい」
男「ははは、そうですね。上官殿、ありがとうございます」」
上「軍曹」
男「はい」
上「がんばりたまえ」
男「はっ!」
ガチャ・・・
上「・・・君は、幸せ者だな」
>1549「・・・はい///」
男「えぇ、だいぶ」
上「元に戻そう。1549のことなんだが」
男「はい」
上「どうするつもりだ?」
男「・・・停戦。果ては終戦となると、捕虜としての1549は解放されなければなりません」
上「そうだ。彼女は軍として、解放せねばならぬ。もちろん、彼女に限った話ではなく、全捕虜についても同じ事だが」
男「えぇ・・・ですので、一度共国内に解放した後、迎えに行こうかと思います」
上「例え戦争が終結したとしても、国交の正常化はまだまだ時間がかかるぞ」
男「わかっています。例え何年かかっても、迎えに行こうと思っています」
上「うむ。いい目をしているな。軍曹。終戦を迎えたら、退役しろ」
男「・・・はい。それも考えておりました」
上「軍人のままでは、例え国交が正常化したとしても、国境を越えるのは問題が多すぎるからな」
男「はい」
上「では、私はそろそろ行く。ドアの向こうで入るタイミングをうかがっている女性を待たせるわけにもいくまい」
男「ははは、そうですね。上官殿、ありがとうございます」」
上「軍曹」
男「はい」
上「がんばりたまえ」
男「はっ!」
ガチャ・・・
上「・・・君は、幸せ者だな」
>1549「・・・はい///」
パタン・・・
>1549「上官さん、いい人だな」
男「あぁ」
>1549「・・・・・・・・」
男「・・・・・・・・」
>1549「・・・迎えに・・・来てくれるか?」
男「もちろんだ。何年かかろうとも、必ず迎えに行く」
>1549「おばさんになるまでには、来てくれよ?」
男「極上の言葉は、用意してあるんだ。忘れないうちに行くさ」
>1549「待ってるからな」
男「あぁ」
>1549「上官さん、いい人だな」
男「あぁ」
>1549「・・・・・・・・」
男「・・・・・・・・」
>1549「・・・迎えに・・・来てくれるか?」
男「もちろんだ。何年かかろうとも、必ず迎えに行く」
>1549「おばさんになるまでには、来てくれよ?」
男「極上の言葉は、用意してあるんだ。忘れないうちに行くさ」
>1549「待ってるからな」
男「あぁ」
男「ふぅ・・・国交正常化したとはいえ、検問のチェックは厳しいもんだな・・・」
男「えっと・・・ここをまっすぐ・・・」
男「ここを左・・・あ、右か」
男「雑貨屋を・・・あ、あれか。あそこを左・・・」
カラ~~~~~ン
男「えっと、中央公園・・・あったあった。噴水は・・・あれだな」
カラ~~~~~ン
男「・・・・・・・・・・・・・・あ・・・・・・・・・・・・・・・」
カラ~~~~~ン
>1549「・・・・きれいな鐘の音でしょ?」
男「・・・あぁ、そうだな」
>1549「昔は、休日はここに来て、この教会の鐘の音を聞きながら、本を読むのが大好きだったんだ」
男「どんな話だ?」
>1549「お姫様がさらわれて、ナイトが助けに来てくれるの」
男「二人は幸せになれたのか?」
>1549「わからない。読み終える前に、戦争が始まったからね」
男「終わってからは?」
>1549「まだ、読んでない」
男「・・・じゃぁ、その物語、俺たちが代わりに完結させよう」
>1549「・・・でも」
男「でも?」
>1549「極上の言葉を聞いてからね」
男「あぁ、そうだったな・・・・」
>1549「うん」
男「1549・・・」
>1549「はい・・・」
男「────(カラ~~~~~ンカラ~~~~~ン)────」
>1549「 はいっ!!! 」
- f i n -
ヘタレ亭主は現実既存ジャンルのような気がしないでもないなwwwwww
>>692
男と1549の子供
というのを考えていたのですが、
あまりにも王道すぎるかなー
と思って、
女にはあそこで身を引かせました。
なんとか女にも幸せになって欲しかったのですが…
もしなにか思いついたら書いてみようかと思います
男と1549の子供
というのを考えていたのですが、
あまりにも王道すぎるかなー
と思って、
女にはあそこで身を引かせました。
なんとか女にも幸せになって欲しかったのですが…
もしなにか思いついたら書いてみようかと思います
王道だっていいじゃないか、マッシブだもにょ
何はともあれお疲れした
何はともあれお疲れした
男「ただいま~」
>1549「ふふっ。お疲れさま。手と顔を洗って来て。ご飯にしよう」
男「あいよ」
カチャ・・・カチャ・・・
男「うまいうまい」
>1549「良かった。新しい職場は慣れた?」
男「ばっちり。昼休みに紙折り機を作ったら上司にほめられたよ」
>1549「内職時代が日の目を浴びたねww」
男「あぁww広告部門だけじゃなくて、新聞部門にも手を付けたいんだけど、まだまだ新人だからな~」
>1549「これから頑張ればいいよ。ね、パ・パ」
男「(´゚ω゚):;*ブフォ」
>1549「ちょwwwwww」
男「パ、パパ!?」
>1549「今朝、産婦人科に行ってきたの。4週目だってさ」
男「そ、そうか・・・パパか・・・はははっ! パパか!」
>1549「喜んでくれて良かった」
男「あぁ! ありがとう! ママ!」
>1549「ふふっ」
>1549「ふふっ。お疲れさま。手と顔を洗って来て。ご飯にしよう」
男「あいよ」
カチャ・・・カチャ・・・
男「うまいうまい」
>1549「良かった。新しい職場は慣れた?」
男「ばっちり。昼休みに紙折り機を作ったら上司にほめられたよ」
>1549「内職時代が日の目を浴びたねww」
男「あぁww広告部門だけじゃなくて、新聞部門にも手を付けたいんだけど、まだまだ新人だからな~」
>1549「これから頑張ればいいよ。ね、パ・パ」
男「(´゚ω゚):;*ブフォ」
>1549「ちょwwwwww」
男「パ、パパ!?」
>1549「今朝、産婦人科に行ってきたの。4週目だってさ」
男「そ、そうか・・・パパか・・・はははっ! パパか!」
>1549「喜んでくれて良かった」
男「あぁ! ありがとう! ママ!」
>1549「ふふっ」
ちょwwwwwwww第三部ktkrwwwwwwwwwwwwwwwwww
男「ただいま~」
>1549「おかえり~。さ、手と顔を洗ってきて。ご飯にしよっ」
男「うぃうぃ」
カチャ・・・カチャ・・・
男「相変わらず1549の飯はうまいな~」
>1549「ありがと。今日産婦人科で、判ったよ」
男「なに!? どっちだ!?」
>1549「ふふっ」
男「もったいつけずに言ってくれよ~」
>1549「男の子だってさ♪」
>1549「おかえり~。さ、手と顔を洗ってきて。ご飯にしよっ」
男「うぃうぃ」
カチャ・・・カチャ・・・
男「相変わらず1549の飯はうまいな~」
>1549「ありがと。今日産婦人科で、判ったよ」
男「なに!? どっちだ!?」
>1549「ふふっ」
男「もったいつけずに言ってくれよ~」
>1549「男の子だってさ♪」
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