男「と言う事でした」
女「あんまり役に立たなかったか」
男「えぇ。でも、皆さんの報告書は参考にするそうです」
女「そうか」
男「そこで、報酬を頂けることになりました」
女「へぇ」
男「なにか必要なものはありますか？」
女「ん－…そうだなぁ」
男「残念ながら、あなたの身柄の解放までは無理ですが」
女「そんなの解ってる。うぅん…男は何か欲しいものは無いのか？」
男「…あることはあるんですがねぇ」
女「ふぅん。何が欲しいの？」
男「…バルサン欲しいですね。バルサン」
女「そんなもんかよｗｗ」
男「ゴキブリ、苦手ですしね。ははは」
女「あはははっ」
男「まぁ、明日までに考えておいてください」
女「あいよ」
男「では、食事を持ってきますね」
女「おう。行ってこい」

ガチャ…バタン。

女「…バルサンなんてウソついて…あんたが本当に欲しいものって…何よ…」
―――――――――――――――――
ガチャ…バタン。
男「女さんが欲しいなんて…言えませんよねえ…」

コレおもしれぇｗｗｗｗｗｗｗｗ
続きに期待！！！

久し振りに続き来てたー！

ワッフルワッフル

上「何か決まったか？」
男「はい。実はこれを・・・」
上「ＣＤ-ROM？」
男「えぇ、確認してください」
上「ふむ」

上「これは・・・遺書か？　捕虜No.794のか？」
男「いえ。先日、ここの近くに墜落した敵軍偵察機の乗員が所持していた物です」
上「これをどうするのだ？」
男「先日の敵軍のコンピュータに送って欲しいのです」
上「例え死者の為と言っても、そこまで情けをかけてやるものか？」
男「・・・仕事上捕虜の命を奪ってしまう事もあります。これは、その償いですよ」
上「ふむ・・・」
男「考えは反するとはいえ、己の正義を信じて戦った者の遺書です。せめて母国に送ってやりたいと思いました」
上「うむ・・・そうだな。直接奪う立場にない人間として、私は命というものを軽く見ていたのかもしれんな・・・」
男「・・・息子を失った母の悲しみは、計り知れないものがあります」
上「軍曹の考えは分かった。これは私が責任を持って敵国コンピュータに送り届けるとしよう」
男「ありがとうございます」

上「それとは別に、何か必要な物とかはないのか？」
男「と、言いますと？」
上「いや、この形に見えない物ではなく、報酬としてなにか物品的なのでな」
男「そうですね。とりあえず――――――――――」

--------------------------------------------------------------------------------------------------
パタン

男「ただいま戻りましたよ」
女「おかえり～」
男「あの遺書は渡すことができました」
女「そうか。それはよかった」
男「はい。それと、女さんの希望していた物も受理されました」
女「おぉ～。太っ腹だな～」
男「ですね～」
女「男は何か希望したのか？」
男「えっと、バルサンですよ」
女「ホントに頼んだのかよｗｗ」
男「えぇ、上官殿はあっけにとられてましたがｗｗ」
女「だろうなｗｗ」

こんなところで続いているとは！
一年ぶりのヘタレだ！
個人的には実は女性に対してヘタレで裏では男性に対してとてつもなく鬼畜な感じがでてほしい

ほしゅ

ほしゅ

一気に全部読ませてもらったので保守

落としはせん！　落としはせんぞ！

保守必要ない

ｶﾞｯｶﾞｯｶﾞｯｶﾞｯ

保守

ほしゅしゅ

男「最近寒くなって来ましたねぇ」
女「そうだなぁ。ここもコンクリの打ちっぱなしだから、朝は凍死しそうだぞ」
男「そろそろストーブ出したいですねぇ」
女「それって許可もらえるのか？」
男「どうでしょ。あ、でも似たようなのならなんとかなるかもですよ」
女「ほう」
男「ここの備品室に、烙印用の電気ヒーターがあったはずです」
女「最近の烙印はヒーターで熱するのか」
男「そうですよ。ちょっと持ってきますね」

------------------------女「お－。あったかい」
男「ちょっと小さいですけど、これで我慢してください」
女「いや、十分だ」
男「毛布ももう一枚あったほうがいいですね。持ってきます」

------------------------男「はい、これ使ってください」
女「ありがとう」
男「あと、これも使ってください」
女「おぉ、湯たんぽ」
男「お湯は夕食の後に持ってきますね」
女「あぁ。すまんな」
男「では、私は執務室にいますので」
女「今日は尋問はなしか？」
男「いつもしてませんよ？」
女「あ、いや、まぁそうなんだが…その…いつもならもう少し…その…ここにいるのに…」
男「あぁ、すみません。今日は決済期限の書類がありまして」
女「そ…そうか」
男「まぁ隣ですから。では、また夕食の時にきますね」
女「おう、がんばれよ」
男「はい」

パタン

女「…………」湯たんぽギュッ

ｋターーーーーーーーーーー！
続き続きwktk

wktk!!
湯たんぽ直は火傷するw

おなかにやけど！ちりょうするヘタレ！

男「お湯持ってきましたよ」
女「あ、ありがとう」
男「入れておきますね」
女「あぁ、すまんな」
男「あちちち。あ、タオル忘れてしまいました・・・もう備品室は閉まってるし・・・」
女「ちょっと冷ませばいいだろう」
男「いやぁ、沸騰寸前のを持ってきてしまいました」
女「冷めるまで時間が掛かるか」
男「えぇ。あ、そうだ」
女「ん？」
男「ちょっと待っててくださいね」
女「？　あぁ」

男「ひとまずこれでいいでしょう」
女「いいでしょうって・・・これ、男の制服だろう」
男「あ、ちゃんと洗ったやつなので、大丈夫だと思いますよ？」
女「そういう事じゃなくてだな」
男「やっぱり、私のじゃ嫌ですか？」
女「い、いや！　そそそんなことはない！　断じてない！」
男「そうですか、やっぱり敵国同士だから、嫌われてるかと思いました」
女「そんなわけない！　あたしはあんたのことｓっ！！！・・・・その！！　あの・・」
男「？？？」
女「とにかく！！　制服、借りるからな！」
男「はい、使ってください」
女「・・・ありがとう」
男「はい。では、ちゃんと毛布もかぶって下さいね？　風邪引いたら、薬代は私の自腹なんですからね？」
女「ははは。そうだな。ちゃんとかぶって寝るよ」
男「そうして下さい」
女「おやすみ」
男「はい、おやすみなさい」

パタン・・・

女「…………」湯たんぽギュ～～～～ッ

乙！
で、低音火傷してへタレに柔肌見せる、と。

女「・・・う゛～・・・・」

カチャ

男「女さ～ん、朝でs」
バッ！
男「あれ？　今日は珍しく早起きですね」
女「あ、いや、ちょっとな」
男「いいことです。ところで、どうしました？　お腹を見ていたようですが・・・」
女「いや！　なんでもない！　なんでもないぞ！」
男「そうですか」
女「と、ところでだな」
男「はい」
女「ちょっと・・・頼みが・・・」
男「どうしました？」
女「その・・・だな・・・やけどに効く薬、持ってないか？」
男「・・・もしかして・・・湯たんぽですか？」
女「あ、あぁ・・・」
男「ちょ、ちょっと見せてください！　あ、薬取ってきます！」
ガチャッ　バタン！
女「ちょ！　おまっ！　そんな慌てなくても！」

カチャ
男「持ってきました！　どの程度の火傷か分からなかったので、全種類持ってきましたよ！」
女「そんな大げさすぎるだろう」
男「いえ、湯たんぽのやけどは低温やけどと言って、表面は水ぶくれでも実際は深層で重度の火傷になってることが多々あるんです！」
女「えぇ！？　いや！　だからってそんないきなｒ」

服ペロン！！
女「ひゃぁっ！！！//////」
男「ちょっと赤くなってるだけですか」
女「で、でも、ヒリヒリする・・・////」
男「ふむ・・・この程度ならオロナインでいいですね。じゃ、塗りますよ」
女「え、ちょっまっ」

ぬーりぬーり
女「はうっ！」
男「あ、すみません、痛いですか？」
ぬーりぬーり
女「いひゃ！大丈夫はぁぅ！だ」
男「結構広い範囲で赤くなってますね。この辺も痛みますか？」
さわさわ
女「んくぅ・・・はふぅ・・・ちょ、ちょっとだけ・・・」
男「湯たんぽは本来足や腰を温めるものですよ？　抱き枕じゃないんですから・・・」
ぬーりぬーり
女「あはぁ・・・ごめんなひゃい・・・」
男「おへその周りが真っ赤でｓ・・・あぁ！！！！！！！！！！！！！」
女「な！　なに！？」
男「す、すみません！　いきなりお腹とか触っちゃって！//////　気が動転しててあの！　その！」
女「あぅ//////　こっちだっていきなりで恥ずかしいの我慢してたのに、お前が恥ずかしがると、こっちももっと恥ずかしいだろう！」
男「すみません、あの・・・後は・・・自分で・・・」
女「い、今更何を言う！　それにお前は最初の頃、あたしの太ももを拭いたじゃないか！」
男「それは・・・その・・・まだあなたを捕虜としてしか見てなかったので・・・」
女「・・・じゃ、じゃぁ・・・今は・・・？」
男「え・・・あ・・・その・・・」
女「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
男「えっと・・・今は・・・あなたのことを・・・・」

きぃ・・・パタンガチャッ
ΩΩ「え？」
男「あぁ！　牢のドアが！」
女「もしかして・・・カギ・・・・」
男「・・・ドアに刺さったまま・・・」
女「ちょ！　どうすんのよ！」
男「どうしましょう・・・」
女「こ　の　ヘ　タ　レーー！！！！」

こんな夜中に投下されてた！
乙！

こんな時間に…起きててよかったぜ
乙！

乙！
最初お腹と聞いてちょっとどきっとしてしまった
ヘタレだしあるわけ無いよなｗｗ

むしろヘタレが押し倒されたと考えれば・・・ゴクリ

お腹と書くとそうでもないが、下腹部と書くと途端にエロくなる不思議

女「とりあえず、何とかしないとな・・・」
男「どうしましょうかねぇ・・・」
女「扉を壊すものとか、ないの？」
男「この鉄製のドアを壊せるものなんて・・・　それこそ武器庫にでも行かないとありませんよ」
女「だよなぁ・・・じゃぁ、こっちの壁は？」
男「特殊コンクリートです。鉄ほどではありませんが、ツルハシでもない限り、破壊は無理だと思いますよ？」
女「むぅ・・・」
男「まぁ、きっと大丈夫ですよ」
女「なんでだ？」
男「今日は午後に会議があるんです」
女「ほう」
男「それに出席しなければ、私の身に何かあったと思うでしょうから」
女「なるほどなぁ。じゃ、暇つぶししようよ」
男「どんなのですか？」
女「ん～・・・これと言っておもしろい遊びはないけど・・・」
男「そうですかぁ～」
女「そうだ！　なんか話、してよ」
男「たとえば？」
女「そうだな・・・軍に入る前は何してたんだ？」
男「ごくごく普通の高校生でしたよ」
女「ふぅん」
男「そうですね。1年と2年の時は学級委員長、高校3年の時は生徒会長をしていました」
女「物腰からして優等生だと思ってたけど、ホントにそうだとはな」
男「ははは、そうですか？」
女「あぁ、頭脳明晰スポーツ万能、ついでに顔もまぁまぁイケてるし」
男「ありがとうございます。まぁ、血と機械関係は苦手なんですけどね」
女「だな」

つづききてたー！wktk

男「うちの高校は進学校でした。毎日補習授業がありましたよ」
女「確か部活は柔道部だったよな？」
男「まぁ学級委員長でしたので、毎日は出ませんでしたけどね」
女「学級委員長って忙しいのか？　うちのガッコの学級委員長って、単にLHRで司会してただけだったぞ」
男「普通はそうなんですよ。私は担任に気に入られたのか、結構仕事がありましたね」
女「ふぅん。どんなことやってたんだ？」
男「昼休みは大抵、放課後に配るプリントのコピーとか、あぁ、たまに職員会議の資料のコピーもしましたよ」
女「職員会議の資料って、見ていいのか？」
男「ホントはいけないんですよね。担任にも、見てもいいけど読んだらダメ。と言われてました」
女「ふぅん。じゃ、放課後は？」
男「あぁ、え～っと、これは言っていいんですかね・・・」
女「なんだよ、勿体ぶるなよ」
男「銃器の手入れですよ」
女「は？」
男「銃器です。てっぽーです。チャカです」
女「何で担任がそんなもんもってんだよ！」
男「いやぁ、私が高校に入った時にはすでに戦時中でしたしねぇ」
女「しかし、それを生徒に扱わせるのは・・・」
男「まぁ担任の話では、すべて担任の私物らしいですけどね。なんでも自宅の倉庫がいっぱいだから、学校側に適当に理由をつけて強引に持ち込んだみたいです」
女「自宅の倉庫って・・・なに？　ガンマニア？」
男「ま、まぁそんな感じですね・・・ははは」
女「あ、なんか隠してる」
男「う・・・」
女「白状しろよ、なんか訳ありなんだろ？」
男「あ～・・・はい・・・じゃぁ言いますけど・・・」
女「ワクワク」
男「その担任の自宅はパーソック。担任の母親は・・・1549さんです」
女「っっっっっっっっっっっっっっはぁ！？！？！？！？！？　あのババァの！？！？！？」
男「あぁ、やっぱり言うんじゃなかった・・・」
女「あたしの左ふくらはぎを撃ち抜いたババァの！？！？」
男「はいぃ。そうですぅ・・・」

女「・・・・・・・・・・・」
男「あの・・・女・・・さん・・・？」
女「あぁ！？！？」
男「ひぃ！　スミマセン！」
女「話しかけるんでないよ！　あたしゃ今機嫌が悪いんだ！」

------------------その頃-------------------

上「ん？男軍曹はどうした？」
兵「そういえばまだ来てないみたいですね」
上「男軍曹はどんな会議にも遅刻などしたことがなかったはずだが・・・」
兵「私が呼びに行きますか？」
上「いや、きっと尋問に熱中しているのだろう。今回の議題は男軍曹をわざわざ呼び出すほどの事でもないしな」
兵「ま、そうですね」
上「では、始めるとしよう。今日の議題だが～～～～～～～～～」

-------------------------------------------

男「あの・・・」
女「・・・スマン・・・落ち着いた」
男「そうですか」
女「・・・足の傷を見るたびに・・・あのババァを呪ってしまうんだ」
男「・・・担任が言っていました」
女「なんだ？」

『私は幼い頃から母と共に銃を触ってきた。使い方も、使ったらどうなるかも知っている。
　ある時母に言われたの。「もし命を狙われたら、撃ち返しなさい。だけど、トドメを刺してはダメよ」と。
　まだ幼い私には分からなかった。自分の生命の危機に、相手の命の心配をするのかと思った。
　だけどね、最近分かったの。相手にも、ちゃんと家族がいるんだということ。大切な人がいるんだと言うこと。
　だから、死亡しない程度のところを狙うの。
　もしかしたら負傷兵として、自国に帰れるかもしれない。捕虜になってしまっても、生きながらえることは出来る。
　私の両親は昔、大切な人を亡くしているの。母は家族を。父は家族と・・・恋人を・・・
　きっと母は、誰にも父と同じ思いはして欲しくないと、思ってるのよ』

女「だから・・・あのババァは・・・足を・・・」
男「パーソックでの1549さんの反撃。死者は0です」
女「そんな・・・」
男「捕虜となっった兵士以外の共和国兵は、傷を負いながらも全員撤退しました」
女「・・・わたしはババァを・・・いや、1549さんを、勘違いしていたのかもしれないな・・・」

男「女さんには大変申し訳ないのですが・・・」
女「ん？」
男「私は1549さんに感謝しています」
女「どういうことだ？」
男「1549さんが、女さんの足を撃たなければ、あなたと出会うことは出来ませんでしたから」
女「あ・・・」
男「私は貴女のことが・・・・ｓ」

ドンドンドン！

ΩΩ「！！！！！！！！！！！！」
上「男軍曹、いるか？」
男「上官殿！　いいところに来てくれました！　ちょっと助けてくれませんか！？」
女「・・・・ホントにいいところで・・・」
上「どうかしたのか？　ここを開けろー」
男「実は牢に閉じ込められてしまって」
上「なに！　無事か！？　捕虜に抵抗されてないだろうな！」
男「大丈夫です！」
上「よし！　ちょっと待っていろ！　衛兵！　第一執行室のスペアキーを至急持ってこい！」
衛「はっ！」


男「あ、女さん、とりあえず、離れておきましょう」
女「む、あ、そうだな」
男「さすがに尋問官と捕虜が仲良くしてては・・・」
女「だな。あいよ。手錠もつけておくよ」
男「すみませんね」

ガチャキィ
上「大丈夫か？」
男「はい。助かりました」
上「しかし、なぜこんな事に？」
男「はい。実は私、ゴキブリが大の苦手でして・・・」
上「そうだな。先日もバルサンを所望していたな」
男「えぇ。今朝も尋問を開始しようと、捕虜No.794の房扉を開けた時、ゴキブリが出まして・・・」
上「ははぁん。驚いて、つい房の中に逃げ込んでしまったのだな」
男「その通りです」
上「気をつけたまえよ。女とはいえ、兵士だ」
女「ふんっ！」
男「申し訳ありません」
上「理由は分かった。まぁ何事もなくてよかったな」
男「はい。お手数おかけしました。ところで、何かご用があったのでは？」
上「あぁ、そうだったな。先日軍曹がバルサンと一緒に希望していたものが届いたのでな」
男「それをわざわざ上官殿自ら・・・恐れ入ります」
上「いやなに、地下に用事があったのでな。事のついでだ」
男「ありがとうございました」
上「では、今後とも、がんばりたまえ」
男「はっ！」

女「もしかして、あれが届いたの？」
男「そうですね」
女「はやくはやく！見せて！！！」
男「えぇ、手錠、外しますね」
女「おう！」
カチャカチャ
男「で、これはなんですか？」
女「コアリズム知らないのか！？」
男「スミマセン・・・」
女「まぁあれだ。昔流行った、ビリーズブートキャンプみたいなもんだよ」
男「あぁ、エクササイズの」
女「そうそう！」
男「でもDVDッてことは、外部に音が漏れるとまずいですね・・・」
女「そのためにBluetoothのアダプタとイヤホンもお願いしたんだろう」
男「いやぁ、私はメモを上官殿に渡しただけですので」
女「変な顔されなかった？」
男「いえ、運動不足の解消にはいい物だって言ってましたね」
女「ちゃんと他言無用ってお願いした？」
男「もちろんです。女さんの言ったとおり、「大の男がひとりでやるのには恥ずかしいので」って言ったら納得してくれましたよ」
女「それなら安心だな」
男「ところでその青い歯ってなんですか？」
女「お前ほんっっっっっっとに機械関係ダメなのな・・・」
男「スミマセン・・・」
女「まぁ簡単に言うと、無線だよ無線。コードレスで音楽とか、聞けるってやつ」
男「なるほどー。コードがないから自由に動き回れるわけですか」
女「そそそ！　じゃぁ早速やってみよう！！！！」

---------------上官、地下からの帰り。第一執行室前----------------
ドタン！！！バタン！！！！
上「ふむ。早速やってるようだな。おっと。これは皆には内緒だったな」
スタスタ・・・
---------------------------------------------------------------
兵１「で、さっき見回りに出た時、普段は静かな男殿の執行室からすげぇドタバタ聞こえるんだよ」
兵２「まじかよ！」
兵１「おうよ！　それでよ、時折捕虜の叫び声みたいなのも聞こえてよぉ・・・」
兵２「普段は温厚な男殿だけに、なにしてるか想像できねぇよなぁ・・・」
兵１「だろぉ？　男殿って、実はすげぇ怖い方なんじゃね？」
兵２「あの捕虜No.794から情報を聞き出すくらいだからなぁ」
兵１「なんにせよ、これからも男殿の邪魔だけはしないようにしようぜ」
兵２「そうだな」

必要ないけど保守

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