のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,062,785人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報

    元スレ提督「艦娘に殺されたい」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 艦これ ×2+ 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    751 :

    なかなか龍田は天龍にキレないな

    752 :

    龍田が天龍相手にキレるって、言われると想像つかんな

    753 :

    つらい現状に頭がついていけなくなった金剛が錯乱して提督刺してきかねん

    754 :

    読んでないのに安価書いてるやついるな

    755 :

    しかしこの提督、今後どうやってこの鎮守府機能させていくんだろな
    主力組は信頼関係崩壊、遠征組は人数が減り、執務担当も消えたし

    756 = 1 :

    番外編として書いてたけど丁度金剛のご指名があったのでそのまま使います
    安価先は話に出てきた艦娘でお願いします。
    残りは鳳翔さんと瑞鳳かな?まだいたらすまん
    ーーーーーーーー

    金剛「はぁー、ムカつきマス...」イライラ

    比叡「すみません...」

    霧島「比叡お姉様は悪くありませんよ...提督の言ってる事は一理あります...」

    金剛「それにしても榛名は一番ムカつきマス。なんで榛名ばっかり贔屓されるんデスカ?」イライラ

    比叡「提督が榛名を愛してたからだと思います」ボソッ

    霧島「比叡お姉様!」シッ

    金剛「...なら、徹底的に榛名から提督の存在を奪えばいいんデスネ」ニヤッ

    比叡「...え?」

    金剛「榛名は既に指輪、それを戻す提督の薬指、それに赤ちゃんまで失いマシタ...まだ奪えるもの、有りマスカ?」ニヤニヤ

    比叡「お姉様...!」キッ

    霧島「...実は心当たりが」

    金剛「本当デスカ!?」

    ーーーーーーーー

    757 = 1 :

    霧島「...という具合に、榛名は提督の写真や私物を沢山持っています」

    金剛「それをこっこりと...」

    霧島「いえ、堂々と頂きます」ニヤッ

    金剛「why!?」

    霧島「私もそうであるように、榛名はお姉様にだけは強く言えません。要は逆らえませんから」ニヤニヤ

    金剛「ナルホド...流石は艦隊の頭脳デスネ!」

    霧島「ありがとうございます!」

    比叡「(付き合ってられない...)」スッ

    ーーーーーーーー

    758 = 1 :

    司令室

    提督「醜い姉妹争いだなー」ニヤニヤ

    明石「提督、こんな監視カメラつけてたんですか...」ドンビキ

    提督「うん。ところで明石、この状況利用するぞ」

    明石「えっ!?唐突ですね...一体どうやって...?」

    提督「比叡を堕とす」

    明石「はぁ~」クソデカタメイキ

    提督「なんだ、反対なのか?」

    明石「普通昨日ケッコンしたばっかりの相手にそんなこと言います?」キラッ

    提督「あー...すまない明石。俺が本当に愛してるのは君だけだ」キリッ

    明石「(こんな棒読みのセリフで機嫌なるなんて本当に私って激チョロだなぁ...)」

    明石「今夜も可愛がってくれたら許します///」

    ーーーーーーーー

    759 = 1 :

    戦艦寮

    榛名「(今日も指輪、見つからなかった...)」ボフッ

    金剛「チッ...埃が立つからやめるデス...」

    榛名「す、すみません...」ゴソッ

    榛名「あ、あれ!?」アセアセ

    霧島「どうしたの?」

    榛名「枕の下に置いておいた提督の写真がないの!」

    金剛「あー、それなら私が貰いマシタ」

    榛名「ぇ...?」

    金剛「榛名だけ提督の写真を持ってるなんてズルいデス!夫婦なんだから新しい写真くらい用意できマスヨネ?」ニヤニヤ

    榛名「今の榛名には無理ですよ...」ボソッ

    霧島「あ、そうそう、私はコート貰ったから!」スッ

    榛名「そ、それは提督が初めてのデートで買ってくださった...!」

    霧島「えへへ、どうしても欲しくって。代わりに私のコート入れといたから!交換よ交換」

    榛名「ッ...」ギュッ

    金剛「え?何デスカ?その顔。私達、姉妹なのにこんな事も許して貰えないんデスカ?」

    榛名「いえ...」

    霧島「なーんだ!よかった!」

    金剛「流石は榛名ネー!そうだ、提督から貰ったもの、全部下サイ!」

    榛名「ぇ...えっ!?」

    金剛「榛名と提督は夫婦なんだからいつでも提督のグッズなんて手に入るデショ?お姉ちゃんにも分けて下サイ!」

    霧島「いいですね!姉妹同士共有しましょう!」

    金剛「NO!榛名は提督を共有させてくれないんだから、グッズも共有させてあげマセン!」フフン

    霧島「一理ありますね。といえことで榛名、ありがとうね」ニコッ

    榛名「ぃ...ぇ...」ポロポロ

    760 = 1 :

    司令室

    明石「提督、扉の前の隠しカメラに比叡さんの姿が...」

    提督「来たか。すまんが少し隠れていてくれ」

    明石「了解です」

    「すみません提督!比叡です!」

    提督「どうした?入っていいぞ」

    比叡「提督...度々すみません...榛名を助けてあげて下さい」ペコリ

    提督「何があったんだ?」

    比叡「私...もう見てられなくて」グスッ

    提督「お、おい...大丈夫か?」ギュッ

    比叡「うぅ...うぇぇぇぇん...」ポロポロ

    ーーーーーーーー

    761 = 1 :

    提督「落ち着いたか?」

    比叡「はい...」

    提督「一体榛名は何をされてるんだ?」

    比叡「もうめちゃくちゃです...赤ちゃんまで奪われたのに...今度は私物まで取られてて...」

    提督「そうか...」

    比叡「提督、どうか榛名を助けて下さい!!」

    提督「俺は...」

    比叡「...」ジッ

    提督「俺は...榛名が怖いんだ...」

    比叡「...」

    提督「助けても、また何か大切なものを奪われて...指を折られて...そんな気がするんだ...」

    比叡「そ、そんなこと...」

    提督「ないと言い切れるのか?」

    比叡「ッ...」

    提督「俺が榛名から暴行を受けたのだって、つい数日前のことなんだぞ?そう簡単に心を許せないよ...」

    比叡「提督は...榛名を愛していたんじゃないんですか...」

    提督「愛してたよ...あぁなる前までは」

    明石「榛名さんの自業自得なんじゃないですか?」

    比叡「!?」クルッ

    明石「あ、急にすみません。けどそうですよね?一方的に提督を虐げたのは榛名さんなんですよ?」

    比叡「それは...」

    明石「大体榛名さんが今酷い目にあってるのも、榛名さんのせいで提督から嫌われるんじゃないかっていう内輪揉めですよね?榛名さんのせいじゃないですか」

    比叡「あなたね...!」

    提督「明石、その辺にしてやってくれ」

    明石「...はい」

    提督「比叡...榛名を助けてやることはできない」

    比叡「そんな...」

    提督「けど、金剛と霧島を躾けてやることはできる」

    比叡「そ、それなら!」

    提督「間接的にだが...榛名を助けられる」

    比叡「け、けど一体どうやって?」

    提督「作戦はまた考える。取り敢えず今日のところは引いて貰えないか?」

    比叡「分かりました...」

    ーーーーーーーー

    762 = 1 :

    明石「一体どうするつもりなんですか?」

    提督「直ぐに金剛達のとこへ向かうぞ」ヨロッ

    明石「え?作戦はまた明日だって...」

    提督「フリだよフリ。あの様子ならすぐに比叡にも飛び火しそうだからな」

    明石「なるほど...」

    ーーーーーーーー

    763 = 1 :

    戦艦寮

    比叡「ただいま戻りました...」

    金剛「おかえりー」

    霧島「お帰りなさい」

    榛名「...」ポタポタ

    比叡「は、榛名!?どうしてそんなに濡れてるの!?」ダッ

    金剛「あー、榛名の紅茶の淹れ方が下手だから返しただけダヨ」

    比叡「な、なんてことするんですか!!」

    榛名「いいんです...」

    比叡「よくないよ!!熱くない!?大丈夫!?」フキフキ

    金剛「そんな大声出さなくても聞こえるヨ...最近は比叡も反抗的でお姉ちゃん悲しいデス...」

    霧島「比叡お姉様...謝った方が...」ボソッ

    比叡「悪いのはどう考えても金剛お姉様です!お姉様こそ榛名に謝ってください!」

    金剛「なっ!?」

    榛名「ひ、比叡お姉様!やめてください!」

    金剛「...」スッ

    霧島「お姉様...何を...」ビクッ

    ガチャッ

    提督「...」ソッ

    榛名「...!」

    提督「(よし、気づいてるのは榛名だけだな...)」ソーッ

    金剛「比叡まで榛名の肩を持って...ちょっと許せないデス...」

    比叡「お、お姉様!やめてください!!危ないです!!」

    金剛「今更遅いデス!!」ブンッ

    グサッ

    764 = 1 :

    比叡「ッ...」

    ポタポタ

    比叡「...?」チラッ

    提督「ぐ...」ポタポタ

    金剛「嘘...どうして提督が...」フラッ

    比叡「て...提督!!!」ガバッ

    提督「大丈夫...腕にフォークが刺さっただけだ...」

    金剛「ぁ...あぁ...」ガクガク

    霧島「金剛お姉様...なんて事を...」

    金剛「ち、ちが...」

    提督「比叡...無事だったか...?」ナデナデ

    比叡「こんな時まで私の心配なんてしないで下さい!」ポロポロ

    提督「俺は医務室に行ってくる...榛名と比叡もこい。金剛と霧島の処分は追って伝える」

    霧島「処分...?どうして私までなんですか!?刺したのはこの女なのに!!」

    金剛「嘘デス...私が提督を刺すなんて嘘デス...」ブツブツ

    比叡「榛名...行こう...」

    榛名「...」コクッ

    ーーーーーーーー

    765 = 1 :

    提督「いてて...」

    比叡「すみません...軟膏塗って包帯巻く位しか出来なくて...」

    提督「いいんだよ。手術するほどでもないし」ナデナデ

    比叡「あの...どうして助けてくれたんですか?」

    提督「...お前が大切だからだよ」

    比叡「~~~!?///」

    榛名「...」ビクッ

    比叡「け、けど提督には榛名が!!」

    提督「その事なんだがな...榛名」

    榛名「は、はい!」ドキッ

    提督「俺と...別れてほしい」ドゲザ

    榛名「ぇ...?」

    比叡「そ、そんな!」

    提督「まずは話を聞いてくれ」

    比叡「...」

    提督「榛名。俺は君を間違いなく愛していた。これは神に誓える。けどな...あの日時折笑顔を見せながら私を殴り、蹴り...君との誓いの証である指輪を捨てられ...指を折られ...あんな事があって、流石に君を愛し続けることはできないんだ...」

    榛名「...」ポロポロ

    提督「ここ通りだ。別れてほしい。君の純潔を奪った責任はとる。慰謝料もいくらでも払う。君の今後を助ける事も約束する。だから、別れてくれ」

    榛名「お金なんて...いりません...」

    榛名「提督、今までありがとうございました。短い間でしたが、榛名は提督のお嫁さんになれて幸せでした」ポロポロ

    提督「あぁ...また何か困った事があったら言ってくれ...比叡を通して...」

    比叡「あ、あの」オロオロ

    榛名「それでは...失礼します」ペコリ

    比叡「榛名...」

    ーーーーーーーー

    766 = 1 :

    比叡「あの...提督...」

    提督「ん?」

    比叡「助けていただいて、ありがとうございました...」

    提督「あぁ」

    比叡「あの『なぁ比叡』」

    提督「愛してる。俺とケッコンしてほしい」

    比叡「え!?」

    提督「君のまっすぐで綺麗な心に惚れたんだ」

    比叡「だ、ダメですよ!榛名と別れたばっかりなのに!」

    提督「榛名の話は今はやめてくれ。俺は君に言ってるんだ」

    比叡「そんな...」オロオロ

    提督「比叡...」ギュッ

    比叡「ぁ...」

    提督「もうこれ以上痛い思いはしたくなかったのに、あの時とっさに庇えたのは君だからだ。比叡」

    比叡「...」

    提督「君が俺を変えてくれたんだ」

    比叡「私が...」

    提督「そうだ」

    比叡「じゃ、じゃあ...私が一緒なら提督はまだまだ変われますよね...?」

    提督「...そうかもな」

    比叡「その...お受けします。け、けど!あくまで提督に変わってもらうためです!私は榛名とヨリを戻してもらうつもりですからね///」

    提督「ふふ、俺は素直な比叡に惚れたんだけどなぁ」ニヤニヤ

    比叡「こ、これが私の素直な気持ちですから///」

    提督「(どうせ扉の向こうで聞いてるんだろ?榛名)」ニヤッ

    ーーーーーーーー

    榛名「...」ポロポロ

    767 = 1 :

    ↓次のターゲットと対応

    そろそろマンネリ感あるから終わらせるか迷い中
    見たい展開とかリクエストあればどうぞ

    768 = 751 :

    許されたつもりではしゃぐ天龍にふさわしい罰を

    769 :

    調査官に連れてかれた3人のその後見たいな
    特に鹿島は

    770 :

    アメとムチは常識

    771 :

    霧島ナチュラル屑になってて草

    772 :

    天龍にご褒美でもあげたかった...
    (のちに駆逐艦達から妬まれるように)

    773 :

    全く関係ない那珂ちゃんに理不尽な解体が襲う!

    774 :

    提督が検査と治療のため鎮守府を留守にした隙に提督側の艦娘への逆襲の魔の手が!

    775 :

    >霧島「金剛お姉様、そんな言い方ないと思います!おかしくなったのは私達も同じじゃないですか!」

    提督殺したバージョンですら、最初の頃は良識的だったのにこの霧島のクズさよw
    提督生きてるほうがみんな性格悪くなってて愉悦さがたまらんわ

    776 :

    どうせなら提督も艦娘も両方破滅してほしい

    777 :

    ここの提督は依頼されたゴルゴ13に暗殺されてもおかしくないレベル

    778 = 776 :

    今更だけど提督は日常に戻ろうとするけどお互いトラウマでどうしようもないみたいなのが良かった

    779 :

    番外編 鹿島

    鹿島「んぅ...」パチッ

    元帥「ようやく起きたか」ジッ

    鹿島「ぇ...?あれ!?げ、元帥!?」

    元帥「提督君から異動を熱望していると聞いて受け入れたが...やる気はあるのか?」

    鹿島「私が異動を熱望...?」

    「お前は優秀だ。俺が消えれば欲しがる奴はたくさん居たはずだ」 ??「お前の望み通りにしてやる。俺もお前と仕事をする気は一切ない」

    鹿島「ぁ...」

    元帥「...?」

    鹿島「(もうこれ以上...提督にご迷惑をおかけしたくない...)」

    鹿島「先ほどは大変失礼致しました。トラック泊地より異動してきた練習艦、鹿島です!よろしくお願いします」ニコッ

    元帥「うむ。それではヒトフタマルマルに執務室へ来てくれ」クルッ

    鹿島「はい...」ポロポロ

    ーーーーーーーー

    780 :

    愉悦は楽しいがそれでも提督を屑と感じる気持ちもあるがなww
    普通にやってる事が屑いぜww

    781 = 780 :

    終わらせるなら次は地獄篇とかして欲しいなあ
    自殺編で地獄に行った艦娘ら
    地獄行きが当然だと思ってたが閻魔大王から真実を知る
    でも自殺は罪は罪だと言われて地獄行き
    地獄の責め苦の中で絶望と提督への怨嗟の声を上げる艦娘ら

    783 :

    >>781
    地獄(苦笑)
    閻魔大王(失笑)

    今回の死亡と生存からの崩壊 この2パターンを超えていくものを作るとなるとそれはそれで大変だろうな

    784 :

    >>781
    いやいくらなんでも地獄に行くのは提督だろw

    785 = 777 :

    死刑にしてもいいぐらいだと思うな

    786 :

    そこまで望むなら自分で書けよww

    787 :

    きめぇの一言っすわ

    788 :

    別ルートでもいいが、提督が優秀な善人だと信じきってる大本営が今回の企みや本性を知って絶望するような展開も見たい気がする。個人的には、だけど。

    ああそれでも、「あの提督君にここまで恨まれるとはよほど酷い艦娘に違いない!生かしておけん!」ってなりそうだなw

    789 = 1 :

    提督私室 夜

    明石「提督...」

    提督「なんだ?」ナデナデ

    明石「その...天龍さんの事なんですけど」

    提督「天龍?天龍がどうしたんだ」スッ

    明石「あ、撫でるのやめないでください」

    提督「す、すまん」ナデナデ

    明石「天龍さん、最近いきがり過ぎててウザいなぁ...なんて...」

    提督「ウザいってお前なぁ...」

    明石「いやーだって、俺は提督に許されたんだー!ってよく分からないお墨付きがあるせいであっちこっちで暴れてるんですよ?知ってました?」

    提督「...いや、それは初耳だ」

    明石「間宮さんなんて、もう何も持てないのを知ってて生の食材と調理器具だけ与えられてるんですよ?」

    提督「天龍がそんな事を?」

    明石「はい。おまけに自傷防止に包丁も石で出来たものですし...流石に泣きながら生の野菜かじってる間宮さん見た時は...」

    提督「時は...?」

    明石「ちょっと興奮しました」

    提督「おい」

    明石「と、とにかく!天龍さんがそうやって威張り散らすのは違うと思うんです!そういうことは提督がやってなんぼなんですよ!」

    提督「つってもなぁ...どうやって天龍にお仕置きすんだよ...」

    明石「その為の私じゃないですか?」

    提督「お前ほんとに都合のいい女だよなぁ...そういうとこほんと好き...」チュッ

    明石「じゃ、じゃあもう一回夜戦を///」サワサワ

    提督「...覚悟しろ」ガバッ

    ーーーーーーーー

    790 = 1 :

    廊下 昼

    明石「提督、そろそろ天龍さんが通る頃です」

    提督「よし、やるか」

    ーーーーーーーー

    天龍「~♪」

    明石「やだもー!提督ったら何言ってるんですか!」ケラケラ

    バシッ

    提督「いてて!背中はまだ治ってないんだから叩くなよ!」

    天龍「!」

    明石「またまたー!昨日は結構良くなって『おい』」

    提督「(うわー...明石が言ってた通りだな...こんな事で絡んでくるとは)」

    明石「あ、天龍さん。どうかしました?」

    天龍「お前今なんで提督のこと叩いたんだ?火傷してんだぞ?」

    明石「す、すみません...」

    天龍「すみませんじゃねーよな!?なんでそんなことすんだよ!?」

    明石「(私が提案したからでーす)」

    提督「(俺が指示したからでーす)」

    天龍「聞いてんのか...?」グイッ

    提督「天龍!やめろ!」

    天龍「提督!ここで止めなきゃまた調子に乗るやつらが出てくるんだぞ!」

    明石「苦し...」

    提督「やめろって言ってるだろ!!!」バシッ

    天龍「ぇ...?」ジンジン

    提督「大丈夫か!?明石!」

    明石「ケホッ...だ、大丈夫です...」

    提督「お前...俺の妻になんて事するんだ!!」

    天龍「は...?妻...?」チラッ

    明石「...」キラッ

    天龍「そ、そんな!すまねぇ!二人が結婚してたなんて知らなかったんだ!」

    提督「...もういい。行ってくれ...」

    天龍「ほんとにごめん...」シュン

    明石「天龍さん、この際だから言わせてもらいますけど」

    天龍「な、なんだ?」

    明石「最近調子に乗りすぎですよ。どれだけの覚悟があって提督に謝罪したのか知りませんが、それで許されたからってつけあがりすぎです」

    天龍「ぅ...」

    明石「提督から直接指示がない限りは勝手な行動は慎んでください。それでは」

    天龍「ごめん...」

    ーーーーーーーー

    791 = 1 :

    司令室

    提督「まぁあんなもんで勘弁してやってくれ。許すって言っちゃった以上今更過去の事も持ち出せんしな」

    明石「ちぇっ...折角天龍さんを叩き潰すチャンスだと思ったのに...」

    提督「なら↓1のとこでも行くか。明石的にもストレス発散になるんじゃないか?」ニヤッ

    明石「...いいですね」

    ーーーーーーーー

    ↓1次のターゲットと提督の対応

    792 :

    漣の悪いウワサを流す
    「いまだに提督をいじめ[ピーーー]気でいる」とか

    793 :

    明石「漣ちゃんの涙目、すごく興奮したんですよねぇ...」

    提督「分かる」

    明石「どうせなら徹底的に追い詰めませんか?」

    提督「それは構わないが...どうするつもりだ?」

    明石「漣ちゃんに関する悪い噂を流すんですよ...」ニヤッ

    ーーーーーーーー

    794 = 1 :

    駆逐寮

    「(ぼのたんは逮捕...潮ちゃんは壊れた...朧ちゃんも冷静に振舞ってるけどすごく辛そう...)」

    「(ほんとに何であんな事しちゃったんだろう...もう全てがめちゃくちゃ...)」ポロッ

    ガチャッ

    「ッ!」ゴシゴシ

    「ただいま...」

    「おかえり!」ニコッ

    「あの...さ」

    「んー?どったの?」

    「また...提督の事殺そうとしてるってほんとなの...?」

    「...は?」

    「さ、さっきね...廊下を歩いてる時に聞こえちゃったの...」

    ーーーーーーーー

    「七駆の漣が提督に報復を考えてるんだって...」

    「それほんと!?この期に及んでまだそんなこと企てる子がいたなんて...」

    「ちょっと許せないですね...」

    「(す、すぐに漣を止めないと!)」タタタッ

    明石「...ふぅ。どうですか提督?この変声期」

    提督「流石明石だな...こんなものが作れるとは...」

    明石「えへ、もっと褒めてください///」

    ーーーーーーーー

    795 = 1 :

    「そ、そんなの知らない!!」

    「ごめんね漣...信じたいけど...万が一の事があるから...」

    「なん...で?なんで誰も漣の事信じてくれないの!?どうして朧ちゃんまで私を疑うの!?」グイッ

    「ちょ、離してよ!」

    「訂正してよ!!私のこと信じてよ!!私は報復なんて微塵も考えてないよ!!」グッ

    「...」

    「ねぇ!!」グググ

    「離してってば!」ドンッ

    「キャッ!?」ドサッ

    「ごめんね。私まで何か言われたくないから、しばらく漣には会わない。じゃあね」スタスタ

    ガチャッ パタン

    「...」

    「うぅ...どうして私ばっかりなの...?」ポロポロ

    「こんなのおかしいよ...」ポロポロ

    「助けて...ご主人様...」ポロポロ

    ーーーーーーーー

    796 = 1 :

    司令室

    明石「へー、それでも提督に助けを求めるんですね...」

    提督「俺らが事件を引き起こした張本人なのにな」ケラケラ

    明石「漣ちゃんもご主人様がモニター越しに見守ってくれてるなんて夢にも思ってないでしょうねぇ」

    提督「そういやお前がさっき言ってた話なんだが、間宮さんが気になるから見に行ってくる」

    明石「え?あぁ、食事のことですか?」

    提督「あぁ。流石に餓死されたら困るからな」

    明石「分かりました。気をつけてくださいね」フリフリ

    提督「任せろ」

    ーーーーーーーー

    797 = 1 :

    営倉

    間宮「...」ボロッ

    ガチャッ

    間宮「...」

    提督「入るぞ」

    間宮「ッ!?て、提督!?」ガバッ

    提督「...天龍がめちゃくちゃやってたと聞いてな...すまなかった」

    間宮「そ、そんな...私にはふさわしい罰です...」

    提督「...俺の気持ちは分かったか?」

    間宮「...いえ」

    提督「...」ジッ

    間宮「この程度で提督の気持ちを味わうなんて生温いです...私はもっと酷いことを提督にしましたから...」ポロポロ

    提督「...間宮さん」

    間宮「は、はい!」

    提督「俺はまだ貴女を許しちゃいない...けど、気持ちは伝わりました」

    間宮「そ、そんな...勿体ないお言葉です...」

    提督「これ、食事です。長い間ロクな物を与えられずにすみませんでした」ペコリ

    間宮「あ、ありがとうございます!!」スッ

    間宮「ッ...」プルプル

    提督「まだ持てませんか?」

    間宮「はい...」

    提督「...食べさせてあげますよ」

    間宮「えっ!?」

    提督「ほら。口開けて」スッ

    間宮「ぁ...」パクッ

    提督「美味しいですか?」

    間宮「はい...とても...」ポロポロ

    提督「はい、あーん」スッ

    間宮「ん...」パクッ

    ーーーーーーーー

    798 = 1 :

    間宮「ご馳走様でした...本当に...」

    提督「いえ。それでは」スッ

    間宮「あ、あの!」

    提督「はい?」

    間宮「伊良湖ちゃんに...ごめんなさいと伝えていただけませんか?それと...頑張ってと...」

    提督「(この間宮の感情変化は今後に使えそうだな...)」

    提督「間宮さん」

    間宮「は、はい...」

    提督「本日付で釈放します。さぁ出てください」

    間宮「え...!?い、いいんですか!?」

    提督「貴女は変わった。それが分かりましたから」

    間宮「そんな...なんと言ったらいいか...」

    提督「伊良湖にはこちらから話をつけておきますから、今日のところは自室で休んでいて下さい。食事はまた明石に運ばせます」

    間宮「提督...ありがとうございます...」ドゲザ

    ーーーーーーーー

    799 = 1 :

    司令室

    明石「提督、体裁上とはいえ間宮さんまで許しちゃってよかったんですか?」

    提督「間宮も分かってると思うが、許しちゃいないぞ?ただあの様子であれば間宮は相当使えると見込んだまでだ」

    明石「まぁ確かに提督の崇拝まで始めそうな勢いではありましたね」

    提督「とことん追い詰められてからのアメの甘さは相当なもんだろうよ」ニヤッ

    ーーーーーーーー

    800 :

    起きたら更新してるという幸福


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS+一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 艦これ ×2+ 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について