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    元スレ京太郎「俺が三年生?」淡「えへへ、だーい好き!」

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    651 = 1 :




    京太郎「うっ……」


    京太郎(なんだこれ、手が自由に動かせない……)

    京太郎(それに、上がやけにスースーするような)


    ネリー「あ、起きた」


    ネリー「ちょっと待っててね、もうちょっとで準備終わるから」

    京太郎「準備……って、なんで上半身裸なんだ、俺?」

    ネリー「なんでって、ネリーが脱がせたからだけど」

    京太郎「なんか動かせないと思ったら……ご丁寧に手まで縛りやがって。どういうつもりだ?」

    ネリー「キョウタロウが煮え切らないから、もうネリーのものにしちゃおうかなって」

    京太郎「これはお前風に言うと慰謝料が発生する展開じゃないのか?」

    ネリー「こっちもちょっと脱いでるし、イーブンじゃないかな?」

    京太郎「どうやったら等号で結べるんだよ……」


    京太郎(しかし、縛りが甘いな)

    京太郎(これなら……)

    652 = 1 :



    ネリー「思ったより余裕なんだ」

    京太郎「慌てる必要がないからな」

    ネリー「ふぅん、じゃあ……んっ――」チュッ


    ネリー「こ、これでも?」

    京太郎「明らかにお前の方が余裕ないよな」

    ネリー「~~っ、余裕ぶっていられるのも今のうちなんだからっ」

    京太郎「そうだな……それなら」シュル


    京太郎「ここらで反撃開始と行くか」グイッ

    ネリー「え……きゃっ」


    ネリー「ど、どうして……」

    京太郎「縛り方が甘いんだよ。もっとガッチリやんなきゃ抜けられるぞ?」

    ネリー「そんなぁ……」

    京太郎「さて、どう落とし前つける?」ギシッ

    ネリー「ひっ」ビクッ

    京太郎「……」

    653 = 1 :



    京太郎(やばい、なんかムラッときた)

    京太郎(欲求不満か? 俺、貧乳属性はないんだけど)


    ネリー「……ネリーをどうするの?」

    京太郎「今考え中」

    ネリー「ひどいことはしないよね? だってキョウタロウは――」

    京太郎「ったく、どいつもこいつも好き放題言いやがって……俺を聖人かなんかと勘違いしてんのか?」


    京太郎「決めた。多少痛くて苦しいかもしれないけど、我慢してもらう」

    ネリー「な、なにする気? 痛いのはヤダ――んむっ」

    京太郎「――ちょっと黙ってろよ。お前も俺にしようとしてたんだから、それこそイーブンだろ?」

    ネリー「う、うん……」


    ネリー(これはこれで結果オーライかも……)


    654 = 1 :




    ネリー「ただいまぁ……」

    「おかえり、遅かったね」

    ネリー「うん、ちょっとね……」

    メグ「サトハの試合ももうすぐ終わりマスネ」

    ネリー「もうそんな時間経ったんだ……」

    明華「足、怪我しました? 歩きにくそうですけど」

    ネリー「足は大丈夫だけど、まだ残ってるような感じで」

    ハオ「残ってる? なにが?」

    ネリー「それは……も、もうっ、ノーコメント!」




    つづ……かない

    655 = 1 :

    というわけで誕生日おめでとう

    それじゃあ

    656 :

    ネリたんイェ~い
    しかし臨海負け無いかこれ

    659 :

    ネリかわ乙

    661 :

    おひさし

    風呂入ったら始めます

    663 :

    湯上りほかほか

    んじゃ、始めます

    664 = 1 :



    ・三年、三月、ダブルトライアングラー


    姫子「まいるぜんばぁい、いがないで~」ボロボロ

    「ひ、姫子……落ち着いて」


    「うーん、こん扱いの差……なんもかんも政治が――」

    「悪くなかよ?」

    「……美子、持ちネタば潰すのやめて」

    「江崎先輩に安河内先輩、お疲れ様でした」

    「うんうん、花田にこん麻雀部は任した」

    「そい、十月にも聞いたよ?」

    「……なんもかんも政治が悪い」


    姫子「なして行っちゃうんですかぁ~」ボロボロ


    「ごめん、ちかっと席ば外す」

    「はいはい、存分にイチャついてくっとよかよ」

    「鶴田は哩にべったりやったし、しょんなかね」

    「お別れを適当に済ませるのはすばらくないです」

    「ん……みんな、すまんね」

    「いえいえ、姫子を泣きやませてきてください」


    665 = 1 :




    姫子「うぅ……ひっく」

    「なんか、中学ん時も似たようなこつしよったね」

    姫子「あん時も哩先輩は泣きよらんかったやないですかぁ……」グスッ

    「あー、そいね」


    (あまりに姫子が泣きよるから、泣くに泣けなかった……)


    姫子「……不公平です」

    「どがんすればよかと?」

    姫子「泣いてください、私ぐらい」

    「なんね、そん無茶ぶりは」

    姫子「むぅ、四月から私と離れ離れですよ?」

    「やけん、中学卒業ん時も同じやりとりばしなかった?」

    姫子「……まぁ、たしかに」

    「ばってん、安心したよ」

    姫子「安心て、後輩泣かしてなんば言いよりますか」

    「姫子がいつも通りやったら、そいはそいでショックやけん」

    姫子「むぅ……そいはこすか言い方ですよ」

    666 = 1 :



    「先輩、姫子泣き止みました?」


    姫子「……花田」

    「ああ、もう大丈夫」

    姫子「んーん、まだ」

    「えっと、これはどっちなんでしょうかね?」

    姫子「もう、花田はあっち行ってて!」

    「まさかの直球!」

    「姫子、理由も聞かんで追い返すのは感心せんね」

    「いえいえ、姫子のすばらくないわがままは今に始まったことじゃないですから」

    「たしかに」

    姫子「納得しちゃいますかっ」

    「そいで、花田の用件は?」

    「あ、そうでしたね」

    667 = 1 :



    「監督が最後に写真でもどうかってことなんですけど」

    「写真か……すばら――」

    姫子「うつってますうつってます」

    「ん、んんっ! あー、よか提案やと思う」

    「ですね! 思い出は心に残りますけども、形に残しておくのもすばら!」

    「そ、そうやね……」


    (くっ、さすが花田ん持ちネタ……がば強か)

    (いっちょん勝てる気がせんね……)グヌヌ


    姫子「どしたんですか?」

    「いや、なんでもなか……」


    668 = 1 :




    「……こいで本当にこん学校ともお別れやね」

    姫子「……やっぱ慣れませんね、こいは」

    「そいはしょんなか話やけん。まぁ、会えなくなるわけでもなか」

    姫子「そうですけど……寮からは出てっちゃいますよね」

    「生徒でもなし、いつまでも居座っとーと迷惑やろ」

    姫子「そうですけど、そうですけどぉ……」

    「……姫子、多少離れた程度で私らん繋がりは消えんよ」

    姫子「わかってます……ばってん、卒業旅行行っちゃうやないですか」

    「たしかに仁美たちに誘われとるけど」

    姫子「そいってこすかって思います!」

    「え、そがん言われても」

    姫子「私は一緒に卒業旅行したことなかですよ!?」

    「学年が違うやろ」

    姫子「留年してください」

    「また無茶ぶり……そいで、本音は?」

    669 = 1 :



    姫子「……今度の休み、一緒にどっか行きません?」

    「別によかよ。どこ行く?」

    姫子「ほどほどに遠くて、遠すぎないとこですかね?」

    「またざっくりしすぎやね……大阪とか、そん周辺?」

    姫子「ですね。温泉にでもつかってゆっつらーとしましょうよぉ」

    「そうやね……って、予約は大丈夫? そがん時間もなかよ?」

    姫子「まぁ、一応当てもありますから」


    670 = 1 :




    セーラ「おっしゃ、一位取った!」

    竜華「ちょい届かなかったなぁ」

    「息抜きに麻雀て……余計疲れた」

    「一番悲惨なの、無理やり引き込まれた上に散々な結果だった私ですよ……」


    「というか先輩たち、卒業したのにすぐ顔見せて……感慨もなにもないですよ、もう」

    セーラ「俺は今んとこ暇やし」

    「一応後期に備えておかんとあかんし」

    竜華「そない寂しいこと言わんといてほしいわぁ」

    「もうそれはいいですけど……対局相手なら他にごろごろいません?」

    「って思うやん?」

    「ちゃうんですか?」

    竜華「あはは……一応他にも声かけたんやけどね」

    セーラ「どいつもこいつも遠慮します遠慮しますて……根性なしか!」

    「えぇ……私も遠慮したはずなのに」

    「フナQは忙しそうやん。まぁ、当然の帰結?」

    671 = 1 :



    「先輩たち、なにしてはるんですか」


    竜華「あ、浩子」

    「噂をすればなんとやら」

    セーラ「フナQ暇? 俺らと打たへん?」

    「さっき忙しそうって遠慮してたでしょ」

    「ふむ……まぁ、条件付きでなら」

    「え、いいんですか?」

    セーラ「さっすが! 部長様は話が早くて助かる!」

    「それで、条件についてなんですけど……」ゴソゴソ


    「江口先輩がこれ着て写真撮らせてくれるなら――」

    セーラ「さいならっ」ダッ

    672 = 1 :



    「……ちっ、逃げたか」

    「さすが江口先輩キラー」

    「セーラは元気やなぁ。竜華、うちらはどないする?」

    竜華「……」

    「ノーリアクション……えいっ」ピラッ

    竜華「ひゃっ! す、スカートめくるなぁ!」

    「や、減るもんやないし」

    竜華「減るのっ、色々減るのっ」

    「そかそか……で、セーラ出てったけど」

    竜華「え、いつの間に」

    「どんだけぼーっとしとんねん」

    「悩み事ですか?」

    「もしくは燃え尽き症候群とか」

    「それかお腹減ったか」

    竜華「あ、たしかにお腹は減ったかも……」クゥ

    「それならセーラ捕まえてお昼食べよか」


    「てなわけで、ほななー」

    竜華「みんな、春の大会も頑張って」


    673 = 1 :




    セーラ「フナQにはまいるわ……」

    「もう諦めたらええんとちゃう?」

    セーラ「コスプレ写真集とか、考えただけでも怖い……」ブルブル

    「世間にはまんじゅうこわいとかいう話があって」

    セーラ「なにそれ?」

    「最後にはお茶がこわいとか言い出す始末やねん」

    セーラ「なんか色々損してそうやなー、そいつ」

    「ところがむしろ得してるっちゅう話やな」

    セーラ「なんでや」

    「とりあえず、セーラは着せ替えられるのが苦手ってことで」

    セーラ「せやからそう言うとるやんか」


    竜華「お待たせ」

    674 = 1 :



    「じゃあ罰ゲーム」

    竜華「えっ、なんで?」

    「お待たせ言うたやん。待たせられた身としては賠償してもらわんと」

    竜華「う~ん……膝枕とか?」

    「一年分で」

    セーラ「一日一回なら、365回?」

    「そんで一回の時間は無制限……」

    セーラ「竜華……頑張れ」ポン

    竜華「さ、さすがに冗談やんな?」

    「……」フルフル

    竜華「ちょっ」

    セーラ「ま、別にいつもと変わらへんやろ」

    「それ言うたらあかんなぁ」

    セーラ「んじゃ、竜華戻ってきたしトイレ行ってくる」

    675 = 1 :



    「あないキッパリトイレ言えるのもセーラの強みやなぁ」

    竜華「せやな」

    「竜華待ってる間にカツ丼ペロリしちゃったし。食べるの速すぎやねん」

    竜華「せやな」

    「はよ食べんとうどん伸びてまうで?」

    竜華「せやな」

    「……えいっ」ザパッ

    676 = 1 :



    「はい、あーん」

    竜華「んっ……辛っ! なにこれ!?」

    「月見うどんをちょっと赤くしてみました」

    竜華「赤くって……これ全部唐辛子!?」

    「入れたのに気づいとらんかったとか、ちょいほうけすぎやない?」

    竜華「うぅ……口ん中ヒリヒリする……」

    「はぁ……で、なんやねん」

    竜華「と、怜には関係あらへんし」

    「ほほう、うちには関係ないと?」

    竜華「うんうん」

    「全く? 全然? これっぽっちも?」

    竜華「せ、せやっ」

    「うち、悲しいわぁ……竜華にとって、そないどうでもいい女やったなんて」ヨヨヨ

    竜華「ちゃう! どうでもいいなんてことあらへんからっ」

    「じゃあ話して」

    竜華「うっ、それは……」

    677 = 1 :



    セーラ「おー、痴話喧嘩?」


    「竜華の浮気相手について問い詰めてたとこや」

    セーラ「三角関係かぁ……うへぇ、めんどそう」

    竜華「三角関係……」

    「……」


    セーラ「せやせや、今度旅行行かへん?」

    678 = 1 :



    セーラ「ほら、プチ卒業旅行的なの」

    「ちょい早すぎない?」

    竜華「普通は下旬くらいやと思うけど」

    セーラ「後の方になると俺が時間取れなさそうやし、揃っていくなら今の方がええんやないかなって」

    竜華「まだ合格発表前なんやけど」

    「せやなぁ……でもちょこっとだけならええやんな」

    竜華「一泊二日とか? うーん、息抜きにはええかもね」

    セーラ「決まり? おし、なら早速――行き先からやな!」

    「え、そっから?」

    竜華「どこか当たりつけとるもんやと思ってた」

    セーラ「さっき思いついたばっかやねんな」

    「どないする? 今から取れるかな?」

    竜華「えっと……あっ、一個だけ当てあるかも」


    679 = 1 :




    「予約ですか? 今なら繁忙期のちょっと前だし、まだ空いてますよ」

    「はい、一泊二日、三名様で一部屋ですね。了解なのです、私におまかせあれ!」

    「いっぱいサービスしちゃいますから、楽しみにしててください!」

    「いえいえ、おもちをお持ちのお方の頼みとあれば」

    「わかりました、じゃあ今度の土曜日ですね。お待ちしてます」


    「お友達から?」

    「千里山の清水谷さんからなのです。プチ卒業旅行でうちに泊まりたいって」

    「プチ?」

    「今しか一緒に行けない人とシーズン前に、ということみたい」

    「そうなんだ」

    「なんにしても、お客様でおもちとあれば大歓迎なのです!」

    「そういえばおっきかったよねぇ」

    「彼女は千里山随一の戦力……是非とも親密になっておかねば!」

    680 = 1 :



    穏乃「くーろーさーん!」


    「穏乃ちゃん?」

    穏乃「ふぅ……今度の土曜なんですけど、空いてます?」

    「えっと、その日は旅館にいなきゃならないかな」

    穏乃「? 別に玄さんの予定は聞いてないですけど」

    「はうっ」グサッ

    「く、クロちゃん」

    「だ、大丈夫だよ……お姉ちゃんのおもちがあればっ」モミモミ

    「ひゃっ」

    穏乃「玄さーん?」

    「んっ……あらためてどうしたのかな?」

    穏乃「今度の土曜なんですけど、旅館の方って部屋空いてます?」

    「穏乃ちゃん、さっき明らかに言葉足りなかったよね!?」


    681 = 1 :




    「ふぅ~む、なるほどなるほどなるほどー」

    穏乃「昨日鶴田さんから電話あって、松実館紹介してくれないかって」

    「連絡先知ってたんだね」

    穏乃「実はインハイの準決勝の後に。大星さんだけは決勝の後だったけど」

    「でも、新道寺の鶴田さんと白水さんかぁ」

    「清水谷さんたちも来るんだし、いいんじゃないかな?」

    穏乃「千里山の人たちも? これで大星さんも来たら完璧だったんだけどなー」

    「あの時の大将がそろい踏みだね」

    「新道寺の戦力はお世辞にも高いとは言えないのです……」

    穏乃「強敵でしたよ?」

    「クロちゃん……そういうので差別するの、良くないと思う」

    「そんなっ、ただちょっと残念だなってだけだよ!」

    穏乃「えーっと、とりあえずオッケーってことでいいんですかね?」

    「うん、良いと思う」


    682 = 1 :




    「ふむ、予約が二部屋追加か……」

    「あれ、ダメだったかな?」

    「いや、かまわないが……少し人数的に心もとないと思ってね」

    「だれかお休みだったっけ?」

    「仲居さんが一人、インフルエンザでダウンしていてね」

    「あ、そういえば……」

    「なに、当日休みの人に頼んでみるさ。玄は気にしなくてもいいよ」

    「ううん、その分私が頑張るよ!」

    「……じゃあ無理はしないこと、いいね?」

    「おまかせあれ、なのです」


    「……」


    683 = 1 :




    京太郎「今度の土日? またいきなりだな」

    『ダメかな?』

    京太郎「いいや、どうせ暇だしな」

    『本当? よかったぁ』

    京太郎「お前が頼み事してくるなんて珍しいな」

    『そうかなぁ? なんだかんだで甘えちゃってると思うけど』

    京太郎「ま、甘えられて悪い気はしないな」


    京太郎「しかし、俺だけで大丈夫なのか?」

    『具合悪くてお休み取ってるのは一人だけだから、大丈夫じゃないかな?』

    京太郎「そうか、悪いな。高鴨たちも喜んで手伝ってくれそうかなって思ったからさ」

    『それはそうなんだけどね……ほら、京太郎くんってあんまり会えないから』

    京太郎「まぁ、そうだな」

    『だから、会いたいなーって』

    京太郎「……」キュン

    684 = 1 :



    京太郎(やばい、胸にきた)

    京太郎(狙ってやってるとしたらとんでもないな……)


    『ごめんね、私のわがままで。交通費はちゃんと出すから』

    京太郎「いいって、どうせまたサービスしてくれるんだろ?」

    『うん。お風呂でもお布団でも、精一杯あったかくしちゃうから』

    京太郎「布団は……さすがにまずいだろ」

    『一人より二人の方があったかいよ?』

    京太郎「あったかくなりすぎるのが問題なんだよなぁ」


    京太郎(正直我慢できなさそうだし)


    『我慢なんてしなくてもいいのに……』ボソッ

    京太郎「まあいいや。昼前にそっちに着いとけばいいか?」

    『そうだね。私とクロちゃんでお昼ご馳走するね』

    京太郎「わかった、それも楽しみにしとく」


    685 = 1 :

    さすがに眠い……次回に続く

    686 :


    妹の想い人を誘惑とか宥ねぇは悪いおねぇちゃんだなー

    689 :

    乙。ダブルトライアングラーってことやけど、トリプルじゃ・・・?

    691 = 1 :

    ちなみにこんな感じ

    久照:お互いを脅威に感じてるし敵視している
    久美穂子:お互いを脅威に感じてるけど仲良し
    松実姉妹:姉の方が遠慮気味、だけど我慢できなくなってきている
    哩姫:お互い遠慮はしないけど仲良し

    松美姉妹は今回メインじゃないのでダブルです


    それじゃ、もうちょっとしたら始めます

    692 = 688 :

    待ってる

    693 :

    殆ど安価取られてないのに宥ねぇ好感度いつの間に高くなってたんだ?
    ほかに霞さんやシロとかも

    694 :

    メインじゃなくても話の展開によってはちょこちょこ増えたりもします
    霞さんはポイントボーナスで一気に上昇
    シロは大晦日の話でメインだったのと身内ボーナスです

    んじゃ、始めます

    695 = 1 :




    「今日は忙しくなるから頑張らないと……よぉし!」


    京太郎「ちわーっす」


    「……え?」

    京太郎「よう、人手足りないって聞いて手伝いに来たぞ」

    「あ、あれ……なんで京太郎くんが」

    京太郎「だから手伝いだっての」

    「お、落ち着くのです私。これは京太郎くんに会いたすぎて見てる幻――」

    京太郎「人を勝手に幻にするな」ピシッ

    「いたっ」


    「あ、もう着いてたんだ」


    京太郎「ああ、今日はよろしくな」

    「ちょっと早いけどお昼食べる?」

    京太郎「用意してくれるか? 朝飯早かったから腹減ってるんだ」

    「うん、ちょっと待っててね」

    696 = 1 :



    「お、お姉ちゃん!」


    「なぁに?」

    「これっ、どういうことっ?」

    「今日は一人お休みしてるでしょ? だから京太郎くんに来てもらったの」

    「聞いてないよ!」

    「サプライズになるかなーって思って、黙ってたんだ」

    「たしかに驚いたけど……」

    「お父さんにはちゃんと話してるから大丈夫だよ」

    「じゃあ知らなかったの私だけ!?」

    京太郎「まぁ、来ちゃったもんはしょうがないだろ」

    「そうだけど……ちゃんと知らせてくれたらおもてなししたのに」

    京太郎「なら昼飯でも作ってくれよ。宥と一緒にさ」

    「……うん、そうだね。じゃあ、お姉ちゃん」

    「一緒に京太郎君にご奉仕しよっか」

    京太郎「……」


    京太郎(うーん、なんかエロい)


    697 = 1 :




    セーラ「着いたー!」

    「ここがあの姉妹のハウスやねんな」

    竜華「実際に旅館部分に住んどるわけやないと思うけど」


    「お待ちしてました!」


    竜華「玄ちゃん!」

    「今日はいっぱいおもてなししますから、ゆっくりしていってくださいね」

    竜華「やっぱかわええなぁ」ムギュッ

    「こ、これは……前よりもさらに強力に!」


    「うんうん、太ももが一番やけど、あれもいいもんや」

    セーラ「怜、卓球やろ卓球」

    「無理無理、セーラの相手はきっついわ」

    セーラ「えー」

    698 = 1 :



    姫子「着きました、あそこですよあそこ」

    「ここが松実館? 中々よかとこやね」


    「お持ちしておりました」


    「松実宥さんやったね」

    「はい、私たちは直接面識はなかったですけど」

    姫子「なんかもこもこしてますね」

    「まだ寒いですから」ブルブル

    「え、今日はよか天気やけん、むしろちかっとぬっかて思うけど」

    姫子「あはは、そういえば夏場にマフラーしてましたね」

    「それじゃあお部屋に案内しますね」

    「ああ、よろしく」

    姫子「先輩先輩、あい見てくださいよ」クイクイ

    「ん?」

    699 = 1 :



    「竜華ー、はよ部屋でゴロゴロしよ」

    セーラ「しゃあないなぁ、卓球ダメなら温泉やな」

    竜華「ん、せやな。玄ちゃん、案内お願いな」

    「おまかせあれ!」


    「千里山?」

    姫子「清水谷もいる」

    「プチ卒業旅行みたいです」

    姫子「プチ?」

    「つまり、私らと同じ?」


    竜華「あれ、鶴田さん?」

    700 = 1 :



    姫子「どもー」

    「奇遇やね」

    竜華「インハイぶり」

    「なになに? 新道寺のコンビ?」

    セーラ「お、卓球やらへん?」

    「卓球ね。うん、よかよ」

    姫子「ダブルスします?」

    竜華「ええんやないかな、せっかくの機会やん」

    「じゃあうちは審判で」


    「ささ、立ち話もなんですから中に入りませんか?」

    「ご案内しますね」



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