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元スレ京太郎「俺が三年生?」由暉子「ゆきみだいふく、食べませんか?」

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スレッド評価: スレッド評価について
みんなの評価 : ★★
タグ : - 京太郎 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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1 :

まず注意書き

・このスレは京太郎主人公の安価スレです

・いわゆる設定改変してるので上記の内容も含めて苦手な方は注意

・安価ですがバトルや成長要素はありません でも好感度はあるかも

・息抜き用のスレなので結構適当です




過去スレ

京太郎「俺が三年生?」久「私が幼馴染じゃ不満?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1421331009/

京太郎「俺が三年生?」照「私が幼馴染……二番目だけど」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424967959/

京太郎「俺が三年生?」咲「私だって幼馴染だもん……一応」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1428250237/

京太郎「俺が三年生?」小蒔「初めては私です!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432920266/


エピソードを時系列順にまとめたwiki
http://www62.atwiki.jp/kyo3nen/

SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1436794762

9 :

小林立て乙

10 :

建て乙

12 :

乙です

かすみだいふくとたきみだいふくを食べたいです(真剣)

13 :

幻のはつみだいふく探してくる

14 :

まつみだいふくを!!

15 :

はらむだいふくを!!

16 :

幻ならくるみだいふくも

17 = 16 :

ところで照が2年編の「夏、一番目と二番目」で名前出てるけど範囲安価で選べるのかな

18 :

京太郎と直接エンカウントしてないからムリじゃね?

19 :

すみれだいふくを・・・ってあれは食品偽装か

20 :

なんもかんも阿知賀が悪い

21 :

阿知賀は修羅(場)の地。この板の伝統

22 :

はつみだいふくとくるみだいふく……
中が空っぽでペッタンコな予感

>>17
二年編に登場、かつセリフ欄の前に名前が出てるので条件は満たしてます
ぶっちゃけて言えば選んでもオーケーです

それじゃ、もうちょっとしたらやります

23 :

ひゃっほう

24 :

まってるのよー

25 :

そんじゃ始めます

26 = 1 :



・二年、三月、主役のいない旅行


誓子「卒業旅行?」


揺杏「そうそう、ユキの入学祝いとか諸々を兼ねてさ」

成香「それ、素敵です!」

「ちなみに原案は私なー」

誓子「私は構わないけど……ユキは?」

由暉子「私も構いません」


揺杏「よし、じゃあけってーい!」

「時期は三月の後半ってことで」

成香「どこにいくんですか?」

「そこらへんはこれから決めよう」

27 = 1 :



揺杏「うーん、定番の沖縄とか?」

成香「京都や大阪も捨てがたいです!」

「東京に行って夢の国とかいくのもいいなー。あれ、千葉だっけ?」

誓子「うーん……」

由暉子「そうですね……」


誓子「長野、とか?」

由暉子「長野はどうですか?」


誓子「……え?」

由暉子「……かぶるとは思いませんでした」

揺杏「いや、そこらへんはいいんだけど……なんで長野?」

誓子「た、大した理由はないんだけど」

由暉子「須賀さんたちに会いにいくのはどうかなと」

誓子「ユキ!?」

28 = 1 :



「なるほどなるほど……それならありかも」

揺杏「竹井のねーさんに挨拶かー、悪くないじゃん」

成香「いきなり行って驚かれないでしょうか?」

揺杏「何言ってんのさ。それがいいんじゃない」

成香「ええっ」


誓子「どうしよう……本当に通っちゃいそう」

由暉子「またあの人と……」


「ふむふむ……ところで、恋バナとかどうよ?」


誓子「――っ」

由暉子「……」

揺杏「いっきなりだなー」

成香「恋バナ……素敵です!」

揺杏「でも相手いないじゃん。出会いもないしさ」

誓子「そ、そうよねっ。話題がないんだったら仕方ないんじゃない?」

29 = 1 :



「いやいや、須賀くんがいるでしょ」


揺杏「なるほど、あのお兄さんね」

成香「でも、竹井さんと付き合ってるんじゃ……」

「違うよ? 本人に聞いたし」

誓子「え、そうなんだ」ホッ

由暉子「……やった」ボソッ


「てなわけでみなさん、須賀くんのことどう思う?」


揺杏「ノリもいいし、絡みやすいし、いい感じじゃね?」

成香「その、男の人はちょっと苦手です……」

「の割には誰と誰が付き合ってるとかに興味津々だよね」

成香「爽さんっ」

30 = 1 :



「で、お二人さんは?」


由暉子「年上の男の人ってかっこいいですよね」

「お?」

成香「ユキちゃんが恋する乙女に!?」

由暉子「ふふ、どうでしょうか」

揺杏「じゃあチカセンは?」


誓子「ち、違うよ?」


揺杏「……」

由暉子「……やっぱり」ボソッ

成香「?」

「違うってなにがさ」

31 = 1 :



誓子「あ、いや……とにかく違うったら違うの!」


「だからなにがさ」

誓子「もうこの話は終わり! いい?」

揺杏「いやー、まさかチカセンもとは」ニヤニヤ

誓子「だからっ」


成香「……もしかしてチカちゃんとユキちゃん、ライバルですか?」

由暉子「さぁ、でも……」


由暉子「旅行、楽しみです」


32 = 1 :




誓子「……」

揺杏「お、割ともう雪なくなってるじゃん」

「えっと……どれに乗ればいいんだっけ?」

誓子「ねえ、これってユキの卒業旅行だったはずよね?」

揺杏「うん」

「今更なにさ」

誓子「主役のいない旅行って一体なんなのかなって」

揺杏「仕方ないじゃん、直前に風邪でダウンしちゃったんだからさ」

「成香は法事があったみたいだし」

誓子「チケットがもったいないから私たちだけでっていうのもわかるけど……」

揺杏「ならいいじゃん。行こうぜー」

「そうそう。こういうのは楽しんだもん勝ちじゃない?」

誓子「そうね……」


誓子(でも、ユキにちょっとだけ悪いかも……)


誓子「って、何言ってるんだか。実際に会えるかどうかわからないのにね」


33 :

ああ、主役がいないってそういう意味か。

と思ったけど京太郎もいないとかそういうオチになりそうで怖いな

34 = 1 :




揺杏「次あっち行こうぜ」

「お、あれ面白そう」

揺杏「うん? ……げ、虫食べるのはノーサンキューだって!」

「ほらほらぁ、そう言わずに一匹」

揺杏「チカセーン! 助けてー!」


誓子「元気いいなぁ」

誓子「……そうね、楽しまないとね」

誓子「おーい――」


京太郎「なにしてんの、こんなところで」


誓子「ひゃいぃっ」ビクン

京太郎「うおっ、飛び上がりすぎだろ」

35 = 1 :



誓子(うそっ、どうしてばったり会っちゃうかな!)

誓子(ああもう、みっともない姿見せちゃったし……)

誓子(ど、どんな顔すればいいんだろう)


京太郎「もしもーし、桧森さーん」

誓子「あうぅ……」

京太郎「いやいや、俺がイジメてるみたいな構図になってね?」


揺杏「コラー! チカセンから……って」

「須賀くんじゃん」


京太郎「おう、須賀くんですよ」

「こんなとこでなにしてのさ」

京太郎「俺のセリフだろ」

揺杏「それもそうだけどね。竹井のねーさんは?」

京太郎「今日はまこっちゃんのとこにいるよ」

「なるほど、だから一人寂しくぶらりと」

京太郎「友達がいない人みたいな言い方はやめろっ」

36 = 1 :



揺杏「で、どうする? なんかサプライズ感薄れちゃったけど」

「うーん、あれ」チョイチョイ


誓子「どうしよどうしよっ」アワワワ


揺杏「……しゃあないなぁ」

「だね」


揺杏「あ、そういやちょっと二人で内緒話あるんだった!」

「あー、すっかり忘れてたー」

揺杏「てなわけで」ポン


誓子「へ?」

37 = 1 :



揺杏「ちょーっと時間かかりそうだからチカセンのことおねがいしまーす」

「じゃねー」


京太郎「……」

誓子「……」

京太郎「とりあえず昼飯でも食いに行く?」

誓子「……うん」


38 = 1 :




京太郎「卒業旅行? だれの」

誓子「ユキのなんだけどね……風邪で来られなくなっちゃって」

京太郎「あれ、本内もいなかったよな?」

誓子「そっちは法事だって」

京太郎「あらま……主役のいない旅行ってわけか」

誓子「そういうこと」


京太郎「んで、何食う?」

誓子「……虫以外で」

京太郎「お前は長野をなんだと思ってるんだ」

39 = 1 :



誓子「本当になんでもいいよ?」

京太郎「お前な……それ、世のお母さんが言われて困る言葉の上位にランクインしてるんだぞ?」

誓子「だって須賀くんはお母さんじゃないでしょ?」

京太郎「しょうがないな、なんか適当にうまい店でも……あ」

誓子「どうかした?」

京太郎「……悪い、財布の中に余裕がない」

誓子「良ければ私がお金出すよ?」

京太郎「良くないだろ……そうだ」


京太郎「良かったら俺の家来る?」


誓子「え……え?」

京太郎「今日は誰もいないし、やりたい放題キッチンも使いたい放題」

誓子「や、やりたい放題?」

京太郎「そうそう、もうすっごいことしちゃうぜ?」


誓子(だ、大丈夫かな……?)


40 :

いきなり家に誘うとかチカセン大幅リードの予感

41 = 1 :




カピ「キュッ?」


誓子「わぁ、何この子!」

カピ「キュ~」スリスリ

京太郎「うちのカピ。まぁ見ての通りカピバラさんだ」

誓子「す、すごくかわいい……」

京太郎「けっこう人懐っこいからな。好きなだけモフモフしてやってくれ」

誓子「じゃあお言葉に甘えて……」モフモフ

カピ「キュッ、キュー」

42 = 1 :



京太郎「それじゃ、俺は何か作るかな」

誓子「あ、私も手伝うよ」

京太郎「いいって、お客さんだし」

誓子「でも、やっぱりお世話になりっぱなしってのも……」

京太郎「気になるってか?」

誓子「うん、そうだね」

京太郎「じゃあ……助手ってことで」

誓子「任せて」

京太郎「ついてこれるか? 俺のスピードは尋常じゃないぜ?」

誓子「ぷっ、なによそれ」


43 = 1 :




誓子「……」ズーン

京太郎「なんでそんな落ち込んでるんだよ」

誓子「なんでそんな料理上手なのよ……」

京太郎「それは師匠のおかげだな」

誓子「料理の先生?」

京太郎「いや、執事」

誓子「はい?」

京太郎「執事ってのはなんでもできるからな。料理洗濯掃除、おまけに戦闘」

誓子「えーっと、なんか物騒な言葉が聞こえたんだけど」

京太郎「なんにしても俺は半端物だ。降ってきた岩を素手で割ることもできないからな」

誓子「ごめん、そろそろ現実に帰ってもいい?」


44 = 1 :




京太郎「ごちそうさん」

誓子「ごちそうさまでした」


京太郎「今日の出来はなかなかだったな」

誓子「なかなかで私より上手なんだ……」

京太郎「そう落ち込むなって、包丁さばきは手慣れてたじゃないか」ポン

誓子「そ、そうかな?」

京太郎「ま、俺の方がうまいけどな」

誓子「……えいっ」ギュゥゥ

京太郎「痛い! なんでつねる!?」

誓子「ごめんね? 手が滑っちゃって」

京太郎「そんな滑り方があるか!」

45 :

落ち込むチカセンもかわいい

46 = 1 :



京太郎「……ったく、こうなったら洗い物も手伝ってもらうからな」

誓子「私、お客さんだよね?」

京太郎「お世話になりっぱなしは気が引けるって言ってたのはどこの桧森さんだっけ?」

誓子「ふふ、ちゃんと手伝うから安心して」

京太郎「はいはい、じゃあ共同作業としゃれこむか」

誓子「共同作業……」


誓子(なんか恋人同士みたい……)

47 = 1 :



誓子「ふふっ」

京太郎「楽しそうだな」

誓子「そう見える?」

京太郎「さては……洗い物好き系女子か」

誓子「正解じゃないけどハズレでもないかな?」

京太郎「ピンポイント過ぎたか……じゃあ、家事大好き系女子とか」

誓子「さあ、どうでしょうか」

京太郎「濁すなー」


誓子(本当はだれとするかってところが重要なんだけどね)


48 = 1 :




京太郎「そういや、あの二人はまだなにも?」

誓子「そうね……気を使ってくれたみたいだけど」

京太郎「気を使ってくれた?」

誓子「ああ、こっちの話だから」


誓子「あ、メール」ピロリン


誓子「えーっと……サプライズ成功? 竹井さんたちと一緒にいるのかな?」

京太郎「久ちゃん達と一緒か……なら俺らも行く?」

誓子「そうね……これ以上はユキに悪い気もするし」

京太郎「?」

誓子「あ、それもこっちの話」

京太郎「内緒事が多いな……女子ってそういうもんか?」

誓子「そうなの。だから無理に聞き出したりしちゃダメなんだから」

京太郎「わかってるわかってる」


誓子「じゃあ、そろそろ出る?」

京太郎「だな。もうちょっとしたら母さん帰ってくるし」

誓子「挨拶していった方がいいかな?」

京太郎「……やめてくれ。絶対めんどくさいことになる」

誓子「そうなの?」

京太郎「そうなんだ」


49 = 1 :




誓子「それじゃあね、カピちゃん」

カピ「キュ~」ウトウト


京太郎「さて、まこっちゃんの家か……歩きでってのもな」

誓子「遠いの?」

京太郎「そこまで遠いってわけでもないけど……そうだ!」


京太郎「よいしょっと」

50 = 1 :



誓子「自転車?」

京太郎「バイクでも良かったけど、そっちはまだ二人乗りダメだしな」

誓子「わ、免許持ってたんだ」

京太郎「取れるようになってから速攻で取った」

誓子「ふーん……なんだか似合うね」

京太郎「だろ? 時々言われるよ、不良っぽいって」

誓子「うん、そうだよね」

京太郎「……」

誓子「……」


京太郎「やっぱりかこの野郎っ」

誓子「ご、ごめんなさい」



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