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    元スレ男「ずっと前から好きでした!」 後輩「……誰?」

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    201 :

    >>197-198は>>193じゃね?
    過剰に反応しすぎw

    202 :

    >>197
    時間置いて別人装い批判するくらいなら末尾を変えるくらいしろよバレバレだぞ(笑)

    203 = 194 :

    >>193がID変えて顔真っ赤にしててワロタ

    204 :

    荒らし行為
    ダメ絶対

    206 :

    例え心の中でなんと思おうがそれは心の中に仕舞っておけよ

    続きはよ

    208 :

    >>206
    ありがとう。頑張るよ。


    あとだいぶ遅くなっちゃったんだけど、返信するね。

    >>111
    男の妹が貧乳ということでここはひとつ。これから活躍する予定だから。

    >>112
    ややこしいんだけど、後輩は中学1年の半年間しか陸上をやっていないんだ。男が陸上部を引退した直後に辞めている。

    >>170
    やめて! 俺を追いつめないで!

    209 = 1 :

    なんか質問あれば聞いてください。返信に時間はかかるけど、なるべく返すようにする。

    210 :

    >>209
    そんなことより続きはよ!

    212 :

    >>202
    別人装ってないのにそうみえるなら哀れだね(笑)

    >>203
    IDなんて特に何もしなくても変わるのもあるんだよ(笑)
    知らないのは仕方ないがわざわざ無知だと自爆しなくても…
    君みたいに数時間起きに覗いて書くほど暇じゃないんだよ

    213 :

    くだらなすぎる言い争いすんなよ
    更新かと思っただろうが

    214 :

    だね

    215 :

    校舎裏
    「今日はここで食べるの?」

    後輩「……教室はやめておいたほうがいいかと」

    「どうしてそう思うの?」

    後輩「妹さんが、その……私が先輩に脅されて交際していると思いこんでいるようなのです」

    「そういえば、そんなこと言ってたなあ……」

    後輩「だから、誤解が解けるまでは、なるべく妹さんの前では会わないほうがいいと思います」

    「そうだね。あいつに邪魔されんのも癪だしね」

    216 :

    キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

    217 = 1 :

    「ごちそうさま。今日も美味しかったよ」

    後輩「お粗末様です。……それで先輩、お話があるのですが」

    「うん?」

    後輩「妹さんの件はどうしましょうか?」

    「ほっとけばいいんじゃない」

    後輩「そんな無責任な」

    「だって、あいつが僕たちの交際をどう思ってようが、なんの支障もないしね。あんな馬鹿は無視しとけばいいよ」

    後輩「私の義妹を馬鹿呼ばわりとはいい度胸してますね」

    218 = 1 :

    後輩「妹さんにはちゃんと説明して理解してもらいましょう」

    「昨日の様子だと、そう簡単に納得するとは思えないけどね」

    後輩「それは仕方ないですよ」

    「どうして?」

    後輩「……妹さんが、私たちの交際を認められない理由なんて一つしかないでしょう?」

    219 = 1 :

    「気付いてたの?」

    後輩「ええ。先輩と違って、私は人の心の機微に鋭いので」

    「後輩が気付いてたとは意外だった……」

    後輩「……先輩も妹さんの想いに気付いていたのですね」

    「まー、あれだけ露骨だとね」

    後輩「それで先輩はどうするつもりなのですか……?」

    「さっきも言ったけど、放置だよ。あいつの気持ちはわからなくもないけど、だからって気を遣おうなんて思わない」

    後輩「いいえ。だからこそ、妹さんに認めてもらわねばならないのです」

    「拘るね」

    後輩「……妹さんの気持ちは痛いほど理解できますから」

    220 = 1 :

    「ん? どうして後輩が理解できるの?」

    後輩「……それを貴方が聞きますか?」

    「へっ?」

    後輩「私はあの光景を一生忘れませんよ」

    「ごめん。なんの話なのか、さっぱりわからないんだけど……」

    後輩「先輩が浮気者であるというお話です」

    221 = 1 :

    「なに言ってるのさ! 僕は後輩一筋だよ!」

    後輩「高校生からですよね?」

    「違うよ! 初めて会ったその時からだよ!」

    後輩「……っ! だ、騙されませんよ! 私はこの目で見たのです!」

    「なにを見たっていうのさ?」

    後輩「そ、それは……」







    ???『男くん大好き!』ギュウ

    『……』







    後輩「……」グスッ

    「どうしたの!?」

    222 = 1 :

    後輩「先輩のばかぁ……」

    「お、落ち着いて」ナデナ

    ???「そこまでだ」グイッ

    「!」

    「後輩さんを泣かした挙句、頭を撫でるなんて、この変態どうしてくれよう……!」

    223 = 1 :

    「こんな人気のないところに後輩さんを連れ込んで、ナニするつもりだったんだ!」

    後輩「妹さん……」

    「ごめんね。あたしが目を離したりしなければ、こんなことにならなかったのに……。やい、変態! どうやって後輩さんを、授業の終了と同時に教室から連れ去ったんだ!」

    後輩「や、やめてください!」

    224 = 1 :

    「離せ!」

    「嫌よ! どうせまた、後輩さんに触れるつもりでしょう!?」

    「文句あんの?」

    「あるよ! 後輩さんが嫌がってるじゃん!」

    後輩「妹さん、落ち着いてください……」

    「大丈夫。ここはあたしに任せて」

    後輩「でも……」

    「ねっ?」

    後輩「……」

    225 = 1 :

    「これ以上、あんたの好きにはさせないんだから」

    「お前は悪と戦う正義のヒロインかよ」

    「そう。後輩さんをスト―カーから守るために戦うの」

    「そうか。遂に自重することを覚えたのか。お兄ちゃんは嬉しいよ」

    「はあ!?」

    「ストーカーって、お前のことだろ?」

    226 :

    頑張って妹を説得するんだ

    227 = 1 :

    「こいつ……!」

    「とっとと失せろ。お前にはなにもできやしない」

    「できるもん! お前を二度と後輩さんに近づけないようにしてやるんだから!」

    後輩「!」

    「やれるもんならやってみろ」

    「あっそ。なら、やってやるわよ!」

    後輩「ダ、ダメです!」ギュウ

    228 = 1 :

    「ななななにしてんの!?」

    後輩「先輩が逃げないように拘束しているのです!」

    「えっ? えっ?」

    「妹が暴走しているだけで、僕は逃げるつもりないんだけどな」

    後輩「嘘です! 妹さんが私たちを別れさせようと行動するように誘導しました!」

    「あれは売り言葉に買い言葉というかさ」

    後輩「私は騙されません! 騙されないのです!」ギュウウウ

    「 」ポカーン

    229 = 1 :

    「僕って、そんなに信用ないかな?」

    後輩「これまでのご自分の行動を振り返ってみればいいでしょう!?」

    「後輩への忠誠を尽くしていたと思うんだけどなあ」

    後輩「どこがですか! 私は常に先輩が離れていくのか……」

    「なに?」

    後輩「そ、その……私という飼い主から離れてしまったら、先輩が生きていけないんじゃないかと心配だったんです!」

    230 = 1 :

    「心配してくれてたんだ。ありがとう」

    後輩「お礼なんていりません! 私から離れないと誓ってください!」

    「僕は後輩の傍から離れないよ」

    後輩「いつまでですか!? 高校卒業するまでですか!?」

    「僕の心臓が動かなくなるまでだよ」

    後輩「ダメです!」

    「えー」

    231 = 1 :

    後輩「どうして先輩は独りよがりなのですか!」

    後輩「先輩の心臓が動かなくなるまで、私の傍にいる? それでは、私が先輩の最後を見届けなくてはいけません!」

    後輩「その後、私はどうしたらいいのですか!? 先輩がいない世界をどう生きていけばいいのです!?」

    後輩「私を……」

    後輩「もう私を一人にしないでください……」

    232 = 1 :

    「ごめんごめん。僕一人で後輩のいない世界を生きていくお仕置きが課せられているんだったね」ナデナデ

    後輩「そうです。それまでは私から離れてはならないのです」ギュウウウウウ

    「うん。絶対に離れないよ」

    後輩「……信用できません。豚は三歩歩けば忘れてしまいますから」

    「それは鶏だよね」

    後輩「と、とにかくです! 先輩には私の所有物だという印をつけることにします!」

    「印?」

    後輩「……」チュウウウ

    「!」

    233 = 1 :

    後輩「ふぅ……」

    「ななななにしてんの!?」

    後輩「首筋に印をつけたのです。これで先輩は鏡を見るたびに、私の所有物であるということを思い出すのです」

    「そんなことしなくても忘れないよ!」

    後輩「これはお仕置きでもあるのです。先輩は首筋にあるキースマークを露見しながら授業に出席する。屈辱でしょう?」

    「……なるほど」

    後輩「私に虐められて幸せですか?」

    「これ以上ない幸せだね」

    後輩「そうでしょうとも。先輩は私に虐められて快感を得る変態さんですからね!」

    「ということだから、僕たちの邪魔をするなよ」

    後輩「えっ?」

    「 」

    後輩「――――!」カァァァ

    234 :

    妹暗黒面に堕ちそう

    235 = 1 :

    後輩「こ、これは違うのです!」

    「なにも違わないよ。間違っているのは、僕が後輩のストーカー、っていう妹の認識だよ」

    「それとも僕はストーカーなの?」

    後輩「それは……」

    「おい愚妹。わかったなら、とっとと消えろ」

    「……」

    後輩「そんな言いかたするなんて、あんまりです!」

    「ここまで厳しく言わないと、こいつはわからないからね」

    後輩「それは仕方ないでしょう!? 好きな人に恋人ができたなんて、到底認められるものではありません!」

    「どのみち叶わないことだったんだから、諦めるのは容易なはずだ」

    後輩「そうだとしても、妹さんの想いを踏みにじるような真似はしないでください!」

    「じゃあ、妹の想いを受けとめてあげるの?」

    後輩「なんで私が……」

    「……やっぱり勘違いしてたのか」

    後輩「えっ?」

    236 = 1 :

    後輩「どういうことなのですか……?」

    「おい、妹。一回だけチャンスやるよ。今回、ヘタレたら、もう二度とチャンスはやらん」

    「……」

    「ほーらね。こいつには度胸がないから、なにもできないよ」

    「いくら純粋な想いを持っていても、言葉で伝えられないなら無意味なんだよ」

    237 = 1 :

    「行こう。これ以上、ここにいても無駄だから」

    「……って」

    「ん?」

    「待ってよ!」

    「どうしたヘタレ」

    「私の想いを伝えるわよ! 別にあんたに指図されたからじゃないんだからね!」

    後輩「!」

    「そうか頑張れよ、ヘタレ」

    後輩「ちょっと……」

    「あたしは……」

    後輩「そ、そうだ……!」

    「ずっと前から……」

    後輩「先輩!」ベチン

    「痛い!」

    「後輩さんのことが好きでした!」

    後輩「せ、先輩は渡しま……えっ? 私?」

    238 = 1 :

    後輩「あ、あれ……? 妹さんが好きなのは先輩なんじゃ……」

    「違うよ! 誰がこんな変態野郎のこと好きになるのさ! あたしは中学の頃から、後輩さん一筋だよ!」

    後輩「えっ……」

    「あー、耳が痛い……。やっぱり、勘違いしてたんだね」

    「兄妹間に恋愛感情が発生するわけないじゃん。千葉県民じゃあるまいし」

    239 = 1 :

    「さ、盛大に振ってあげて」

    後輩「いや、でも……」

    「そのほうが諦めもつくからさ」

    後輩「妹さん、ごめんなさい……」

    「ううん。こちらこそごめん。気持ち悪かったよね」

    後輩「正直、戸惑いましたけど、嬉しかったです」

    「ありがとう。その言葉だけで生きていけるよ」

    後輩「そんな大袈裟な」

    「大袈裟なんかじゃないよ。好きな人の言葉には、それぐらいの力があるんだよ」

    後輩「……確かにそうですね」

    240 = 1 :

    「これからもお話してくれる?」

    後輩「もちろんです! たくさんお話しましょう!」

    「良かった……! これからもよろしくね!」

    後輩「はい! こちらこそです!」ニコッ

    「……」

    後輩「妹さん?」

    「あ、ごめん。なんでもないよ」

    241 = 1 :

    「ちょっと、お兄ちゃん借りていいかな?」

    後輩「……」チラッ

    「ん?」

    「大丈夫! こんな男に指一本触れたりしないから!」

    後輩「べ、別にいくら触ってもらっても構いませんよ!」

    「本当にいいの?」

    後輩「いいったらいいのです!」ベシッ

    「ごちそうさまです!」

    後輩「妹さんにはやってません!」

    242 = 1 :

    「お兄ちゃん、チャンスくれてありがと」

    「まあ、お前にしては頑張ったんじゃねえの」

    「……あと、後輩さんの笑顔を引き出してくれて本当にありがとう」

    「……」

    「もう昨日みたいに早く帰ってこなくていいからね。後輩さんとの時間を大切にしてあげて」

    「……なんの話かさっぱりわかんねえな」

    243 = 1 :

    「じゃあ、先に教室で待ってるねー!」

    後輩「すぐ行きますね!」

    「お兄ちゃんにはなにもしてないから安心してねー!」

    後輩「そ、そんなこと気にしてません!」

    「あはは。じゃあねー!」

    後輩「……先輩たちがずいぶんと長くお話していたので、待ちくたびれてしまいました」ギュ

    「うん。お疲れ様」ナデナデ

    244 = 1 :

    後輩「それにしても、とんでもない勘違いをしてしまいました」

    「うん。びっくりしたよ」

    後輩「仲がよろしかったので、つい……」

    「兄妹なんて、どこもこんなもんだよ」

    後輩「……姉妹だと少し違うのですよ」

    「……」

    245 = 1 :

    「後輩……」

    後輩「あの話は忘れてください」

    「えっ?」

    後輩「先輩が浮気者だというお話です」

    「ああ、あれか……。もう僕の疑いは晴れたってことでいいのかな?」

    後輩「いいえ。晴れるどころか、真っ暗闇の真っ黒です。ですが、過去は変えられません。これから先輩を調教して、私だけを見るようにすればいい話ですから」

    後輩「……それにもう、あの時のことは思い出したくもないのです」

    246 = 1 :

    男 中学3年生  後輩 中学1年生
    昼休み
    ???『部活終わったら体育館裏に来て』

    後輩『なんで私が……』

    ???『いいの? 男くんも来るのに』

    後輩『先輩が……?』

    ???『待ってるからね』ニヤァ

    247 = 1 :

    部活終了後 体育館裏
    後輩⦅先輩、もう来てるのかな……⦆

    『なんだよ。こんなところに呼び出して』

    後輩『あ、せんぱ……』

    ???『男くん、大好き!』ギュウ

    『……お、おい!』

    後輩『っ!』ダッ

    後輩『男くんは、わたしのものだからね』ニヤァ

    248 = 1 :

    今日はここまで

    249 = 1 :

    >>216
    待っててくれてありがとう! 

    250 = 214 :

    おつ


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