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    元スレ男「ずっと前から好きでした!」 後輩「……誰?」

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    651 = 1 :

    「……本当にありがとな。癒されたよ」

    後輩「自分だけ癒されるなんて狡いですよ、先輩」

    「そうだな。ごめん」ナデナデ

    後輩「んー。あと10分は撫でてもらわないと、許さないです」スリスリ

    652 = 1 :

    今日はここまでっす

    655 :

    >>652
    謝罪のひとつでもしろや
    構って欲しかってんやろ

    656 :

    おつおつ!

    658 :

    これを書くのやめる言い出した時はショックだったが続き書いてくれて嬉しい
    哀れな構ってちゃんの言うことは無視でいいから、どうせ夏休みの厨房だろうから

    659 :

    おーーっとーーーここで擁護に見せかけた燃料の投下だーーーーー!!!

    あまりにも見え見えだがキッズは反応してしまうのかーー??

    660 :

    >>659
    荒らしきっしょ。もう書くな。そして氏ね。

    661 :

    >>660
    構っちゃんなんだから反応したら喜ぶだけだぞ

    662 :

    (同一人物ですねぇ…)

    663 :

    (ファミチキください!)

    664 :

    (こいつ直接腸内に……!)

    665 :

    腸内『らめええええ////脂っぽいのが私を犯していくうううう////』

    666 :

    早く続き書いてくれ!思ったがまだ一週間もたてないんだな
    もう一ヶ月くらい待った気分だ

    667 :

    後輩『らめええええ////先輩の膨張した男根が私を犯していくうううう////』

    668 :

    >>667
    笑わされたよ…君がNo.1だ

    669 :

    決着の着かないまま8月が終わってしまった……

    670 :

    >>659
    こいつが一番反応してるの面白いな
    夏休みか

    673 :

    金曜日 放課後 体育館
    「あ、あの……」

    後輩「……ああ、居残ってごめんね」

    「あ、いえ、それはいいんですけど……そんなにやって大丈夫なのかなって」

    後輩「むしろ、これくらい追い込まないと」

    「でも……」

    後輩「心配してくれてありがとう。でも、本当に大丈夫だから」

    「部長……」

    674 = 1 :

    後輩「じゃあ、私はもう少し練習してから帰るから、先に上がっていいよ。片付けもやっておくから」

    「わかりました。では、お願いします」

    後輩「はい。お疲れ様」

    「……日曜日の試合、絶対勝ちましょうね!」

    後輩「なにそれ?」

    「えっ」

    675 = 1 :

    「日曜日に向けて練習してるんじゃないんですか!?」

    後輩「なにかあったっけ?」

    「総体予選ですよ!」

    後輩「あー……そういえば、日曜日だっけ」

    「ええ……」

    後輩「確か、中央高とだよね? あんな相手に私が自主練するわけないじゃん」

    「なら、なんの為に……?」

    後輩「欲しいものを手に入れる為に、だよ」

    676 = 1 :

    後輩「もういいかな? そろそろ練習したいから」

    「あ、はい……。お疲れ様です……」

    後輩「気を付けて帰ってねー」

    後輩(日曜日に総体予選か……だから、みんな気合が入っていたのね)

    後輩(確か準決勝だっけ? いや準々決勝だったような? ……あと二つ勝てば全国、とか言ってたから準決勝か)

    後輩(もし勝って、決勝進出となると、あのハゲ顧問が球技大会のことを騒ぎそうだな)

    後輩(……それはそれで面白くなりそうだけど)

    677 = 1 :

    男 自宅 
    「ただいまー」

    「……」

    「うわっ!? ……なんだ、お兄ちゃんか。なんでそんな所に座ってんの?」

    「もう動けないです……」

    「はぁ……。とりあえず、玄関から移動しようよ」

    678 = 1 :

    リビング
    「なんでそんなに疲れてるの? 放課後は公園でドリブル練習するだけでしょ?」

    「今日は公園に子供が大勢いたから、走ることになったんだよ」

    「まったくさあ……。元陸上部なんだから、ちょっと走ったくらいで、そんな状態にならないでよ」

    「……ショッピングモールまで走ったんだぞ」

    「専門は長距離だったじゃん」

    「そういう問題じゃねえだろ」

    679 = 1 :

    「往復13kmだぞ!? サッカー一試合分は走ってんだからな!」

    「いいじゃない。後輩さんの揺れ動くおっぱいを見れたんだから」

    「……まあ、堪能させていただきましたね」

    「見るだけで、触らないあたりがお兄ちゃんらしいね」

    680 = 1 :

    「あーあ。あたしも後輩さんと放課後に自主練したいなぁ……」

    「お前には部活があんだろ」

    「それはそうなんだけどさあ……」

    「まあ、気持ちはわからなくもないがな。玉拾いとか声出しをやってるよりは、後輩と一緒に居たいわな」

    「だから、レギュラーだっつーの!」

    681 = 1 :

    「それ、本当なのかよ? 朝練で後輩に無様にやられてる姿からは想像できないんだけど」

    「……後輩さんが凄すぎるんだよ。噂では聞いてたけど、まさかあれだけの実力だったとは」

    「噂?」

    「後輩さん、ミニバスやってたらしいんだけど、めっちゃ上手かったらしいよ」

    「そうなのか?」

    「だって県選抜だよ? しかも、チームには他に上手い選手なんかいなくて、後輩さんのワンマンチームだったにも関わらず県ベスト4まで行ってるんだから
    ね」

    「そりゃ凄い……」

    「中学でバスケ続けなかったのか、みんな不思議がってたもん」

    「……なんでだろうなあ」

    682 = 1 :

    「だから、今回の球技大会はバスケ部で話題になってるんだ。あの後輩さんのプレーが見れる、って」

    「そうだな。見て勉強しろよ」

    「なんでお兄ちゃんがそんなに偉そうにするのかね……」

    「そりゃあ、彼氏ですからね」

    「はいはい。あと、部長との姉妹対決も注目されてるね」

    「……なあ、正直なところ、あいつに勝てるのか?」

    「部長のクラスは、部長しかバスケ部いないし、なんとかなると思うよ」

    「いや、そうじゃなくてだな……。後輩はあいつに勝てるか?」

    「1vs1でってこと? んー。確かに後輩さんは凄いけど、部長はそれよりもスーパーだからなあ……」

    「マジかよ……」

    「でも、後輩さんにはあたしたちバスケ部4人がいるからね。1vs1では無理でも、コンビネーションで崩せるよ」

    「……そうか。宜しく頼む」

    「まっかせといてー! あたしと後輩さんのゴールデンコンビぷりを見せてあげるから!」

    「ああ、楽しみにしてるよ」

    683 = 1 :

    翌週 月曜日 朝 中学校校庭
    後輩「球技大会の出場を辞退ですか?」

    「ごめんなさい……」

    後輩「一体、どうして……」

    「昨日、総体予選の準決勝だったんだけど、なんとか勝ったのね。そしたら……」

    「土曜日に決勝をやるらしくて、怪我を避けるために、予選に登録されている選手は球技大会には出さないそうだ」 

    後輩「……」

    「まあ、バスケ部が出れないってことは、後輩さんの独り舞台になるだろうから、優勝は間違いないよ!」

    後輩「おそらく、そうはならないでしょうね……」

    「えっ?」

    後輩「いえ。なんでもありません」

    「……」

    684 = 1 :

    体育教官室
    顧問「……話とはなんだ?」

    後輩「球技大会ですけど、私は出場しますよ」

    顧問「馬鹿なことを言うな。全国を賭けた試合を控えているのに、球技大会に出すわけないだろう」

    後輩「なぜですか?」

    顧問「昨日も説明しただろう。球技大会なんてお遊びで怪我をしたらどうする?」

    後輩「なるほど。お遊びで怪我をしてはいけないということですね?」

    顧問「そうだ。わかったのなら、下らない事を言ってないでコンディションを整えろ」

    後輩「わかりました。では、退部します」

    顧問「なっ……!?」

    685 = 1 :

    顧問「何を言っているんだ!?」

    後輩「球技大会に向けてコンディションを整える為に退部を申し出たんですよ。お遊びで怪我をするわけにはいかないですし」

    後輩「私にとっては、総体なんてどうでもいいんですよ。今回の球技大会こそ、全力を注ぐ価値があるんです」

    顧問「ふざけるな! お前は部長だぞ!?」

    後輩「あんたが勝手に部長したんでしょ」

    686 = 1 :

    後輩「では、失礼します」

    顧問「ま、待て!」

    後輩「まだ何か?」

    顧問「本当に辞めるつもりか……?」

    後輩「それは先生次第ですね」

    顧問「……どうすればいい?」

    後輩「貴方は髪だけじゃなく、脳までないんですか? 私は、球技大会への出場を認めないなら退部する、と脅しているんですよ。どうすればいいのかなんて、考えなくともわかるでしょう?」

    顧問「お前を欠くわけにはいかないんだ……」

    後輩「なら、答えは一つしかありませんね」

    顧問「お前の出場を許可する……」

    687 = 1 :

    後輩「私だけですか? 他の部員は?」

    顧問「それは認めん! お前だけ特別に……」

    後輩「そうやって、私を依怙贔屓しているから、部員たちの信頼を得られないんですよ」

    顧問「だが……」

    後輩「3年生は最後の球技大会となるので特別に参加を許可する、というのはいかがでしょう? これなら、他の部員たちの不満も抑えられます」

    顧問「……わかった。そうしよう」

    後輩「さすが先生。デコだけじゃなく、心も広いんですね」

    顧問「……怪我だけはするなよ」

    後輩「先生、心配しすぎですよ。そんなんだから、禿げるんですよ」

    688 = 1 :

    昼休み 1年生教室
    後輩「と、いうわけで。私は球技大会に参加しまーす!」

    「部長だけですか!?」

    後輩「ううん。3年生全員だよ。最後の球技大会だからなんとかなりませんか、ってお願いしたら先生も認めてくれたよ!」

    後輩「……お願いではなく」

    「脅迫だろ……」

    689 = 1 :

    後輩「そういうことだから、頑張ってね」

    後輩「ええ。全力で貴女を叩き潰しますよ」

    後輩「男くん、君の彼女怖いんだけどー」

    「ああ、恐ろしいくらいに可愛いな」

    後輩「ふふふ。地獄におとしてあげようか?」

    (さ、三人とも顔は笑っているのに、目が笑ってない……)ガタガタ

    690 = 1 :

    今日はここまで

    692 :

    完結楽しみにしてます

    693 :

    ようどうした兄ちゃん もう終わりか

    694 :

    水曜日 体育館
    後輩「……」ダムダム

    モブA「も、もうやだぁ……」

    後輩「……」スッ


    「後輩さん、ナイッシュー!」

    男友「お前の彼女すげえな……」

    「いや、まだまだだろ」

    男友「もう30点も決めてんのに!?」

    「現役バスケ部のご意見は?」

    「んー。まあ、確かにいつもよりドリブルのキレがないかもね。初戦の緊張もあるんだろうし、これからギアが上がってくるんじゃないかな」

    男友(ば、化け物かよ……)

    695 = 1 :

    試合終了後
    「後輩さーん!」ギュウ

    後輩「きゃっ!」

    「お疲れ様!」

    後輩「も、もう! 突然抱きつかないでくださいよ! ビックリするじゃないですか!」

    「そうだそうだ。さっさと離れろ」

    「いーやーだー! あたしが後輩さんのことを癒してあげるんだもん!」

    「お前なあ、いいかげんに……」

    後輩「離れるのは貴方です」ギロッ

    「えっ」

    696 = 1 :

    「そうだそうだ! さっさと離れろ!」

    「えっ……えっ?」

    後輩「妹さん、教室に移動しましょう」

    「いいけど、自販機に寄って飲み物買わない?」

    後輩「大丈夫ですよ。気の利く先輩が飲み物を奢ってくれるそうですから」

    「さっすがー! 女の子の気持ちがわからないくせに、どうでもいいところには気が利くお兄ちゃんは違うなー!」

    後輩「では、先輩、十分後に私たちの教室に来てください」

    「飲み物よろしくね、ごみいちゃん!」

    「……えっ?」

    男友「こっち見んな」

    697 = 1 :

    10分後 自販機前
    「……」

    「まだ、こんなところにいるの? 早く行きなよ」

    「どうして、お前がここに……?」

    「あたしはバスケ部ですからねー。審判しないといけないの」

    「……後輩はまだ怒ってるのか?」

    「怒ってる? ……あー、さっきのやつか。あれは怒ってるわけではないんじゃないかな」

    「でも、離れろって……」

    「あのタイミングで近付こうとしたお兄ちゃんが悪い。ほんと、デリカシーがないよね」

    「ええ……」

    698 = 1 :

    「だいたい、落ちこみたいのはこっちだっつーの」

    「お前は後輩に抱きついて、イチャコラしてたじゃねえかよ」

    「だからこそ悲しいのよ。あたしはいいけど、お兄ちゃんはダメなんだよ?」

    「そんな特別扱いいらねえよ……」

    「もうめんどくさいなあ……。こんなところでうじうじしてないで、後輩さんのとこに行って、話すればいいでしょ」

    「でも、近寄ったら怒られるし……」

    ???「待たせるほうが罪は重いですよ」

    「えっ」

    後輩「捕獲です!」ギュ

    「……えっ」

    699 = 1 :

    後輩「妹さん、すみません。この唐変木は私のほうで預かりますので、球技大会の運営のほうに戻ってください」

    「うん。じゃあ、また後でね」

    後輩「はい。ありがとうございました」

    「こ、後輩……?」

    後輩「……さっきはすみませんでした」ギュウ

    「いや、いいんだけどさ。俺がなにか気に障ることをしてしまったんだろうし。……まあ、かなりショックだったけど」

    後輩「ごめんなさい……。あの時の分まで抱きしめますから、許してください」ギュウウウ

    「……後輩が抱きつきたいだけだろ?」

    後輩「ええ。ずっとこうしていたいです」

    700 = 1 :

    「一応、理由を訊いてもいいか?」

    後輩「単純なことですよ。私は直前まで試合をしていたのですよ? 7月の蒸し暑い天候の中、締め切った体育館でバスケをしていたわけですから、当然、汗をかいていたわけです」

    「ああ、そういうことか……」

    後輩「幻滅しました……?」

    「俺が後輩に幻滅したりするわけねえだろ」

    後輩「っ……! もう、どうして、そういうことを軽々しく口にするのですか!」

    「だって事実だし」

    後輩「もう知らない!」

    「幻滅した?」

    後輩「もっと好きになりました! 責任とってください!」ギュウウウウウ

    「ああ、一生かけて責任をとらせてもらうよ」ナデナデ


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