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元スレ提督「安価でよりみんなと遊ぶ」
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―海水浴場―
提督「あきつ丸よ」
あきつ丸「なんでありますか、提督殿」
提督「なぜ海に来てパーカーを着こんでいる」
あきつ丸「は、その……」
提督「……ははぁん、ひょっとして恥ずかしいんだろ。普段肌を晒す事なんてないからな」
あきつ丸「わ、分かっているのであれば、聞かないでほしいであります……」
提督「嫌だね。俺は海水浴に来たんだ。ならば、その付添いに部下のお前も共にするのが合理的という物だ!」
あきつ丸「提督殿が勝手につれて来たのだから、合理的でも何でもないであります」
提督「あきつ丸も最近言うようになったなぁ……」
提督「あきつ丸よ」
あきつ丸「なんでありますか、提督殿」
提督「なぜ海に来てパーカーを着こんでいる」
あきつ丸「は、その……」
提督「……ははぁん、ひょっとして恥ずかしいんだろ。普段肌を晒す事なんてないからな」
あきつ丸「わ、分かっているのであれば、聞かないでほしいであります……」
提督「嫌だね。俺は海水浴に来たんだ。ならば、その付添いに部下のお前も共にするのが合理的という物だ!」
あきつ丸「提督殿が勝手につれて来たのだから、合理的でも何でもないであります」
提督「あきつ丸も最近言うようになったなぁ……」
あきつ丸「自分もここに来てから変わったであります」
提督「ま、変わったと言ってもなんだかんだであきつ丸はチョロイからな」
あきつ丸「本人を前にしてその口ぶり!」
提督「とにかく、これは泳ぐ訓練でもある。しかし水上移動が出来るといっても、状況がそれを許してくれないときもある」
あきつ丸「ふむ……」
提督「そういう時に泳ぐことが出来ないと、待っているのは死だけだ」
あきつ丸「それは確かに、であります」
提督「それに、海軍での水泳能力は必須項目だ。覚えておかないといけないことである」
あきつ丸「なるほど、提督殿が海に連れて来たのは、陸軍出の自分を心配してくれてのことでありますね!」
提督「え? あ、うん」
あきつ丸「提督殿の行為を無駄にしないよう、あきつ丸、頑張るであります!」
提督(チョロイ)
提督「ま、変わったと言ってもなんだかんだであきつ丸はチョロイからな」
あきつ丸「本人を前にしてその口ぶり!」
提督「とにかく、これは泳ぐ訓練でもある。しかし水上移動が出来るといっても、状況がそれを許してくれないときもある」
あきつ丸「ふむ……」
提督「そういう時に泳ぐことが出来ないと、待っているのは死だけだ」
あきつ丸「それは確かに、であります」
提督「それに、海軍での水泳能力は必須項目だ。覚えておかないといけないことである」
あきつ丸「なるほど、提督殿が海に連れて来たのは、陸軍出の自分を心配してくれてのことでありますね!」
提督「え? あ、うん」
あきつ丸「提督殿の行為を無駄にしないよう、あきつ丸、頑張るであります!」
提督(チョロイ)
~~~~~~~~
あきつ丸「はぁ……はぁ……」
提督「なんだ、もうばてたのか」
あきつ丸「提督殿の体力が無尽蔵なだけであります……!」
提督「そうでもない」
あきつ丸「普通の人は泳いで海域を移動しないと思うのであります」
提督「ははは、まあ確かに」
あきつ丸「はぁ……」
提督「じゃあ、普通に遊ぶとするか?」
あきつ丸「そのほうがまだいいであります……」
提督「じゃあ、手始めに……あの島まで競争しようか」
あきつ丸「……え」
あきつ丸「はぁ……はぁ……」
提督「なんだ、もうばてたのか」
あきつ丸「提督殿の体力が無尽蔵なだけであります……!」
提督「そうでもない」
あきつ丸「普通の人は泳いで海域を移動しないと思うのであります」
提督「ははは、まあ確かに」
あきつ丸「はぁ……」
提督「じゃあ、普通に遊ぶとするか?」
あきつ丸「そのほうがまだいいであります……」
提督「じゃあ、手始めに……あの島まで競争しようか」
あきつ丸「……え」
―執務室―
提督「あきつ丸は表面上真面目だけど、その気にさせたらノリが良いから扱いやすい」
提督「あきつ丸からすると心外だと思うけど」
↓2
提督「あきつ丸は表面上真面目だけど、その気にさせたらノリが良いから扱いやすい」
提督「あきつ丸からすると心外だと思うけど」
↓2
―廊下―
島風「提督ー、おはよー!」
提督「おう、島風は起きるのも早いな」
島風「提督が遅いだけだよ!」
提督「それは夜中まで仕事しているんだから当然だな」
島風「じゃあ、私は外を走って来るねー!」
提督「おー……おっ?」
島風「どうかした、提督?」
島風「提督ー、おはよー!」
提督「おう、島風は起きるのも早いな」
島風「提督が遅いだけだよ!」
提督「それは夜中まで仕事しているんだから当然だな」
島風「じゃあ、私は外を走って来るねー!」
提督「おー……おっ?」
島風「どうかした、提督?」
提督「いや、なんだかいつもと島風が違く見えて……んん?」
島風「もう、どこ見てるの提督!」
提督「どこって……ああ、何時もと着ているパンツが違……ええっ!?」
島風「おうっ!? な、何か変?」
提督「いや、変て言うか……まず普通の下着を履くのはあまりにも……っていうか、なんでそうなったと疑問に思うというか……」
島風「着替えるのも早くしたら、洗濯が間に合わなくなったの」
提督「着替えるのも早くって、何故そんな事を……いや、それはまだいい。それ、島風の物じゃないだろ」
島風「そうだよ、友達に貸してもらったの」
提督(友達? 一番に思いつくのは天津風だが、性格を考えれば彼女じゃないよな……)
島風「提督ー?」
提督(面倒見のいい奴なら貸すか? しかし、それで島風と仲がいいっていったら……)
島風「もう、どこ見てるの提督!」
提督「どこって……ああ、何時もと着ているパンツが違……ええっ!?」
島風「おうっ!? な、何か変?」
提督「いや、変て言うか……まず普通の下着を履くのはあまりにも……っていうか、なんでそうなったと疑問に思うというか……」
島風「着替えるのも早くしたら、洗濯が間に合わなくなったの」
提督「着替えるのも早くって、何故そんな事を……いや、それはまだいい。それ、島風の物じゃないだろ」
島風「そうだよ、友達に貸してもらったの」
提督(友達? 一番に思いつくのは天津風だが、性格を考えれば彼女じゃないよな……)
島風「提督ー?」
提督(面倒見のいい奴なら貸すか? しかし、それで島風と仲がいいっていったら……)
島風「てーいーとーくー!」
提督「ん、なんだ?」
島風「返事するの遅いー! もう、外走って来ても良いよね!」
提督「あ、ああ」
島風「じゃあ、島風行ってきまーす!」ダッ
提督「……って、やっぱりそのままの格好じゃ不味いだろ! 島風ー! せめてズボンを履けー!」ダッ
島風「えー! だって、あれ着たら遅くなるでしょー!」
提督「いろいろ驚いて反応遅れたが、そのまま外出ると、恐ろしいことになるぞ!」
島風「お、恐ろしい事?」
提督「口に出すのもはばかられる、恐ろしい事だ」
島風「……う、うん、わかった」
提督「よしよし、これでパンツ大公開時代は終わりを告げられたな。ふう……」
提督「ん、なんだ?」
島風「返事するの遅いー! もう、外走って来ても良いよね!」
提督「あ、ああ」
島風「じゃあ、島風行ってきまーす!」ダッ
提督「……って、やっぱりそのままの格好じゃ不味いだろ! 島風ー! せめてズボンを履けー!」ダッ
島風「えー! だって、あれ着たら遅くなるでしょー!」
提督「いろいろ驚いて反応遅れたが、そのまま外出ると、恐ろしいことになるぞ!」
島風「お、恐ろしい事?」
提督「口に出すのもはばかられる、恐ろしい事だ」
島風「……う、うん、わかった」
提督「よしよし、これでパンツ大公開時代は終わりを告げられたな。ふう……」
―執務室―
提督「――って、思ったけど、放っておいた方が面白い結果になったよな」
提督「しまったな……あの時は混乱していたから、しょうがないともいえるけど」
↓2
提督「――って、思ったけど、放っておいた方が面白い結果になったよな」
提督「しまったな……あの時は混乱していたから、しょうがないともいえるけど」
↓2
>>414
GJ
GJ
―吹雪型の部屋―
提督「さて、ここが例の部屋か」
吹雪「意味深な言い方をしなくても、ただの私達の部屋ですよ」
提督「それはそうだが、今回は用事があって来てるしな」
吹雪「初雪の事ですね」
提督「そうだ。それで、初雪がどんな状況だって?」
吹雪「はい、遠征の時間なので呼んでいるんですけど、反応が無くて……」
提督「え、もしかして、熱中症とかそんな感じのやばい奴?」
吹雪「そんな事なら司令官なんて呼びませんよ」
提督(なんてって……)
吹雪「多分、見てもらった方が早いです。どうぞ」
提督「こ、これは……!」
提督「さて、ここが例の部屋か」
吹雪「意味深な言い方をしなくても、ただの私達の部屋ですよ」
提督「それはそうだが、今回は用事があって来てるしな」
吹雪「初雪の事ですね」
提督「そうだ。それで、初雪がどんな状況だって?」
吹雪「はい、遠征の時間なので呼んでいるんですけど、反応が無くて……」
提督「え、もしかして、熱中症とかそんな感じのやばい奴?」
吹雪「そんな事なら司令官なんて呼びませんよ」
提督(なんてって……)
吹雪「多分、見てもらった方が早いです。どうぞ」
提督「こ、これは……!」
初雪「……だるぃ……」グデー
提督「……いつもどおりじゃない?」
吹雪「いくらなんでも遠征を無視するような子じゃないですよ」
提督「ああ、そういう」
吹雪「これが俗にいう暑さに溶けてるって事ですよね。あ、司令官には縁がありませんか」
提督「なんか辛辣……」
吹雪「私もちょっと暑さで機嫌が悪いかもしれません」
提督「気持ちは分からんでもない。でだ、初雪、起きてるか?」
初雪「ずっとねてる……」
提督「いやいや、今から遠征だろ? いかなきゃ」
初雪「いかない」
提督「……いつもどおりじゃない?」
吹雪「いくらなんでも遠征を無視するような子じゃないですよ」
提督「ああ、そういう」
吹雪「これが俗にいう暑さに溶けてるって事ですよね。あ、司令官には縁がありませんか」
提督「なんか辛辣……」
吹雪「私もちょっと暑さで機嫌が悪いかもしれません」
提督「気持ちは分からんでもない。でだ、初雪、起きてるか?」
初雪「ずっとねてる……」
提督「いやいや、今から遠征だろ? いかなきゃ」
初雪「いかない」
提督「そこだけはっきり言うのか。しかし、このままだと後悔するぞ」
初雪「えぇ……」
提督「今日は吹雪型は全員遠征に出る。その中初雪だけが出ない」
初雪「ん……」
提督「そうなると、ご褒美のアイスは、皆が食べてる中……」
初雪「……う……それは……」
提督「どうする? 初雪、決めるのはお前だぞー」
初雪「……」
提督「……今なら伊良湖のアイスと俺の手作りアイスも進呈」
初雪「……吹雪、いこ」
吹雪「あっ、うん。司令官」
提督「なんだ? ああ、お礼はいいぞ。当然のことをしただけだからな」
吹雪「私達の分も用意しておいてくださいね」
提督「……」
初雪「えぇ……」
提督「今日は吹雪型は全員遠征に出る。その中初雪だけが出ない」
初雪「ん……」
提督「そうなると、ご褒美のアイスは、皆が食べてる中……」
初雪「……う……それは……」
提督「どうする? 初雪、決めるのはお前だぞー」
初雪「……」
提督「……今なら伊良湖のアイスと俺の手作りアイスも進呈」
初雪「……吹雪、いこ」
吹雪「あっ、うん。司令官」
提督「なんだ? ああ、お礼はいいぞ。当然のことをしただけだからな」
吹雪「私達の分も用意しておいてくださいね」
提督「……」
―執務室―
提督「結局、人数分を用意した。伊良湖とかは快く頼まれてくれたが」
提督「今思えば、あれは吹雪型の作戦だったんじゃないかと思う。初雪いつもあんな感じだし」
↓2
提督「結局、人数分を用意した。伊良湖とかは快く頼まれてくれたが」
提督「今思えば、あれは吹雪型の作戦だったんじゃないかと思う。初雪いつもあんな感じだし」
↓2
提督「暑い……何て暑さだ……なぜクーラーよ壊れた……」
霞「点検時に問題が見つかったらしいわね。どうせそんなに時間もかからないんだから、我慢しなさい」
提督「この蒸し暑い執務室でデスクワークだぞ……苦とデスワークに分裂して俺を殺しにかかってくるんだ……」
霞「何言ってんのよ。ついに壊れた?」
提督「もはや執務室の命運は尽きた……ならば、この俺の生き様を鎮守府に刻みつけるのみ……」
霞「……」
提督「者ども行くぞー! この暑さを生みだすイフリートを退治しに行くんだー!!」ダッ
霞「……今日は休ませてあげましょ」
霞「点検時に問題が見つかったらしいわね。どうせそんなに時間もかからないんだから、我慢しなさい」
提督「この蒸し暑い執務室でデスクワークだぞ……苦とデスワークに分裂して俺を殺しにかかってくるんだ……」
霞「何言ってんのよ。ついに壊れた?」
提督「もはや執務室の命運は尽きた……ならば、この俺の生き様を鎮守府に刻みつけるのみ……」
霞「……」
提督「者ども行くぞー! この暑さを生みだすイフリートを退治しに行くんだー!!」ダッ
霞「……今日は休ませてあげましょ」
―廊下―
春雨「ふんふん♪ 今日は暑いので冷やし春雨です。司令官美味しいって言ってくれるでしょうか」
提督「うおおおおおおおおおお!!」ダダダダ
春雨「あっ、司令官、丁度良い所です」
提督「……」ピタッ
春雨「その、冷やし春雨を作ったんです。えっと、よければ、その……食べて、くれませんか?」
提督「食べりゅうううううううううう!!」バッ
春雨「ひゃっ!? し、司令官!?」
提督「はむはむもふもふ!」
春雨「し、司令官……! それ、違……っ!」
提督「これは……ラーメン!」
春雨「ふんふん♪ 今日は暑いので冷やし春雨です。司令官美味しいって言ってくれるでしょうか」
提督「うおおおおおおおおおお!!」ダダダダ
春雨「あっ、司令官、丁度良い所です」
提督「……」ピタッ
春雨「その、冷やし春雨を作ったんです。えっと、よければ、その……食べて、くれませんか?」
提督「食べりゅうううううううううう!!」バッ
春雨「ひゃっ!? し、司令官!?」
提督「はむはむもふもふ!」
春雨「し、司令官……! それ、違……っ!」
提督「これは……ラーメン!」
春雨「ラーメンじゃないです! わ、私の髪の毛ですよ!」
提督「髪……? 髪……春雨の、髪……春雨……はる……春雨ヌードル!」
春雨「ち、違いますって!」
提督「ああああああ! 春雨ヌードルぅううううううううう!」
春雨「ひゃああああああ!?」
提督「ずるずる! んふっ、えふっ! ああ、んまい~」
春雨「や、止めて下さい! 汚いですから!」
提督「臭いも香しい! そしてヌードルはやっぱりスープ! ズズズ……」
春雨「きゃぁっ! やめ、止めて! んぅっ!」
提督「あぁ^~、春雨ヌードルうまいんじゃぁ^~」
春雨「ぁっ! 本当に、やめ――」
提督「髪……? 髪……春雨の、髪……春雨……はる……春雨ヌードル!」
春雨「ち、違いますって!」
提督「ああああああ! 春雨ヌードルぅううううううううう!」
春雨「ひゃああああああ!?」
提督「ずるずる! んふっ、えふっ! ああ、んまい~」
春雨「や、止めて下さい! 汚いですから!」
提督「臭いも香しい! そしてヌードルはやっぱりスープ! ズズズ……」
春雨「きゃぁっ! やめ、止めて! んぅっ!」
提督「あぁ^~、春雨ヌードルうまいんじゃぁ^~」
春雨「ぁっ! 本当に、やめ――」
―執務室―
提督「――ん? あれ、俺は一体」
春雨「お、起きましたか?」
提督「ああ、なんだか変な夢を見ていたような……」
春雨「そうなんですか? あ、よろしければ、春雨の冷やし春雨、食べてください」
提督「ありがとう。喜んで食べさせてもらうよ」
春雨「いえ、では、失礼しますね」
提督「……春雨、もしかしてお風呂入った?」
春雨「今日は暑いですから、ね」
バタン
提督「……まあ、いいか。さて、冷やし春雨を食べるとするか」
↓2
提督「――ん? あれ、俺は一体」
春雨「お、起きましたか?」
提督「ああ、なんだか変な夢を見ていたような……」
春雨「そうなんですか? あ、よろしければ、春雨の冷やし春雨、食べてください」
提督「ありがとう。喜んで食べさせてもらうよ」
春雨「いえ、では、失礼しますね」
提督「……春雨、もしかしてお風呂入った?」
春雨「今日は暑いですから、ね」
バタン
提督「……まあ、いいか。さて、冷やし春雨を食べるとするか」
↓2
―???―
提督「おでん作ったぞー」
レ級「わーい!」
タ級「王子様は料理も上手なのね!」
ル級「いや、そう言う話じゃないと思うのだが」
ヲ級(何故人間が……)
提督「いやー、レ級にさらわれてさ」
レ級「さらってきちゃった」
ヲ級「なんてことを……」
提督「聞けば南方棲戦姫は遠征だろ? なら、まあいいかと思って」
ル級「もはや私達を何とも思っていないな」
ヲ級「というより、そう言う事を言う時ってだいたい……」
南方棲戦姫「帰ったぞ」
「「「!?」」」
提督「おでん作ったぞー」
レ級「わーい!」
タ級「王子様は料理も上手なのね!」
ル級「いや、そう言う話じゃないと思うのだが」
ヲ級(何故人間が……)
提督「いやー、レ級にさらわれてさ」
レ級「さらってきちゃった」
ヲ級「なんてことを……」
提督「聞けば南方棲戦姫は遠征だろ? なら、まあいいかと思って」
ル級「もはや私達を何とも思っていないな」
ヲ級「というより、そう言う事を言う時ってだいたい……」
南方棲戦姫「帰ったぞ」
「「「!?」」」
レ級「おかえりー、南方棲戦姫様」
南方棲戦姫「うむ。……む、なんだかおいしそうな匂いがしているな」
タ級「あ、今王子様がおでんを作ってくれたところなんです」
南方棲戦姫「おうじ? なんだかしらんが、貰うぞ」
ヲ級「(どうするんですか。見つかって殺されますか)」
提督「(馬鹿言え。こんなところで死んでたまるか。ヲ級、協力しろ)」
ヲ級「(敵に協力を要請しないでください)」
提督「(協力しないと―――)」
ヲ級「(――わ、分かりました)」
南方棲戦姫「うむ。……む、なんだかおいしそうな匂いがしているな」
タ級「あ、今王子様がおでんを作ってくれたところなんです」
南方棲戦姫「おうじ? なんだかしらんが、貰うぞ」
ヲ級「(どうするんですか。見つかって殺されますか)」
提督「(馬鹿言え。こんなところで死んでたまるか。ヲ級、協力しろ)」
ヲ級「(敵に協力を要請しないでください)」
提督「(協力しないと―――)」
ヲ級「(――わ、分かりました)」
南方棲戦姫「そんなところで何をこそこそしている」
ヲ級「えっと、南方棲戦姫様、一つ面白い遊びを提案したいのですが」
南方棲戦姫「ほう、面白い遊びだと」
レ級「どんなの?」
ヲ級「め、目隠しをして……ええと、具を当てるゲームです」
南方棲戦姫「そんな事をするくらいなら、普通に食べた方が良い」
レ級「面白そう! 南方棲戦姫様、失礼するね!」シュルッ
南方棲戦姫「なに、待て、何を! 目隠しを外せ!」
レ級「ル級、そっち掴んで!」
ル級「ええ……じゃあ、失礼します」
南方棲戦姫「何をする、離せ!」
ヲ級「まあまあまあまあ。お一つどうぞ」グイッ
南方棲戦姫「待て! 何か湯気が来ているぞ! 絶対熱いだろう! やめろ! 近づけるな!」
ヲ級「えっと、南方棲戦姫様、一つ面白い遊びを提案したいのですが」
南方棲戦姫「ほう、面白い遊びだと」
レ級「どんなの?」
ヲ級「め、目隠しをして……ええと、具を当てるゲームです」
南方棲戦姫「そんな事をするくらいなら、普通に食べた方が良い」
レ級「面白そう! 南方棲戦姫様、失礼するね!」シュルッ
南方棲戦姫「なに、待て、何を! 目隠しを外せ!」
レ級「ル級、そっち掴んで!」
ル級「ええ……じゃあ、失礼します」
南方棲戦姫「何をする、離せ!」
ヲ級「まあまあまあまあ。お一つどうぞ」グイッ
南方棲戦姫「待て! 何か湯気が来ているぞ! 絶対熱いだろう! やめろ! 近づけるな!」
ヲ級「遠慮しないでください。ささ、ぐいっと」バシャッ
南方棲戦姫「熱い! 液体だったぞ! 口に直接かけるな!」
レ級「これとかどう?」グイッ
南方棲戦姫「んぐっ” あふい! あふっ……ぶっ! こんにゃくを口に詰めるな!」
レ級「すごい! よく分かったね!」
提督「じゃあ次これ!」グイッ
南方棲戦姫「だから口に無理矢理……んんんぅううう!!? ふぁにこれぇ!?」
ル級「ちくわぶか……あれ熱いよな」
タ級「王子様のあーん、羨ましいな……」
南方棲戦姫「くそっ! いい加減にせんか!」ガシャン
ル級「やばいっ」パッ
提督「あっ、今離すと――」
ドーン
南方棲戦姫「熱い! 液体だったぞ! 口に直接かけるな!」
レ級「これとかどう?」グイッ
南方棲戦姫「んぐっ” あふい! あふっ……ぶっ! こんにゃくを口に詰めるな!」
レ級「すごい! よく分かったね!」
提督「じゃあ次これ!」グイッ
南方棲戦姫「だから口に無理矢理……んんんぅううう!!? ふぁにこれぇ!?」
ル級「ちくわぶか……あれ熱いよな」
タ級「王子様のあーん、羨ましいな……」
南方棲戦姫「くそっ! いい加減にせんか!」ガシャン
ル級「やばいっ」パッ
提督「あっ、今離すと――」
ドーン
―執務室―
提督「どさくさに紛れて戻って来れた」
提督「ちなみにリアルにおでんを口に詰め込むと火傷の心配もあるから注意。深海棲艦だから大丈夫だろうけど」
↓2
提督「どさくさに紛れて戻って来れた」
提督「ちなみにリアルにおでんを口に詰め込むと火傷の心配もあるから注意。深海棲艦だから大丈夫だろうけど」
↓2
―食堂―
摩耶「クーラー無いとあっついなー」パタパタ
提督「こら摩耶、胸元をパタパタするのははしたないぞ!」ゴトッ
摩耶「おかんかよ。って、何してんだ」
提督「何って、かき氷機だ」
摩耶「へえ、こんなのあるんだな。初めて見た」
提督「うちは間宮アイスがあるから、こういうのを作る事無いしな。今日は売店で売ってたから買ってみたんだ」
摩耶「作るのか?」
提督「そりゃ、買ったからにはな。ちょっと待ってろよ、氷貰ってくる」
摩耶「ああ、だから食堂に持って来てたのか」
摩耶「クーラー無いとあっついなー」パタパタ
提督「こら摩耶、胸元をパタパタするのははしたないぞ!」ゴトッ
摩耶「おかんかよ。って、何してんだ」
提督「何って、かき氷機だ」
摩耶「へえ、こんなのあるんだな。初めて見た」
提督「うちは間宮アイスがあるから、こういうのを作る事無いしな。今日は売店で売ってたから買ってみたんだ」
摩耶「作るのか?」
提督「そりゃ、買ったからにはな。ちょっと待ってろよ、氷貰ってくる」
摩耶「ああ、だから食堂に持って来てたのか」
~~~~~~~~
提督「ゴリゴリーっと。ついでに貰ったシロップかけて完成ー」
摩耶「これがかき氷か……」
提督「食べるか、摩耶」
摩耶「いいのか? へへ、じゃあ貰うな」
提督「氷とシロップだけだから沢山作れるし、食べるなら一緒の方がおいしいだろ」
摩耶「ん、これけっこう美味しいな」シャクシャク
提督「無視か……まあ、シロップも間宮特製のだし、そりゃあな」
摩耶「……」シャクシャク
提督(一心不乱に食べてる……美味しいからなのか暑いからなのか……)
提督「ゴリゴリーっと。ついでに貰ったシロップかけて完成ー」
摩耶「これがかき氷か……」
提督「食べるか、摩耶」
摩耶「いいのか? へへ、じゃあ貰うな」
提督「氷とシロップだけだから沢山作れるし、食べるなら一緒の方がおいしいだろ」
摩耶「ん、これけっこう美味しいな」シャクシャク
提督「無視か……まあ、シロップも間宮特製のだし、そりゃあな」
摩耶「……」シャクシャク
提督(一心不乱に食べてる……美味しいからなのか暑いからなのか……)
摩耶「……」シャクシャク
提督「っておい、そんなに一気に食べると……」
摩耶「うっ……!」キーン
提督「ほらみろ」
摩耶「なんだと……まさか、毒を仕込んでいたのか……!」
提督「違うからな! かき氷は一気に食べるとそうなるものなんだ。まったく」
摩耶「そ、そうか……ふう、かき氷って危険な物なんだな」
提督「ゆっくり食べればいい話だし。っと、これで俺のも完成」
摩耶「ん? あたしのと色が違うな」
提督「そっちはブルーハワイ味。俺のはイチゴ味」
摩耶「なんか違うのか?」
提督「市販のシロップの味は同じらしいから、間宮に作ってもらったんだ。一つ食べるか」
摩耶「じゃあおかわりな」
提督「食べるの早すぎだろ……」
提督「っておい、そんなに一気に食べると……」
摩耶「うっ……!」キーン
提督「ほらみろ」
摩耶「なんだと……まさか、毒を仕込んでいたのか……!」
提督「違うからな! かき氷は一気に食べるとそうなるものなんだ。まったく」
摩耶「そ、そうか……ふう、かき氷って危険な物なんだな」
提督「ゆっくり食べればいい話だし。っと、これで俺のも完成」
摩耶「ん? あたしのと色が違うな」
提督「そっちはブルーハワイ味。俺のはイチゴ味」
摩耶「なんか違うのか?」
提督「市販のシロップの味は同じらしいから、間宮に作ってもらったんだ。一つ食べるか」
摩耶「じゃあおかわりな」
提督「食べるの早すぎだろ……」
―執務室―
提督「暑い夏にはかき氷がいい。安く済むし」
提督「というか、かき氷なら低費用で皆に配れるんじゃ……ちょっと考えておくか」
↓2
提督「暑い夏にはかき氷がいい。安く済むし」
提督「というか、かき氷なら低費用で皆に配れるんじゃ……ちょっと考えておくか」
↓2
金剛「提督ぅー! 流しそうめん機というものがあると聞いたデース!」
提督「流しそうめん機ー? あんなん邪道だ邪道」
金剛「ワッツ? 流しそうめんはノーなんデスカー?」
提督「流しそうめんが駄目というか、機械が駄目だな」
金剛「?」
提督「一時間後、庭に出て来い。本当の流しそうめんという物を見せてやるよ」
~一時間後・庭~
金剛「提督のお誘い楽しみネー!」
提督「金剛、遅かったな」
金剛「遅かった? でも、時間通りですヨー?」
提督「他の三人に比べてな」
金剛「……わかってたネー」
提督「流しそうめん機ー? あんなん邪道だ邪道」
金剛「ワッツ? 流しそうめんはノーなんデスカー?」
提督「流しそうめんが駄目というか、機械が駄目だな」
金剛「?」
提督「一時間後、庭に出て来い。本当の流しそうめんという物を見せてやるよ」
~一時間後・庭~
金剛「提督のお誘い楽しみネー!」
提督「金剛、遅かったな」
金剛「遅かった? でも、時間通りですヨー?」
提督「他の三人に比べてな」
金剛「……わかってたネー」
霧島「それで、私も本当の流しそうめんという物に興味があるのだけれど」
榛名「榛名、気になります!」
提督「いや、興味を誘う為に大げさに言っただけで、実際大したことは無いんだが……竹で作った流し台だ」
比叡「ひえー、こんなので流したら、落ちちゃいますよ」
提督「もちろん下には受け皿を使う。水を流す用意も出来ている。ついでにコンロを用意してゆでながら流すこともできるぞ!」
霧島「用意周到ですね。まるで、始めから準備していたような……」
提督「皿と箸は持ったか。じゃあ、一束目流すぞー」
霧島「いつものスルーですか」
提督「それ」スッ
ポチャン
提督「……全員なんで手を出さない!?」
榛名「榛名、気になります!」
提督「いや、興味を誘う為に大げさに言っただけで、実際大したことは無いんだが……竹で作った流し台だ」
比叡「ひえー、こんなので流したら、落ちちゃいますよ」
提督「もちろん下には受け皿を使う。水を流す用意も出来ている。ついでにコンロを用意してゆでながら流すこともできるぞ!」
霧島「用意周到ですね。まるで、始めから準備していたような……」
提督「皿と箸は持ったか。じゃあ、一束目流すぞー」
霧島「いつものスルーですか」
提督「それ」スッ
ポチャン
提督「……全員なんで手を出さない!?」
榛名「その、どうやってとればいいのか……」
霧島「思ったより早かったもので」
比叡「金剛お姉様、お先にどうぞ!」
金剛「つ、次は絶対にとりマース!」
提督「わかった、じゃあ次流すぞ。そうだな……俺の愛(そうめん)を、受け取れ!」スッ
霧島「何ですかそれ」
提督「掛け声あった方が盛り上がるかなと」
比叡「逆に取りたくなくなると思います!」
提督「比叡は正直だな。お前の分はもう流さん」
比叡「ひえー!」
提督「それで、流した分は……」
金剛「……」ガチッ
榛名「……」ガチッ
提督「二人箸はマナー違反だからな」
霧島「思ったより早かったもので」
比叡「金剛お姉様、お先にどうぞ!」
金剛「つ、次は絶対にとりマース!」
提督「わかった、じゃあ次流すぞ。そうだな……俺の愛(そうめん)を、受け取れ!」スッ
霧島「何ですかそれ」
提督「掛け声あった方が盛り上がるかなと」
比叡「逆に取りたくなくなると思います!」
提督「比叡は正直だな。お前の分はもう流さん」
比叡「ひえー!」
提督「それで、流した分は……」
金剛「……」ガチッ
榛名「……」ガチッ
提督「二人箸はマナー違反だからな」
―執務室―
提督「四人共満足そうに片づけを手伝ってくれたし、成功かな」
提督「だが一番の予想外は、皆量を食べて俺の分が無かったことだ」
↓2
提督「四人共満足そうに片づけを手伝ってくれたし、成功かな」
提督「だが一番の予想外は、皆量を食べて俺の分が無かったことだ」
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