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元スレ提督「安価でよりみんなと遊ぶ」
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提督「しかし、今日はきれいな月が出ているな」
鳳翔「あら、それは提督がよく仰っている意味で言ってるんですか?」
提督「なっ……ったく、鳳翔が冗談を言うとは思わなかった」
鳳翔「意外と茶目っ気があるって言われるんですよ」
提督「そりゃ、その評価は案外正しいのかもな」
鳳翔「ふふ……でも、私として本気で言って貰ってもかまいませんよ」
提督「はいはい冗談冗談。あんまりからかうな」
鳳翔「ふふ、すみません」
提督「あんまりそう言うことを外で言うなよ。シャレにならん」
鳳翔「はい、気を付けます」
鳳翔「あら、それは提督がよく仰っている意味で言ってるんですか?」
提督「なっ……ったく、鳳翔が冗談を言うとは思わなかった」
鳳翔「意外と茶目っ気があるって言われるんですよ」
提督「そりゃ、その評価は案外正しいのかもな」
鳳翔「ふふ……でも、私として本気で言って貰ってもかまいませんよ」
提督「はいはい冗談冗談。あんまりからかうな」
鳳翔「ふふ、すみません」
提督「あんまりそう言うことを外で言うなよ。シャレにならん」
鳳翔「はい、気を付けます」
~~~~~~~~
提督「最近月を見る事が多くなったな……」
鳳翔「この季節、とても綺麗に見えますからね」
提督「確かに、それもまた一つの理由かもな」
鳳翔「……そうですね」
提督「それに……っと、つまみがなくなったな。少しペースが速すぎたみたいだ」
鳳翔「追加、いりますか?」
提督「そうだな、今日はもうちょっと風に当たっておきたい」
鳳翔「では、今から作ってきますね。追加のお酒も持ってきます」
提督「ありがとう鳳翔」
鳳翔「いえ、これくらい当然ですよ」
提督「……それで、本当に偶然か」
鳳翔「偶然、で良いではないですか」
提督「……ま、いいけどな」
提督「最近月を見る事が多くなったな……」
鳳翔「この季節、とても綺麗に見えますからね」
提督「確かに、それもまた一つの理由かもな」
鳳翔「……そうですね」
提督「それに……っと、つまみがなくなったな。少しペースが速すぎたみたいだ」
鳳翔「追加、いりますか?」
提督「そうだな、今日はもうちょっと風に当たっておきたい」
鳳翔「では、今から作ってきますね。追加のお酒も持ってきます」
提督「ありがとう鳳翔」
鳳翔「いえ、これくらい当然ですよ」
提督「……それで、本当に偶然か」
鳳翔「偶然、で良いではないですか」
提督「……ま、いいけどな」
―執務室―
提督「月見、は今回あんまりしてなかったか」
提督「しかし、鳳翔は甲斐甲斐しい。あれを秘書官に一欠けらでも分けてあげられないだろうか」
↓2
提督「月見、は今回あんまりしてなかったか」
提督「しかし、鳳翔は甲斐甲斐しい。あれを秘書官に一欠けらでも分けてあげられないだろうか」
↓2
―金剛型の部屋―
提督「一緒に夜釣りをしよう!」
金剛「夜釣り、デスカー?」
霧島「またどうして」
提督「海軍たるもの釣りもできるようにしておくのは当たり前だろう!」
霧島「本音では?」
提督「秋の夜釣りはいろいろ釣れるから、楽しそうだろ!」
榛名「本当に正直ですね」
比叡「私は金剛お姉さまが行くのであれば!」
霧島「私はパスさせてもらいます」
金剛「何言ってるネー! 私たちもみんなで行きまショー!」
提督「よしきた! では、用意してるから日付が変わる前に集合だ!」
榛名「わ、わかりました」
金剛「楽しみデース!」
霧島「……はぁ、いいですけど」
提督「一緒に夜釣りをしよう!」
金剛「夜釣り、デスカー?」
霧島「またどうして」
提督「海軍たるもの釣りもできるようにしておくのは当たり前だろう!」
霧島「本音では?」
提督「秋の夜釣りはいろいろ釣れるから、楽しそうだろ!」
榛名「本当に正直ですね」
比叡「私は金剛お姉さまが行くのであれば!」
霧島「私はパスさせてもらいます」
金剛「何言ってるネー! 私たちもみんなで行きまショー!」
提督「よしきた! では、用意してるから日付が変わる前に集合だ!」
榛名「わ、わかりました」
金剛「楽しみデース!」
霧島「……はぁ、いいですけど」
―母港―
提督「……」
榛名「調子はどうですか?」
提督「榛名か。どうやら俺は才能がないようだ」
榛名「あはは……」
金剛「少し遅くなったデース!」
提督「問題はない。夜は長いからな」
霧島「道具は揃えてあるんですよね」
提督「釣竿やら餌やら料理器具やらな」
霧島「……料理器具?」
提督「夜は長いし、釣った魚を捌いたり焼いたりするのに必要だろ」
榛名「でも、さっきから釣れていないご様子ですが……」
提督「う゛っ」
比叡「榛名って、さりげなく傷を抉ったりするよね」
榛名「え?」
提督「……」
榛名「調子はどうですか?」
提督「榛名か。どうやら俺は才能がないようだ」
榛名「あはは……」
金剛「少し遅くなったデース!」
提督「問題はない。夜は長いからな」
霧島「道具は揃えてあるんですよね」
提督「釣竿やら餌やら料理器具やらな」
霧島「……料理器具?」
提督「夜は長いし、釣った魚を捌いたり焼いたりするのに必要だろ」
榛名「でも、さっきから釣れていないご様子ですが……」
提督「う゛っ」
比叡「榛名って、さりげなく傷を抉ったりするよね」
榛名「え?」
~~~~~~~~
金剛「オゥ、アナゴデース」
比叡「流石です、お姉さま!」
霧島「アナゴも釣れるんですね」
榛名「いろいろな種類のお魚が釣れますね」
提督「ふーん」
金剛「提督が淡白デース」
比叡「どことなく荒んでますね」
提督「荒んでいるつもりはないが……お前たちがあまりに釣れすぎているせいでな」
霧島「嫉妬ですか」
提督「いや、そのせいで用意しておいた肉を焼くスペースがない」
霧島「なぜ焼肉……」
提督「まあ、釣れるのは悪いことじゃない。適当なタイミングで焼くさ」
榛名「ちゃんと焼くつもりではあるんですね」
比叡(餌つけてないし、釣るつもりはなさそうですけど)
金剛「オゥ、アナゴデース」
比叡「流石です、お姉さま!」
霧島「アナゴも釣れるんですね」
榛名「いろいろな種類のお魚が釣れますね」
提督「ふーん」
金剛「提督が淡白デース」
比叡「どことなく荒んでますね」
提督「荒んでいるつもりはないが……お前たちがあまりに釣れすぎているせいでな」
霧島「嫉妬ですか」
提督「いや、そのせいで用意しておいた肉を焼くスペースがない」
霧島「なぜ焼肉……」
提督「まあ、釣れるのは悪いことじゃない。適当なタイミングで焼くさ」
榛名「ちゃんと焼くつもりではあるんですね」
比叡(餌つけてないし、釣るつもりはなさそうですけど)
―執務室―
提督「釣りは待ち時間の方が好きだったり。いや、待ち時間しかなかったけど」
提督「そもそも、あいつらがバンバン釣るのが悪い。初心者っぽかったのにあんなに釣れるとは……」
下2
提督「釣りは待ち時間の方が好きだったり。いや、待ち時間しかなかったけど」
提督「そもそも、あいつらがバンバン釣るのが悪い。初心者っぽかったのにあんなに釣れるとは……」
下2
―動物園―
提督「早くペンギンに会いたいぜ!」
朝潮「司令官はペンギン好きって本当だったんですね」
提督「ペンギン可愛いからな!」
朝潮「そうですね、ペンギンは可愛いです」
提督「まあでも、ペンギンに会いに行くのは後でもいいんだぞ」
朝潮「そうなんですか? 我慢しなくてもいいんですよ」
提督「いやいや、朝潮に楽しんでほしくて来たのに、俺だけ楽しんだら意味ないだろ」
朝潮「あ、ありがとうございます」
提督(ペンギンの行進は午後からだしな)
朝潮(司令官、優しいです)
提督「早くペンギンに会いたいぜ!」
朝潮「司令官はペンギン好きって本当だったんですね」
提督「ペンギン可愛いからな!」
朝潮「そうですね、ペンギンは可愛いです」
提督「まあでも、ペンギンに会いに行くのは後でもいいんだぞ」
朝潮「そうなんですか? 我慢しなくてもいいんですよ」
提督「いやいや、朝潮に楽しんでほしくて来たのに、俺だけ楽しんだら意味ないだろ」
朝潮「あ、ありがとうございます」
提督(ペンギンの行進は午後からだしな)
朝潮(司令官、優しいです)
~~~~~~~~
朝潮「見てください司令官、このうさぎふわふわです」
提督「うさぎだしな。しかし、触れ合いコーナーなんてものもあったのか」
朝潮「司令官は触らないんですか?」
提督「いや、どうせだからな」ナデナデ
朝潮「どうですか?」
提督「……感動した」
朝潮「感動ですか?」
提督「俺に撫でられても嫌悪感を示さない動物がいるとは……」
朝潮「そ、そうですか。司令官はむしろ、好かれそうだと思うんですけど」
提督「そうかなぁ……」ナデナデ
朝潮「……あの、どうして私の頭をなでるんですか?」
提督「確認」
朝潮「わ、私で確認になるのであれば、どうぞ」
朝潮「見てください司令官、このうさぎふわふわです」
提督「うさぎだしな。しかし、触れ合いコーナーなんてものもあったのか」
朝潮「司令官は触らないんですか?」
提督「いや、どうせだからな」ナデナデ
朝潮「どうですか?」
提督「……感動した」
朝潮「感動ですか?」
提督「俺に撫でられても嫌悪感を示さない動物がいるとは……」
朝潮「そ、そうですか。司令官はむしろ、好かれそうだと思うんですけど」
提督「そうかなぁ……」ナデナデ
朝潮「……あの、どうして私の頭をなでるんですか?」
提督「確認」
朝潮「わ、私で確認になるのであれば、どうぞ」
~~~~~~~~
朝潮「お土産はどうしようかな……」
提督「とりあえずクッキーあたりを買えばはずれはないぞ」
朝潮「そうですね。そうしましょうか」
提督「あとは人形とか、グッズとか」ヒョイヒョイ
朝潮「そんなに買ってもいいんですか?」
提督「ふっ、欲しいものがあれば金に糸目はつけない」
朝潮「いえ、提督のお財布もですけど、秘書官に怒られるのでは……?」
提督「お、思い出したくない単語を言いやがって……」
朝潮「す、すみません!」
提督「とはいっても、経費さえ使わなければお金についてはノータッチだけど」
朝潮「そうですか、それならよかったです」
提督(……まあ、遊園地とかのグッズはだいたい使うこともなく、なくすことも多いんだけど。すぐにゴミになったらさすがに怒られるから、注意しないと)
朝潮「お土産はどうしようかな……」
提督「とりあえずクッキーあたりを買えばはずれはないぞ」
朝潮「そうですね。そうしましょうか」
提督「あとは人形とか、グッズとか」ヒョイヒョイ
朝潮「そんなに買ってもいいんですか?」
提督「ふっ、欲しいものがあれば金に糸目はつけない」
朝潮「いえ、提督のお財布もですけど、秘書官に怒られるのでは……?」
提督「お、思い出したくない単語を言いやがって……」
朝潮「す、すみません!」
提督「とはいっても、経費さえ使わなければお金についてはノータッチだけど」
朝潮「そうですか、それならよかったです」
提督(……まあ、遊園地とかのグッズはだいたい使うこともなく、なくすことも多いんだけど。すぐにゴミになったらさすがに怒られるから、注意しないと)
―執務室―
提督「無事に帰還」
提督「朝潮も一応楽しんでくれていたかな。結構自由にやっちゃったからなー」
下2
提督「無事に帰還」
提督「朝潮も一応楽しんでくれていたかな。結構自由にやっちゃったからなー」
下2
―演習場―
提督「今日も今日とで流星を飛ばしてるな、速吸」
速吸「はい、私も早く皆さんに追いつきたいですから」
提督「ほうほう。今日の演習で『一発大破された不幸だ』と言っていた戦艦がいると聞いたが」
速吸「た、たまたまですよ!」
提督「そうかたまたまか。じゃあその戦艦にはまぐれで大破されたとチクっておくか」
速吸「次の演習が怖いのでやめてください!」
提督「冗談だ冗談。流石に追撃はかわいそうだ」
速吸「それに私としては、流星も良いですけど、水上機とかも使ってみたいな、とも思うんですけど……」
提督「速吸……まさか、日向の毒牙に……」
速吸「そ、そういうわけではないんですけど」
提督「んー、まあ、それなら次の演習の時には瑞雲をつけてやろう。様々な機体を運用するのも悪くない」
速吸「提督さん……ありがとうございます!」
提督「今日も今日とで流星を飛ばしてるな、速吸」
速吸「はい、私も早く皆さんに追いつきたいですから」
提督「ほうほう。今日の演習で『一発大破された不幸だ』と言っていた戦艦がいると聞いたが」
速吸「た、たまたまですよ!」
提督「そうかたまたまか。じゃあその戦艦にはまぐれで大破されたとチクっておくか」
速吸「次の演習が怖いのでやめてください!」
提督「冗談だ冗談。流石に追撃はかわいそうだ」
速吸「それに私としては、流星も良いですけど、水上機とかも使ってみたいな、とも思うんですけど……」
提督「速吸……まさか、日向の毒牙に……」
速吸「そ、そういうわけではないんですけど」
提督「んー、まあ、それなら次の演習の時には瑞雲をつけてやろう。様々な機体を運用するのも悪くない」
速吸「提督さん……ありがとうございます!」
―最上型の部屋―
提督「――ということがあったんだが」
最上「そうなんだ、いい子だね」
提督「そこで、最上にも聞きたいことがある」
最上「ボクに?」
提督「ぶっちゃけ、最上も流星を使えるんじゃないの?」
最上「……」
提督「だって、あっちは補給艦だぞ。最上は航空巡洋艦。なんであっちが使えてこっちが使えないの?」
最上「提督、彼女の装備とボクの装備は別モノなんだよ」
提督「そうだけど、その装備も妖精さん製だろ。成せばならないのか?」
最上「ならないよ」
提督「えー」
提督「――ということがあったんだが」
最上「そうなんだ、いい子だね」
提督「そこで、最上にも聞きたいことがある」
最上「ボクに?」
提督「ぶっちゃけ、最上も流星を使えるんじゃないの?」
最上「……」
提督「だって、あっちは補給艦だぞ。最上は航空巡洋艦。なんであっちが使えてこっちが使えないの?」
最上「提督、彼女の装備とボクの装備は別モノなんだよ」
提督「そうだけど、その装備も妖精さん製だろ。成せばならないのか?」
最上「ならないよ」
提督「えー」
―工廠―
提督「――と言ってたけど、実際どうなんだ」
夕張「妖精さんの製作した物は謎が多いですから、私のは無理ですよ」
最上「だから言ったじゃないか」
提督「でも、流星拳とかしたくないか?」
最上「したいと思わないけど……というか、流星拳ってなにかな」
提督「そうか……最上は他の航空系と違って謙虚だな」
最上「謙虚というつもりはないんだけどね」
速吸「あ、提督さん。また会いましたね」
提督「同じ鎮守府内にいるしな。ああ、速吸、その艦装を最上がつけたら流星を飛ばせるか?」
最上「まだあきらめないんだね」
速吸「私の艦装をですか? すみませんが、そもそも装備が出来ないと思います」
提督「だよなぁ」
速吸「そういえば提督さん、私の水上機は何を使えばいいですか?」
最上「瑞運とかいいと思うよ」
速吸「そ、即答ですね」
提督(……最上、もしかして飛ばせないんじゃなくて……)
提督「――と言ってたけど、実際どうなんだ」
夕張「妖精さんの製作した物は謎が多いですから、私のは無理ですよ」
最上「だから言ったじゃないか」
提督「でも、流星拳とかしたくないか?」
最上「したいと思わないけど……というか、流星拳ってなにかな」
提督「そうか……最上は他の航空系と違って謙虚だな」
最上「謙虚というつもりはないんだけどね」
速吸「あ、提督さん。また会いましたね」
提督「同じ鎮守府内にいるしな。ああ、速吸、その艦装を最上がつけたら流星を飛ばせるか?」
最上「まだあきらめないんだね」
速吸「私の艦装をですか? すみませんが、そもそも装備が出来ないと思います」
提督「だよなぁ」
速吸「そういえば提督さん、私の水上機は何を使えばいいですか?」
最上「瑞運とかいいと思うよ」
速吸「そ、即答ですね」
提督(……最上、もしかして飛ばせないんじゃなくて……)
―執務室―
提督「勘違いと思いたいが、最上も瑞雲教の一人になったというのか……」
提督「……いや、そんな教ないけどさ」
↓2、
提督「勘違いと思いたいが、最上も瑞雲教の一人になったというのか……」
提督「……いや、そんな教ないけどさ」
↓2、
―秋月型の部屋―
提督「秋月、バーベキューだ!」
秋月「ば、ばーべきゅー?」
提督「なんだ、しらないのか? バーベキューというのは、肉やら野菜などを焼く調理法の事でな」
秋月「そ、そう言う意味じゃないです!」
提督「じゃあ、何を戸惑って……ははあ、もしかして高級な肉とかが出ると思って、躊躇しているんだな」
秋月「ち、違うんですか?」
提督「いや、その通りだけど」
秋月「……」
提督「さて、さっさと行くぞ秋月。もう準備はしているんだ」
秋月「は、はい」
提督「秋月、バーベキューだ!」
秋月「ば、ばーべきゅー?」
提督「なんだ、しらないのか? バーベキューというのは、肉やら野菜などを焼く調理法の事でな」
秋月「そ、そう言う意味じゃないです!」
提督「じゃあ、何を戸惑って……ははあ、もしかして高級な肉とかが出ると思って、躊躇しているんだな」
秋月「ち、違うんですか?」
提督「いや、その通りだけど」
秋月「……」
提督「さて、さっさと行くぞ秋月。もう準備はしているんだ」
秋月「は、はい」
―庭―
秋月「えっと、照月は……」
提督「照月は用事があるから後だと」
秋月「そうですか……」
提督「……そろそろ吹っ切ってくれてもいいんじゃないか?」
秋月「あ、頭では分かっているんですけど、どうにも、困惑の方が強くて……」
提督「難儀な性格してるな」
秋月「で、では焼きましょう。多分、馴れてくるはずですから」
提督「それもそうだな。じゃあ、時間かかりそうな肉から……」
秋月「そういえば、どうして突然バーベキューを?」
提督「そりゃ、前に夜釣りの時に余ったからな」
秋月「夜釣りでどうしてお肉が余ったんですか」
提督「本来余る予定じゃ無かったんだけどな……」
秋月「えっと、照月は……」
提督「照月は用事があるから後だと」
秋月「そうですか……」
提督「……そろそろ吹っ切ってくれてもいいんじゃないか?」
秋月「あ、頭では分かっているんですけど、どうにも、困惑の方が強くて……」
提督「難儀な性格してるな」
秋月「で、では焼きましょう。多分、馴れてくるはずですから」
提督「それもそうだな。じゃあ、時間かかりそうな肉から……」
秋月「そういえば、どうして突然バーベキューを?」
提督「そりゃ、前に夜釣りの時に余ったからな」
秋月「夜釣りでどうしてお肉が余ったんですか」
提督「本来余る予定じゃ無かったんだけどな……」
~~~~~~~~
秋月「司令、この肉生焼けですよ」
提督「おっと、本当だ」
秋月「このかぼちゃはそろそろ取った方が良さそうです。あっ、ここ空いてるから追加でこれも焼いておきましょう」
提督「……いや、本当に馴れたな」
秋月「自分の為、と思うのではなく、誰かの為、と思えば気にならなくなって来ましたから」
提督「少しは自分も食べろよ」
秋月「はい」
照月「あー、先にやってる!」
秋月「大丈夫、まだまだあるから」
提督「高そうな肉は全部いただいたけどな」
照月「提督ー!」
秋月「嘘はだめです、司令」
提督「悪い悪い」
提督(秋月が奉行してるから、先にいただくとかできなかったし)
秋月「司令、この肉生焼けですよ」
提督「おっと、本当だ」
秋月「このかぼちゃはそろそろ取った方が良さそうです。あっ、ここ空いてるから追加でこれも焼いておきましょう」
提督「……いや、本当に馴れたな」
秋月「自分の為、と思うのではなく、誰かの為、と思えば気にならなくなって来ましたから」
提督「少しは自分も食べろよ」
秋月「はい」
照月「あー、先にやってる!」
秋月「大丈夫、まだまだあるから」
提督「高そうな肉は全部いただいたけどな」
照月「提督ー!」
秋月「嘘はだめです、司令」
提督「悪い悪い」
提督(秋月が奉行してるから、先にいただくとかできなかったし)
―執務室―
提督「秋月もノリノリでバーベキューに参加してくれたし、催しとしては成功か」
提督「当初の躊躇も、奉行している間は気にならなかったのだろう」
↓2
提督「秋月もノリノリでバーベキューに参加してくれたし、催しとしては成功か」
提督「当初の躊躇も、奉行している間は気にならなかったのだろう」
↓2
―食堂―
提督「今日の献立は秋刀魚か」
電「司令官さん、奇遇なのです」
提督「電か。奇遇ついでに、一緒に食べるか?」
電「……こっちなのです」スタスタ
提督「え、今露骨に嫌そうな顔しなかった?」
電「気のせいなのです」
暁「電、ようやく来たのね」
雷「あら、司令官も! ええと、開いている席は……」
響「……」スッ
提督「さりげなく譲ってくれてありがとな、響」
響「司令官が真ん中に来た方が、皆も喜ぶだろうしね」
暁「皆って、私は違うわよ!」
電「ありきたりな反応なのです」
提督「変な事言うなよ響。それよりさっさと食べようぜ」
響「そうだね」
提督「今日の献立は秋刀魚か」
電「司令官さん、奇遇なのです」
提督「電か。奇遇ついでに、一緒に食べるか?」
電「……こっちなのです」スタスタ
提督「え、今露骨に嫌そうな顔しなかった?」
電「気のせいなのです」
暁「電、ようやく来たのね」
雷「あら、司令官も! ええと、開いている席は……」
響「……」スッ
提督「さりげなく譲ってくれてありがとな、響」
響「司令官が真ん中に来た方が、皆も喜ぶだろうしね」
暁「皆って、私は違うわよ!」
電「ありきたりな反応なのです」
提督「変な事言うなよ響。それよりさっさと食べようぜ」
響「そうだね」
暁「むー……いただきます」
雷「あっ、司令官、私が秋刀魚を食べさせてあげるわよ!」
提督「いやいや、わざわざいいよ」
雷「そう? 遠慮しなくてもいいのよ?」
提督「それに、秋刀魚は結構食べやすい魚だしな」
響「?」
暁「えっ」
雷「そうなの?」
提督「響も食べ方知らないのか、意外だな」
響「ほら、私は一応ロシアの記憶もあるからさ……」
電「完全にいいわけなのです」
提督「電は知ってるのか?」
電「前に調べたことがあるのです」
雷「あっ、司令官、私が秋刀魚を食べさせてあげるわよ!」
提督「いやいや、わざわざいいよ」
雷「そう? 遠慮しなくてもいいのよ?」
提督「それに、秋刀魚は結構食べやすい魚だしな」
響「?」
暁「えっ」
雷「そうなの?」
提督「響も食べ方知らないのか、意外だな」
響「ほら、私は一応ロシアの記憶もあるからさ……」
電「完全にいいわけなのです」
提督「電は知ってるのか?」
電「前に調べたことがあるのです」
提督「ふーん、まあ、知らない三人のために適当に教えるか」
暁「し、知らない訳じゃ無いわよ!」
提督「今更そういうのいいから。まず、頭から尾にかけて、背中に切れ込みを入れるんだ」
電「力を入れなくても、スッと入るのです」
響「へぇ……」
提督「そして、上を頭の方から綺麗に剥がして食べる。次に、下の方だ」
暁「下の方……」
雷「暁はお腹の方は苦くて嫌いなのよね」
暁「あ、あんなもの楽勝だし!」
提督「食べれないのなら左上においとくのがマナーだ。骨も同様に左上だ。そして、裏面を食べる時は、大きな骨を尻尾の方から取る」
響「後は普通に食べればいいんだね」
電「なのです」
提督「というわけで、簡単な講義終了。鎮守府じゃ食べる順番とか気にしなくて良いけどな」
暁「暁としては、司令官がマナーを知っていたことが驚きだわ」
提督「一応提督だし。そもそも暁にマナーとか言われてもなぁ……」
暁「な、何よ!」
暁「し、知らない訳じゃ無いわよ!」
提督「今更そういうのいいから。まず、頭から尾にかけて、背中に切れ込みを入れるんだ」
電「力を入れなくても、スッと入るのです」
響「へぇ……」
提督「そして、上を頭の方から綺麗に剥がして食べる。次に、下の方だ」
暁「下の方……」
雷「暁はお腹の方は苦くて嫌いなのよね」
暁「あ、あんなもの楽勝だし!」
提督「食べれないのなら左上においとくのがマナーだ。骨も同様に左上だ。そして、裏面を食べる時は、大きな骨を尻尾の方から取る」
響「後は普通に食べればいいんだね」
電「なのです」
提督「というわけで、簡単な講義終了。鎮守府じゃ食べる順番とか気にしなくて良いけどな」
暁「暁としては、司令官がマナーを知っていたことが驚きだわ」
提督「一応提督だし。そもそも暁にマナーとか言われてもなぁ……」
暁「な、何よ!」
―執務室―
提督「暁以外は今後も使っていきそうだ。暁は忘れそうだが」
提督「まあ、マナー以前に食べやすく片づけやすいから、焼き魚全般はこの食べ方が良いのだけど」
↓2
提督「暁以外は今後も使っていきそうだ。暁は忘れそうだが」
提督「まあ、マナー以前に食べやすく片づけやすいから、焼き魚全般はこの食べ方が良いのだけど」
↓2
~運動会前日~
提督「明日ようやく運動会が始まるぞ!」
霞「そうね」
提督「いやー、楽しみで眠れないね!」
霞「そうね」
提督「おいおい秘書官さんよー、言葉に気持ちがこもってないぜー!」
霞「あんたが楽しみにしすぎなだけよ」
提督「そりゃ、鎮守府での一大イベントなんて、なかなかないだろ!」
霞「旅行とか行ったことはあるけど……確かにないわね」
提督「だろ。だから楽しみだなー」
霞(……だいたいこのパターンでいえば……)
提督「明日ようやく運動会が始まるぞ!」
霞「そうね」
提督「いやー、楽しみで眠れないね!」
霞「そうね」
提督「おいおい秘書官さんよー、言葉に気持ちがこもってないぜー!」
霞「あんたが楽しみにしすぎなだけよ」
提督「そりゃ、鎮守府での一大イベントなんて、なかなかないだろ!」
霞「旅行とか行ったことはあるけど……確かにないわね」
提督「だろ。だから楽しみだなー」
霞(……だいたいこのパターンでいえば……)
~当日~
ザーザー
提督「……」
霞「……」
提督「……よし、運動会始めるか」
霞「外を見なさい。見えないのなら教えてあげるわ、今日は雨よ」
提督「わー!! 聞きたくないぞー!!」
霞「あんたが何を言おうと、現実は変わらないわよ」
提督「……室内で行うとか」
霞「これだけの数の人数を収められる部屋があるなら教えてほしいわね」
提督「ダメかー」
霞「ダメね」
提督「……もしかして、本当に運動会終わり?」
霞「そんなわけないじゃない。いくら身内行事といっても、みんなからブーイングが出るわよ」
提督「つまり……!」
霞「来週までにはするわよ。心配しなくても」
提督「やったー!」
霞「はいはい、喜ぶのはいいからさっさと仕事をなさい」
ザーザー
提督「……」
霞「……」
提督「……よし、運動会始めるか」
霞「外を見なさい。見えないのなら教えてあげるわ、今日は雨よ」
提督「わー!! 聞きたくないぞー!!」
霞「あんたが何を言おうと、現実は変わらないわよ」
提督「……室内で行うとか」
霞「これだけの数の人数を収められる部屋があるなら教えてほしいわね」
提督「ダメかー」
霞「ダメね」
提督「……もしかして、本当に運動会終わり?」
霞「そんなわけないじゃない。いくら身内行事といっても、みんなからブーイングが出るわよ」
提督「つまり……!」
霞「来週までにはするわよ。心配しなくても」
提督「やったー!」
霞「はいはい、喜ぶのはいいからさっさと仕事をなさい」
~~~~~~~~
青葉「なるほど、ということは、数日中に行うんですね」
提督「秘書官はそういってた」
青葉「ふむふむ、では、そのように通達しておきますね!」
提督「いやー、広報はまかせてるよ、青葉」
青葉「青葉だって、ネタになりそうなことは手伝いますからね!」
提督「ところで、今日が雨でガッカリしている奴はいるのか?」
青葉「それはそうですよ。駆逐艦の子も大なり小なりガッカリしてますし、戦艦の方も落ち込んでいる様子でした」
提督「だよな。うん、俺だけが楽しみにしていた訳じゃ無い」
青葉「? まあ、このくらいで青葉は失礼します」
青葉「なるほど、ということは、数日中に行うんですね」
提督「秘書官はそういってた」
青葉「ふむふむ、では、そのように通達しておきますね!」
提督「いやー、広報はまかせてるよ、青葉」
青葉「青葉だって、ネタになりそうなことは手伝いますからね!」
提督「ところで、今日が雨でガッカリしている奴はいるのか?」
青葉「それはそうですよ。駆逐艦の子も大なり小なりガッカリしてますし、戦艦の方も落ち込んでいる様子でした」
提督「だよな。うん、俺だけが楽しみにしていた訳じゃ無い」
青葉「? まあ、このくらいで青葉は失礼します」
バタン
提督「……そんなわけで、少し延期にはなったが、無事開催されるらしい」
提督「それまでに体力つけとかなくちゃな。鎮守府トップが運動不足とかシャレにならん」
下2
提督「……そんなわけで、少し延期にはなったが、無事開催されるらしい」
提督「それまでに体力つけとかなくちゃな。鎮守府トップが運動不足とかシャレにならん」
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