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元スレ提督「安価でよりみんなと遊ぶ」
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―執務室―
提督「結果佳作。磯波の方が評価としては上だった」
提督「同じようなもの描いたし、単純にクオリティの差で負けたっぽい」
↓2
提督「結果佳作。磯波の方が評価としては上だった」
提督「同じようなもの描いたし、単純にクオリティの差で負けたっぽい」
↓2
―果樹園―
提督「秋の味覚の一つ、リンゴ狩りに来ました!」
利根「リンゴ狩り……つまり食べ放題じゃな!」
提督「そう、園内なら食べ放題! でもごみのポイ捨ては駄目だぞ」
利根「わ、分かっておる!」
筑摩「姉さん、一つ剥いておきましたよ」
利根「おお、ありがたい。筑摩は気が利くな」
提督「筑摩、俺の分は?」
筑摩「はい、どうぞ」スッ
提督「……これ、ただの果物ナイフに見えるんだけど?」
筑摩「自分の好みで切られた方が良いかと思いまして」
提督「うん……知ってた……筑摩はそういう子だよね……」
利根「なんじゃ、落ち込んで」
提督「落ち込んでないし。再確認してただけだし」
提督「秋の味覚の一つ、リンゴ狩りに来ました!」
利根「リンゴ狩り……つまり食べ放題じゃな!」
提督「そう、園内なら食べ放題! でもごみのポイ捨ては駄目だぞ」
利根「わ、分かっておる!」
筑摩「姉さん、一つ剥いておきましたよ」
利根「おお、ありがたい。筑摩は気が利くな」
提督「筑摩、俺の分は?」
筑摩「はい、どうぞ」スッ
提督「……これ、ただの果物ナイフに見えるんだけど?」
筑摩「自分の好みで切られた方が良いかと思いまして」
提督「うん……知ってた……筑摩はそういう子だよね……」
利根「なんじゃ、落ち込んで」
提督「落ち込んでないし。再確認してただけだし」
利根「……むう、でもあんまり甘くないのじゃ」
提督「そうなのか?」
利根「ほれ、口を開けてみい」
提督「あーん」
利根「一つとって……ほれ」スッ
筑摩(! 姉さんが、提督に向かって、あーんを……!)
利根「どうじゃ」
提督「ムグ……たしかに、甘さが足りてないな」
利根「まだ季節じゃないからか?」
提督「いや、リンゴは今が旬だし、少々外れてても美味しく食べられたりするものだが……おそらく、筑摩が選んだものがまずかったんじゃないか?」
筑摩「……」
利根「はっ……提督、謝るのじゃ!」
提督「すみませんでした筑摩さん!」
筑摩「いえ、実際はずれを選んだのは事実なので……ただ、姉さんに甘みが足りてないリンゴを差し上げたことが……」
提督(おい利根、こんなにシスコンだったか?)
利根(筑摩もリンゴ狩りは初めてじゃろうし、テンションが上がってるだけではないか?)
提督(なるほど)
提督「そうなのか?」
利根「ほれ、口を開けてみい」
提督「あーん」
利根「一つとって……ほれ」スッ
筑摩(! 姉さんが、提督に向かって、あーんを……!)
利根「どうじゃ」
提督「ムグ……たしかに、甘さが足りてないな」
利根「まだ季節じゃないからか?」
提督「いや、リンゴは今が旬だし、少々外れてても美味しく食べられたりするものだが……おそらく、筑摩が選んだものがまずかったんじゃないか?」
筑摩「……」
利根「はっ……提督、謝るのじゃ!」
提督「すみませんでした筑摩さん!」
筑摩「いえ、実際はずれを選んだのは事実なので……ただ、姉さんに甘みが足りてないリンゴを差し上げたことが……」
提督(おい利根、こんなにシスコンだったか?)
利根(筑摩もリンゴ狩りは初めてじゃろうし、テンションが上がってるだけではないか?)
提督(なるほど)
提督「……さて、落ち込むのはそれくらいにして、今度は甘そうなリンゴを探してみるとするか」
利根「分かるのか?」
提督「ちっちっち、リンゴは赤く、下の方が未熟な時より黄色くなっているのが良いんだ」
利根「ほう、よく知っておるの」
提督「って、ガイドブックに書いてあった」
利根「少し感じた尊敬の念を返すのじゃ」
筑摩「でも、意外と難しいんじゃないですか?」
提督「まあ、野菜を買う主婦のように、経験がものを言う所でもあるからな。でも、ここはどこだ?」
筑摩「果樹園?」
提督「筑摩から天然な答えが返ってくるとは思わなかった」
利根「筑摩は意外と天ね……た、食べ放題じゃな! ここは!」
提督「そ、そうだ。だから、少々の失敗を恐れず、甘い物を見定めれるようになろうか!」
利根「おー!」
提督(失敗続きで恥ずかしいのか、筑摩の目が笑ってなかった……)
利根(あの状態からつつくと、長い説教が始まるから注意が必要じゃな……)
利根「分かるのか?」
提督「ちっちっち、リンゴは赤く、下の方が未熟な時より黄色くなっているのが良いんだ」
利根「ほう、よく知っておるの」
提督「って、ガイドブックに書いてあった」
利根「少し感じた尊敬の念を返すのじゃ」
筑摩「でも、意外と難しいんじゃないですか?」
提督「まあ、野菜を買う主婦のように、経験がものを言う所でもあるからな。でも、ここはどこだ?」
筑摩「果樹園?」
提督「筑摩から天然な答えが返ってくるとは思わなかった」
利根「筑摩は意外と天ね……た、食べ放題じゃな! ここは!」
提督「そ、そうだ。だから、少々の失敗を恐れず、甘い物を見定めれるようになろうか!」
利根「おー!」
提督(失敗続きで恥ずかしいのか、筑摩の目が笑ってなかった……)
利根(あの状態からつつくと、長い説教が始まるから注意が必要じゃな……)
―執務室―
提督「概ねあたりが分かるようになったところで、飽きて終了」
提督「リンゴは意外と数が食べられない気がする。お腹にもたまるし」
↓2
提督「概ねあたりが分かるようになったところで、飽きて終了」
提督「リンゴは意外と数が食べられない気がする。お腹にもたまるし」
↓2
提督「リベッチオリベッチオ」
リベッチオ「なーに、提督さん?」
提督「パスタの作り方を覚えたから、ご馳走しようと思う」
リベッチオ「いいの? わーい、提督さんのご飯大好き!」
提督「よしよし。じゃあ、鳳翔の店にきてくれ」
リベッチオ「うん! ……ほうしょうのみせって何?」
提督「……ああ、そういえばリベッチオは最近来たばかりだから知らないのも当然か。じゃあ、着いて来て」
リベッチオ「分かった! でもどうして食堂じゃないの?」
提督「昼時だと人が多いからな、食堂は」
リベッチオ「なーに、提督さん?」
提督「パスタの作り方を覚えたから、ご馳走しようと思う」
リベッチオ「いいの? わーい、提督さんのご飯大好き!」
提督「よしよし。じゃあ、鳳翔の店にきてくれ」
リベッチオ「うん! ……ほうしょうのみせって何?」
提督「……ああ、そういえばリベッチオは最近来たばかりだから知らないのも当然か。じゃあ、着いて来て」
リベッチオ「分かった! でもどうして食堂じゃないの?」
提督「昼時だと人が多いからな、食堂は」
―鳳翔の店―
提督「――というわけで、完成品だ」
リベッチオ「わぁー! おいしそー!」
提督「今回のパスタはリットリオやローマにも手伝って……」
リベッチオ「むぐむぐ、むぐむぐ」
提督「……もう食べてる」
龍鳳「提督の説明は長いですからね。はい、お茶です」
提督「そんなにかなー……そもそも聞く耳すらなかったわけだし……」
リベッチオ「……!」
提督「ん、どうだ?」
リベッチオ「なんだか、最近食べたのより甘くない!」
提督「ああ、だからこれはリットリオや――」
リベッチオ「むぐむぐ」
提督(これ嫌われてるわけじゃないよね)
提督「――というわけで、完成品だ」
リベッチオ「わぁー! おいしそー!」
提督「今回のパスタはリットリオやローマにも手伝って……」
リベッチオ「むぐむぐ、むぐむぐ」
提督「……もう食べてる」
龍鳳「提督の説明は長いですからね。はい、お茶です」
提督「そんなにかなー……そもそも聞く耳すらなかったわけだし……」
リベッチオ「……!」
提督「ん、どうだ?」
リベッチオ「なんだか、最近食べたのより甘くない!」
提督「ああ、だからこれはリットリオや――」
リベッチオ「むぐむぐ」
提督(これ嫌われてるわけじゃないよね)
リベッチオ「提督さん、料理上手!」
提督「あ、うん、だろ」
リベッチオ「マミーヤより美味しいかも……!」
提督「それは無いと思うけど……いや、なるべく本場っぽく作ったから、口に合うのかも。人柱もいるし」
リベッチオ「リベは毎日これでもいーよ!」
提督「それは俺の負担がやばいから勘弁」
鳳翔「私でもいいのならば、お作りしますよ?」
リベッチオ「ほんとう? ありがとう、ホーショーさん!」
鳳翔「ふふ、わかりました」
提督(俺じゃなくてもいいのね……いや、そっちのほうがありがたいけど)
リベッチオ「でも、たまにでいいから、提督さんも作ってくれると、うれしいな」
提督「……たまにはな」
龍鳳(提督のデレ、久しぶりに見ました)
提督「あ、うん、だろ」
リベッチオ「マミーヤより美味しいかも……!」
提督「それは無いと思うけど……いや、なるべく本場っぽく作ったから、口に合うのかも。人柱もいるし」
リベッチオ「リベは毎日これでもいーよ!」
提督「それは俺の負担がやばいから勘弁」
鳳翔「私でもいいのならば、お作りしますよ?」
リベッチオ「ほんとう? ありがとう、ホーショーさん!」
鳳翔「ふふ、わかりました」
提督(俺じゃなくてもいいのね……いや、そっちのほうがありがたいけど)
リベッチオ「でも、たまにでいいから、提督さんも作ってくれると、うれしいな」
提督「……たまにはな」
龍鳳(提督のデレ、久しぶりに見ました)
―執務室―
提督「トマトを主に使ってソースを作った。それだけでもリットリオとローマに認められるまで厳しかったが」
提督「というか、実物知らないからなぁ……二人も詳しくないから、ただ単に日本のパスタを口に合わせただけって感じだな」
↓2
提督「トマトを主に使ってソースを作った。それだけでもリットリオとローマに認められるまで厳しかったが」
提督「というか、実物知らないからなぁ……二人も詳しくないから、ただ単に日本のパスタを口に合わせただけって感じだな」
↓2
―中庭―
レーベ「ほらほらー」
提督「おやレーベ、何をしているんだね」
レーベ「うん、なんだか買ってる猫の機嫌が悪くて……」
提督「猫ぉ? そういえば、いつの間にか飼ってたっけ」
レーベ「少し前からね」
提督「一応軍の基地なんだが、動物を飼うのは……」
レーベ「駄目なの?」
提督「……いや、うちもペットっぽいの沢山いるし、今更だな」
レーベ「……提督も猫を触ってみる? 可愛いよ?」
提督「そうだな、ちょっとだけ……」スッ
猫<バッ
提督「……この猫警戒心強いんだけど」
レーベ「猫はそういうものだから」
レーベ「ほらほらー」
提督「おやレーベ、何をしているんだね」
レーベ「うん、なんだか買ってる猫の機嫌が悪くて……」
提督「猫ぉ? そういえば、いつの間にか飼ってたっけ」
レーベ「少し前からね」
提督「一応軍の基地なんだが、動物を飼うのは……」
レーベ「駄目なの?」
提督「……いや、うちもペットっぽいの沢山いるし、今更だな」
レーベ「……提督も猫を触ってみる? 可愛いよ?」
提督「そうだな、ちょっとだけ……」スッ
猫<バッ
提督「……この猫警戒心強いんだけど」
レーベ「猫はそういうものだから」
提督「ならば、この猫じゃらしが相手だ!」
レーベ「よく持ってたね」
提督「多摩相手に使うことあるしな。ほれほれ~」
猫<ダッ
提督「……なんで逃げられるんだ」
レーベ「猫ってそういうものだから」
提督「とりあえずそれで済まそうと思ってないか?」
レーベ「マックス達はすぐに懐かれたのにねー」
猫<ニャー
提督「くっ、何か通じ合ってる様を見せつけられるのが辛い!」
レーベ「よく持ってたね」
提督「多摩相手に使うことあるしな。ほれほれ~」
猫<ダッ
提督「……なんで逃げられるんだ」
レーベ「猫ってそういうものだから」
提督「とりあえずそれで済まそうと思ってないか?」
レーベ「マックス達はすぐに懐かれたのにねー」
猫<ニャー
提督「くっ、何か通じ合ってる様を見せつけられるのが辛い!」
レーベ「じゃあ、僕が持っててあげるから撫でてみる?」
提督「いや、それは俺のプライドが許さん。嫌がるのに無理矢理と言うのは、俺の性に合わない」
レーベ「……」
提督「ん? どうかしたか?」
レーベ「あ、ううん。なんでもない」
レーベ(噂じゃよく強引だって言われてるんだけど……)
提督「……よし、将を射るならまず馬と言う。レーベ、遊びに行こう!」
レーベ「え、遊びに? うん、いいよ」
提督「よし、手始めに公園だ。今日は屋台が来てるはず!」グイッ
レーベ「あっ」
猫<シャー ガリッ
提督「痛ぁっ!」
レーベ「だ、駄目だよオスカー!」
提督「引っかかれるなんて、今日は不幸だ……」トボトボ
レーベ「提督……そうだ、まだお昼の餌あげて無かったんだ。だから、機嫌が悪かったんだね」
猫<ニャー
提督「いや、それは俺のプライドが許さん。嫌がるのに無理矢理と言うのは、俺の性に合わない」
レーベ「……」
提督「ん? どうかしたか?」
レーベ「あ、ううん。なんでもない」
レーベ(噂じゃよく強引だって言われてるんだけど……)
提督「……よし、将を射るならまず馬と言う。レーベ、遊びに行こう!」
レーベ「え、遊びに? うん、いいよ」
提督「よし、手始めに公園だ。今日は屋台が来てるはず!」グイッ
レーベ「あっ」
猫<シャー ガリッ
提督「痛ぁっ!」
レーベ「だ、駄目だよオスカー!」
提督「引っかかれるなんて、今日は不幸だ……」トボトボ
レーベ「提督……そうだ、まだお昼の餌あげて無かったんだ。だから、機嫌が悪かったんだね」
猫<ニャー
―執務室―
提督「くぅ、猫のひっかき結構痛いんだよ……痕に残るほどじゃなかったけど」
提督「というか、さっきのことを山城に話したら鼻で笑われたのが一番つらい」
↓2
提督「くぅ、猫のひっかき結構痛いんだよ……痕に残るほどじゃなかったけど」
提督「というか、さっきのことを山城に話したら鼻で笑われたのが一番つらい」
↓2
―廊下―
曙「このクソ提督!」ダッ
提督「ああ……」
漣「あらら、また逃げられちゃいましたね。今日は何をしたんですか?」
提督「いや、漣と同じようにご主人様って呼ばれたいなぁと」
漣「強要するのは引きます」
提督「きょ、強要まではしてない!」
漣「それで、どうするんですか?」
提督「別に、何時もの会話だしどうもしないが」
漣「ちっちっち、甘いですよご主人様。今日という今日は徹底抗戦しましょう!」
提督「徹底抗戦?」
漣「いいですか、まずは……」
提督(ふと思ったけど、漣と卯月のいたずらで碌な目に遭った事無い気が……)
曙「このクソ提督!」ダッ
提督「ああ……」
漣「あらら、また逃げられちゃいましたね。今日は何をしたんですか?」
提督「いや、漣と同じようにご主人様って呼ばれたいなぁと」
漣「強要するのは引きます」
提督「きょ、強要まではしてない!」
漣「それで、どうするんですか?」
提督「別に、何時もの会話だしどうもしないが」
漣「ちっちっち、甘いですよご主人様。今日という今日は徹底抗戦しましょう!」
提督「徹底抗戦?」
漣「いいですか、まずは……」
提督(ふと思ったけど、漣と卯月のいたずらで碌な目に遭った事無い気が……)
~~~~~~~~
曙「漣ー。おかしいわね、この辺りに来いって言った本人がいないって、どういうことよ」
ゴソゴソ
曙「ん? ……クソ提督、何してるの」
提督「はっ! く、クソ提督って言ったな!」
曙「クソ提督をクソ提督って言って何が悪いのよ。それより、漣の事知らない?」
提督「く、くそぅ、曙のその態度が変わらないなら、自害してやる!」
曙「は、何言って……ちょっと、何その槍」
提督「うおおおおおおおおお!」
ズブゥッ
曙「な……」
提督「我が生涯にグフゥ!」バタッ
曙「っ……!」
漣「ぼのちゃーん、待たせた……ご、ご主人様が死んでる!」
曙「……」
提督「」
漣「ぼのちゃん、如何してご主人様を……」
曙「漣ー。おかしいわね、この辺りに来いって言った本人がいないって、どういうことよ」
ゴソゴソ
曙「ん? ……クソ提督、何してるの」
提督「はっ! く、クソ提督って言ったな!」
曙「クソ提督をクソ提督って言って何が悪いのよ。それより、漣の事知らない?」
提督「く、くそぅ、曙のその態度が変わらないなら、自害してやる!」
曙「は、何言って……ちょっと、何その槍」
提督「うおおおおおおおおお!」
ズブゥッ
曙「な……」
提督「我が生涯にグフゥ!」バタッ
曙「っ……!」
漣「ぼのちゃーん、待たせた……ご、ご主人様が死んでる!」
曙「……」
提督「」
漣「ぼのちゃん、如何してご主人様を……」
曙「……」
曙(演技が下手過ぎて反応できない!)
曙(そもそも何いきなり!? 槍突き刺してあんな出血の仕方するわけないでしょ!? どう考えても血のりにしか見えないわよ!)
曙(そもそも漣も真面目な時にぼのちゃん呼びしないでしょ! 顔も笑ってるし、隠す気ないでしょ!)
曙「っ……はぁ~~~~」
漣「あれ?」
曙「……もしもし霞? 今目の前でクソ提督が死んだんだけど」
提督「どわーーー!! そんなことは無いぞ秘書官! ちょっと寝てただけだ!」
漣「ありゃま」
曙「ったくこのクソ提督! 変なこと目の前でするんじゃないわよ!」
提督「あれ、電話は?」
曙「そんなのフリよフリ!」
提督「な、なんだ。ほっとした……あれ、曙、何かちょっと目が赤いような……」
曙「っ! うるさいクソ提督!」ダッ
提督「?」
漣(ご主人様って時たま鈍感になりますよね)
曙(演技が下手過ぎて反応できない!)
曙(そもそも何いきなり!? 槍突き刺してあんな出血の仕方するわけないでしょ!? どう考えても血のりにしか見えないわよ!)
曙(そもそも漣も真面目な時にぼのちゃん呼びしないでしょ! 顔も笑ってるし、隠す気ないでしょ!)
曙「っ……はぁ~~~~」
漣「あれ?」
曙「……もしもし霞? 今目の前でクソ提督が死んだんだけど」
提督「どわーーー!! そんなことは無いぞ秘書官! ちょっと寝てただけだ!」
漣「ありゃま」
曙「ったくこのクソ提督! 変なこと目の前でするんじゃないわよ!」
提督「あれ、電話は?」
曙「そんなのフリよフリ!」
提督「な、なんだ。ほっとした……あれ、曙、何かちょっと目が赤いような……」
曙「っ! うるさいクソ提督!」ダッ
提督「?」
漣(ご主人様って時たま鈍感になりますよね)
―執務室―
提督「いやー、即バレするとは。前に死んだふりした時も即バレした気もするけど」
提督「あれがあるから秘書官には釘を刺されてるんだよな……悪趣味なまねは止めろって」
↓2
提督「いやー、即バレするとは。前に死んだふりした時も即バレした気もするけど」
提督「あれがあるから秘書官には釘を刺されてるんだよな……悪趣味なまねは止めろって」
↓2
ここの末尾Oはsageることすら出来ないのか
同じ末尾Oとして恥ずかしいわ
同じ末尾Oとして恥ずかしいわ
―夜・廊下―
提督「う~、誰だよ全部の窓開けたの……なんか今日の夜風凄く冷たいんだが」
春雨「あ、司令官、こんばんわ」
提督「ばんわ。何しているんだ?」
春雨「えっと、ついさっきまで鳳翔さんの所で料理の練習を」
提督「ふん。ところで、窓が全開になっているのは何でか知ってるか」
春雨「いえ……換気ではないんですか?」
提督「やっぱそう思うよな。勝手に締めたらまずいか……う、寒」ブルッ
春雨「……あの、よければですけど、部屋で暖まっていきますか?」
提督「ん? ああ、そうか、この近くに部屋があったな」
春雨「はいっ」
提督「……じゃあ、お邪魔させてもらうわ」ガチャ
提督「う~、誰だよ全部の窓開けたの……なんか今日の夜風凄く冷たいんだが」
春雨「あ、司令官、こんばんわ」
提督「ばんわ。何しているんだ?」
春雨「えっと、ついさっきまで鳳翔さんの所で料理の練習を」
提督「ふん。ところで、窓が全開になっているのは何でか知ってるか」
春雨「いえ……換気ではないんですか?」
提督「やっぱそう思うよな。勝手に締めたらまずいか……う、寒」ブルッ
春雨「……あの、よければですけど、部屋で暖まっていきますか?」
提督「ん? ああ、そうか、この近くに部屋があったな」
春雨「はいっ」
提督「……じゃあ、お邪魔させてもらうわ」ガチャ
―白露型の部屋―
春雨「今誰も居ませんね……あ、そこ座ってください」
提督「んー」
春雨(勢いで連れてきちゃったけど、ど、どうしよ)
提督「なあ春雨」
春雨「は、はい」
提督「寒いからもうちょっと近づいてくれないか?」
春雨「寒い、の?」
提督「ああ、だから……」ガバッ
春雨「きゃっ! しし、司令官!?」
提督「……zzz」
春雨「……寝てるの? な、なんだ……」
春雨「今誰も居ませんね……あ、そこ座ってください」
提督「んー」
春雨(勢いで連れてきちゃったけど、ど、どうしよ)
提督「なあ春雨」
春雨「は、はい」
提督「寒いからもうちょっと近づいてくれないか?」
春雨「寒い、の?」
提督「ああ、だから……」ガバッ
春雨「きゃっ! しし、司令官!?」
提督「……zzz」
春雨「……寝てるの? な、なんだ……」
春雨(疲れてたのかな? だったら、休ませてあげた方が良いかな)
春雨「とりあえず、このままだと部屋の中でも風邪ひきそうだから、布団持ってこなきゃ……あの、司令官」
提督「zzz……」
春雨「離してもらえると、嬉しんですけど……」
提督「zzz……」
春雨「うぅ、この状態じゃ起きそうにない……しょうがないから、満足するまでこのままに――」
~~~~~~~~
白露「遅くなった、ごめーん!」
時雨「寄り道寄り道って、なかなか戻るのに時間がかかったよ」
夕立「その代わりお土産をいっぱい買ってきたっぽい!」
五月雨「あれ、春雨ちゃんは……」
提督「zzz……」ギュー
春雨「スー……スー……」
五月雨「……お布団だけ、かけておきましょう」
村雨「そうね。そうしておきましょう」
春雨「とりあえず、このままだと部屋の中でも風邪ひきそうだから、布団持ってこなきゃ……あの、司令官」
提督「zzz……」
春雨「離してもらえると、嬉しんですけど……」
提督「zzz……」
春雨「うぅ、この状態じゃ起きそうにない……しょうがないから、満足するまでこのままに――」
~~~~~~~~
白露「遅くなった、ごめーん!」
時雨「寄り道寄り道って、なかなか戻るのに時間がかかったよ」
夕立「その代わりお土産をいっぱい買ってきたっぽい!」
五月雨「あれ、春雨ちゃんは……」
提督「zzz……」ギュー
春雨「スー……スー……」
五月雨「……お布団だけ、かけておきましょう」
村雨「そうね。そうしておきましょう」
―執務室―
提督「気付けば朝だった。春雨の体温丁度良くて、不自由なく暖かかったおかげかな」
提督「ちなみに窓全開はやはり換気の為だったらしい。寒ければ締めて良いといわれたが、もうちょっと早く言ってくれれば……」
↓2
提督「気付けば朝だった。春雨の体温丁度良くて、不自由なく暖かかったおかげかな」
提督「ちなみに窓全開はやはり換気の為だったらしい。寒ければ締めて良いといわれたが、もうちょっと早く言ってくれれば……」
↓2
春雨ちゃんの秋グラ浴衣じゃないけど可愛いよね
これは一緒に焼き芋を食べる安価やリスを愛でる安価待ったなしやね
これは一緒に焼き芋を食べる安価やリスを愛でる安価待ったなしやね
―扶桑型の部屋―
提督「山城、ネコミミを着けてくれ」
山城「……上司からセクハラとか、不幸だわ」
提督「いやいや、純粋な気持ちだから、セクシャルじゃないから」
山城「さっきの発言をどうすればセクハラ以外にとらえればいいんですか」
提督「可愛い服を贈ったりするとかと同じ感じでとらえれば」
山城「それもセクハラですけど」
提督「まじか! だが、そんなことはどうでもいい。俺はこのネコミミをしている山城が見たいんだ!」
山城「変態みたいなこと言わないでください」
提督「お願いします、着けてみてください」
山城「絶対に嫌です」
提督「シャチョさんシャチョさん、一回、ドウ?」
山城「そんな言い方して従う人はいないと思いますが」
提督「山城、ネコミミを着けてくれ」
山城「……上司からセクハラとか、不幸だわ」
提督「いやいや、純粋な気持ちだから、セクシャルじゃないから」
山城「さっきの発言をどうすればセクハラ以外にとらえればいいんですか」
提督「可愛い服を贈ったりするとかと同じ感じでとらえれば」
山城「それもセクハラですけど」
提督「まじか! だが、そんなことはどうでもいい。俺はこのネコミミをしている山城が見たいんだ!」
山城「変態みたいなこと言わないでください」
提督「お願いします、着けてみてください」
山城「絶対に嫌です」
提督「シャチョさんシャチョさん、一回、ドウ?」
山城「そんな言い方して従う人はいないと思いますが」
提督「こんなに言っているのにか? 土下座してでもか?」
山城「とにかく、そんなもの着けませんから!」
提督「……扶桑が見てみたい、と言っていたとの情報があってもか?」
山城「なんですって?」
提督「山城がそこまで言うなら仕方ない。扶桑には残念だったと伝えておこう」
山城「くっ……」
山城(何時ものように罠なのは明白……でも、もしかすると本当に姉さまが楽しみにしている可能性も……!)
提督(仮に本当だとしても、扶桑の前でだけ見せるという選択肢もあるのだがな。言わないけど)
山城「……確認をとってからです」
提督「ほう?」
山城「提督の言っていたことが本当だとは限りませんから」
山城「とにかく、そんなもの着けませんから!」
提督「……扶桑が見てみたい、と言っていたとの情報があってもか?」
山城「なんですって?」
提督「山城がそこまで言うなら仕方ない。扶桑には残念だったと伝えておこう」
山城「くっ……」
山城(何時ものように罠なのは明白……でも、もしかすると本当に姉さまが楽しみにしている可能性も……!)
提督(仮に本当だとしても、扶桑の前でだけ見せるという選択肢もあるのだがな。言わないけど)
山城「……確認をとってからです」
提督「ほう?」
山城「提督の言っていたことが本当だとは限りませんから」
提督「なるほど、冷静な返しだ。では、扶桑が戻ってくるまで待つか」
山城「ふん、いいでしょう」
~~~~~~~~
山城「扶桑型戦艦、山城です……にゃ」
扶桑「ふふ、可愛いわ山城」
山城「本当ですか? 姉さまに言われると嬉しいです!」
提督「ふっふっふ」
山城「な、なんですか提督。言っておきますけど、提督の為じゃないですから」
提督「分かってる分かってる」
山城(姉さまに喜ばれたのは嬉しいけど、提督の言う通りになったのはちょっと癪……はぁ)
山城「ふん、いいでしょう」
~~~~~~~~
山城「扶桑型戦艦、山城です……にゃ」
扶桑「ふふ、可愛いわ山城」
山城「本当ですか? 姉さまに言われると嬉しいです!」
提督「ふっふっふ」
山城「な、なんですか提督。言っておきますけど、提督の為じゃないですから」
提督「分かってる分かってる」
山城(姉さまに喜ばれたのは嬉しいけど、提督の言う通りになったのはちょっと癪……はぁ)
―執務室―
提督「扶桑は山城が本気で嫌がってない限り、素直に肯定してくれるからな」
提督「さて、こっそり撮った写真を大事に保管しておくか。見つかったら絶対消去されるだろうし」
↓2
提督「扶桑は山城が本気で嫌がってない限り、素直に肯定してくれるからな」
提督「さて、こっそり撮った写真を大事に保管しておくか。見つかったら絶対消去されるだろうし」
↓2
―金剛型の部屋―
提督「へい、金剛! 最近お疲れの様子らしいじゃないか」
金剛「提督? そういうわけじゃないデース」
提督「無理をするんじゃない。そんな金剛にプレゼントがある」
金剛「プレゼント?」
提督「ああ」
金剛(提督からプレゼントをもらうのは久しぶりデース!)
金剛(身に着けるもの……もしかすると、ケッコンの書類とか……なんて、さすがにそれは夢見すぎですネー)
提督「…っと、はい孫の手」
金剛「……マゴノテ?」
提督「へい、金剛! 最近お疲れの様子らしいじゃないか」
金剛「提督? そういうわけじゃないデース」
提督「無理をするんじゃない。そんな金剛にプレゼントがある」
金剛「プレゼント?」
提督「ああ」
金剛(提督からプレゼントをもらうのは久しぶりデース!)
金剛(身に着けるもの……もしかすると、ケッコンの書類とか……なんて、さすがにそれは夢見すぎですネー)
提督「…っと、はい孫の手」
金剛「……マゴノテ?」
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