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元スレヒカル「佐為。オレ、強くなったかな?」
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プロ試験受けるならヒカル
佐為と打たせたい人は佐為が打つ
桑原先生やら
佐為と打たせたい人は佐為が打つ
桑原先生やら
虎次郎=佐為の棋譜を見て「佐為ってこんなに強かったんだ。寅次郎が佐為に打たせる筈だ」じゃなかったっけ?
虎次郎本人の棋譜って残ってなかった気が。
個人的には影になる虎次郎の気持ちを掬えない佐為は貴族っぽいし、
佐為のために滅私して影になる寅次郎は江戸時代の人、自分のために歩き出すヒカルは現代人っぽくて好き。
虎次郎本人の棋譜って残ってなかった気が。
個人的には影になる虎次郎の気持ちを掬えない佐為は貴族っぽいし、
佐為のために滅私して影になる寅次郎は江戸時代の人、自分のために歩き出すヒカルは現代人っぽくて好き。
キャプ翼読んでサッカー部に
スラダン読んでバスケ部に
ヒカ碁読んで囲碁部探すもどこにもない
スラダン読んでバスケ部に
ヒカ碁読んで囲碁部探すもどこにもない
こんなにレスが付くとは>>1も想像してなかったんじゃないかな
全対局で初手or2手目天元でちょうどいいレベル
になるかなあ…?
になるかなあ…?
>>306
将棋部ならけっこうあるんだけどね
将棋部ならけっこうあるんだけどね
うちは囲碁将棋部という名称だったけど囲碁は一度しかやらなかったな
最終的にどこを目指すんだろう
佐為にだけ打たせるつもりならアキラの成長促す挑発なんてしないだろうし
佐為にだけ打たせるつもりならアキラの成長促す挑発なんてしないだろうし
そんな簡単に強くならないから挑発してるんだろ?
馬鹿なのか?
馬鹿なのか?
(挑発しても)そんな簡単に強くならないから
だろ?アスペかよ
だろ?アスペかよ
アキラを強くするなら行洋との勝負を隠さない方が良いと思うのは俺だけなんだろうが
挑発よりもそういう対局を見た方がよっぽど勉強になる気がするのだが
挑発よりもそういう対局を見た方がよっぽど勉強になる気がするのだが
悔しさをバネに成長を促すというのが分からない典型的な阿保
そもそも本文中にそのことを佐為とヒカルが触れているのに、その部分を理解出来ないまさに人をアスペ呼ばわりするアスペ
ちゃんと読めを挑発と受け取った馬鹿には何を言っても無駄だな
そもそも本文中にそのことを佐為とヒカルが触れているのに、その部分を理解出来ないまさに人をアスペ呼ばわりするアスペ
ちゃんと読めを挑発と受け取った馬鹿には何を言っても無駄だな
まあそれで佐為や行洋レベルに強くなれるなら苦労はしないけどSSだからそこは大目にね
それから、また少しばかり時間は流れる。
ヒカルとあかりは別々の道を歩き始めていた。
ヒカルは海王中学に進学し、あかりは葉瀬中に進学。
そしてあかりは、院生になっていた。
佐為「それにしても、本当に良かったんでしょうか、これで」
ヒカル「まだウジウジ言ってんのかよ、お前は」
佐為「だって、別々の学校になったのですよ、あかりちゃんと!」
佐為「ヒカルが話してくれた前の世界とは全然違う道を辿ってます!」
ヒカル「…………仕方ねえさ。オレはお前と打ちたかった。お前にも
もっと打たせてやりたかった」
ヒカル「だったら、前の世界と同じ通りにばかりはしちゃいらんねーだろ」
佐為「ですが、囲碁部はヒカルの大切な場所だったんでしょう?」
ヒカル「海王にも囲碁部はあるぜ」
佐為「あのね、ヒカル。私が言っているのは……」
ヒカル「そんなことより、打たねーのか、ネット碁。せっかく
海王の合格祝いに買って貰ったんだぜパソコン」
佐為「打ちます!」
ヒカル「よしっ、んじゃ打つぞ、佐為」
ヒカルはマウスを握りしめた。
ヒカルとあかりは別々の道を歩き始めていた。
ヒカルは海王中学に進学し、あかりは葉瀬中に進学。
そしてあかりは、院生になっていた。
佐為「それにしても、本当に良かったんでしょうか、これで」
ヒカル「まだウジウジ言ってんのかよ、お前は」
佐為「だって、別々の学校になったのですよ、あかりちゃんと!」
佐為「ヒカルが話してくれた前の世界とは全然違う道を辿ってます!」
ヒカル「…………仕方ねえさ。オレはお前と打ちたかった。お前にも
もっと打たせてやりたかった」
ヒカル「だったら、前の世界と同じ通りにばかりはしちゃいらんねーだろ」
佐為「ですが、囲碁部はヒカルの大切な場所だったんでしょう?」
ヒカル「海王にも囲碁部はあるぜ」
佐為「あのね、ヒカル。私が言っているのは……」
ヒカル「そんなことより、打たねーのか、ネット碁。せっかく
海王の合格祝いに買って貰ったんだぜパソコン」
佐為「打ちます!」
ヒカル「よしっ、んじゃ打つぞ、佐為」
ヒカルはマウスを握りしめた。
ヒカルが海王中学に進学したのには主に理由が三つあった。
一つはパソコン。
これまでパソコンを買おうと小遣いを貯めていたヒカルだったが、
月々の小遣いだけじゃ到底買えないのを知り、ことある毎にせびっていた。
その中でも一番せびりやすかったのがテストだった。
「テストで満点とったら1000円ちょーだい!」とテストの度に言った。
これは一番言いやすかったし、両親も勉強を熱心にしてくれるならと、
出し惜しむこともなかった。
いくら前の世界で成績が悪かったと言っても、小学一年生の授業から
やり直すとなると、ヒカルでも簡単だったし、勉強もこなれてくると
要領よくテストで点数がとれた。
そんな甲斐あって、ヒカルはいつも満点をとっていた。
そうなると、担任がヒカルに中学受験を進めるのも当然だ。
当初、ヒカルにそんなことはまるで頭になかったが、彼の両親が
息子の将来のために、受験を強く希望するようになっていた。
嫌がるヒカルにどう受験してもらおうか悩んだ結果、以前ヒカルが
欲しがっていたパソコンを合格祝いにちらつかせたのだ。
ヒカルの心は揺れた。
一つはパソコン。
これまでパソコンを買おうと小遣いを貯めていたヒカルだったが、
月々の小遣いだけじゃ到底買えないのを知り、ことある毎にせびっていた。
その中でも一番せびりやすかったのがテストだった。
「テストで満点とったら1000円ちょーだい!」とテストの度に言った。
これは一番言いやすかったし、両親も勉強を熱心にしてくれるならと、
出し惜しむこともなかった。
いくら前の世界で成績が悪かったと言っても、小学一年生の授業から
やり直すとなると、ヒカルでも簡単だったし、勉強もこなれてくると
要領よくテストで点数がとれた。
そんな甲斐あって、ヒカルはいつも満点をとっていた。
そうなると、担任がヒカルに中学受験を進めるのも当然だ。
当初、ヒカルにそんなことはまるで頭になかったが、彼の両親が
息子の将来のために、受験を強く希望するようになっていた。
嫌がるヒカルにどう受験してもらおうか悩んだ結果、以前ヒカルが
欲しがっていたパソコンを合格祝いにちらつかせたのだ。
ヒカルの心は揺れた。
二つ目の理由はあかり。
全国こども囲碁大会で塔矢名人に誉められたのがうれしかったのか、
これまでヒカルと打つことだけが楽しみだったあかりに、新たな目標ができた。
「プロになりたい!」
院生でも十分通用すると聞いたあかりは、より熱心に囲碁に打ち込んだ。
プロ棋士となって、いろんな強者と戦いたい。もっともっといろんな人と。
これまでヒカルとばかり打っていたあかりが、広い世界を見て、もっと冒険が
したくなったのだ。
……だが、院生になると囲碁部の大会には出られない。
いや、それ以前に、院生になってプロを目指すあかりが囲碁部に入るはずもない。
軽い腕試しのつもりで誘った囲碁大会が、まさかこんな結果になるとはヒカルも
思っていなかった。
全国こども囲碁大会で塔矢名人に誉められたのがうれしかったのか、
これまでヒカルと打つことだけが楽しみだったあかりに、新たな目標ができた。
「プロになりたい!」
院生でも十分通用すると聞いたあかりは、より熱心に囲碁に打ち込んだ。
プロ棋士となって、いろんな強者と戦いたい。もっともっといろんな人と。
これまでヒカルとばかり打っていたあかりが、広い世界を見て、もっと冒険が
したくなったのだ。
……だが、院生になると囲碁部の大会には出られない。
いや、それ以前に、院生になってプロを目指すあかりが囲碁部に入るはずもない。
軽い腕試しのつもりで誘った囲碁大会が、まさかこんな結果になるとはヒカルも
思っていなかった。
そして三つ目は囲碁部。
囲碁部は筒井一人じゃなかった。というか、盛況だった。
小学生時代、ヒカルとあかりが碁を打っているのを目撃して、
興味を持った上級生は意外と多かったようだ。
筒井が囲碁部を作ろうと何人かに声をかけたら、すぐに「やってみたい」
と名乗りをあげ、それからというもの囲碁部は他の部活と同様、きちんと
した活動が行われていた。
創立祭のときには三谷も来ており、囲碁部にも興味を持った様子だった。
その現場を目撃したヒカルは、これは自分の知っている囲碁部だけど、
知らない囲碁部なんだと、胸が少し痛んだ。
囲碁部は筒井一人じゃなかった。というか、盛況だった。
小学生時代、ヒカルとあかりが碁を打っているのを目撃して、
興味を持った上級生は意外と多かったようだ。
筒井が囲碁部を作ろうと何人かに声をかけたら、すぐに「やってみたい」
と名乗りをあげ、それからというもの囲碁部は他の部活と同様、きちんと
した活動が行われていた。
創立祭のときには三谷も来ており、囲碁部にも興味を持った様子だった。
その現場を目撃したヒカルは、これは自分の知っている囲碁部だけど、
知らない囲碁部なんだと、胸が少し痛んだ。
そんなわけで海王に入学したヒカルだったが、もちろんそこには塔矢がいるワケで。
塔矢「進藤ぉぉぉぉぉ!!!!」
ヒカル「ちょっとお前、しつこすぎ!」
塔矢「なぜだ!なぜ僕と打ってくれない!」
ヒカル「あのなぁ、昨日打ったばかりだろ!」
塔矢「今日はまだ打ってくれてないじゃないか!」
ヒカル「オレにも用事ってもんがあるの!それにお前、全然強くなんねーじゃん!」
塔矢「そんな急に強くなれるはずないだろう!だいたい、キミはどうしてそんなに
強いんだ!少しくらい喋ってくれたっていいじゃぁないか!」
ヒカル「あぁもうっ!」
確かに以前、プロになってから塔矢とはよく打っていたヒカルだったが、
中学生の佐為を追っていた頃の塔矢がここまでエネルギッシュに追ってくるとは
思っていなかった。これじゃあまるで、ただの追っかけだ。
塔矢「進藤ぉぉぉぉぉ!!!!」
ヒカル「ちょっとお前、しつこすぎ!」
塔矢「なぜだ!なぜ僕と打ってくれない!」
ヒカル「あのなぁ、昨日打ったばかりだろ!」
塔矢「今日はまだ打ってくれてないじゃないか!」
ヒカル「オレにも用事ってもんがあるの!それにお前、全然強くなんねーじゃん!」
塔矢「そんな急に強くなれるはずないだろう!だいたい、キミはどうしてそんなに
強いんだ!少しくらい喋ってくれたっていいじゃぁないか!」
ヒカル「あぁもうっ!」
確かに以前、プロになってから塔矢とはよく打っていたヒカルだったが、
中学生の佐為を追っていた頃の塔矢がここまでエネルギッシュに追ってくるとは
思っていなかった。これじゃあまるで、ただの追っかけだ。
海王に入学することになった時点でヒカルはある程度覚悟していたが、
まさかここまでとは。
こんなんじゃ、一緒並んでにお勉強したくないなんて、格好いいこと言った
意味なんてなかったんじゃと思い直し、塔矢名人に相談してみたが
「……私はキミと二人きりで静かに打ちたい。このところアキラは少しうるさくてな」
等と、相手にしてもらえなかった。
流石は親子。自分のことしか考えていない。
ヒカル「はぁぁぁっ」
ヒカルは今日、何度目になるか分からないため息をついた。
まさかここまでとは。
こんなんじゃ、一緒並んでにお勉強したくないなんて、格好いいこと言った
意味なんてなかったんじゃと思い直し、塔矢名人に相談してみたが
「……私はキミと二人きりで静かに打ちたい。このところアキラは少しうるさくてな」
等と、相手にしてもらえなかった。
流石は親子。自分のことしか考えていない。
ヒカル「はぁぁぁっ」
ヒカルは今日、何度目になるか分からないため息をついた。
saiを追ってたときの必死ぶりを思えばそこまで変でもない…か?
一方その頃あかりは。
あかり「……うんっ。5目半勝ちっ」
あかり「ありがとうございました」ペコリ
院生「ありがとうございました」ペコリ
あかり「ふぅっ」
奈瀬「あっ、終わったみたいね」
あかり「明日美さん!」
奈瀬「この分だとすぐに1組に上がってきそうね。強敵あらわる、かな」
あかり「そんな、私なんてまだまだですよ」
奈瀬「謙遜なんかしなくて良いわよ。私たちはどっちが勝ったか負けたかって
言われる世界にいるんだし、あかりちゃんが成績いいのだって胸はって良いんだから」
あかり「そう言ってもらえると嬉しいです」
あかり「……うんっ。5目半勝ちっ」
あかり「ありがとうございました」ペコリ
院生「ありがとうございました」ペコリ
あかり「ふぅっ」
奈瀬「あっ、終わったみたいね」
あかり「明日美さん!」
奈瀬「この分だとすぐに1組に上がってきそうね。強敵あらわる、かな」
あかり「そんな、私なんてまだまだですよ」
奈瀬「謙遜なんかしなくて良いわよ。私たちはどっちが勝ったか負けたかって
言われる世界にいるんだし、あかりちゃんが成績いいのだって胸はって良いんだから」
あかり「そう言ってもらえると嬉しいです」
奈瀬「それに、院生でも強い女の子ってあんまりいないから、私としては
あかりちゃんがライバルになってくれると嬉しいかな」
和谷「んなこと言ってると、すぐに追い抜かれちまうぞ」
奈瀬「和谷!」
和谷「それより藤崎。お前師匠いないってホントか?」
奈瀬「えっ?」
あかり「い、いるよっ」
和谷「幼馴染みってのは無しだぜ」
あかり「うっ…」
奈瀬「ちょっと和谷、何の話してんのよ」
あかりちゃんがライバルになってくれると嬉しいかな」
和谷「んなこと言ってると、すぐに追い抜かれちまうぞ」
奈瀬「和谷!」
和谷「それより藤崎。お前師匠いないってホントか?」
奈瀬「えっ?」
あかり「い、いるよっ」
和谷「幼馴染みってのは無しだぜ」
あかり「うっ…」
奈瀬「ちょっと和谷、何の話してんのよ」
和谷「去年の全国こども囲碁大会にオレの知り合いがいたんだけどさ。
その大会で優勝したのが藤崎なんだよ」
奈瀬「へー、そうだったんだ」
あかり「えへへっ」
和谷「んで、表彰の時塔矢名人が聞いたらしいんだよな。師匠はいるのかって。
そしたらこいつ、幼馴染みですっつったらしいんだ」
奈瀬「はぁ?」
あかり「ほ、本当だよ!だって私他に師匠って呼べる人いないし」
和谷「ふつーは師匠ったらプロだぜ、プロ。その幼馴染みはプロなのかよ」
あかり「……違うけど、でもヒカルは凄いんだから!」
和谷「なっ?わっかんねー奴だろ」
その大会で優勝したのが藤崎なんだよ」
奈瀬「へー、そうだったんだ」
あかり「えへへっ」
和谷「んで、表彰の時塔矢名人が聞いたらしいんだよな。師匠はいるのかって。
そしたらこいつ、幼馴染みですっつったらしいんだ」
奈瀬「はぁ?」
あかり「ほ、本当だよ!だって私他に師匠って呼べる人いないし」
和谷「ふつーは師匠ったらプロだぜ、プロ。その幼馴染みはプロなのかよ」
あかり「……違うけど、でもヒカルは凄いんだから!」
和谷「なっ?わっかんねー奴だろ」
現状でまだ師匠言ってる時点で高確率であかりより強いの分かりそうなもんだが
奈瀬「元院生とかじゃないの?ねえ、その幼馴染みって何歳?」
あかり「十二才です。私と同い年の。でも、ヒカルは院生じゃないです」
奈瀬「えっ」
和谷「これが塔矢アキラとかだったら、まだ分かるんだけどなぁ。
アマの大会でもそんな奴聞いたことねーし」
あかり「……」
奈瀬「こら和谷っ、言い過ぎよ。あかりちゃん困ってんじゃない」
あかり「いえ、私は……」
奈瀬「ま、いいじゃない師匠なんて。あかりちゃんが強いのは事実なんだし」
和谷「…それもそうか。悪かったな」
あかり「…………」
あかり「十二才です。私と同い年の。でも、ヒカルは院生じゃないです」
奈瀬「えっ」
和谷「これが塔矢アキラとかだったら、まだ分かるんだけどなぁ。
アマの大会でもそんな奴聞いたことねーし」
あかり「……」
奈瀬「こら和谷っ、言い過ぎよ。あかりちゃん困ってんじゃない」
あかり「いえ、私は……」
奈瀬「ま、いいじゃない師匠なんて。あかりちゃんが強いのは事実なんだし」
和谷「…それもそうか。悪かったな」
あかり「…………」
奈瀬(あらら。落ち込んじゃってる。よっぽどその幼馴染みが悪く言われた
のが堪えたのかしら)
奈瀬(……でも、気にならないと言えば嘘になるかも)
奈瀬「ねぇ、あかりちゃん」
あかり「…はい」
奈瀬「その幼馴染みのヒカルくんだっけ?私にも紹介してよ。あかりちゃんの
師匠なら私も打ってもらいたいし」
あかり「!はいっ」
のが堪えたのかしら)
奈瀬(……でも、気にならないと言えば嘘になるかも)
奈瀬「ねぇ、あかりちゃん」
あかり「…はい」
奈瀬「その幼馴染みのヒカルくんだっけ?私にも紹介してよ。あかりちゃんの
師匠なら私も打ってもらいたいし」
あかり「!はいっ」
そんなわけで。
ヒカル「で、オレん家来たのか」
あかり「ごめん。迷惑だった?」
ヒカル「いや、ぜんぜん。ストーカー相手にするより何倍もマシだ」
あかり「ストーカー?」
ヒカル「こっちの話」
ヒカル「えっと、奈瀬さん?かたっ苦しいの苦手なんで奈瀬でいいか?」
奈瀬「いいわよ全然。院生でもそう呼ばれてるし。わたしの方はヒカルくん
って呼べばいいかな?」
ヒカル「好きに呼んでくれていいよ。呼び捨てでも。別に進藤でも構わないぜ」
奈瀬「うーん、あかりちゃんがヒカルヒカル言ってるからヒカルくんで」
ヒカル「分かった」
ヒカル「で、オレん家来たのか」
あかり「ごめん。迷惑だった?」
ヒカル「いや、ぜんぜん。ストーカー相手にするより何倍もマシだ」
あかり「ストーカー?」
ヒカル「こっちの話」
ヒカル「えっと、奈瀬さん?かたっ苦しいの苦手なんで奈瀬でいいか?」
奈瀬「いいわよ全然。院生でもそう呼ばれてるし。わたしの方はヒカルくん
って呼べばいいかな?」
ヒカル「好きに呼んでくれていいよ。呼び捨てでも。別に進藤でも構わないぜ」
奈瀬「うーん、あかりちゃんがヒカルヒカル言ってるからヒカルくんで」
ヒカル「分かった」
ヒカル「じゃ、早速打つか」
そう言うと、ヒカルはじいちゃんに買ってもらった折り畳みの碁盤と、
小遣いで買った足付きの碁盤を二人の目の前に並べた。
奈瀬「えっ?」
ヒカル「あかりの奴もどれくらい強くなったか知りてーしな。とりあえず
二人ともかかってこいよ」
奈瀬「多面打ちだなんて、院生二人にすごい自信ね」
ヒカル「打てば分かるさ」
奈瀬「よーし、見てなさいよ!」
そう言うと、ヒカルはじいちゃんに買ってもらった折り畳みの碁盤と、
小遣いで買った足付きの碁盤を二人の目の前に並べた。
奈瀬「えっ?」
ヒカル「あかりの奴もどれくらい強くなったか知りてーしな。とりあえず
二人ともかかってこいよ」
奈瀬「多面打ちだなんて、院生二人にすごい自信ね」
ヒカル「打てば分かるさ」
奈瀬「よーし、見てなさいよ!」
一時間後。
奈瀬「……」
あかり「ダメだぁ。やっぱりヒカルつよーい」
ヒカル「いつもは四子置いてるからな。久しぶりじゃねえかな。
互戦で打ったの」
奈瀬「よ、四子っ!?」
あかり「えへへ、それでも負けちゃうんだけど、ねっヒカル」
ヒカル「でも結構強くなってんじゃん、あかり」
あかり「えへへへへ」
奈瀬「………………」
ヒカル「奈瀬?」
奈瀬「あ、あぁごめん。ちょっとビックリしちゃって。
ねぇ、ヒカルくん。あなた、プロじゃないわよね」
ヒカル「違うけど」
奈瀬「……」
あかり「ダメだぁ。やっぱりヒカルつよーい」
ヒカル「いつもは四子置いてるからな。久しぶりじゃねえかな。
互戦で打ったの」
奈瀬「よ、四子っ!?」
あかり「えへへ、それでも負けちゃうんだけど、ねっヒカル」
ヒカル「でも結構強くなってんじゃん、あかり」
あかり「えへへへへ」
奈瀬「………………」
ヒカル「奈瀬?」
奈瀬「あ、あぁごめん。ちょっとビックリしちゃって。
ねぇ、ヒカルくん。あなた、プロじゃないわよね」
ヒカル「違うけど」
ヒカルによる奈瀬とあかりの育成のSSも読んだことある。面白いのに途中で更新停止してしまったが
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