私的良スレ書庫
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元スレヒカル「佐為。オレ、強くなったかな?」
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雑談はどうでもいいけど
>>526みたいな気持ち悪い長文書く奴は消えて欲しい
>>526みたいな気持ち悪い長文書く奴は消えて欲しい
ただの雑談ならいいがホモネタを面白いと思ってる馬鹿達がホモネタを繰り返し
ヒカリが時折このような行為に耽るのを見ぬふりをする情けが佐為にもあった
アキラが奈瀬の一手にヒカルを見て動揺して負けるパターンかと思った
まあこれでヒカルが院生になれば奈瀬との時間が増えて
やったね!アカリちゃん!家族が増えるよ!
まあこれでヒカルが院生になれば奈瀬との時間が増えて
やったね!アカリちゃん!家族が増えるよ!
ブロリーこそサイヤ人そのものだった・・。
生まれついての桁外れの戦闘力は、成長するにしたがって親の私が恐怖を感じるほど、増大し、凶暴化していった・・
生まれついての桁外れの戦闘力は、成長するにしたがって親の私が恐怖を感じるほど、増大し、凶暴化していった・・
このところ、塔矢アキラは気になっていることがあった。
それは父、塔矢行洋についてである。
父がパソコンを買ってきたかと思えば、兄弟子である緒方が
付きっきりでパソコンの指導をしている。
「あのお父さんがパソコン?」
塔矢の疑問も当然だ。
今まで行洋といえば和服に身を包み、食事も和食、立ち振舞いも佇まいも、
どこからどう見ても純和風。まるで現代に生きる古き良き日本の姿を体現
したかような人物だった。
本人に尋ねてみても、
「私はこれが一番落ち着くのでね」とか「機械や今時のハイカラなものは苦手でね」
等と、まったく現代に馴染もうとしなかった。
その行洋がまさかパソコンを使う日が来ようとは。
それは父、塔矢行洋についてである。
父がパソコンを買ってきたかと思えば、兄弟子である緒方が
付きっきりでパソコンの指導をしている。
「あのお父さんがパソコン?」
塔矢の疑問も当然だ。
今まで行洋といえば和服に身を包み、食事も和食、立ち振舞いも佇まいも、
どこからどう見ても純和風。まるで現代に生きる古き良き日本の姿を体現
したかような人物だった。
本人に尋ねてみても、
「私はこれが一番落ち着くのでね」とか「機械や今時のハイカラなものは苦手でね」
等と、まったく現代に馴染もうとしなかった。
その行洋がまさかパソコンを使う日が来ようとは。
しかも何やら気の入りようが生半可なものではない。
忙しい緒方を毎日のように呼び、パソコンの指導をさせたかと思えば、
おもむろに書店に足を運び、大量のパソコン雑誌やら基本操作を書いた
書籍を買ってきて、おぼつかない指使いでキーを押している。
気になって緒方に尋ねてみたが、
「先生は一日も早くパソコンを使えるようになりたいみたいでね」
と、軽くかわされてしまった。
だから、その理由が聞きたいのに、と塔矢は思ったが、今まで見たこと
もないような真剣な父親を前に、質問するべきかどうか悩んだ。
忙しい緒方を毎日のように呼び、パソコンの指導をさせたかと思えば、
おもむろに書店に足を運び、大量のパソコン雑誌やら基本操作を書いた
書籍を買ってきて、おぼつかない指使いでキーを押している。
気になって緒方に尋ねてみたが、
「先生は一日も早くパソコンを使えるようになりたいみたいでね」
と、軽くかわされてしまった。
だから、その理由が聞きたいのに、と塔矢は思ったが、今まで見たこと
もないような真剣な父親を前に、質問するべきかどうか悩んだ。
それからも不審な日々は続く。
緒方を呼ぶのをやめたかと思えば、行洋は自室に籠ることが多くなった。
研究会を開いている日でさえ、碁盤とパソコンの前を行ったり来たりしている。
ついに見かねて塔矢は
「お父さん、いったい何をしているのですか」
と、質問をぶつけてみたが
「お前は知らなくていいことだ」
と一蹴されてしまった。
緒方を呼ぶのをやめたかと思えば、行洋は自室に籠ることが多くなった。
研究会を開いている日でさえ、碁盤とパソコンの前を行ったり来たりしている。
ついに見かねて塔矢は
「お父さん、いったい何をしているのですか」
と、質問をぶつけてみたが
「お前は知らなくていいことだ」
と一蹴されてしまった。
あまりにも気になったので背後から画面を見ようとしたが、行洋の威圧感に
たじろいでしまう。
緒方からも
「アキラくん。名人にもプライバシーというものはある」
と釘を刺されてしまった。
この言葉が、余計に塔矢の頭を悩ませる。
(緒方さんは何故、お父さんを庇うんだ。あんなにもパソコン学習の手伝いを
させられていたのに)
腑に落ちなかった。
素人同然の父親に機械類の手解きなど、想像以上に難解だったはずだ。
それを何故、こうも当たり前のように手伝ったのか。理解不能だった。
たじろいでしまう。
緒方からも
「アキラくん。名人にもプライバシーというものはある」
と釘を刺されてしまった。
この言葉が、余計に塔矢の頭を悩ませる。
(緒方さんは何故、お父さんを庇うんだ。あんなにもパソコン学習の手伝いを
させられていたのに)
腑に落ちなかった。
素人同然の父親に機械類の手解きなど、想像以上に難解だったはずだ。
それを何故、こうも当たり前のように手伝ったのか。理解不能だった。
行洋が留守のときを見計らって、こっそり覗いてしまおうかとも
考えたが、仕事で出掛けるときも行洋はノートパソコンを持って
出掛けた。
しかも、
「まぁ、ロックを掛けてるから無駄だがね」
と、緒方は悔しそうにしている塔矢にさらに追い討ちをかけた。
自分の浅はかな考えが見透かされているのを知り、塔矢はさらに
気分を落とした。
自分は何か悪いことをしたのだろうか?
何故こんなにも僕は仲間はずれにされているんだ。
自室で嬉しそうにsaiと打っている行洋や緒方と対照的に、塔矢は
一人枕を濡らした。
考えたが、仕事で出掛けるときも行洋はノートパソコンを持って
出掛けた。
しかも、
「まぁ、ロックを掛けてるから無駄だがね」
と、緒方は悔しそうにしている塔矢にさらに追い討ちをかけた。
自分の浅はかな考えが見透かされているのを知り、塔矢はさらに
気分を落とした。
自分は何か悪いことをしたのだろうか?
何故こんなにも僕は仲間はずれにされているんだ。
自室で嬉しそうにsaiと打っている行洋や緒方と対照的に、塔矢は
一人枕を濡らした。
だが、プロ試験の本戦前日、塔矢は思いがけないところから
父が何をしているのか知ることになる。
この日、家には一柳が来ていた。
別にこの家に棋士が来るのは珍しいことではない。いつものことだ。
だが、何故一柳が訪ねてきたのか気になった塔矢は、自分の部屋に
いる振りをしながら、こっそりと聞き耳を立てていた。
「にしても、まさか塔矢さんがネット碁を打つなんてね」
「……まいりましたね。知っておられたのですか」
「そりゃH.Nがtoyakoyoでしたからね。天下の塔矢行洋を騙るとは良い度胸だ
と思って対戦したらまさか本物の塔矢さんじゃないですか」
「そうでしたか。ではichiryuはやはり」
「ええ、私です」
父が何をしているのか知ることになる。
この日、家には一柳が来ていた。
別にこの家に棋士が来るのは珍しいことではない。いつものことだ。
だが、何故一柳が訪ねてきたのか気になった塔矢は、自分の部屋に
いる振りをしながら、こっそりと聞き耳を立てていた。
「にしても、まさか塔矢さんがネット碁を打つなんてね」
「……まいりましたね。知っておられたのですか」
「そりゃH.Nがtoyakoyoでしたからね。天下の塔矢行洋を騙るとは良い度胸だ
と思って対戦したらまさか本物の塔矢さんじゃないですか」
「そうでしたか。ではichiryuはやはり」
「ええ、私です」
「それにしても何でネット碁を?」
「どうしても手合わせしたい相手がいまして」
「へぇ、誰です」
「……ネット碁で彼はsaiと名乗っています」
sai。聞いたことがある。
そうだ、あれは確かプロ試験の予選で自分が最終日に対局した院生が言っていた。
「どうしても手合わせしたい相手がいまして」
「へぇ、誰です」
「……ネット碁で彼はsaiと名乗っています」
sai。聞いたことがある。
そうだ、あれは確かプロ試験の予選で自分が最終日に対局した院生が言っていた。
塔矢はすぐにパソコンを立ち上げてネット碁のページを開く。
「えーっと。sai。sai、sai……あった。これだ。すごい観戦者の数だな」
だが、saiの対局を見て、塔矢の顔は引きつった。
「……………進藤?」
そこには自分のよく知る打ち筋が見てとれたのだ。
「えーっと。sai。sai、sai……あった。これだ。すごい観戦者の数だな」
だが、saiの対局を見て、塔矢の顔は引きつった。
「……………進藤?」
そこには自分のよく知る打ち筋が見てとれたのだ。
乙!
佐為と定期的に打ってるのは名人、緒方さん、アキラってことかな。
ヒカルを除いては。
佐為と定期的に打ってるのは名人、緒方さん、アキラってことかな。
ヒカルを除いては。
こういう周回ものって慢心して鍛練怠って敗北みたいな展開がよくあるけど定期的にサイと(あと奈瀬を慰めるときの口ぶりから名人とも)打ってんのか
化け物かな?
化け物かな?
>>583
いいえ、緒方とあわせて乱〇パーティーです
いいえ、緒方とあわせて乱〇パーティーです
ブロリーこそサイヤ人そのものだった・・
生まれついての桁外れの戦闘力は増大し、親の私が恐怖すれほどに凶暴化していった・・
生まれついての桁外れの戦闘力は増大し、親の私が恐怖すれほどに凶暴化していった・・
塔矢「そんな、まさか。いや、しかし、これは」
塔矢(進藤、キミなのか?彼女とイチャイチャしている筈じゃ…)
塔矢「い、いや。対戦すれば分かる。対局を申し込まなくては…」
しかし急いで対局を申し込もうとしたが、saiの名は消えてしまった。
塔矢「くそっ。遅かったか」
塔矢「…………進藤」
塔矢「お父さんの口ぶりだと、saiと対局をするためにパソコンを
買って勉強していたと見て間違いないだろう」
塔矢「ならば何故僕を除け者にしようと、あんなに冷たくしたんだ?」
塔矢「碁のことなら、別に僕に教えてくれても良かったはずだ」
塔矢(進藤、キミなのか?彼女とイチャイチャしている筈じゃ…)
塔矢「い、いや。対戦すれば分かる。対局を申し込まなくては…」
しかし急いで対局を申し込もうとしたが、saiの名は消えてしまった。
塔矢「くそっ。遅かったか」
塔矢「…………進藤」
塔矢「お父さんの口ぶりだと、saiと対局をするためにパソコンを
買って勉強していたと見て間違いないだろう」
塔矢「ならば何故僕を除け者にしようと、あんなに冷たくしたんだ?」
塔矢「碁のことなら、別に僕に教えてくれても良かったはずだ」
塔矢「!」
塔矢「まさか彼女というのはお父さんのこと?」
塔矢「そうだ。僕が進藤に付きまとっていたとき、彼は確かに
『オレにも用事がある』と言った」
塔矢「用事?僕に知られては不味い用事って一体何だ?」
塔矢「…………お父さんと打つ用事ってことなのか?」
塔矢「……なぜ。なぜ僕じゃないんだ!なぜ僕じゃなくてお父さんなんだ進藤!」
塔矢「僕は、キミのライバルじゃなかったのか!?」
塔矢「僕じゃ、力が足りないのか?進藤……」
塔矢「まさか彼女というのはお父さんのこと?」
塔矢「そうだ。僕が進藤に付きまとっていたとき、彼は確かに
『オレにも用事がある』と言った」
塔矢「用事?僕に知られては不味い用事って一体何だ?」
塔矢「…………お父さんと打つ用事ってことなのか?」
塔矢「……なぜ。なぜ僕じゃないんだ!なぜ僕じゃなくてお父さんなんだ進藤!」
塔矢「僕は、キミのライバルじゃなかったのか!?」
塔矢「僕じゃ、力が足りないのか?進藤……」
塔矢「…………良いだろう。キミに認めてもらうため、僕は強くなろう」
塔矢「キミの目をお父さんじゃなく、僕に向けさせるために!」
塔矢「けど、その前にどうしてもハッキリさせなくちゃいけない」
塔矢(そう、恋人が出来たなんて嘘で僕を遠ざけようとしたのだけは許せない)
塔矢「お父さんと打つなら打つと言ってくれたら僕も引き下がっただろう」
塔矢「でも、キミは嘘を吐いた。他にも隠し事をしているなら洗いざらい
白状してもらうからな、進藤!」
塔矢「キミの目をお父さんじゃなく、僕に向けさせるために!」
塔矢「けど、その前にどうしてもハッキリさせなくちゃいけない」
塔矢(そう、恋人が出来たなんて嘘で僕を遠ざけようとしたのだけは許せない)
塔矢「お父さんと打つなら打つと言ってくれたら僕も引き下がっただろう」
塔矢「でも、キミは嘘を吐いた。他にも隠し事をしているなら洗いざらい
白状してもらうからな、進藤!」
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