私的良スレ書庫
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元スレヒカル「佐為。オレ、強くなったかな?」
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ところで塔矢はというと、夏休みの奈瀬とヒカルの一件を目に
してから、ヒカルの家に訪れるのに若干躊躇するようになっていた。
もしも、ヒカルの家にいるときに奈瀬もその場にいれば、この間
の続きが展開されるのではと、気が気ではなかった。
彼も多感な中学一年生の健全な男子である。
そういうことに全く興味がないということもない。
いくら四六時中囲碁のことばかり考えていても、目の前で見せつけ
られては話が変わる。
ライバルが自分の目の前で、年上の女性と淫らな行為に及ぼうと
するのは、彼にとって、些か刺激の強すぎるものであった。
してから、ヒカルの家に訪れるのに若干躊躇するようになっていた。
もしも、ヒカルの家にいるときに奈瀬もその場にいれば、この間
の続きが展開されるのではと、気が気ではなかった。
彼も多感な中学一年生の健全な男子である。
そういうことに全く興味がないということもない。
いくら四六時中囲碁のことばかり考えていても、目の前で見せつけ
られては話が変わる。
ライバルが自分の目の前で、年上の女性と淫らな行為に及ぼうと
するのは、彼にとって、些か刺激の強すぎるものであった。
ということで、奈瀬の企み通り塔矢はヒカルの家に近づかなくなり、
ついには自ら、対局はネット碁でとヒカルに申し出た。
この申し出にはヒカルも多少困惑したが、塔矢との対局のときのみ、
lightは佐為が打つというルールを佐為と取り決め、承諾した。
こうして、奈瀬と日高がヒカルの家に訪れる以外は、ほとんどネット碁
で済ませれるようになり、ヒカルに時間のゆとりが生まれた。
ついには自ら、対局はネット碁でとヒカルに申し出た。
この申し出にはヒカルも多少困惑したが、塔矢との対局のときのみ、
lightは佐為が打つというルールを佐為と取り決め、承諾した。
こうして、奈瀬と日高がヒカルの家に訪れる以外は、ほとんどネット碁
で済ませれるようになり、ヒカルに時間のゆとりが生まれた。
ちょうどそんな頃。
葉瀬中。
久美子「あかりー」
あかり「久美子じゃない。どうしたの?」
久美子「うん。あかりってプロ試験受けてたって聞いたから、どうだった
のかなって」
あかり「あー、うん。ダメだったよ」
久美子「そっかぁ。やっぱり難しいんだ、プロ試験」
あかり「うん。そりゃみんなプロになるために必死だもん。簡単にはいかないよ」
久美子「ふぅん。そうなんだ」
葉瀬中。
久美子「あかりー」
あかり「久美子じゃない。どうしたの?」
久美子「うん。あかりってプロ試験受けてたって聞いたから、どうだった
のかなって」
あかり「あー、うん。ダメだったよ」
久美子「そっかぁ。やっぱり難しいんだ、プロ試験」
あかり「うん。そりゃみんなプロになるために必死だもん。簡単にはいかないよ」
久美子「ふぅん。そうなんだ」
あかり「久美子は確か囲碁部だっけ?」
久美子「そうだよ。うちの囲碁部ってけっこう人がいるから、
どんな活動してるんだろうって部活紹介のとき覗いてみたんだけど、
そのまま勧誘されちゃって」
あかり「相変わらず押しに弱いよね、久美子って」
久美子「あはは…」
久美子「でも私、囲碁部に入って良かったって思ってるの。ほら、
黒と白の模様を作ってくのって綺麗じゃない?」
あかり「あっ、それ分かる。私もそうだったんだ!」
あかり「初めて碁を打ってるの見たとき、キラキラしてて綺麗な
模様が出来上がっていくの見るの好きだったなぁ」
久美子「そうだよ。うちの囲碁部ってけっこう人がいるから、
どんな活動してるんだろうって部活紹介のとき覗いてみたんだけど、
そのまま勧誘されちゃって」
あかり「相変わらず押しに弱いよね、久美子って」
久美子「あはは…」
久美子「でも私、囲碁部に入って良かったって思ってるの。ほら、
黒と白の模様を作ってくのって綺麗じゃない?」
あかり「あっ、それ分かる。私もそうだったんだ!」
あかり「初めて碁を打ってるの見たとき、キラキラしてて綺麗な
模様が出来上がっていくの見るの好きだったなぁ」
久美子「へぇ、あかりにもそんな時があったんだ」
あかり「懐かしいなぁ、あの頃」
久美子「そういえば、あかりっていつから碁を始めたの?中学生に
なったときにはもう院生だったよね?」
あかり「だね。碁を始めたのは6才だったかな、確か。まだ幼稚園
通ってた頃だったし」
久美子「すごーい。そんなに昔から?」
あかり「まぁね。でも院生のみんなもそれ位からの子、結構多いよ。
私だけ特別ってわけじゃないの」
久美子「それでも凄いよ」
久美子「そっかぁ、あかりがプロ試験受けるほど強いのは、やっぱり
小さい頃からやってるからなんだ」
あかり「懐かしいなぁ、あの頃」
久美子「そういえば、あかりっていつから碁を始めたの?中学生に
なったときにはもう院生だったよね?」
あかり「だね。碁を始めたのは6才だったかな、確か。まだ幼稚園
通ってた頃だったし」
久美子「すごーい。そんなに昔から?」
あかり「まぁね。でも院生のみんなもそれ位からの子、結構多いよ。
私だけ特別ってわけじゃないの」
久美子「それでも凄いよ」
久美子「そっかぁ、あかりがプロ試験受けるほど強いのは、やっぱり
小さい頃からやってるからなんだ」
あかり「えぇーっと。それほど強くはないかな?プロ試験の勝率も
五割くらいだったし」
久美子「それでも私から見たら雲の上の人だよ、あかりは。
あーあ。一回、あかりに指導碁打ってもらいたいなぁ」
あかり「あはは…。私まだ指導できるレベルじゃないんだけど…。
でも、一局打つのならいいよ。打とっか?」
久美子「ほんと?」
あかり「うん♪」
久美子「…あっ、でもテスト週間で今週部室入れない…」
あかり「大丈夫。私の家に碁盤あるからうちにおいでよ」
久美子「わぁ!ありがとう、あかり♪」
五割くらいだったし」
久美子「それでも私から見たら雲の上の人だよ、あかりは。
あーあ。一回、あかりに指導碁打ってもらいたいなぁ」
あかり「あはは…。私まだ指導できるレベルじゃないんだけど…。
でも、一局打つのならいいよ。打とっか?」
久美子「ほんと?」
あかり「うん♪」
久美子「…あっ、でもテスト週間で今週部室入れない…」
あかり「大丈夫。私の家に碁盤あるからうちにおいでよ」
久美子「わぁ!ありがとう、あかり♪」
原作であかりちゃんが囲碁部に引っ張ってきた女の子?名前覚えてないから自信ないが
あまり安易に実力差を置き石を増やして表さないほうがいいよ
6子7子なんてそれこそアマですらない後援会のおっさんレベルと同格になってる
6子7子なんてそれこそアマですらない後援会のおっさんレベルと同格になってる
碁の強さ基準はよく知らないがそんなに置き石の数かわらないもんなのか
http://www.yasashiigo.com/glossary/a_gyou/okigo.html
こっから
>置き碁は通常、棋力の差が1つなら定先、2つなら2子局、3つなら3子局というように、差が開くほど置き石の数を増やします。
>例えば、5級の人と10級の人が対局するときは、5子局になります。
らしい
こっから
>置き碁は通常、棋力の差が1つなら定先、2つなら2子局、3つなら3子局というように、差が開くほど置き石の数を増やします。
>例えば、5級の人と10級の人が対局するときは、5子局になります。
らしい
よく分からんが後援会のおっさんは置石増やしすぎると機嫌損ねるから適当な数でプロが上手く打つんじゃないの?
細かいことはいいや
>>1の好きなようにやるのが一番
>>1の好きなようにやるのが一番
つかなんだこのいちご100%は!原作のヒカルって少し自己中だったけど佐為が消えた辺りから優しくなったしモテそうなもんだけどさあ!
おっさん的思考からすれば周囲にJK溢れてるとか持て余しそうなもんだけど
強い奴が好きとか言っといて自分より弱い奴とイチャイチャしてると知ったらあかりは生きていけるのか
伊角さんはあかりちゃん関係なしにもともとこの年合格してない
上の方にある塔矢と真柴とあと一人が合格したんじゃね
ヒカルはパソコンの通信費が目ん玉飛び出る額になって仕方なくプロ試験受けると思ってました
上の方にある塔矢と真柴とあと一人が合格したんじゃね
ヒカルはパソコンの通信費が目ん玉飛び出る額になって仕方なくプロ試験受けると思ってました
あかりの家にて。
久美子「うわー。やっぱりあかりつよーい。あんなに置き石
置いたのに、どんどん石がとられちゃった」
あかり「…………」
久美子「あかり?」
あかり「!」
あかり「あっごめん。ちょっと考え事してた」
久美子「?」
あかり「昔ね、私もまだ全然強くなかったとき、ヒカルによく、
こうして打ってもらってたんだ」
久美子「ふーん?」
あかり「それが、なんだか少し懐かしくて…」
久美子「うわー。やっぱりあかりつよーい。あんなに置き石
置いたのに、どんどん石がとられちゃった」
あかり「…………」
久美子「あかり?」
あかり「!」
あかり「あっごめん。ちょっと考え事してた」
久美子「?」
あかり「昔ね、私もまだ全然強くなかったとき、ヒカルによく、
こうして打ってもらってたんだ」
久美子「ふーん?」
あかり「それが、なんだか少し懐かしくて…」
久美子「ヒカルって、海王に行ったあかりの幼馴染みの?頭良かったんだ」
あかり「うん。ヒカルは成績優秀でテストはいつも満点。運動だって
得意だったし、他の男子と違って大人びてるっていうか、子供っぽさ
とかもなかった。それに碁もすごく強いの」
久美子「なんだか、漫画に出てきそうなヒーローみたいだね」
あかり「ヒーローだったよ。ううん。私にとっては今でもヒーロー。
ヒカルがいなかったら、きっと私は碁なんてやってなかったし」
久美子「もしかしてあかりが碁を始めたのって…」
あかり「誰にも内緒だよ?……ヒカルと一緒にいたかったからなの」
あかり「うん。ヒカルは成績優秀でテストはいつも満点。運動だって
得意だったし、他の男子と違って大人びてるっていうか、子供っぽさ
とかもなかった。それに碁もすごく強いの」
久美子「なんだか、漫画に出てきそうなヒーローみたいだね」
あかり「ヒーローだったよ。ううん。私にとっては今でもヒーロー。
ヒカルがいなかったら、きっと私は碁なんてやってなかったし」
久美子「もしかしてあかりが碁を始めたのって…」
あかり「誰にも内緒だよ?……ヒカルと一緒にいたかったからなの」
久美子「へぇ」
あかり「でもほら、私はヒカルみたいに頭良くないし、そもそも
毎日碁ばっかりやってたから成績も散々」
あかり「だからヒカルと別の中学になるって知ったとき、すごく
ショックだった」
久美子「……」
あかり「それに最近はヒカル、ストーカーに追われてるって言って、
前みたいに会うこともなくなって…」
久美子「あかり…」
あかり「でもほら、私はヒカルみたいに頭良くないし、そもそも
毎日碁ばっかりやってたから成績も散々」
あかり「だからヒカルと別の中学になるって知ったとき、すごく
ショックだった」
久美子「……」
あかり「それに最近はヒカル、ストーカーに追われてるって言って、
前みたいに会うこともなくなって…」
久美子「あかり…」
あかり「でもね。碁を続けていればいつかまたヒカルと一緒に
いられるんじゃないかって今は思ってるの」
久美子「どうして?」
あかり「だって、ヒカルが言ってたんだもん。オレは碁の強い奴が好きだって」
あかり「だから今回のプロ試験、受かったら真っ先にヒカルに報告に
行こうと思ってたんだけど……まだまだ私なんかより強い人いっぱいいて、
結局行けなくってちょっと残念」
久美子「そんなことないよ!あかりはこんなに強いんだから!」
久美子「別にプロ試験に拘らなくても…」
あかり「ありがと、久美子。でも本当に私はまだまだなんだ」
いられるんじゃないかって今は思ってるの」
久美子「どうして?」
あかり「だって、ヒカルが言ってたんだもん。オレは碁の強い奴が好きだって」
あかり「だから今回のプロ試験、受かったら真っ先にヒカルに報告に
行こうと思ってたんだけど……まだまだ私なんかより強い人いっぱいいて、
結局行けなくってちょっと残念」
久美子「そんなことないよ!あかりはこんなに強いんだから!」
久美子「別にプロ試験に拘らなくても…」
あかり「ありがと、久美子。でも本当に私はまだまだなんだ」
久美子「……あかりは、それでいいの?」
あかり「えっ?」
久美子「だってヒカルくん。頭良くて、運動できて、碁も強いんでしょ?
格好いいかどうか顔は分かんないけど、彼女出来たっておかしくないと
思うな」
あかり「それは…」
久美子「海王の囲碁部は強いよ。今年の大会だって男子も女子も海王の優勝」
久美子「ヒカルくん。知らない誰かにとられちゃうかもしれないよ?あかりは
それでいいの?」
あかり「……でも、ヒカルは。ヒカルは碁が強い人が…」
久美子「ねぇ、あかり。ヒカルくんの気持ちも大切だと思うけど、一番大切
なのはあかりの気持ちだと思うんだけどな」
あかり「えっ?」
久美子「だってヒカルくん。頭良くて、運動できて、碁も強いんでしょ?
格好いいかどうか顔は分かんないけど、彼女出来たっておかしくないと
思うな」
あかり「それは…」
久美子「海王の囲碁部は強いよ。今年の大会だって男子も女子も海王の優勝」
久美子「ヒカルくん。知らない誰かにとられちゃうかもしれないよ?あかりは
それでいいの?」
あかり「……でも、ヒカルは。ヒカルは碁が強い人が…」
久美子「ねぇ、あかり。ヒカルくんの気持ちも大切だと思うけど、一番大切
なのはあかりの気持ちだと思うんだけどな」
あかり「私の……気持ち?」
久美子「うん。あかりはヒカルくんのことどう思ってるの?」
あかり「私はヒカルのこと……す…き…だよ」
久美子「だったら素直にそう伝えた方がいいんじゃない?変に意地張ってないで」
あかり「…………そう、だね。うん、そうかもしれない」
久美子「ほらっ、じゃあ行ってきなよ」
あかり「えぇっ、今から!?」
久美子「善は急げって言うじゃない♪」
あかり「うっ、うん。行ってくるよ!」
久美子「ファイト!」
あかり「久美子、ありがとっ。私行ってくる!」
久美子「うん。あかりはヒカルくんのことどう思ってるの?」
あかり「私はヒカルのこと……す…き…だよ」
久美子「だったら素直にそう伝えた方がいいんじゃない?変に意地張ってないで」
あかり「…………そう、だね。うん、そうかもしれない」
久美子「ほらっ、じゃあ行ってきなよ」
あかり「えぇっ、今から!?」
久美子「善は急げって言うじゃない♪」
あかり「うっ、うん。行ってくるよ!」
久美子「ファイト!」
あかり「久美子、ありがとっ。私行ってくる!」
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