元スレ京太郎「偶然が重なって運命の人」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×7
351 :
完全にデレデレやないですかー
いいぞもっと(ry
352 :
これって大学1年の5月だったらアコチャーチョロすぎなんですけど
353 :
アコチャーええな…
354 :
まぁ大学生なんて1ヶ月あればくっつくし
355 :
社会人なら一晩まである
悲しいなあ
356 :
実際ゴールデンウイーク明けくらいからチラホラカップルができ始める
というかこの二人は確実にすでにカップルに見られてるよね
357 :
果たして何組が来年まで一緒かな
358 :
今回もできたぶんだけ
359 = 28 :
………
…
京太郎「うまい!シェフを呼べ!!」
和「私ですが」
憧「なにやってんの?」
京太郎「久しぶりに食べたけど、相変わらず和は料理うまいな」
和「ありがとうございます」
憧「ほんと、おいしい。ねぇ和、料理ってどうしたらうまくなるの?」
和「そう言われましても……やっぱり誰かに食べてもらうのが一番なんじゃないですか?」
和「自分のためにってだけだと、こう手抜き…といいますか」
憧「あー、わかる。もうこれでいいやーってなるのよねー」
和「あと私の場合はよく母にダメ出しされますね」
京太郎「マジか。充分美味いのに」
和「しょっちゅうですよ。ただ言われたとおりにやるとより美味しくなるので」
360 = 28 :
京太郎「つーかこういう手料理を食べることが久しぶりだ」
憧「そういえば京太郎って普段どういう食事してんの?ちゃんと食べてる?」
京太郎「んー…麺とかー麺とかー麺とかー」
和「麺ばかりじゃないですか」
京太郎「だって麺が一番楽なんだもん」
憧「まぁそれはわかるけど」
京太郎「この前は一週間スパゲッティでしのいだな」
憧「それはやりすぎでしょ!?」
和「飽きないんですか?」
京太郎「そこはほら、パスタソースって山ほど種類ありますから」
和「というか、須賀くんって料理できましたよね?」
憧「え、そうなの?」
京太郎「できるってほどできねーよ」
憧「どっちよ」
京太郎「切る焼く炒めるくらいのことはするってレベルだよ。こんな手の込んだもんはとてもとても」
京太郎「まぁだいたいのもんは塩コショウで炒めるか、ポン酢かけときゃ食えるからな。そんな感じでやってる」
憧「ふ~ん」
和「ちゃんと野菜もとらなきゃダメですよ」
361 = 28 :
…
京太郎「ごちそうさまでした」
和「おそまつさまでした」
憧「食器はシンクの方でいい?」
和「あ、いいですよ。座っててください」
憧「いいわよ、これくらい。ほら京太郎も」
京太郎「へーい」
和「須賀くん須賀くん」ヒソヒソ
京太郎「?」
和「ケーキを出しますから、憧を捕まえておいてください」ヒソヒソ
京太郎「了解……」ヒソヒソ
京太郎「ほらほら、さっきも言ったけど憧は主役なんだから、こんなことはしなくていいんだって」グイグイ
憧「あっ、ちょっとなによー」
362 = 28 :
京太郎「いやーそれにしてもほんとに美味かった」
憧「………、京太郎はさ」
京太郎「ん?」
憧「やっぱり…料理ができる子の方がいいの?」
京太郎「そりゃあ、できるに越したことは無いと思うけど」
憧「そうなんだ……」
京太郎「憧だって料理修行してたじゃん。写真見ただけだけど、美味そうだったぞ?」
憧「あれは教えてもらったり手伝ってもらったり、余裕があったからで…」
憧「一人になってからはなかなか……和みたいに上手にはできないから」
京太郎「まぁ経験値が違うからな、そこはしょうがないって。憧はこれからどんどん上手くなればいいんだよ」
憧「………さっき、和が言ってたじゃない?」
京太郎「へ?」
憧「うまくなるには誰かに食べてもらうのが一番だって」
京太郎「……あぁ」
憧「だからね……その、あたしが作った料理をきょぅ……」
京太郎「………なに?」
憧「な、なんでもないっ!ごめん忘れて!」
和「お待たせしました」
憧「あ、和……」
京太郎「……」
363 = 28 :
和「どうしました?」
憧「うぅん…なんでもない!ね、京太郎?」
京太郎「あぁ………って、おーケーキかー」
憧「うわぁ…ありがと和!」
和「誕生日といえばケーキですからね。ちなみにちゃんとロウソクも19本ありますよ」
憧「あはは、そこまでしなくてもいいのに」
京太郎「じゃあロウソクたてて……火ぃつけるぞー」
憧「19本もあると火をつけるだけでひと苦労ね」
京太郎「まったくだぜ……っと、よし準備完了」
和「では電気を消しますよ」パチン
京太郎「さぁ憧、ひと思いにやってやれ」
憧「うん!じゃあ行きます!フゥー!」
京太郎「一本残ってるぞ」
憧「むっ、こいつしつこいわね。フッ…よし!」
京太郎「誕生日おめでと~」
和「おめでとうございます」
憧「ありがと~」
和「それじゃあ切り分けますね」
京太郎「こんなちゃんとしたケーキ食うの久しぶり……つーか今日久しぶりだらけだな」
憧「ちゃんとしてないのなら食べてるわけ?」
京太郎「コンビニスイーツはよく食ってる」
憧「あー、そういえばプリン好きなんだっけ」
京太郎「最近のコンビニプリンはバカにできんぜ?」
憧「わかるわかる。普通に美味しいわよね、あたしもよく買うもん」
京太郎「でもやっぱりホンモノとは比べ物にならないよなぁ」
和「というわけで本物のケーキです。いただきましょう」
憧「わ~」
364 = 28 :
憧「ん~!おいし~幸せ~」
和「はじめて行ったお店だったんですけど、当たりですね」
京太郎「甘いもの食うと幸せな気分になるよな~」
憧「なに女子みたいなこと言ってんのよ」
京太郎「いま俺の心は女子だから」
憧「こんなでっかい女子がいるかっ」
和「ふふっ……」ガタッ
憧「和?」
和「憧にこれを。誕生日プレゼントです」
憧「わぁ…ありがとう!」
和「防犯グッズです。これは玄関に取り付けるタイプで、こっちが窓につけるやつです」
憧「おぉ……」
和「憧は一人暮らしなんですから、念には念を入れないとダメですよ」
憧「う、うん…ありがと」
京太郎「リアクションに困ってるじゃねーか」
憧「こういうのはちょっと予想してなかったから……」
和「あれ~?」
365 = 28 :
憧「でもちゃんと活用させてもらうわ。ありがと和」
和「はい、ぜひ使ってください。須賀くん?」
京太郎「ん?」
憧「!!」
和「須賀くんも用意してきてましたよね?」
憧「……」
京太郎「あー……あるけど包んであるし、帰りに渡すよ。ダメか?」
憧「………うぅん、ダメじゃない」
和「まぁ、憧がそれでいいならいいですけど」
京太郎「それに、自分がいるところで開けられるとその…恥ずかしいだろ」
憧「………」
和「恥ずかしいものなんですか?見損ないました須賀くん」
京太郎「そういうことじゃねーよ!!」
憧「あはは…」
和「…………ふぅ」
366 = 28 :
このエピは次で終わるはず
367 :
続きはよ
368 :
何を渡すんでしょうねえ…
369 :
愛だよ
370 :
こしみのだな、間違いない
373 :
のどっち完全にお節介おばちゃんになりかけてるねww
374 :
プレゼントはこしみのではありません。これだけははっきりと真実を伝えたかった
行きます
375 = 28 :
………
…
憧「今日はありがと。こんなことしてもらえると思ってなかったから、すごく嬉しかった」
和「喜んでもらえてなによりです。須賀くん、憧のことお願いしますね」
京太郎「あぁ、しっかり送り届けますよ」
憧「よろしくね」
和「忘れ物はないですか?」
憧「うん、大丈夫のはず」
京太郎「あっても問題ないだろ。明日また会うんだし」
和「それもそうですね。では憧、須賀くんおやすみなさい」
京太郎「おう」
憧「また明日ね」
京太郎「……じゃ行きますか」
憧「うん」
376 = 28 :
………
…
憧「ありがとね」
京太郎「ん?なにが?」
憧「なにって、いろいろやってくれて」
京太郎「俺は何もしてないって。昼まで憧の誕生日ってことも知らなかったんだぜ?」
憧「あ、そっか。じゃいまの感謝返して」
京太郎「またそういう無茶を言う」
憧「あははは」
京太郎「知ってりゃもうちょっとできたこともあったのにな…」
憧「来年…」
京太郎「ん?」
憧「来年、楽しみにしてる」
京太郎「…………そうだな」
憧「うん………」
京太郎「でもその前に和の誕生日だけどな」
憧「和の誕生日……たしか10月だっけ」
京太郎「おっ、よく覚えてんな」
憧「やってあげなきゃね」
京太郎「そうだな。そのときは俺もなんか手伝うよ」
憧「当たり前でしょー。そういえば……京太郎の誕生日っていつなの?」
京太郎「俺?2月だからまだまだ、ずっと先」
378 = 28 :
憧「ふ~ん……2月か」
京太郎「期待してていい?」
憧「う~ん、どうかしら」
京太郎「えー頼むよー」
憧「そんなにしてほしいの?」
京太郎「へ?いや、そりゃまぁ……」
憧「……」ジー
京太郎「えっとだな……」
憧「………ま、京太郎次第ね」
京太郎「そ、そっか……」
憧「ふふっ」
京太郎「……」ポリポリ
憧「ホラホラっ、突っ立ってないで。ちゃんとエスコートしてよ?」
京太郎「へいへい」
憧「♪~」
京太郎「楽しそうだな」
憧「そう?」
京太郎「あぁ」
憧「そうかな…そうかもねっ」
京太郎「………ほら、行くぞ」
憧「は~いっ」
379 = 28 :
………
…
京太郎「到着…っと」
憧「着いちゃった……」ボソッ
京太郎「なんか言ったか?」
憧「なんでもない」
京太郎「………憧」
憧「な、なにっ?」
京太郎「遅くなったけど、これ。誕生日プレゼント」
憧「あっ………ありがとっ!!」
京太郎「自分で言うのも何だけど大したものじゃないから、部屋の片隅にでも置いて飾ってくれれば…」
憧「飾っておくものなんだ」
京太郎「一応、そんな感じ。はじめてだからなにを選べばいいのか全然分かんなくて参ったよ」
憧「はじめて?」
京太郎「ん?」
憧「はじめてって…なにが?」
京太郎「なにって、その…女の子にプレゼントをすることが、ですけど」
憧「えっ………で、でも高校のときにこういうこと無かったの?京太郎以外みんな女子だったんじゃ…」
京太郎「高校のときは部員みんなからのプレゼントって感じだったからな」
憧「咲は?幼馴染だったんでしょ?」
京太郎「幼馴染だからってわざわざ誕生日プレゼントなんて渡さねえって」
京太郎「女の子同士ならそういうことするのかもしれんけど」
380 = 28 :
京太郎「だから…俺個人としてプレゼントっていうのは、これがはじめて」
憧「ッ!」
京太郎「恥ずかしい話なんだけどな」
憧「うぅん、そんなことない……」
憧「ありがとう京太郎…絶対大事にする」ニコッ
京太郎「っ!!」
憧「……京太郎?」
京太郎「ぁ、いや………」
憧「どうしたの?」ジッ
京太郎「やばい……」ボソッ
憧「ねぇ…」
京太郎「じゃあそろそろ俺は行くから!ちゃんと戸締まりしろよ!」
憧「え?え、えっ?」
京太郎「誕生日おめでとう!じゃあな!おやすみ!」
憧「ちょっ、京太ろ……」バタン
…
タッタッタッタッタッ…
京太郎(やばい)
京太郎(やばいやばいやばいやばい…)
京太郎「はぁ…はぁ…はぁ………はぁ」
京太郎「憧……」
381 = 28 :
◇ ◇ ◇
憧「京太郎どうしたんだろ」
憧「あ、そうだ…京太郎のプレゼント…」ガサガサ
憧「わ、かわいい」
憧「京太郎がこれを選んでくれたのよね……」
憧「あたしの、ために」
憧「えへへ……あ、これオルゴールなんだ」
♪~
憧「大切にしよう……」
憧「どこに置こうかな……う~ん」キョロキョロ
憧「!」
憧「ここなら絶対目にはいるわね、うん」
憧「……これでよしっと」
prrrrr
憧「電話?京太郎……じゃなかった」
憧「もしもーし」
382 = 28 :
穏乃『誕生日おめでとーーー!!!』
憧「うるさいっ!!」
穏乃『あっははは!!ごめんごめん!!』
憧「まったく……でも、ありがとね。和に聞いたわよ」
穏乃『う?なんのことかなー』
憧「いいわよ、ごまかさなくても。全部聞いてるから」
穏乃『も~秘密って言っといたのに、和めー』
憧「秘密だったの?あの子聞いてないのに全部話してくれたわよ?」
穏乃『………まぁ和って昔からそんなところあったよね』
憧「うん」
穏乃『それはそうと、改めて誕生日おめでとう、憧』
憧「はいはい、改めてありがとう、シズ」
穏乃『どうだった?』
憧「楽しかったわよ。和の料理もケーキも美味しかったし」
穏乃『えーいいなー』
憧「それに……」
穏乃『それに??』
憧「なんでもない、えへへ」
穏乃『なんだよ気になるなー』
憧「今はまだヒミツ~」
383 = 28 :
今日はこれまで
385 :
乙女だな
これからどうなるか
386 :
かわええ...
387 :
互いに惹かれあっていくのがいいね…(恍惚)
388 :
乙~
この二人いいね~のどっち完全にスピーカーじゃないかww
389 :
あーもうたまらんね…
390 :
やっぱりアコチャーがナンバーワン
391 :
>>388
なんのこっちゃと思って見返したら、我ながらひどすぎワラタ
気をつけよう
392 :
和は咲が、憧は穏乃が好きなんじゃないの?
原作見てたらそうとしか思えないんだが
393 :
何言ってんだこいつ
394 :
お前なんでこのスレにきたの
395 :
いつものだから相手しちゃダメよ
396 :
すまないが、ノーマル以外は帰ってくれないか
397 :
息抜き
>>297の続き
398 = 28 :
京太郎「憧…」ギュッ
憧「ふぁ~……」
京太郎「好きだ」
憧「ッ~~~~」
京太郎「好きだよ」
憧「あたしも~…」ギュー
憧「ぁ……」
京太郎「ん?」
憧「カタくなってる……」
京太郎「あ、あぁ……さっき言ったろ?昨夜のこと思い出しちゃって」
憧「えっち」
京太郎「否定できねーな」
憧「ばーか」
京太郎「それも否定できねーわ。なぁ、憧」
憧「なに……むぐっ!?」
京太郎「ん……んっ」
憧「ん!ん~~!//」
京太郎「んん………んむ」
憧「んんん!んん~~~~/////」
399 = 28 :
京太郎「ふぅ」
憧「ぷはっ……な、なにすんのよぉ///」
京太郎「嫌だったか?」
憧「イヤなわけない、けど……」
京太郎「………」
憧「ただ急にやられるとビックリするから…」
京太郎「憧ォ!」ガバァ
憧「ふきゃあ!?」
京太郎「ごめん、もう我慢できねぇ」
憧「えっ!やっ…だめ!舐めちゃ……」
京太郎「なんで?」
憧「だ、だって昨日汗いっぱいかいたし、そのままでまだシャワーもなにも……」
京太郎「たしかにちょっとしょっぱいかも」
憧「バカぁ!!……あっ」
憧「んんっ……ひゃっ!」
憧「ダメっ…………そこやぁ」
京太郎「憧ももう準備万端じゃん」
憧「ぅ~~~~////」
400 = 28 :
京太郎「嫌ならやめるけど?」
憧「ぅぅ……」ギュウ
京太郎「憧?」
憧「京太郎は、エッチのときイジワルになる」
京太郎「男の子は好きな女の子にはいじわるしたくなるもんなんだよ」
憧「ねぇ京太郎、キス」
京太郎「んっ…」
憧「ん……、優しくしてね?」
京太郎「俺はいつだって優しいだろ?」ゴムゴム…
憧「優しいけど…強引で、イジワル」
京太郎「それは否定できねーな」ピッ
憧「京太郎、きて」
みんなの評価 : ★★★×7
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