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    元スレ京太郎「偶然が重なって運命の人」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×7
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    301 :

    続きはよ

    302 :

    京太郎「憧、おいで」

    ここすき

    303 :

    書けばいいじゃない
    大歓迎!

    304 :

    正直一瞬俺が数話見忘れたのかと思ってバックしたわww

    305 :

    構わん、やれ

    >>304
    よう俺

    306 :

    アコチャーの夢オチかと思った

    307 :

    なんか誘い受けみたいになっちゃったけど続かないよ!
    息抜きだからね!


    本当はこういうくっついてからを書きたくてこのスレ立てたんだけど、なかなか話が進まない…

    308 :

    くっつくまでの過程も大事よね

    309 :

    溜めて溜めて過程を書いてその上でそういうイチャイチャを解放するのがよろし

    310 :

    ということで話を進めますがほぼ進みません
    おかしいこんなはずでは

    311 = 28 :

     


    「今日は楽しかったな」

    「そうだ、メールしとこ」

    「また…一緒に……うぅん、2人で……」

    「2人で……デート、したいなぁ」

    「京太郎と……京太郎、京太郎…………んっ」

    「お、お風呂入ろう!」



    ◇ ◇ ◇

    京太郎「う~~~~~~ん………」
    ピロピロピロピロ
    京太郎「お?メール……?」

    『今日はアリガト。本当に楽しかった!また2人でどこか行きましょ』

    京太郎「……こんな風にわざわざメールくれる子、高校時代にはいなかったな」

    京太郎「2人で、か……」

    京太郎「まじかー」

    京太郎「………」

    京太郎「………」

    京太郎「………………とりあえず返事しとくか」




    ◇ ◇ ◇

    prrrr
    「ん?…………っ!!?」

    「も、もしもし!?」

    『久しぶりだね、咲。起きてた?』

    312 = 28 :

     




    ◆ ◆ ◆


    「えっと……」

    「ぅお~い!サッキーーー!!!」ブンブン

    「淡ちゃん!?」

    「よかった、ちゃんと来れたんだね」

    「あ、お姉ちゃん。今日は淡ちゃんも?」

    「話したら一緒に行くって聞かなくって」

    「めいわく?めいわく?」

    「うぅん、そんなことないよ。久しぶりに淡ちゃんにも会えてうれしいよ」

    「あわ~」

    「じゃあ早速行こうか」

    「は~いッ」

    313 = 28 :

     
    「ねぇ、どこに行くの?」

    「いいとこ」フフン

    「いいとこ~」

    「淡ちゃんもどこ行くか知ってるの?」

    「知ってるともさ!おいしいから期待してていいよ!」

    「おいしい?」

    「こら淡」

    「怒られちったーあははは」

    「教えてくれてもいいのに」

    「行ってのお楽しみだよ。まぁ、本当においしいから。私のお気に入り」

    「てことはお菓子だ。ケーキ屋さんとかでしょ?」

    「!?、なんで…」

    「あはは、それくらいわかるよ」

    「おぉ、さすがイモウト」

    「と、とにかく行こう」

    「ここから近いの?」

    「すぐそこだよー」

    「高校生の頃からだから私はもう5年くらい通ってる」

    「へぇ~」

    「いまは離れちゃってるけど東京歴は咲よりだいぶ先輩だからね。いろいろと教えてあげるよ」

    「うん!ありがとうお姉ちゃん!」

    314 = 28 :

     



    「ここ」

    「うわ~オシャレだ」

    「こちらのお店、なんとあのはやりんプロデュースなんですのよ」

    「へぇ~」

    「そのへんのことはよくわかんないけど、おいしいよ。特にプリンは絶品」

    「プリン……」

    「咲?」

    「さぁ!早く入ろう!そして早く食べよう!」

    「あ、待ってよテルー。ほら咲も行くよー」

    「…………ぁ、うん」





    「おいしい…!」

    「でっしょでしょでしょ~」

    「お姉ちゃんがハマるのもわかるよ~」

    「ふふふ……ねぇ咲、その……最近どう?」

    「へ?」

    「テルは咲のことが心配でしかたないんだよー」ニヒヒ

    「ぅ……」

    「大丈夫だよ、先輩もよくしてくれてるし………そうだ、竜華さんに聞いたよ」

    「そ、そう……」

    「??、なになに?リューカさんてあの人だよね?千里山の」

    「うん、いまは私の先輩なんだ。私が……」

    ~~

    315 = 28 :

     
    ~~

    「へぇ~、テルってばちゃんとお姉ちゃんしてるぅ~」

    「あ、淡っ…!」

    「あはは、テル照れてる?照れてる?照だけに?なんちってー」

    「あっ…」

    「……、淡」

    「んー?」

    「少し、黙ろうか?」ニッコリ

    「あっ………あわわわわ…」

    (お姉ちゃんは昔から名前でからかわれるのが大嫌いなのです)

    (とりあえずなにか話を逸らさないと……)

    「あ、あの!二人とも!」

    「!?」

    「……どうかした?」

    「え、えっと……そうだ!お姉ちゃん彼氏とかいないの?」

    「ッ!?」ブフー

    「うわ!ばっちぃ!」

    316 = 28 :

     
    「ゴホッケホッ……と、突然なにを」

    「だ、だってお姉ちゃんももうハタチ過ぎてるんだし、そういう人がいても……」

    「……………」ズーン

    「ぁ………あ、淡ちゃんは!?」

    「私ー?いないよー?まぁ、この淡ちゃんに釣り合う男なんてそうそういないからね、しょうがないよ」

    「そっかー、そうなんだアハハ」

    (よし、なんとか場の空気は変わったよ…)

    「そういうサキは?彼氏とかいるの?」

    「ふぇっ!?わ、私!?」

    「言い出しっぺの法則……!」

    「私は………す、好きな人はいるよ」

    「おぉ!」

    「!!、そうなんだ……」

    「どんな人どんな人ー??」

    「えっとね、幼なじみなんだけど……」

    (幼なじみ……?)

    「優しくて背が高くて面白くて勉強もできてスポーツも得意で」

    「顔は?1番重要じゃん!」

    「えっと……カッコいいよ、えへへ」

    「なんだったっけ、たしか……キョーちゃん?だっけ?」

    「あ、うん」

    「なになに?テルも知ってるの?」

    「近所に咲と遊んでくれてる男の子がいたのは覚えてる。でもそれくらい」

    「ふ~ん」

    317 = 28 :

     
    「まだ付き合い続いてたんだね」

    「京ちゃんも清澄だったんだよ。それでいまはこっちにいるんだ」

    「大学生?」

    「うん。和ちゃんと同じ大学なんだよ」

    「え、それってもしかして」

    「原村さんと付き合ってるの?」

    「それは無いと思うよ。京ちゃん、高校生のときに和ちゃんにフラれてるし」

    「でもでもー、諦めきれずに同じ大学とかー」

    「うんうん」

    「う~ん……それも無いと思うな。もうなんか仲のいい友達みたいになってるし……」

    「そもそも和ちゃんは完全にそういう風に見てないから」

    「なるほどー」

    「問題は私も完全にそういう風に見られてないっていう…」

    「ありゃ~…」

    「甘いね咲……甘々だよ、まるでこのプリンのような甘さだよ」

    「え…?」

    「人が人を好きになるのは一瞬なんだよ……!」

    「それまでずっとなんとも思っていなくても、ある瞬間その相手のことを好きになっている。それが恋なんだよ……!!」

    「おぉ!」

    「恋と時間は無関係なのさ」

    「時間……」

    「すごいテル!経験あるの!!??」

    「えっ?いや、その…本とかで……」

    「それはその二人がくっつく話だっただけだね」

    「うぐぅ」

    「ぷすすー、テルださーい」

    「でも……時間が関係ないっていうのはその通りだと思うよ」

    「咲…?」

    318 = 28 :

     

    ………



    「じゃあそろそろ行こうか」

    「あ、ここってテイクアウトもできるんだよね?」

    「うん。私もなにか買っていくつもり」

    「竜華さんにお土産買っていってあげようっと」

    「……ふ~ん、清水谷さんに」

    「…………テル、ヤキモチ?」ボソッ

    「べ、べつにそんなことは……っ!」

    「ふふふふ~、テルかわいいなぁ」





    (……京ちゃん、プリン好きだったよね」

    「サキー?何ぶつぶつ言ってるの?」

    「ふぇ!?」

    「二人とも行くよ」

    「あわわ、待ってよテルー」


    「そうだ、場所を覚えておかないと」

    319 = 28 :

    ここまでで

    次回は5月17日です

    320 :

    9ヶ月も先か…

    321 :

    おつー
    気長にまつべー

    322 :

    乙ー
    5月17日…いったい何の日なんだ…

    323 :

    リアルで9ヶ月か……

    324 :

    むしろまだ五月なのに暑すぎワロタとおどけてみせる所

    325 :

    5月なのにあったかーい

    326 :

    続ける気ないのに生存報告だけでお茶濁すよりかいっそ清々しい

    327 = 28 :

    あ、あれ?ちゃんと伝わってる、よね?大丈夫だよね?

    328 :

    わかってても弄りたいのだよ

    329 = 321 :

    伝わってないんじゃねー?知らんけどー

    330 :

    わっかんねーけどわかってるよ

    331 :

    わかってるよ
    >>1が日本と時差のある国に住んでて明日が5月17日なんだよね

    332 :

    わかってるわかってる5月17日だよな

    333 = 323 :

    冗談でしょ
    いじっちゃいかんのか

    334 :

    来年の5月17日まで本編中止で京憧の小ネタを1日1個書き続けるんでしょ?

    335 :

    と言うか多分わかってないやつ居ないやろ

    336 :

    九ヶ月保守してって事っしょ、わかってるよ

    337 :

    ところでメインヒロインが憧なのは間違いないだろうけど
    一回も>>1の口から誰がヒロインか言われたことがないんだよね
    タイトルも固有の誰かを示してるわけじゃないし
    つまりマルチエンディングの可能性が

    338 :

    さすがにここまで皆ノンケだと違和感バリバリだな

    339 :

    それはお前の感性が狂ってるんだろう

    340 :

    最近時間がとれなくて辛い…
    とりあえずできたところまでいきます

    341 = 28 :

     
    5月17日





    「京太郎あのね……」

    京太郎「お、おぅ」

    「ほらこれ見て京太郎」

    京太郎「……、どうした?」

    「ねぇ京太郎聞いてる?」

    京太郎「ちゃんと聞いてるって……」

    「京太郎」

    「京太郎!」

    「京太郎!!」


    「…………」

    (これはちょっと予想外でしたね…)

    「あ、あの…少しいいですか?」

    京太郎「ん?」

    「なに?」

    「二人とも今晩予定ありますか?」

    京太郎「俺は何もないけど」

    「あ…和、もしかして……」

    京太郎「なんかあるのか?」

    342 = 28 :

     
    「今日は憧の誕生日なんですよ。なので私の家でちょっとしたお祝いでも、と思いまして」

    京太郎「え、そうだったのか」

    「覚えててくれたんだ」

    「当たり前じゃないですか…と言いたいところなんですけど」

    「??」

    「実はこの前、穏乃から連絡がありまして」

    「そうだったんだ……シズったら」

    「なので須賀くん、7時くらいにうちに来てください。憧は私と一緒でいいですよね?」

    「うん、ありがと和」

    京太郎「えっと…俺も行ってもいいのか?」

    「来てくれないの?」

    京太郎「あ、いやその……」

    「当たり前でしょう。来ないと怒りますよ」

    京太郎「わかった!わかったから」

    「よかった…」

    京太郎「ッ!」





    「須賀くん須賀くん」ヒソヒソ

    京太郎「ん?」

    「ちゃんとプレゼントを用意してきてくださいよ」ヒソヒソ

    京太郎「あっ………そういうことはもっと早く言えよ!!」

    「すみません、忘れてました」


    「京太郎、和、どうしたの?」

    343 = 28 :

     


    ◆ ◆ ◆


    「どうぞ、上がってください」

    「おじゃましまーす」

    「そういえば今日、和の両親は……」

    「憧の誕生日パーティをやるので出てもらいました」

    「えぇ!?」

    「なので気にしなくていいですよ」

    「いや逆にめっちゃ申し訳ないんですけど…」

    「なーんて、冗談ですよ。今日は二人とも遅くなるそうです」

    「ホント?」

    「本当ですって」

    「ならいいけど…」

    「はい、いいんです。適当に座っててください。いまなにか飲み物いれますから」

    「お構いなく~」

    「さすが…立派なお宅だこと……」キョロキョロ

    「砂糖とミルクはお好みでどうぞ」

    「ありがと。そういえば、京太郎って和のうちに来たことあるの?」

    「ありませんけど…なんでですか?」

    「京太郎、一人で来れるのかなーって」

    「住所を教えておきました。あとはスマホの地図があるからなんとかなると言っていたので」

    「ふ~ん……」

    「安心しました?」

    「は!?な、なにが?」

    「ふふふ」

    「なによーっ」

    344 = 28 :

     


    ………


    ピンポーン
    「!」

    「須賀くんでしょうか…はい」

    京太郎『えっと、和だよな?着いたぞー』

    「ちょっと待っててください。いま開けますから」

    「京太郎…」



    ガチャ
    京太郎「よっす」

    「待ってましたよ。用意してきましたか?」

    京太郎「一応な。ラストの講義終わってから速攻で探しに行ったんだぞ」

    京太郎「誰かさんがいきなり言ってきたおかげでな」

    「すみません反省してます」

    京太郎「まー、気のない謝罪だこと」

    「いつまでも玄関で立ち話もなんですし、上がってください」

    京太郎「あいよ…お邪魔しますっと」

    「憧も待ってますしね」

    京太郎「……あぁ」

    345 = 28 :

     
    「京太郎!」

    京太郎「よう、さっきぶり」

    「遅いわよ」

    京太郎「ちゃんと7時くらいに来ただろ?」

    「そうだけどぉ…」

    京太郎「ちょっといろいろと準備があったんだよ」

    「あっ…それもしかして……」

    京太郎「……ま、あとでな」

    「……うん!」

    「じゃあ私は料理を仕上げちゃいますので、少し待っててください」

    「あ、それならあたしも何か手伝うわよ」

    「ダメです。憧は今日の主役なんですよ」

    「は~い…」

    京太郎「おぉ和の手料理か、楽しみだなー」

    「むっ」

    346 = 28 :

    とりあえずここまでで

    348 :

    おーつー
    あこちゃんもうでろんでろんですな

    349 :

    おつおつ

    京ちゃんはいったい何を用意したんです?
    たのしみっす


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