のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,062,978人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報

    元スレ憧「吹き抜ける風」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    651 :

    幼なじみ大好きは無いな
    とうとう咲の回想シーンにも出てこなくなった京なんとかさん哀れww

    652 :

    いや百合漫画で多いってだけで咲に当てはまってるとは>>650も言ってないだろ

    653 :

    遅くなってすみません。今日か明日、投下します。

    654 :

    今回早くて嬉しい

    656 :

    改めて思ったけどここの咲さんてかつてなくヤバいんじゃ・・・

    657 :

    楽しみにしてるよーぅ

    658 = 1 :

    投下ー

    659 = 1 :

    パーキングエリア

    「はあ……気が重いわ……」トボトボ

    「なんであんとき大丈夫なんて言うたんやろ……」




    一週間前




    浩子『三日前、運営の方から正式に発表がありましたわ。阿知賀の宮永咲……先鋒で出るらしいです』

    セーラ『宮永……咲?チャンプの親戚かなんかか?』

    浩子『いえ、それは解りませんが……』

    竜華『て言うか、奈良は晩成やなく阿知賀が出場するんか。どんな打ち手なんや、その咲ちゃんってのは?』

    『ウチらがそんなに警戒するほどの相手なんですか?』

    浩子『はっきり言って、相当えげつないで……百聞は一見に如かずや、取り敢えずこれを見てください』





    『嶺上開花。8000オールの9本付けです』ゴッ





    660 = 1 :

    「はあ……あんな化け物と闘ったら、死んでしまうわ……」

    (皆には勝算が有るって言うたけど……正直、跳ばないようにするのが精一杯かもしれん……ん?あれは……)

    「……♪…、………♪」

    (宮永……)

    「咲?」

    「……」クルッ

    「あ……ごめんな、覗き見るつもりじゃなかったんや」

    「……いえ。お気になさらず」

    「そ、そうか……」

    「……♪」

    「……」

    「……、~~♪」

    「……」ソワソワ

    「あ、あの!」

    「はい?」

    「それ、なんの歌なん?」

    「ト短調シンフォニィです」

    「へ、へー……ウチも良く聴くんよ。やっぱベートーベンはええな」

    「モーツァルトです」

    「あ、モーツァルト……ね」

    「はい。~~♪」

    「……」

    661 = 1 :

    (あ、あかん……沈黙が辛いで……咲ちゃん、あんまりお喋りなタイプじゃなさそうし――)

    「……♪あ、そうだった。すみません」

    「は、はい!?」

    「バスってどこで乗れるんですか?」

    「は?」





    10分後


    竜華「あ、怜!やっと戻ってきた!……怜?」

    「……ありえへんありえへん……」ブツブツ

    竜華「怜!どうしたんや!?」

    「……なあ、竜華。ウチの能力って……そんなに解りやすいか?」

    竜華「……は?」

    662 = 1 :


    『すいません。わざわざ送って貰って』

    『いや、別にええで。困った時はお互い様や』

    『…………そうですか。では一つだけ』

    『?』

    『あまりご自身の能力を過信なさらないように。未来の表層を源と誤解しないように……』

    『それって……』

    『咲ー!早く乗ってー!』

    『――では。また卓の上で会うことを祈ってます』

    バス移動中

    浩子「……それは、またなんとも……」

    竜華「未来の表層を源と誤解するな……?いったいどういう意味なんや?」

    セーラ「単なる僻みとちゃうか?よくある、凡人が怜みたいなのを妬んで……」

    「……あれ?」

    「……先輩の能力、バレてません……?」

    セーラ「……ん?」

    「園城寺先輩の一巡先を見る力がバレてますよ!……公式戦ではまだ2、3回しか使ってませんのに……」

    663 = 1 :

    竜華「っ……!この際咲ちゃんの言葉はどうでもええ!今はそっちの方が問題や。対外試合したときに情報が漏れたって言うならまだええ……けどもし、たった数回の試合で力が見破られたのだとしたら……」

    セーラ「!?」

    浩子「間違い無くウチらのデータ、ごっそり吸収されてますわ」

    セーラ「じゃあ、あの咲っちゅう一年はわざわざ手の内が全部解ってる事を教えたんか……?」

    「エラい舐められてますね……」

    (一回現実見せたる必要があるな……一年生最強は誰かっていう現実を……!)


    ざわ…… ざわ……


    (そうなんか……?咲ちゃん、ほんまにそんなつもりやったんか?)

    『……』

    (違う……あれはもっと別の意味があったんや。引っかかる……咲ちゃんは、一体何を……)


    …………。
    ………。

    664 = 1 :

    一方白糸台

    「テルー!早く帰ろー」

    「待って。後もう半荘一回打ちたい」

    「むー!早くしないと駅前のプリン売り切れちゃうよ!」

    「ぐぅっ……!」

    「そこで本気で悩まないでくれないか。一応……でもなく、正真正銘お前はチームのエースなんだから」

    「ごめん……」シュン

    「淡もだ。実力は照に次いでの二位だが、油断してると足元を掬われるぞ」

    「へー」カミイジイジ

    「はあ……」

    「だって県予選は超退屈だったんだもん!激戦区東京と言いつつ、出番回ってきたの決勝だけじゃん」

    「……つまり、自分が熱くなれる勝負が無いからやる気が出ない、と?」

    「アイサー!」

    「淡。油断してると本当に足元を掬われる」

    「高校100年生の私の足元を掬えるヤツなんて居るわけ――」

    「私に」

    「照に!?」

    665 :

    これは怜と憧のバトルの予感!?

    666 = 1 :

    「全く……、仕方無い。そんなお前に朗報だ」

    「あわ?」

    「……」つ月刊麻雀チョンボ

    「あ!照がグラビアになった回だ!」

    「……!」アワアワ

    「いいねいいね……『白糸台の双璧、宮永照と大星淡』!優勝候補のいっか……く?」アワ?

    「一角って……随分控え目な評価じゃん。なんでこんな下馬評に……」ペラッ

    「……ん?」ジッ

    「ふっ」ニヤッ

    「……!」

    (何コレ何コレ何コレ!ずっこい面白いヤツがいるじゃん!)キラキラ

    「少しはやる気が出たか?……て、聞いてないか」

    (牌譜もいい感じに狂ってるし、キてるし、何より面白い!ドラッグキメたヤツだってこんな麻雀打てっこない!)キラキラ

    「淡?」

    「テルー!早く練習しよ!叩き潰してみたい敵が出来た!」バサッ

    667 :

    「これって……」スッ



    『驚異の連荘、脅威の嶺上、宮永咲!』




    「たった一回の親で三校ぶっ跳ばすとか最高じゃ――」

    「さ……咲!?」

    「ほへ?」

    「ん?」

    668 = 1 :

    短いですがここまで。
    咲さんが手の内を見せるような描写が有りましたが、勝敗には影響しないので流してください。

    670 :

    おつ
    いよいよお姉ちゃんとの再会か

    672 :


    照や淡より怜との接近が気になる
    咲のアドバイスで未来視をどう変えるのか、咲の膝を使うのか

    673 :

    乙、
    照の反応だと嫌いとかではなさそうやな。
    千里山は怜の能力を知ってる事をバラしたというよりアドバイスだよね此れ……強い相手としたいという感じかな?
    後、泉……あなたが現実を見なさい

    674 :

    万全である相手を倒したいとかもあるだろうが未来視つかうと消耗する分かってて心配してるんだろ、原作より強いけど人間味も比例してる感じだし
    怜と咲の絡みも期待して乙

    675 = 673 :

    ……気付いたらいけなかった気がするけどすこやんが持ってた評価って靴下脱いでない時のだよね
    (照とする時は靴下脱いでと咲が言ってる)

    676 :

    照の反応見る限り咲は既に故人とか行方不明とかだと思われてたのかな?
    原作のような仲違いってわけじゃなさそうだけど両者の反応見る限り
    照→咲は大丈夫だけど、咲→照にちょっと含みがありそう

    677 :

    怜が咲の意図を汲み取ろうとしてるのがいいね
    憧もそうだが映像見ただけじゃなく実際に触れ合ってみないと分からない良さがある感じ
    原作でももっと他校と触れ合えばいいのに

    まあとにかく先鋒戦前の咲と怜の触れ合いを楽しみにしてる!

    678 :

    そもそも何で咲は奈良で一人暮らししてるんだろうか
    照とってより親との確執があるのかな

    679 :

    原作でも一人暮らしさせてたって不思議じゃない親だけどな。賭け麻雀させるくらいだし。
    そんな話より色んな他校と出くわしてほしい。

    680 :

    今晩投下します。

    681 :

    まってた

    683 = 1 :

    東京

    穏乃「おおー!スカイツリーだ!」

    「凄く、大きいです……」

    「お、お姉ちゃん?」

    (やっと着いた……咲が迷子になったときはどうなることかと思ったけど……)

    「ほら、早くホテルに荷物運んじゃお。観光は後で出来るから」

    穏乃「そうだった……えーと、全員揃ってるかな?」

    「一、二…五と。よし、全員いるわね……って、あれ?咲の荷物はそれだけ?」

    「うん、そうだけど?」

    穏乃(学校用の小さな鞄一つ……あれじゃあ財布と着替えだけでいっぱいだろ)

    穏乃「咲さんって、荷物少ないですよね」

    「そ、そうかな?」

    「うん、咲ちゃんは(麻雀さえしなければ)可愛いんだから、もっとお洒落するべきだよ」

    684 = 1 :

    「う……で、でも私、洋服なんてあんまり持ってないし……」

    「私の貸してあげるから!」

    穏乃「私のジャージも」

    「なんでジャー――」

    (いや待て……何も穿かせずに裸ジャージとか……)ジュル…

    「……!」ビクッ

    (な、なにか悪寒が……)

    「さ、咲……早くホテル行こ……早く……」

    「憧ちゃん、咲ちゃん怯えてるから」



    ホテル


    「さてと、荷物は置いたし」ニジリ

    「じ、じゃあ私はちょっと打ってくるから」

    穏乃「逃がしませんよ」ガシッ

    「大会は明後日だし、それまで咲ちゃんで遊ぶのです」ガシッ

    「……」カタカタ

    「じゃあ制服は脱いじゃおっか?」ガシッ

    「ちょっ……まっ……!」

    「じゃあまずは見た目から……」ワキワキ


    685 = 1 :

    10分後

    穏乃「こ、これは……」

    「正直ここまで化けるとは思ってなかったよ……」

    「な、なんで巫女服があるの……」

    「実家が神社だからね。にしても……」ゴクリ…

    (宥姉が簡単なメイクをしただけなのに……純朴な文学少女が純潔の巫女に……)

    「うん、咲ちゃん可愛いよ」ニコッ

    「は、恥ずかしいよ……」マッカ

    「正直襲いたい」

    「!?」

    「い、いけない……つい本音が」

    穏乃「いや……でも……正直、凄く解る」

    「穏乃ちゃん!?」

    「待つのです!襲うのはこのメイド服を着させてからなのです!」

    「順序云々の話じゃないですからね!?」

    「その次はこの水着を」

    「なんで水着!?」

    「グッジョブ!」b

    穏乃「その上からジャージを着せれば……あーら不思議」

    「防御力は上がったのに色気も倍増」ドヤッ

    「い、嫌ですよ?絶対に着ませんからね?」ニゲ

    「おっと。逃げようとしたら、今この場で襲うから」

    「あれ……もしかしなくても監禁強か――」

    「失敬な。軟禁和姦よ」

    メイド咲「何一つ納得してないよ……っていつの間に!?」

    686 = 1 :

    「コレマデノウラミハラサデオクベキカ……」

    メイド咲「ひっ!?」

    「Freeze!動かないでね」つ水着

    穏乃「じゃあ脱がせますよ」

    「待った!写真とってから」つカメラ


    ワイワイガヤガヤ



    メイド咲「……私、なんでこのチームに入ろうと思ったんだろ……?」


    3時間後



    「もうお嫁に行けない……」シクシク

    穏乃「さ、流石にヤりすぎたかも……日頃の麻雀での鬱憤を晴らすつもりが」

    「大丈夫。もうお嫁に行けないようなことくらい何度もヤってるから」

    「じゃあ問題無いね」ニッコリ

    「……たまにお姉ちゃんの笑顔がとても怖いのです」

    「ってもうこんな時間。今日はもう暗いし、観光は明日ね」

    687 = 1 :

    「そうだね……じゃあ、私達は部屋に戻るから」

    「……へ?」

    「ごゆっくり、なのです」

    穏乃「じゃあ、また夕食で」


    バタン



    「……」

    「……」

    「……!」ダッ

    「……!」ガシッ

    「あ、憧ちゃん?この手を離してくれないかな……?」

    「……ごめん。もう我慢出来ないから」

    「ま、待って!ほら大会は明後日だし」

    「じゃあコンディションを最高にしないと……」グイッ






    食堂

    穏乃「やっぱり……あの二人、降りてきませんでしたね」つケチャップ

    「まあ、憧ちゃんは咲ちゃんを食べてるからいいんじゃないかな?」つハンバーグ

    「あったかーい」つうどん

    穏乃「……後で咲さんに夕食持っていこ。精の付く……」


    688 = 1 :

    すいません、なんか風呂場の水が止まらないので一端中断します。

    ちょっと待って下さい……

    689 :

    蛇口壊れたのかな?
    待ってます

    690 = 1 :

    叩いたら知らんけど直ったので再開します

    691 = 1 :

    翌朝

    「Zzz……咲……」ギュッ

    咲ちゃん人形「……」

    「……」グッタリ

    (死ぬかと思ったよ……)

    「Zzz……」

    「……」ムクッ

    「あんまり麻雀から離れすぎると感覚が鈍るから……ごめんね、東京はまた回ろ?」ナデナデ


    …………。
    ………。

    雀荘

    A「ロンなり!リーチ一発、7700!」

    B「うへ……早いなあ……」

    A 最終形




    12378m678p5⑤789s 9m



    棄て牌



    8m4m西北発(リーチ)




    C「ったく……三色まで粘れよ、詰まんねえな」

    A「バーカ。麻雀は早さが命よ!ちんたら三色なんてやってられっか!」

    B「こっちはつまんねえんだよ!ごめんね、せっかく東京に来てくれたってのに」

    「いえいえ、お構いなく」スバラッ

    「東京の空気に慣れるために来たのです。私は構いませんから」

    C「そう言ってくれると有り難いが……」

    692 = 1 :

    (大会まであと1日……宮永照との衝突は避けられません。出来ることを……)


    東 4 五巡目

    煌 手牌




    2445m2368p24677s 1p




    店員(あらあら……。この子の手、ズタボロだ。急所だらけな上に今のツモでタンヤオも三色も消えた。両面から入った以上、平和も望み薄……)

    A「ポンなり!」

    A 副露
    ポン中中中
    ポン222m

    (……マンズが溢れ出してる下家にリーチのみでケンカは出来ません……オリ!)タンッ



    打 7s



    店員(まあそうだろうな……)

    6巡後

    A「ツモ、2600オールなりぃ!」



    4⑤68899m
    ポン中中中
    ポン222m




    (なかなかに……すばらな和了形とは言えませんね。しかしこうもツモアガレては……)

    スマホ「フォロミッフォロユッフォロミッフォロユッ」

    693 = 1 :

    「あ……すいません、ちょっと電話が代走お願いしても構わないですか?」

    C「ああ、こっちは卓が埋まれば文句無いぜ」

    「では、失礼して……」


    …………。
    ………。


    店員「えーと、今から私が入りますけど……」

    B「いや、待った。一人待ち客がいるでしょ」

    「……」つ本

    C「そうだな……せっかくだし、可愛い子と打ちたいな」


    店員「ですが……状況が状況ですし、入ってくれるかどうか……」

    A「まあまあ。聞くだけ聞いてみてくれよ」

    店員「解りました……」

    店員「あの……」

    「……」

    店員「すいません。代走という形でなら、すぐに打てますが……」


    状況

    25000点持ち30000点返し

    持ち点 14200

    A 43800

    B 20000

    C 32000

    東南戦 南場スタート

    店員「これでよろしければ……」

    「構いません。そこの卓ですね?」

    694 = 1 :

    店員「は、はい……」

    店員(こんな状況で代走を引き受けるなんて……よっぽどの馬鹿か?)

    南1 親 A

    ドラ8m

    咲 配牌





    1233m3p26889s中西
    ツモ 1p




    「……」スッ




    打 西




    次巡





    ツモ 1s





    店員(お……三色の火種をツモった。ここは手広さと打点を考慮して、打中……)





    打 1p





    店員(ん……?いきなり三色を拒否?)

    七巡目






    1233m3⑤p1246789s 4p





    695 = 1 :

    店員(ツモ、4p……確かに結局は1pを払ってたんだろうけど……いきなり三色を拒否した理由はなんだ?)

    A(ちっ……全然来ないなり)

    A




    88899m23567p南南南




    店員(あ……この人もう張ってた。三色を引っ張ってたら親満にいきなり放銃……)

    「……」スッ

    店員(一方この子は一通の方で良形のシャンテン……この子、むちゃくちゃに上手い)





    打 2s





    店員「!?」

    店員(今度は一通拒否!?狙いが解らない!)

    次巡





    ツモ 4p




    その次巡





    ツモ 3p





    打 2m





    133m3344⑤p46789s





    店員(うわ……)

    696 = 1 :

    「リーチ」カラン

    咲 最終形




    33m33445⑤p46789s




    店員(すげえ……あの配牌が満貫に仕上がった。5ソウは何枚生きてる?)

    咲 棄て牌





    西1p8s7p中4s2s
    1s2m1m





    A(ちっ……逃げられないのに変な牌引いちまったよ)


    4m



    A(あの棄て牌だと染めている可能性がある……4mは勿論、混一七対子が有り得る以上南も切れない。となると……)

    A「中筋か?」

    打 5s

    店員(あ……)

    「ロンです。裏は乗りませんが満貫です」パタン

    A「カン5s!?」

    B「それは両面移行を待ってのリーチじゃないか?」

    B(そうしたらこっちの3-6-9sにズドンだったのに)

    店員(何者だ……?)

    「……南2ですね」

    咲 手牌





    33345m335p455s西西 4p





    店員(お、今度は正真正銘の勝負手……三色を狙って……)

    「……」スッ

    697 = 1 :



    打5p


    店員(ま、まただ……なぜ三色に行かない?)

    「……」スッ





    ツモ ⑤s




    打 4p




    B(両面落とし……シャンポン選択かターツオーバーかは解らないけど、待ちはいい上に高そうだな)

    「……」チャッ

    「……」ニヤッ

    店員(……)ドキドキ

    「リーチ」

    B「ポン!」

    B(何としてでもこの局は流す……親被りだけは!)

    「……」チャッ

    「カン」

    B(ん?)

    「……嶺上ツモりました。」





    33344m33p⑤55s 3p

    カン 西西西西





    B「す、四暗刻!?」

    A「ざまあ!親被りで16000だぜ!」

    C「……」

    A「おい、どうしたよ?」

    C「なんでもない……」

    C(あの棄て牌……三色ならもっと早く張ってただろう……ただし、溢れ出る5sは俺の当たり牌だがな)

    「……」

    C(何者だ……)

    「すばら~」

    A「あ、さっきの子だ」

    698 = 1 :

    「では、代走は終了しましたので私はこれで」サッ

    ABC「……」

    「あら?皆さん表情がすばらくないですね」

    C「い、いや……なんでも無い。今は南3だ。早くやろう」

    「は、はあ……って点棒が物凄く増えてます!?」スバラッ

    A「いいから早く!」

    「はっはい!……てあれ?」

    煌 配牌




    23456m777p789s中中



    「あれれ」




    第一ツモ 1m




    「す、すばらー!?」

    ABC「」チーン


    …………。
    ………。


    竜華「」

    浩子「」

    「いやーたまたま咲ちゃんを見かけたがら、こっそり尾行してみたけど」

    「凄いもん見れたなあ……」

    (アカン……死んでまうで、これ)

    浩子(あ、あきません……データを採るつもりが、謎が……打ち方が解らん……)

    699 = 1 :

    今日はここまで。ネトマやってたら地和で逆転されたので、後半はその腹いせに書きました。全体的に地味な麻雀となったのはだいたいそのせいです。

    次回は咲の全国初お披露目です。では

    700 :

    おつおつ
    地味な麻雀とは


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS+一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について