元スレ京太郎「俺が三年生?」咲「私だって幼馴染だもん……一応」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
451 :
風呂あがったらやります
453 :
はいよ
455 = 1 :
長風呂だった……
それじゃ、昨日の続きを投下します
456 = 1 :
一「透華……それじゃ誤解を招くだけだよ?」
透華「アルバイトとはいえ執事として私に仕えた。それだけで十分ですわ」
久「あいつのアルバイト先ってまさか……」
美穂子「京太郎さんが……」
一「ごめんなさい、うちの部長はちょっとものを大げさに言ってるだけなんです」
久「ま、そうよね」
美穂子「良かった……」ホッ
透華「割り込んできて何の用ですの?」ブスッ
一「あ、うん……衣がいないんだよね」
透華「なんですって!? すぐに総力を挙げて捜索隊を――」
一「ハギヨシさんが探しに行ったから大丈夫だと思うんだけど」
透華「それを先に言いなさいな!」
「ユミちん、なんかすごい人がいっぱいいるぞ」
「そういう人たちを相手取るんだ。気後れはしていられないぞ」
「わはは、男前だな」
457 = 1 :
咲「どうしよう……トイレ行ってたら迷っちゃった」
咲「ここ広すぎだよ……」
「ほう、奇妙な気配に惹かれてきてみれば……」
咲「えっ……」ゾクッ
「いつぞやの残り香とよく似ている」
咲「誰、ですか?」
「天江、衣」ゴッ
咲「ひっ」ビクッ
京太郎「こーら、なにうちの一年いじめてんだ」
458 = 1 :
咲「京ちゃ――」
衣「きょうたろー!」
京太郎「今年も出てきやがったな?」
衣「うん、今年はもっと楽しめそうだから」チラッ
咲「知り合い、なんですか?」
京太郎「俺のバイト先のお子さん」
衣「子供じゃない!」
京太郎「はいはい、今度一緒に飯食おうぜ」
衣「わーい!」
咲「すごく仲良い……」
京太郎「お前もなに萎縮してんだよ。いつもはもっとゴッてしてるだろ」
咲「し、してないもん」
衣「いいや、間違いなく衣と同じ妖異幻怪の気形だ」
咲「き、きぎょう?」
京太郎「また身も蓋もない表現を……」
459 = 1 :
咲「さ、さっきからなんですか! いくらなんでも年上に失礼だと思うんだけどっ」
衣「むっ?」
京太郎「いやいや、こいつは高校二年生だ」
咲「えっ!?」
京太郎「信じられないことにな」
衣「どういう意味だ!」
ハギヨシ「ここにいましたか」
460 = 1 :
京太郎「ハギヨシさん!」
ハギヨシ「お久しぶりです、京太郎くん」
咲「こ、この人……いきなり現れたように見えたんだけど」
衣「衣の執事だ。その程度容易い」
京太郎「俺の師匠だしな!」
咲「えぇ……」
ハギヨシ「お騒がせして申し訳ありません。龍門渕家に仕える萩原と申します」
咲「あ……宮永咲です」
衣「宮永……なるほど」
京太郎「ハギヨシさんはこいつを探してたんですか?」
ハギヨシ「お嬢様がたが心配しておられたので」
京太郎「なんだ、お前も迷子だったのか」
衣「ううん、咲に会いに来たんだ。面白そうな気配がしたから」
京太郎「お前のセンサーは中々だな。まぁ、うちのは純然たる迷子なんだけど」
咲「わ、私もただならぬ気配を感じて……」
京太郎「はいダウトー!」
461 = 1 :
「よし、全員いるな?」
「あの、桃子さんが……」
「ああ、それなら……蒲原」
「んー、ニオイ的にかおりんの後ろだな」
「えっ?」クルッ
「バレちゃったっすか」
「ひゃっ」
「相変わらずの神出鬼没……」
「睦月もモモも揃っているな」
「わはは、ユミちんに仕切り役を取られたぞ」
「えっ、部長って加治木先輩じゃなかったんすか?」
「……ユミちん、後輩が厳しい」
「さぁ、普段が普段だからな……ん? あれは……」
462 = 1 :
京太郎「ただいまー……って、みなさんどしたの?」
久「あんたの交友関係に呆れてたとこ」
美穂子「龍門渕の部長とも知り合いだったなんて……」ジトッ
透華「衣も一緒ですわね。余計な手間が省けて結構」
華菜「お命頂戴っ」
京太郎「てい」ピシッ
華菜「いったぁ……お、女の子に手をあげるなんてっ」
京太郎「そんなお前に正当防衛という言葉を贈ろう」
華菜「くっそー」
一「相変わらず君の周りは賑やかだね」
京太郎「枯れ木も山の賑わいってか?」
一「それ多方面に喧嘩売ってるよね」
京太郎「はは、冗談だって」
まこ「とりあえず場をおさめてくれんかの。うちの一年坊の機嫌が斜めになってきた」
463 = 1 :
和「……」
咲「……」
優希「?」モグモグ
京太郎「いや、そんなこと言われてもな」
まこ「大体あんたが原因じゃろうが」
京太郎「えぇー」
純「そうそう、うちのお嬢様も無視されてキレかけてるし」
智紀「衣もご立腹」
透華「ムッキー!」
衣「ふんだっ」プンプン
京太郎「モテる男はつらいぜ……てか、あれは既にキレてるっていわないか?」
「取り込み中のところ悪いが、少しいいだろうか?」
464 = 1 :
京太郎「タイミングが非常に悪いっ。もう少し後に――って、お前……」
「久しぶりだな。最後に会ったのは三年前だったか」
京太郎「加治木ゆみ、だよな?」
ゆみ「覚えててくれてなによりだ。須賀京太郎」
京太郎「ここにいるってことは、大会に?」
ゆみ「その通りだ」
京太郎「そっか……俺の高校も出てんだ」
ゆみ「ならどこかであたるかもしれないな」
京太郎「それまでは生き残れよ」
ゆみ「君のチームにも負けないさ」
京太郎「言ってくれるねー」
ゆみ「それじゃあ、私は戻るよ」
京太郎「おう、またな」
京太郎「ふぅ、思いがけないやつに出会っちまったぜ」
久「京太郎?」ガシッ
京太郎「……久ちゃん、肩痛い」
美穂子「京太郎さん……」シュン
京太郎「みほっちゃんも精神攻撃は勘弁してくれ……」
465 = 1 :
「わはは、今の知り合いか?」
ゆみ「中学校の頃のな」
「ユミちんに男友達がいたなんて驚きだぞ」
ゆみ「友というほど深いつながりだったのかどうか……でも」
「でも?」
ゆみ「元気な姿を見て安心したのはたしかだな」
『三年、初夏、鏡』
『中学二年、初夏、ゆみとの出会い』が解放されました
466 = 1 :
選択済みエピソード
・一年
入学式、久との再開
春、美穂子登場
春、二人のあいだにある壁
美穂子再び
初夏、久との対立
初夏、美穂子への依頼
初夏、美穂子との特訓
初夏、決戦前夜
決戦
初夏、リスタート
夏、新たな出会い
夏、欠けた月
夏、初めての執事(アルバイト)
夏、衣の麻雀講座
今宵、月が満ちるとも
夏休み、遠征初日
夏休み、松実姉妹
夏休み、遠征二日目――鹿児島
夏休み、眠り姫
夏休み、遠征三日目――大阪
夏休み、目覚めぬ未来
夏休み、遠征四日目――岩手
夏休み、八尺(実際には六尺五寸)
夏休み、遠征最終日――東京
夏休み、グランドマスター
夏の始まり
エピローグ
その後の美穂子
秋、バイト執事再び
秋、衣の誕生日(略してころたん)
秋、膝枕の日
秋、祭りの後で
秋、恋敵?
冬、雪の降り始め
冬、年の初めに
冬、画面の向こう側
冬、節分の前の日
冬、アラフォー(予備軍)
三月八日、一年後の誕生日
三月十五日、好みのタイプは?
三月十六日、初めてのお出かけ
三月、おもちと温泉と
三月、温泉のあとのマッサージ(意味深)
・二年
部活動紹介、まこ入部
春、学食にて
美穂子との再会
初夏、ストーカー?
初夏、池田の逆襲
初夏、タイムリミット
初夏、県予選開始
初夏、団体戦決着
初夏、縺れた糸
初夏、まこの苦労日記
初夏、ライバル
夏、全国へ
夏、ワールウィンド
・三年
優希との出会い
春、和の初恋?
春、インハイチャンプ
初夏、最後の一人
初夏、不和
和の悩み
咲との微妙な関係
優希の好物
初夏、合宿
初夏、家庭訪問@原村家
初夏、最後の県予選
・EX
小学五年、幼馴染
中学二年、三月、照との別れ
467 = 1 :
『三年、秋、天照大神』の解放条件を一部満たしています
三年編のインターハイを終わらせることで完全に解放されます
現在選択可能エピソード
1・二年、夏、奈良の王者
2・三年、初夏、鏡
EX・中学二年、初夏、ゆみとの出会い
>>+2
469 :
EX
471 = 1 :
EXで了解
頭文字Gなのでおやすみなさい
473 = 468 :
乙
頭文字Dの間違いだよな…
474 :
乙でした
475 :
モモじゃなかったか残念
476 :
ユミちんオナ中でクラスメイトだったんかな。
かおりん後輩見られなくて残念な気も
477 :
素早さ的には問題ないかも >頭文字G
478 :
乙
中二ってことは、荒れてる頃なのかな?
479 :
カサカサ
480 :
>>479
お肌が、だよな?
大学で東京に行って初めて見たGのことじゃなくお肌が荒れてる的にカサカサだよな?
481 :
ジョウジジョウジジョウジジョウジ
483 :
頭文字Gとはまさか、胃の中のギヤがバックに…
484 :
乙です。
続きを楽しみにしてます。
頭文字GのGはゴールデンウィークのことだと思うんだ(多分)
485 :
謎を残して引くSS作者の鑑
486 :
>>483
それで正解
高林兄弟は中の人がパロディやってるから余計面白いという
風呂入ったら始めます
487 = 1 :
それじゃ、投下します
488 :
おほーwwwwktkr
489 :
・中学二年、初夏、ゆみとの出会い
京太郎(くそ、この残り時間でこの点差か……)
京太郎(ひっくり返すのはちょっと厳しいか?)
京太郎(いや、俺が諦めてどうすんだよ……!)
京太郎「まだ諦めんな! 行くぞ、みんな!」
京太郎「いつつ、ちょっと無理し過ぎたか」
京太郎「……試合、どうなったかな」
「30対27。君たちの負けだ」
490 = 1 :
京太郎「……あんた、この学校の人か?」
「加治木ゆみだ。君の活躍、見させてもらった」
京太郎「活躍もくそもない。やりすぎて退場くらったわけだしな」
ゆみ「だが君がチームを立て直した……惜しくも届かなかったが」
京太郎「ダサいだろ? こんな泥まみれになってさ」
ゆみ「そんなことはないさ。求めるもののためにひたむきに立ち向かう姿。私も見習うべきだと思ったよ」
京太郎「そんな立派なもんじゃない……にしても暑いな。中で試合できりゃ良かったんだけどな」
ゆみ「どの部も夏の大会が迫っているんだ。場所の取り合いも起こるさ」
京太郎「ま、俺たちは場所を貸してもらってる立場だから文句は言えないか……さて、試合終わったんなら戻らないとな」
ゆみ「手伝おう。その脚では辛いんじゃないか?」
京太郎「余計なお世話だっての……っとと」ヨロッ
ゆみ「ふらついてるじゃないか。肩を貸そう」
京太郎「おい、ジャージが汚れるぞ」
ゆみ「かまわないさ」フニョン
京太郎「……」
ゆみ「どうした、脚が痛むのか?」
京太郎「いや……あんたって女だったのか」
ゆみ「殴ってもいいか?」
京太郎「争いはきっと何も産まないぞ――いっつ!」
ゆみ「やっぱり痛むんじゃないか……まずは保健室だな」
491 = 1 :
京太郎「悪いな、手当までしてもらって」
ゆみ「応急処置だよ。大したことじゃない」
京太郎「それができるやつもあんまいないと思うけどな」
ゆみ「褒めてもなにも出ないぞ?」
京太郎「手当に対するお礼ってことで」
ゆみ「そういうことなら受け取ろう……よし、こんなところだな」
492 = 1 :
京太郎「よいしょっと……結構楽になってる」
ゆみ「戻れそうか?」
京太郎「もうバッチシ」
ゆみ「そうか……なら私もそろそろ戻ろうかな」
京太郎「サンキューな」
ゆみ「いい試合を見せてもらったからな」
京太郎「途中退場だったんだけどな……そうだ、暇だったらいつでもいいから試合見に来いよ」
ゆみ「ふふ、そうだな。次こそは格好良く勝ってみせてくれ」
京太郎「いや、今日も最後まで俺がいたら勝ってたし」
ゆみ「そういうことにしておこうか」
京太郎「このやろっ、後で吠え面かいても知らねぇからな!」
ゆみ「いつの間に勝負になったんだ」
京太郎「負けず嫌いじゃなきゃ運動部は務まらないんだよ! じゃあな」
ゆみ「中々面白いやつだったな」
ゆみ「……そういえば、名前を聞き忘れていたか」
『中学二年、夏、試合観戦』が解放されました
493 = 1 :
選択済みエピソード
・一年
入学式、久との再開
春、美穂子登場
春、二人のあいだにある壁
美穂子再び
初夏、久との対立
初夏、美穂子への依頼
初夏、美穂子との特訓
初夏、決戦前夜
決戦
初夏、リスタート
夏、新たな出会い
夏、欠けた月
夏、初めての執事(アルバイト)
夏、衣の麻雀講座
今宵、月が満ちるとも
夏休み、遠征初日
夏休み、松実姉妹
夏休み、遠征二日目――鹿児島
夏休み、眠り姫
夏休み、遠征三日目――大阪
夏休み、目覚めぬ未来
夏休み、遠征四日目――岩手
夏休み、八尺(実際には六尺五寸)
夏休み、遠征最終日――東京
夏休み、グランドマスター
夏の始まり
エピローグ
その後の美穂子
秋、バイト執事再び
秋、衣の誕生日(略してころたん)
秋、膝枕の日
秋、祭りの後で
秋、恋敵?
冬、雪の降り始め
冬、年の初めに
冬、画面の向こう側
冬、節分の前の日
冬、アラフォー(予備軍)
三月八日、一年後の誕生日
三月十五日、好みのタイプは?
三月十六日、初めてのお出かけ
三月、おもちと温泉と
三月、温泉のあとのマッサージ(意味深)
・二年
部活動紹介、まこ入部
春、学食にて
美穂子との再会
初夏、ストーカー?
初夏、池田の逆襲
初夏、タイムリミット
初夏、県予選開始
初夏、団体戦決着
初夏、縺れた糸
初夏、まこの苦労日記
初夏、ライバル
夏、全国へ
夏、ワールウィンド
・三年
優希との出会い
春、和の初恋?
春、インハイチャンプ
初夏、最後の一人
初夏、不和
和の悩み
咲との微妙な関係
優希の好物
初夏、合宿
初夏、家庭訪問@原村家
初夏、最後の県予選
・EX
小学五年、幼馴染
中学二年、初夏、ゆみとの出会い
中学二年、三月、照との別れ
494 = 1 :
『三年、秋、天照大神』の解放条件を一部満たしています
三年編のインターハイを終わらせることで完全に解放されます
現在選択可能エピソード
1・二年、夏、奈良の王者
2・三年、初夏、鏡
EX・中学二年、夏、試合観戦
>>+2
496 :
1
499 = 1 :
1で了解
頭文字Gが再発したんでちょっと退場します
一時間たっても戻らないようだったら気を失ったと思ってください
500 :
ひとまず乙です
みんなの評価 : ★★★
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