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    元スレ京太郎「俺が三年生?」咲「私だって幼馴染だもん……一応」

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    みんなの評価 : ★★★
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    801 :

    乙です
    姫様ぐうかわ

    802 :


    信じられるか、あわあわの出番これからなんだぜ

    804 :


    遂に、 ファーストとセカンドがエンカウントするのか
    この時を待っていた

    805 :

    乙!
    京太郎が何気に一番気にしてるのはテルーなのかなぁ……
    と思った(小並)

    806 = 767 :


    盛り上がってまいりました

    なおテルーの胸は

    807 :

    メインヒロインはやっぱりテルーなんやなぁ

    808 :

    勇気を振り絞りマーキングしたらライバルにクロスカウンターをくらって追撃の真打ち登場
    悪待ちの真骨頂みたいな状況にオラわくわくしてきたぞ!!

    809 :

    この時間になるとまだかなーって期待している自分がいる

    810 :

    淡登場はどうあがいても三年編の夏以降です
    メインヒロインが誰かはともかく、誰とエンディングを迎えるかは安価しだいです
    そこらへんはあくまで予定なんですけども

    そんじゃ、もう少ししたら始めます

    811 :

    お、待ってた

    812 :

    お、始まるか

    813 :

    来たか!

    814 :

    そんじゃ、投下します

    816 = 1 :



    ・二年、夏、一番目と二番目


    「きっつー」

    「神代さん、ものすごく強いじゃない」

    「一応2位抜けだけど、収支はマイナスなのよね……」

    「飛ばされなかっただけでも良かったと考えるべきね」

    「はぁ……どこか座る場所、ないかしら」


    「……」ポリポリ


    「ねぇ、隣いい?」

    「どうぞ」ポリポリ

    「じゃ、お邪魔します」

    817 = 1 :



    「……」

    「……」ポリポリ

    「それ、ポッキーよね」

    「うん」

    「好きなの?」

    「うん」

    「ふーん、私の知り合いもお菓子って言ったらポッキー食べてるのよね」

    「あなたも食べる?」

    「一本だけなら……って、半分も?」

    「私もよくわけてもらってたから」

    「ならもらおうかな。糖分欲しいし」

    「どうぞ」


    「……」ポリポリ

    「……」ポリポリ

    818 :

    初手遭遇とはこのリハクの目を(ry

    819 = 1 :



    「あー、疲れた頭には甘いものが効くわぁ」

    「……でも、一つ問題がある」

    「え、太るとか?」

    「違う。でも、これは死活問題」


    「鼻が詰まってて味がわからない……」ズビッ


    「……」

    「これじゃ生き地獄……」ズーン

    「た、大変そうね」

    「実際辛い」

    「そ、そういえば……あなたもインターハイに?」

    「うん」

    「私もなんだけど、やっぱり強い相手が多いわね」

    「でも、私は負けるわけにはいかない」

    820 = 1 :



    「そのために、色んなものを置き去りにしてきたから……」


    「そう……まあ、私も後に引けない理由はあるんだけど」

    「どんな?」

    「後ろで支えてくれる人がいるってところかな」

    「……少し羨ましい」


    まこ「部長、こんなところに」


    「後輩が来た。そろそろ行くわ」

    「あれが、後ろで支えてくれる人?」

    「の一人ね。それじゃ」


    まこ「探しましたよ。一人でフラフラせんでくださいよ」

    「ごめんごめん、一刻も早く座りたかったの」

    まこ「先輩もどこかに行ってしまうし……」

    「……今頃は神代さんのところかしらね」


    821 = 1 :




    「こんなところにいたのか」

    「菫、勝手にいなくなるなんて……」

    「いなくなったのはお前の方だろうが!」

    「私は少し休憩をしようとしただけ」

    「まったく……風邪気味なんだからおとなしくしててくれ」

    「心配してくれるんだ」

    「これでもチームメイトだからな」

    「……」

    「どうかしたのか?」

    「ううん、そういうのいいなって」

    「……熱でもあるのか?」


    822 = 1 :




    まこ「それにしても、部長はさっきの人と知り合いですか?」

    「さっき知り合ったばかりよ」

    まこ「ふむ……」

    「なに、どうかしたわけ?」

    まこ「あの顔、見覚えがあると思ったんですが」

    「もしかして、有名人?」

    まこ「有名もなにも、インハイチャンプですよ」

    「チャンピオン……宮永照だっけ?」

    まこ「しかも次当たるじゃないですか」

    「ふぅ……今日も明日も強敵ばかりね」


    823 = 1 :




    京太郎「……一緒にいたいと思った人か」

    京太郎「俺はそうだったのか?」

    京太郎「なら、なんで照ちゃんは……」


    「あ、いた」


    京太郎「……久ちゃん」

    「先にホテルに戻るなら言っておきなさいよね」

    京太郎「悪い、ちょっと考え事しててさ」

    「なに、神代さんのこと?」

    京太郎「いいや、それとは別件。明日の試合はどうなるかなって」

    「それなんだけど、今日よりやばいかも」

    京太郎「やばい?」


    「明日、インハイチャンプと同卓だって」

    824 = 1 :



    京太郎「インハイ、チャンプ?」

    「そう。団体戦でも大暴れした宮永照」

    京太郎「……そうか」

    「さっきポッキーもらっちゃった」

    京太郎「……」

    「……ねぇ、応援してくれないの?」

    京太郎「え?」

    「いつもだったら、頑張れだのどうにかなるだの言ってくるじゃない」

    京太郎「あ、ああ……頑張れよ」

    「なにそれ、なんか投げやりね」

    京太郎「そういうわけじゃ……」

    「まぁ、いいわよ。それじゃ、部屋に戻ってるから」


    京太郎「そうか、二人が……」

    京太郎「こうなるかもしれないってことはわかってたのにな」


    825 = 1 :




    「よろしくお願いします」


    (インハイチャンプが対面……)

    (今のところヤバそうな気配とかはないけど)

    (私の配牌は好調)

    (今のうちに稼いどこうかしら)


    「リーチ」


    (をかけたものの、だれも振り込まないと)

    (ま、それならそれで――)


    「ツモ、3000・6000」


    (自分で引いちゃうんだけどね)


    826 = 1 :




    まこ「いきなりでかい上がりですね。このまま逃げ切れれば……」

    京太郎「チャンプは一局目から動くことは少ない。これからだろ」

    まこ「詳しいですね」

    京太郎「牌譜みりゃ色々わかるってことだな」



    (よし、このまま維持したいところだけど……)


    「……」


    (向かいの相手が黙ってるわけもないわよね)

    (さて、次からは――)ゾクッ


    (なに、今の?)

    (なんかザラっとした……中を覗き込まれるような……)

    (まさか……インハイチャンプが?)

    827 = 1 :



    「……そう」

    「あなたが……上埜久」


    「え?」


    「あなたが……の」ボソッ

    「……一つだけ、言っておく」


    「私は負けない。あなただけには、絶対に……!」ゴッ


    「――っ」


    (この圧力……!)

    (これが、高校生の頂点)

    (ヤバイなんてものじゃない……けど)


    「なんでそっちの名前知ってるかはわからないけど、一個だけ言っておくわ」


    「私だってやすやすと負けてあげるつもりなんてないから」


    「……潰す」

    「やってみれば? できるならね」


    828 = 1 :




    (なんて言ってみたものの……)


    「ロン、1000」

    「ロン、1300」

    「ツモ、700オール」

    「ロン、3200」

    「ロン、4500」

    「ロン、6700」

    「ツモ、4400オール」

    「ツモ、6500オール……!」


    (なによ、これ)

    (速すぎて全然上がれないじゃない)

    (しかも私の点数をべっこりへこましてくれちゃって……)


    829 = 1 :




    京太郎「……まだあの打ち方してんだな」

    まこ「悪待ちですか? そもそもほとんど聴牌すら出来てませんけど」

    京太郎「だろうな」



    (どうする、どうすればいいのよ……!)

    (なんて、前の私だったら焦ってたのかしら)

    (悪いけど、今更そんなのにビビってられないのよね)


    「リーチ」

    830 = 1 :



    (相手の上がり方には、点数が前の和了より高くなっていくっていう特徴がある)

    (リーチをかけたということは、いい加減手が重たくなってきたということかしら)

    (なら、付け入る隙もできてくる)

    (実は私も既に聴牌済みなのよね)

    (オタ風の刻子にドラが一枚、それに赤ドラ二枚)

    (待ち牌は少ないから、リーチをかければ近いうちに出てくるとは思う)

    (でも、それだけじゃ多分足りない)

    (確実に競り勝つ……なら、もっと自分を追い込まなきゃ)


    「……」トン

    「――カンっ」


    831 = 1 :




    京太郎「ここでカン?」

    まこ「暗槓じゃない……下手したら上がれなくなるのに」

    京太郎「……ああ、そうか」

    まこ「部長の狙いに見当が?」

    京太郎「分が悪いほど燃え上がる。久ちゃんは性格もオカルトもそんなんだったな」



    (ここで引けなかったら、役なしで手を張りかえないと上がれなくなる)

    (そして、嶺上開花なんてそうそう出るものじゃない)

    (だからこそ、よね――)


    「ツモ、嶺上開花、ドラは……7ね。うまいことカンドラが乗ったみたい」


    「……」

    「六本場だから25800ね。責任払いよね?」

    「……次は上がらせない」

    「それはどうかしら」


    832 = 1 :




    まこ「……上がりましたね」

    京太郎「上がったな」

    まこ「しかもチャンピオン相手に責任払い……」

    京太郎「上がっちゃったな」

    まこ「うちの部長って、実はすごい人だったんですね」

    京太郎「まぁな」


    京太郎(久ちゃん、照ちゃん……)


    833 = 1 :




    京太郎「ふぅ」


    「なにたそがれてるのよ」


    京太郎「たそがれてないっての」

    「たそがれてた」

    京太郎「らちあかないな……ご苦労さん、久ちゃん」

    「そうね……」


    「ところで、ご褒美ってないわけ?」


    京太郎「は?」

    「だから、ご褒美」

    京太郎「えっと、なぜに?」

    「神代さんにはあげたくせに」

    京太郎「いや、あれは――」


    「チャンピオン相手に頑張ったんだけど」

    834 = 1 :



    京太郎「……そうだな。で、どうしたらいいんだ?」

    「じゃあ、そのまま座ってて」


    「……こんなのはどう?」


    京太郎「……おい、これって」

    「エッチしてるみたい? 対面座位ってやつかしら」

    京太郎「いや、誰かに見られるぞ、ここだと」

    「あんたがあまり人が来ない場所を選んでるのはわかってるのよ」

    京太郎「あぁもう」


    「……ねぇ」

    京太郎「ダメ」

    「まだなにも言ってないんだけど」

    京太郎「とにかくダメだ」

    「なによそれ……じゃあ、キスマークもう一個つけてもいい?」

    京太郎「ダメに決まってんだろ。あれ、結構痛かったんだからな」

    「なによ……ケチ」


    835 = 1 :




    京太郎(その後の日程もつつがなく消化され、インハイは終わりへと向かっていった)

    京太郎(東京を舞台に覇を競っていた高校生たちも地方へと帰っていく)

    京太郎(それは俺たちも例外じゃない)

    京太郎(だけど、その前にもうひと波乱があることは誰にもわからなかった)



    「……京太郎、様」




    『二年、夏、スリーピングビューティ』が解放されました

    836 = 1 :

    選択済みエピソード

    ・一年
    入学式、久との再開
    春、美穂子登場
    春、二人のあいだにある壁
    美穂子再び
    初夏、久との対立
    初夏、美穂子への依頼
    初夏、美穂子との特訓
    初夏、決戦前夜
    決戦
    初夏、リスタート
    夏、新たな出会い
    夏、欠けた月
    夏、初めての執事(アルバイト)
    夏、衣の麻雀講座
    今宵、月が満ちるとも
    夏休み、遠征初日
    夏休み、松実姉妹
    夏休み、遠征二日目――鹿児島
    夏休み、眠り姫
    夏休み、遠征三日目――大阪
    夏休み、目覚めぬ未来
    夏休み、遠征四日目――岩手
    夏休み、八尺(実際には六尺五寸)
    夏休み、遠征最終日――東京
    夏休み、グランドマスター
    夏の始まり
    エピローグ
    その後の美穂子
    秋、バイト執事再び
    秋、衣の誕生日(略してころたん)
    秋、膝枕の日
    秋、祭りの後で
    秋、恋敵?
    冬、雪の降り始め
    冬、年の初めに
    冬、画面の向こう側
    冬、節分の前の日
    冬、アラフォー(予備軍)
    三月八日、一年後の誕生日
    三月十五日、好みのタイプは?
    三月十六日、初めてのお出かけ
    三月、おもちと温泉と
    三月、温泉のあとのマッサージ(意味深)

    837 = 1 :

    ・二年
    部活動紹介、まこ入部
    春、学食にて
    美穂子との再会
    初夏、ストーカー?
    初夏、池田の逆襲
    初夏、タイムリミット
    初夏、県予選開始
    初夏、団体戦決着
    初夏、縺れた糸
    初夏、まこの苦労日記
    初夏、ライバル
    夏、全国へ
    夏、ワールウィンド
    夏、奈良の王者
    夏、修羅の国のクールビューティー
    夏、大阪の魔物
    夏、大阪の姉妹
    夏、神代の姫
    夏、一番目と二番目
    五月十日、膝枕とおんぶ

    ・三年
    優希との出会い
    春、和の初恋?
    春、インハイチャンプ
    初夏、最後の一人
    初夏、不和
    和の悩み
    咲との微妙な関係
    優希の好物
    初夏、合宿
    初夏、家庭訪問@原村家
    初夏、最後の県予選

    ・EX
    小学五年、幼馴染
    中学二年、初夏、ゆみとの出会い
    中学二年、夏、試合観戦
    中学二年、三月、照との別れ
    中学三年、初夏、空白

    838 = 1 :

    『三年、秋、天照大神』の解放条件を一部満たしています

    三年編のインターハイを終わらせることで完全に解放されます


    現在選択可能エピソード

    1・二年、夏、スリーピングビューティ

    2・三年、初夏、鏡


    >>+2

    840 :

    1

    842 = 1 :

    1で了解
    ちなみに今回久は二位でプラス収支ですが
    照は素点だけでダブルスコアです

    それじゃ、おやすみなさい

    843 :


    よりによって「ヒッサ」に「嶺上開花」で和了られたてるてるの心中や如何に

    844 = 840 :


    姫様が何をするのか楽しみですねぇ

    846 :

    乙です
    姫様楽しみ
    照照心配

    847 :

    話の都合とはいえ、厄介な娘を引き寄せる才能あるな。
    ワクワクする。

    849 :



    中学三年、if、これからもずっと


    京太郎「荷物はこんなもんかな?」

    京太郎「明日で我が家ともお別れか……」


    カピ「キュッ」


    京太郎「お前ともお別れだな」ナデナデ

    カピ「キュ……」

    京太郎「そんな声出すなよ。たまには帰ってくるからさ」


    「京ちゃん、入っていい?」

    850 = 1 :



    京太郎「部屋のぞきながらそんなこと言われてもな」

    「ちょっとすっきりしたね」

    京太郎「持ってくものは最低限にしたつもりなんだけどな」

    「……東京、行っちゃうんだね」

    京太郎「スポーツ推薦でな。ま、どこまでやれるかわからないけど、やるだけやってみるよ」

    「うん……頑張ってね」

    京太郎「照ちゃんも咲と仲良くな」

    「そこらへんはバッチリ」

    京太郎「プリン取り合うなよ?」

    「……京ちゃんの意地悪」

    京太郎「はは、小学校の頃の話だっけな」

    「大丈夫。私はあの頃より大人」

    京太郎「じゃあ、冷蔵庫を開けるとプリンが一個ありました。どうする?」

    「とりあえず食べてから考え……はっ」

    京太郎「ボロでるの早すぎ」

    「……誘導尋問はずるい」

    京太郎「見え見えの罠に突っ込んでいったのはそっちだろ」

    「むっ」


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