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    元スレ男「アイドルの巴マミと同じクラスなんだけど…」

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    601 :

    (そう、俺達は結託して杏子ちゃんに挑み、結果杏子ちゃんは死んだ。松平の言うとおり、どう言い訳してもこれは警察沙汰は不可避だろう)

    (ならばもう目的を隠す必要はない。この二人はもう巻き込まれたんだ、考えが合わなくても逃げ出すことは出来ない)

    (俺はこの二人に本当の目的を話す事を決めた)

    (俺の本当の目的、それは……)


    1.やがて魔女になり世界を滅ぼす鹿目まどかを殺す事だ
    2.織莉子ちゃんは生きていて、その目的を果たすため、鹿目まどかを殺す事だ

    604 :

    まだかなー?

    605 :

    1と2でどう展開が変わるのかね

    607 :

    難産だな

    608 :

    待たせ過ぎだー

    609 :

    まだかな

    610 :

    時間とれずにすみません、明日来ます

    613 :

    「おい、さっさと小巻ちゃんを起こせ」

    松平「うるさい」

    (松平は膝枕を続けながら冷たい声で一言だけ言い放った)

    「起こせよ。これからの事を話さないといけないだろ」

    松平「小巻はそなたの判断のせいで頭を打っておる。無理に起こすのは危険じゃ。わらわが治療の魔法をかけ続けて自然に起きるのを待つ」

    「俺のせいじゃない。小巻ちゃんがやられたのは小巻ちゃんがよわっちいせいだ。別に俺をかばったわけじゃないしな」

    松平「……今そなたと話しているとわらわも冷静ではおれぬ。少し黙っておれ、でないとわらわはそなたを……」

    「なんだ、俺とやりあうつもりか? 杏子ちゃんを倒した俺に勝てると思うのか」

    松平「……ふぅ……」

    松平「とんでもないのと関わってしまったのう、小巻……」

    (観念したのか、松平は小巻ちゃんの顔をぺちぺちと軽く叩きはじめた)

    小巻「ん……はっ!」

    ガバッ

    小巻「松平! 佐倉は!?」

    (目を覚ますなり身を起こして周囲を見まわす小巻ちゃん。その視界に床にうつ伏せて倒れる杏子ちゃんが捉えられる)

    小巻「……倒したの? 血が出てるけど、まさか死んでるんじゃないでしょうね」

    松平「……」

    小巻「って松平! アンタすごい怪我してるじゃない!」

    小巻「傷口は塞いであるの!? すぐに治療を……っとその前に、佐倉のソウルジェムを没収しないと!」

    「その必要はない」

    小巻「何、もう取り上げたの? それじゃあ……」

    「杏子ちゃんは俺がぶっ殺した。もう動くことはない」

    小巻「……は?」

    松平「すまぬ小巻! わらわが不甲斐無いせいじゃ! この件はわらわが責任を取る、だから小巻はもう手を引くのじゃ!」

    「おいおい、そうはいかないぜ? 小巻ちゃんは立派な当事者だ。ここで降りるっていうなら俺が警察に証言してやるよ」

    小巻「……」

    松平「小僧……!!」

    小巻「ちょっと待って」

    (そう言って小巻ちゃんは杏子ちゃんの死体に近づくと、手をとって脈を確認し始めた)

    小巻「……本当に死んでる」

    614 = 613 :

    小巻「この傷は何? 松平の武器じゃこうはならないでしょ」

    「それは俺の秘密兵器だ」

    小巻「……あんた、何か隠し持ってたの?」

    「これだ」スッ

    (俺は隠し持っていた大型拳銃を取り出し、見せびらかした)

    小巻「そんなもんどこで手に入れたのよ!」

    「……クク」

    「今から話してやるよ、俺の本当の目的を、な」



    「……というわけだ。鹿目まどかが契約すれば世界は滅亡の一途を行くことになる。そうならないように殺してしまうのが俺達の目的だ」

    松平「『達』じゃと……? 一緒にするでない、愚か者! 小巻はそのような事には手は貸さぬぞ!」

    「おっと、勘違いしてもらっちゃ困るぜ」

    小巻「……?」

    「あくまで中心になっているのは俺達……俺と、織莉子ちゃんの二人だ」

    「お前達は目的を達成するための駒に過ぎない。勝手に同等と思われては困るな」

    松平「狂人め……! 死んでいった者のために人を殺すのか! ましてや邪魔だからと当人の周りの者まで……お主は人の命を軽く見すぎておる!」

    小巻「……ちょっと待って」

    小巻「ずっとどこか変だと思ってたけど、今の口ぶり……」

    小巻「まさか、美国は生きているの?」

    「……クク、クヒヒヒ」

    「そうだよ。彼女は生きている。俺は彼女の命令でお前達を動かし、鹿目まどかの周りにいる魔法少女をぶっ殺してやろうとしているのさ」

    「俺自らが手を下すのは本当はお前達に何人か殺させてからにするつもりだったんだが、思いのほかお前等が弱かったんでな」

    「事件への巻き込みは終わった事だし、杏子ちゃんが松平に気を取られている間に俺自身の手でケリをつけさせてもらったぜ」

    小巻「……」

    松平「小僧!! よくもそんな事に小巻を巻き込んで!!」

    「↓2」

    615 :

    これからよろしくな共犯者諸君

    616 :

    これも世界平和のため…いや織莉子ちゃんのためだ!

    617 :

    杏子ちゃん死んだのか
    希望が見えない。。。

    618 :

    「これも世界平和のため……いや、織莉子ちゃんのためだ!」

    「織莉子ちゃんが望むなら俺はどんなことでもする! 例え誰から恨まれることになろうともな!」

    小巻「……なんでそこまでして美国に従うの? あんたは自分本位で動く奴だと思ってたけど」

    「従う? それは違うな! 俺は織莉子ちゃんのために、俺自身の意思で動いているんだ」

    小巻「さっき自分で命令されてやったって言ってたでしょ」

    「自分の意思で命令通りに動いているんだ!!」

    小巻「それは従ってるって言うんでしょ」

    「違う!! 俺は……!!」


    1.織莉子ちゃんに褒めてほしくてやっているんだ!!
    2.織莉子ちゃんに幸せになってほしくてやっているんだ!!
    3.織莉子ちゃんとセックスしたくてやっているんだ!!

    621 = 618 :

    「俺は……!! 織莉子ちゃんとセックスしたくてやっているんだ!!」

    「織莉子ちゃんの役に立てば俺の事を恋人にしてくれるかもしれない! そしたら俺は織莉子ちゃんとセックスが出来る!」

    「だから俺が鹿目まどかを殺せば織莉子ちゃんは幸せだし、代わりに俺は織莉子ちゃんとセックスするから幸せだ!」

    「俺達はお互いに支え合っているんだ!! だから俺は一方的に従っているわけじゃない!!」

    小巻「……」

    (小巻ちゃんの冷たい視線が突き刺さる……何故そんな目で俺を見る? この女は俺の言ってる事が理解できないほど馬鹿だったのか?)

    「松平はわかるよな? お前だって小巻ちゃんとレズセックスしたくて手伝ってるんだろう」

    松平「一緒にするな小童……いや、小猿が!」

    松平「わらわならば、例え小巻が道を踏みはずそうとしても身を以って止める……! 目を覚ますまで何度でも諭してみせる!」

    「ハッ、身を以って止めるだと!? 止められてないじゃないか! 小巻ちゃんもお前も今は殺人の共犯者だぜ!」

    「そうだ、結果だけ見ればお前も俺と変わらないな! いや、俺の方が織莉子ちゃんを守りきれている分ずっとよくやってる!」

    松平「くっ……お主というやつは……!」

    小巻「言ってる事が無茶苦茶ね」

    小巻「……とにかく、生きてるんなら美国に会わせなさいよ」

    「はぁ? 嫌だね! どうせ暴力を振るうつもりなんだろ! そんな奴に会わせられるか!」

    小巻「……ふぅ」

    「すぐに暴力を振るう癖をなんとかしたら考えてや」

    ゴツッ

    「ゴハッ!」ズザザァッ

    (しゃべっている最中、突然小巻ちゃんの拳が俺の顔面の突き刺さり、俺はその場から吹き飛び床を転がった)

    「き、貴様……」

    小巻「いいから会わせろって言ってんのよ!!」

    グシャ

    「ガアアッ! ぐっ、ゴホッ!」

    (近づいてきた小巻ちゃんの脚が腹にモロに入る。息が逆流し、俺は身動きが取れないまま咳き込んだ)

    「↓2」


    1.俺が死ねばそれで世界は終わりだ!
    2.わ、わかった……案内するからもうやめてくれえぇぇっ!!
    3.無駄だ……俺は目的を果たすまで心も体も死なない!

    624 :

    乙乙

    625 :

    「やめろ! 俺が死ねばそれで世界は終わりだ! 誰も鹿目まどかの暴走を止めることは出来なくなるんだぞ!!」

    小巻「……はぁ」

    小巻「あんたさっきから言ってる事が支離滅裂なのよ」

    小巻「魔法少女が魔女になる? 美国はそれを魔法で予知したからその鹿目まどかって子を殺そうとしてる?」

    小巻「美国には魔法少女の才能はないし、魔法少女が魔女になるなんて話も聞いた事ない! あんたの言ってる事はデタラメばっかり!!」

    「な、なんだと? 俺を疑うっていうのかよ!?」

    小巻「信じて貰えると思ってんの!? バッッッッッッカじゃないの!!」

    小巻「あんたじゃまるで話にならないってよくわかったわ。美国が裏にいるって言うなら早く出しなさいよ……」

    小巻「でないと私、もういい加減我慢の限界。踊らされるのはもう御免だわ。黒幕ごっこはもう終わりにしなさい」

    小巻「人が……一人死んでるんだから……。もう遊びじゃ済まされないのよ……!!」

    松平「小僧、お主を裏で動かしておった者が本当におるのであれば素直に申すのじゃ。でなければこちらももう手段は選ばぬぞ……」

    「……」


    1.わかった、案内しよう
    2.今すぐは無理だ……夜まで待たないと……
    3.偉そうにするな。お前らももう犯罪者なんだよ

    629 :

    あけおめー
    ハッピーエンドとは言わないが
    デッドエンドになりませんよーに。

    630 :

    まだかなー

    631 :

    「偉そうにするな。お前らももう犯罪者なんだよ」

    「一緒に杏子ちゃんを殺した仲じゃないか。仲良くやろうぜ、へへ」

    松平「……小巻、もうこやつには何を言っても無駄じゃ」

    小巻「私もこいつと話してるとイライラしてしょうがない……でもどうするの? このまま放置しても手詰まりだし、こいつ自身も何をしでかすかわからない」

    松平「大丈夫じゃ。後はわらわに任せておけばよい。小巻はこの件からは手を引いて元の生活に戻ればいいぞえ」

    小巻「はぁ? 手を引くって……嫌よ、ここまで来て何言ってんの?」

    「そうだぞ松平。降りたくてもお前らはもう降りられないんだよ。人殺しどもが!」

    小巻「……」グリグリ

    「ごああっ!!」

    (小巻ちゃんが俺の腹に置いた脚に力を入れてくる)

    松平「聞くのじゃ小巻。確かにここで引くのは気持ちのよいものではないじゃろう」

    松平「最初にこの男に一時的にでも協力すると決めたのは小巻であるし、わらわを誘った負い目もあるのだと思う。責任感の強い小巻は何を言われても心が決して納得できないであろう」

    小巻「わかってるなら馬鹿な事言わないで」

    松平「じゃがのう、これはもう小巻だけの問題ではなくなってしまった。警察沙汰になれば親の事業やかわいい妹の生活はどうなる?」

    小巻「……」

    松平「小巻は賢い子だからわかっているはずじゃ。直接手を下したのではなくとも、関与した時点で人の噂という悪意の向けられる対象になるには十分じゃと」

    松平「小巻のしたことで身内が今まで築きあげてきたものがすべて崩れ去るかもしれぬ。いや、これからにも……」

    小巻「うるさい……! だったらどうだっていうのよ! そんなこと今更言ったって、もう遅いんだから!」

    松平「いいや……ここはわらわに任せるのじゃ。決して小巻や小巻の家族に被害が及ばぬようにしてみせる」

    小巻「あんた何言ってんの……?」

    「↓2」


    1.俺がいる限り無関係には出来ないんだよwwwww
    2.いいや、この件は最後には俺一人が被るんだ
    3.松平を射殺する

    634 :

    ああまた出遅れた
    いつも不規則過ぎて安価が取れない…

    635 = 634 :

    しかしこの男
    何がしたいんだよ…

    636 :

    「いいや、この件は最後には俺一人が被るんだ。多少強引なやり方になってしまったがこれも全ては織莉子ちゃんの目的を達成させるためのことだ」

    「俺に協力さえするなら全てが終わった後にはお前達は無関係だと警察に証言してやろう」

    小巻「何を偉そうに!!」

    松平「余り舐めるでないぞ小僧。もはや小巻はお主の言葉には惑わされぬ」

    「ふむ……ならここで決別というわけか」

    「まあ別にいいか。特別使える駒というわけでもなかったしな」

    「お前らもここで杏子ちゃんと一緒に死ね」

    小巻「……!!」グググッ

    「がはっ」

    (小巻ちゃんが再び脚に力を込める。空気が強制的に体から排出され、痛みと呼吸の出来ない苦しみが同時に俺を襲う)

    (そんな中、俺は小巻ちゃんのスカートの中に手を伸ばした)

    小巻「っ!!」バッ

    (女の本能からか俺から飛びずさる小巻ちゃん。俺はすぐさま自由になった体を動かし……)


    1.二人を詰った
    2.拳銃で松平を撃った
    3.拳銃で小巻ちゃんを撃った
    4.刀で松平に斬りかかった
    5.刀で小巻ちゃんに斬りかかった
    6.刀で杏子ちゃんに斬りかかった

    640 = 636 :

    「織莉子ちゃんは世界の平和のために戦ってるんだよ!! お前らみたいなゴミクズが織莉子ちゃんの役に立てるんだから喜んで人生を捧げるのが当たり前だろうが!?」

    「杏子ちゃんだって今頃あの世で後悔してるに決まってるぜ!! 織莉子ちゃんに楯突いた自分の愚かさをなぁ!!」

    小巻「このっ、黙ってろって言ってんのよ!!」

    「顔を真っ赤にしてわめいてもお前らが織莉子ちゃんの役に立てない生きてる価値のない人間だって事には変わりないんだよ!!」

    松平「本格的に狂っておる……もうよせ小巻、聞く耳を持つでない」

    小巻「……」ギリッ

    「馬鹿共が!! お前らなんて死んでしまえ!!! お前らもお前らの家族も生きてる価値なんて無いんだよ、生まれてきた事を織莉子ちゃんに土下座して謝れカスがぁ!!!」

    小巻「この……!!」

    松平「よせ小巻!」



    ギイィィ……



    (その時、二人の後ろで入り口のドアがゆっくりと開かれた)

    ゆま「おにーちゃん……?」

    「……」

    小巻「……!」

    松平「千歳ゆまか……」

    (予期しないゆまちゃんの乱入に小巻ちゃんと松平が動きを止める。一瞬の沈黙の後、教会の中を見渡すゆまちゃんの視線が血だまりの中で倒れる杏子ちゃんの死体を捉えた)

    ゆま「キョーコ!」

    ゆま「だいじょうぶ!? いまなおしてあげるからね!」パアァッ

    小巻「あ……」

    松平「……」

    (動けずにいる二人をよそに即座に変身して杏子ちゃんに駆け寄るゆまちゃんに、俺は言葉を投げかけた)

    「杏子ちゃんはその二人に殺されたんだ!! 次は俺達が殺される、早く逃げろゆまちゃん!!」

    ゆま「え……?」

    小巻「な、アンタ何言って……」

    松平「! 小巻!」

    ゆま「うああああああああああああっ!!」ブンッ

    ガキンッ!

    松平「ぐっ」

    641 = 636 :

    (ゆまちゃんのハンマーの一撃を受けるも、圧倒的にパワー負けした松平。彼女の体は激突した長椅子を2つ破壊しながら壁まで吹き飛ばされた)

    小巻「くっ」パアァッ

    (小巻ちゃんが慌ててソウルジェムを取り出し変身を始める。しかしゆまちゃんは既に小巻ちゃんにもハンマーを振るう体勢になっていた)

    (俺は……)


    1.こちらに対して無防備なゆまちゃんに銃弾を放った
    2.壁にもたれて立ち上がろうとしている松平に銃弾を放った
    3.変身しようとしている小巻ちゃんに銃弾を放った

    ↓2

    644 :

    でおくれたぁぁ

    646 :

    みんな救われて欲しいなぁ

    648 :

    「死ね」

    (小巻ちゃんさえぶっ殺せば貧弱な松平などゆまちゃんの前では恐るるに足りないはずだ。俺は小巻ちゃんを先に潰すために彼女に銃口を向けた)

    「……ぐっ」

    (しかし、引き金を引こうとした瞬間、頭の中で小巻ちゃんへと向けた殺意がまるっきりどこか他所の方向へ攫われるかのような異様な感覚に襲われる)

    (気づけば俺は銃口を小巻ちゃんから松平へと向けなおしてしまっていた)

    (そうか、松平の魔法……)

    「くそっ。じゃあもうお前でいい!」

    ズゴォーーーン!!



    松平「がはっ」



    (銃弾を頭にモロに受けた松平は大量の血を撒き散らしながら再びその場に倒れこんだ)

    「次は小巻ちゃんだ!」

    ガキンッ! キィンッ!

    小巻「ちょっと……やめなさいよガキンチョ!」

    ゆま「うわあああああああああああっ!!!」

    (ゆまちゃんと小巻ちゃんの方へ向き直ると、変身を完了させた小巻ちゃんがゆまちゃんの猛攻を盾で防いでいるところだった)

    「死ね!!」

    小巻「このッ……!!」

    (こちらに一瞬目を向け、猶予がない事に気づいた小巻ちゃんが足を大きく踏み込み、盾ごとゆまちゃんに体当たりをする!)

    ゆま「うぁっ」

    (タイミングよく振り込んだハンマーが勢いよく弾かれ、ゆまちゃんは自らの武器を後ろに向けて手放してしまった)

    (俺は……)


    1.小巻ちゃんがこちらに向き直る前に彼女を撃った
    2.武器を失い無防備になったゆまちゃんを撃った
    3.自分の行いを悔いて自らの腹を撃った


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