元スレ男「アイドルの巴マミと同じクラスなんだけど…」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
1 :
http://logsoku.com/thread/hayabusa.2ch.net/news4vip/1336010458/
http://logsoku.com/thread/hayabusa.2ch.net/news4vip/1336271814/
http://logsoku.com/thread/hayabusa.2ch.net/news4vip/1336881641/
http://logsoku.com/thread/hayabusa.2ch.net/news4vip/1337260257/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1337431389/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1339624466/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1340547199/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1341771576/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1344877712/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1349683111/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1357836194/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1365958509/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1371380404/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1388323694/の続き
ルール
・選択肢のある安価を選択肢以外で踏んだ場合基本下
・安価の指定先を書き忘れた場合は↓2
・同IDでの連続での安価取りは安価が出てから10分以内は無効
・QBは見えないし触れない
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1425206933
3 :
立て乙
他にもまどマギ系は全部見ているがこれ以外まったく面白くないから本当に期待している
4 = 1 :
男「俺個人として一番感謝したいのはタツヤだな」
タツヤ「かんしゃってなにー?」
男「ありがとうって事だ! お前がMVPだぞ!」
タツヤ「やったー! ねーちゃん、えむぶいぴーだって!」
まどか「あはは、よかったねタツヤ。すみません男さん、気をつかってもらって……」
男「いや、本当に大した物だよ。今回勝てたのはタツヤが嫌がらずに出てくれたからだな」
男「みんなもそう思うよな!」
さやか「うんうん、みんなタツヤ君のがんばりに元気を貰っちゃった感じではあるよね!」
ほむら「流石はまどかの弟ね」
中沢「えっ、あ、そ、そうですね」
杏子「ふあ~……。あー、かったりー」
男「ほらな!」
まどか「てぃひひ……」
男「よし、今日ここに集まってくれたお前らにはささやかながらお礼をしたい! 詳細は追って連絡するので全員ここに連絡先を書いておくように!」
男「それでは解散!」
がやがや……
男(俺が解散を宣言すると、メンバー達はそれぞれの行動に移り始める)
男(談笑する者、連絡先を交換する者、すぐ帰ろうとする者……皆が思い思いの行動を取り始めた中、俺は↓2に話しかけた)
5 :
友の亡骸
6 :
恭介の二股相手
7 :
あんこちゃん
8 = 1 :
男「おい、美樹さん」
さやか「んー、何?」
男「まさか野球で勝つために契約をするとはな……どれだけ負けず嫌いなんだ君は」
さやか「いやいや、野球はただのきっかけだよ。本当はずっと悩んでたんだ。恭介のためにあたしに出来る事があるのに、恭介の夢の手助けをあたしにならしてあげられるのにって」
さやか「まあ……確かに負けたくなかったっていうのもあるけどさ。だって悔しいじゃん。せっかくあたし達とマミさんとでいい勝負してたのに、後から来た奴に全部持っていかれるなんてさ」
男「フッ……参ったな。美樹さんはそこらの男よりずっと男らしいぜ!」
さやか「あっはっは、全然嬉しくねーよ!」
まどか「さやかちゃん……」
ほむら「美樹さやか……」
杏子「……」
さやか「あ、あれ? なんでみんな凄い顔してあたしを見てるの? っていうかほむらと杏子ちゃんは睨んでる?」
男「まあ勝手に契約してみんなに心配かけたしな。当然怒ってるだろうな」
男「これから迷惑かけるだろうし、素直に怒られてきたらどうだ?」
さやか「い、いやー。あはは。怒られるのは遠慮したいなあ。これでもチームを救ったヒロインなワケだし」
ほむら「ちょっと来なさい。話があるわ」グイ
さやか「あ、ちょっと引っ張らないで!? ぎゃー!」ズルズル
男「ふう……ん、あれはゆまちゃんか」
9 = 1 :
ゆま「あ、あの、こんにちは……」
凛「? はい」
ゆま「え、えーと……千歳ゆまです。小学一年生です。よろしくおねがいします……」
凛「はい。霞凛です。あなたと同じ小学1年生です」
ゆま「えーと、お、おともだちになりませんか」
凛「すみません。友人は作らない決まりですので」
ゆま「う、ご、ごめんなさい……」
凛「いえいえ。それでは」
ゆま「あの、こんにちは……」
桃子「ん? なんじゃお前」
ゆま「千歳ゆまです。小学一年生です。よろしくおねがいします……」
桃子「おお、わたしも小学一年生じゃ! よろしくの!」
ゆま「うん!」パァッ
ゆま「えっとね。桃子ちゃんってよんでいい!?」
桃子「うん? お前よく見るとアイドル混成チームにいたやつじゃろ!?」
ゆま「えっ、う、うん」
桃子「なんじゃ、敵じゃったか! かえれかえれ! 敵としゃべることなんてなんもないわ、どうせ上杉の回し者じゃろ!」
ゆま「ち、ちがうよ。ゆまはあなたの敵でも上杉でもないよ!」
桃子「ええい、だまれだまれ! 上杉武者はみんなそう言うんじゃ! はようどっかいけ!」
ゆま「ち、ちがうのに……」
桃子「お前がどっかいかないならわたしが去る! ふん!」スタスタ
ゆま「あう」
男「なんだ友達作りか?」
ゆま「おにーちゃん……」
ゆま「あのね、マミおねーちゃんがあの子たちとおともだちになってきなさいっていってきて」
ゆま「ゆまはいいっていったのに、マミおねーちゃんが何回もいうから……」
男「そ、そうか……それは辛かったな」
ゆま「……」
10 = 1 :
マミ「うーん、残念だったわねゆまちゃん……」
マミ「だけど一回断られただけで諦めちゃダメよ? 根気よく何度でもチャレンジすればきっとお友達になってくれるわ!」
ゆま「い、いやだよ。しつこくしたらきっときらわれるよ……」
マミ「だけど今のままじゃお友達なんて出来ないわ。今はよその子と仲良くなれる滅多にないチャンスなんだから、頑張らないとダメよ?」
ゆま「うう……」
男「↓2」
11 :
そういうマミさんは友達がいるのか?
12 = 7 :
ぼっちは寂しいもんな…
13 :
そんなだからマミさんはいつまでもボッチなんだよ
14 :
これはマミさんブーメンやむなし
15 :
そういえば友が死んだのか
みんなスルーで気づかなかった
16 :
BADENDでいたから本当は死んでないんじゃね
17 :
あれは夢だろ
18 :
お前らマミさんに辛辣過ぎだろww
19 :
男「ぼっちは寂しいもんな……ゆまちゃんだって友達がいないのは嫌だろう? 頑張って彼女達と友達にならないとな」
マミ「そうでしょう? ほら、ゆまちゃんならきっと彼女達とお友達になれるわ」
男「なんなら志筑さんに頼んで凛ちゃんと仲を取り持ってもらおうか?」
マミ「それはいい考えね!」
ゆま「いいよ、新しいお友達なんていらない……ゆまにはもう友だちいっぱいいるもん……」
男「えっ、そうなのか?」
ゆま「そうだよ! マミおねーちゃんでしょ、キョーコでしょ、おにーちゃんでしょ!」
マミ「あらあら」
男「ちょ、ちょっと待て。俺をカウントされちゃ困るぞ。杏子ちゃんもだ」
ゆま「え……?」
男「ゆまちゃんは杏子ちゃんと喧嘩中だろ? 杏子ちゃんは俺の仕事仲間になったんだから俺とゆまちゃんが仲良くしてたら杏子ちゃんがヘソをまげてしまうかもしれない」
男「それは困るんだ。だから俺と友達になりたいならまずは杏子ちゃんと仲直りしてくれ」
男「とはいえゆまちゃんにとっては杏子ちゃんとの生活は辛いものだったんだろ? だから巴さんの所に行ったんだし、難しいかもしれないが……」
ゆま「……うう……」
マミ「もう、どうしてそんな意地悪な事言うの!? 大人気ないわよ男君!」
男「こっちにも都合があるんだ。実際ゆまちゃんが俺の近くをうろついて杏子ちゃんがいきなり失踪でもしたらどうするんだ? 俺はその可能性は十分にあると思ってる」
マミ「そ、それは……」
男「そうなったとして巴さんには何の責任も取れないだろ? だったら無責任な事を言うのはやめてくれ。杏子ちゃんに逃げられたら俺は雇い主に怒られるんだ」
マミ「……」
男「そういうわけだから……まあ、友達を作るなら応援はするけどな。志筑さんに頼んでみるか?」
ゆま「……うぇ、ひっ、ひっく」
男「お、おい泣くなよ……こっちだって板挟みにされるのは御免だぞ……」ソソクサ
男(俺は二人を置いてその場から立ち去った)
20 = 19 :
桃子「おー、ようやってくれたの! 大儀であった!」
男「おう。オーダー通りにやったんだから文句の一つもないだろう」
桃子「うむうむ。ご苦労じゃった。父上に褒美をはずむよう口利きしておいてやるからな」
男「へへへ、毎度」
桃子「ところでお前の知り合いで山県という苗字の者はおるかの?」
男「……いや、居ない」
桃子「むう、残念じゃのう。高坂と馬場と内藤は見つけて家臣にしたんじゃがのう。山県だけなかなか見つからんのじゃ……」
男「そ、そうか。珍しい苗字だからな」
桃子「あと馬場ももうおばあちゃんじゃから出来たら新しい馬場に交換しておきたいのじゃ。若い馬場がおったら教えてほしいぞ」
桃子「もし見つけたらわたしのところに電話するんじゃぞ? それじゃあの」テクテク
男「完全に気が触れてるな……」
男「さて、次はどうするかな」
1.杏子ちゃんが戻ってくるのを待とう
2.ショウさんに仕事が終わった事を報告だ
3.野郎だけで打ち上げにいくぜ
4.帰ってオナニーだ
↓2
23 :
男「アホの美樹さんを締め上げに行った杏子ちゃんが戻ってくるのを待とう」
男「ふーっ……」
男「……」
男「……」
杏子「……ん? 何そんな所でぼーっとしてんのさ」
男「杏子ちゃんを待ってたんだよ。ショウさんに結果の報告をしに行くぞ」
杏子「そんなの電話で済ませろよ。アタシは遊びに行くからな」
男「この仕事の報酬は基本的に即金で貰えるから、その受け取りも兼ねて会いに行かないといけないんだ」
男「待ってる間にメールで簡単には伝えてあるけど、報告は原則直接会ってするのがショウさんのポリシーらしい」
杏子「面倒くせえな」
男「文句をいわないでくれ。せっかくのいいバイトなのに変に話をこじれさせたくない」
杏子「ちっ、わかったよ。それでどこに行くんだよ」
男「俺の家で待ち合わせだけど少し時間が空いてる。↓2で時間を潰そう」
24 :
筋トレ
25 :
石油発掘
26 = 23 :
男「石油発掘で時間を潰そう」
杏子「は? なに言ってんだよ」
男「だから石油を発掘するんだよ。丁度ここの備品にスコップがあったしな。いいからとりあえず付いて来るんだ」
杏子「……まあお前の家でぼーっとしてるよりはマシだし、別にいいけど」
男「こっちだ。こっちの林の方」
杏子「……おい、こっちってお前……」
男「着いた」
杏子「ここはアタシが住んでた教会じゃねーか。こんな所、石油どころか何も埋まってないだろ……」
男「……いいから掘るぞ。ほらスコップだ」
杏子「意味わかんねえ……」
男(俺達は教会の傍らに大きな穴を掘を掘り続けた)
男「はぁ、はぁ……大人が2~3人すっぽり入るくらい掘ったな。これ以上は土の置き場所に困るからとりあえず今日はこの辺にしとこう。ああ、疲れた……」
杏子「マジ意味わかんねーんだけど……結局何が目的だったんだよ。石油なんてねーじゃねーか」
男「……杏子ちゃん。こんな所で石油は掘れないんだ。現実を見てくれ」
杏子「お前、殴るぞ」
男「↓2」
1.杏子ちゃんの家族の墓を作ろう
2.ゆまちゃんのためにプールを作ろう
日付変更まで多数決
36 :
男「ここに杏子ちゃんの家族のための墓を作ろう」
杏子「あ?」
男(一瞬で冷ややかなマジ顔になった……)
男「杏子ちゃんの家族はここにはいないけど、せめて墓を作ろうって言ってるんだよ」
杏子「お前……」
杏子「ちょっと大人しく協力してやったくらいで何調子乗ってんの? なあ……」
男「作ろう、墓」
杏子「……」グイッ
男(胸倉を掴まれた。凄い力で足が浮きそうになるが、ここで引いてはいけない)
男「アウトローゴッコはもうおしまいだ。現実から逃げるのはもうやめろ」
男「亡くした家族を悼んで、それでも自分自身の人生を歩むのが人間だ。杏子ちゃんにもそうしてもらうし、墓はその踏ん切りをつけるために作る」
杏子「アタシが……現実から逃げてるだと……!?」ギリギリ
男「ぐっ」
男(完全に首から宙吊りにされ、息が止まる。俺は自分の手で体を支え、なんとか話を続けた)
男「今までみたいな生活が、いつまでも、続けられると思うな……」
男「少なくとも、この街にはショウさんの手が回ってる……もう、寝るところだって、確保出来ないぞ……」
杏子「……」ギリギリ
男「学校に行って、進学して、青春しながらやりたい事を見つけて就職する……そんな普通の生き方から逃げるのをやめろ」
男「ゆまちゃんから逃げるのをやめろ……巴さんから逃げるのをやめろ……自分を追い詰めて、選択肢を狭めるのをやめろ……」
男「今の君は俺の仲間足り得ない……足手まといだ……真人間になって貰わないと、俺が割りを食う……」
男「それが出来ないなら……今すぐ死ぬか、この街から跡形も残さず出て行け……!」
杏子「言ってくれるじゃねえか、よくもそんな状態で……!」ギリギリ
男「……」
男(俺は杏子ちゃんの胸倉を掴み返し、左足を杏子ちゃんの足の間に入れそれらを同時に時計周りに回した)
杏子「なっ」グラッ
ドサッ
男「ふびゅっ」
ドテッ
男(俺達は二人揃って地面に転倒した。すぐさま立ち上がろうとする杏子ちゃんに対して俺は↓2と言い放った!)
1.俺の仲間にならないなら次は心臓を刺す
2.何度でも言うけど今までみたいな生活はもう続けられない
3.好きです
39 :
情緒不安定すぎだろwwwwwwwwww
40 :
男だから仕方ないね
41 :
男「好きです……!」
杏子「!?」
男「おちんちん入れさせてぇぇぇぇぇぇぇ!!」バッ
男(俺は起き上がろうとする杏子ちゃんに飛び掛った!)
杏子「う、うわあぁっ!?」シュッ
男「ふっ」パシッ
男(振り向きながら咄嗟に繰り出された杏子ちゃんのパンチをいなし、そのまま杏子ちゃんにのしかかる! 腰を打ちつけつつそのまま告白の続きだ!)
男「う、うわああああああぁぁぁぁぁ!!」カクカク
男「す、好きだっ! 好きだ杏子ちゃん!」カクカク
男「えへ、ちゅーしよ!」カクカク
杏子「やめろ、この変態がぁっ!」バキッ
男「ぐあっ!」ドサッ
男「ふえ……振られちゃったの……?」
杏子「気持ち悪いんだよ、このクズ野郎!」
男「えへへ、もっと言って」
杏子「っ……!」ゾクッ
杏子「……最近なりを潜めてたから忘れてたよ。アンタは元々そういう奴だったってな」
杏子「初めて会った時からそうだったじゃねえか……。なのにアンタの話をまともに聞こうとしたアタシが馬鹿だった」
42 = 41 :
男「そう、初めて会った時……」
男「あの時から俺は君の事がずっと好きだったんだ……」
杏子「言ってろ、馬鹿が」
男「だって杏子ちゃんは……クラスでも街でも爪弾き者の俺の話を唯一まともに聞いてくれた人だったから……」
男「街で誰かに声をかけてもみんな無視か、気持ち悪がって逃げるだけだ……」
男「誰からも必要とされない、相手にされない寂しさと無力感。あの時は家族も一人もいないと思ってたから、自分の境遇に悲観して、潰れそうな俺だったけど……」
男「ほんの少しでいい。誰かに俺の話を聞いてもらいたい。杏子ちゃんはそんな俺の望みを叶えてくれた……!」
杏子「……!」
男「俺は……あの時君に救われたんだ……!」
杏子「お前……」
男「だから杏子ちゃんが仲間とすれ違ってるのを見て、放ってはおけなかったんだよ」
男「俺の事は嫌ってくれてもいい。だけど今までみたいな他人寄せ付けずに一人で身も心も磨り減らすような生活は終わりにしないといけない……」
男「君さえ素直になれば友達になってくれる人や助けあってくれる人達はたくさんいるはずだ……一人ぼっちでいるのはもうやめにしよう……」
杏子「……そんなの……」
男(ふふ、堕ちたかな?w)
杏子「そんなの、今更言われたって遅いんだよ!!」
男「あれ?」
杏子「お前の言う友達になってくれる人ってのはマミやゆまの事なんだろ! お前は知らないだろうけどな……!」
杏子「アタシは昔、世話になったマミの事を一度裏切ってるんだよ! その時に怪我だってさせた!」
杏子「ゆまだってアタシが本当にあいつのためになることを考えて動いてやってたら、今頃あいつは魔法少女になんてならないで親戚なり施設なりに引き取られて人間として暮らしていけてたはずだ!」
男「自然に被害者の会設立されててワロスwwww」
杏子「ああ!?」
男「い、いや、なんでもない」
杏子「こんなんでどうしてあいつらと仲良くしてられるんだよ」
杏子「ゆまだってマミだって、内心もうアタシのことなんて邪魔だって、最初からかかわらなければ良かったって思ってるだろ」
杏子「普通の生活だなんて冗談じゃない。アタシがどんな生活してたか、どうやって食いつないできたか知ってるだろ。今までアタシに何かを奪われて来た奴はどうなるんだよ……」
男「↓2」
1.罪は償うしかないんだ、俺も協力する
2.そんなの気にすんなよ、奪われる奴が悪いんだよ
3.じゃあもうほっとくから勝手にしろよ
47 :
男「そんなの気にすんなよ、奪われる方が悪いんだよ」
男「心を入れ替えればそれで十分だ。大体今更そんな事言ってもどうにもならないからな」
杏子「そんな言い分で誰が納得するんだ。アタシだったら絶対許さない」
男「許さないって杏子ちゃんの事をそこまで恨んでる奴なんているのか? 人でも殺したなら話は別だろうけどな」
杏子「お前の言ってる事はただの加害者側の自分勝手な言い分だろ」
杏子「反省したから今から自分は真人間です、だなんてそんなの誰も……いや、アタシ自身が誰より許せない……」
男「だったら今まで通り周りの誰も彼をも傷つけて、人から物や金を盗みながら生きていくのか?」
男「何度も言うけどショウさんに顔を見られたら、この街じゃもうそれは出来ないからな。風見野も危ないだろうな。知らない場所で、ここのみんなとも本当に縁を切って一人でやっていくしかないぞ」
杏子「あのオヤジがなんだって言うんだよ! あいつに目をつけられたくらいで……!」
男「見滝原を実質的に管理してるのはショウさんだ。全ての情報はショウさんの所に集まるし、何かあったら大人はみんなショウさんに相談する。人望は市長以上だ」
杏子「だからなんなんだよ!」
男「全ての情報は、といったはずだぞ。大人の目は全部ショウさんの目だと思った方がいい」
男「多分俺達がここにいる事も知られてるだろうな」
杏子「なワケねーだろ。馬鹿か」
男「……」スッ
男「見ろ、数分前にショウさんから来てたメッセージだ」
『佐倉の教会跡なんかに何の用だ。こっちはもうお前の家に着いてるぞ』
杏子「……」
男「な? でも逆に考えればショウさんにさえ気に入られれば、杏子ちゃんの今までの悪行もショウさんがなんとかしてくれる」
男「こんなチャンスはもう二度とないぞ。杏子ちゃんさえ望めば巴さんや美樹さん、暁美さん達魔法少女仲間と同じ学校に通う事だって出来るかもな」
杏子「……アタシが……みんなと学校に……?」
男「俺の仲間になればな」
杏子「……」
杏子「そんなの、あのオヤジの力で無理矢理被害者を黙らせてるだけだろ……」
杏子「脅して奪うための力が暴力から権力に変わるだけだ。今までと変わらねーよ!」
男「アレも駄目、コレも駄目だな。一体どうしたいんだよ」
杏子「出て行く……」
杏子「ワルプルギスの夜を倒したら当分はグリーフシードには困らないはずだ。親父の借金だけ返したらこの街から出て行く」
48 = 47 :
男「結局今までと変わらない生活を選ぶのか。案外臆病なんだな」
男「素直に仲間になればショウさんが被害者に話を通してくれるのに、もったいない……」
杏子「黙れよ。お前なんかがアタシの生き方に口出しすんな」
杏子「気にくわねーんだよ、あいつ……ホストみてーな格好しやがって」
男「まあホストだからな……」
杏子「なワケねーだろ。どうせヤクザかなんかだ」
男「……まあとりあえずショウさんのところに行くか。借金を返すまでは働くんだろ?」
杏子「言っただろ。あいつは気にくわねーんだ。お前だけで行って来い」
男「お、おい。給料はどうするんだ」
杏子「全部借金の返済に充てとけよ」
男「生活費はどうするんだ。無法は許されないぞ」
杏子「手持ちでなんとかなる。次はもっと金額のデカい仕事持って来いって言っとけ。じゃあな」スタスタ
男「おい、待て! 用がある時はどうやって連絡すればいいんだ!」
杏子「ご自慢の情報網とやらで探せばいいっしょ。見滝原からは出ないでいてやるよ」スタスタ
男「……行ってしまった……」
男「しょうがない、ショウさんが待ってるし家に帰るか」
49 :
このスレのショウさんヤバすぎだろ…
50 = 47 :
男「ごめん、待った?」
ショウ「遅えよ!」バキッ
男「痛い! 違うんだ、俺じゃなくて杏子ちゃんが来たくないってゴネてたんだ」
ショウ「その杏子ちゃんがいねーじゃねーか。どうしたんだよ」
男「き、来たくないってダダをこねて地団駄を踏んでな……全くとんでもない女だぜ。ショウさんからガツンと言ってやってくれ!」
ショウ「監督責任があるのお前だから。杏子ちゃんのミスはお前のミスだ」
男「え、そうなのか?」
ショウ「そうなんだよ。あんなジャジャ馬俺の手に余るだろ」
男「俺の手にも余るんだが……」
ショウ「いいから探して連れて来い! もう次の仕事があるんだよ!」
男「↓2!」
みんなの評価 : ○
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