私的良スレ書庫
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元スレ京太郎「修羅場ラヴァーズ」久「もうちょっと、近づいて」
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吹っ切れた。
彼の気持ちを一言で表すなら、それが一番相応しい。
「ハァ……は、激し、過ぎ……」
「んっ……」
仲直りをするには、やはり運動で一緒に良い汗をかくのが丁度いい。
その証拠に――成香と由暉子の顔からはお互いへの憎しみがさっぱりと抜け落ちている。
上気した頬に浮かぶのは、隠しようもない悦びの感情だ。
「ふぅ……それじゃ、二回戦と行きますか!」
「え――」
「ち、ちょ、ま――」
――待たない。
熱したモノが冷めないうちに第二ラウンドへと突入すべく、京太郎は二人へと飛び掛った。
彼の気持ちを一言で表すなら、それが一番相応しい。
「ハァ……は、激し、過ぎ……」
「んっ……」
仲直りをするには、やはり運動で一緒に良い汗をかくのが丁度いい。
その証拠に――成香と由暉子の顔からはお互いへの憎しみがさっぱりと抜け落ちている。
上気した頬に浮かぶのは、隠しようもない悦びの感情だ。
「ふぅ……それじゃ、二回戦と行きますか!」
「え――」
「ち、ちょ、ま――」
――待たない。
熱したモノが冷めないうちに第二ラウンドへと突入すべく、京太郎は二人へと飛び掛った。
「へぇ?」
「楽しそうなこと、やってんじゃん?」
「……え?」
行為を中断させたのは、聞き覚えのある先輩たちの声。
真冬の北海道の冷気を吹き飛ばすような、激しい熱の込められた声。
「んじゃ――私らも、混ぜて貰うかなっ!!」
「え、ちょ」
そこに、逃げ場はなく。
「……あはっ」
「ようやく、慣れてきました……!」
「あ、ま、待――」
――待ったも、ない。
こうして――実に健全な運動に励むことによって、有珠山麻雀部の絆は、何よりも強固なモノになったのである。
「ぐ……ふっ」
「ダイジョブダイジョブ、頑張れ頑張れ男の子ー」
たった一人の少年への負担については――些細な、問題である。
「楽しそうなこと、やってんじゃん?」
「……え?」
行為を中断させたのは、聞き覚えのある先輩たちの声。
真冬の北海道の冷気を吹き飛ばすような、激しい熱の込められた声。
「んじゃ――私らも、混ぜて貰うかなっ!!」
「え、ちょ」
そこに、逃げ場はなく。
「……あはっ」
「ようやく、慣れてきました……!」
「あ、ま、待――」
――待ったも、ない。
こうして――実に健全な運動に励むことによって、有珠山麻雀部の絆は、何よりも強固なモノになったのである。
「ぐ……ふっ」
「ダイジョブダイジョブ、頑張れ頑張れ男の子ー」
たった一人の少年への負担については――些細な、問題である。
ドM哩姫に命に関わりかねないレベルのSMプレイを求められて京太郎ドン引き
「須賀くん……」
「二人まとめて――貰ってくれる?」
こんなことがあっていいのか、夢じゃないか――と頬をつねっても、目の前の光景は現実のものである。
美人な先輩二人に同時に告白されて。
しかも、どちらも選ぶことが出来るという素晴らしいシチュエーション――勿論、答えはイエス以外にあり得ない。
「なら、今から須賀くんは――私らの、ご主人さまばい!」
ちょっとはやまったか?――などと思っても、お釣りがくるレベルで可愛い二人。
今更答えなど、変わるはずもない。
「須賀くん……♪」
「はやくぅ……♪」
そして、初めての夜。
先輩二人が待つ寝室の扉を、京太郎は興奮と共に開き――
「二人まとめて――貰ってくれる?」
こんなことがあっていいのか、夢じゃないか――と頬をつねっても、目の前の光景は現実のものである。
美人な先輩二人に同時に告白されて。
しかも、どちらも選ぶことが出来るという素晴らしいシチュエーション――勿論、答えはイエス以外にあり得ない。
「なら、今から須賀くんは――私らの、ご主人さまばい!」
ちょっとはやまったか?――などと思っても、お釣りがくるレベルで可愛い二人。
今更答えなど、変わるはずもない。
「須賀くん……♪」
「はやくぅ……♪」
そして、初めての夜。
先輩二人が待つ寝室の扉を、京太郎は興奮と共に開き――
「さぁ」
「いっぱい、いじめて……♪」
床に転がる無数の拘束具。
それは、映像で見たものよりも過激なものばかりで。
「須賀くん……?」
入口に立ち尽くす京太郎に、姫子は首を傾げて。
哩は、納得したように頷いた。
「やり方がわからないなら――実践するばい!」
冗談じゃない、と。
怖気づいて、後退る京太郎の耳元に、鎖が擦れる音が聞こえて。
「――え?」
気が付けば。
身体中を、雁字搦めに縛り付ける鎖。
「あはっ♪」
蜘蛛の巣に囚われた蝶のように。
京太郎は、哩の指先を――ただ、受け入れることしか、出来なかった。
「いっぱい、いじめて……♪」
床に転がる無数の拘束具。
それは、映像で見たものよりも過激なものばかりで。
「須賀くん……?」
入口に立ち尽くす京太郎に、姫子は首を傾げて。
哩は、納得したように頷いた。
「やり方がわからないなら――実践するばい!」
冗談じゃない、と。
怖気づいて、後退る京太郎の耳元に、鎖が擦れる音が聞こえて。
「――え?」
気が付けば。
身体中を、雁字搦めに縛り付ける鎖。
「あはっ♪」
蜘蛛の巣に囚われた蝶のように。
京太郎は、哩の指先を――ただ、受け入れることしか、出来なかった。
実はネリーもギスギスしてるけど京太郎の前だけでは猫被ってるとかだと最高
清澄で幼女がお兄さんを巡って争っている様なほっこりする修羅場を起こす須賀衣とタコス。
卓上の宮永姉妹の修羅場に何も出来ない和と京太郎
卓上の宮永姉妹の修羅場に何も出来ない和と京太郎
「今日は、私の番ですね」
ふわりと香る髪の匂いが、鼻腔をくすぐる。
世界ランカーによる特別授業。
近過ぎる距離が伝えてくれる、彼女の柔からさと匂い。
雀士としても、男としても、これ以上の環境は無いだろう。
「……チッ」
――すぐ側からの、鋭い目線さえ無ければ。
ふわりと香る髪の匂いが、鼻腔をくすぐる。
世界ランカーによる特別授業。
近過ぎる距離が伝えてくれる、彼女の柔からさと匂い。
雀士としても、男としても、これ以上の環境は無いだろう。
「……チッ」
――すぐ側からの、鋭い目線さえ無ければ。
智葉、ハオ、明華。
日中仏と、グローバルな美少女が集まる臨海麻雀部。
その子たちから好意を向けられていると知って喜べたのは、ほんの一瞬のこと。
「売女が……っ」
愛情と愛情が重なれば――それは、相手への嫉妬や憎しみに変わる。
自分を挟んで飛び交う彼女たちの視線に、京太郎の胸の内は抉られるばかり。
今日も今日とて――チャイムが鳴るのを、待つしかない。
「……ふふっ」
滑らかな明華の指を拒めない自分への情けなさも募る。
きっと彼女は、そういうところも含めて、京太郎へアプローチを仕掛けているのだろう。
日中仏と、グローバルな美少女が集まる臨海麻雀部。
その子たちから好意を向けられていると知って喜べたのは、ほんの一瞬のこと。
「売女が……っ」
愛情と愛情が重なれば――それは、相手への嫉妬や憎しみに変わる。
自分を挟んで飛び交う彼女たちの視線に、京太郎の胸の内は抉られるばかり。
今日も今日とて――チャイムが鳴るのを、待つしかない。
「……ふふっ」
滑らかな明華の指を拒めない自分への情けなさも募る。
きっと彼女は、そういうところも含めて、京太郎へアプローチを仕掛けているのだろう。
「キョウタロー!」
下校途中、腕を強く引っ張られる感覚。
もはや、振り向かずともその相手は理解できるし、要件もわかっている。
「ん、何か食いに行くか?」
「え゛……キョウタロ、超能力者……ってヤツなの?」
驚いた顔で、何やらブツブツとつぶやき始めるネリー。
どうせその内容は金儲けの算段なのだろう。
「バーカ」
「あぅっ」
その小さな額に、デコピンをしてやる。
なにすんのさ、と不満顔になる彼女だが――
「……うん?」
「コレ、ステーキの半額クーポン貰ったんだけど――」
「早く行こっ! 空腹は待ってくれないよ!」
実に予想通りの反応に、頰が緩む。
裏表が無い、というか欲に忠実というか。
『女としての』駆け引きが無いネリーは、京太郎にとって一番の癒しである。
「……えへっ」
そう。
京太郎に、とっては。
下校途中、腕を強く引っ張られる感覚。
もはや、振り向かずともその相手は理解できるし、要件もわかっている。
「ん、何か食いに行くか?」
「え゛……キョウタロ、超能力者……ってヤツなの?」
驚いた顔で、何やらブツブツとつぶやき始めるネリー。
どうせその内容は金儲けの算段なのだろう。
「バーカ」
「あぅっ」
その小さな額に、デコピンをしてやる。
なにすんのさ、と不満顔になる彼女だが――
「……うん?」
「コレ、ステーキの半額クーポン貰ったんだけど――」
「早く行こっ! 空腹は待ってくれないよ!」
実に予想通りの反応に、頰が緩む。
裏表が無い、というか欲に忠実というか。
『女としての』駆け引きが無いネリーは、京太郎にとって一番の癒しである。
「……えへっ」
そう。
京太郎に、とっては。
ネリーのデレ度下げてちょい病めるとこんな感じ
小ネタ安価下三ー
小ネタ安価下三ー
「わかっています。わかっていますよ、京太郎様」
聞きたくない。
けれど、縛られた手では耳を塞げない。
「京太郎様も、男の子ですから……」
彼女が、その手で引き摺る誰か。
赤くて、顔はグチャグチャで。
呻き声は酷く掠れて、とても人のモノとは思えない。
「でも――コレは、別です」
だけど、京太郎は知っている。
唯一、日に焼けた肌の子を。
黒い髪で、巫女服を着た彼女を――
「身の程を、知りなさい」
鈍い音がして。
何かが潰れて、京太郎の頰が濡れた。
聞きたくない。
けれど、縛られた手では耳を塞げない。
「京太郎様も、男の子ですから……」
彼女が、その手で引き摺る誰か。
赤くて、顔はグチャグチャで。
呻き声は酷く掠れて、とても人のモノとは思えない。
「でも――コレは、別です」
だけど、京太郎は知っている。
唯一、日に焼けた肌の子を。
黒い髪で、巫女服を着た彼女を――
「身の程を、知りなさい」
鈍い音がして。
何かが潰れて、京太郎の頰が濡れた。
分家総がかりで姫さまを陥れ京ちゃんから全ての信用を失う姫さま
分身の術と瞬間移動を会得した京太郎が全国で愛人を作りまくる
でも一部のオカルト持ちにそのことがバレて修羅場は避けられない事態に
でも一部のオカルト持ちにそのことがバレて修羅場は避けられない事態に
――曰く、健全な精神は健全な肉体に宿る。
皆で「激しい運動(意味深)」をして仲直り -宮守編-
皆で「激しい運動(意味深)」をして仲直り -宮守編-
どんどん、とドアを叩く音がする。
自分を呼ぶ、女たちの声がする。
布団にくるまって耳を塞いでも――それらは、鳴り止むことはない。
「ねぇ――ちょっと、お話がしたいだけなの」
「あぁ……いるのは、わかっているよ?」
全国から集まったらしい、少女たち。
初めて出会う筈なのに――何故か、その声には聞き覚えがある。
「ふふふ……本当に、酷い人」
「あ……」
この声は、夢で聞いた声だ。
夢の中の自分は、超能力のようなものが使えて。
何でも好き勝手に、振舞うことが出来た。
「で、でも! あれは、夢……夢の、筈で――」
「夢……ねぇ」
「ひっ!?」
どこから、入って来たのか。
いつの間にか、ベッドの隅に、巫女服を着た女が立っていて。
「そう……夢なら」
「あ、あぁ……」
「夢なら――何でもしていいってことに、なるわね」
ゆるりと伸ばされてくる腕を前に――京太郎は、意識を失った。
自分を呼ぶ、女たちの声がする。
布団にくるまって耳を塞いでも――それらは、鳴り止むことはない。
「ねぇ――ちょっと、お話がしたいだけなの」
「あぁ……いるのは、わかっているよ?」
全国から集まったらしい、少女たち。
初めて出会う筈なのに――何故か、その声には聞き覚えがある。
「ふふふ……本当に、酷い人」
「あ……」
この声は、夢で聞いた声だ。
夢の中の自分は、超能力のようなものが使えて。
何でも好き勝手に、振舞うことが出来た。
「で、でも! あれは、夢……夢の、筈で――」
「夢……ねぇ」
「ひっ!?」
どこから、入って来たのか。
いつの間にか、ベッドの隅に、巫女服を着た女が立っていて。
「そう……夢なら」
「あ、あぁ……」
「夢なら――何でもしていいってことに、なるわね」
ゆるりと伸ばされてくる腕を前に――京太郎は、意識を失った。
――曰く、健全な精神は健全な肉体に宿る。
皆で「激しい運動(意味深)」をして仲直り -愛宕家編-
皆で「激しい運動(意味深)」をして仲直り -愛宕家編-
小さい頃の思い出。
築き上げてきた信頼。
そんなものは――本当に、崩れる時は一緒で。
「あなたが、そんな人だったなんて」
「ち、違っ」
やめて。
そんな目で、私を見ないで。
心の悲鳴は、彼には届かない。
「……二度と」
「い、いや……」
聞きたくない。
それ以上は、言わないで。
「二度と、俺に。話しかけないで下さい」
「あ――」
縋り付く手を、彼は穢らわしそうに、弾いて。
閉まっていく扉の向こうで――二度と、彼が振り向くことは、なかった。
築き上げてきた信頼。
そんなものは――本当に、崩れる時は一緒で。
「あなたが、そんな人だったなんて」
「ち、違っ」
やめて。
そんな目で、私を見ないで。
心の悲鳴は、彼には届かない。
「……二度と」
「い、いや……」
聞きたくない。
それ以上は、言わないで。
「二度と、俺に。話しかけないで下さい」
「あ――」
縋り付く手を、彼は穢らわしそうに、弾いて。
閉まっていく扉の向こうで――二度と、彼が振り向くことは、なかった。
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