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    元スレ穏乃「うおおおおおおお!!燃えてきたぁぁぁぁぁぁ!!」

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    351 = 318 :


    晴絵「あらたそー。朝飯どーす…ってあら」

     『今日はみんなと練習してきます。ご心配なきよう 灼』

    晴絵「そっか…賭けに出なきゃ、化けることもないか…」

    352 = 318 :


    「ふー…やっとこ着いたー」

    穏乃「湿気る…」

    「降っちゃったねー雨」

    「あ、憩さん」

    「遠い所わざわざ大変やったでしょーぅ。大丈夫ー?」

    「いえ、こちらこそすみません急に」

    (ナース…)

    (ナース…?)

    (なぜに…?)

    353 = 318 :

    「連絡先がわかった人に片っ端から申し込んだんですけど、受けてくれたのが憩さんだけで…」

    「さすがに子供主導だとね…」

    「いえいえ、ウチらも練習になって嬉しいわー」

    「え…ウチ、ら?」

    「ちょっとツテで呼びかけてん。どぞー入ってー」ガチャ

    「うわ…」

    354 = 318 :

    「九州赤山高校の藤原リセさん」

    利仙「……」ペコリ

    「麻雀初めて五か月で東海王者になったモコちゃん」

    もこ「……」ジー

    「……」ジー

    (こっちもかー…)

    「モコちゃんの友達で静岡一位のナキリさんに、千葉MVPの霜崎さん」

    藍子「どーも」

    「よろしく」

    355 = 318 :

    「どう?愉快そうな人たちでしょーぅ?」フフフ

    「あ、アハハ…」

    (愉快そうな人たちを集めてる憩さんが一番愉快そうですよ…なんて言えない)

    (コスプレ集団…)

    「ウチらがお相手しますーぅ」

    「恰好はともかくとして、相手には十分すぎるくらいです!」

    「ウチら代表者同士は同じ卓を囲めんから二つの卓に別れましょーか。阿知賀さんが二人入る方にはモコちゃんが」

    穏乃「オッス!!!よろしくお願いしますッッッ!!!」

    356 = 318 :

    「ありがとうございましたー!」

    「「「「したー!」」」ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!」

    藍子「いえこちらこそ」

    「楽しかったでー」

    もこ「再び見える日を…愉しみに……てる…」ブツブツ

    357 = 318 :

    穏乃「帰っっっっ……ってきたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

    「連泊してるとホームみたいな感覚になっちゃうね」

    「今日は実りある一日だった…」ファサ

    「うん。最初は手も足も出ないかと思ってたけど、段々と慣れてきたっていうか」

    穏乃「よぉぉぉぉぉぉぉっし!!!待ってろ和ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

    「…そういえば和、勝ったかな」

    穏乃「和が負けるわけないッッッ!!!」

    「…だね。信じるしかないか」

    358 = 318 :

    穏乃「―――ッッッ!!!」

    「……?どしたのしず?」

    穏乃「さ、先戻ってて!!!」

    「?」

    359 = 318 :


     ズドドドドドドドドドド…

    <――…ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああん!!!

    トシ「?」

    穏乃「熊倉さぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」

    トシ「あら…?」

    360 = 318 :

    穏乃「またッッッ…!また赤土先生を連れてっちゃうんですかァァァァァァッッッ!?!?!?」

    トシ「あぁ…あなた」

    穏乃「プロに行くのは喜ばしいことだけどッッッでも二回はちょっとツラいっていうかッッッ!!!」

    トシ「あれね…断られちゃったわよー」

    穏乃「ハ…?」

    361 = 318 :

    トシ「教え子の力でプロになるみたいな感じがして嫌なんですって。まずはあなたたちを最後まで見届ける、プロはそれができてから考えるって」

    穏乃「そッ、それはホントのおハナシですかッッッ!?!?!?」

    トシ「んーマジマジ、超大マジよ」

    穏乃「……う」

    トシ「う?」

    穏乃「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ―――!!!!」ダダダ!

    トシ「…行っちゃった。元気でいい子ねぇ」クスッ

    穏乃「―――おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!!!」ダダダ

    トシ「あ、あら?どうしたの、戻ってきて」

    穏乃「お話ありがとうございましたッッッ!!!それでは失礼しますッッッ!!!」

    穏乃「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ―――!!!!」ダダダ!

    トシ「…すごい子ねぇ」

    362 = 318 :

    「……」チャプ

     ドドドドドドドド…

    穏乃「憧ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおお!!!」ビタァン

    「何?どしたの?」

    穏乃「みんな呼んで!!!赤土先生には内緒でッッッ!!!」

    「?」

    363 = 318 :

    「――そっか…ハルエ、プロ行き断ったんだ…。あたしらのため…だけじゃないんだろうけど…」

    「……」

    「……」

    「……」

    穏乃「あぁーもうッッッ!!!頑張ろうじゅんけつ!!!千里山つよい、白糸台つよい、だからなんだってんだッッッ!!!」

    364 = 318 :

    穏乃「負けられない、負けたくない気持ちはうちらのが強いッッッ!!!その想いさえ失くさなきゃ、昨日より、今朝よりも、今のうちらがもっと強い!!!明日はたぶんもっと!!!」

    「…県民未踏のベスト4」

    「ハルちゃんが行きたかった場所…」

    「目と鼻の先だ」

    「そうだね」

    穏乃「辿り着くんだ!!!辿り着いてみせる!!!うちらの代で、決勝へッッッ!!!」ボゥッ!

    365 = 318 :


    恒子「――ついにこの時がきた準決勝…ッ!!ベスト4を決める戦いが今始まる――!!」シュバ

    健夜「何その動作…変な音入っちゃうよ…?」

    恒子「んじゃー対戦校の紹介いっちゃう?」

    健夜「…長いし原作見てもらおうよ」

    恒子「んだねー。やっぱ注目は白糸台ですかな!?」

    健夜「え、そりゃまぁ…」

    366 = 318 :

    恒子「言わずと知れた去年、一昨年の優勝校!インハイ史上最強のチームとも呼び声高く、三連覇がかかった今年も士気は高い!」

    恒子「二十年前の小鍛治プロよりも強いんですかね?」

    健夜「え、それはちょっと比べられない…って十年前だから!」

    健夜「でも…これはかなりの好カードですね。白糸台と千里山の直接対決ということもありますし、他二校も素晴らしいですし、決勝戦でもおかしくないくらいかと…」

    恒子「おお!かなりの期待を持てますね!さぁ、小鍛治プロも太鼓判の準決勝先鋒戦が間もなくスタートです!見てる人はトイレとかゴハンとか済ませちゃってね!」

    367 = 318 :


    健夜『かなりの好カードですね――』

    晴絵「……」ジー

    (ハルちゃん…)

    晴絵(…小鍛治健夜ってこんなナヨっとしてたっけ…?もっと荒ぶってたような…)

    368 = 318 :

    「――それでは、行って参ります」

    「玄がんば!」

    穏乃「玄さん頑張ってくださいッッッ!!!」

    「うん、頑張るよ」ファサ

    「玄ちゃん、ふぁいとー」

    「姉上…――お任せあれ!」

    369 = 318 :

    「……」スタスタ

    「!」

    「……」

    (園城寺…怜さん!)

    「……」ピタッ

    「?」

    「……」ペラッ…パタ

    370 = 318 :

    「……」

    (あれが最強の高校生…)


     「――フフフ…皆さんお揃いですね。実に“衆婆羅”」


    (え?すば…え?)

    371 = 318 :

    「真打ちは後から登場するもの…フフフ」

    「真打ち、ね…」

    「宮永氏には二回戦で滅多打ちにされましたが…今回はそうはいきませんよ?フフ…」

    「…うちらも、全国二位とか言われんのはええ加減飽きてきたとこや。白糸台、悪いが勝たせてもらうで」

    (…最後まで身体が持ち堪えてくれれば…な)コホコホ

    「―――」ブルッ

    「――小生も…小生達も負けるわけにはいかないのでね。貴校らの上を行く所存だ!」

    「フフ…」

    「……」

    (何この人たち、酷い…激痛。何が酷いって私の胸まで痛むのが酷い。なんか…早くも帰りたい…)


    恒子『さぁ、四人のプレイヤーがそれぞれの席に着きました!全国大会準決勝第一試合…いよいよ開始です――ッ!!』

    373 = 329 :

    おつ!
    仮面を被ったプリンメンタルVS形状記憶メンタルVS鋼メンタルVS…病弱?
    世界にはいろんな人がいるね

    374 :

    おつおつ

    375 :

    まあそりゃ玄の厨二病照さんのせいだからね、自業自得因果応報(適当)

    乙なのよー

    376 :

    「……」チャッ

    (ドラゴンロードは機能している…前提はクリアー)

    (…二回戦の九万点は、私が園城寺さんに取られたに等しい)

    (そして今日は――)チラッ

    「……」タン

    (――上を行く化け物がいる…!)

    (…なんか視線を感じる…)

    377 = 376 :

    (…それでも、今度こそ負けるわけにはいかない…!)スッ タン

    「…リーチ」チャッ スッ

    「!」

     ズドッ

    (あのリーチは噂に名高い…!)

    「ツモ!2000・4000!」ドッ

    378 = 376 :

    (…使わずに終わらせたい…なんてのはさすがに通用しないか…)スッ

    (園城寺さん、やはりつよ…、――!?)ゾクッ


    「……」ゴッ


    (――え…な、に…今の…?)ゾクゾク

    「っ!」バッ

    「?」

    (今…後ろ…?)

    (今の感じ…セーラのいうてたやつやろか…?もう見透かされてもうたんかな…)

    (……ふぅ。…今頃控室では菫あたりが『出たか、照魔鏡(笑)』とか言って盛り上がってるんだろうか…死にたい…)

    379 = 376 :

    (…まるで人間とは思えん…少なくともインタビューを受けてる時と同じ人間には見えん機械みたいな表情…これがチャンピオン、か)

    (ほなお手並み拝見といきましょうか…!)

    (先程のは一体…?何か、そう…まるで小生という器の中身を覗き込まれたかのような、そんな感覚…)タン

    「――ロン」

    「……!」

    「1000」パラッ

    「あ…」

    「……」スッ

    「は、はい…」ゾクリ

    380 = 376 :

    (インターハイチャンピオン・宮永照の連続和了――!)

    (和了るたびに点数が高くなる…莫迦げた、ゆえに王者たる規格外のチカラ…!)

    (今までは誰も阻止できんかったのかもしらんけど…連続和了なんてさせへんよ)

    「リーチ」ズッ

    (ツモ切りリーチ…成程)

    (園城寺某による一発和了…宮永氏の連続和了潰しですか…フフ、衆婆羅)

    381 = 376 :

    「……」タン

    (おや、これまた衆婆羅…安牌がなくて困っていたのですけど、これは有難い)

    「フフ…合わせ打ち、と」パシ

    「ポン」

    「ヌ!?」

    (捨てたのと同じ牌を鳴きかえした…?これは…)

    (…強引やな。でも――)チラ

    382 = 376 :

    (本来ならばこれは園城寺さんのツモ…一発だったのなら、これが…)

    (…これを振れば王者の連続和了は潰える…でも、そうすればこの最序盤で千里山にどれだけ取られるか…)

    (…九万…点――)スッ

    (…すべてを見通した上でのことなら…成程、これはちょっと笑えんわ…)フゥ

    「……っ」タン

    「……」チャ タン

    「ロン。1300」

    「……!」

    「はい」

    (初顔合わせやっちゅーのに完全に見透かされてんな…)

    383 = 376 :

    「――ツモ。1000・2000」

    (三連続…クッ、判断を誤ったとでも…?)

    (あかんな…南入して再びチャンピオンの親…)

    (流石に親の連荘は衆婆羅くないですねぇ…ここは速攻で流しますよ)

    「リーチ!」

    「ロン」

    「…え?」

    「7700」

    「……っ!」

    384 = 376 :

    (…そろそろ、か)キュキュ…

    (んっ…次巡、親満ツモ…)コホ

    (させへん…!)

    「……」タン

    「ポン!」カチャッ

    (ツモはずらした、当たり牌もわかっとる…これで)

    「ツモ」

    (――な…)

    「4100オール」ドッ

    (ずらしても和了るんか…!)

    385 = 376 :

    (ある程度覚悟してたことやけど…チャンピオン相手やと負担が大きすぎるな…、――!?)ドクン

    (――四巡目…一巡後に6000オール!?)ケホ

    (いくら何でも早すぎや…まだ配牌の整理が終わったかどうかってとこ…ずらすこともできへん…)

    「―――」ガッ!

    「!」

    「!」

    「――ッ!」ギュアッ

    (なんやねん一体…!)

    「ツモ――6200オール」

    (こんなん、どないせっちゅうに…あかん、想像以上やわ…)コホコホ

    386 = 376 :


    竜華『怜ぃー!!!今日な、スタメン発表あったでー!!!』

    『私は…』

    セーラ『お前がエースやッ!!!』ビシィ!!

    『え?いや、エースはセーラやろ?』

    セーラ『俺は旧エースや!!!怜は新エース!!!』

    『…でも』

    セーラ『決めたんは監督やで!?!?!?』

    竜華『せやせや!!!』

    『いや…』

    387 = 376 :


    セーラ『また強なってしもたなぁウチ!!!今年こそ白糸台に勝つでぇ!!!』

    『てことはアレか、あの化物に私を当てるつもりか』

    セーラ『そらアレやろ!!!相手が強いんやから怜も強くなったらええやん!?!?!?』

    『え、それはどうなん』

    竜華『おお!!!ええこと言うやんセーラァ!!!』

    セーラ『せやろ!?!?!?』

    『……それはどやろなぁ』

    セーラ『あァん!?!?!?』

    388 = 376 :


    『別に私、強くなったわけやないから…』

    竜華『え、それどゆことなん!?だってあんな…!!!』

    『技量そのものは昔の――三軍にいた頃のままなんよ…ただ、生死の境を彷徨ったあの時から…視えんねん…』

    セーラ『……!!!』

    『――一巡先が』

    セーラ『……』

    竜華『……』

    389 = 376 :


    『…そのチカラに頼ったモンやから、こないだの結果はズルしたみたいな…』

    セーラ『え、なにそれすげーくない?』

    竜華『いやほんまにな』

    『や、でも…私自身は上手くなったわけやないし…色々制約もあって』

    セーラ『でもアレやろ!?!?!?こないだみたくアホみたいな一発率に、鳴いてずらして相手の和了り阻止とかもやり放題ってことやろ!?!?!?』

    『まァ…放題とまでは、ちょっと言えんかもやけど…』

    セーラ『勝つやろこれ!?!?!?』

    竜華『やんな!!!』

    セーラ『うおおおおおおおおおおおおっしゃあああああああああああああ!!!』

    竜華『頑張ろな怜ィ!!!』

    『う、うん…』

    390 = 376 :

    「……」

    「ポン」

    (あかんかった…のかなぁ…やっぱり私はあの時と何も変わらんままだったんか…)コホコホ

    「チー」

    (……?新道寺の、既に一度宮永照の絶対的・絶望的なチカラを目の当たりにしてんのに…)

    「実に衆婆羅。フフ…」

    (諦めてない…どころか、笑っとる…)

    391 = 376 :

    「……」スゥ

    (気負ってばっかでも届かないもんは届かない…なら、せめてあの頃みたいに…嬉々として、牌と向き合いたい――!)タン

    「フフ…ポン!」

    (それにしても、阿知賀のドラローさんがおるからそんな手晒してたら安いのが見え見えやで…ン?)

    「…フフ」ニヤ

    (…成程。そうきたか…!)

    392 = 376 :

    (あの目…気付きましたね?フフ…この状況は決して衆婆羅くないものですが、千里山の方が気付いてくれたのは衆婆羅…)

    (これ…違う。こっちか)チャッ タン

    「それです。1000の三本場は1900」

    (…千里山として白糸台に勝つことしか考えてへんかった…けど、それが無理だと理解した今は直接ぶつかるだけが方法やない…そういうことか…)

    「フフ、この卓を囲んでいるのは四人。それをお忘れなきよう」

    (新道寺…おそらく、一度当たって砕かれてるからこその戦法か…しかしこれなら凌げる…戦える!)

    393 = 376 :

    (二索で宮永照の和了り…でも連続和了が途切れてまた点数がリセットされとる…これは機や)タン

    「ポン。フフ…」カチャッ タン

    (五索…!あかん…!)

    「ロン」

    「フゥ!?」

    (…容易には変えられん…強すぎや…!)

    394 = 376 :

    (…フッ、この状況…いつかを思い出すね…)

    (――ヤキトリ…!)ズーン

    (今度こそと誓ったのに…小生はこの程度なのだろうか…?)

    (親…そうだ、この親で挽回を図る…!)

    「ツモ」

    「はぅっ」

    (ヘンな声出た…おや?)

    395 = 376 :

    (あの和了り…妙じゃないか…?先刻、小生の切った九萬でも和了れたはず…しかも高目で…)

    「リーチ」ガッ

    (ちょっと、待って…!何か、何か掴めそうなのに…!)

    (ラス親やけど…どうにもならんな。ダブリーなんてとでもじゃないけど追いつかれへん…)

    「クッ…当たるも八卦、当たらぬも八卦!ままよ!」タン

    「ロン」

    「うはう!?」

    「8000」

    「すばらー!!」

    (やっと前半戦…対局中は口数が減るし思ってたほど酷くはなかったな…さすがに準決となると多少やりづらくもなるけど)

    396 = 376 :

    恒子「前半戦終了――!!圧倒的じゃないか王者は!!」

    健夜「こーこちゃん…」

    恒子「さーせんっ!いやしかし偽らざる率直な感想ですよええ!他三校は後半戦で巻き返せるのかー!?」

    健夜「確かに、すごい和了率ですね…」

    397 = 376 :

    「…みんな」

    穏乃「玄さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ―――」

    「はいはいそういうのは終わってからね。それより玄、ちょっと気付いたことが…って何落ち込んでんの」

    「…またいっぱい取られちゃった…」

    「相手はあのチャンピオンなんだよ!?千里山もいるのに二回戦より削られてないし健してる方だって!」

    「…そうかな?」

    「うんうん!ね、宥姉!」

    「う、うん…玄ちゃん、すごい頑張ってるよ…?」

    「…うん、じゃあもっと頑張る」

    398 = 376 :

    「そんな玄に情報!宮永照は打点制限みたいなのがあるのかも!」

    「制限…そうか…!」

    「うっすらと勘付いてはいたみたいだね」

    「うん」

    「もし本当に制限があるなら、きっとどこかで無理をする時がくるはず」

    「…よし。行ってくるよ」ファサ

    穏乃「ファイトォォォォォォォォォォ!!!」

    399 = 376 :

    竜華「…怜、そろそろやで」

    「ん…そっか」

    竜華「頑張り」ニコッ

    「…つらいなァ」モゾ

    400 = 376 :


    「――ツモ」

    (…またや。視えて、ずらそうとしても…結局和了られてまう…こんなん初めてや)

    (和了自体を防げないんなら、こっちで和了って連続を止めたいところ…)タン

    「フフ、ポン」

    (よし、ここは新道寺に――ぁ…)

    「フフ…」タン

    (…くっ、あかんかったか…)

    「ロン」

    「なっ…」


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