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    元スレ穏乃「うおおおおおおお!!燃えてきたぁぁぁぁぁぁ!!」

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    みんなの評価 : ★★
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    253 :

    おつ

    254 :


    素に戻って泣く玄ちゃかわいい

    256 :

    待ってまで見てる人などおらんかもしれんけど20日くらいまで書けんですわ
    すまんですわ

    257 :

    舞ってるのよー

    259 :

    まっとるで

    260 :


    (玄ちゃんのぬくもりがまだ手の中に残ってるよ…)チャ タン

    (一打目三索…船久保先輩のゆうたとおりか)


    竜華「ツモのかたより!?!?!?」

    「…もうちょいボリューム落として」

    浩子「いかにも」

    261 = 260 :


    浩子「阿知賀の松実姉妹、妹があんなんやったら姉の方も何かしらあるんとちゃうやろか――そう思い至ったわけです」

    竜華「でも見た感じはフツーやなかった?」

    「いや…なんか私に似てるわ」

    竜華「ああ!!!なんかひょろっちいもんなあの人!!!」

    「ひょろ…いやそうじゃなくて」

    「なんというか…来る牌がわかってる――そんな打ち方する時あるで」

    浩子「それな」

    セーラ「むつかしー話なんて後にせえ!!!今は泉の戦いを見届ける時や!!!」

    浩子「…や、まーええですけど」

    浩子(松実宥と直接当たる泉が知ってさえいればええ情報やし…しかしなんか納得いかん…)

    262 = 260 :


    (妹同様、手の内が読みやすい…フフフ、悪いけどこのビッグルーキー・二条泉の踏み台になってもらいますよ…!)

    (――玄ちゃん取られちゃった点棒…おねーちゃんが絶対に取り戻すから…!)

    「リーチ!」

    花子「うわマジ安牌ないっしょ。これヤバイっしょ。もう勝負かけるしかないっしょ」タン

    「――ロン」

    花子「マジっすか」

    「……」

    (これは…船久保先輩の研究通りなんかな…?たしかに萬子と中で半分以上形作ってるし…)

    263 = 260 :


    竜華「ひろこォ!!!」

    浩子「なんですか」ジロリ

    竜華「…さっきのもっかいみせて」テヘ

    浩子「はいどーぞ」

    竜華「こっちが普通のデータで、こっちが宥ちゃんのやな!!!」

    「あからさまに偏ってんな」

    264 = 260 :


    浩子「これを偶然と済ませていいのかどうか」

    「…偶然や、と一言で片づけるんは簡単やな。でも――」

    浩子「データでは、萬子や中は他の牌と比べて浮いてても手元に残し、その後にはかなりの確率で引き寄せてる。こらもはや彼女の意図で以て然るべき結果に収束してる、と考えるのが自然かと」

    「やな」

    セーラ「要するに赤いのはお好きなんやな!!!」

    浩子「大雑把にまとめるとそうなりますかね」

    265 = 260 :


    (――あったかい。あったかいよ、玄ちゃん)

    (いつも私を助けてくれてた玄ちゃん…いつも私のそばにいてくれた玄ちゃん…)

    (…この想いが…胸の中で熱を発している限り…)

    (私は――)ヒュオッ

    266 = 260 :


    (…松実姉の捨て牌…点差も併せて考えるとツッパるのは厳しいか。ここはスジ…)トン

     ビュォォォォォ!!

    (―――ッ!?)ゾクッ

    (まずっ…!)

    「ロン――」ツゥー

    「……!」

    「――12000です」ゴォッ

    (なんやと―――!?)ブルッ

    267 = 260 :


    竜華「染まっとらんやないかーい!!!どゆこと!?!?!?」

    浩子「おやおや…」

    浩子「……………」トントントン

    浩子「……そうか。まるっきり江口先輩の言う通りだったってことですわ」

    セーラ「お?せやろ!?」

    浩子「『赤い牌がお好き』――その通り。何も赤色が入ってる牌は萬子と中だけやない」

    「…成程な」

    竜華「それ前半終わったらすぐ教えんとまずくない!?!?!?」

    浩子「もちろんそのつもりですが…いやはや。これはちょっと、簡単には対応できないかもですよ」

    268 = 260 :


    花子「……」トン

    「ロン」

    花子「!!」

    「2700です」

    花子(マジっすか…!)

    269 = 260 :


    (どないなっとんねん…!――いや落ち着け…今頃船久保先輩が分析して何かしら掴んでるはず…じゃァ今私に出来ることは何か…)

    「……」スッ チャ タン

    花子(なんか寒くないっすか…)タン

    「……」ヒュ タン

    (やっぱ船久保先輩の研究は決して間違ってはいない…!抱え込む牌、零れやすい牌の傾向は確かにある!そこを突けば…)

    「ロンや!」

    「…はい」スッ

    (…冷静、やな。纏った空気がひどく冷たい…これがほんまに一回戦と同じ松実宥なんか…?)


    えり『次鋒戦終了――!!』

    270 = 260 :


    「おつかれさまでした」ペコッ

    花子「おつでーす」

    花子(ニット帽がなきゃ死んでたっしょ)

    澄子「おつかれです…」

    澄子(出番が絶無だったー)

    「っした…!」

    (てこずったァ…思ったよりやる…!)

    271 = 260 :


    「…ただいま」

    晴絵「おかー」

    「おつかれ宥姉!」

    「うん…………ふぅ」スッ

    「……ぅー」ヘニャ

    「…姉上」

    272 = 260 :


    「ごめんね玄ちゃん…あんまり取り返せなかったよ」シュン

    「そっ、そんなことないっ!お姉ちゃんがいちばんだったよっ!」

    「ふぅーん…玄的にはお姉ちゃんがいちばんだったんだねー」ニヤニヤ

    「おっ…!…こほん。姉上、区間のスコアを見ただけでも素晴らしい活躍だったのは明らかだよ。…本当に有難う、小生の為に…」

    「今更すぎ…」

    「…ううん。こんなの、どうってことないよ。だって、私達はみんなで戦ってるんだから。ね?」

    「姉上…」ジワッ

    273 = 260 :


    「そうそう。相手は全国常連校で、玄が当たったのはそこのエースなんだから、これくらいは織り込み済み。後は」

    穏乃「取られた点棒は私らが取り戻す!!!全力で!!!それこそ絆、それこそ友情!!!うおおおおおおおおおおおおおお燃えるッッッ!!!」

    「暑苦しいのはさておき、まぁそうだよね」

    「とゆーこと。まー任せなって!」

    「…みんなぁ」

    「良き仲間に巡り会えたものだよ…」グスン

    晴絵(…青春は今ここにある…!眩しいぜぇ…)スン

    274 = 260 :


    「そんじゃま、行ってくるわ」スッ

    穏乃「頑張れ憧ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

    「はいはい。…頑張るよ、こんなとこじゃ終われないんだから」キッ

    276 :

    おつ
    舞ってた

    277 :

    おつ

    278 :

    待ってた!

    279 :


    セーラ「よし!!!じゃあ行ってくらー!!!」シパタター

    浩子「ちょい待ち」ガシ

    セーラ「おうっ!?!?!?」

    280 = 279 :


    浩子「そのカッコで行く気かいな」

    セーラ「あかんのか!?!?!?」

    浩子「コラコラ…ちゃんと制服着とき」

    セーラ「やだ!!!!!!!!」

    「力一杯の拒否やなぁ」

    竜華「毎度のことやんな!!!」

    281 = 279 :


    セーラ「スカートは好かん!!!ヒラヒラしてんの苦手や!!!」

    浩子「ブツクサ言わんと、二時間ほどの我慢や」

    セーラ「無理なもんは無理!!!」

    浩子「まぁもう着替えさせてるんですけどね」ニタリ

    セーラ「ホ!?!?いつの間に!?!?」キャルーン

    浩子「ホッホッホ、お似合いでございますよ」プププ

    セーラ「ぐぬぬ…!!!」

    282 = 279 :


    セーラ「もー行ってくるわー!!!覚えとれよー!!!」ダダダ

    「戻りましぐわあああああああああああああああ」バキィ

    セーラ「おっとすまん泉ィ!!!」ダダダ

    (や…厄日や…)

    浩子「逃げた」

    「どーせ逃げた先で衆目に晒されんのにな」

    竜華「だれか泉の心配もしたってよぉ!!!」

    「ふぇぇ…」ボロッ

    283 = 279 :


    記者A「江口セーラだ!」パシャパシャ!

    記者B「かわいい!」パシャ!

    記者C「江口選手かわいい!」カシャカシャ!

    セーラ「……!/////」プルプル

    (なんじゃあれ…)

    284 = 279 :


    (…落ち着け。いつもみたいに打つ…)フゥー

    <ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ

    史織「!?」

    「!?」

    「ん?」

    285 = 279 :


    セーラ「おおおおおおおおおおお!!!」ダダダ

    セーラ「とぅッッッ!!!」ドウッ クルクル シュパパ

    セーラ「ととと!!!」ザッシャー

    史織(え?え?何今のぉ?)

    (物理法則さんが仕事してませんでしたよね…?)

    「千里山…」

    286 = 279 :


    セーラ「場決め終わってる!?!?!?」

    「ん。どぞ」

    セーラ「んじゃお先!!!」ヒョイ

    「…」スッ

    セーラ「お願いしまーーーーーーーーーーーーっす!!!!」ギッシィ!

    史織「(うっさ…)はぁい」

    「…よろしくお願い申し上げます(騒々しい方です…)」

    (越谷と劍谷の二人は見るからに困惑してるなぁ。しずも普段はこんな感じで見られてんのかな)

    287 = 279 :


    セーラ「お手柔らかに!!!」

    「よろしくお願いします。……」

    (なんか…ホント第二のしずみたい。この人去年は二年でエースだったんだよね)

    288 = 279 :


    (とりあえず…ひとつ和了る…!)スゥ

    「チー!」カッ

    セーラ「!」

    「ポン!」ガカッ

    「……」トン

    「ロン、7700!」

    「…はい」

    史織「はや~い」

    セーラ「……」

    289 = 279 :


    えり「中堅戦最初の和了りは阿知賀女子!最下位脱出です!」

    「阿知賀はこの子が一番上手いね。上級生三人が特殊だから埋もれちゃってるけど」


    竜華「あの子は千里山に来ても十分通用しそうやね!!!来んかな!?!?!?」

    「いや、来んでしょ…」

    竜華「そんな…!?!?!?」

    「特にフーロセンスが」

    竜華「おお!!!また和了ったで!!!」

    「……」

    290 = 279 :


    「ロン!」

    史織「やぁん」

    セーラ(はしってんなァ…!!!だがしかーし!!!)

    セーラ「リィーチ!!!」

    (早い…!)

    「チー!」

    史織(安牌、っとぉ)タン

    「……」トン

    291 = 279 :


    セーラ(ちまちま刻むより、どかっと和了った方が気持ちえーやろ!!!)

    セーラ「そら、ツモ!!!3000・6000!!!」

    セーラ(どやぁ!!!)チラッ

    (…やっぱそううまくはいかないか)

    セーラ(負けへんで―――!!!)

    (――でも、負けない!)


     ――より多く奪う…!!

    292 = 279 :


    「ロン!」

    「はい…」

    セーラ「ツモや!」

    史織(親っかぶりとかぁ…)

    「ツモ!」

    セーラ(しぶといやっちゃ…!!!)

    (一度の打点が高すぎて追い縋るのがやっと…!)

    293 = 279 :


    「――さて…私の番か」

    穏乃「灼さんファイトォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!」

    「ん。行ってきます」


    えり『中堅戦終了――!!』

    294 = 279 :


    (千里山の人に振らなかっただけ傷は浅い…方、なんですかね)

    史織「やぁぁん…」メソメソ

    セーラ「こんなもんやな!!」

    (くぅぅ…!)

    295 = 279 :


    「二位浮上、やったね」ブイ

    「でも稼ぎ負けた…っ!あとよろしくっ…!」フヌッ

    「努力する」キュ


    「…あのグローブは…」

    竜華「ボウリングのらしいで!!!」

    「いやなんでやねん」

    セーラ「祖母さんがボウリング場経営してるからとかなんとかってなんかで見たわ!!!」

    「帰ってくんの速!?さっきまで会場に居ましたよね!?」

    竜華「おか!!!」

    セーラ「おう!!!」

    「おつかれさん」

    296 = 279 :


    竜華「しっかしええコなんやなぁ!!!実家の宣伝かなんかか!?孝行モンやで!!!泣かすわー!!!」ホロリ!!

    「験を担いでんのかもしらんし、もしかしたらなんか特別なナニカかもわからんよ」

    セーラ「あちー」

    「着替えんのも早い!?」

    セーラ「ヒラヒラならはじけて混ざったわ」

    297 = 279 :


    (…あと少し。あと少しで、私にとっての伝説…ハルちゃんがかつて立った舞台に…ハルちゃんの雪辱を晴らす戦いにいける…)

    「…ん」

    友香「よろっ」

    玉子「良きに計らえ」

    浩子「ほなよろしくです」

    「…よろしくお願いします」

    298 = 279 :


    友香「んー。んじゃまーリーチでー」

    (親の四巡目リーチ…!)

    浩子(三向やしオリやな)

    玉子「チー!一発消しである!」

    (…上家、越谷の人…あの帽子といい口調といい…すごい気になる…)チラチラ

    299 = 279 :


    友香「――ツモ!8000オールでー!!」ドッ

    浩子(親倍…早いし、高いとはまた厄介な…)

    (マズ…また三位転落…!)

    (抜き返さないと…!)

    浩子(…まァ、この差は埋まらんやろ。うちの役目はここで熱くなって点の奪い合いに飛び込むことやない)

    浩子(沈着に、確実に…勝つために。相手を上から押さえつけとくんが今のうちの役目)

    友香(ここで稼ぐだけ稼ぐ!)

    玉子(なんかだめっぽい気がするである…)

    300 = 279 :


    えり『副将戦終了――!!千里山の一位は不動!そして劍谷高校が二位に躍り出ました!』


    友香「いっし!」グッ

    玉子「ノォォォォであるー!!」ワーン

    (届かなかった…!)

    浩子(ま、こんなもんやな)

    玉子「王権の崩壊であるぅ~…」ダパァ


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