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    元スレ穏乃「うおおおおおおお!!燃えてきたぁぁぁぁぁぁ!!」

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    151 = 137 :


    穏乃「……」レイプメ

    穏乃「勝て…ない…!!」

    「また衣の勝ちだー」

    「あの子、三回も海底を…」

    「異常…」

    晴絵(この辺にしとかないと昔の私みたいになっちゃうか…?)

    152 = 137 :

    穏乃「天江さんッッッ!!!むっっっっちゃ強いですね!!!和は…清澄は本当に天江さんに勝てたんですか!?!?!?」ガバァ!!

    「わっ」

    晴絵(…余計な心配だったかな。ふふっ、らしいっちゃらしいか)

    「…衣に土をつけたのはノノカじゃなく嶺上使いだぞ?」

    穏乃「え」

    153 = 137 :

    透華「それに衣はまだ全力じゃありませんわ」

    穏乃「なん…だと…」

    「まだ二回も変身を残しているというのか…末恐ろしいね…」タン

    「どっから出てきた二回だよ…おらロンだ」

    「…ふぇぇ」

    154 = 137 :

    透華「まだ夕方ですし月も出てませんからね」

    穏乃「何言ってっか全然わかんねえ!!!!でもすごい!!!よっしゃあああああああ燃えてきたッッッ!!!もう一勝負お願いします!!!」

    「…よしっ!やるぞー!」

    穏乃「押忍ッッッ!!!」

    155 = 137 :


    晴絵「――キュキュキュ、っと。よしよし、いい感じ!龍門渕以外には勝てるってわかっただけでも収穫だ」

    「でも勝てない相手もいたわけだし…」

    晴絵「そこはそれ、チーム全体の総合力でだな」

    穏乃「絆ですね!?!?!?」

    晴絵「せやな」

    156 = 137 :

    晴絵「そんじゃ仕上げに合宿いくから」

    穏乃「修行ですね!?!?!?燃えてきたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

    「毎回毎回よくもまぁそんなに燃えられるわね…」

    「おかげであったかいよ~」ホクホク

    「むしろ暑苦し…」

    晴絵「まぁまぁ。そこがしずのいいとこじゃないか」

    「まぁね…こりゃ当分燃え尽きて落ち着くなんてことはなさそうだわ」

    「不死鳥がごとく、か」フッ

    穏乃「いくぞ合宿!!!するぞ修行!!!目指せ全国制覇ッッッ!!!」

    158 :

    穏乃可愛いよ穏乃

    おつ

    159 :


    この玄ちゃーが全国でガクブルすると考えると…なんかいいよね

    160 :

    おつおつ
    iPSじゃない時の憧は大概苦労人だなあww
    ともきー玄ちゃの無言の会話にツッコミ入れる灼も何気にすごい

    161 :

    「乗れ!!」

    穏乃「断るッッッ!!!」

    「いいからはやく!!」

    「…何やってるのあれ」

    晴絵「しずが車に乗る乗らないですったもんだしてるんだと」

    162 = 161 :

    「大会に行きたくなくなったとか?」

    晴絵「いんや。走って行くから自分はいいってことらしい」

    「…バカじゃないの?」

    晴絵「いまさらそれを言う?」クスッ

    「それもそうだね…」

    163 = 161 :

    「走って東京までとか絶対無理だから!はよ乗れ!」

    穏乃「無理だって決めつけてるから無理なんだ!!!出来ると思えばなんでも出来るッッッ!!!」

    「それじゃ大会中も勉強する?」

    穏乃「…なんで?」

    「あんたこの前のテストギリギリだったんでしょ?次は大丈夫なように勉強するかって言ってんの」

    穏乃「無理」

    「おやおやおやぁ?無理だって決めつけてるから無理なんじゃないの?出来ると思えば…」

    穏乃「何やってんの憧!!!はやく乗らないと置いてくってさ!!!!」

    「…まったくもう。世話が焼けるんだから」

    164 = 161 :

    晴絵「全員乗ったかー?」

    「…ん。みんないる」

    晴絵「んじゃしゅっぱーつ」ブロロン

    晴絵「……」

    晴絵「クッ…こんなとこまで追手がきやがったかい…!」

    「…ハルちゃん?」

    晴絵「みんなしっかり掴まってな!!トバすよ!!」ギャリリ!!

    「ハルちゃァ――――ん!!!」

    「ォゥ…」

    「大丈夫…?」

    「うん…」

    165 = 161 :


    穏乃「休憩―――――――――!!!!」ノビー

    「あの運転に付き合わされてよくそんな元気でいられるね…」ゲッソリ

    「……」

    「あれ?宥姉は?」

    「…寝てるって」

    「ふーん…大丈夫?死にそうな顔してるけど」

    「うん…」

    166 = 161 :

    晴絵「ごめんごめん。なんか楽しくなっちゃって」

    「安全第一!」

    晴絵「ハイハイ。うちらは売店行くけどなんか欲しいもんある?」

    「水…」

    「だってさ」

    晴絵「ういー。じゃあしばらく自由行動で」

    167 = 161 :


    「…だいぶよくなってきた」

    「よかったよかった」

    穏乃「乗り物酔いなど軟弱ゥ!!!!」

    「あんな運転じゃしょうがないでしょ…もはやある種のアトラクションだよあれ」

    「終末を予感させる嘆きの特急…」

    「本当に回復してきたみたいだね」

    168 = 161 :

    穏乃「しかしまァ!!!体が鈍るッッッ!!!」ピョーンピョーン

    「あー…あっつ…夏だからかしずの近くだからかわかんないのがもーなんだか」

    「曇天なのが唯一の救いだね」フッ

    「熱源はひとつあれば十分…これ以上は死んじゃうって」

    169 = 161 :

    穏乃「あああああああああああああああああああああああ!!!!!」

    「ほらもー…何?今度はどした?」

    穏乃「あれ!!!!」

    「んー?」

    170 = 161 :


    「……今日はなんや風が騒がしいなぁ」ボソリ


    「制服…?」

    「まるで彼女も小生らと同じみたいだね」

    「同じ…もしかして…」

    穏乃「うわっ!?倒れたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」

    171 = 161 :


    「ぐゥ…こんな…こんな時に…っ!!」ゼェ…


    「熱中症!?」

    「助けないと…」

    穏乃「……ッ!!!」バッ ダダダ

    「しず…!?はやっ!!めっちゃはやい!!」

    172 = 161 :

    穏乃「大丈夫ですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」ダダダ
      「怜ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」ヒュバッ!!

    穏乃「!?!?!?!?」

    173 = 161 :

    竜華「大丈夫ッッ!?」

    「うッ…な、なんとか、な…」ハァ

    竜華「無理したらあかんて!!!ちょっと休も、なっ!?」

    「ごめんなぁ、竜華…」

    174 = 161 :

    穏乃「……」ジー

    竜華「あ…」

    穏乃(この人…ッッッ!!!今の動き、すごかった…ッッッ!!!)

    竜華(この子…なんちゅーアツくてまっすぐで、曇りのない目ぇしとるんや…!!!)

    (こっちの子…感じる…体の奥深く…心より深いところで、共鳴してる…――!)ジー

    (…なんや、見られてんなァ…まさか、な…)

    175 = 161 :


    「おいしいな…これ」モグ

    竜華「うん!!!」

    穏乃「もうお体の方は大丈夫ですかッッッ!?!?!?」

    竜華「ああ!もうええみたい!お騒がせしてすまんなぁ!!!」

    穏乃「よかった!!!」

    (また少し温度が上がった…)

    176 = 161 :

    「うち、病弱でな…蝕まれてんねん。何にとは言わんけど」

    竜華「そのアピールやめぇ言うてるやろ!!!縁起でもないやん!!!」

    「…うん」

    「まぁ大事ないようでよかったよ」ファサ

    穏乃「うんうん!!!!」

    (ああ…なんかこの二人見覚えある感じがすると思ったら、近くに似たようなのいるじゃん)

    177 = 161 :

    「そういえば、見たところどこかの学校の制服のようだけれど?」

    竜華「あーこれ!?今学校の部活で移動中やからね!!!」

    「あー、やっぱかー…」

       「ときー!」

    「ン…」

    セーラ「ばすがでるでー!」ブンブン

    竜華「よし!!そんじゃそろそろいこか!!」

    「うん」

    竜華「楽しかったわ!!!」フリフリ

    「ほな」フラー ペコ

    178 = 161 :

    「…大阪の人みたいだったけど…もしかして」

    晴絵「こんなとこにいたか」

    「赤土さん」

    晴絵「んー?あれ千里山じゃないか?」

    「そっちか…」

    「せんりやま?」

    179 = 161 :

    晴絵「全国ランキング二位。あの荒川憩擁する三箇牧を破り北大阪代表として全国に出てくる強豪校」

    「インターハイ第四シード…」

    「向こうに同じ制服着たのがわらわら犇いてた」

    穏乃「…関西最強の高校、千里山女子――!!!」ウズ

    「…また燃えちゃってまぁ」クスッ

    晴絵「…よし!東京まであと三時間ちょいくらいか。一息に行くぞ!」

    穏乃「おおおおおおおおおおおお!!!!」

    180 = 161 :


     ――ホテル

    晴絵「んじゃちゃっちゃと部屋割り決めて休もう」

    「想像してたよりずっと贅沢な…!」キラキラ

    穏乃「すげー!!!すげーっ!!!」キョロキョロ

    「……」ソワソワ

    「わー…」

    「なかなかに趣のある部屋だね…」チラッチラッ

    晴絵「このお上りさんどもめ…しっかり休めよ」

    「はーいっ」

    181 = 161 :


    「…ついに来たね東京…全国大会」

    穏乃「応ッッッ!!」フッフッ

    「和に会いにいく?」

    穏乃「いやッ!向こうがッ来ないならッッこっちからは行かないッッッ!!」フッフッ

    「そっか…」

    穏乃「まずは…ッ!清澄とッ、戦ってみたいね…ッッッ!!!」フッフッ

    「…ねえ」

    穏乃「ン!?」フッフッ

    「さっきから何やってんの?」

    穏乃「筋トレ!!!」

    「…おかしかったのはあたしの目じゃなくしずの頭だったかー」

    182 = 161 :


    穏乃「ついにこの日が!!!」

    「今日は抽選するだけだから…」

    晴絵「抽選は灼、お願いね」

    「はい」

    183 = 161 :

    穏乃「ぶちかませぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

    「アッと驚くようなの、頼んだよ」フッ

    「がんばれー!」

    「ただの抽選でおおげさな…」

    184 = 161 :

    「そういえば灼ちゃんが部長だったんですね」

    晴絵「まーね。一番しっかりしてるし」

    「なるほど…」

    穏乃「私らは観客席なんだよね!?!?!?」

    「だね」

    穏乃「和にばったり会ったらどうしよう!?!?!?」

    「それはもうしょうがないんじゃないの?」

    穏乃「あー!!!どうしよ!?!?ばったり会っちゃうかもしれないのかー!!!どうしよー!!!」

    「めっちゃ会いたいんじゃん…」

    185 = 161 :



     ――ズアッ!!


    186 = 161 :

    穏乃「……ッッッ!?」ゾクッ

    「ぇ…!?」

    晴絵「……っ!」

    「ぁ…ぅ…!?」ガクブル

    187 = 161 :

    「―――」ゴゴゴ

    穏乃「あ…の、制服…清澄の…」

    「……」スッ

    穏乃「……」


    『衣に土をつけたのはノノカじゃなく嶺上使いだぞ――』


    穏乃(――清澄の…嶺上、使い…)

    188 = 161 :

    穏乃「!!!!!」バッ クルッ


    「…クッ…煩わしい…貫して真っ直ぐ進めればいいものを…忌々しい…。グッ…!こんな時に疼くなんて…!」トテトテ


    穏乃(たしか…同い年の…名前は――そうだ…!)

    穏乃「宮永…咲…!!!」

    穏乃(わかる…あいつは私が倒すべき、敵だ――ッ!!!!)

    189 = 161 :

    つづく
    パッとやってサッと終わるはずだったのに…

    190 :

    穏乃可愛いよ穏乃

    おつ

    191 :


    咲ちゃんにガクブルする玄ちゃーかわいい

    192 :

    おつおつ
    高速移動時の竜華ばいんばいんしてるんだろうな
    見たい

    193 :

    咲さんが厨二病なせいで最後のシーンで笑えてしまうwwww

    194 :

    「…あれが和のチームメイト……」

    「あわ…あわわ…」ガクガク

    穏乃「……!!!!」メラメラ

    「し、しずが静かに燃えてる…!」

    「玄ちゃんだいじょうぶ…?」

    「だいじょ…だい…」ガタガタ

    晴絵「ありゃやばすぎない…?」タラリ

    穏乃「燃えてきた……!!!!」

    195 = 194 :


     翌朝

    穏乃「むにゃ…」

    「朝だよ。あと五分でミーティングがある」

    「…おわーマジだシャワーも浴びらんない…」

    穏乃「…どこここ」

    「東京のホテル」

    穏乃「んー…」

    196 = 194 :

    「朝は随分と湿気ってるんだね…」フッ

    「玄は一晩経って立ち直ったんだ…」

    「何のことだい?」ファサ

    「いや昨日あれからひどかっ」

    「何のことだい?」

    「いやだから」

    「何の!こと!だい!?」

    「…なんでも」

    197 = 194 :

    穏乃「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?!?!?インハイだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」

    「あ、点いた」

    「忘れちゃダメでしょ!?」

    「玄、素が出てる素が」

    「…コホン」

    「よっと」シャッ

    穏乃「朝だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!」

    「…耳元で叫ばないでよ…」

    198 = 194 :


    晴絵「もう見てると思うけどこれ。抽選の結果、今年のトーナメント表」パサッ

    穏乃「これって…ッッッ!!!!」

    「清澄は反対側だね。昨日も言ったのに、その反応は聞いてなかったな…」ジトッ

    穏乃「てへッッッ!!!いやそんなことよりもッッッ!!!和と…清澄と戦う前にとんでもないとこと当たる!!!!」

    「…白糸台高校!!」

    穏乃「日本で一番熱い高校!!!!」

    「熱いかどうかはさておき…うちらが誰も勝てなかった三箇牧のあれ、あの…コスプレの人が言ってた…」

    199 = 194 :

    「――白糸台の宮永照はヒトじゃない…って」

    「」ガクガク

    「」ガタガタ

    晴絵「…ま!暗くなったところでどうなるわけでもなし!とりあえず最初のタスクひとつずつ!」

    穏乃「じゃあじゃあ!!!東京見物!!!!」

    「切り替えはやっ!」

    晴絵「それは大会が終わった後!今日はホテルでテレビの前!」

    「左上ブロックの一回戦を観戦…でしょうか?」

    晴絵「いんや。富山・福島・岡山の地区大会の映像だよ」

    晴江「一回戦は確実に勝てるようにしないとね――」

    200 = 194 :


    晴絵「おまたー」

    トシ「ういー。何飲む?」

    晴絵「ウーロン茶で」

    トシ「おっすおっす」

    晴絵「明日うちのコたちが試合なんすよねー」

    トシ「それマジ?びっくらこくわー」


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