元スレナルト「ヒナタと恋人になったってばよ」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
451 = 1 :
ヒナタ「……」
ナルト「イナリ?」
イナリ「兄ちゃん気を付けなよ? 有名になって急に近づいてくる女の人にはろくな人がいないって聞くよ」
ナルト「バーカ、ヒナタはそんなんじゃないてばよ」
イナリ「どうだか。兄ちゃんは気がいいから」
ヒナタ「イナリくんはナルトくんが大好きなんだね」
イナリ「……べっつにぃ! でも、兄ちゃんを傷つけるのは許さないからな」
ヒナタ「うん、わかってる」ニコ
イナリ「! ……ちぇ」
ナルト「イナリ、ヒナタはな、俺がガキの頃からずっと俺をみてくれてたんだ」
ナルト「だから、イナリの思うようなことはねーよ」
452 = 1 :
イナリ「そんなのわかんないじゃん」
イナリ「嘘かもしんねーし」
ナルト「バーカ、それぐらい一流の忍なら見破れるもんだってばよ」
イナリ「ほんとにー?」
ナルト「おう! それにな……万一、もし万一俺がヒナタに騙されていたなら……それでもいいってばよ」
ヒナタ「ナルトくん?」
ナルト「俺はヒナタが好きだ。この気持ちをくれたことに、変わりはないんだからな」
ヒナタ「……ナ、ナルトくん///」
イナリ「兄ちゃんなんかキモい」
ナルト「なんだとー!?」
ヒナタ「ふふふ」
453 = 1 :
ヒナタ「あ、ナルトくん、そろそろいかないと連絡船が」
ナルト「お、もうそんな時間か。じゃあなイナリ」
イナリ「うん、また来てよ兄ちゃん」
イナリ「そん時また別の女の人連れてたら怒るからね!」
ナルト「大丈夫だってばよ」
イナリ「またねー!」フリフリ
ナルト「おう! うし、行くかヒナタ」
ヒナタ「うん」
454 = 1 :
ナルト「ふいーっ、船の上は潮風が気持ちいいってばよ」
ヒナタ「うん……潮の香りがするね」ファサッ
ナルト「あ……」
ヒナタ「?」
ナルト(風になびいてヒナタの髪が……)
ヒナタ「ん、風……」ビュウウッ サラサラ
ナルト(綺麗だな……)
ナルト(そういや月での遺跡でも同じこと思ったっけ)
ナルト(ヒナタ可愛いってばよ」
ヒナタ「えっ///」
ナルト(え? やばい今の口に出てた!?)
455 = 1 :
ヒナタ「い、今ナルトくん……///」チラ
ナルト「~っ」
ヒナタ「///」チラ
ナルト「そ、そういや腹減ったってばよ、な、何か食べにいかないと……」
ヒナタ「……ふふ」
ナルト「到着は明日の昼らしいし、今夜は船上だな」
ヒナタ「うん、ちゃんと部屋も取ってあるよ」
ナルト「サンキュヒナタ」
ヒナタ「それがつ、付き人の役目だし……」テレッ
456 = 1 :
ナルト「……ヒナタ、付き人って役目に拘らなくてもいーかんな」
ヒナタ「?」
ナルト「俺は付き人を連れて行きたかったんじゃねえ、ヒナタを連れて行きたかったんだってばよ」
ヒナタ「……うん」
ナルト「正直、すげー覚悟してたからさ、今俺、夢みたいで本当に嬉しいんだ」
ヒナタ「わ、わたしも……ナルトくんと会えないの我慢しようと思って、ずっと苦しくて……」
ヒナタ「だからこうなって、嬉しいの。ちょっと不謹慎かもしれないけど」
ナルト「んなことねーって」
ナルト「カカシ先生も言ってただろ? 俺たちは任務内容としてはCないしDランク任務を他里でやりにいくだけだから、旅行気分でいっておいでって」
ヒナタ「でもちゃんと各里の様子を学ばないとダメだよ?」
ナルト「う、わ、わかってるってばよ」
457 = 1 :
ナルト「船内食は海鮮類が多いな、やっぱり直に捕まえてるんかな?」
ヒナタ「どうだろう……でも新鮮なお魚は美味しいよ」パクパク
ナルト(ヒナタって意外に結構食べるんだよなあ)
ヒナタ「……」スッ
ナルト(あ、カニえお避けた、嫌いなんかな)
ナルト「お、デザートはシナモンロールか」
ヒナタ「!」
ヒナタ「~♪」パクパク
ナルト「ヒナタ、シナモンロール好きなのか?」
ヒナタ「え、う、うん」カァァァァ
458 = 1 :
ナルト「ならほら」
ヒナタ「え?」
ナルト「俺のもやるってばよ、口開けろ」
ヒナタ「え、え? じ、自分で食べるよ……///」
ナルト「いいからいいから」
ヒナタ「う、うん……」
ヒナタ「あ、あむ」
ナルト「美味いか?」
ヒナタ「///」コクコク
ナルト「ははは」
ナルト(可愛いってばよ///)
459 = 1 :
ヒナタ(うぅ)
ナルト「じゃあ部屋見に行こうぜ」
ヒナタ「う、うん」
ナルト「えっと部屋は……」
ヒナタ「えっと、こっちだね……」
ナルト「どんな部屋なんだ?」
ヒナタ「船の中の部屋ってあんまり広くないから期待しない方がいいかも」
ヒナタ「空いてる部屋数も残り少なくて一人一部屋にできなかったんだけど……///」
ヒナタ「あ、でもちゃんと“ダブル”の部屋を取ったよ」
ナルト「へえ」
460 = 1 :
ヒナタ「あ、ここだね」
ナルト「おう、さっそく見てみよーぜ」
ヒナタ「うん」
ガチャ
ヒナタ「ここが今日泊まる……え?」
ナルト「どうしたヒナター?」
ヒナタ「え? え? え?」
ナルト「んー?」
ナルト「ん? んん?」
ナルト「……ヒナタ、ダブル取ったって言ってたよな?」
ヒナタ「」
ナルト「じゃあなんで……」
ナルト(でっかいベッドが一つの部屋なんだってばよ!?)
462 :
ツインがふたつだっけ?
464 :
火影候補に逃げた猫の捕獲とかやらせんの?
465 :
>>464
むしろ影候補だからこそ戦闘や機密に関わりそうな任務からは外すんじゃないか
旧時代的に考えれば万一死んだりとか見つかったらヤバイ秘密を見られたりしたら攻め込まれる口実になるし
新時代的に考えるならまだ影になってないだけでこいつの理想のもとに全ての忍をまとめ上げた「全ての忍の長」みたいなもんだから万一があっちゃまずいし
あくまで「影になるからには他の里の価値観も直に触れて知るべき(特に全ての忍のまとめ役を期待されるナルトなら)」と言うのが任務の(表側の)主題
466 :
いうなれば外交任務の一種みたいなものだもんなー。
その意味を考えたら次期火影夫人になる可能性が高いヒナタが同行するのはなんら不思議ではないことですし。
467 :
まあ、ナルトが火影になったのはヒマワリ誕生よりもあとみたいですし。おすし。
468 :
ヒナタ「へ、部屋間違えたかな……」
ヒナタ「……ここだ」
ヒナタ(ど、どうしよう……もう部屋は一杯だって言ってたし、ナルトくんと一緒に泊まるだけでも緊張するのに)
ヒナタ(ベッドが一つだけとか……こ、これじゃまるで私が誘ってるみたい……)
ヒナタ「はわわわ///」
ナルト(ってヒナタのことだから考えてる決まってるってばよ)
ナルト(ヒナタだってミスすることもあるだろうし、もしかしたら向こうの手配ミスかもしんねえ)
ナルト(でも今更ゴチャゴチャ言ったって始まらないってばよ)
ナルト「大丈夫だってばよヒナタ、多分向こうが間違っちゃったんだろ」
ナルト「俺に考えがある」
ヒナタ「ほ、ほんと?」
ナルト「おお、任せとけってばよ」
ヒナタ「ナルトくん……!」
469 = 1 :
ナルト「んじゃちょっと船内を探検しにいこーぜ」
ナルト「船の上から見る海をもっと見てみたいしな」
ヒナタ「う、うん……!」
ナルト「しっかしでけー船だよなあ」
ヒナタ「なんでも波の国や水の国、火の国や雷の国、風の国といった主要国はほとんど交易しているんだって」
ヒナタ「土の国は距離や地理的なこともあって海船での交易はほとんどないらしいけど」
ナルト「へえ、よく知ってるなあヒナタ」
ヒナタ「じ、実は昨日たくさん予習したばかりで……ただの付け焼刃なの」
ナルト「それでもすげーってばよ」
ヒナタ「ナルトくんの付き人として行くんだもん、私もそれぐらい頑張らないと」
ナルト「……ありがとうな、ヒナタ」
470 = 1 :
ヒナタ「え?」
ナルト「さーって! 甲板に出て船首から下を眺めるってばよ!」タタタ
ヒナタ「あ、待ってナルトくん!」タタタ
ヒナタ(いま、ナルトくんすごく優しい顔してたな……)
ナルト「……」
ナルト(俺の為にとか……反則だってばよ、レッドカードだってばよ!)
ナルト「……」チラ
ヒナタ「?」
ナルト「~っ!」ダダダ
ヒナタ「は、速いよナルトくん!?」
471 = 1 :
ズザザザァ!
ナルト「おぉ~っ!」
ナルト「すげー迫力だってばよ」
ヒナタ「わぁ……あんまり見ることないから凄いね」
ナルト「落ちたら……怖いな」
ヒナタ「あ、危ないよ……!」
ナルト「なはは大丈夫大丈夫……っておわっ!?」
ヒナタ「ナルトくん!?」
ナルト「なんちって♪」
ヒナタ「っ! 良かったぁ……」ヘナヘナ
ナルト「ちょ、ヒナタ!?」
472 = 1 :
ヒナタ「うぅ、ナルトくんが落ちなくて、良かった……」グス
ナルト「な、泣くなって! 俺が悪かった!」
ヒナタ「う、うん……」グス
ナルト(うああ……怒られるより効くってばよ……)
ナルト(ヒナタ、あんなことで本当に心配だったんだな……)
ナルト「ほんと、悪かったってばよ」ガバッ
ヒナタ「あ……」
ヒナタ(ナルトくんに抱きしめられてる……)
ヒナタ(あったかい……)
ナルト(ヒナタにイタズラするのは止めよう……)
ナルト(罪悪感が半端ないってばよ……)
473 = 1 :
ナルト「お、ヒナタ。空見てみ?」
ヒナタ「? わあ!」
ナルト「……綺麗な星空だってばよ」
ヒナタ「うん……!」
ヒナタ「きっと、海の上で、周りに灯りが少ないから、余計に一杯星が見えるんだね」
ナルト「……月も良く見えるな」
ヒナタ「……元気にしてるかな」
ナルト「きっと、大丈夫だってばよ」
ヒナタ「うん」
474 = 1 :
ナルト「うし、そろそろ戻るか」サッ
ヒナタ「あ……」
ナルト「ん?」
ヒナタ「……も」
ナルト「どうした?」
ヒナタ「も、もうすこしだけ……///」ギュ
ヒナタ(こうしてても、いいですか……)
ナルト「ヒナタ……?」
ナルト「なんだ、ヒナタってば結構甘えん坊なところがあったんだな」ギュッ
ヒナタ「あ……///」
475 = 1 :
ナルト「これくらい、いつでもしてやるってばよ」
ヒナタ「……っ///」
ナルト「ヒナタの髪って、サラサラだよなあ」
ヒナタ「そ、そうかな……」
ナルト「触ってもいいか?」
ヒナタ「う、うん……」
ナルト「……すげー、手の中をすり抜けていく……」サラッ
ヒナタ「っ///」
ナルト(母ちゃんの髪も長かったなあ)
ナルト(そういや母ちゃんは髪留めしてたな)
ナルト(ヒナタにも似合うかな……よし! 決めた)
ナルト(砂で髪留め見つけよう)
476 = 1 :
ヒナタ「ナ、ナルトくん……そ、そろそろ」
ナルト「う、おおわりぃわりぃ……さわり心地が良くて」
ナルト「なんか、ずっとこうしてたいって思っちまったってばよ」
ヒナタ「……はうっ///」フラッ
ナルト「え? ヒナタ? おいヒナタってば!?」
ヒナタ(ごめんなさいナルトくん……)
ヒナタ(わたし、もう限界です///)
ヒナタ「きゅう……///」
ナルト「また気絶かーーーーっ!?」
477 = 1 :
ヒナタ「ん……」
ナルト「お、気が付いたか」
ヒナタ「ナルトくん……? あれここは……」
ナルト「俺たちの部屋だってばよ」
ヒナタ「あ、私ベッドに……」
ナルト「あ、そのまま寝てもいいぞ」
ヒナタ「そう言えば、何か考えがあるって……」
ナルト「おう、俺が床で寝ればいいんだってばよ」
ヒナタ「え?」
ヒナタ「そ、そんなのだめだよ!」
478 = 1 :
ナルト「なんで?」
ヒナタ「なんでって、そんなの悪いし……」
ナルト「気にすんなって。俺ってば野宿も慣れてるし」
ヒナタ「で、でも私のせいでこうなったんだし、それなら私が床で……」
ナルト「いくら俺が鈍感でも女の子を床で寝かせられねーってばよ」
ヒナタ「でもこの旅のメインはナルトくんなんだから」
ナルト「そんなの関係ないって」
ヒナタ「だ、だめ! やっぱり私が……!」
ナルト「だーっ! いいからヒナタはベッドで寝ろってばよ!」
ヒナタ「……ナ、ナルトくんがそこまで言うなら……」
479 = 1 :
ナルト(ようやくわかってくれたってばよ)
ヒナタ「……よ?」
ナルト「へ?」
ヒナタ「だ、だから……ょに、……よ?」
ナルト「聞こえないってばよ?」
ナルト(ヒナタのヤツ、口元をシーツで覆って……声が良く聞こえないってばよ)
ヒナタ「だ、だから……い、いっしょに、寝よ?」
ナルト「…………………………は?」
ヒナタ「うぅ///」
480 = 1 :
ヒナタ「べ、ベッド大きいから……わ、私端に寄ってるから……!」バッ
ヒナタ「ナ、ナルトくんも……」
ナルト「い、いやいや俺ってば床で……」
ヒナタ「ナ、ナルトくんがベッドで寝ないなら私も床で寝る」
ナルト「……ヒナタ、お前嫌じゃないのか?」
ヒナタ「嫌……? どうして?」
ナルト「どうしてって……」
ヒナタ「そ、そりゃ、恥ずかしいけど……ナ、ナルトくんだし」
ナルト(それは俺が男として見られてないってことか?)
ナルト(甘いぞヒナタ、男はオオカミなんだってばよ!)
ヒナタ「う///」モジモジ
ナルト(って襲えるかああああああああっ! もし今ヒナタを襲ってみろ俺! 多重大玉螺旋丸を食らわせてやるってばよ!)
481 = 1 :
ヒナタ「ど、どうぞ……///」
ナルト「……はぁ、わかったってばよ」イソイソ
ヒナタ「あ、私着替えなきゃ」
ナルト「あ、それじゃ俺一度部屋出てるな」
ヒナタ「う、うん……ごめんね?」
ナルト「別にいーって」ガチャバタン
ヒナタ「……そう言えばパジャマ……どうせならもっと良いのにすれば良かった……」
ヒナタ「いつも使ってるやつだし……恥ずかしい///」モゴモゴ
ヒナタ「うぅ、どこか変じゃないかな?」
ナルト『もういいかー?』
ヒナタ「あ、うん……いいよ」
482 = 1 :
ナルト「うし…………」
ヒナタ「///」
ナルト「………………」
ヒナタ「あ、変かな……」シュン
ナルト「い、いやそんなことねーってばよ」
ナルト(なんか、パジャマ姿って新鮮だな……)
ヒナタ「ナルトくんは着替えないの?」
ナルト「あ、ああ……」
ヒナタ「じゃあ今度は私が外に出てるね……」
ナルト(ヒナタがあの恰好で外に?)
ナルト(誰かに見られる……かも)
ナルト「だめだ、それはダメだってばよ!」
483 = 1 :
ヒナタ「え?」
ナルト「お、俺ってばすぐに済むし気にしないから」
ヒナタ「そ、そう?」
ナルト「おう」
ナルト「んーと、あったあった」パパッ
ナルト「うし完成」
ナルト「な?」
ヒナタ「う、うん……」
ナルト「じゃじゃあ寝るってばよ」
ヒナタ「……うん」
484 = 1 :
ナルト「……」
ヒナタ「……」
ナルト「…………」
ヒナタ「…………」
ナルト「………………」
ヒナタ「………………」
ナルト「ヒ、ヒナタからベッドに入っていいってばよ」
ヒナタ「い、いやナルトくんから……」
ナルト「れ、れでーふぁーすとだってばよ」
ヒナタ「っ! じゃ、じゃあ失礼、します……」
485 = 1 :
ヒナタ「は、入ったよ……」
ナルト「お、おう……」
ヒナタ「ナ、ナルトくんも早く……」
ナルト「い、今入るってばよ」
ヒナタ「う、うん……」
ナルト「っ」パサッ
ナルト「……は、入ったってばよ」
ヒナタ「う、うん……」
ナルト「……」
ヒナタ「……」
486 = 1 :
ヒナタ「そ、それじゃ、おやすみなさい……」
ナルト「おやすみだってばよ」
ヒナタ「……」
ナルト「……」
ナルト「……」ソロ…
ヒナタ「ナルトくん?」
ナルト「っ」ビクッ
ナルト「な、なんだってばよ?」
ヒナタ「何処にいくのかなって」
ナルト「べ、別に何処にも」
ヒナタ「……そっか」
487 = 1 :
ナルト「……」
ヒナタ「……」
ナルト(予想以上に気まずいってばよ!)
ヒナタ(思った以上に恥ずかしい……///)
ナルト(こうなったら最後の手段だってば)
ナルト(難しい計算式を思い出す!)
ナルト(えーともしも仮定NがHとくっ付く時Kが生まれ……)
ナルト(……)
ナルト「……すぅ」
ヒナタ(え)
ヒナタ(ナルトくん眠ったの!?)
488 = 1 :
ヒナタ「……」
ナルト「すぅ、すぅ」
ヒナタ(寝息は立ててる……)
ナルト「すぅ、すぅ」
ヒナタ「……とくん?」
ナルト「……すぅ、すぅ」
ヒナタ(ほ、ほんとに寝てる……)
ヒナタ(ナルトくんはあんまりドキドキしていなかったのかな)
ヒナタ(やっぱり、私が女として魅力が足りないから……)シュン
ナルト「ふがっ!」ドンッ
ヒナタ「!」ビクッ
489 = 1 :
ヒナタ「え……」
ナルト「すぴー」
ヒナタ(ナルトくんがベッドから落ちた……)
ヒナタ(きっと半身くらい外に出してたんだろうな)
ヒナタ「よいしょ」ムク
ヒナタ「入れてあげなきゃ」グイッ
ヒナタ「これでよし」
ナルト「すぅ、すぅ」
ヒナタ「私もそろそろ寝なきゃ……」
ナルト「ふがっ!」ドタン
ヒナタ(また!?)
490 = 1 :
ヒナタ(もしかしてわざと?)
ヒナタ(ううん、違う、本当に眠ってる……)
ヒナタ「よいしょ」グイッ
ナルト「すぅ、すぅ……」
ヒナタ(今度こそ大丈……)
ナルト「ふがっ!」
ヒナタ(危ないっ!)グイッ
ナルト「ふにゃっ」グッ
ヒナタ(ま、間に合った……)
ヒナタ(けど、私ベッドの真ん中でナルトくんの腕を掴んでる///)
491 = 1 :
ヒナタ(でもこれを離すとまたナルトくんが落ちちゃうかも……)
ナルト「すぅ、すぅ」
ヒナタ(こ、これは仕方がなく……仕方がなくなんだから……///)ギュ
ナルト「むにゃ」
ヒナタ(ナルトくんの腕……凄いなぁ……)
ナルト「むにゅむにゅ」
ヒナタ(ナルトくんの……)ギュ
ヒナタ(///)
ヒナタ(私は、幸せだよナルトくん……)
ナルト「……zzz」
ヒナタ「ひゃっ!?」
ヒナタ(い、今ナルトくんの手が、わ、わた、わたしの──に触れっ///)
492 = 1 :
____
/:::::::::::::::::::::::::::`::ー..、
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
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. /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
|:::::::/::::l :::::::|::::::|:::::ヽ:::::::::::::::::::::| ナ、ナルトくんの……ッ……///
ーi::::__|;:::::、|::::::l::::::: l :::::::::::::::::::|
|::. _  ̄_|::::::::| ハ::::|
l::::.´廴j ´廴ノ|::::::::::li リ::::|
|::∧.:.:.:.ノ .:.:.:.:.:.|::::::::::l /:::::|
l::::::::. |::::::::::| ̄`ヽ
|:::::::个o。´` イ:::::::::|/ ノ
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Уィ ! ,ィ==ミ、_」 L,ィ≦-. ヾ.゙| ゙. _ .-‐ ´ ナ、ナルトォ!
<´ /´/ ,' {! l} ) (〃 ゙゙! ! 、 , `ヽ. ちっとはワシにも……!
'ヽ/ j 乂_ ノ' c乂_ノ .! i\!. \
. ∠/ ;////⌒ ⌒ヽ/// ! i ! -――`
/ イ ,' // //` '"ト. ノ ヾi! l l l \
. /// !〃 /(´ ゙) ! r‐' `ヽ 、 }l! .! / ! \
'´,イ {|l! ,' (_:._ノ lj(:. ノ ,イ |l! l/ トヽ \―‐ヽ おやすみ
. / i 弋! ! 「゙ー----ゞ-'"´,、_! jl! '|| |∧!、 \
∠_ ! , ヽ 、 T^ー‐'ー‐^ー'::://l!レj'| |//!/\.__\
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:.:.:|///,'! !///|:.>x二二二 -‐'彡/.:.:.:||'//| !//////////
493 :
乙乙 がんば
497 :
ヒナタ(ナ、ナルトくんっ……!)
ヒナタ(ナルトくんの手が暴れっ……!)
ヒナタ(ひゃあっ!)
ヒナタ(ちょ、あんっ……)
ヒナタ(そこ、だめっ……)
ヒナタ(やんっ……)
ヒナタ(やめ……何処触って、あんっ……♡)
ヒナタ(ナルトくぅん……♡)
ナルト「すぴぃ……」
498 = 1 :
───────────
───────
───
ナルト「うぅん……」
ナルト「ん……」パチッ
ナルト「あさ……っ!?」
ヒナタ「スヤァ」
ナルト「っっっっっっっ!?」
ナルト(ヒ、ヒナタが俺に抱き着いてるってばよ!?)
ナルト(てーか動けねえ! なんでこんなしっかりホールドされてんだってば!?)
499 = 1 :
ヒナタ「ん……」
ナルト「あ」
ヒナタ「なるとくん……?」トロン
ナルト「お、おう」
ヒナタ「なるとくんだあ……♡」
ナルト「っ!」
ヒナタ「そっか、いつもの……」
ナルト「い、いつもの?」
ヒナタ「なるとくん、あいしています」
ナルト「ほわああああ!?」
500 = 1 :
ナルト(ど、どうしちゃったんだってばよヒナタ!?)
ナルト(そ、そりゃ俺もそうだけど……でも!)
ナルト(まさか朝っぱらからこんな面と向かって言うなんて……!)
ヒナタ「……? なるとくんはぁ?」
ナルト「お、俺も……ヒナタが好き、だってばよ……///」
ナルト(なんだこれ!? すっげー恥ずかしいぞ!)
ヒナタ「ありがとう……」ダキッ
ナルト(うわわわわわ///)
ヒナタ「んーなるとくんのにおい……」スリスリ
ナルト「///」
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