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元スレナルト「ヒナタと恋人になったってばよ」

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301 = 1 :


サクラ(うわお! ヒナタったらダイタン~)

サスケ(そろそろいいんじゃないか?)

サクラ(そうね)

サスケ「じゃあなナルト」

ナルト「え?」

サスケ「全部冗談だ」

ナルト「え」

サスケ「まさか本気にしてたのか? ウスラトンカチ」

ナルト「て、てめえ……!」

サスケ「……お前が唯一の友と言える存在なことは嘘じゃないけどな」

ナルト「!」

サスケ「じゃあな」

302 = 1 :

ナルト「あいつ……」

ヒナタ「……」

ナルト「んで、ヒナタはなんでそんなに今日俺といたかったんだってばよ?」

ナルト「あの権利まで使って……」

ヒナタ「あ、あう……そ、それは……」

ナルト「それは?」

ヒナタ(まさかサスケくんにナルトくんを取られたくないだなんて言えない……///)

ヒナタ(な、なんとか誤魔化さなきゃ……!)

ヒナタ「そ、それはあ、あそこに一緒に行きたくて」

ナルト「あそこ? あそこって、アレ?」

ヒナタ「う、うんそうアレアレ……アレ?」

ナルト「マ、マジかってばよ……?」ガタガタ

ヒナタ「???」


アレ → ラブホテル


ヒナタ「!?」

303 = 1 :

  \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
.  /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
ー---ァ::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::{ヽ::::::::/{:::::::::::::::::′
.  /:::::::::/::::::::::::::::::::::::/|::::「`ー‐--|::::::::::::::::|     チッ、長居しすぎた……
/:::::::::::::::|::::::::::::::|::::::::/ :!::::|    |:::::/::::::::|     夜のうちに出るのは難しいな
 ̄ ̄/::::/|::::::::::::::ハ::::/ :|::/      |::/::/::::::!
.   /::::::| |::::::::::::::|‐Vト、 j/     j/|/::::::::|     サクラ「それじゃあ……!」
  /::/ハ,|::::::::::::::|赱ヾ    斗-― {:::/::::|
 / |:::/|::::::::::::::|       赱フ ハ/::::::|     ……仕方ないから今夜は気のすむまで付き合ってやるよ
    |ハ::jハ:::::::::::|      |    /::::::::::::|
.  ______|::|::|i::::::::::|     _ |     /:/:::::::::::!     サクラ「!」
. /{´ ̄ レl/ |:::::i::::!  _ _    .イ:/:::::::::::/
/ V/,  ノ |:::::|V、       / }ハ::::::ハ/
   V/  |:::::|  \____ イ\   |::/            おやすみ
   \   |:::/      /、   \ .j/
.     \ .|/ 、     /  \   }
        \   \       V/、
        ヽ __    __  :}  \
          i  `  ´    /     \

304 :

サスケェ!

305 :

サスケェ!

306 :

盛り上がってまいりましたああああああああ

307 :

見ているこっちまでテンションが上がってきたぁぁぁぁぁぁ!!

308 :



※18禁注意※

ここから先は18禁描写を含みます。
不快に感じられる方はしばらく飛ばしてお読みください。

309 = 1 :



ナルト「……ベッドが大きいってばよ」

ヒナタ「……うん」

ナルト「……へ、部屋暗いな」

ヒナタ「……うん」

ナルト「……思ったより部屋は狭いんだな」

ヒナタ「……うん」

ナルト「……」

ヒナタ「……」

ナルト(ど、どーすんだってばよ!?)

ヒナタ(わ、私のばかあ!)

310 = 1 :


ナルト「と、とりあえず座ろうぜ」

ヒナタ「……う、うん」チョコン

ナルト「い、いや! 床にじゃなくて!」

ヒナタ「へ!?あ、ご、ごめんなさい……!」ババッ

ナルト「お、おう……」

ヒナタ「……」

ナルト「……なんか、ヒナタってば遠くないか?」

ヒナタ「そ、そう?」

ナルト(ベッドの両端に二人で座ったらそりゃ遠いってばよ! ただでさえでかいベッドなんだから)

ヒナタ(恥ずかしすぎて死ぬ……///)


311 = 1 :


ナルト(ヒナタはどういうつもりで……)

ナルト「な、なあヒナタ」

ヒナタ「あ、あのっ……!」

ナルト「お、おうなんだってばよ?」

ヒナタ「ナ、ナルトくんこそ」

ナルト「いや、ヒナタからでいいぞ」

ヒナタ「ううん、ナルトくんからで」

ナルト「俺のはたいしたことじゃないからいいって、ヒナタの話を」

ヒナタ「私の方こそたいしたことじゃないから、ナルトくんどうぞ」

ナルト「……」

ヒナタ「……」

ナルト(話が)

ヒナタ(進まない!)

312 = 1 :



ナルト(と、とりあえず距離は縮めよう)

ナルト(この距離は流石にちょっと悲しいし、話にくいってばよ)

ナルト「……」ススス

ヒナタ「はわわわわ///」カチコチ

ナルト(そ、そんなに硬くならなくても……)シュン

ヒナタ「ハッ!?」

ヒナタ(わ、私から誘っておいて、なにやってるの……)

ヒナタ(ナルトくんにあんな顔させて……)

313 = 1 :




ヒナタ(ナルトくんの怯えるような、悲しい目)

ヒナタ(私は影から何度もあの目を見てきた)

ヒナタ(誰かにかまって欲しくて、自分を見てほしくて)

ヒナタ(でも声をかけても誰も相手にしてくれず)

ヒナタ(それでも泣かずに、ただ、俯いては顔を上げて)

ナルト「……」ニコ

ヒナタ(かなしい笑顔を張り付ける……!)

ヒナタ(私がナルトくんにしたいと思ったことは)

ヒナタ(もうこんな顔をさせないことだったのに……!)

314 = 1 :


ナルト「ヒナタってばやっぱり」

ヒナタ「ナルトくん」

ナルト「ほえ?」

ヒナタ「シャ、シャワー先に浴びてきて……その間に、私、その」

ヒナタ「こ、こころの、じゅ、じゅ、じゅんんんんん……///」

ナルト「ヒ、ヒナタ……別に無理しなくても……」

ヒナタ「……///」ウツムキ

ナルト「……わかった、先に入る」

ヒナタ「……うん」

315 = 1 :


ナルト(ヒナタのヤツ意地になってるんじゃ……)

ナルト(……でも、それでも俺とその、そういうことしようって、考えてくれた……んだよな)

ナルト(///)

ナルト(なんか、恥ずかしいけど嬉しいっていうか、いや、ヒナタが愛おしいってばよ)

ナルト(……ん? なんだこれ)

ナルト「なあヒナタ、ここの風呂の椅子って変わってるのな」

ヒナタ「ふぇ?」

ナルト「ちょっと来てみー」

ヒナタ「ナ、ナナナナルトくん!?」

316 = 1 :



ヒナタ(そ、それは遠回りに一緒にお風呂に入ろうってこと?)

ヒナタ(ダ、ダメだよナルトくん私達にはまだ早いよ)

ヒナタ(お風呂でニュルニュルプレイなんて!)

ヒナタ(きっと泡でお互いの体を素手で洗い合って)

ヒナタ(わ、私の体も隅々までナルトくんに触られちゃって……)

ヒナタ(わ、私はナルトくんのアソコを丁寧に洗って……)ボフン!

ヒナタ(わ、私達にはまだ速いよお!///)

ナルト「ヒナター?」

317 = 1 :



ナルト「どうしたんだろ?」

ナルト「しっかしなんでこの椅子は真ん中にくぼみがあるんだってばよ」

ナルト「こういうデザインなのか? 変なの」

ナルト「ま、座れればなんでもいいか」

ヒナタ「お、お待たせナルトくん……///」

ナルト「お……ぅ?」

ヒナタ「あ、あんまり、みない、で……///」

ナルト「へ……」

ナルト(なんで裸のヒナタがタオルで体隠しながら入ってきてるんだってばよ!?)

318 = 1 :



ヒナタ「!」

ヒナタ「ナ、ナルトくんその椅子……」

ナルト「ヒナタ何か知ってんのか? これ」

ナルト「珍しい椅子だよなあ」

ヒナタ「そ、それを使うの……?」

ナルト「え? だめなのかってば?」

ヒナタ「ま、まだそういうのは速いよお……///」

ナルト「?」

ヒナタ「ご、ごめんなさい……!」ペタペタ

ナルト「な、なんなんだってばよ……?」

319 = 1 :

             ,,.. -──‐- 、
         ,. ‐'"´::::::::::::::::::::::::::::::``‐、
       ,/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
     /:/ ̄'''7::r--'~l,;─--;:::::::::::::::::::::::::\     すごく青春の匂いがします!
    /:::::/   /:/   ,    |::| ̄ ̄'``L::::::ヽ,    一体どこから? 探しに行ってもいいでしょうか!
   /::::::::' -‐‐'::::'‐‐、/i__i|/:::|      ヾ::::::i
   /::::::::::::::::,、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::'─'─'ヽ、  i:::::i,   短いけど今日はここまでのようです。
  i:::::::::::::::::://:::::::::::/i::::::::::::::::::::::::::::;;:::::::::::`'‐、|::::::i  おやすみなさい!
  |:::::::::::::/ '-、-┬' |::::::::::|i::::l|:::::::::||:::::::::::::::::::::::::::|
  ヽ:::::::r'  .r''\ヽ、__ ̄ '  ̄ フ ̄ヾ::::::::::::::::::::::::::|
  ,:ヘ::::|   l ●\/  、‐''~,,.. -、'ヾ;:::::::::::::::::::::::| 自分ルール少ないレス数でも、一日一ナルヒナを目指す! です!
/   ヽ|.  ´ ゝ,-‐'゙    `i'''"● l  i::::::::::::::::::::;!
.     |           ヽ、、〟'、  i:::::::::::::/
      i       、 ,    ` `    |:::::::/
      ヽ,     r-、          r‐''~ \
       丶,    i''‐i        /     \
        \  | ,!      , -''~       \
.          \ `''  ,,.. -'''~
             ̄ ̄

320 :

まったく、ヒナタはムッツリだな乙

321 = 307 :

乙です。

これからの展開に益々目が離せなくなって来た!!

322 :



ナルト「時々ヒナタってば破天荒すぎてわからないってばよ」

ナルト「まあいいや、体洗っちまおう」

ナルト「……念のために念入りに」ゴシゴシ

ナルト「頭も」ゴシゴシ

ナルト「~♪」

ナルト「うえ、なんだってばよこれ……変な匂いがする」

ナルト「ま、いいか」

323 = 1 :


ナルト「よし、上がるか……」

ナルト「そういや服は何処まで着るもんなんだってばよ……?」

ナルト「下着は……まあ着るとして」

ナルト「ズボンまで穿くのは……いやでも穿かないと期待してるって見えて……」

ナルト「いやいや! でも……お? ここに一つだけガウンがあるってばよ、よしこれを使おう」

ナルト「ヒナタ、上がった………………ぞ」

ヒナタ「う、うん……ん?」

ナルト「……」ボーッ

ヒナタ「……」ボーッ

324 = 1 :


ナルト(なんでタオル一枚で体隠したままなんだってばよ!)

ヒナタ(ナルトくんの髪が濡れて垂れてる……恰好いい……///)

ナルト(布面積が足りなさ過ぎる!)

ヒナタ(人気役者みたい……、ナルトくんって背、伸びたよね……///)

ナルト(モジモジしないでくれよ……こっちが照れる///)

ヒナタ(ナルトくんの着てるガウンから胸のあたりの素肌が……///)

ナルト「ヒ、ヒナタ……速くいかないと風邪ひくってばよ」

ヒナタ「じゃ、じゃあ私も、入ってくるね」

ナルト「……おう」

325 = 1 :


ナルト(ヒ、ヒナタの胸がタオルの左右からはみ出てるし)

ナルト(身体を隠そうとするあまりくびれが……///)

ナルト(ヒナタの肢体が綺麗すぎるってばよ……///)

ナルト(それにあの恥ずかしそうなモジモジした態度が……)

ナルト(可愛すぎる……!)

ナルト(あれ? もしかしてヒナタって世界一可愛いんじゃね?)

326 = 1 :


ヒナタ(うぅ……恥ずかしい///)

ヒナタ(で、でも覚悟を決めなきゃ……)

ヒナタ(私はナルトくんと今日、む、むす、むすば……!)

ヒナタ「///」

ヒナタ(念入りに洗っておかなきゃ)

ヒナタ(うぅ、体に自信がない……こんな体見てもナルトくんは喜ばないんじゃ……)

ヒナタ(せめてあと三キロ、ううん五キロ落として、うるおいクリームを塗って……)

ヒナタ(もっといろいろ気を使っておけば良かった……!)

ヒナタ(私のばか……)

327 = 1 :


ヒナタ(……あ、洗い残しはないかな?)

ヒナタ(うぅ、自信がない……)

ヒナタ(でもあんまり待たせるのも悪いし……)

ヒナタ(上がろう……)

ヒナタ(身体を拭いて……あれ?)

ヒナタ(着替え、そういえばない!?)

ヒナタ(こ、こういうところって着替え用意されてるものかと思ったけど……ナルトくん着てたし)

ヒナタ(も、もしかしてあれしかないのかな……)

ヒナタ(ど、どうしよう……バスタオルしかない……)

ヒナタ(私の服をナルトくんに持ってきてもらう……?)

ヒナタ(は、恥ずかしい……!)

328 = 1 :




ナルト「おう、ヒナタ上がった……か?」

ヒナタ「み、見ないで///」

ナルト(な、なんでバスタオルで体巻いてるだけなんだってばよ!?)

ナルト(ヒナタやっぱり本気なのか!?)

ヒナタ「っ///」

ナルト(ヒナタが、俺の横に座った……)

ヒナタ「っ」ブルブルガタガタ

ナルト(すっげぇ震えて……)

ナルト「ヒナタ……」スッ

ヒナタ「ひゃっ」バシッ

ヒナタ「あ……」

ナルト「……」

329 = 1 :


ヒナタ「ち、違うの、い、今のは……」

ナルト「もういいってばよ」

ヒナタ(幻滅させちゃった……!)

ヒナタ(わ、わたし……!)ジワ

バサッ

ヒナタ「え」

ヒナタ(これ、ナルトくんが着てたガウン)

ナルト「無理すんなヒナタ」

ナルト「そんな、怯えたヒナタ、見たくねえ」

ヒナタ「……ごめんなさい、ごめんなさい……!」

330 = 1 :



ヒナタ(嫌われた……)

ヒナタ(幻滅させた……)

ヒナタ(最低だわたし……)

ヒナタ(恥ずかしがって……ナルトくんを嫌な気持ちにさせて)ポロポロ

ナルト「ヒナタ」

ナルト「俺ってばお前が好きだってばよ」

ヒナタ「……え?」

ナルト「好きだから、この先のこともしたいとは思う」

ヒナタ「っ」

ナルト「けど、しなくたって、俺がヒナタを好きな事が変わるわけじゃないってばよ」

ヒナタ「……!」

ナルト「俺ってば単純だからさ! ヒナタが俺を好きでいてくれるなら、それだけでも嬉しいんだ」ニシシ

ヒナタ「ナルトくん……!」ブワッ

331 = 1 :



ヒナタ「ごめんなさい……! ごめんなさい……!」

ヒナタ「私が言ったのに……自分から言ったのに、臆病で、ごめんなさい!」

ヒナタ「昔からずっと変わってない……」

ヒナタ「いつも、いつも、いつも!」

ヒナタ「肝心な時に、怖がって一歩を踏み出せない……」ポロポロ

ヒナタ「でも、でも!」

ヒナタ「ナルトくんのことは本当に、本当に好きだから!」

ヒナタ「だから……!」

ナルト「いいじゃねーか、ヒナタ」

ナルト「変わらなくたって、いいこともあるってばよ」

ヒナタ「でも」

ナルト「だってさ、それって……昔からずっと変わらずに俺を好きでいてくれてるってことだろ?」

ヒナタ「!」


332 = 1 :



ヒナタ「……ううん、違うよ、それは違うのナルトくん」

ナルト「え」

ヒナタ「それだけは、違う」

ヒナタ「だって、昔よりも今の方が、ずっと、ずっとナルトくんのことが、大好きだから……!」

ナルト「!」

ナルト「踏み出せてるじゃねーか、ヒナタ」

ナルト「昔のお前なら、きっと何も言えなかったと思うぜ」

ヒナタ「あ……」

ナルト「自分のことを変わってないってヒナタは言うけど、俺は、ヒナタは成長してると思う」

ナルト「時々、ヒナタの成長ぶりが眩しく見えるほどだってばよ」

ヒナタ「そんな、わたしの方こそ……!」

333 = 1 :


ナルト「覚えてるか、ヒナタ」

ヒナタ「?」

ナルト「中忍試験で俺がネジと戦う日の朝、会ったこと」

ヒナタ「……覚えてる」

ナルト「俺ってばさ、いつも自分を大きく見せたくて、恰好つけたことばかり言ってたけど……やっぱりいつだって本音は不安でさ」

ナルト「たぶん、初めてだったんだ、あんな弱い本音をさらけ出したの」

ナルト「けどヒナタは、俺以上に俺を見てくれていた、俺以上に俺を信用してくれていたんだ」

ナルト「そのヒナタはいつもひたむきに、俺に追いつくために頑張ってるって言ってくれた」

ナルト「今もヒナタが頑張って修行してるのを俺ってば知ってる」

ヒナタ「!」

ナルト「俺なんかのために頑張ろうとしてくれるヒナタが眩しくて……嬉しいんだ」

334 = 1 :



ヒナタ「ナルトくんはなんか、じゃないよ」

ヒナタ「それにやっぱり私は臆病だから」

ヒナタ「ただ、ナルトくんに離されたくなくて、追いかけているだけ」

ナルト「ヒナタの悪い癖だってばよ、自分のことになると卑屈になる」

ヒナタ「でも」

ナルト「この際だからハッキリ言っておくってばよ」

ナルト「ヒナタ」

ナルト「世界中のだれが何と言おうとたとえお前自身が何と言おうと」

ナルト「ヒナタはすげー奴で、頑張り屋で、最強に可愛い……俺にとってかけがえのない人だってばよ」

ヒナタ「っ」ポロポロ

335 = 1 :


ヒナタ「わたし、わたし……!」ポロポロ

ヒナタ「ナルトくんに、そこまで言ってもらえて……」ポロポロ

ナルト「……あー、そのなんだ、だからさ」

ヒナタ「……?」

ナルト「特別なことなんかなくてもいい。ただ、ずっとそばにいてくれってばよ」

ヒナタ「……っ!」

ヒナタ「ナルトくん……!」

ヒナタ(わたし、貴方を好きになって、本当に良かった……!)

336 = 1 :


───────────

───────

───

ナルト「ん……」

ナルト(朝か……)

ナルト(結局昨日はあのまま一緒に本当に文字通りただ眠ったってばよ)

ナルト(……)

ヒナタ「……すぅ」

ナルト(ヒナタの寝顔、まともに見るのは初めてかも)

ナルト(可愛いな……)スッ

ナルト(髪の毛、サラサラだ……)

ヒナタ「んぅ……」

ナルト(いい匂い……)

337 = 1 :


ヒナタ「……ん」パチッ

ナルト「あ、起こしちゃったか」

ヒナタ「……ナルトくん?」

ナルト「悪い、ちょっと髪を触ってた」

ヒナタ「ううん、それはいいけど……」

ナルト「?」

ヒナタ(ナルトくんの顔が、凄く優しい……)キュン

ヒナタ(胸が、ドキドキしているのに、心がすごく穏やかでいられる……本当にナルトくんって不思議だなあ)

ナルト「目が覚めたら帰ろうぜ、長居しても、な」

ヒナタ「うん」

338 = 1 :



ヒナタ「……ナルトくん」

ナルト「ん?」

ヒナタ「もう少しだけ待ってね」

ナルト「???」

ヒナタ「もしかしたら少し、じゃないかもしれないけど」

ヒナタ「いつか、きっと……自分に正直になって、ナルトくんと……結ばれたいから」

ナルト「……」

ナルト「おう、いつまでも待つってばよ。言っただろ? 俺は散々ヒナタを待たせたんだから」

ヒナタ「ありがとうナルトくん……ちょっといい?」

ナルト「ん?」

クイッ

ナルト「わっ?」

チュッ

339 = 1 :



ナルト「!」

ヒナタ「んん」チュゥ

ヒナタ「……んっ、今は、これが精一杯///」

ナルト「……お、おう……///」

ヒナタ「さ、帰ろうナルトくん」スッ

ナルト「……」ギュ

ヒナタ「……」ギュ

ナルト「///」

ヒナタ「///」

340 = 1 :


サスケ「サクラ、確かに付き合うとは言ったが……もう朝だぞ」

サクラ「だってサスケくん次いつ会えるかわからないし」

サスケ「……俺は朝には木の葉を出るつもりだったんだが」

サクラ「あ、疲れちゃった?」

サスケ「……多少な」

サクラ「ごめん……ちょっとはしゃぎすぎちゃった」

サスケ「……気にするな」

サクラ「そうだ、サスケくんあそこで休憩していく? なーんてあはは……」

あそこ→ラブホテル

サスケ「……」

サクラ「サスケくん?」

341 = 1 :


サクラ(もしかしてサスケくんその気になっちゃった!?)

サクラ(どうしよう!?)

サクラ(い、いやでもここは覚悟を決めて……!)

サスケ「……おいサクラ、お前、見えるか?」

サクラ「は、はい! って、え? 見える? 何が?」

サスケ「……」

サクラ「……?」クルッ

サクラ「!?」

サクラ「う、嘘……」

サスケ・サクラ(ナルトとヒナタが手を繋いでラブホテルから出てきた……)ダラダラ

サスケ「///」

サクラ「///」

ちゃんちゃん♪

343 :

R-18って言ったじゃないですかぁ!!
責任持って>>1ちゃんのケツかせェ!

344 :

今日もありがとうございます
明日もよろしくお願いします

345 :

でも、この二人ならありかな。

346 :

腹括ったナルトとヒナタの夜も当然あるんですよね!?

348 :



──門──


ナルト「よっ、ヒナタ、待ったか?」

ヒナタ「ううん、ついさっき来たところだよ」

ナルト「ふぃ~良かったってばよ……」

ヒナタ「ふふふ、お疲れだね? 大丈夫?」

ナルト「ヘーキヘーキ! さ、行こうってばよ」

ヒナタ「うん」

ヒナタ(今日は休日が一緒だから、ナルトくんと里の外へ一緒にでかける約束……)

ヒナタ(作ってきたお弁当、喜んでくれるかな……)

349 = 1 :


ナルト「でもヒナタ、こんなんで良かったのか?」

ヒナタ「うん、私、こうやって森の中を歩くの好きだよ」

ヒナタ(今日は里の外をただハイキングすることにしたんだ)

ヒナタ(私が好きなのもあるけど、里の中だとナルトくん私のために高いお店に行って全額払おうとしちゃうから)

ヒナタ(そんなの悪いもんね)

ナルト「少しわかるってばよ、こう自然の中にいるとさ、自然が味方になってくれるような……自分を迎え入れてくれるような気持ちになるよな」

ナルト「俺ってばさ、昔はずっと一人だったから、こうやって森の中に一人でいることも多くて……風で葉がこすれ合う音とか鳥の鳴き声とか、そういうので寂しさを紛らわせていたってばよ」

ヒナタ「……ごめんね、私がもっと速く勇気を出せていれば」

ナルト「え? あ、ああ違う! そういう意味じゃないってばよ」

ヒナタ「うん、わかってるの。でも勇気を出していたら少しでも速くこういう関係になれていたのかなあって」

ヒナタ「そうしたら、ナルトくんが寂しい思いをすることも少なかったのに」

350 = 1 :




ナルト「過ぎたことを言っても仕方ないってばよ」

ヒナタ「……うん」

ナルト「さ、行こうぜ」

ヒナタ「あ、川……」

ナルト「こんなところにもあるんだな」

ヒナタ「うん、私も知らなかった」

ナルト「なんか冒険みたいで楽しいってばよ」ニシシ

ヒナタ「ふふ」クス


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