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元スレ提督「安価でまだまだみんなと遊ぶ」
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提督「オイゲンを案内しようと思うんだが」
霞「いいんじゃない」
提督「ひ、秘書官が普通に認めてくれただと……!」
霞「あんた、前も言ったけど私をなんだと思ってるのよ」
提督「秘書官」
霞「はぁ……心配だから私もついていくわ」
提督「仕事は?」
霞「それ、あんたが心配する事だと思ってる?」
提督「ですよねー」
霞「いいんじゃない」
提督「ひ、秘書官が普通に認めてくれただと……!」
霞「あんた、前も言ったけど私をなんだと思ってるのよ」
提督「秘書官」
霞「はぁ……心配だから私もついていくわ」
提督「仕事は?」
霞「それ、あんたが心配する事だと思ってる?」
提督「ですよねー」
―食堂―
提督「そんなわけでオイゲン、案内しよう」
プリンツ・オイゲン「いいんですか? 忙しいのでは……」
霞「貴女のお姉様も最初は戸惑っていたみたいだったからね」
提督「そういえば、微妙に戸惑ってたな……」
霞「あんた、何も考えずに案内するといったの?」
提督「そ、ソンナワケナイダロ。さあオイゲン、食事が終わったら行こうか」
プリンツ・オイゲン「分かりました、少し待っててください」
提督「ちなみに、ここは食堂な。一番人が集まりやすいから、人探しは個人の部屋の次に来る」
プリンツ・オイゲン「なるほど」
提督「そんなわけでオイゲン、案内しよう」
プリンツ・オイゲン「いいんですか? 忙しいのでは……」
霞「貴女のお姉様も最初は戸惑っていたみたいだったからね」
提督「そういえば、微妙に戸惑ってたな……」
霞「あんた、何も考えずに案内するといったの?」
提督「そ、ソンナワケナイダロ。さあオイゲン、食事が終わったら行こうか」
プリンツ・オイゲン「分かりました、少し待っててください」
提督「ちなみに、ここは食堂な。一番人が集まりやすいから、人探しは個人の部屋の次に来る」
プリンツ・オイゲン「なるほど」
―会議室―
提督「ここは会議室だ。作戦会議に使う事はほぼないけど」
オイゲン「それでは、どこで作戦を伝えるんですか?」
霞「大まかな指示だけして、あとは個々の判断に任せてるわ」
提督「オイゲンも一回出撃しただろ」
オイゲン「そういえば、ずっと姉さまが指示していたような……」
霞「もちろん、危険海域は司令官が指揮するけど……まあ、そんなことは滅多にないから気にしなくていいわ」
オイゲン「戦力は隠しておくという事ですね」
霞(本人のやる気が無いからだとは言わない方が良いわね)
提督「ここは会議室だ。作戦会議に使う事はほぼないけど」
オイゲン「それでは、どこで作戦を伝えるんですか?」
霞「大まかな指示だけして、あとは個々の判断に任せてるわ」
提督「オイゲンも一回出撃しただろ」
オイゲン「そういえば、ずっと姉さまが指示していたような……」
霞「もちろん、危険海域は司令官が指揮するけど……まあ、そんなことは滅多にないから気にしなくていいわ」
オイゲン「戦力は隠しておくという事ですね」
霞(本人のやる気が無いからだとは言わない方が良いわね)
―母港―
提督「工廠もまわって、お風呂もまわって……こんなもんかな」
オイゲン「ありがとうございました。アドミラールも、秘書艦の方も」
霞「お礼言われることじゃないわ。司令官、案内終わったから私は戻るわね」
提督「おお、仕事の最中ありがとな」
霞「ふん、別にあんたの為じゃないわよ」スタスタ
提督「……秘書官は何時まで経っても厳しいな」
オイゲン「仲悪いんですか?」
提督「どうかな、悪いかもしれんな。だけど、厳しくしてくれているからこそ秘書官にしているような」
オイゲン「それなら大丈夫ですよ。アドミラールはしっかりしているので、わかっていると思います」
提督「……」
提督「工廠もまわって、お風呂もまわって……こんなもんかな」
オイゲン「ありがとうございました。アドミラールも、秘書艦の方も」
霞「お礼言われることじゃないわ。司令官、案内終わったから私は戻るわね」
提督「おお、仕事の最中ありがとな」
霞「ふん、別にあんたの為じゃないわよ」スタスタ
提督「……秘書官は何時まで経っても厳しいな」
オイゲン「仲悪いんですか?」
提督「どうかな、悪いかもしれんな。だけど、厳しくしてくれているからこそ秘書官にしているような」
オイゲン「それなら大丈夫ですよ。アドミラールはしっかりしているので、わかっていると思います」
提督「……」
―執務室―
提督「あの場じゃつっこめなかったから言わなかったが、なぜ俺がしっかりしているという評価に……」
提督「自分で言うのもなんだが、しっかりしているわけないだろう」
提督(……そういえば、オイゲンの前じゃずっと真面目にしている気がする)
下2
提督「あの場じゃつっこめなかったから言わなかったが、なぜ俺がしっかりしているという評価に……」
提督「自分で言うのもなんだが、しっかりしているわけないだろう」
提督(……そういえば、オイゲンの前じゃずっと真面目にしている気がする)
下2
―食堂―
168「偶にジャックフードを食べたくなるのよねぇ」
提督「俺はこうして間宮の料理や鳳翔のつまみとかの方が良いが」
168「もちろん、これも美味しいわよ。でも、たまには体に悪いものを摂取したくなるじゃない」
58「体に悪いなら食べない方が良いでち」
19「それは分かってるのね」
8「イムヤのいう事分からないでもないけど……」
401「ジャンクフードは食べたくなるようにできてると聞いた事もあるしね」
提督「ふうん……なら、行こうか」
168「え?」
168「偶にジャックフードを食べたくなるのよねぇ」
提督「俺はこうして間宮の料理や鳳翔のつまみとかの方が良いが」
168「もちろん、これも美味しいわよ。でも、たまには体に悪いものを摂取したくなるじゃない」
58「体に悪いなら食べない方が良いでち」
19「それは分かってるのね」
8「イムヤのいう事分からないでもないけど……」
401「ジャンクフードは食べたくなるようにできてると聞いた事もあるしね」
提督「ふうん……なら、行こうか」
168「え?」
―ハンバーガーファーストフード店―
提督「マックだな」
8「提督、その言い方は争いが起こるのでやめてください」
提督「すまん。それで、お前たちはなに頼むんだ、今日は奢ってやる」
19「さすが提督ふとっぱらなのー!」
168「無理はしなくてもいいのよ?」
提督「無理するくらいだったら最初から払わん」
401「提督もこう言ってるし、私はお言葉に甘えようかな」
8「ありがとうございます」
提督「マックだな」
8「提督、その言い方は争いが起こるのでやめてください」
提督「すまん。それで、お前たちはなに頼むんだ、今日は奢ってやる」
19「さすが提督ふとっぱらなのー!」
168「無理はしなくてもいいのよ?」
提督「無理するくらいだったら最初から払わん」
401「提督もこう言ってるし、私はお言葉に甘えようかな」
8「ありがとうございます」
58「あっ、見てでち、魚雷発射管がおもちゃになってるでち!」
168「あっ、ほんとね。普通の砲台もある」
19「空前の艦ブーム?」
提督「……もしかして、今をときめく某アイドルの影響では……」
168「それって、三姉妹の方じゃなくて?」
提督「……ま、まあ気になるし、俺はハッピーセットにしようかな」
401「じゃあ、別のおもちゃで同じのを頼むよ」
19「イクも同じのにするのー!」
58「あっ、ならゴーヤもお願いするでち!」
8「……じゃあ、頼みます」
提督「皆セットか。イムヤは?」
168「これで私だけ別の物注文するわけにはいかないじゃない。私も頼むわ」
提督「おっけー」
168「あっ、ほんとね。普通の砲台もある」
19「空前の艦ブーム?」
提督「……もしかして、今をときめく某アイドルの影響では……」
168「それって、三姉妹の方じゃなくて?」
提督「……ま、まあ気になるし、俺はハッピーセットにしようかな」
401「じゃあ、別のおもちゃで同じのを頼むよ」
19「イクも同じのにするのー!」
58「あっ、ならゴーヤもお願いするでち!」
8「……じゃあ、頼みます」
提督「皆セットか。イムヤは?」
168「これで私だけ別の物注文するわけにはいかないじゃない。私も頼むわ」
提督「おっけー」
―鎮守府―
提督「はあ……ちょっと調子に乗り過ぎたな」
まるゆ「なんだかお疲れのご様子ですね?」
提督「おおまるゆか。ちょっとマッ……ハンバーガー屋に行ってきてね」
まるゆ「そうですかぁ」
提督「そうだ、まるゆにもハンバーガーをやろう」
まるゆ「えっ、まるゆの分もあるんですか?」
提督「潜水艦の中でまるゆだけ仲間はずれなんて寂しいだろ」
まるゆ「提督……うぅ、ありがとうございます~」
提督(すまんな、それは俺が買いすぎて持って帰っただけのやつなんだ。まるゆに見つからなければ、後で間食してた)
提督「はあ……ちょっと調子に乗り過ぎたな」
まるゆ「なんだかお疲れのご様子ですね?」
提督「おおまるゆか。ちょっとマッ……ハンバーガー屋に行ってきてね」
まるゆ「そうですかぁ」
提督「そうだ、まるゆにもハンバーガーをやろう」
まるゆ「えっ、まるゆの分もあるんですか?」
提督「潜水艦の中でまるゆだけ仲間はずれなんて寂しいだろ」
まるゆ「提督……うぅ、ありがとうございます~」
提督(すまんな、それは俺が買いすぎて持って帰っただけのやつなんだ。まるゆに見つからなければ、後で間食してた)
―執務室―
提督「ハッピーセットはおもちゃが本番のような気がしないでもない」
提督「味だけならモ……の方が好きだし」
下2
提督「ハッピーセットはおもちゃが本番のような気がしないでもない」
提督「味だけならモ……の方が好きだし」
下2
―サブ島沖海域―
南方棲戦姫「ふん、久しいな人間」
提督「わざわざ海流瓶で果たし状を送ってくるなんてな」
南方棲戦姫「それだけ貴様の事を高く買っているという事だ。それより、よく逃げなかったな」
提督「果たし状をもらい逃げるなど、日本男子がするものではない」
南方棲戦姫「くく、その余裕の表情も今日までだ。ここが貴様の墓標にしてやる」
提督(前にも言われたような気がする)
南方棲戦姫「沈め、海の底へ」ガシャン
南方棲戦姫「ふん、久しいな人間」
提督「わざわざ海流瓶で果たし状を送ってくるなんてな」
南方棲戦姫「それだけ貴様の事を高く買っているという事だ。それより、よく逃げなかったな」
提督「果たし状をもらい逃げるなど、日本男子がするものではない」
南方棲戦姫「くく、その余裕の表情も今日までだ。ここが貴様の墓標にしてやる」
提督(前にも言われたような気がする)
南方棲戦姫「沈め、海の底へ」ガシャン
提督「俺が何も用意をせずにここに来たと思うなよ?」
南方棲戦姫「なんだと?」
提督「食らえ!」シュッ
南方棲戦姫「くっ……なに、氷?」ガリッ
提督「それは比叡と磯風の三人で作り上げたアイスバーだ」
南方棲戦姫「舐めおって……! 沈めっ……なっ」
提督「どうした、動かないのか? いや、動けないのか」
南方棲戦姫「人間……っ! 何をした!」
提督「試食させたんだよ。俺の知り合いきっての、ダークマター製作者に感想を伝えるためになぁ!」
南方棲戦姫「貴様ぁ! のこのこと現れたと思えば、罠を張りおって!」
提督「正面から投げただろ。この勝負はもう俺の勝ちだな、帰らせてもらうぜ!」ザパァ
南方棲戦姫「ま、待て! この麻痺は何時になったら治る!」
南方棲戦姫「なんだと?」
提督「食らえ!」シュッ
南方棲戦姫「くっ……なに、氷?」ガリッ
提督「それは比叡と磯風の三人で作り上げたアイスバーだ」
南方棲戦姫「舐めおって……! 沈めっ……なっ」
提督「どうした、動かないのか? いや、動けないのか」
南方棲戦姫「人間……っ! 何をした!」
提督「試食させたんだよ。俺の知り合いきっての、ダークマター製作者に感想を伝えるためになぁ!」
南方棲戦姫「貴様ぁ! のこのこと現れたと思えば、罠を張りおって!」
提督「正面から投げただろ。この勝負はもう俺の勝ちだな、帰らせてもらうぜ!」ザパァ
南方棲戦姫「ま、待て! この麻痺は何時になったら治る!」
―執務室―
提督「今日も無事に帰ってくることが出来た」
提督「というか、あの飯マズコンビの食べ物はマジで毒物かよ。深海棲艦にも効くとか末恐ろしい……」
下2
提督「今日も無事に帰ってくることが出来た」
提督「というか、あの飯マズコンビの食べ物はマジで毒物かよ。深海棲艦にも効くとか末恐ろしい……」
下2
加古「おめでとー古鷹」
古鷹「ありがとう、加古。提督もありがとうございます」
提督「古鷹も改二かー、何だか感慨深いな」
加古「古鷹はずっと重巡洋艦の良い所を見せようと頑張ってたもんね。むしろ遅いくらいだよ」
提督「ようやく努力が報われた、みたいなところだろうか」
古鷹「努力だなんて……いつも一生懸命だっただけですし、これからももっと頑張っていきますよ」
提督「古鷹は頑張り屋さんだな。それより、パーティとはいうものの、こんなささやかなもので良かったのか?」
古鷹「いいんです。こうして、大切な人に祝われてるというのが大事ですので……」
古鷹「ありがとう、加古。提督もありがとうございます」
提督「古鷹も改二かー、何だか感慨深いな」
加古「古鷹はずっと重巡洋艦の良い所を見せようと頑張ってたもんね。むしろ遅いくらいだよ」
提督「ようやく努力が報われた、みたいなところだろうか」
古鷹「努力だなんて……いつも一生懸命だっただけですし、これからももっと頑張っていきますよ」
提督「古鷹は頑張り屋さんだな。それより、パーティとはいうものの、こんなささやかなもので良かったのか?」
古鷹「いいんです。こうして、大切な人に祝われてるというのが大事ですので……」
提督「古鷹……それってつまり、他の重巡艦とか大事じゃないって事か?」
古鷹「っもう! 提督!」
加古「提督も意地悪だねー。あ、古鷹、プレゼントだよ」
古鷹「ありがとう、加古。開けていい?」
加古「もちろん、古鷹のためにわざわざ探してきたんだよ。そのインナー」
古鷹「自分で探したんだ……ありがとう、加古」
提督(自分のために動いたことに対するお礼が強いんだろうな……)
古鷹「っもう! 提督!」
加古「提督も意地悪だねー。あ、古鷹、プレゼントだよ」
古鷹「ありがとう、加古。開けていい?」
加古「もちろん、古鷹のためにわざわざ探してきたんだよ。そのインナー」
古鷹「自分で探したんだ……ありがとう、加古」
提督(自分のために動いたことに対するお礼が強いんだろうな……)
提督「そうだ、俺からもプレゼントだ」
古鷹「提督からもですか? すみません、ありがとうございます」
提督「何の変哲もないヘアピンだ。まあ、改二記念にだ。着けるかつけないかは個人に任せる」
古鷹「本当に、何と言っていいものか……ずっと大切にしますね」
加古「むー、古鷹、あたしの時より喜んでない?」
古鷹「そんなことないよ、加古のも使わせてもらうからね」
提督(うんうん、古鷹もすごく嬉しそうでなによりだ)
古鷹「提督からもですか? すみません、ありがとうございます」
提督「何の変哲もないヘアピンだ。まあ、改二記念にだ。着けるかつけないかは個人に任せる」
古鷹「本当に、何と言っていいものか……ずっと大切にしますね」
加古「むー、古鷹、あたしの時より喜んでない?」
古鷹「そんなことないよ、加古のも使わせてもらうからね」
提督(うんうん、古鷹もすごく嬉しそうでなによりだ)
―執務室―
提督「そうして、慎ましやかに行われたパーティは何事も無く終わった」
提督「ちなみにその後、もらったプレゼントを付けている古鷹の姿を確認されたとか」
下2
提督「そうして、慎ましやかに行われたパーティは何事も無く終わった」
提督「ちなみにその後、もらったプレゼントを付けている古鷹の姿を確認されたとか」
下2
オイゲン「姉さまに何か作ってあげたいんです」
提督「いいんじゃないか。ここに来てお世話になってることも多いだろ」
オイゲン「でも、何を作ったらいいかわからないんです……」
提督「ふむ……プリンとかどうだ。作りやすいし」
オイゲン「いいですね、プリン。……プリンツとかけたわけじゃないですよね?」
提督「ハハハ、そんなわけないだろう」
オイゲン「そうですよね。じゃあ、頑張って作ってきます」
提督「……様子くらい見に行くか。食堂の許可も取らなきゃいけないし」
提督「いいんじゃないか。ここに来てお世話になってることも多いだろ」
オイゲン「でも、何を作ったらいいかわからないんです……」
提督「ふむ……プリンとかどうだ。作りやすいし」
オイゲン「いいですね、プリン。……プリンツとかけたわけじゃないですよね?」
提督「ハハハ、そんなわけないだろう」
オイゲン「そうですよね。じゃあ、頑張って作ってきます」
提督「……様子くらい見に行くか。食堂の許可も取らなきゃいけないし」
―食堂―
提督「一から作れるだけの材料と器具はそろっている。作り方は大丈夫か」
オイゲン「はい! ついさっき、調べてきました!」
提督「ならオイゲンの事だし、大丈夫だろう」
オイゲン「愛情もきちんと込めて作りますよ。料理は愛情ですからね!」
提督「それが分かってるならなおのこと心配いらないな。とりあえず、見ておくが」
オイゲン「はい! まず、牛乳と砂糖に……」
提督(いつぶりだろうか、安心して見ていられるのは)
提督「一から作れるだけの材料と器具はそろっている。作り方は大丈夫か」
オイゲン「はい! ついさっき、調べてきました!」
提督「ならオイゲンの事だし、大丈夫だろう」
オイゲン「愛情もきちんと込めて作りますよ。料理は愛情ですからね!」
提督「それが分かってるならなおのこと心配いらないな。とりあえず、見ておくが」
オイゲン「はい! まず、牛乳と砂糖に……」
提督(いつぶりだろうか、安心して見ていられるのは)
~~~~~~~~
オイゲン「アドミラール、完成しました」
提督「お、美味しそうにできてるじゃないか。きっとビスマルクも喜ぶだろう」
オイゲン「今から持って行こうと思います。はい、アドミラールにも」
提督「いいのか?」
オイゲン「提案してくれたお礼です。きっと、美味しいと思います」
提督「……愛情が入ってるからか?」
オイゲン「どうでしょう、美味しいと感じたなら、そうかもしれませんねっ」
オイゲン「アドミラール、完成しました」
提督「お、美味しそうにできてるじゃないか。きっとビスマルクも喜ぶだろう」
オイゲン「今から持って行こうと思います。はい、アドミラールにも」
提督「いいのか?」
オイゲン「提案してくれたお礼です。きっと、美味しいと思います」
提督「……愛情が入ってるからか?」
オイゲン「どうでしょう、美味しいと感じたなら、そうかもしれませんねっ」
―執務室―
提督「美味しかった。ついでにビールも一緒に持って行こうとしていたのは止めておいた」
提督「あと、オイゲンには言わなかったが、料理は愛情だけでもどうにもならないものもある。ソースはうちの飯マズ達」
下2
提督「美味しかった。ついでにビールも一緒に持って行こうとしていたのは止めておいた」
提督「あと、オイゲンには言わなかったが、料理は愛情だけでもどうにもならないものもある。ソースはうちの飯マズ達」
下2
―食堂―
提督「集まったか」
比叡「……」
磯風「……」
提督「正直、お前たちは特訓してもどうにもならん。だが、せめてレトルトくらいなら作れるんじゃないかと思っている」
比叡「司令、それは流石に言い過ぎです!」
磯風「そうだ、レトルトなど料理ではない」
提督「うるさい黙れ。磯風はおにぎりですらやばいじゃないか」
磯風「あれは失敗だったな。ちょっと塩を練り込み過ぎた」
提督「集まったか」
比叡「……」
磯風「……」
提督「正直、お前たちは特訓してもどうにもならん。だが、せめてレトルトくらいなら作れるんじゃないかと思っている」
比叡「司令、それは流石に言い過ぎです!」
磯風「そうだ、レトルトなど料理ではない」
提督「うるさい黙れ。磯風はおにぎりですらやばいじゃないか」
磯風「あれは失敗だったな。ちょっと塩を練り込み過ぎた」
提督「ちょっとどころじゃないが……とにかく、レトルトくらいは普通に出来るか見てやる」
比叡「しょーがないですね……張り切っていきます!」
磯風「どうしてもというのならば仕方ない。レトルトなど物の数に入らんことを教えてやろう」
提督「作るのはそこのカレーだ。ちゃんと作れよ」
比叡「任せてください! まず、封を切って」
提督「湯煎しろよ!」
磯風「湯煎とはなんだ?」
提督(もうすでにオチが見えてるような気がする)
比叡「しょーがないですね……張り切っていきます!」
磯風「どうしてもというのならば仕方ない。レトルトなど物の数に入らんことを教えてやろう」
提督「作るのはそこのカレーだ。ちゃんと作れよ」
比叡「任せてください! まず、封を切って」
提督「湯煎しろよ!」
磯風「湯煎とはなんだ?」
提督(もうすでにオチが見えてるような気がする)
~数分後~
比叡「完成しました!」
磯風「こっちもだ」
提督(最初以外、特に間違っていたことは無い。流石にレトルトくらい作れるか)
比叡「司令、レトルトくらい簡単に作れるんですよ」
提督「作れるのが当たり前なんだからな。さて、一応試食してみるか。まず比叡から……」
比叡「ふふん、どうですか」
提督「……お前、何か入れただろ」
比叡「何も入れてませんよ! レトルトに何か入れると思っていたんですか」
比叡「完成しました!」
磯風「こっちもだ」
提督(最初以外、特に間違っていたことは無い。流石にレトルトくらい作れるか)
比叡「司令、レトルトくらい簡単に作れるんですよ」
提督「作れるのが当たり前なんだからな。さて、一応試食してみるか。まず比叡から……」
比叡「ふふん、どうですか」
提督「……お前、何か入れただろ」
比叡「何も入れてませんよ! レトルトに何か入れると思っていたんですか」
提督「米だ、米」
比叡「はい? レトルトだと味気ないので、せめて米に味をと思い、味の素を」
提督(食べられ無いわけでは無いが、非常に不味い。というか、入れたにせよ絶対入れ過ぎだこれ)
磯風「どうした、私の方も食べるのではないか?」
提督「ああ……パクッ……」
磯風「どうだ?」
提督「……辛っ! お前も何か入れただろ!」
磯風「レトルトだと甘いだろう。米に唐辛子のすりおろしを漬けておいた」
提督「なぜ飯マズは余計なアレンジをしようとするんだ!」
比叡「はい? レトルトだと味気ないので、せめて米に味をと思い、味の素を」
提督(食べられ無いわけでは無いが、非常に不味い。というか、入れたにせよ絶対入れ過ぎだこれ)
磯風「どうした、私の方も食べるのではないか?」
提督「ああ……パクッ……」
磯風「どうだ?」
提督「……辛っ! お前も何か入れただろ!」
磯風「レトルトだと甘いだろう。米に唐辛子のすりおろしを漬けておいた」
提督「なぜ飯マズは余計なアレンジをしようとするんだ!」
―執務室―
提督「あれは治らないタイプの飯マズだ。愛情が形になって表れるタイプ、絶対」
提督「もしかして、ダークマターにならなかっただけましなのだろうか。レトルトなのに」
提督「はぁ……しかし、オイゲンのプリンを残しておいてよかった……口が癒される……」
下2
提督「あれは治らないタイプの飯マズだ。愛情が形になって表れるタイプ、絶対」
提督「もしかして、ダークマターにならなかっただけましなのだろうか。レトルトなのに」
提督「はぁ……しかし、オイゲンのプリンを残しておいてよかった……口が癒される……」
下2
―金剛型の部屋―
提督「榛名って辛いものってどこまでいけるんだ?」
榛名「突然どうしたんですか?」
提督「深い理由はないが、なんとなく」
榛名「そうですか……榛名は普通くらいですかね」
提督「ほうほう、じゃあ試してみようか」
榛名「はい?」
提督「あとで食堂に集合な。じゃあ」
榛名「て、提督!」
提督「榛名って辛いものってどこまでいけるんだ?」
榛名「突然どうしたんですか?」
提督「深い理由はないが、なんとなく」
榛名「そうですか……榛名は普通くらいですかね」
提督「ほうほう、じゃあ試してみようか」
榛名「はい?」
提督「あとで食堂に集合な。じゃあ」
榛名「て、提督!」
―食堂―
提督「よく来たな、榛名」
榛名「それでその、なぜ食堂ですか?」
提督「どこまで辛い物を食べられるかなーと思い、麻婆豆腐の甘から十倍辛くらいのを用意した」
榛名「十倍は無理ですよ!」
提督「安心しろ、限界が来たら残りは俺が食べる」
榛名「だ、大丈夫なんですか?」
提督「俺を誰だと思っている。比叡の料理の試食をする男だぞ」
榛名「あ……すみません、それでいろいろ納得してしまいました」
提督「よく来たな、榛名」
榛名「それでその、なぜ食堂ですか?」
提督「どこまで辛い物を食べられるかなーと思い、麻婆豆腐の甘から十倍辛くらいのを用意した」
榛名「十倍は無理ですよ!」
提督「安心しろ、限界が来たら残りは俺が食べる」
榛名「だ、大丈夫なんですか?」
提督「俺を誰だと思っている。比叡の料理の試食をする男だぞ」
榛名「あ……すみません、それでいろいろ納得してしまいました」
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