私的良スレ書庫
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元スレいろは「わたし、葉山先輩のことが…」葉山「…俺は彼の代わりにはなれない」
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>>355
自虐しなくていいよ
自虐しなくていいよ
SSなんか読むヒキヲタなんだしそこまでのモラルめてどうすんのさ
うざかったら「ハハ、クオリティ低wwww」って作者叩いときゃいいのに
うざかったら「ハハ、クオリティ低wwww」って作者叩いときゃいいのに
>>358
作者ワロタ
作者ワロタ
とりあえず>>1のメンタル強くてよかったわ
これ勝手にいろはの友人役出しちゃってもだいじょうぶかね
ほんのチョイ役なんだけど
ほんのチョイ役なんだけど
告白未遂から数日、またもわたしは何もできずにいた。
言葉にできない気まずさからこれまた自分から距離を置いてしまっている。
しかし、前回と違うのは距離を置いた理由だ。
先輩に顔を合わせるのが恥ずかしい、というなんとも可愛らしいものとは違い、
先輩と顔を合わせるのが怖い、というものである。
まさか自分で軽く引くくらい先輩に惚れこんでいるというのに、
こんなにも会いたくないなんて思うことに驚きだ。
なにが怖いって?
そりゃ避けられてしまうかもしれないという不安ですよ。
先輩と会って、もし、互いの態度が上っ面なものになってしまったらどうしよう、とか。
自然と先輩がその手の話題を潰してきたり、わたしのアピールを避けてきたりして。
そして気づけば今までのことがなかったかのような関係に―――
「なったらどうしましょう……」
「……ここは相談を受けるとこではなく、生徒の見本となる者の仕事場なんだが」
「わたしの唯一の安らげる場なんですよ~。大目に見てくださ~い」
はい、また生徒会室でございます。
わたし専用奉仕部みたいな?ハッハッハ。
でもここでしか不満を吐けないですしー、ストレスを貯め込むのはよくないっていいますしー。
「その関係を潰したくないならなおさら距離をとるのはまずいんじゃないのか。
だったら、関係悪化を恐れず素直に気持ちをぶつけてみるのはどうだ」
「それもそうですけどー。それができたら苦労しないっていうかー」
その素直な気持ちをぶつけられる相手ならいいんですけど、相手の鉄壁を崩せる気がしません。
ていうか風ですね風。流される的な?なにそれ辛い。
「あのぉ、逆に距離をとるのもありなんじゃないですか?恋愛ではよくある戦法ですよね?」
「こんな状況じゃなきゃありかもですけど、そのまま疎遠になっていく気がします……」
目があっても何事もなかったかのように逸らされるなんて想像して絶望。
それにすでに距離とっちゃってますし。
「そもそも彼は避けてたのかな?もしかしたら言ってくれるのを待ってた線もあるんじゃない?」
「あーそれもあるかもですねー。でもあの先輩ですし……」
なんか楽観視できないってゆうかー、
うわぁ……いつになく弱気だなー、わたし。
「その不安てのは、あくまで会長の想像だろ?だったら本人はどう考えてるかわからないじゃないか。
もしかしたら城ノ内のいったとおりかもしれないぞ」
……まぁ確かにわたしが勝手に決めつけてるだけですけど?
ちょっとマイナスになりすぎ、ってのは自分でもわかってるんですけどね
自分で思ってるほど深刻な話でもないかもしれないし、わたしの捉えようの問題だ。
これまで通り当たっていけばいいのだろう。
……そうですね、やることはどうせ同じですし。
ちょっと空気が悪くなった程度どうってことないです。
と、いうことにこの場ではしておきます。
「……副会長の言うとおりですね。すみません!弱気になってました!
それじゃさっそく行動してきます、皆さんお疲れ様でした!」
「待て。それとこれとは話が別だ。この書類にハンコを押してもらう作業をしてもらおう」
ですよねー。
* * *
あの場ではああ言いましたが、弱気なのは変わらずで、行動する気もさらさらありません。
こんなんじゃだめだなー、と思いつつもどうしてもいい方に考えがいかない。
でもこのままでは、全てが台無しになるのも事実。
だったらダメもとで……最近ダメもとで行動することが多い気がします。
無理なものに手を出さず、自分を傷つけずでいたのに。
100%以外は0%くらいの考えだったのに。
「はぁー、早く帰ろ」
足を速めた矢先に、今は会いたくなかった人と出会う。
「……よお」
「あ、どうも……先輩」
少しの間沈黙が続き、先輩のほうから口を開く。
「もう帰りか?」
「あ、あー、いえ、まだ仕事途中でこれからちょっと」
「そうか頑張れよ」
「はい~。それではおつかれさまでーす」
「おう」
本当はもう仕事が終わり帰るところだったのだが、つい嘘をついてしまった。
どう考えても不自然……でしたよね。あぁ…ド壺にはまっていく。
先輩にああ言ってしまった手前、今すぐに帰るわけにもいかずそこらを適当にぶらぶらする。
すると一人の教師が目に留まる。
どうやら、あちらもわたしの存在に気付いたようでこちらに寄ってくる。
「おお一色、生徒会ご苦労だな。マネージャーもしてるのに偉いこった」
「いえいえ、まだぜんぜんうまくいってなくて~」
暗くなっていても笑顔を取り繕うことは忘れない。
考え方が変わってきていても、いままでのスタイルまで変わることはない。
見た感じ体育系のこのおっさんはサッカー部の顧問である。
「いやいや頑張ってるとおもうぞー?そんで、忙しいだろうが部活の備品が足りてなくてだな、
悪いんだが補充しといてくれないか」
「……あ、はい~了解です!」
「すまんな忙しいのに」
「それを承知の上で生徒会入ってるんで、どうってことないです!」
まったくそんなことはないのだが。
半ば洗脳されて入ってしまった感じですし。
顧問は一言礼を言うと職員室の方に向かって歩いていく。
なんでわたしなんですかねー、マネは他にもいるでしょうに。
たまたまそこにいたからだろうか。なんて運の悪い。
なんか今日はレアエネミーのエンカウント率高いですねー。
ボールが少ない時にでる伝説ポケモンみたいな。ポケモンとか金銀くらいしか知りませんけど。
「頼まれたからには仕方ないですね~。明日にでもいってきましょう」
ついでに戸部先輩も使おう。別にこの間の腹いせとかじゃないですよ?
使え……優しい先輩なので協力してもらうだけです。
嫌なことから逃げるときに人の心は少し軽くなるもので、
先輩に会わなくていい口実が出来たことに少なからず喜んでしまっているわたしがいた。
そんな自分に気づき、胸のつかえが酷く、重くなったような気がした。
* * *
「ねーねー、いろはちゃん。最近あの先輩と一緒にいるとこ見ないけど、喧嘩でもしたの?」
「そうそれ。気になってたんだよね~」
「はへ?」
クラスメイトであり、わたしの仲の好いお友達である二人が変なことを聞いてくる。
「あ~葉山先輩?いや~今は距離をとって様子見というか?逆に意識させちゃう作戦みたいな?」
「あれ?まだ葉山先輩狙ってたの?てっきりあの先輩に乗り換えたかと思ったのに」
「え……」
「ほら、なんてったっけ?ひき……ヒキガ……タニ?あ、そうだヒキタニ先輩だ!」
違うんですけど。ヒキガタニて……弾き語りみたいでちょっと面白いじゃないですか。
ていうか、え?なんで?そんな目立ってましたっけ?
「あ、あ~そっちの先輩ね、あはは。そんな一緒にいたかなー?
仕事の話くらいしかしてなかったと思うけど」
「えー、よくみるよー。この間一緒にお昼とか食べてたんでしょ?てっきり付き合ってるのかと」
「それ思った。なんかいい雰囲気だったじゃん?」
これはあれか。葉山先輩を狙うものを一人でも多く潰したい女子の心理戦か。
別にもう狙ってないんでどうでもいいですけど。
ていうかなんでこんなガッツリ知られてるんでしょうか……。
わたしって実は隙だらけ?先輩に好きだらけ故に。うわつまんね。
というかこの手のネタは今はちょっと堪えますね……。
先ほどまで笑ってた二人だったが、急に真面目な顔をする。
「それで、実際のとこどうなの。ヒキタニ先輩好きなの?」
あーちょっとめんどうだなー。
これは、絶対言わないでね!わかった!の繰り返しで拡散していくパターンですね。
そこそこ仲のいい友人だったが、わたし自身、そこまで踏み込もうとしていないので、
どうも薄っぺらく、深読みするような間柄である。
正直もういいかなーとか思ったり。
「……まあ、そのー。うん」
と答えると、きゃーやっぱねーキェアーなんて盛り上がる。
ああ、こりゃネタになりますね、と思ったが予想外の返事をもらう。
「よかったねーいろは。やっと本気になれる人見つかって」
「うんうん。いろはちゃんなんか誰に対しても妙な距離とってたし心配してたよ~」
「ね。だから葉山先輩狙うって言ってたときは、あーってなったけど」
「わざわざ一部で悪評の絶えない先輩を選ぶってことは、よほどのことがあったわけでしょ」
……なんだろうこれは。新手の戦略でしょうか。
日々女子は周りの関係を壊さず攻撃を与える技術を産み出してるのでしょうか。
わたしもそれ系の女子ですけどね、えへっ!
「あははーそうかばれてたのかー。わたし的には上手くやってると思ったんだけどな~」
「もう超丸わかりって感じだったよ~」
「そーそー。……だってあの先輩と一緒にいるいろはって、一番楽しそうにしてるんだもん」
「妬けちゃうよね~」
そう口にした二人は、戦略女子特有の嫌な笑みではなく、どこかやさしい笑みだった。
「もー妬けるってなによ」
わたしはこの空気をどうしたらいいかわからず戸惑い、誤魔化すように笑う。
「実際さ……あたしらはいろはと仲いいつもりだけど、いろははそう思ってないのかなーって思うことがあってさ」
「うん。なんとなく距離あいてるのかなーなんて……思ってた」
「あ……え、と」
「まあ、あたしらの勝手な思い込みだし、だからなに、って言えないんだけどさ」
「もしかしたら、あんまり楽しくないのかな~って」
核心をつかれドキッとする。
予想外の彼女たちの分析に素直に驚いた。……いや、そんなものではない。
彼女たちと遊ぶのは楽しい。そりゃ当然だけれど。
でもそれは遊ぶことが、だったのか彼女たちだから、だったのかは……わからない。
「だからあの人と本当に楽しそうにしてるいろはが見れてよかったよ」
ちょっといい笑顔でニコっとしている。
対するわたしは少し泣きそうだ。
わたしの友達はちゃんと友達だった。
なにいってるか自分でもよくわからないけどそういうことだ。
分析してたとかそういうのじゃなくて、純粋にわたしを見ていてくれたのだ。
……もしかして本物というのは彼女たちのようなことを言うのだろうか。
わたしのほうが偽物ということか。
いろいろ考えていたわたしが恥ずかしく思える。
「ちょいろは大丈夫!?」
気付いたら涙が出でいた。
なんかいろいろと申し訳なくて……。
「あは、は……。だいじょうぶ。ちょっと目に大量のゴミがね」
「ええ!それだいじょうぶじゃないよ~」
泣き止むまでのほんの数分。
さすられていた背中はとってもあたたかかった。
「いや~お見苦しいところをお見せしました~」
「ほんとだよ、びっくりしたわ」
「そんないいかたダメだよー」
三人ともあはは、と笑いあう。
「……ごめんね二人とも。ありがと」
「ん~なにが~?」
「えへへ~」
軽い青春劇に皆少し恥ずかしく感じたのか軽く流し、話を戻してくる。
「それで!あの先輩と喧嘩したわけ?どうなの?」
「え、えーその話まだ続くのー……」
「そりゃいろはの一世一代のバトルですから!」
こういうのは気の持ちようの違いなのだろうか。
なんだか楽しく思える。
今までも楽しかったといえばそうでけど、それとは別に、ね。
「まあ、ちょっとギクシャクしてたけど多分大丈夫」
その時のわたしの顔はいい笑顔してたんじゃないかなと思う。
二人とも、おお、なんて言ってるし。
多分、もうだいじょうぶ。
なんとなくだけど、わたしにも"本物"が見えた気がするから。
彼女たちはずっと本気だったのだろう。わたしが見ていなかっただけで。
これで本物になれたとは思わないけど、少しでも近づけたらいいな。
「よし!その大丈夫っていう根拠を聞かせてもらおうかのぅ~」
「あはは、誰それ~」
「秘密で~す!」
「実はノープランだったりするんじゃないのー?」
「はい」
また笑いがうまれる。
なんかすごくいい気分です。
授業開始したにも関わらず笑いが止まらなくて、
こんなわたしの姿を初めて見たであろう先生は驚いてなにも言えなくなってました。
まあ、あとで怒られましたけどね。
* * *
友達出さない方がよかったな
つうか対八幡以外書かない方がいいよ
書けば書くだけいろはのキャラくだらなくなってくだけっていうか
ラブコメだけに絞った方がよくね?ぶっちゃけそれ以外の才能無いべ
前も誰か同じ様なこと言ってなかったか
つうか対八幡以外書かない方がいいよ
書けば書くだけいろはのキャラくだらなくなってくだけっていうか
ラブコメだけに絞った方がよくね?ぶっちゃけそれ以外の才能無いべ
前も誰か同じ様なこと言ってなかったか
>>389みたいなゴミは無視して好きに書いてくれ
というか普通に面白いからそのまま頑張って
というか普通に面白いからそのまま頑張って
「普通に面白い」って作者馬鹿にしてるつもりじゃなければやめてあげて
>>391
日本語理解できる?
日本語理解できる?
いや、普通に+褒め言葉はスラングだから、日本語としてはどうかと思うぞ
素直に「面白い」と言えばいいところを、「普通に」を付けることで「面白いけど、そこまで面白い訳ではない」、
「手放しで褒められる訳ではないけど、まあ面白いんじゃない」といった失礼なニュアンスが含意されてしまうからな。
悪意がないなら誤解を避けるためにも止めた方がいい表現。
「手放しで褒められる訳ではないけど、まあ面白いんじゃない」といった失礼なニュアンスが含意されてしまうからな。
悪意がないなら誤解を避けるためにも止めた方がいい表現。
ここで言う普通にってのはお世辞とか過大評価ではないって意味だろ
使い方はともかく、「普通に面白い」の意図と意味も汲めない奴らばっかなのか
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