私的良スレ書庫
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元スレいろは「わたし、葉山先輩のことが…」葉山「…俺は彼の代わりにはなれない」
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とりあえずコピペって言っておけば上に立ててると勘違いしがちなお年頃
これでも30代なのである
これでも30代なのである
分からない人にはどう説明しても分からんと思うんだけどwwwwww
というかアス…なんでもない
というかアス…なんでもない
元々はネトゲのネタ…だっけ
それはいいんだが知らない奴が見たらただのガチ煽りにしか見えないからやめたほうがいいと思うんだけどね
それはいいんだが知らない奴が見たらただのガチ煽りにしか見えないからやめたほうがいいと思うんだけどね
普通に面白いって褒め言葉としてそんなにおかしい感じはしないけどね
相手がプロとかそれについて勉強してる人とかだったら別だろうけど
相手がプロとかそれについて勉強してる人とかだったら別だろうけど
ヤーレンソーランソーランソーランソーランソーラン (ハイハイ)wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
にしん来たかと 鴎に問えば わたしゃ立つ鳥 波に聞け チョイwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ヤサ エーエンヤーサーノドッコイショ (ハードッコイショドッコイショ)
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沖の鴎に 潮どき問えば わたしゃ立つ鳥 波に聞け チョイwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ヤサ エーエンヤーサーノ ドッコイショ (ハードッコイショドッコイショ)
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男度胸なら 五尺のからだ どんと乗り出せ 波の上 チョイwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ヤサ エーエンヤーサーノ ドッコイショ (ハードッコイショドッコイショ)
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躍る銀鱗 鴎の唄に お浜大漁の 陽がのぼる チョイwwwwwwwwwwwwwwww
ヤサ エーエンヤーサーノ ドッコイショ (ハードッコイショドッコイショ)
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炬燵が最高に気持ちいいと感じるのは正月だろう。
2月でもまだまだ寒く、3月でも全然いける……が、なんての?気分的に?
イメージ的に正月といえば炬燵にみかんにおせち。あとお餅か。
そういった固定観念があるからこそ正月の炬燵の中は、なんとなく心地よい。
とはいえ、寒ければいつであっても心地よい……のだがいかんせん。だらけてしまう。
正月であれば、まあこういう期間だし、といって心置きなくだらけられるのだが、
それ以外のなんの変哲もない日にこう炬燵に潜り込んで、挙句寝てしまおうものなら
そのあとの倦怠感に苛やまされる。
しかしそれがわかっていつつもその魔力に逆らうことはできない。ふぇぇ…気持ちいいよぉ。
「なーに気持ち悪い顔してるのお兄ちゃん……ほんとにキモいよ?」
「小町、お兄ちゃんは今炬燵と戦っているんだ。こいつの魔力を抑え込まなければ小町が危ない。
主に眠気の魔法を使って勉強を邪魔してくる。あと割と傷ついた」
「……ほんとに大丈夫?なんか顔も赤いし、熱でもあるんじゃない?病院行く?」
その病院は普通に風邪的な意味でだよな?頭のとかじゃないよな?
「炬燵に潜ってたからそのせいだろ。俺の頭はいつも通りだ」
「たしかにそんな意味わかんないこと考えてるならいつも通りだね」
おいおい。それじゃまるで俺が年がら年中頭のおかしい人みたいじゃないか。
おかしいとしたらあれだ。俺じゃなくて世界が間違ってる。
「てっきりいろんな人からチョコでも貰って嬉し恥ずかしで顔真っ赤なのかと思ったんだけどなー」
「関係ない。まったくもって関係ない。かすりもしないまである」
「あ、やっぱり貰ったんだ!だれだれ?いくつ?小町も食べたい!」
しまった嵌められた。おのれ孔明!つーかお前も食うのかよいいけど。
てか勝手に俺のカバン漁るな。別に変なもの入ってないからいいけど!
「うっひゃー!4つもある!隅に置けませんな~このこの~」
頬をつつくな鬱陶しい。かわいい。
「そ・れ・で~これはどちら様から頂いたのですか~?」
「……まあ由比ヶ浜とかそこらへんだ」
「ふむふむ。あとは雪乃さんと、川…崎さん?とかー、いろはさん…だったり?あ!今赤くなった!
ひゃ~もしかして告白イベントとかあったのでございましょうか!」
「なってないし、なにもない。ただチョコもらっただけだ」
「……ふ~ん。まあいっか。お返しはどうするの?」
「当分先だし、今はいいだろ。あとあと考える」
「そっか。……よく考えてね」
「おう」
小町はうん、と一度頷くと炬燵から出ていき、
部屋の戸を開けたところでふとこちらに振り返る。
「なんかあったらいつでも小町のこと頼っていいからね!今の小町的にポイント高い!」
「おーおーありがとさん。寒いからはよ閉めろ」
「はーい」
バタンっと戸が閉まる。
そろそろ自分も部屋に戻ろうかと思っていたのだが今の冷気に当てられて出たくなくなってしまった。
もう少しだけここで温まるとしよう。はっ!炬燵…恐ろしい子……。
「……前のお兄ちゃんだったらお返しは本命にしか渡さない~…だとか言ってたんだろうなー」
閉められた戸の先では小町が一人誰に言うでもなくつぶやいていた。
――――
――――――
* * *
バレンタインデーも終わり、もう今月はなにもイベントが無くなったといえよう。
そもそもバレンタインというイベント自体気に食わない。
このただチョコを渡すという行為によりどこが得をするかなど言わずともわかる。
しかし得をする人がいる反面損する輩もいる。そう、男子学生だ。
彼らは今日もらえるかもードキドキなんて恥ずかしい勘違いをしてしまう。
あるいはチョコなんていらねー!と仲間と同調して慰め合うということもあろう。
別に興味ないし?みたいなスタンスのやつでも心のどこかでは期待してしまう。それが男子学生というものだ。
女の子が好きな男の子にチョコを渡す。また、義理チョコというやっかいなおまけがついてくることもある。
しかし、意中の相手がいなくとも、友チョコなどと称して仲良くお菓子を食べるといいうこともある。
そもそもバレンタインとは、尊敬、親愛のあるものへの感謝の気持ちであったはずなのだ。
それが我が国では女性の告白ツールとなってしまった。
つまるところこれは女子限定のイベントと言ってよいだろう。
普段勇気の出ない告白の後押しをしてくれる、と考えればなるほど、女性にとってうれしいイベントかもしれない。
だが、男性からしたらどうだろうか?
イベントとはたまにしかないから盛り上がれる。誰もが参加したくなる。
なのに好意を寄せられていなければそのイベントに参加する資格を与えられないとはどういうことか。
仮に男同士でチョコの交換でもしようものならホモのレッテルを貼られかねない。
一部にとっては嬉し恥ずかしドキドキイベントであっても、
大多数の人は自分に関係のないところで人が盛り上がっているのを眺めていることしかできない。
ならホワイトデーという男性向けのイベントがあるじゃないかって?
馬鹿め!あれはバレンタインでチョコという参加資格を貰わなければだれかに贈り物をすることなどできないのだ!
なにももらってない奴にお返しなど意味が解らないし、これまた友チョコの代わりになることをするでもない。
この2つは別物ではなく、セットイベントなのだ。
好意を受け取ったものが、好意を返すイベント。
つまりなにが言いたいかというと、意味深にお返しするなんていってしまった。どうしよう。
* * *
そもそもだ。そもそもなんて返そうとしていたのか考えよう。
いや、考えてなかったのかよ俺。しょうがないっすよ~なんか反射的に答えちゃったんですよ~。
まず、一色は俺のことが好きだと言った。それは本当だろうか?
百戦錬磨のぼっちともあろう俺がなぜそこを疑わなかったのか。
普段の俺ならば勘違いだと一蹴していた。相手にも、自分にも。
なのに何故、あいつが俺のことを本気で好きだという前提で考えているのか。
あいつのことだ。ふざけてたとか、賭けとかしていたなんてことが……いや、違う。
わかっている。だからこそわからない。
……また同じようなことを考えてんな。成長したようで肝心なところで後戻りしている。
俺は人を理解しているが、心を理解できていない。
期待しているわけではない。勘違いするつもりもない。
最初に俺が一色の仕事を手伝った理由。
それは彼女への負い目と、逃げ場が欲しかったから。
次に手を貸したのは、依頼があったから。ただそれだけの理由。
生徒会長にさせられたことで面倒事が起きていると考えれば憎まれても文句は言えない。
惚れる要素なんてないだろう。告白された時、勘違いだ、と否定することもできた。
いや、いつもの俺ならばしていたはずだ。
では、何故?……いや、答えは出てる。俺は―――
「ヒッキー?……ヒッキーってば!」
「うぉ!?……なんだどうした。お腹でも痛いのか?」
「え?別になんともないけど……じゃないし!ヒッキーが大丈夫か聞いてるんだけど!
……もう放課後だよ?部室いかないの?」
「え?」
まじか。……どんだけ長考してたんだ俺は。いや、あるいは時間を操rケプコン!ケプコン!
「あー、ちょっと寝不足でな」
「いつも寝てるイメージなんだけど……。とりあえず部室いこ!」
「おう。……由比ヶ浜、一つ聞いていいか?」
「ん?なにー?」
「人ってなんだろうな」
「重い!?なんか哲学的なこと話始めたし!?」
「いや、実際意味わかんなくね?俺以外の人間て実はプログラムされた行動をなぞってるだけなんじゃね?」
「こわ!ちゃんとあたしはあたしだし!」
由比ヶ浜は軽く引いた目でこちらを見るが、少し真面目な顔をして続ける。
「今度はなに悩んでるのかわかんないけどさ、たまには自分中心で考えてみるのもいいんじゃない?
相手がどうとかじゃなくてさ。あ、あと素直になるとか……」
「いや俺は基本自分中心だぞ。相手をいかに貶めるか考えてる」
「悪っ!言われてみればいつもそんな気がする……」
いつもとは心外だ。他人中心になるときだってある。小町とか戸塚とか。
だが、材木座を気にかけたりするのは無駄だ。よって奴には自分のために動いてもらおう。どわっはっはっは。
どうでもいいけどあの笑い方は悪意に満ちている気がする。ガキ大将的なレベルで。
他愛ない話を継続しつつ部室へ到着する。
戸を開けると来ることを予想していたかのようなタイミングで部長がお茶を注いでいる。
いや、まじで由比ヶ浜に対してなんかセンサー持ってそう……。
「やっはろー!わ~今日もおいしそだね~」
「こんにちは由比ヶ浜さん。あら、今日は引き笑いくんも一緒に来たのね」
「おいやめろ。なんにもしてないのに通報されたの思い出すだろうが」
「うわぁ…なんかリアル……。でも想像したら怖いかも」
「おい、俺は悪くないだろ。読んでた本が面白いのが悪い」
「その返し方からするに、自分の笑みが凶悪ということについては自覚しているのね……。
でもほんとに気をつけたほうがいいわ。私もあと一歩で通報していたところだったから」
「おまえ見てたのかよ……。あまり見ないでもらえるかしら」
「それは誰のマネかしら?」
しまった、ついうっかり本人の前でやっちゃったんだぜ。殺されるんだぜ。社会的に。
「……ゆきのんの笑顔が怖い。そ、それより二人って同じ本屋さんよく行くの?
なんか本屋さんでよく会うみたいだけど」
「大体家から近いとこに行くからな。そういやお前は近くに大きいとこなかったか?
なんでわざわざこっちの小さい店に来んだよ」
「別に、ただ人の多いところが苦手というだけで他意はないわ。
まるで私が別の目的のために来ているというような発言はやめてもらえるかしら勘違谷くん」
「的確にトラウマ掘り出すのやめてくれる?」
これも中学のころに一部で流行った……やめとこう。
おのれ…鬼畜ゆきのん、略してキチノンめ……。
キチノンってなんかラリッってそうだな。
「へ~。なんか用事合わせてるわけでもないのに会えるのっていいな~」
「いいものではないわよ。自分のプライベートタイムに誰とも知らぬ人に遭遇するなんて堪ったものではないわ」
「……んー?でもそしたら違うとこいけばよくない?ってっきり―――」
「違う。違うわ。別にこのお店にいけばまた会えるかもなんていう得体のしれぬ感情からきているわけでは決してなく、
ただ単純に私の行きつけのお店である場所に不純物が混ざった程度で私が場所を変えなくてはならないなんてことが許せないだけよ。
そもそも私は彼と知り合う前からそのお店に通っていたわけなのだからなにも問題はないわ。最近は寄ることが増えたのだけれど、
それも今探している書籍が入荷されていないか確認しにいっているのよ。確かにネットで注文すればいいという話なのだけれど、
現物を手に取って購入するか決めるのが流儀であるだけで、特定の誰かに会いたいがために通ってるわけではないわ」
由比ヶ浜の言葉を遮り、早口でまくしたてる。その勢いのせいか頬は紅潮している。
なんというか焦るとわかりやすい反応するのだがこちらがどう対応したらいいかわからなくなるのでやめていただきたい。
なんかこっちが恥ずかしくなっちゃうからさ!
触れる暇がなかったがどうやら俺は誰とも知れぬ人らしい
「ごご、ごめんねゆきのん!あたしが悪かったから一旦落ち着いて!」
「私は至って冷静よ。変な勘違いをしないように諭してあげただけで」
といってこちらに顔を向ける。おいおいなんて返せばいいんだ。
「あー、こんどその本探しに行くか?」
思わず話題そらし。いや逸らせてないな。てか何言ってんだ俺。
「え?……ええ、そうね。それも……んん。……変にストーカーされるのも煩わしいし、今度付き合いなさい」
あ、いいんだ。てっきり罵倒されるかと思っていたのだが。
しかしどうあっても自分が上に立たなきゃ満足しないんすね。負けず嫌いもここまでいくと病気だな。
「ごご、ごめんねゆきのん!あたしが悪かったから一旦落ち着いて!」
「私は至って冷静よ。変な勘違いをしないように諭してあげただけで」
といってこちらに顔を向ける。おいおいなんて返せばいいんだ。
「あー、こんどその本探しに行くか?」
思わず話題そらし。いや逸らせてないな。てか何言ってんだ俺。
「え?……ええ、そうね。それも……んん。……変にストーカーされるのも煩わしいし、今度付き合いなさい」
あ、いいんだ。てっきり罵倒されるかと思っていたのだが。
しかしどうあっても自分が上に立たなきゃ満足しないんすね。負けず嫌いもここまでいくと病気だな。
「ええ!ずるい、あたしも行きたい!」
「もちろん構わないわ。この男と二人きりなんて通報するしかないじゃない」
「なにするかわからないじゃなくて、すること前提かよ。てか呼んでおいて通報とかまじキチノン」
「なにか言ったかしらキチガ谷くん」
「よっしじゃあ決まりだね!いつ行く?」
「この後でもいいのだけれど、せっかくなのだし休日にお出かけといった形のほうがよさそうね」
「うんうんいいね!あ、じゃあさここのクレープ屋の――――」
いつのまにかガールズトークが始まり蚊帳の外へ。いやいつものことだけどさ。
……そういや、こいつが自分からどこかに遊びに行く計画するなんて珍しいな。
前なら一人でいいとか、めんどうだと言っていたが。……それは俺も同じか。
自分中心に、素直に。雪ノ下なりにこれに忠実になっているのかもしれない。
正直、こいつらと出かけるのが楽しみになっている自分がいる。
それを認められることが素直になるということなのだろうか。
ふと、一色いろはの姿が思い浮かぶ。まだ踏ん切りはついていないが、結論は出せると思う。
それにまだ猶予はある。それまでじっくり考えるとするか。もう少し楽観的にな。
「んじゃ俺帰るわ」
「あ、じゃああたしたちも帰る?」
「そうね、そろそろ暗くなるころだし、今日はここまでにしておきましょう」
「ゆきのん!鍵一緒に返しにいこうよ」
「別に一人でもいいのだけれど、……まあ、あたながそれでいいのなら」
えへへーとかいっちゃって雪ノ下に抱き着く。もーあんま百合百合しないでいただけますー?
「そんじゃあな」
「ばいばいヒッキー!」
「比企谷くん、また明日」
由比ヶ浜はぶんぶんと、雪ノ下は小さく手を振っている。その返事として一応手をあげておく。
駐輪場に寄る前に、あま~いコーヒーでも飲もうかと思ったのだが、今の状態で飲んだらやばそうなのでやめておいた。
気が付くと自分の変わっている一面をみて驚くことがある。俺の考えはかわらない、こうはならない。
と思いつつも、変わってしまっている。そもそも変わらないなんてことはない。
俺がこんなふうに斜め下な考え方する前は純粋な時期だって、期待していたことだってあった。
大本は変わらなくとも、細かい部分では変化し続ける。
とりあえず今は……次の休日が楽しみだな――――
***
乙です
長く間がありましたが、続きが気になっていたので良かったです。
次回も楽しみにしています。
長く間がありましたが、続きが気になっていたので良かったです。
次回も楽しみにしています。
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