元スレ京太郎「黄金に輝く時代を、もう一度」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
401 = 376 :
シロ
402 = 392 :
シロ
404 = 393 :
シロ
405 = 9 :
白望「あ」
京太郎「.........」
この前のだらけ美人がまたベンチに座っていた。
白望「この前の冷たい男......」
京太郎「............」
この前スルーしていった俺のことを覚えていたらしい。
嫌なことは忘れないタイプなのかもしれない。
好感度判定
00~30 失敗
31~70 成功
71~99 大成功
ゾロ目 完璧
407 = 393 :
おう
408 = 9 :
京太郎「いや、見知らぬ男にいきなりおぶっては無いでしょうよ」
白望「それでも黙って去っていくのも無い......」
京太郎「まぁそれは悪いとは思いましたが......」
白望「いくら私がただただダルいからおぶってと言ったとしても...」
京太郎「あれ、不正解かと思ったら正解の行動だったような気がしてきたぞ」
小瀬川白望の好感度変動なし
409 = 9 :
京太郎「...それで?またダルいからおぶってと言うんですかあなたは」
白望「ダルいのは事実だけど、もうおぶってとは言わない」
京太郎「あ、ダルいのは事実なんだ」
白望「結局友達におぶってもらったけど、帰った時にはすごい汗の量だったし」
自分が重いから、とそう言いたいのか。
多分その友達が非力だっただけなんじゃないかなぁ。
重そうには見えないし。
白望「というわけで、君に用があった訳じゃない。それじゃ...」
言いながらも立ち上がろうとはしない。
京太郎「.........」
好感度判定
00~30 失敗
31~70 成功
71~99 大成功
ゾロ目 完璧
410 = 380 :
はい
411 = 9 :
京太郎「......そうですか。それじゃ」
白望「ん」
俺はだらけさん(仮名)と別れた。
小瀬川白望の好感度変動無し
412 = 393 :
どうしてシロだけ...
413 = 9 :
早いですけど、今日はここまでにします。
うーん。シロはギャルゲの神に愛されてないのだろうか。
ちょっと失敗の範囲が広いようなら狭めますが、どうしましょう?
小ネタは次回までに!次回までに!
414 = 376 :
シロ…
415 = 9 :
それともう一つ。
現在キャラ毎の能力名を決めている所なんですが、難航してます。
女子キャラの能力に対する良い名前があれば、書き込んでいってください。
416 :
他の宮守部員と仲良くなって紹介してもらったほうが早かったりして
417 :
ゾロ目ボーナスはありにしてほしい
418 = 9 :
一応ゾロ目で完璧と出れば、好感度が一気に20上がるようにはしてます。
419 :
だいたいの京太郎SSならシロは色々と安定なんだが、珍しいな
420 = 9 :
それと、どうしましょう?このままだと連絡の存在意味が無いので、連絡先手に入れたキャラは散策で出会わないように縛りをかけようかと思うんですが
423 :
乙
連絡先有のキャラはそれでいいんじゃない
キャラの偏りも防ぎたいし
424 :
木、金は休みが出来たので、二日連続で更新したいと思います。
時間は大体午後八時くらいで。
425 :
了解です
426 :
把握
427 = 23 :
すいません、ちょっと予定より遅めになりそうです
428 = 23 :
では、始めます。
まず小ネタから。
429 = 23 :
ホテルには専用の医務室があるらしい。
病院が近くに無いわけではないが、ホテル内にあるならば好都合。
若干深めの切り傷を腕に作ってしまったので、包帯でも巻いてもらおうかと訪れると。
憩「どうもーぁ、どうなさいました?」
白衣の天使がいた。
というか荒川憩さんだった。
京太郎「あれ?荒川さん?」
憩「あぁ、うちを知っとるんですかーぁ?うちも有名になったもんやなーぁ」
彼女はにっこりと微笑む。
他に人はいないようだった
430 = 23 :
京太郎「成程、木口杯が終わるまではここでバイトすることになったと」
憩「あくまで大会優先やけどなーぁ」
袖を捲って怪我したところに包帯を巻いてもらう。
現在先生はいないそうで、事実上部屋の中に男女が二人きり、となっている。
すぐそこにベッドがあるというおまけつきだ。
だからって襲ったりしないけど。
憩「君もこのホテルに泊まっとるようやし、やっぱ木口杯なんか?」
京太郎「ええ。出るからには、やっぱり全勝目指しませんとね」
憩「ふぅーん?」
ちょっとイタズラっぽい笑みを浮かべてくる荒川さん。
憩「そう簡単にとれるとは思えんけどなーぁ」
京太郎「まぁ簡単にはとれないでしょうけど、麻雀に絶対なんて存在しませんから」
憩「そうやなーぁ。うちもあの宮永照に勝てへんかったけど、次も勝てんとは限らんし」
京太郎「となると、リベンジですか。今大会で」
憩「上手く当たるとええんやけどなーぁ」
きゅっ、と巻き終わる包帯。
少し締める力が強めに感じたのは、それだけ再戦に燃えてるという事だろう。
431 = 23 :
憩「正直、ビビっとるのはちょっとあるんやけどなーぁ」
京太郎「えー。あの照さんにですか?」
憩「あれは人じゃない、って真面目に思ったんは、あれと打ったからやしな」
京太郎「人じゃないって、大袈裟な.........」
麻雀での照さんを良く知ってるわけじゃないけど、それ以外だと普通にポンコツだし。
ポンコツ具合においては咲とどっこいどっこいだし。
迷子の二人を俺が一番最初に見つけた回数なんて数知れないし。
憩「っちゅーか、須賀君って宮永照と知り合いなん?」
京太郎「ん。まぁちょっと昔からの縁で」
憩「幼馴染みいうやつなんかーぁ。なんか素敵やなーぁ」
京太郎「そんな憧れられるような関係じゃないですよ。昔からの愛称とかなかなか変えてくれないし」
京ちゃんとか。
京太郎「そのくせ照さんが麻雀強いとか全然知らなかったし」
憩「そうなんかーぁ」
京太郎「ま、対局するからには勝つ気でいきますけどね」
憩「その意気やなーぁ」
またぱっ、と花開くように微笑む荒川さん。
憩「それなら、うちらは打倒宮永照同盟ってことやなーぁ。同士として情報交換がてら、お話でもしますーぅ?」
京太郎「公式的に募ったら何人集まるでしょうねそれ.........?」
お話は次の患者が来るまでということにしたけど、今日の患者は俺で最後だったようで、結局荒川さんの勤務時間終了まで話し込んだ。
勝ちたい理由が、一つ増えた一日だった。
432 = 23 :
小ネタ。荒川憩と遭遇して宮永照打倒で意気統合でした。
では、本編に入ります。
433 = 23 :
九月四日 昼
京太郎「あ~.........眠い」
京太郎「雑用してる時に身についた習慣とはいえ、なんでこう早起きしちゃうかな俺」
京太郎「さて、今日はどうするか」
↓2
1.街を散策
2.麻雀の勉強
3.相手の研究
4.連絡
なお、今回から散策では連絡先を持っているキャラは選択できません。
434 :
踏み台
436 = 23 :
京太郎「また街に繰り出すとするか」
出会うキャラは?
↓3
437 = 434 :
シロ
438 :
愛宕ネキ
439 :
豊音
440 = 23 :
映画館の前を通ると人だかりが出来ていた。
何だろうあれ?
映画館からはみ出す程並んでるって感じじゃないし。
どっちかっつーと何かを囲んでるっつーか。
京太郎「アイドルでも現れたのか?」
ちょっと一目お目に掛かろうと人だかりの中心へ。
ぎゅうぎゅう詰めにされながらなんとか押し出すと、全身真っ黒けの長身女性がいた。
豊音「わ、わ、あのあの!私そういうのとはちょっと違うんですけどー.........」
男A「ねぇねぇ君モデルさんでしょ?どこの事務所の人?」
男B「髪キレーだよねー。目線もらって良い?」
男C「名前なんて言うの?」
豊音「で、ですから~...」
441 = 23 :
ふむ。
見た目こそモデルさんと見違うばかりの美貌を備えているが、雰囲気からしてどうやらただの一般人のようだ。
どこか場慣れしてない所があるし、こういうのをかわす手段も心得てないみたいだし。
ここは助け船を出すべきだろうか?
好感度判定 直下
00~30 失敗
31~70 成功
71~99 大成功
ゾロ目 完璧
443 = 434 :
シロの時はなぜ本気を出さない……(涙目)
444 = 23 :
81 大成功
京太郎「はいはい、ちょっといいですかー」
少々強引に黒美人さん(仮名)の前に出る。
近くで見ると相当身長高いなこの人。
俺前の身体測定で180強出た筈なんだが、それよか頭一つ抜き出てる。
いやマジで。
豊音「え、あれ?どちらさ.........」
京太郎(すいません、ちょっとの間で良いんで口裏合わせてもらえます?)
豊音(え、は、はい...?)
もうボロが出そうだったので小声で会話。
マジでこういう時どうしたらいいのか分かってないらしい。
年上のようだけど、保護者呼びたくなってきた。
445 = 23 :
京太郎「いやーすいませんね。写真とか撮りたくなる気持ちは分かりますけど、ちょっと時間急いでますんで」
男A「あ、ああ......すまないね。でも君、彼女とは一体どういう......」
あっさり引き下がってくれるなら有り難かったが、そうもいかないようだ。
やれやれ。この手はあんまり使いたくないんだが。
京太郎「やだなぁ。見て気づきません?」
黒美人さんの手を取って、満開の笑顔を浮かべてやる。
ご丁寧に恋人繋ぎで。
京太郎「彼氏彼女の関係ってやつですよ」
聞いてた群衆がおよそ全員固まった。
黒美人さんも固まっていた。
うわ、すげぇ。人間ってこんなに顔真っ赤に出来るんだね。
京太郎「じゃ、急ぎますんで」
俺は群衆を掻き分け、黒美人さんをほとんど引き摺るようにして映画館に入っていった。
姉帯豊音の好感度10上昇。
446 = 23 :
さて、まず何から始めようか。
京太郎「すいませんでした」
群衆から遠ざかり映画館に入って選択した答えは、謝ることだった。
直立から120度の角度。
記憶してる内で最も礼儀正しい謝罪体勢である。
豊音「い、いやそんな。謝れるようなことは何もないよー」
京太郎「いやいや。ああするしかなかったとはいえ、いきなり現れてあんな事言い出したのはちょっと出過ぎた真似でした」
固まった状態から復帰したらしき黒美人さん。
おろおろした様子で困っているようだった。
447 = 23 :
とはいえ彼女は否が応にも目立つ容姿なので、こういうことも群衆の記憶には残りやすいものだ。
ああいう状況下でああいう発言をしてしまえば、変な噂が立つかもしれない。
という理由で謝罪してると言ったら、彼女はおろおろを解かないまま言う。
豊音「その心配は無用だよー。私、木口杯に出よーってことでこっちに来てるだけで、地元は遠い所だから」
京太郎「木口杯って、あなたもですか?」
豊音「え?もってことは、君も?」
京太郎「ええ、まぁ一応」
豊音「わー!ちょー感激だよー!こんな所で同じ大会に出る人と会うなんて!」
なんか興奮してる黒美人さん。
おろおろは終わりのようだ。
豊音「あ、私姉帯豊音って言うんだー。君は?」
京太郎「あ、須賀京太郎です」
豊音「大会ではよろしくねー」
えへへ、と微笑む黒美人さん改め姉帯さん。
笑うと滅茶苦茶可愛いなこの人。
大会では敵同士なんだけど。
好感度判定 直下
00~30 失敗
31~70 成功
71~99 大成功
ゾロ目 完璧
448 = 442 :
わ
449 = 23 :
39 成功
京太郎「ええ、よろしくお願いします」
豊音「うん!」
姉帯さんと握手を交わす。
今更だけど、女性を見上げるって新鮮だわ。
姉帯豊音の好感度が5上昇。
450 = 23 :
京太郎「そういや、あんな所で何をしてたんですか?」
豊音「あ。あれは道を歩いたら他の人達が......」
京太郎「惜しい。その一個前の出来事なんですよねぇ」
聞きたいのは何であんな所歩いてたのかだ。
豊音「あ!そーだった!私見たい映画があったんだった!」
京太郎「見たい映画、ですか...?」
好感度判定 直下
00~30 失敗
31~70 成功
71~99 大成功
ゾロ目 完璧
みんなの評価 : ★★★×4
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