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    元スレ京太郎「黄金に輝く時代を、もう一度」

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    みんなの評価 : ★★★×4
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    152 :

    無粋なのは承知してるけど、南一局はこの牌姿だと1sは絶対に出ないんだぜ
    普通なら配牌でホンイツと三色とチャンタと万子のイッツーとチートイを見るしね

    六順目の形は、23ww1134699s35p東東東 になるのが自然
    打つなら6sか5p、オリるなら東
    展開上仕方ないんだけど、なんだかなあってモヤモヤしますた

    153 :

    >>152
    勉強になります。
    いや、素人なりに闘牌描写頑張ってみたんですけど、たかが知れましたね...。
    言い訳すると、345の三色を目指して1sを捨てるかと思ったんです...

    154 :

    おつ
    正直京太郎が勝つのは不可能なシステム
    たぶん京太郎と打ったら生運が無くなる貧乏神能力じゃないだろうか?
    その後の対局も負けてるし、カツ丼はもう終ってるなww

    156 = 152 :

    >>153
    あ、きっとそれも合ってるよ?
    俺デジタル派なんで、実践ではチャンタもイッツーも狙わず第一打八万切り確定
    リーのみ、リンシャン、ハイテイ、チャンカン、先先ヅケ狙いで鳴きまくって赤5の500円オール目指すしww

    159 = 146 :

    萬子をwwで表してるのがすごくもにゅるぜ

    一①1か、mpsでしょ

    160 = 152 :

    この牌姿で三色狙うなら345じゃなくて123だと思う
    けど、345だろうと123だろうとこれで三色作れる奴は勝ち組
    俺なら歯を食いしばってハイテイ赤1(形テン)目指すよ
    (おまいらが次に言う言葉は、”いいかげんSSLはタヒれ”だ)

    161 :

    そんな声を荒げなくても…

    最初に座った席順?、で各自の能力固定とかそんな感じかな?
    東南西北のあれかと思ったけど、違うかな?

    162 :

    任意の相手の全盛期の力が使えるとか?

    163 :

    「相手の能力と自分の能力を入れ替える」とかじゃないかなと思うけど。

    164 :

    残念ながら正解者はいないようですので、小ネタ安価は無しです。難しすぎましたかね?
    それでは、答え合わせの能力紹介編でーす。

    165 = 23 :

    須賀京一郎(旧名:神ノ木京一郎)は、現役を引退する前も後も、変わらずに世界最強の雀士である。

    が、それは勝つべき時に勝ち続けたからであって、一度も負けたことがないとは意味しない。

    勝つべき時、つまり公式戦やそうでなくとも本気で戦うと決めた対局での戦績は全てトップで終えているが、それ以外での対局では実はラスを引くことが多い。

    理由は二つ。

    一つは、須賀京一郎が生来から持っている運は、実のところ息子の須賀京太郎と大差が無い凡夫の域であること。

    もう一つは、彼自身の能力に起因する。

    166 = 23 :

    彼の能力名は[倍付けの領収書(ダブルカウンター)]。系統は特質系に属する。

    対局者に和了られることによって失点した時、その失点した点数が彼の領収書(実在する領収書ではなく、あくまでイメージとして)に刻まれ、失点する度にその失点した点数が金額に加算されていく。なお、加算された金額は対局を終えても消えることは無く、持ち越すことが出来る。

    その金額を使いたい分だけ帳消しにすることで、その倍の点数分の役を能力発動時に和了ることが出来るのだ。

    勿論弱点はある。

    能力を発動しないまま和了ってしまった場合、その点数が領収書の金額からそのまま差し引かれることになることが一つ。

    二つ目に、能力発動時に帳消しにした点数が領収書に刻まれた金額を超えた場合、能力は不発に終わり、超えた点数分の四倍の点数をその局で失点することになる。

    そして三つ目に、対局中に一度でも能力を発動(加算や差し引きは常に行われるが、能力を発動したとは判定されない)した場合、その対局をトップで終えることが出来なければ、その瞬間から三ヶ月間、彼は牌に触れることが出来なくなる。

    167 = 23 :

    つまり、彼はプライベートで打つ麻雀で失点することで領収書に金額を加算し、公式戦などでその金額を使って勝利し続けているのだ。

    彼に現在刻まれている領収書の金額は、しめて284万7500。

    こつこつと貯めてきた成果である。

    なお、この能力は絶対性が高い。

    彼も試したことのない仮定の話になるが、白水哩と鶴田姫子のコンビ能力[リザベーション]とダブルカウンターを同じタイミングで発動した場合、ダブルカウンターが優先され、彼が和了ることになる。これは、彼が背負っているリスクが、二人の発動条件の厳しさや失敗した時のリスクとは比べ物にならない程重く、それに比例して能力が昇華されているからだ。

    そして、彼はこれまでの対局でダブルカウンター発動による和了りを破られたことが一度として無い。

    そう。

    たった今、息子・須賀京太郎の能力によって破られるまでは。

    168 = 23 :

    京一郎「いや、破られたと表現するには少し違うような気もするが......」

    京太郎「?どうしたんだ親父」

    京一郎「なに、お前の能力がちゃんと発現されて嬉しい限りと言ったまでだ」

    京太郎「なんか誤魔化された気がする.........」

    まぁ言ってはいないからな、と心の中だけで呟く。

    とはいえ、そう思った事自体は嘘ではない。なんであれ、子供の成長を無条件に喜べる父親なのだ。

    そしてちょっと寂しくなるのも、親が故だ。

    家族二人麻雀。オーラス。

    その局で、京太郎が和了っていた。

    戦績自体は京一郎の圧勝だから彼の能力によって三ヶ月間牌が触れなくなる事はないが、しかしダブルカウンターが破られたことは事実だ。

    いや、だから破られたのとはまた違うのだが、ともかく。

    京一郎が1000点分の金額を帳消しにして、和了る筈だった2000点分の役。

    それをきっちりそのまま、京太郎が和了っていたのである。


    京一郎『特質系だな、お前は。俺と同じく』


    一週間前、京太郎は京一郎の編み出した系統判別法によって特質系だと知った。

    系統判別法に関しては、またの機会に話す。

    そうして一週間の間に、京太郎はある能力を生み出した。

    能力名は、[贈り物交換(トレーダー)]。

    親に似て理不尽な能力である。

    169 = 23 :

    シュレティンガーの猫箱、というものをご存じだろうか?

    例えばここに、一つ閉じられた箱があったとする。

    中身を知る者は、「ここに猫が入っています。生きているか死んでいるか、さあどちらでしょう?」と聞いてくるが、聞かれた側は箱の中身を開けるまでは生きているか死んでいるのかは分からないのだ。

    生きているか死んでいるか、の他にも様々な可能性が存在する。

    中身の猫はどんな色なのか。

    どれくらいの大きさなのか。

    何匹入っているのか。

    猫が入っているというのは本当なのか。

    そもそも箱の中に何か入っているのか。

    答えは『分からない』。

    箱の中身を知る、つまり観測するまではその人にとっては様々な可能性が存在し、箱の中身は如何様にも変わり得るのだ。

    京太郎の能力は、この理論に基づいたものである。

    170 = 23 :

    麻雀では、卓上でどのような能力が発動しようとも、それをいつ発動しようとも、それを見越した上で配牌とツモ牌は決定されている。

    この配牌とツモ牌を猫箱の中身とすると、京太郎はこの猫箱を卓上で自由に交換することが出来るのだ。

    自分と相手の猫箱を交換、更には相手と相手の猫箱を交換することも可能。

    『本来の』相手の配牌とツモ牌を、自分や相手の物にして、その自分や相手の『本来の』配牌とツモ牌を、相手の物とするのだ。

    勝負運の式に基づいて言うならば、この式そのものを丸ごと交換するである。

    これにも弱点はある。

    第一に、配牌とツモ牌は両方まとめてでしか交換出来ないこと。

    第二に、配牌を見る前でしか交換は出来ないこと。なお、誰かが配牌を見てしまったとしても、交換対象に出来なくなるだけでその他の人と交換が出来なくなる訳ではない。

    第三に、京太郎本人でさえ、猫箱の中身を事前に知る術はないこと。しかし、だからこそやりがいがあると京太郎は考える。

    第四に、本人以外の猫箱を連続して持つ、持たせることは出来ないこと。

    第五に、あくまで交換する運命は配牌とツモ牌だけであって、和了りなど他の運命まで同じになるとは限らないこと。

    第六に、自分の猫箱を持つ対局者によって自分が失点、それを一対局中に四回繰り返してしまった場合、京太郎は三十日間、同卓してる中で最も勝負運の低い者の猫箱を持ち続ける事になる。そして、この三十日間の内に一日でも麻雀をしなかった場合、この能力は二度と使えなくなる。


    京太郎はこのトレーダーを使い、藤田靖子を倒した。

    171 = 23 :

    南一局。

    藤田の「飽きてきたからさっさと終わらせたい」という雰囲気を感じ取り、次の局で高い手が入ると予想。

    藤田と久保、そして藤田と優希の猫箱を交換。

    その結果、思った通りに久保に優希の点数をギリギリまで削る跳満手が入り、藤田が振り込んだ。ここで自分の能力が上手く作用した事を京太郎は知る。

    南二局では、京太郎と藤田の猫箱を交換。

    差を詰めておきたい藤田の手を京太郎が持つことで、和了りには至らなかったが一位の久保との差を詰める。

    南三局では、あえて何もしないことで、藤田の点数を一位の久保をまくれるように差を詰めさせる。

    この時点で京太郎と久保の点数差は緊迫しているため、相当高い手かツモによってでしかまくれないような状況となる。

    これで仕上げの準備は完了。

    後はもう一度藤田と京太郎の猫箱を交換して、藤田には自分の進まない手を、自分にはツモで本来藤田が久保と自分をまとめてまくれる手が入り。

    結果、京太郎トップで終局。

    172 = 23 :

    藤田のまくりが強化系に属するものだというのは、事前に察していた。

    特質系における絶対性は、他のどの系統の影響があろうとも揺るがないものであるのは、京一郎から聞いている。

    では、絶対の特質系同士ではどちらが優先されるか?

    これは先にも述べた通り、どれだけのリスクを背負い、能力が昇華されているかによって決まる。

    そして、京太郎のトレーダーの絶対性は、京一郎のダブルカウンターを上回ることが先の実験で証明された。


    京太郎は確信する。

    自分と相手との力の差が大きいほど真価を発揮するこの能力こそが、自分に最も適した能力だと確信する。

    自分に生来の運が無いからこそ勝てる力が、この能力にはある。

    173 = 23 :

    京一郎「まぁ。弱点を突くことが不可能ではないがな」

    で、と言う京一郎。

    京一郎「ハガキはもう送ったんだろ?」

    京太郎「ん」

    京一郎「じゃ、東京に行ってくるんだな?」

    京太郎「滞在自体は大会の一ヶ月前からOKみたいだから、観光がてら明日にでも行こうと思ってる」

    京一郎「よし、じゃあ行ってこい」

    そして、と繋ぐ。


    京一郎「才能如きで麻雀が決まると思ったら大間違いだってのを、証明してやれ」

    京太郎「合点」

    174 = 23 :

    それでは、次回から舞台を東京に移ります。

    大会のリーグ戦は一人八回で、一週間に一回試合があります。

    この時点での月日が九月一日なので、十月一日から大会開始となります。

    大会開始と同時に、指定で対戦相手の選定を行います。ただし、指定出来るキャラは咲の女子キャラのみとなります。その他は自分が選びますので、ご注意ください。三人中何人が指定となるかは、自分の裁量次第となります。

    大会開始から一週間後に京太郎の試合があります。一試合が終わる毎に次の対戦相手が決まり、その一週間後に試合となります。

    試合前や大会前の一ヶ月は自由に過ごしましょう。

    175 = 23 :

    では、過ごし方について説明します。

    一日毎に朝、昼、夕、夜、深夜の五フェイズあります。

    そのフェイズ毎に京太郎の行動を安価で決定します。

    行動安価は、次の通りです。

    ・街を散策する
    東京の街を徘徊します。
    安価を飛ばしてから、直下から↓5までで一番コンマが大きいレスが指定したキャラと遭遇します。

    ・麻雀の勉強をする。
    麻雀の勉強をして、技術を高めます。
    どれだけ高まるかは、コンマ次第です。

    ・相手を研究する。
    対戦相手の研究をします。
    対戦相手の過去の試合を見て、そこから安価で相手の能力の謎を解明します。解明度を100%にするには、最低でも三フェイズ分必要です。なお、この解明度は京太郎視点からによって決まります。解明度を100%にして、相手の能力の全容を知ることが出来ます。また、対戦相手と決まっていなくとも、研究は出来ます。

    ・連絡をする。
    連絡先を知っているキャラと連絡をとります。
    共に予定を立てるなどして、好感度を上げましょう。

    ・休む
    体を休めます。
    基本深夜フェイズで行いますが、他の選択肢を選んでも構いません。ただし、選ばなかった場合、その数だけ試合当日の技術値に-1が掛けられます。この-は、深夜フェイズ以外で休むを選択することによって1ずつ消えていきます。-10に達すると、能力が使えなくなります。

    176 = 23 :

    女子キャラの好感度について。

    散策することによって遭遇し、好感度が一定に達すると連絡先を交換できます。その後連絡をするなどして、好感度を上げましょう。

    なお、女子キャラの会話は安価によって行動や台詞を決定します。自由安価もありですが、展開その他から見てこれはないと思った安価はとりませんのでご注意を。

    この好感度が一定に達すると、能力について話すことが出来ます。この話を女子キャラが信じた場合、京太郎と共に能力開発することが出来ます。信じる、信じないは好感度やキャラ次第になります。

    京太郎が能力開発した女子キャラは、その女子キャラがリーグ戦で一勝する毎に好感度が上がります。

    大会が終わるとエンディングとなりますが、女子キャラの好感度や制覇状況によってエンディングは変わります。

    なお、イベントを起こすための好感度はキャラによって違います。注意してください。

    177 = 23 :

    というわけで正解は、卓上の運命を入れ替えるでした。勝負運を入れ替えるでも可。
    たまにこうやってクイズを出したり、気分次第で小ネタ安価します。

    では、今日はここまでで。
    大変なのはこっからです、はい。
    次回からは安価で京太郎に行動させますので、そのつもりで。

    180 :

    この能力だと麻雀の練習はしない方がいいな
    努力すればするほど不利になるってのは新しい

    181 :

    京太郎と同等の勝負運を持つ相手だと能力使うより技術上げた方が危険は少ないってのはありますけどね。

    7,8時頃更新したい所存

    182 = 179 :

    把握

    183 :

    了解

    184 :

    京太郎の能力面白いなー

    185 = 23 :

    では、本編開始でーす。

    186 = 23 :

    東京には意外に早く着いた。

    指定されたホテルは大会の会場の最寄りのもので、高い階に上ればすぐそこに見える程だ。

    とはいえ流石東京。人だかりが長野とは大違いだ。

    咲じゃあるまいし、迷うことは無く地図の通りに進むことは出来たが、ホテルに辿り着くのは思ったよりかかってしまった。

    ホテルにチェックイン。

    京太郎「すいません。木口杯麻雀リーグ大会に参加する須賀京太郎という者なんですが...」

    従業員「はい。須賀京太郎様ですね。少々お待ちください」

    身分証明書(学生証)を渡すと、従業員の人はパソコンでデータ検索をし始めた。

    参加者かどうかを確認しているのだろう。

    従業員「......はい、確認しました。それでは、部屋番号1406の御部屋をご利用ください」

    京太郎「ありがとうございます」

    鍵を受け取る。

    参加者全員分の個室を用意してくれてるとは、ホンットに太っ腹だよ。

    187 = 23 :

    個室に荷物を置いて、一息。

    京太郎「さて、どうしようか...」

    九月一日 昼

    1.街を散策
    2.麻雀の勉強
    3.相手の研究
    4.連絡
    5.休む

    ↓1から↓5まで一番コンマが高い人

    190 = 23 :

    間違えた。ここから↓3で

    194 = 23 :

    京太郎「散歩でもするか」

    三ヶ月近くはここで過ごすことになるんだから、何がどこにあるのかとかは把握しておきたい。

    金はたんまり持ってきてあるし、それなりには豪遊できるしな。

    京太郎「とりあえず会場周辺でもぶらつくとするか」


    出会うキャラは?
    (今度こそ)↓1から↓5まで一番高いコンマの人

    196 :

    197 :

    198 = 191 :

    199 :

    200 = 23 :

    91 淡


    「ふはははははー!ここが私の独壇場となる場所か!この高校百年生、大星淡ちゃんには相応しいね!」

    京太郎「...............」

    あ、こいつアホの子だな。

    長い金髪を靡かせたそいつの後ろ姿を見て最初に思ったことがそれだった。

    会場前の入り口に来てみればこんなレアな生物に出逢うとは、流石というかなんというか。

    それよかあいつの制服、どっかで見たような...?

    「.........ん?」

    アホの子が振り向いた。

    目が合う。

    「......金髪だ!」

    京太郎「.........どうも」

    まぁ。

    やけに可愛らしい顔をしてるとは思ったよ。

    アホの子という評価は変わらないけど。


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