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    元スレ京太郎「原村部長は仏頂面」和「はいはい」

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    みんなの評価 : ★★★×5
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    151 = 1 :


    京太郎「よーし今日の練習ここまで!」パンパン

    「各々後片付けをして解散です。お疲れ様でした」


    ワイワイガヤガヤ


    優希「帰ろうぜーのどちゃん」

    「ああ、ごめんなさいゆーき。私はちょっと残ってやることがあるので」

    優希「なーんだ。じゃあさっちゃん、帰ろ」

    京太郎「ナチュラルに俺をスルーしやがったなてめえ」

    「どうせ京ちゃんも残るんでしょ、副部長さん?」

    京太郎「まあそうなんだけどな」

    152 = 1 :



    バイバーイ オツカレサマデシター


    優希「どっか寄ってく?」

    「いやぁ、もう疲れちゃったよ」

    優希「あっはっは、さっちゃんとガチンコで打つのも久々だったしなー」

    「今日はとことんやられたね……はぁ」

    「後輩たちの前だよ? あそこまでいじめてくれなくたっていいのにー」ブスー

    優希「なんのなんの。通算じゃあまだそっちの圧倒的勝ち越しだろ?」

    153 = 1 :


    「ま、そうかもね。一年の頃の貯金があるもん」

    優希「おっほ、言うねぇ」

    「事実を言っただけですー」

    優希「そりゃそうだ」

    「……追い付かせないよ」

    優希「……」

    「この貯金がなくなる時っていうのはつまり、私が完全に優希ちゃんに追い抜かれた時だもん」

    「だから、そう簡単には追い付かせてあげない」ニコ

    優希「……ホント言うようになったな」ニヤ

    優希「それでこそ、私のライバル宮永咲だ」

    154 = 1 :


    「っていうか優希ちゃん強くなりすぎだよ……私自信なくしそうなんだけど」

    優希「あはははっ。お互いに一年の頃から化物と当たりまくってきたけどさ」

    優希「私の相手は常に圧倒的格上で、しかも本物のエースばっかだったからな」

    優希「風越の福路先輩、永水の神代先輩、臨海の辻垣内先輩」

    優希「極めつけが王者、宮永照先輩ときたもんだ」

    優希「そりゃあ強くなんない方がおかしいって」ケラケラ

    155 = 1 :


    「強く、かぁ」

    「優希ちゃんの強さは、苦しいところから立ち上がる強さだよね」

    「私じゃあきっと……耐えられなかったと思う」

    優希「単に私は負けず嫌いなだけだじぇ」

    優希「いや? この場合実際に負けまくってるんだから、負けず嫌いってのは変かな、あはは」

    「……負けられないと思ったことは何度もあった。勝たなきゃいけない勝負だって何度もあった」

    「だけど……『負けたくない』って気持ちを初めて私にくれたのは、優希ちゃんだったよ」

    優希「ふふ。そいつは光栄だね」

    156 = 1 :


    優希「まあ今日は私がボロ勝ちしたんだけどな!!」

    「ううっ、思い出させないでよぉ。実はガチへこみ中なんだから」ガックリ

    優希「やーいへこめへこめー」

    「ぐぬぬ。明日こそは倍にして返してあげるんだからね!」

    優希「ほう言ったな」

    「言いましたともっ」

    優希「じゃあちょうどそこにマックがあるから、勝ち負けを担保し合おうじゃあないか」

    「えっ」

    157 = 1 :


    優希「その日勝った方が帰りに奢るってことでー」

    「あっ……」

    優希「やっほーい! 今日はさっちゃんの奢りだーい!!」ダッ

    「うわああああちょっと待ってゆーきちゃん! 今月ピンチなの!」

    「ブルーレイBOXとラノベの新刊と合宿費積立のトリプルパンチでー!!」

    優希「だったら明日から勝ち続けるこったじぇー! すいませんチキンクリスプ5つください」

    「ううううう……もうっ! 優希ちゃんには絶対負けないんだからねー!」


    カン!

    158 = 1 :


    〈部長と副部長〉


    京太郎「おい和、見ろよこの牌譜」

    「はい?」

    京太郎「今日優希が全勝してるぞ」

    「全トップですか? すごいですね」

    京太郎「出来にムラがある奴ら同士とはいえ、マジすげーな」

    京太郎「あの咲が相手だぞ? 今日本で一番強い女子高生なんだぞ?」

    159 = 1 :


    「確かに優希は調子にムラがあるタイプです」

    「ただ、調子が悪いなら悪いなりに対局をまとめる術を覚えましたからね」

    京太郎「間違いなく技術面での成長だな。引き出しが増えてんだ」

    「その上絶好調時のパフォーマンスは上がり続ける一方。我が親友ながら恐ろしい雀士です」

    京太郎「むしろ咲が心配だな……あいつメンタル弱いし」

    京太郎「でもよ、なにか外的要因があって調子が悪いってわけでもなさそうなんだ」

    京太郎「なんつーか、単純にスランプなのかねぇ」

    160 = 1 :


    「……竹井先輩の『宮永咲評』を聞いたことがありますか?」

    京太郎「んー、ない」

    「曰く、彼女の麻雀は高校一年生の段階で、すでに完成されていたそうなんです」

    京太郎「……わかるようなわからないような」

    京太郎「先輩だってあいつにはガンガン指導しまくってたろ?」

    京太郎「それってつまり、あいつが『完成』に程遠かったからじゃないの?」

    「先輩の指導の主眼は、有り体に言えば精神論だったんです」

    「あえていちゃもんをつけることもあったそうですが、基本的に技術面に関しては口出しする必要なかった、と」

    161 = 1 :


    京太郎「ふーん。それってなんか悪いのか?」

    「悪いということはありません。しかし先輩はこうも言っていました」

    京太郎「?」

    「宮永咲の成長は、とっくの昔に『完了』しているのではないか――と」

    京太郎「……!」

    「断定まではしていませんでした。しかし可能性は捨て切れません」

    京太郎「だからあいつは去年、天江衣に負けた……?」

    「……」

    京太郎「一昨年よりもはるかに『成長』して帰ってきた、天江衣に……」

    162 = 1 :


    京太郎「うーん辛気くせえ。やだなこういう空気」

    「全員揃っている時にこうなるよりはマシでしょう」

    京太郎「言えてら。で、どうすりゃいいの和ちゃん?」

    「私としては、咲は壁にぶつかっているものだと、そう思いたいところです」

    「私はまだ、あの子の麻雀に可能性を感じていますから」

    「竹井先輩もこの意見には頷いてくれました」

    京太郎「……くくっ」

    「? どうかしましたか?」

    163 = 1 :


    京太郎「いやさ。日本屈指のデジタル打ちの言葉とも思えなくてな」

    京太郎「麻雀なんて切るべき牌を切るべき時に切っとけば、それでいいんじゃなかったのか?」ニヤニヤ

    「……私はオカルトを認めません。そこを曲げればきっと、私は弱くなるでしょう」

    「そうしたらもう……咲と優希にはついていけなくなる」

    京太郎「……」

    「ただ。オカルトの存在を信じている人がいるという、その事実だけは認めます」

    京太郎「ふうん?」

    「一応私にも、下級生の時先輩方に迷惑をかけた、という自覚はあるんです」

    164 = 1 :


    京太郎「えっマジで?」

    「その『マジで』は何に対するものなんですかね」

    京太郎「御想像にお任せしまーす」

    「まったく……とにかくこれならば、私のポリシーを曲げずにオカルト対策が打てます」

    京太郎「物は言いようだなー」

    「朱に交わって赤くなったんです。誰のおかげだと思ってるんですか」

    京太郎「少なくとも俺のおかげじゃあないな」

    「まったくそのとおり」ニッコリ

    京太郎「おい」

    165 = 1 :


    「とりあえず咲のことは、咲その人を信じてあげましょう」

    「信じた上で、打つべき手は打つ必要があるでしょうけど」

    京太郎「具体的には?」

    「月並みですけれど、より強い相手との対局ですかね」

    「私と優希がいるこの環境でダメなんです。だったらその上をいくしかないでしょう」

    京太郎「おいおい。お前ら三人より格上を引っ張り出してこいってか」

    「……無理ですかね?」

    166 = 1 :


    京太郎「諦めたらそこで試合終了だよ」

    「まだ始まってませんが、安西先生」

    京太郎「ネタをネタとわかった上でのマジレスいくない」

    「アテがないわけではないのですが」

    京太郎「あーなるほど、なんとなく察しはついた」

    「県大会後の四校合宿もありますし、私一人ではとてもとても調整が」チラッ

    京太郎「言いたいことがあるならはっきり言いなさい原村さん」

    167 = 1 :


    「……私はどうも交渉事が苦手なようなので、手伝ってください須賀くん」

    京太郎「上目遣いで『お願いでありんす』っつったら考えてやるよ。はやくしろよ」

    「『やる』とは言ってないのが気になるところですが……コホン」

    「お願いでありーんすっ♪」キャピッ

    京太郎「思いのほかノリノリ!?」

    「あらあら顔が赤いですよ須賀くん? 自分でやれって言っておいて」ニヤニヤ

    京太郎「くそぅ悪女め。手伝えばいいんだろ手伝えばー!」ウガー

    「……言わなくたって、どうせ手伝ってくれたくせに」ボソッ


    カン!

    168 :

    タコスは女子と絡めても輝く美味しい素材だと思います
    でもなぜか百合だとしっくりこないんですよね
    他の三人はそれなりにほもせくしゃるなアレでもしっぽりくるというのにゲフンゲフン
    ご一読ありがとうございました

    169 :

    乙。ゆーきは確かにそうかも青春系って感じかな

    170 :

    荵吶〒縺ゅj繧薙☆

    171 :

    乙!
    タコスは青春ラブコメが似合う、正に王道!

    173 :

    おつおつ
    二年後という空気感が実に素晴らしい…

    174 :

    さすがCV:釘宮は伊達じゃない!

    175 :

    成長した優希を安易にアコスにしないところがなんか妙に嬉しかった
    どいつもこいつも仲良しですばらっ

    177 :

    乙だよー

    あんまり出番はないらしいが
    染谷先輩はロングヘヤー+大人ファッションで綺麗な眼鏡おねえさん、ヒッサはそんなにかわってないのにみょうな色気放ってそうなイメージ

    179 :

    京和はいいね

    180 :

    面白い乙乙

    181 :

    一年だと京咲、京タコだけど三年になってもフリーだと急に京和一強になる感がある

    182 :

    >>177
    お前の為にこれ張っておこ

    /nox/remoteimages/c8/21/cfdd72ff6ebbef4b5dfcc4a2e382.jpeg

    183 :

    >>182
    もとの染谷先輩も嫁にしたいランクNo1だけどこれはいつみてもヤバイな
    マジエンジェルだわ

    184 = 177 :

    >>182

    185 :


    良いねコレは

    186 :

    良い。
    これに関してはカップリングありなしどっちでもいいな。

    187 :


    >>176
    ムロの名前とか一回しか出した覚えないのによく見つけましたね…
    後輩との絡みはそのうちやります
    先輩やってる元一年ズの勇姿にこうご期待

    >>177
    握手

    >>182
    天使じゃないか(歓喜)
    でもまこさんはあの髪質にメガネだからこそ魅力的なんだと力説しておきます


    長々ぐだぐだとすいません
    今日は>>117のアイディアをいただいて一本いきます
    いわゆる番外編ですね

    188 :


    〈執事とキャップとこどもと池田ァ!〉


    東京のとある宿舎 厨房


    美穂子「あら」バッ

    ハギヨシ「おや」タリ

    美穂子「え~っと、あなたは確か……龍門渕の執事さん?」

    ハギヨシ「お見知りおきくださったとは光栄です、福路プロ」ペコ

    美穂子「いえいえ、光栄だなんてそんな、私にはもったいないお言葉です」ペコ

    189 = 1 :


    美穂子「東京にいらしてたんですか?」

    ハギヨシ「お嬢様より仰せつかりまして、こちらでも引き続き衣様の付き人を務めさせていただいております」

    美穂子「まあ、そうなんですか」

    ハギヨシ「福路様は厨房でなにをしていらしたのですか?」

    美穂子「今日は試合がないので、チームの皆さんにサンドイッチでも振る舞おうかと思ったんです、ふふっ」クス

    ハギヨシ「ご立派でいらっしゃいます」ニコ

    美穂子「そんな、私なんてまだまだです。一軍に上がれたのもつい最近のことですし」

    190 = 1 :


    美穂子「執事さんも厨房にご用事が?」

    ハギヨシ「ええ。衣様が試合に出ておいでですので、お帰りを待つ間に衣様の好きな菓子を拵えようかと」

    美穂子「お菓子……」

    ハギヨシ「はい。特に近頃の衣様は、羊羹を好んで召し上がられますから」ガサゴソ

    ハギヨシ「このようにこし餡を常備しているのです」

    美穂子「お、お羊羹!? お羊羹を一からお作りになるんですか!?」

    ハギヨシ「慣れればそう難しいものではありませんよ」ニッコリ

    191 = 1 :


    美穂子「……なるほど。華菜が、天江さんを」

    美穂子「あ、お鍋の具合はこんなものでしょうか」コトコト

    ハギヨシ「ええ。『社会人にもなって一人で会場に辿りつけないとはお笑い草だ』と池田様に挑発されたようでして。それで私は留守居を」

    ハギヨシ「あ、もう少しゆっくりとかき混ぜてくださって構いませんよ」

    美穂子「華菜ったらもう……自分は二軍なのに、黄金ルーキーの天江さんにつっかかるなんて」

    美穂子「あ、わかりました。こうですね」マゼマゼ

    ハギヨシ「ははは。しかして同郷の池田様の存在は、衣様の中で大きな支えになっておりますよ」

    ハギヨシ「あ、そうですそうです。さすがにお上手でいらっしゃる」

    192 = 1 :


    美穂子「ふう。後は冷やせばいいんですか?」

    ハギヨシ「ええ。すっかり手伝っていただいてしまいましたね」

    美穂子「いえそんな、私の方こそ手伝ってもらってしまって」

    ハギヨシ「お互い様、ですね」ニコ

    美穂子「はい」ニコ

    美穂子「それにしても執事さん、料理がお上手でいらっしゃるんですね」

    ハギヨシ「汗顔の至りです」

    美穂子「私もそれなりに自負はあったのですけど……自信を失くしてしまいそうです」ションボリ

    193 = 1 :


    ハギヨシ「私の方は本職ですから」

    美穂子「は、はあ。執事さんの本職は、執事さんではないのですか?」キョトン

    ハギヨシ「およそ主のためになるありとあらゆる行為が、執事の本分にございますれば」

    美穂子「まあ。本当に大変なお仕事なんですね」

    ハギヨシ「滅私奉公こそ従者の原点。苦労というほどの苦労はありません」ニコ

    美穂子「私もチームの皆のため、執事さんのような姿勢を見習わないといけませんね」ポワ

    ハギヨシ「はは……そのように過分なお褒めの言葉は、少々面映ゆうございますよ」ニコニコ

    美穂子「ふふっ、そんなに照れなくてもいいじゃないですか~」ポワポワ

    194 :

    謎のカップリング(?)


    キャップは色々ポテンシャルが高いからなぁ……

    195 :


    東京のとある宿舎 ロビー


    池田「ほーう、ホントに辿りつけた。ちゃんと宿舎までの道覚えてたんだな、天江」

    「池田の分際で囀るな。第一なんとして貴様がついてくるのだ。疾く寮に帰れ」

    池田「お前が執事のようかん美味いって自慢するからだろー」

    「あに関わらんや。貴様ごときにまぼらせるハギヨシの茶菓はないぞ」

    池田「二軍戦で大活躍だった華菜ちゃんには食べる権利があるし!」

    「あるわけあるかこの懈怠者! 相も変わらず図々しい池田だな!!」ウガー

    196 :


    池田「ちぇ、ケチくさい奴……ん?」

    「おお、おったなハギヨシめ。而今衣が戻っ」

    池田「おい待て天江。執事さんと一緒にいるのって……」

    「ん? ふむ、どこかで打ち見た風骨だな」

    池田「キャプ、じゃなかった福路先輩じゃんか!」

    「風越の先達とな? なにやらハギヨシと昵懇ではないか」

    池田「そういや先輩のチーム、明日からこっちで試合だっけ」

    「寝舎が同じだったのか。これは気付かなんだ」

    池田「湯のみ片手になに話してるんだ……?」コソコソ

    197 = 1 :


    美穂子「そう、そうなんですよね~」ホワホワ

    ハギヨシ「ふふ、わかりますよそのお気持ち」ホノボノ

    美穂子「あ、サンドイッチどうぞ」

    ハギヨシ「あ、これはどうも」パク

    美穂子「考えてもみればあの二人、三年間県の決勝で顔を合わせ続けた仲ですものね」パク

    ハギヨシ「こうしてプロで同じチームになったのも巡り合わせというものでしょう」

    美穂子「去年のドラフト会議なんて自分の時より緊張してしまいました」

    美穂子「華菜が本当に指名されるのかどうか、もう心配で心配で……」

    ハギヨシ「透華お嬢様はじめ龍門渕の方々も、食い入るようにテレビを見つめておりましたね……」

    198 = 1 :


    美穂子「天江さんは競合確定してたんだから、下位指名の華菜とは立場が違うじゃないですか」プクー

    ハギヨシ「それでも心配なものは心配なのですよ」

    ハギヨシ「どれだけ成長したお姿を目の当たりにしても、ふとした折に在りし日の光景が蘇るというか」

    美穂子「ああ、わかりますわかります!」

    美穂子「華菜ったら昔っからすぐ調子に乗る子で。それが美点でもあるんですけど……」

    ハギヨシ「危なっかしくて目が離せない、と。わかります」

    ハギヨシ「今でこそ大変ご立派な淑女に成長された衣様にも、青い果実のような時代はありましたからね」チラッ

    美穂子(……今でも十分青い果実なのではないかしら)

    199 = 1 :


    ハギヨシ「私もかれこれ10年ほど、あの方のお側に仕えておりますが……」

    ハギヨシ「幸いにして余暇に飽いたことはございません」

    美穂子「手間のかかる子なんですね、天江さん」

    ハギヨシ「はっきりとそう申してはおりませんが」ニッコリ

    美穂子「そういうことにしておいてあげます」ニッコリ

    ハギヨシ「ええ、ええ。何卒何卒」

    美穂子「……私なんて今は東京と埼玉で会う機会も少なくなったけど」

    美穂子「顔を合わせる度についつい、どうしても世話を焼いちゃうんですよね」

    200 = 1 :


    ハギヨシ「それで『私ももう大人なんだから』の黄金パターンですか」

    美穂子「そう! そうなんですよ!」

    ハギヨシ「池田様の仰りようにも一理あるかと思われますが?」

    美穂子「世話を焼かせるあの子が悪いんです。私悪くないです」プクー

    ハギヨシ「ははは、そうですか。あ、羊羹どうぞ」

    美穂子「あ、これはどうも……んく、もぐもぐ。ふう」オチャゴクー

    ハギヨシ「……ん、もぐ。ふう」オチャゴクー

    美穂子「まったく、華菜ってば本当に」

    ハギヨシ「ええ、衣様はまっこと」


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