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    元スレ京太郎「原村部長は仏頂面」和「はいはい」

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    みんなの評価 : ★★★×5
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    551 :

    男子ご飯!

    552 :

    >>540
    学校とか店関係無くタコス1つを安く見積もって300円として、学校がある日が20日で、1日3つ食べたと仮定した場合
    300×20×3で1月18,000円、1つ500円なら30,000円……小遣いで賄っているとしたら、タコスの家が資産家の可能性が微レ存……?
    ってか両親が司法関連だったり1家庭でカピバラ飼ってたり清澄自体が私立の金持ち校(部長は特待)だったり?

    553 :

    >>545
    しかも家が(おそらく)金持ち、狙わない手はないよな

    554 :

    >>551
    なんだやっぱり京ちゃんホモなんじゃないですか!

    555 :

    太一としん

    556 = 555 :

    太一としんぺいちゃんがホモカップルという風潮、ないですわー
    ケンタロウさん帰ってくるのはいつになるのかねぇ

    557 :

    乙です

    ウェディングドレス京ちゃんはアリですね

    558 :

    マホってめっちゃ京太郎に懐いてそうだよね

    559 :


    ウチにも京ちゃん欲しいな~

    560 :

    おつ!
    やはりハギーは格が違った

    561 :

    子力(男子力)
    これもうわかんねえな

    さ、今日もぼちぼちやっていきましょー

    562 :


    〈彼らのとある一日・帰宅編〉


    京太郎「ただいまー。さー夜飯作るべー」

    「また買い出しまで自分でしてきて。たまにはお母さんにも働かせてちょうだいよ」

    京太郎「いいじゃん、趣味なんだよ」

    「料理が趣味の男子高校生ねぇ……ま、いまどき別に珍しいことでもないんだろうけど」

    京太郎「そうそう、料理ぐらいふつーふつー。それに……」

    「それに?」

    京太郎「モテそうだろ?」ニヤ

    「……女の立場から言わせてもらうと、あんまり料理が出来すぎる男ってのも考えものよ」

    京太郎「えっ!?」ガーン

    563 = 1 :


    優希「ただいまー」

    「はいおかえり」

    優希「おやすみー」

    「ちょい待ち」

    優希「……な、なんでしょうお母様。私は部活帰りでとても疲れているのですが」

    「疲れてる割には血色がよろしくていらっしゃるのね優希さん?」ニッコリ

    優希「……」

    「……」

    優希「おやすみなさーい!!」ピュー

    「待ちなさいこの大バカ娘! また帰りにタコスバカ食いしてきたわね!? 食べてくるなら前もって連絡しろってあれほど言ったでしょー!?」

    564 = 1 :


    「ただいま、っと、あれ?」

    (玄関の靴の数、朝出てった時から変わってない。ってことは)

    「……はああ」ヘタァ

    (きっと予定が変わったんだ。しょうがないよね、忙しい身なんだから)

    (しょうがない……よね……)

    「はああああ……早く着替えなきゃ……」


    ガチャ


    「え?」

    565 = 1 :


    「あっ」

    「あっ」

    「……」

    「……」

    「お菓子」

    「えっ」

    「お菓子、あんまりなかったから。商店街に買い物行ってたの」

    「あ、うん……そうなんだ」

    「今帰り? 部活?」

    566 = 1 :


    「そりゃあ、まあ。私、一応はほら、アレだし」

    「チャンピオン。うん、おめでとう」

    「ど、どういたしまして」ペコ

    「……」

    「……」

    「おかえり」

    「あ、うん。ただいま」

    「……違うね」

    「え?」

    「こういう時って、おかえり、じゃないよね」

    567 = 1 :





    「ただいま――咲」




    568 = 1 :


    「……」ジワッ

    「!? ちょっと、なんで泣くの」オロオロ

    「だ、だって。だって、お姉ちゃんがぁ」グスッ

    「わ、私のせい!?」

    「ふっ、んん、うええっ。そうだよ、お姉ちゃんのせいだよぉ」ゴシゴシ

    「ええええ、そんなバカな」

    「……いつまで」

    「え?」

    「いつまで、こっちにいられるんだっけ?」グスッ

    569 = 1 :


    「前もって言っておいたと思うんだけど。明日からこっちで三連戦だから……」

    「三日、かぁ」

    「時間の許す限りは家にいるようにするから。特に土日は」

    「……うん」

    「だから。いっぱい一緒に過ごして。いっぱいお菓子を食べて」

    「……うん」

    「……いっぱいお喋り、しよう?」ニコ

    「……うん!」ニコ

    570 = 1 :


    「そうと決まったらまずは晩ご飯」ヌギヌギ

    「あっと、私も靴脱ぐの忘れてた」ヌギヌギ

    「ところでさっき、商店街ですごいもの見たよ」

    「京ちゃんでしょそれ。商店街のアイドル(男子高校生)の」

    「えっなんで言う前にわかるの。っていうか京ちゃんって誰」

    「まあそれはご飯の時にでも」

    「もったいぶらないでよ」

    「それよりも今日学校でねー……」

    「ふんふむ……」

    571 = 1 :


    「お父様、お母様、おやすみなさい」ペコ

    「はい、おやすみ和」

    「おやすみ……ああ、ちょっと待ちなさい」

    「はい?」

    「和。お前は今、楽しいか?」

    「……はい、とても」ニコ

    「そうか。ならいいんだ」

    「ふふ」クスクス

    「なにがおかしいんだ」

    「いえなにも?」クスクス

    「ふふっ。それでは失礼します」

    572 = 1 :


    ガチャ バタン ポフン


    「ふー……」

    (ベッドの魔力とはなぜかくも甘美なものなのでしょうか……)ゴロゴロ

    (一日の疲れが癒されます……エトペン~)モフモフ

    (咲、お姉さんと仲良くやれてるといいんですけど)

    (慣れない相手にはコミュ障が出る子だから心配です……)

    (横浜戦の観戦チケットも押さえたかったですけど、さすがに部員全員分は、ちょっと)

    (明日は部室のテレビで見る。土日はまあ、その時になったら考えるとして)

    「……」ブツブツ

    (こんなところですかね。明日も一日がんばるとしましょう)

    573 = 1 :




    (それではみなさんよい夢を。おやすみなさい)



    カン!

    574 = 1 :

    私はエトペンになりたい
    そして絹ちゃんに蹴られたい

    それはさておきご一読ありがとうございました
    みなさんよい夢を、おやすみなさい

    575 :


    ほんにやさしい世界じゃの

    577 :

    やっぱり里帰りは照か

    578 :

    さりげなく和が横浜推し

    579 :

    うたたんファンなのかな
    実際オカルト考慮しつつも断定を避けて視聴者サイドで実況したりする人だし麻雀的にも和の好みなのかもしれない
    服装的にも方向性こそ違えどマイノリティだし

    580 :

    乙です
    前回の女は照だったんね

    581 :

    おつおつ
    ピンクなピンクならお断りだがここのピンクはピンクじゃないピンクだから>>1の言うエトペンになりたいってのに同意
    何やらピンクが多過ぎてピンクがゲシュタルト崩壊起こしそうだが気にしてはいけない

    582 :

    単純に照の相手が横浜なんじゃないか

    583 :


    照の所属チームが横浜なんじゃね?
    淡黒歴史公開の時、横浜から来たって言ってたし

    585 :

    テルテルの所属チームは横浜ロードスターズ、わっかんねープロの後輩です
    和からすると地元チームの対戦相手、という感覚で「横浜戦」という言葉を使ったのでしょう

    ちょっとお待たせした分、今回はアホ長くなりました
    例によって暇な時にでも読んでやってください

    586 :


    〈受け継がれる伝説 阿知賀・あふたー〉


    ガラッ


    穏乃「おっじゃまっしまーす!!」

    後輩「「「「お邪魔しまーす!!」」」」

    「そんな大きな声出さなくてもいいから。お邪魔しまーす」

    「阿知賀女子学院麻雀部の皆さま、ようこそ松実館へ」ニコ

    「若輩者ではありますが、当旅館の女将を務めさせていただいております。松実玄と申します」ペコリ

    587 = 1 :


    穏乃「よっ若女将!」

    「案外サマになってるじゃないのよ、玄」

    「むっ、憧ちゃんは一言余計だよー」ムスー

    「早速化けの皮が一枚はがれたわよ」

    「……おほん。本日は一泊二日の短期合宿ということで、当旅館をご利用いただき誠にありがとうございます」

    「滞在中の皆さまのお世話は、私と姉の宥が務めさせていただきます。どうぞごゆるりとお過ごしくださいませ」ペコリ

    588 = 1 :


    穏乃「おー」パチパチ

    後輩「「「「おー」」」」パチパチ

    「ふふーん」エッヘン

    「そうやってすぐ調子に乗るところが見てて不安になんのよ……宥姉もいるの?」

    「うん、この土日は大学とかなんもないらしいし。お姉ちゃん、特別用事でもない限りは出歩かないから」

    「そこだけ聞くとちょっとアレよね」

    穏乃「あはは。まあでも、ホントのことだもんねー」

    「むしろこっちの方から下手に出歩かないようお願いしてます……」

    589 = 1 :


    「宥姉ちゃんと電車通学できてるの? 大阪まで結構かかるでしょ?」

    「いやいやいやいや。できなかったら大学生になんてなれないから」

    「うんまあ、そうなんだけどさ」

    穏乃「なんかこう、無性に心配になるというか」

    「あの性格に容姿だもの。電車乗って痴漢に遭わないのか、とか」

    「とりあえずー……『満員電車あったかーい』って喜んでたよ」

    穏乃「……」

    「そう来たか……」

    590 = 1 :


    ゾロゾロ


    「あ……みんな、いらっしゃぁい」ヌクヌク

    一同「「「「お邪魔してまーす」」」」

    「って、今のみんなはお客様だもんね。これじゃあダメだね」

    「ちょっと待っててね、今出るからね……うんしょ、よいしょ」

    後輩(こたつだ……)

    後輩(こたつだよなあれ……)

    後輩(初夏も近いのにこたつ……?)

    591 :

    > 『満員電車あったかーい』って喜んでたよ
    薄い本が厚くなるな

    592 = 1 :


    「失礼いたしました皆さま。松実館の仲居見習いをしております、松実宥と申します」ペコリ

    「それではお部屋にご案内を……うう、寒い」ブルブル

    穏乃「うーん、相変わらずですね宥さん」

    「持って生まれた体質だもん、しょうがないわよねー」

    「うん……でも最近は、なるべく黒い服を着て、熱を蓄える術を覚えたから……」ブルブル

    「もう少し……あと少しで、振動による自己発熱を会得できそうなの……」ブルブル

    (……変温動物?)

    穏乃「大学ってそんなことも研究してるんですか!?」ガーン

    「アンタの頭の中で経営学科ってのはどういう場所なの?」

    593 = 1 :


    「はいちゅうもーく!」パンパン


    シーン


    「よろしい。これから二日にわたって、みっちりと練習メニューを組んでいるわけだけど」

    「練習を開始する前に、この二日間私たちを教えてくれるコーチを紹介します」

    後輩「コーチ?」

    後輩「高鴨先輩、聞いてました?」

    穏乃「いやあ、私も今初めて……合宿のことは全部憧任せだったし」

    594 = 1 :


    「失礼しま~す」

    「さっきぶりです!」

    穏乃「あ! コーチってもしかして、宥さんと玄さんのことですか?」

    「まー半分は当たりね。OGの松実宥先輩と、松実玄先輩です」

    「みんなよろしくね~」ニコニコ

    「ふふふ。阿知賀のドラゴンロード、ここに復活です!」ドヤァ

    「全員あらためて、礼!」ペコ

    穏乃「よろしくお願いします!」ペコ

    後輩「「「「よろしくお願いします!」」」」ペコ

    595 = 1 :


    穏乃「でも憧、今『半分』当たりって言わなかった?」

    「言ったわね」

    「ふふふのふ。本日は皆さんにスペシャルゲストがいらしていますよっ」

    穏乃「すぺしゃるげすと……?」ハテナ

    「鷺森プロ、どーぞ!!」


    ガラッ


    「ど、どうも皆さん。はじめましての人ははじめまして。大宮ハートビーツの鷺森灼です……」ペコ

    後輩「「「おおおおおおおお!!!」」」

    596 = 1 :


    穏乃「灼さんだー! お久しぶりです!」

    一年「すっごーい! プロよプロ!」

    一年「阿知賀の星、鷺森灼! 本物だー!」

    「///」

    「鷺森プロは二軍の遠征中ということで、非常に限られた時間ではありますが、皆さんのコーチをしてくださいます」ニコニコ

    「よ、よろしくお願いします///」ペコペコ

    穏乃「すごいね憧! こんな偶然あるんだね!」

    「偶然のワケないでしょアホシズ。こっちで調整して向こうに日程合わせたのよ」

    597 = 1 :


    「ふっふっふ。それでは役者も揃ったところで」

    「みんながんばって練習しようね~」

    「ちょっと厳しめに行くから、覚悟してほし……」ゴッ

    「去年一昨年と阿知賀を全国に導いた、正真正銘全国クラスの雀士があんたらの相手よ」

    「そこそこの地獄は見せてもらえるだろうから――全員死ぬ気でやるように」

    穏乃「うわー! なんか気合い入ってきたなー!!」

    後輩「「「「……」」」」

    598 = 1 :


    翌日夜


    「えー、それではこの度の短期合宿の、無事の成功を祝いまして……」

    五人「「「「「カンパーイ!」」」」」

    「ん、ジュースおいし」ゴク

    「生姜湯あったかーい」ヌクヌク

    「本当に相変わらずですね、宥さん……」タラリ

    「あれ、下級生の子たちは来ないの?」

    穏乃「なんか部屋でうんうんうなされてます。風邪でも引いちゃいましたかね?」

    599 = 1 :


    「またこのメンバーで集まれてよかったね」

    穏乃「元祖阿知賀勢揃いですねっ!」

    「少なくとも晴絵の代から阿知賀麻雀部はあったでしょ」

    穏乃「ん? じゃあえっと、元祖新生阿知賀……?」ムムム

    「意味分かんないわよ」

    「後は赤土先生さえいればなー」

    「ハルちゃんは二軍の私と違って忙しいし、しょうがないと思……」

    (まあ、本当は二軍だって暇なしなんだけど)ゴク

    600 = 1 :


    「赤土先生といえばさ。私、灼ちゃんは絶対、先生と同じチームに行きたがると思ってたよ」

    穏乃「あ! 私も私も!」

    「確かに。同じ土俵の上とはいえ、今じゃあ敵同士だもんね」

    「別に、私が行きたいチームを選べるわけじゃないし……」

    穏乃「赤土さんと同じとこにだけ行きたーい! って言っちゃえばよかったんじゃないですか?」

    穏乃「ほら、何年か前にそう言って、メジャー(中国)に渡った男子プロがいたじゃないですか」

    「いたねぇ。福岡のK選手だったっけ?」

    「日本を代表する大スター、Iさんを追いかけて海を渡ったんだよね! 純愛ってヤツですな!」

    「男同士なんですがそれは……」


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