私的良スレ書庫
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元スレ提督「甘えん坊」
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乙
武蔵と19の中の人が同じやから武蔵が19ボイスで甘えたりする展開もありだよね
武蔵と19の中の人が同じやから武蔵が19ボイスで甘えたりする展開もありだよね
提督「────よく来たな。さぁメロンを食べようか」
夕張「………………えぇー?」
夕張「もしかして提督、そのためだけに私を呼んだの?」
文句を言いつつも用意されていた座布団へと腰を降ろすと、対面に座っている提督から私の目の前にスプーンが差し出される。
受け取り視線を下に降ろせば、既に半分にカットされて種も取り終えられた美味しそうなメロンが視界に入った。
ゴクリ、と唾を飲む。
夕張「一人半分って贅沢じゃない?」
提督「知り合いからのお土産なんだがあいにく一つしかなくてな……。無理に分ければ喧嘩が起きかねん」
提督「だから、な?」
夕張「……私を選んだ理由は?」
提督「名前」
夕張「……今日だけはこの名前に感謝するわ」
互いに「いただきます」と言い、スプーンをその身に潜らせる。抵抗も無しにさっくりと掬われた果肉を口いっぱいに頬張ると、何とも言えない幸福感が私を包み込んだ。
……美味しい。それしか言えない。
提督の方を見てみると、私と同じ気持ちを抱いたのか、その頬は類を見ないほどに緩んでいた。
提督「……美味いなこれは」
夕張「私も予想以上かも……」
夕張「でもこれだけ美味しいのなら、独り占めした方が良かったとか思ってるんじゃない?」
提督「ははっ、まさか」
提督「むしろ夕張と一緒に食べているから、こんなにも美味しいと感じるのかもしれないぞ?」
夕張「…………ばか」
軽口を言うほど機嫌が良いのだろう。
楽しそうに提督は笑っていた。
対する私は恥ずかしさを隠すように続けてメロンを口に入れる。
普段からこのくらいフランクなら…………いや駄目だ。私達の身が保たないのが目に見えている。
というよりそんな提督だったなら刺される数は両の手ですら到底数え切れないほどになっていたに違いない。
……そう考えると、やっぱりこの提督が一番『らしい』感じがした。
提督「夕張もいつもよりご機嫌だな? そんなに美味かったか?」
夕張「……うん、そうね」
夕張「とっても美味しいわね♪」
提督「そうかそうか。やっぱり美味いよなぁ、これ……」
そう言って自分のことのように喜ぶ提督。
そんな提督を見て、私の頬も自然と緩むのだった。
提督「なぁ、夕張?」
夕張「んー?」
提督「メロンは中心が甘いと思われがちだが、本当は花痕部────つるが付いているところの裏側の部分が、一番甘いということを知ってるか?」
夕張「ええ、知ってるわよ」
提督「俺も今思い出したんだが……切るときに気付けばよかったな。おかげで俺の方にしか無い」
夕張「気にしなくていいし、全部食べていいから」
提督「……いいのか?」
夕張「ええ」
夕張「────十分甘いしね♪」
少なからず皆さんが摩耶さまをリクエストしてくれるのではないかと期待していましたが残念です。
摩耶「……当ててんだよ。悪いか?」
摩耶「い、一回も二回も変わらねーだろうがっ……!」
摩耶「その……ありがとな」
摩耶「……ばーか」
という台詞で四つのシチュエーションを用意していたのに。
それではまた。
何故書かないのか
何故書かないのか
何故書かないのか
何故四回書かないのか
何故書かないのか
何故書かないのか
何故四回書かないのか
電「……(艦首を)当ててるのです。悪いですか?」
電「一回も二回も(衝突事故)変わらないのです……!」
電「その……ありがとなのです(沈んでくれて)」
電「……(深雪なんて)ばーかなのです」
口下手な電ちゃん。これでいこう
電「一回も二回も(衝突事故)変わらないのです……!」
電「その……ありがとなのです(沈んでくれて)」
電「……(深雪なんて)ばーかなのです」
口下手な電ちゃん。これでいこう
乙乙
それだけストックがあるならそのまま摩耶さまを書くのだー(迫真)
それだけストックがあるならそのまま摩耶さまを書くのだー(迫真)
艦娘との一年 改
に回そうと思ってたりします。
メインは
夕立・時雨・摩耶・木曽・鈴谷・長門・加賀・榛名・北上・大井・球磨・比叡
の中から三名の予定です。
ヤンデレ艦隊のプロットを分解すればすぐにでも取りかかれますね。もちろんこのスレが終わってからですが。
>>472
お蔵入りはしませんのでご安心を。
ただ試験が近いので開始は遅くなると思われます。
構想ではグッチャグチャでドッロドロのお話になってたのに、いざプロットを作るとイッチャイチャでアッマアマになる不思議。
何もかも夕立が天使なのが悪い
後で吹雪投下します。
吹雪「────司令官、前々からお聞きしたいことがあったんですけど……」
提督「別に構わん。だが、答えるかどうかは内容によるぞ?」
カリカリとペンの走る音が執務室に響く。
山のように高く積まれた書類の処理作業を開始してから、かれこれ三十分は経った頃だろうか? お互いが保ってきていた沈黙は、本日の秘書艦である吹雪によって破られた。
言葉を返しつつ、返されつつも、俺と吹雪はその手を止めはしない。「それで構いませんから」と前置きをした吹雪が、言葉を続けた。
吹雪「司令官はここに来る前、何をされていたのですか?」
提督「ここに来る前、か……」
ペンを持つ手の動きが止まる。
それに合わせて、向かいから発せられていた音も鳴り止んだ。
提督「ふむ…………」
顎に手を当て、記憶を掘り返す。
期待に目を輝かせ、こちらを食い入るように見つめる吹雪が実に可愛らしい。
……だがしかし、その期待に応えられるかというと、そういうわけではなかった。
提督「着任時の挨拶では実家の手伝いとしか言わなかったしな……」
吹雪「ご実家では何のお仕事を?」
提督「なに、大したことはない。ただの農家だ。主に米を作っている」
吹雪「へぇー! そうだったんですかー!」
驚きの声をあげる吹雪。
そんなに驚くようなことでもないだろうとは思ったが、吹雪の反応の微笑ましさに、思わず笑みがこぼれてしまう。
そのためか、ついつい言葉が続いてしまった。
提督「今でも収穫時期になると手伝いに行くぞ。本当なら田植えの方も手伝いたいが……深海悽艦は悠長に待ってはくれないからな」
吹雪「……あっ、だからお休みだったりしたんですね」
何かを思い出したのか、吹雪がポンと手を打つ。
完全な私用であるため、休む理由を今まで誰かに伝えたことはなかったのだが、つい口が滑ってしまったようだ。
後悔したが、もう遅い。
吹雪「……あの、今年も手伝いに行ったりします?」
その言葉で、吹雪の意図は読めたのだが、俺は会話を続けることにした。
何も知らない風を装い、吹雪を見る。
提督「深海悽艦が大人しければ、だがな」
提督「……親父もお袋もいい年だし、二人に任せるのは心配だ」
吹雪「そ、そうなんですか……へぇー……」
しきりにうんうんと頷く吹雪。
俺はというと、その微笑ましさに笑いを堪えるしかない。
吹雪「だ、誰か手伝いに来てくれる人とかいないんですか?」
提督「……忙しくなければ手伝いに来てくれる人はいるだろうな。だが、収穫の時期はどの農家もそう変わらん。よそを手伝う暇など無いだろう」
吹雪「…………そう言えば私、有給余ってますね」
提督「……どうした藪から棒に?」
提督「休息も大事だからな。大切に使うんだぞ?」
吹雪「むぅ……」
吹雪が悔しそうに頬を膨らませる。
その表情が妙に面白かった。
提督「……来たいのか?」
吹雪「い、いいんですかっ!?」
俺の一言に身を乗り出し、食いついてくる。
最初からそのつもりだったろうに、という言葉は飲み込んであげておいた。
吹雪「ご両親にもお会いすることになるんですよね……! ふ、服とかどうしよう……!」
俺の返答を待たず、既に行く気でいる吹雪。
ここでその気分を落としてやるほど、俺はひどい人間ではない。
わたわたとせわしなく手を動かしては、あーだこーだと一人で問答を繰り返す吹雪に、一応の忠告を投げかける。
提督「他の奴には言うなよ?」
吹雪「もちろんですっ!」
吹雪「絶対誰にも言ったりしませんから!」
提督「そ、そうか……」
提督(……嫌な予感しかしないな)
吹雪「ふふっ♪ 楽しみですね、司令官!」
そんな俺の思いも露知らず、吹雪は楽しそうに笑う。
対する俺はといえば、予想が外れてくれることを密かに願うばかりだった。
そして後日、願い虚しく俺のもとには大勢の艦娘達が訪ねてくることになり、俺はその状況に大きなため息を吐くことになるのだった。
乙
吹雪とか麦わら帽子に白ワンピで普通に田舎の小道とかにいそうだしな
初雪はあつい……しぬ……とか言いながら縁側で見ず張った大桶に足突っ込みながらアイス食べてる様がありありと浮かぶ
吹雪とか麦わら帽子に白ワンピで普通に田舎の小道とかにいそうだしな
初雪はあつい……しぬ……とか言いながら縁側で見ず張った大桶に足突っ込みながらアイス食べてる様がありありと浮かぶ
伊勢「お米って結構重いのね……んしょっ、と」
日向「…………ふぅ、ここに置けばいいのか?」
赤城「採れたての野菜は美味しいですね♪」
加賀「流石に気分が高揚します」
蒼龍「お肉の下処理バッチリです!」
飛龍「どーよっ! 美味しいでしょ!」
鳳翔「おかわり、よそいましょうか?」
大井「き、北上さん、離れないで下さいね……?」
北上「大井っちー、お化けなんて出ないってば」
最上「うわっ!? って三隈か……。脅かさないでよ」
三隈「ふふっ、モガミンったら驚きすぎですわ♪」
伊401「川も良いね。潜っちゃおっか?」
吹雪「皆ー、熱中症には気を付けてねー」
白雪「す、スイカ、切れましたよー……?」
初雪「暑い……死ぬ……」
深雪「おおっ!? あれってカブトムシか!?」
磯波「扇風機……涼しいです……」
綾波「明かりが無いから星が綺麗ですねー……」
敷波「わ、ワンピース着たっていいだろ別に……」
提督「里帰り」
乞うご期待!
あっ、嘘です。
嘘だってば(迫真)
どこかの誰かが言ってましたがキャラの同時回しは8人が限界らしいです。つまりしばふ艦×田舎ネタは無理。
気を取り直して間宮さん投下します。
提督「────失礼するぞ」
間宮「すいません、まだ仕込み中で────提督? こんな時間にいらっしゃるなんて、どうかされましたか?」
早起きな艦娘達が、そろそろ起き始めるような時間帯。扉を開け『間宮食堂』と書かれたのれんをくぐると、間宮さんが出迎えてくれた。
仄かに漂う美味しそうな香り。
今日の朝食が楽しみである。
提督「仕事中にすまない。だがどうしても渡したい物があってな……」
間宮「渡したいもの……? 私にですか?」
提督「ああ、知り合いから送られてきたものなんだが生憎俺には無用の長物だ。でも間宮さんなら使い道があるだろう」
こてん、と首を傾げる間宮さんに、持ってきていた紙袋を渡す。
中に入っているのは長方形の箱。
その中身は調理道具────包丁だ。
送ってきた知り合い曰わく『銘に〔海〕って文字が入っているからお前に丁度いいだろう』とのこと。
善意はありがたいが使わない物を持っていても仕方がない。それならば使ってくれる人の手に渡る方がこの包丁にとっても本望だろう。
そう考えて間宮さんに渡してみたのだが、当の間宮さんは袋を覗き込んだまま固まってしまっていた。
そして突如として顔を上げ、興奮冷めやらぬ様子でまくし立てる。
間宮「あ、あのっ、これっ! ほ、本当に頂いてもよろしいのでしょうかっ?!」
提督「もちろんだ。存分に使ってくれ」
間宮「──────ふ、ふふっ♪」
間宮「提督はご存知ないかもしれませんが、この包丁はそれはもう有名で素晴らしい包丁なんですよ?」
間宮「それを手にする日が来るなんて……!」
間宮「────提督、ありがとうございます!」
提督「────うおっ!?」
感極まったのか、抱きついてきた間宮さんを慌てて受け止める。
どこがとは言わないが間宮さんもそれはもう立派なものをお持ちの方であるため、何がとは言わないが俺もいろいろとヤバかった。普段このようなことをしない人であるため尚更だ。
提督(……今度は鍋でも買ってきてあげるか)
そんなことを考える。
疚しい気持ちが一切無い、とは胸を張って言えそうになかった。
間宮「────提督、本日の朝食はいかがでしょうか?」
間宮「ふふっ、それは良かったです」
間宮「…………これ、どうぞ。新作のデザートなんです」
間宮「────提督に、だけですからね?」
龍驤「ほっほー……ここが提督の実家? 結構大きいんやね、想像以上やったわ」
千歳「まずはご両親にご挨拶ですね。えっ、今日はいらっしゃらないんですか?」
千代田「千歳お姉ぇー……、蚊が、蚊がいっぱいいるぅー……。助けてぇ……」
隼鷹「町内会? お酒出んの? ────えっ、マジ!? 行く行くっ!!」
飛鷹「ちょっと隼鷹!? アンタは全然関係無いでしょ! いいからとにかく待ちなさい!」
長良「司令官、今日の晩御飯は私達にお任せ下さい! ────久々に腕が鳴るわ!」
五十鈴「ふふっ、いい感じね♪ 提督、もう少しで出来るから大人しく待ってなさい」
名取「て、提督さん、お風呂が沸きました……。わ、私がお背中流しましょうか……?」
あきつ丸「線香花火は落ち着くであります……。提督殿、もう少し近付いてもよいでしょうか?」
まるゆ「ネズミ花火……ヘビ花火……。隊長、もぐら花火もあるんですか?」
提督「帰郷」
あきつ丸・まるゆを抜くのは許されざるよ。
乞うご期待!
もちろん嘘です、はい。
里帰り・帰郷
他に地元へ戻る言葉が思い付かないので他の艦隊は書きませんぜ。
……他に無いよね?
それではまた。
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