元スレP「俺達、もう別れよう」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
601 :
千早もそうだけどあずさの「俺は貴方の運命の人なんかじゃない」や美希の「この際最初みたいに『そこの人』でも構わないぜ」みたいなPとの実際の関係に近い設定ほどきついな未来予想図みたいで
ほぼ別人設定の真や亜美、未来設定の真美なんかは役と割り切れる分ダメージは少ないと思われ
602 :
今までのアイドルの中では一番心えぐられるのが千早、次点で貴音。
千早は歌が全てで自分の歌を届けたいという想いがあるのに、その歌が、恋した相手を追い詰めているというのは、凄まじい葛藤があると思うの。それを知っているはずのPが千早を拒絶するっていうのは、もうこれだけでじっくりと短編読みたいぐらいいいネタだと思う。
貴音編はね、覚れられるというのと覚えていられないっていうのが、もうね、理解できるんだよ。それがクルの。
603 :
P「…………」カタカタ
やよい「よいしょっと。プロデューサー、今日は何時位に帰れそうですか?」
P「うーん、20時までには何とか…って所かな」
やよい「じゃあ先に帰ってご飯の準備して待ってますね」
P「いつも悪いな。待たせるのも何だし、先に食べといてもらっても構わないぞ?」
やよい「ダメですよそんなの!ご飯は一緒に食べるものです」
「私達は『家族』なんですからっ」
604 = 603 :
伊織と修羅場も迷ったけれど、この選択で。
まぁそれは以前書いたことあるしね(※参考 やよい「伊織ちゃんの泥棒猫っ!!)
今更ですが、付き合ってるのにプロデューサー呼びもどうなんだという。
便宜上の仮名付けたいけれど、それも違うんだろうなぁと。そういう意味では貴音と美希は裏技使えて良いね。
605 :
やよいのあなた呼び、ありじゃないかな
606 :
昔の癖が抜けないなとかそんな文いれればプロデューサー呼びもありだと思います
607 = 603 :
P「そうだったな。出来るだけ急ぐようにするから、待っててくれ」
やよい「はい!今日はプロデューサーが好きな特製シチューを作りますねっ」
P「よし、19時半には帰れるようになった」カタカタカタッ!
やよい「あははっ。ご飯は逃げたりしませんから、しっかりお仕事頑張ってくださいね」
やよい「それでは、おつかれさまでしたー」ガチャッ
パタン
小鳥「…毎日のことですけど、羨ましい会話ですねぇ」ハフゥ
P「それはどーも」
小鳥「家に帰ったら、やよいちゃんが満面の笑みで『おかえりなさい』って言ってくれて」
小鳥「あったかいご飯が待っているなんて羨まし過ぎますよぉっ!私にも貸して下さい!」
P「良い事ばっかでも無いですよ?規則正しいちゃんとした生活してないと叱られちゃうから、体が健康になる一方です」
P「電気の付けっぱなしとかで何度正座させられたか…」
小鳥「ぐぬぬぬぬ…」
608 = 603 :
小鳥「………ハァ私もお嫁さんが欲しい…」
P「人聞きの悪いこと言わんでください。俺は保護者みたいなモンなんですから」
小鳥「…もう、二年になるんですね」
小鳥「プロデューサーさんがやよいちゃんを預かるようになって――」
P「…………」
『コレは俺達と高槻サン家の問題だ!関係無ぇ奴はすっこんでろ!』
『関係なら大アリだ!!今日から俺が、やよいの――』
P「もう、そんなに経つんですね…」
610 :
乙。なるほど、そういう感じか…期待せずにいられない
611 :
「高槻サン」この呼び方で某アルビノもやしの第一位を思い出した
614 :
ロリコンスレイヤーです
616 :
実刑
618 :
P「ごちそうさまでした」パンッ
やよい「お粗末さまでした」ペコッ
P「洗い物は俺がするよ。やよいはテレビでも見ててくれ」
やよい「ありがとうございます。…そうえばプロデューサー、今日久しぶりに長介から電話があったんですよ」
P「へぇ。元気にしてるのか?」
やよい「はい。サッカー部に入って毎日頑張ってるって言ってました」
やよい「かすみ達にも最近会って、一緒にご飯を食べたそうです」
P「そりゃ良かった。俺達も時間が出来たら会いにいかないとな」
P「そうだ、来週の日曜なんてどうだ?」
619 = 618 :
やよい「良いんですか?折角の貴重なお休みなのに…」
P「おいおい何を遠慮してんだよ」
P「やよいの弟達なんだから、俺にとっても息子娘みたいなモンなんだからさ」
やよい「……………」
やよい「……あの、プロデューサー。ひとつ答えて欲しいことがあるんですけど、いいですか?」
P「?あぁ、なんだ?」
「昨日、○○さんから告白されたって本当ですか?」
P「っ!!」
620 :
低い声でこんな質問されたら怖いな
621 :
うっうー!(低音)
622 :
うっうー!(超重低音)
623 :
流石やよいの重低音は音圧が違うなあ
624 :
やよ「うっうー」
625 = 620 :
なんやこの流れ…(驚愕)
626 :
これは怖いな
悪くなくても謝っちゃうレベル…
627 :
P「な、なんでそれを…」タジ…
やよい「伊織ちゃんが教えてくれました」
P「伊織…やっぱり見られてたのか」
やよい「すっごく良い人ですよね。綺麗で明るくてお料理も上手で、誰にでも分け隔てなく接してくれて…」
P「…………」
やよい「なのに」
やよい「―――どうして断ったりしたんですか?」
628 = 627 :
やよい「…………」じっ
P「……答えなきゃ、駄目か?」
やよい「はい。私、知りたいです」
やよい「断ったのは……私が居る所為ですか?」
P「…全く関係が無いとは言わない」
P「だが、やよいが気に病む必要が無いことは断言出来る」
やよい「どうしてですか!プロデューサーもホントは○○さんのことが好きなんですよね?」
やよい「私が居るからプロデューサーは…!」
P「それは違う」ぽむっ
P「俺は単に、今のこの生活が気に入ってるんだよ」ナデナデ
629 = 627 :
P「やよいと二人暮らしの今が幸せで、これを変えたく無いからお断りしただけのこと」
P「俺が自分の為に決めたことだ。やよいが気にする必要なんて一切無い」
やよい「プロデューサー…」
P「さっきやよいも言っただろ?俺達は『家族』なんだから、一緒に居るのが当たり前」
P「そのことに気を遣う必要なんて無いんだ。俺はずっと、やよいの傍に居るよ」ニコッ…
やよい「…………だったら」
ドンッ!!
P「うおっ!?」ヨロッ グイッ
やよいに押し倒され、そのまま肩を抑えつけられるプロデューサー。
P「や、やよい…?」
やよい「プロデューサー…」じっ…
「私と――本当の家族になってください」
630 = 627 :
やよい編シナリオ制作の監修・協力:音無小鳥
631 :
知ってた
632 :
乙。やよいは悪い子だなあ
633 :
やよいはえ○いな~
634 :
やよいはエコい!
635 :
ぅゎゃょぃエグい
636 :
やったぜ。
637 :
P「ほ、本当のって…」
やよい「プロデューサー…。わたし、悪い子になっちゃいました」
やよい「伊織ちゃんに教えて貰った時…本当はプロデューサーの幸せを喜ばないといけなかったのに」
やよい「出て来たのはその反対の、まっくろな気持ちで……ぜったい嫌だって思っちゃったんです」
P「…………」
やよい「プロデューサーだけは誰にも渡したくない。渡さない…!」ググッ…!
やよい「だ、だから。他の人に奪られちゃう前に!わたしが、プロデューサーの…」
P「まっ待てやよい!お前自分が何言ってるのか分かっ――「好きです」
P「――っ!!」
638 = 637 :
やよい「好きです。わたし、プロデューサーのことが…大好きです」じっ…
やよい「お兄ちゃんとしてでも、ましてやお父さんとしてでも無く……男の人として」
P「なっ………」
やよい「ごめんなさい。いきなりこんなこと言って、ビックリさせちゃいましたよね」
やよい「でも、わたしプロデューサーが思ってるほど子供じゃないです」
やよい「家族の『好き』じゃない『好き』も…ちゃんと知ってます」
やよい「そして…恋人が、どういうことをするのかも――」
639 = 637 :
多分今日の夜やよい編終わらせます。
響編はどうしたものかなぁ
641 :
やよいはかしこいなぁ
642 :
乙乙
飼えなくなったペット(響)をママ(小鳥さん)の車で捨てに行くんだけど、分からずついてきちゃって…
みたいな今だったらペットDQNになってしまう話とかどうだろう。うん、ごめん言ってて駄目だと思った。
644 :
これは落ちるな
645 :
なるほど、こうですね
646 :
ぅゎゃょぃェ◻︎ぃ
647 :
>>645
なまちちなのにパッド盛り過ぎとはこれいかに
648 :
やよい「プロデューサー…」スッ…
やよいの右手がプロデューサーの頬に添えられる。
「わたし、プロデューサーの赤ちゃんが欲しいです」
P「」
やよい「…………」トロン ぐっ…
告白の勢いのまま、やよいがゆっくりと唇を重ね合わせようとする。
サッ
やよい「あっ……」
P「―――済まない、やよい」
649 = 648 :
Pはそれから顔を背けて避け、そのまま告白の返事を返す。
P「俺はその想いには応えられない」
P「やよいがそれを望むなら……」
「俺達はもう、家族じゃ居られない」
やよい「―――っ」
P「…今日は俺は外で寝るよ。明日また、これからのことを話そう」
650 = 648 :
スタスタ… ガチャッ バタン カチャッ
やよい「…あはは。振られちゃった……な」
やよい「バカみたい。こうなるって分かってたのに」
やよい「今だって十分、奇跡みたいに幸せだったハズなのに……欲張って、それ以上を望んだりして」
やよい「そんな厚かましい子…愛想尽かされて、同然だよね」
『嘘、そんなの嘘ですっ!!お父さんが私達のことを捨てたりするわけ…!!』
やよい「――あの時の絶望から、折角救けてもらったのに」
やよい「結局全部失っちゃって…わたしは………ひとりに……?」ガクガク
やよい「ひ、独り……これからずっと…ぁ…あああ……」
やよい「いやああああああああああああああああああっ!!!!!」
フッ……バタッ
みんなの評価 : ★★
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