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元スレP「俺達、もう別れよう」
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P「ふーむ。誰にしようかな…」
小鳥「何を悩んでるんですか?プロデューサーさん」
P「小鳥さん。今、次の春からある連ドラのオファーが来てるんですけど」
P「誰がやるのかは全部こっちに任せると言われてるので、誰にしたものかなと」
小鳥「また雑な感じですねぇ。まぁ普通に一番役に合いそうな子にやってもらえばいいのでは?」
P「いえ、それが誰なのかなと…」
小鳥「?誰よりも皆のことを理解してるプロデューサーさんともあろう人が珍しい」
小鳥「一体どんな役なんです?」
P「恋愛ドラマで、主人公に振られる役です」
小鳥「ピヨッ!?」
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1397058263
小鳥「何を悩んでるんですか?プロデューサーさん」
P「小鳥さん。今、次の春からある連ドラのオファーが来てるんですけど」
P「誰がやるのかは全部こっちに任せると言われてるので、誰にしたものかなと」
小鳥「また雑な感じですねぇ。まぁ普通に一番役に合いそうな子にやってもらえばいいのでは?」
P「いえ、それが誰なのかなと…」
小鳥「?誰よりも皆のことを理解してるプロデューサーさんともあろう人が珍しい」
小鳥「一体どんな役なんです?」
P「恋愛ドラマで、主人公に振られる役です」
小鳥「ピヨッ!?」
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1397058263
ちょっと前にvipでやってたもの。
使い捨てるには惜しいネタだなぁと思ったので、リメイクしながら完結目指します。
途中レス大歓迎。どうぞよろしくお願いします。
使い捨てるには惜しいネタだなぁと思ったので、リメイクしながら完結目指します。
途中レス大歓迎。どうぞよろしくお願いします。
P「所謂当て馬ってやつですね。漫画やアニメだと負けヒロインとか言われてるアレです」
小鳥「な、なるほど。それはまた……」アセ
P「色々考えてはみたんですけど、どうも決め手がなくて…小鳥さんは誰が良いと思います?」
小鳥「えぇっ!?そ、そんなこと聞かれても私の口からは何とも…」
P「そうですよね…。すみません、オレの仕事なのに無責任なこと言ってしまって」
小鳥「いやそういうことではないんですけどもあの…」アセアセ
P「…よし、決めた!」
小鳥「な、なるほど。それはまた……」アセ
P「色々考えてはみたんですけど、どうも決め手がなくて…小鳥さんは誰が良いと思います?」
小鳥「えぇっ!?そ、そんなこと聞かれても私の口からは何とも…」
P「そうですよね…。すみません、オレの仕事なのに無責任なこと言ってしまって」
小鳥「いやそういうことではないんですけどもあの…」アセアセ
P「…よし、決めた!」
小鳥「!だ、誰にです?」ドキドキ
小鳥(これで選ばれるという事は、即ちPさんの中でその子はそういうポジションになってるということ…)
小鳥(つまり争奪戦から事実上の脱落通告…!気になるけど聞くのが怖いなぁ…)
P「いえ、オーディションで決めることに決めました」
小鳥「オーディション?」
P「皆に実際にフラレるシーンを演じてもらって」
P「演技が一番真に迫っていた子に、この役をやってもらいます」
小鳥「…………ちなみに、フる役はどなたが?」
P「身内のオーディションですからね。社長にやらせる訳にもいかないし、オレがやりますよ」
小鳥「おぉう……」
小鳥(これで選ばれるという事は、即ちPさんの中でその子はそういうポジションになってるということ…)
小鳥(つまり争奪戦から事実上の脱落通告…!気になるけど聞くのが怖いなぁ…)
P「いえ、オーディションで決めることに決めました」
小鳥「オーディション?」
P「皆に実際にフラレるシーンを演じてもらって」
P「演技が一番真に迫っていた子に、この役をやってもらいます」
小鳥「…………ちなみに、フる役はどなたが?」
P「身内のオーディションですからね。社長にやらせる訳にもいかないし、オレがやりますよ」
小鳥「おぉう……」
小鳥「それ全員迫真の演技になっちゃうんじゃないでしょうか…?」
P「ははっそれはいくらなんでも贔屓目が過ぎますよ」
P「歌とダンスならまだしも、演技力は皆まだまだ発展途上も良いとこですって」
小鳥「いえ演技力とかではなくですね…」
P「?」きょとん
小鳥「えぇいまぁいいや!面白そうだからさっそく皆を集めますね!」
そして
雪歩「演技力勝負で事務所内オーディション…ですか」
響「本来なら望むところ!腕が鳴るぞ!って言いたいところだけど…」
皆(フラれる役………)ずーん……
P「ははっそれはいくらなんでも贔屓目が過ぎますよ」
P「歌とダンスならまだしも、演技力は皆まだまだ発展途上も良いとこですって」
小鳥「いえ演技力とかではなくですね…」
P「?」きょとん
小鳥「えぇいまぁいいや!面白そうだからさっそく皆を集めますね!」
そして
雪歩「演技力勝負で事務所内オーディション…ですか」
響「本来なら望むところ!腕が鳴るぞ!って言いたいところだけど…」
皆(フラれる役………)ずーん……
千早「しかもその……フる役はプロデューサー本人がやるのよね?」
美希「そんなのってないの。そんなことされたらミキゼッタイ泣いちゃうよ…」
亜美「でもそう出来ればミキミキ勝てるんじゃない?オーディション」
真美「『凄いじゃないか美希!』って絶対めっちゃ褒めてくれるよね→」
伊織「凄い言いそうねそれ…」
美希「それは嬉しいけど…う~~~!」グシャグシャ
春香「でもこんなオーディションをやるなんて…プロデューサーさんホントに何にも気づいてないんだね」あはは…
貴音「全く、罪な人です」フゥ
ガチャ
小鳥「皆、準備はできたかしら?」
美希「そんなのってないの。そんなことされたらミキゼッタイ泣いちゃうよ…」
亜美「でもそう出来ればミキミキ勝てるんじゃない?オーディション」
真美「『凄いじゃないか美希!』って絶対めっちゃ褒めてくれるよね→」
伊織「凄い言いそうねそれ…」
美希「それは嬉しいけど…う~~~!」グシャグシャ
春香「でもこんなオーディションをやるなんて…プロデューサーさんホントに何にも気づいてないんだね」あはは…
貴音「全く、罪な人です」フゥ
ガチャ
小鳥「皆、準備はできたかしら?」
あずさ「小鳥さん…」
小鳥「…私も乙女。皆の気持ちは痛い位に分かってるわ」
小鳥「でもこれはあくまでお仕事」
小鳥「いつもと同じ。それぞれがチャンスを掴む為の、オーディションなの」
真「いつもと同じ……」
小鳥「プライベートな部分で色々思うところは当然あるだろうけど」
小鳥「それすらも力に変える女優魂で、それぞれオーディションに臨んでほしいわ」
小鳥「プロデューサーさんもきっと…それを望んでいるんだろうから」
小鳥「…私も乙女。皆の気持ちは痛い位に分かってるわ」
小鳥「でもこれはあくまでお仕事」
小鳥「いつもと同じ。それぞれがチャンスを掴む為の、オーディションなの」
真「いつもと同じ……」
小鳥「プライベートな部分で色々思うところは当然あるだろうけど」
小鳥「それすらも力に変える女優魂で、それぞれオーディションに臨んでほしいわ」
小鳥「プロデューサーさんもきっと…それを望んでいるんだろうから」
バタン
皆「………………」
伊織「ま…癪だけど、小鳥の言う通りよね」
伊織「仕事な以上、全力で臨むのは当たり前。個人的な感情で手を抜いたりすればそれこそ…だしね」
千早「そうね。そういう人だからこそ私は……///」
亜美「おやおやおや~~?」
真美「千早お姉ちゃんどう続けようとしたのかな~~?」
やよい「れ、恋愛のこととか私はよく分からないけど、自分に出来ることを精いっぱいやってみます!」
真「そうだね。色々ややこしいことは置いといて、シンプルにいこう」
美希「みんな、演技だからってヌケガケは禁止だからね!」
春香「それ美希が一番心配なんだけど」ジト…
小鳥「さあああああ盛り上がって参りましたああああああっ!!!」
小鳥「いよいよですね!プロデューサーさん!みんながどんな散り様を見せるのかわくわくしてきましたね!」
小鳥「恋愛ものの一番の見せ場!!それが今から13連続で見れるとかもう垂涎ものですよ!!」じゅるり
P「ははっ楽しそうですね、小鳥さん」
P「俺も久々にこういう視点で皆のこと見る機会が出来て、楽しみですよ」
P「それぞれが数々の経験を積んだ今、どんな役作りをしてくるのか…」
小鳥「役作りの必要はあるんですかねぇ?」
P「?何か言いました?」
小鳥「いいえ何も!それではエントリーナンバー1番の方どうぞ!」
小鳥「いよいよですね!プロデューサーさん!みんながどんな散り様を見せるのかわくわくしてきましたね!」
小鳥「恋愛ものの一番の見せ場!!それが今から13連続で見れるとかもう垂涎ものですよ!!」じゅるり
P「ははっ楽しそうですね、小鳥さん」
P「俺も久々にこういう視点で皆のこと見る機会が出来て、楽しみですよ」
P「それぞれが数々の経験を積んだ今、どんな役作りをしてくるのか…」
小鳥「役作りの必要はあるんですかねぇ?」
P「?何か言いました?」
小鳥「いいえ何も!それではエントリーナンバー1番の方どうぞ!」
P「…………ふー」カラン…
ガーーッ
あずさ「………あっ!」キョロキョロ タタタッ
あずさ「ご、ごめんなさいプロデューサーさん。少し道に迷ってしまって…」
P「いえ、気にしないでください。俺も今来た所ですから」ウツムキ
あずさ「………?」
小鳥「いらっしゃいませ~。ご注文をお伺いします」
あずさ「あ、ではダージリンでお願いします」
小鳥「かしこまりました」
ガーーッ
あずさ「………あっ!」キョロキョロ タタタッ
あずさ「ご、ごめんなさいプロデューサーさん。少し道に迷ってしまって…」
P「いえ、気にしないでください。俺も今来た所ですから」ウツムキ
あずさ「………?」
小鳥「いらっしゃいませ~。ご注文をお伺いします」
あずさ「あ、ではダージリンでお願いします」
小鳥「かしこまりました」
P「やっぱりそれを頼むんですね。あの時と同じだ」
あずさ「!覚えていてくれたんですね」
P「そりゃ覚えてますよ。スゲー熱かったですし、そしてめちゃくちゃ冷たかったですから」ハハハ
あずさ「ふふっ紅茶を持ってきた店員さんが躓いて、熱々の紅茶をPさんのシャツにかけてしまって」
あずさ「それを見て動転した私が、Pさんの注文していたアイスコーヒーで冷まそうとしてしまったんですよね」クスクス
P「えぇ。あっと言う間に芳醇な香りを放つ、紅茶もコーヒーも滴る男の出来上がりですよ」
あずさ「あの時は失礼いたしました」ペコリ
P「ホントですよ。尤も、それのおかげでお互い爆笑して、会ってからずっと続いていた謎の緊張が解けたんですよね」
P「仕事では何度となく二人になっていたのに…不思議なものですよ」
あずさ「それはそうですよ。だって……初めてのデートでしたから」
あずさ「プロデューサーさんとお付き合いして――」
あずさ「!覚えていてくれたんですね」
P「そりゃ覚えてますよ。スゲー熱かったですし、そしてめちゃくちゃ冷たかったですから」ハハハ
あずさ「ふふっ紅茶を持ってきた店員さんが躓いて、熱々の紅茶をPさんのシャツにかけてしまって」
あずさ「それを見て動転した私が、Pさんの注文していたアイスコーヒーで冷まそうとしてしまったんですよね」クスクス
P「えぇ。あっと言う間に芳醇な香りを放つ、紅茶もコーヒーも滴る男の出来上がりですよ」
あずさ「あの時は失礼いたしました」ペコリ
P「ホントですよ。尤も、それのおかげでお互い爆笑して、会ってからずっと続いていた謎の緊張が解けたんですよね」
P「仕事では何度となく二人になっていたのに…不思議なものですよ」
あずさ「それはそうですよ。だって……初めてのデートでしたから」
あずさ「プロデューサーさんとお付き合いして――」
P「そう……でしたね」
あずさ「あの時も私が道に迷って待ち合わせに遅れてしまって」
あずさ「見る予定だった映画の、次の上映までにたまたま入った喫茶店が此処でした」
P「…………」
あずさ「プロデューサーさんはあれからこのお店に来たことは?」
P「いえ…少し外れた位置にありますからね。ここ」
あずさ「そうですね。でも私は、実はあれから何度も一人で来ていたんです」
あずさ「それなのに今日は迷ってしまいましたが…憧れだったんですよ」
あずさ「運命の人との、思い出の場所って…///」
あずさ「あの時も私が道に迷って待ち合わせに遅れてしまって」
あずさ「見る予定だった映画の、次の上映までにたまたま入った喫茶店が此処でした」
P「…………」
あずさ「プロデューサーさんはあれからこのお店に来たことは?」
P「いえ…少し外れた位置にありますからね。ここ」
あずさ「そうですね。でも私は、実はあれから何度も一人で来ていたんです」
あずさ「それなのに今日は迷ってしまいましたが…憧れだったんですよ」
あずさ「運命の人との、思い出の場所って…///」
あずさ「あははっ。いい年して何言ってんだって言われちゃいそうですけどね」
P「そんなことないですよ。あずささんのそういう所、凄く可愛いと思います」
あずさ「プロデューサーさん…///」
あずさ「だ、だから私っ。昨日プロデューサーさんにこの喫茶店で会おうって言われた時」
あずさ「すっごく嬉しかったんです。一人で来ていても思い出に浸れて楽しかったけど」
あずさ「また新しい思い出を、プロデューサーさんと作ることが出来るって」
P「……………」コトッ
P「…そんなもの、すぐに忘れた方がいいですよ」
あずさ「え?」
「――別れましょう、あずささん」
あずさ「!?」
P「そんなことないですよ。あずささんのそういう所、凄く可愛いと思います」
あずさ「プロデューサーさん…///」
あずさ「だ、だから私っ。昨日プロデューサーさんにこの喫茶店で会おうって言われた時」
あずさ「すっごく嬉しかったんです。一人で来ていても思い出に浸れて楽しかったけど」
あずさ「また新しい思い出を、プロデューサーさんと作ることが出来るって」
P「……………」コトッ
P「…そんなもの、すぐに忘れた方がいいですよ」
あずさ「え?」
「――別れましょう、あずささん」
あずさ「!?」
P「昨日電話で言った、話というのはこのことです」
P「俺がこの店を選んだのは決別の為。あの日からの俺達の時間を全て無かったことにする為に」
P「終わらせる為に、此処で会おうと言ったんです」
あずさ「………………」
あずさ「あ、プロデューサーさん知ってます?」
あずさ「この間、事務所で伊織ちゃんが居眠りしていた時に、亜美ちゃんが――」ペラペラ
P「…………では、俺はこれで」ガタッ
キュッ!
席を立とうとするPを、あずさが袖を掴んで止める。
あずさ「じょ…女性と話している途中で席を立つなんてマナーが…なって……」カタカタ
P「俺がこの店を選んだのは決別の為。あの日からの俺達の時間を全て無かったことにする為に」
P「終わらせる為に、此処で会おうと言ったんです」
あずさ「………………」
あずさ「あ、プロデューサーさん知ってます?」
あずさ「この間、事務所で伊織ちゃんが居眠りしていた時に、亜美ちゃんが――」ペラペラ
P「…………では、俺はこれで」ガタッ
キュッ!
席を立とうとするPを、あずさが袖を掴んで止める。
あずさ「じょ…女性と話している途中で席を立つなんてマナーが…なって……」カタカタ
P「……別れよう、春香」
春香「……またまたー、プロデューサーさんったらー!」
春香「まだ付き合って2ヶ月でラブラブもラブラブ」
春香「昨日だって"春香と一緒になれて俺は本当に幸せだ"って言ってくれてたじゃないですかー!」
P「……春香」
春香「いつものプロデューサーさんの冗談は好きですけどこれはちょっと笑えないですよー」
春香「まあでも!うっかり冗談として言っちゃうことってありますよね!」
春香「あ、そうだプロデューサーさん!クッキー焼いて来たんですよクッキ「……春香!」」
春香「……」
春香「……ほ、ほら、プロデューサーさんの好きなチョコレートクッキー。」
春香「形も前に褒めてくれた二層の奴なんですよ……?」
春香「だから……ほら、プロデューサーさん。あーん……」
P「……」
春香「……」
春香「……嘘ですよね?こんなの……冗談なんですよね?」
これを思い出した
春香「……またまたー、プロデューサーさんったらー!」
春香「まだ付き合って2ヶ月でラブラブもラブラブ」
春香「昨日だって"春香と一緒になれて俺は本当に幸せだ"って言ってくれてたじゃないですかー!」
P「……春香」
春香「いつものプロデューサーさんの冗談は好きですけどこれはちょっと笑えないですよー」
春香「まあでも!うっかり冗談として言っちゃうことってありますよね!」
春香「あ、そうだプロデューサーさん!クッキー焼いて来たんですよクッキ「……春香!」」
春香「……」
春香「……ほ、ほら、プロデューサーさんの好きなチョコレートクッキー。」
春香「形も前に褒めてくれた二層の奴なんですよ……?」
春香「だから……ほら、プロデューサーさん。あーん……」
P「……」
春香「……」
春香「……嘘ですよね?こんなの……冗談なんですよね?」
これを思い出した
P「…………」ハァ
P「本当は、貴方も気付いてたんじゃないんですか?」
P「男が女に『話したいことがある』なんて電話をする理由なんて、これしかないでしょう」
P「察してもらう為にこんなベタな手を使ったっていうのに…」
あずさ「分かりませんそんなの……分かる訳ないじゃないですか!!」
ざわっ…! シン………
小鳥「あの、お客様…」タタタッ
P「すみません、これおかわりお願いします」スッ
小鳥「は、はぁ…かしこまりました」
P「本当は、貴方も気付いてたんじゃないんですか?」
P「男が女に『話したいことがある』なんて電話をする理由なんて、これしかないでしょう」
P「察してもらう為にこんなベタな手を使ったっていうのに…」
あずさ「分かりませんそんなの……分かる訳ないじゃないですか!!」
ざわっ…! シン………
小鳥「あの、お客様…」タタタッ
P「すみません、これおかわりお願いします」スッ
小鳥「は、はぁ…かしこまりました」
>>21
ふざけんな
ふざけんな
あずさ「…最近、プロデューサーさんの様子がおかしいことには気付いてました」
あずさ「ふと気付くとどこか遠くを見つめていて、私と目が遭うと辛そうな笑顔を浮かべて……」
あずさ「私だって聞きたかったんです!何があったのか話してほしかった!」
あずさ「けれど…きっと私には知られたくないことなんだって、分かってしまってもいたから…だから……」
あずさ「昨日電話をもらった時、やっと私を頼ってもらえるんだって、私は……!」プルプル
P「…大した名推理ですね。流石探偵もののヒロインを張っただけのことはある」
P「当たりですよ。俺はずっと早くこの話を切り出さなきゃいけないって悩んでいた」
P「後は早くこの手を離していただければ、俺は肩の荷が下りて元気百倍です」
あずさ「嘘です!そんな、そんな訳……!!」
あずさ「ふと気付くとどこか遠くを見つめていて、私と目が遭うと辛そうな笑顔を浮かべて……」
あずさ「私だって聞きたかったんです!何があったのか話してほしかった!」
あずさ「けれど…きっと私には知られたくないことなんだって、分かってしまってもいたから…だから……」
あずさ「昨日電話をもらった時、やっと私を頼ってもらえるんだって、私は……!」プルプル
P「…大した名推理ですね。流石探偵もののヒロインを張っただけのことはある」
P「当たりですよ。俺はずっと早くこの話を切り出さなきゃいけないって悩んでいた」
P「後は早くこの手を離していただければ、俺は肩の荷が下りて元気百倍です」
あずさ「嘘です!そんな、そんな訳……!!」
P「はー…。こうなると分かっていたから、気が重かったんですよ」
P「ホント………重い人ですね」
あずさ「っ!!」
あずさ「それ……言わないって…約束……!」
P「約束?あぁ、そんなことも言ったかもしれませんね」
P「そんなの片手で抱え上げてみせるとか何とか。あんなの気を引く為に適当言っただけですよ」
あずさ「嘘です……プロデューサーさんはそんなこと……!」プルプル ギュッ…!!
P「……いいかげんにしてください」
P「俺のことを分かってるって言うなら、気を使って身を引いて下さいよ。俺の為に」
あずさ「嫌です…それだけは。どれだけ重い…めんどくさい…嫌な女だと思われようと」
あずさ「プロデューサーさんの…貴方のことだけは、私は何があっても――
P「あずささん」
「俺は貴方の運命の人なんかじゃない」
あずさ「――――っ!!!」
P「ホント………重い人ですね」
あずさ「っ!!」
あずさ「それ……言わないって…約束……!」
P「約束?あぁ、そんなことも言ったかもしれませんね」
P「そんなの片手で抱え上げてみせるとか何とか。あんなの気を引く為に適当言っただけですよ」
あずさ「嘘です……プロデューサーさんはそんなこと……!」プルプル ギュッ…!!
P「……いいかげんにしてください」
P「俺のことを分かってるって言うなら、気を使って身を引いて下さいよ。俺の為に」
あずさ「嫌です…それだけは。どれだけ重い…めんどくさい…嫌な女だと思われようと」
あずさ「プロデューサーさんの…貴方のことだけは、私は何があっても――
P「あずささん」
「俺は貴方の運命の人なんかじゃない」
あずさ「――――っ!!!」
P「勝手な思い込みで執着されても迷惑です」
P「心配しなくても、きっと貴方にはそのうちもっと良い男が現れますよ」
P「俺なんかよりずっと器がデカくて、多少愛が重かろうが疲れたりしな…
バシャッ!!!
あずさ「…………」キッ! ボロボロ…
P「……っ…」ポタポタ
あずさ「プロ………さんの………~~~ばかっ!!!」
ダダダダダダッ!!!
P「心配しなくても、きっと貴方にはそのうちもっと良い男が現れますよ」
P「俺なんかよりずっと器がデカくて、多少愛が重かろうが疲れたりしな…
バシャッ!!!
あずさ「…………」キッ! ボロボロ…
P「……っ…」ポタポタ
あずさ「プロ………さんの………~~~ばかっ!!!」
ダダダダダダッ!!!
P「………冷めてちゃ再現にもなりゃしませんよ、あずささん」フー
小鳥「お…お客様?アイスコーヒーをお持ちしましたが……」アセアセ
P「あぁ、ありがとうございます」スッ
ザバッ!!
小鳥「!?お、お客様何をっ!?ふ、ふきん持ってきますねっ!」タタタタッ
P「………やっぱり、大違いだわ」ボタボタ…
あずさ「うっ…ぐっひっく…あぁっ……うああああああああああっ!!」
小鳥「お…お客様?アイスコーヒーをお持ちしましたが……」アセアセ
P「あぁ、ありがとうございます」スッ
ザバッ!!
小鳥「!?お、お客様何をっ!?ふ、ふきん持ってきますねっ!」タタタタッ
P「………やっぱり、大違いだわ」ボタボタ…
あずさ「うっ…ぐっひっく…あぁっ……うああああああああああっ!!」
P「ハイ、カアアアアアット!!!」ズビシィッッ!!
小鳥「いやーーお疲れ様でしたプロデューサーさん!名演技でしたね!」
P「いえいえ小鳥さんこそお見事でしたよ。飲み物を持ってくるタイミングも完璧で」フキフキ
小鳥「ふふふ、日ごろの妄想の成果が生きたって所ですかね」
小鳥「でもお二人本当に凄かったですよ。本当は台本あったんじゃないですか?」
P「いやぁ俺はあずささんの演技に必死で付いて行っただけで…ってあれ?あずささんは?」
小鳥「まだ戻ってきてませんね。最後のシーンでこの審査部屋の外に出て行った後…」
ギィィ…
P「ん、律子。あずささんどこに行ったか知…へぶぅっ!?」ベシン!!!
小鳥「いやーーお疲れ様でしたプロデューサーさん!名演技でしたね!」
P「いえいえ小鳥さんこそお見事でしたよ。飲み物を持ってくるタイミングも完璧で」フキフキ
小鳥「ふふふ、日ごろの妄想の成果が生きたって所ですかね」
小鳥「でもお二人本当に凄かったですよ。本当は台本あったんじゃないですか?」
P「いやぁ俺はあずささんの演技に必死で付いて行っただけで…ってあれ?あずささんは?」
小鳥「まだ戻ってきてませんね。最後のシーンでこの審査部屋の外に出て行った後…」
ギィィ…
P「ん、律子。あずささんどこに行ったか知…へぶぅっ!?」ベシン!!!
P「あづづづ……何で俺が無言でビンタを食らう羽目に…」
小鳥「不思議デスネー」
P「それにしても、さっきのあずささんは本当に迫真の演技でしたね」
P「皆の中でも演技の経験は多い方ですから期待してはいましたが、まさかここまでハマるとは…」
P「今日俺は…とんでもない大女優誕生の瞬間に立ち会えたのかもしれません」ゴクリ
小鳥「とりあえず次に会う時は土下座しましょうね。一緒に」
P「…………?」きょとん
小鳥「不思議デスネー」
P「それにしても、さっきのあずささんは本当に迫真の演技でしたね」
P「皆の中でも演技の経験は多い方ですから期待してはいましたが、まさかここまでハマるとは…」
P「今日俺は…とんでもない大女優誕生の瞬間に立ち会えたのかもしれません」ゴクリ
小鳥「とりあえず次に会う時は土下座しましょうね。一緒に」
P「…………?」きょとん
小鳥「ちなみに、Pがあずささんを振った理由は何だったんですか?」
P「俺がって言わないでくださいよ。人聞きの悪い」
小鳥「そりゃ悪いでしょうねぇ」
P「?まぁ自分の中の裏設定なんですけど、あの後すぐに俺は765プロを辞めて」
P「生き別れの弟を助ける為に、紛争が続いている戦地に行きます」
小鳥「ほぉう…それでそれで?」
P「何とか弟は助けられたものの、俺は銃で撃たれ、あずささんのことを想いながら息を引き取ります」
P「その後、何やかんやで全ての真相が書いてある日記があずささんの下に渡り―――」
小鳥「ひっぐ…うぇっぐ……あ、あずささん……」ボロボロ
P「俺がって言わないでくださいよ。人聞きの悪い」
小鳥「そりゃ悪いでしょうねぇ」
P「?まぁ自分の中の裏設定なんですけど、あの後すぐに俺は765プロを辞めて」
P「生き別れの弟を助ける為に、紛争が続いている戦地に行きます」
小鳥「ほぉう…それでそれで?」
P「何とか弟は助けられたものの、俺は銃で撃たれ、あずささんのことを想いながら息を引き取ります」
P「その後、何やかんやで全ての真相が書いてある日記があずささんの下に渡り―――」
小鳥「ひっぐ…うぇっぐ……あ、あずささん……」ボロボロ
小鳥「もうドラマそれで良いじゃないですかぁ…映画にしましょうよぉ……」
P「いやいやこんな即興アドリブで考えた内容で良い訳ないでしょう」
小鳥「そうえば今更ですけど、なんで実際のドラマの台本を使わないんですか?」
P「まだ出来てないみたいなんですよ。というか、大まかな設定くらいしかまだ用意されてないみたいで」
P「だから皆にも、自分がフラれるシーンをやってくれとだけ言っています」
P「で、俺は簡単な設定だけ聞いて、皆の演技に合わせて全力で付いて行くという感じですね」
小鳥「あぁ…どうりでリアルな……」
P「リアル?」
小鳥「なんでしょうねホント!それじゃー次はエントリーナンバー二番の方どうぞ!」
P「いやいやこんな即興アドリブで考えた内容で良い訳ないでしょう」
小鳥「そうえば今更ですけど、なんで実際のドラマの台本を使わないんですか?」
P「まだ出来てないみたいなんですよ。というか、大まかな設定くらいしかまだ用意されてないみたいで」
P「だから皆にも、自分がフラれるシーンをやってくれとだけ言っています」
P「で、俺は簡単な設定だけ聞いて、皆の演技に合わせて全力で付いて行くという感じですね」
小鳥「あぁ…どうりでリアルな……」
P「リアル?」
小鳥「なんでしょうねホント!それじゃー次はエントリーナンバー二番の方どうぞ!」
眠いのでとりあえずここまで。こんな感じでオーディションが延々続いて行きます。
一人の人間の想像力なんて知れてるので、失恋シーンやフる理由のアイディア大募集。
好きな負けヒロイン、失恋シーン談義も聞きたいので、ワイガヤってくれると嬉しいな。ではー
一人の人間の想像力なんて知れてるので、失恋シーンやフる理由のアイディア大募集。
好きな負けヒロイン、失恋シーン談義も聞きたいので、ワイガヤってくれると嬉しいな。ではー
物語に恋愛が絡むと何故かいつも主人公でもメインヒロインでもなく、負けヒロインに一番感情移入して途中で物凄く胃が痛くなる
伊織は水瀬家のプレッシャーにPが耐えられなくなったからだな(確信)
亜美真美は姉妹間でNTR発生でいいんじゃない(適当)
亜美真美は姉妹間でNTR発生でいいんじゃない(適当)
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