元スレ胡桃「あなたが例え、誰であろうと」

みんなの評価 : ★★★×5
751 :
>>749
しっかり完結してくれたら、詳細教えるかもよ。
ま、向こうの作者さんにまだ在庫があるかどうかは知らんけどね。
(独り言)エイちゃんと手を繋いでピクニックしたい
752 :
後日とか言ってたけど、来ないな...。
まーたこの前みたいな事になってんのか?
753 :
後日の意味を調べてから書き込もうね
754 :
まだかにゃー
755 :
すごく楽しみにしてます。なので、いくらでも待ちます。
756 :
またもや長い事姿を消してしまいました。申し訳ありません。
全てをブラック化させてた元凶がようやく駆逐されてくれたので、これからはもう少し時間が取れそうです。
本日夜~翌日早朝を目途に少量の更新を行おうと思っております。
いつもいつも、このような>>1で申し訳ございません。それでは
【独り言】胡桃ちゃん、異常な状況が正常に戻っただけでこんなに幸福感感じる俺はもう末期なのかな。ぽんぽんに顔埋めさせて、癒して、お願い
757 :
まってるよー
758 :
待ってる…
759 :
遅くなりました。他人のミスからのデスマーチマジファッキュー
ゆっくり、少量だけではありますが更新を始めます
760 = 1 :
神社 境内
塞「とうちゃーく」
胡桃「京太、体調は?」
京太「ええ、問題ありませんよ。それにしても、結構人がいるんですね」
塞「まあ、この辺で初詣って言うと大抵ここに集まるからねぇ」
シロ「寒………ダル………」
エイスリン「シロ、ジブンデ アルク!」
豊音「ねえねえ、そこで甘酒あるよ!飲んでいこうよー!」
胡桃「うん、けど先に一度目のお参り済ませちゃおうか。そのあと、ゆっくり飲みながら年越しを待つ方がいいでしょ」
トシ「そうだねぇ。それじゃあ、先に一度目のお参りだ。お賽銭用の小銭はあるかい?」
京太「ええ。ぬかりなく」
761 = 1 :
塞「それじゃ、一回目は今年一年の締めってことで、お参りというか感謝かな?」
胡桃「それでいいんじゃない?じゃあ、行こうか」
豊音「うん!ほら、シロー、いくよー!」
シロ「うなー」ズルズル
エイスリン「ドンドン、ウゴカナクナッテル!」
塞「ええい、こんなところで冬眠準備しないでよ!」
京太「俺、担ぎましょうか?」
胡桃「甘やかさない、そこ!」
シロ「………」チッ
塞(………おいおい)
762 = 1 :
豊音「そろそろつくよー!ほら!」
京太「………普通に混雑する大きな神社とか、絶対いけないですね」
トシ「少なくとも、シロが人の波に流されてどこかに輸送されてる光景は目に浮かぶよ」
エイスリン「トーキョーキューコー?」
胡桃「また変な日本語を………ほら、ついたよ!」
塞「さ、まずは一回目」
豊音「えっと、小銭、小銭………」
カラン、カランッ
763 = 1 :
.
塞(今年はいろいろあったけど………来年も、どうかこのメンバーで―――)
――――――――――――――――――――――――――カチッ
エイスリン(この国で出会った皆と、どうか、これからも――――)
カチッ カチチッ
シロ(………今の毎日は、そんなにダルくないから―――このまま―――)
カチリ キキキキキキキキキ
豊音(――――――――――――――――――――――………)
キリリリリリリリリリリリリリリ カキッ
胡桃(どうか、これから先も―――このみんなと――――京太と――――)
カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ ギギッ
京太(―――俺を、ここに連れてきてくれて。本当に、ありがとう。
願わくば、これからも――――――――――――
みんなと、
胡桃さんと)
カチャリ
764 = 1 :
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
塞「さて、まずは一回目のお参りも終わったし、甘酒でも飲んで温まろうか」
豊音「うんうん!!はやく、はやく!!」
シロ「ん………塞、塞」
塞「何?おんぶはしないよ?」
シロ「あれ………」
エイスリン「ン?………………ナンカ、イイニオイ!」
胡桃「あれって………豚汁の屋台?あんなのできたんだ」
京太「丁度いいですね。向こうにも行ってみましょうか」
トシ「いいね。年とったせいか最近あんまり重いものが食べられないけど、豚汁なら美味しく食べられそうだ」
京太「ですから、カップ麺ばっかり食べないでくださいって!」
765 = 1 :
胡桃「そうですよ。せっかく京太が料理作ってるのに」
胡桃(ていうかうらやましい)
塞(アレ?私いつの間に読心術を)
エイスリン「ハヤク、ハヤク!」
胡桃「はいはい。じゃ、いこうか」
ズズズズッ………
シロ「………うまー」
エイスリン「ン~!!オイシイ!!」
塞「ほんと、体の芯までしみわたるわぁ………」
胡桃「豚汁って、地方によって結構具が違ったりするんだっけ?」
京太「そうですね。まあ、味噌汁や雑煮ほどの差異はないですけど」
766 = 1 :
豊音「それもそうだけど、なんで豚汁って、寒い外で食べるとこんなに美味しく感じるんだろうねー」
シロ「一理ある」
塞「確かに………美味しいのもそうだけど、なんか、こう、安心感って言うか………」
トシ「寒い時に暖かいものはとにかく安心感があるものさね」
京太「それに、缶コーヒーとかと違って豚汁は空腹が満たされますからね。これは結構大きい理由じゃないですか?」
胡桃「あ、確かに。ただ温かいだけなら極論お湯でいいわけだし」
塞「いや、それはどうよ………」
エイスリン「サトイモ、ホクホク!」
豊音「うん!ちょっと熱いけど美味しいよー」
シロ「エイスリン、サトイモ好きだよね………」
塞「外国の人的に、サトイモって受けいいのかな?」
767 = 1 :
京太「それは………どうでしょう」
シロ「………お国柄によるんじゃない?例えば、何でも濃い味の紳士の国ry」
塞「そこまで」
京太「うなぎゼリーはいけない」
豊音「甘酒も美味しいよー」
胡桃「私、昔甘酒って駄目だったんだよねー」
エイスリン「ソウナノ?」
胡桃「うん。味もそうなんだけど、ほら、この粒々がさ」
塞「あー………わからんでもない」
豊音「私は好きだったなー」
胡桃「今は平気なんだけどね。ただ、今でも粒なしあればそっち飲むかも」
シロ「………そもそも、甘酒ってそんなに飲む機会無いよね」
トシ「そりゃそうさね。作るのだって手間だ」
768 = 1 :
京太「スーパーなんかで缶も売ってますけどね」
塞「ただ、喉が渇いてる時にそれを選ぶかと言われるとね」
シロ「普通に、お茶の方がいい」
京太「確かに………あ、胡桃さん」
胡桃「んぅ?」
京太「口の脇、なんかついてますよ」
胡桃「うわ、まじ?どこ?」
京太「ちょっと失礼しますね」
スッ
胡桃「」
シロ「………」
エイスリン(………いいなぁ)
豊音「わぁ………」
塞「」
769 = 1 :
京太「はい、とれましたよ………胡桃さん?」
塞「………えっと、京太君」
京太「………はい?」
塞「ちょっと、自分の脳内で自分の行動をリピートしてみようか」
京太「………………?」
京太「………………………あ」
胡桃(京太の手が、わ、私の………うん、今のは頬。ほっぺた。ほっぺだよ。うん、唇には触れてない。むしろ唇に触れても、き、キキキキ、キスじゃないんだから問題はなし。ただ、ちょっと触れ方が優しくてドキッとしたのと、そのまま手を添えられたらなぁなんて考えちゃっただけで―――――――)
塞(あ、これ脳内でも支離滅裂なパターンだ)
770 = 1 :
シロ「………そろそろ、年明けじゃない?」
塞「………あ、本当だ」
胡桃「」プシュー
京太「え、えと………あの、その………」
シロ「胡桃。意識をしっかり」
胡桃「………はっ!」
豊音「シロが訂正側って珍しいよー」
エイスリン「モウチョット!モウチョットデ シンネン!」
京太「そ、そうですね。準備、しましょう!」
トシ「何のだい?」
京太「………か、カウントダウン?」
塞(こっちもテンパってるか………)
シロ「………あと、10分?」
豊音「………うん。
『あと10分』、だよー」
シロ「………………………?」
豊音「………………………………………」
シロ「………………豊音」
シロ「何が起きるの?」
771 = 1 :
豊音「………………」
シロ「………みんなには、聞こえてない。ただ、何かがあるなら―――」
豊音「分岐点」
シロ「―――――――――――――――――?」
胡桃「京太、今年はありがとう」
京太「いえ―――俺こそ、本当にありがとうございます」
豊音「これからどうなるかはわからない。けど、『彼女たち』は『分岐点』はここだって言ってた」
シロ「………ちょっと、待て」
胡桃「これからも、よろしくね」
京太「こちらこそ、よろしくおねがいします」
豊音「『彼女たち』の話を、いちばん理解できるのは―――村にいた時の私が、一番『あちら側』に近かったから」
シロ「誰だ、それ」
772 = 1 :
「到着しましたね」
「うぅ………寒いですよー。それに、この雪のせいで………」
「うん。電車の関係で、到着が結構遅れちゃった………本当なら、年明け前に余裕持った方が理想だったんだけど」
「年明け、数分前………けど、こればっかりは、仕方ない」
「ど、どうしましょう。皆さん、今はどこに………」
「わかりません………『彼女』との連絡も取れませんし」
「………相当、嫌われてませんか?」
「少なくとも、私たちの存在は好意的には受け止められないでしょう。それしかできないとはいえ、情報を小出しにしてしまいましたし」
「『彼』に危害を加える可能性もある、なんて思われても仕方ないですよねー」
「ですが、これしかできません。私たちに、いえ、どうしようとも『彼』を救う方法はこれしかないのですから」
「………悪役も、仕方ない」
「うぅ………泣きそうですよ」
「仕方有りません。まずは、あそこを訪ねるしかないでしょう」
「そうですね。何をするにも、そこをお借りするしかありませんし、ご挨拶は必要かと」
「お話自体は通してあるんでしたっけ?」
「ええ。私たちが万全に事を為すにあたって、どうしてもあの場所はお借りする必要があります。先に参りましょう――――」
「―――――――この近辺、唯一の―――――――あの、神社に」
773 = 1 :
塞「さ、カウントダウンだ」
エイスリン「ミンナ、ライネンモ、ヨロシクネ!」
京太「ええ。こちらこそ」
シロ「………ん」
豊音「………………………」
胡桃「始まるよ、10秒前………7………」
トシ「6」
エイスリン「5!」
シロ「4………」
豊音「3………」
胡桃「2」
京太「1」
「「「「「「あけまして、おめでとう!」」」」」
カリカリカリカリカリカリ
カキンッ
京太「 え 」
774 = 1 :
―――――逃げてぇ!!京ちゃん!!
―――――見捨てねえ!!見捨てねえぞ!!
―――――ダメ!!もう、こっちは………………!!
―――――部長たちは逃げた!!あとはお前だけだ!!今行くから、諦めんなぁ!!
―――――ダメ!!そこは―――――――――――
ガラッ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
―――――っ!!!?
京ちゃぁぁぁぁああああああああああああああん!!!!!!!!!!!!!
足場が無くなって 宙を舞う、感覚
叩きつけられた背中から伝わる、熱
顔を焼く、激痛にも似た、熱
俺は―――――――あいつの、手を
宮―――――の手を、
宮永咲を、助けられなかった
それどころか、
オレハ
775 = 1 :
京太「あ あ
あ、ああああ
ああ ぁ ぁあ
あああああぁぁぁぁぁぁああああ
うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」
シロ「―――――――――――――――――――!?」
豊音「―――――――――――――――――――――っ!!!!」
エイスリン「!!!?」
塞「………………………………………!?」
胡桃「京太!!!?」
776 = 1 :
京太「――――――――――――――――――――――――」
胡桃「京太!!しっかりして!!」
塞「京太君!?ちょ、大丈夫!?聞こえる!?」
エイスリン「キョータ!?キョータ!!!!!」
トシ「しっかりしな!!!私たちの声が聞こえるかい!?」
豊音「京太君!!京太君!!」
シロ「――――――――――――――――――――――ッ!!!」
京太「―――――――――あ」
塞「京太君!?大丈夫なの!?」
豊音「すみません!!テントの下を――――――」
京太「そう、だったんだ」
エイスリン「………キョータ?」
京太「そういう、ことだった、んだ」
シロ「………京太、いったい―――」
京太「俺―――――――俺は――――――――」
胡桃「………京、太?」
777 = 1 :
.
京太「俺、あの時 死んだんだ」
.
778 :
やっぱそうなのか
779 = 1 :
胡桃「………え」
塞「京太、くん?」
エイスリン「シン、デ………?」
豊音「………それ、は」
シロ「いったい、どういう――――――――」
「失礼いたします」
豊音「――――――――――ッ!!!!!!」
シロ「………………………え」
胡桃「あ、あなたたちは………」
「今さら、と言われればそれまでではありますが――――――改めまして、ご挨拶申し上げます」
「永水女子高校――――――いえ、
霧島神鏡の、石戸霞と申します」
あの夏に出会い
あれほど楽しい日を過ごした、決して忘れられぬ思い出
その、最高の『友人たち』
なのに、なぜだろう
その彼女たちが
彼女たちを見た瞬間、
ここまで、背筋が凍ったのは
780 = 1 :
本日の更新はここまでです
相変わらず肉体は膝どころか全身に矢を受けたレベルで、メンタルは「みんな死ぬしかないじゃない!」な時のあの人程度にはボロボロですが、何とか更新にこれました
もう佳境ですね。ここまで来るのに、ずいぶん長い事かかってしまった・・・・・
今までお付き合いしていただいてる皆様にはもう頭が上がりません。頭下げ過ぎて一回転して奇怪生物になりそうな勢いで感謝です
さて、京太の発言ですが、これの意味する真実は次回明かされます。
もう少し、もう少しですので、できればお付き合いください。それでは、また
【独り言】胡桃ちゃん、いろいろ殺意モリモリマッチョメンレベルのトラブルばっかり起きるのは何でなの?物理的にも心も寒いよ、暖めて(ヌギヌギ
781 = 778 :
乙でした
残りも楽しみにしてます
784 :
乙ー。
さーて、次の更新はいつになるかなっと。
785 :
やっと追いついた
とりあえず序盤で京太郎の火傷の原因をカン(物理)とか思ってた俺は死んでいい
786 :
>>785
むしろ死んでるな。
じゃなきゃ俺が殺してやる。
787 :
黙れ。失せろカス
788 :
こないかなー
789 :
待ってるよ~
790 :
2ヶ月経過の依頼出てたな
791 :
…
792 :
また、carさんの跳満直撃で休養中かしら?
793 :
大変遅くなってしまって申し訳ありません
明日の夜に少しだけではありますが投下を予定しております
794 :
良かった良かった
795 :
いくら何でもペース遅すぎ
797 :
大変お待たせいたしました。
ゆっくり、少しだけ投下いたします
798 = 1 :
熊倉宅
霞「………まずは、新年あけて間もなく、このような訪問となってしまいました非礼を深く、お詫びいたします」
巴「それと共に………姉帯豊音さん」
豊音「………………」
巴「事情があったとはいえ、多くをお教えすることもなく、このような―――内偵のようなことをさせてしまいましたことを――――――」
塞(………あの後)
塞(京太は、すぐに立ち上がって、普段の通りに動けるようになった)
塞(だけど―――――――)
塞(突然現れた永水高校の皆さん―――――彼女たちは、間違いなく………)
京太「――――――――――――………」
塞(京太君について………何か、知っている)
初美「えっと………まずは、なんですが。京太さん、でしたっけ。おからだの方は………」
京太「………ええ。もう、大丈夫です」
霞「………その、『大丈夫』というのは―――――」
京太「ええ」
京太「すべて、思い出しました。名前も、自分自身の過去も。そして――――
自分が、あの日、あの時に
死んだことも」
799 = 1 :
胡桃「――――――京、太」
シロ「さっきも言ってた―――その、死んだって」
塞「だって、ここは確かに、その、いわゆる『この世』で………」
エイスリン「キョータ、イキテル」
巴「………そのことについても、これからお話させていただく形になります」
春「でも、先に一つだけ訂正させて………京太くん」
霞「あなたは、決して『死んでいません』」
京太「………………………」
豊音「………よく、わからないよー」
小蒔「えっと………それを説明する前に、どうしてもお聞きしないといけないことがあるんです」
京太「それは、俺の記憶の事ですか」
小蒔「はい………実際、私たちにわかっていることは、あなたが『どういった存在』で、どういう原理で『ここに来た』のか。それだけなんです」
塞「えっと………それって、つまりどういうこと?」
トシ「………京太が『どういう存在』で『どうやって来た』のかはわかるけれど、京太という人物が『どういう人間なのか』はわからない、ってことかい」
シロ「それに………今の言い方だと、『ここに来るまでの経緯』がわからないとどうしようもないってこと?」
春「どうしようもないというか………それによって、細かく話が変わってくるから」
京太「………わかりました」
胡桃「京太、大丈夫なの?」
京太「ええ………全部思い出してから、それをもう一度思い返すことへの頭痛や苦しみは、もうありませんから」
800 :
面白っす
みんなの評価 : ★★★×5
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